JP2017500494A - ガス流量調整器、減圧弁、そのような調整器を装着されている弁およびボトル - Google Patents

Abstract

ガス源に接続されるよう意図されている上流端部（１２４）と出口コネクタ（５０）を設けられていると共に調整された流量でガスユーザに接続されるよう意図されている下流端部（２４）とを備えるガスダクトを収容する本体（５）を設けられているガス流量調整器、ガスダクトは、上流端部（１２４）と下流端部（２４）との間で循環している流体用の選択的流体流調整構成要素（６）を備え、流量調整器は、本体（５）に対して移動可能に取り付けられていると共に、本体（５）に対する制御構成要素（７）の位置に応じて上流端部（１２４）から下流端部（２４）へ通過することが許される流体の流量を制御するために流体流調整構成要素（６）と協働する手動制御構成要素（７）を備えるガス流量調整器において、制御構成要素（７）は中心空洞容積を画定している周壁を備えること、および出口コネクタ（５０）は前記中心空洞の内部に置かれていることを特徴とするガス流量調整器。

Description

本発明は、ガス流量調整器および減圧弁、そのような調整器を装着されている弁およびボトルに関する。

本発明は、より詳細には、ガス源に接続されるよう意図されている上流端部と出口コネクタを含むと共に調整された流量でガスのユーザに接続されるよう意図されている下流端部とを含むガスダクトを収容している本体を含むガス流量調整器に関し、ガスダクトは、上流端部と下流端部との間で循環している流体流の選択的調整用の部材を含み、流量調整器は、本体に対して可動であるように取り付けられている手動制御部材を含み、本体に対する制御部材の位置に応じて、上流端部から下流端部へ通過することが許される流体の流量を制御するために、流体流を調整する部材と協働する。
本発明は、特に、引き出される（drawn off）ガス用の流量調整器を組み込んでいるガス弁に適用される。

加圧ガスボトル弁、特に一体的な減圧弁を備えたものは、一般に、ユーザがガスの必要量を手動で調節することを可能にする、引き出されるガス用の流量調整器を含む。
次いで、対応する弁は、それが：
− 複数のコネクタ（充填コネクタ、圧力出口コネクタ、流動出口コネクタ）
− 複数の制御部材（引出し回路を隔絶するために弁を開放すること／閉鎖することおよび流量を調節するための制御）
を含むため、比較的複雑なユーザインターフェースを有する。

これらの構成要素は全て、特にボトルが手作業で運搬されることが可能であると共に弁を保護するためにキャップを装着されている時のガスボトル弁の場合、制限された容積内に置かれている。このことは、弁がどのように作動するかをユーザが理解することをより困難にし、したがってエラーリスクを増大させる。

本発明の目的は、前段に要約されている先行技術の欠点のいくつかまたは全てを軽減することである。
この目的のために、本発明による、さもなければ前段の前文に与えられているその包括的定義に適合する流量調整器は、本質的に、制御部材が中心空洞容積を画定している周壁を含むこと、および出口コネクタが前記中心空洞容積内に置かれていることを特徴とする。

詳細な特徴によれば：
− 制御部材の外周壁は、調整器の外部の方へ開いた空洞容積を画定しており、
− 出口コネクタは調整器の外部に通じており、および／またはその方へ突出しており、
− 出口コネクタは空洞容積に通じており、
− 制御部材は間隙で出口コネクタを取り囲んでおり、
− 出口コネクタは長円形雄コネクタであり、
− 空洞容積は制御部材の内壁により画定されており、この内壁は出口コネクタから離間されており、出口コネクタの周囲に保護囲いを形成しており、
− 保護囲いは、コネクタが中に置かれる凹カップを形成しており、
− コネクタの周囲に保護囲いを画定している内壁は、出口コネクタの長手方向軸に平行であり、
− コネクタの周囲に保護囲いを画定している内壁は、出口コネクタの長手方向軸に対して傾けられており、調整器の外側の方へ横方向に逸れており、すなわち内壁と出口コネクタとの間の距離は、空洞容積の底部の位置よりコネクタの末端部の位置においてより大きく、
− 制御部材は、それを把持するために配設されている外周壁を、その内壁の周囲に同心円状に含み、
− 空洞容積は調整器の外部に通じており、すなわち、出口コネクタへの引出し手段の流体接続を可能にするために、調整器の外部から出口コネクタへのアクセスが妨げられず、把持部材は、出口コネクタの周囲に、その長手方向端部にシース開口を形成しており、出口コネクタに対して横方向に離間されており、
− 制御部材の複数の異なる位置が、流量調整部材により確立されている複数の各異なる流量に対応している。

それが弁の全体的サイズを縮小することを可能にすることは別として、この装置は、関連する機能をユーザに一見して分かるようにする人間工学的特徴を授ける。実際には、未経験のユーザでも、流量を調節するノブとガスがそれを介して対応する流量で送達されるコネクタとの間の機能的結び付きを理解する。
同一容積内でこれら２つの機能をグループ化することにより、これらの機能の改善された連続的使用（出口コネクタへのホースの接続および次いで制御部材による流量の選択）が可能になる。
この装置は、より大きな柔軟性およびより多くの選択肢を伴って、弁のその他の機能および部材を配設することを可能にする。

さらに、この構造は、機能的制御構成要素の内側で出口コネクタを保護することを可能にする。また、これは、必要に応じて、空洞容積の内部で出口コネクタに接続されているホースの端部を保護することを可能にする。実際には、そのような構成では、出口コネクタに接続されているホースの端部は、制御部材の壁により機械的に保護される。

さらに、本発明の実施形態が、以下の特徴：
−制御部材は管状、円錐台状、または環状の全体形状の部分を含み、出口コネクタは前記管状、円錐台状、または環状の形状の中心部に置かれており、
−管状、円錐台状、または環状の全体形状の部分は、出口コネクタへの直接アクセスを可能にするために、調整器の外部に通じており、その方へ開いており、
−制御部材および出口コネクタは同心円状に、例えば同軸状に、配設されており、
−制御部材は、回転軸を中心とした本体上での回転において可動であり、
−制御部材は、その中心空洞容積を通過している回転および対称の軸を中心とした本体上での回転において可動であり、出口コネクタは、本体に対して固定されており、制御部材の前記回転軸上に置かれており、
−流量調整部材は、特定の異なるガス流量に対応する各異なる直径を有する較正孔を含む平板を含み、制御部材は、本体に対する制御部材の位置に応じて、ガスダクト内のガスの経路上の較正孔の特定の１つを選択し、
−流量調整部材は、本体に対して可動であるように取り付けられており、制御部材と共に移動するように抑制されており、本体は、第１の端部がガスダクトの下流端部と連通していると共に、他方の端部が調整部材の第１の面上の較正孔と連通している通路を含み、調整本体に対する制御部材の位置に応じて、ガスダクトの較正孔は上流端部と下流端部との間に配設されており、
−制御部材は、本体に対する回転において可動であるように取り付けられており、流量調整部材は制御部材と共に回転するように抑制されており、本体に対する制御部材の特定の角度位置および調整部材の特定の角度位置が、ガスダクトの上流端部と下流端部との間に較正孔をそれぞれ配設しており、
−流量調整部材は本体に対して固定されており、制御部材は流量調整部材に対して可動であり、第１の端部がガスダクトの下流端部と連通していると共に、他方の端部が調整部材に対する制御部材の位置に応じて調整部材の第１の面上の較正孔の各々と密封式に連続して連通することができる通路を含み、
−出口コネクタは長円形状を有し、出口コネクタの長手方向軸に平行な方向に、出口コネクタの末端部は、制御部材の末端部の位置に置かれているかまたはそこから離されており、
−流量調整器は、源の前記ガスコネクタ上にガス調整器を選択的に取り付けるためにおよびガスダクトの上流端部をガス源により送達されるガスと接続するために、ガスダクトの下流端部の位置に、減圧弁の有無に関わらず壁ガス出口またはガス弁などのガス源の共役雌コネクタまたは共役雄コネクタとの選択的取付けにおいて協働するよう意図されている雄コネクタまたは雌コネクタを含み、
−減圧弁のガス回路は分離弁を含み、
−制御部材は、出口コネクタの本体上に取り付けられている取付け用第１の部分を含み、取付け用第１の部分は、取付け用第１の部分より大きい寸法を有すると共に出口コネクタの周囲に空洞容積を画定している保持用第２の部分に接続されており、
−出口コネクタの外径は、末端値を含む（inclusive）３ｍｍと３０ｍｍの間であり、制御部材の周壁が末端値を含む５ｍｍと４０ｍｍの間の距離で出口コネクタから離間されているように、制御部材の中心空洞容積の内径は、末端値を含む２０ｍｍと１５０ｍｍの間であり、
−空洞容積を画定している制御部材の周壁の少なくとも部分が、その部分が手で把持されることを可能にするために、弁の本体に対して突出しており、
−流量調整器は、出口コネクタが固定されている中間支持部を含み、前記中間支持部は、調整部材の第２の面の位置で較正孔と連通している収集溝部と連通している内部通路を含み、
−出口コネクタは、流量調整器の本体と一体形であるかまたはそれに締結されている、
の１つまたは複数を有していてもよい。

また、本発明は、圧力下のガス源に接続されるよう意図されている減圧弁に関し、減圧弁は、ガス弁の出口コネクタなどの圧力源に選択的に接続されるよう意図されている入口コネクタを含む上流端部と減圧でガスのユーザに接続されるよう意図されている出口コネクタを含む下流端部とを有するガス回路を収容している本体を含み、ガス回路は、ガス回路内で循環しているガスの圧力を特定の一定のまたは調節可能な圧力まで低下させるようになされている減圧弁を含み、減圧弁は、前段の特徴または以下の特徴の任意の１つを有する流量調整器を含み、流量調整器の出口コネクタは減圧弁の出口コネクタを構成している。

また、本発明は、ガスボトルのオリフィスに接続されるよう意図されている取付け端部、取付け端部の位置に第１の端部開口部と弁本体上に置かれている出口コネクタの位置に第２の端部開口部と流体を引き出す内部回路とを含む弁本体を含む、加圧流体ボトル用の弁、特に加圧ガスボトル用の弁に関し、弁は、流量調整器の出口コネクタが弁の出口コネクタを構成している前段の特徴または以下の特徴の任意の１つを有する流量調整器を含む。

他の可能性のある特徴によれば：
−流量調整部材は、特定の異なるガス流量に対応する各異なる直径を有する較正孔を含む平板を含み、制御部材は、弁の本体に対する制御部材の位置に応じて、ガス引出し回路内のガスの経路上の特定の較正孔を選択し、
−制御部材および流量調整部材は弁の本体に対して共に可動であり、流量調整器の本体は、第１の端部が出口コネクタ内の引出し回路と連通していると共に、他方の端部が調整部材の第１の面上の較正孔と連通している通路を含み、較正孔は、弁の本体に対する制御部材の各位置に応じて引出し回路上に配設されている。

また、本発明は、前段の特徴または以下の特徴の任意の１つを有する弁を含む加圧流体ボトルに関するものであってよい。
また、本発明は、前段の特徴または以下の特徴の任意の組合せを有する任意の代替デバイスまたは代替方法に関するものであってよい。
他の特定の特徴および利点は、図を参照して与えられている以下の説明を読むと明らかになるであろう。

本発明による流量調整器の可能性のある第１の実施形態を示す、長手方向断面の概略部分図。 図１による流量調整器を組み込んでいる弁を示す、概略部分斜視図。 ガスボトル上に取り付けられている、図２からの弁の概略部分側面図。 壁ガス出口の位置でガス流量を調整するための、本発明による流量調整器の可能性のある用途を示す、断面の概略部分図。 本発明による流量調整器を使用することができるガス減圧弁を示す、断面の概略部分図。 別の実施形態に従う流量調整器を組み込んでいる弁の詳細の断面の概略部分図。

図２の弁１は、その外形が概略的で簡略化されている本体２を含む。この本体２は、圧力下のガスなどの流体のボトル９のオリフィス内に接続される（例えばねじ込まれる）（図３参照）よう意図されている下端部であり得る（ネジ山が付けられることが可能である）取付け端部３を有する。

本体２は、流体を引き出す内部ガス回路４を含む。この内部回路４は、取付け端部３の位置で開いている上流第１の端部１４と、本体２上に置かれている出口コネクタ５０の位置で開いている第２の端部２４とを有する（引出し回路４は図３に破線で概略的に示されている）。

引出し回路４は、引出し回路４内で循環している流体の流量を選択的に調整する部材６を含む。弁１は、本体２に対して可動であるように取り付けられていると共に引き出される流体流量を調整するために流量調整部材６を選択的に始動させる手動制御部材７を含む。例えば、制御部材７は、前者（制御部材７）の移動が設定およびしたがって後者（調整部材）により確立されている流動設定点を反応により修正するように、選択的調整部材６に機械的に連結されている。

図１から図３までに認められる通り、制御部材７は中心空洞容積を画定している周壁を含み、出口コネクタ５０は中心空洞容積内に置かれている。
例えば、図示の通り、制御部材７は、本体２上で少なくとも部分的に突出していると共に空洞部を画定している把持端部を有する。例えば、制御部材７は、管状または円錐状または任意の他の適切な形状の把持端部を含む。

出口コネクタ５０は前記空洞の内部に置かれている。
制御部材７と出口コネクタ５０とは同心円状に配設されていることが好ましい。制御部材７と出口コネクタ１０とは同軸であることがより好ましい。
例えば、制御部材７は、その長手方向対称軸を中心とした本体２上での回転において可動であるように取り付けられており、出口コネクタ５０はその対称および回転の軸上にある雄端部を有する（図１参照）。出口コネクタ５０は弁１の本体２上に固定取付けされていることが好ましい。

したがって、それ自体上での制御部材７の回転は、出口コネクタ５０経由で出ることを許される流量を増大または減少させるために、流量調整部材６を設定する。この目的のために、制御部材７は、ユーザに選択された流量を指示するために、本体２と協働する目盛または何らかの他のマーカを持っていてもよい。

図１および図３に認められる通り、出口コネクタ５０の末端部は、（コネクタ５０を衝撃から保護するために）制御部材７の末端部から離されていることが好ましい。
当然、出口コネクタ５０のこの末端部は、制御部材７の末端部の位置に（すなわち制御部材７の末端部と同一の、コネクタ５０の軸に対して直角な平面に）置かれていてもよいかまたは制御部材７の末端部に対して突出していてもよい。

さらに、特に、様々な国で規則により課された寸法の標準に応じて、出口コネクタ５０の外径は、末端値を含む３ミリメートルと３０ミリメートルの間であってもよく、制御部材７の空洞部の内径は、末端値を含む２０ミリメートル（コネクタの外径がその値より小さい場合）と１５０ミリメートルの間であってもよい。

制御部材７の周壁は、末端値を含む５ミリメートルと４０ミリメートルの間の距離だけ、出口コネクタ５０から離間されている。この離間は、コネクタ５０に／からホースを接続する／取り外すために、ユーザの指がアクセスすることを可能にするのに十分であることが好ましい。これは、ガスを使用する機器のホースの雌端部を、制御部材７の容積の内部で出口コネクタ５０に接続することを可能にする。

図１に示されている通り、制御部材７は、出口コネクタ５０の本体上に取り付けられていると共にそれに封止されている（図１の右側にある）取付け用第１の部分を含んでいてもよい。この取付け用第１の部分は、管状第１の部分より大きい直径を有すると共に出口コネクタ５０の周囲に空洞容積を画定している（図１の左側にある）第２の部分に接続されている。例えば、コネクタ５０は、弁１の本体２に固定されるよう意図されている中間支持部８に固定されている（例えば、ねじ込まれている）。当然、後に記載される通り、コネクタ５０は、弁本体２または他の本体に直接固定されていてもよい。

流量調整部材６は、特定の異なる引出し量に対応する各異なる直径を有する較正孔１６を含む平板（またはディスク）を含んでいてもよい。本体２に対するその位置に応じて、制御部材７は流体の経路上の特定の較正孔１６を選択する。
この調整部材６は、弁の本体２に対して、例えば固定取付けされており、一方、制御部材７は調整部材６に対して可動である。

図１の例に認められる通り、制御部材７は、第１の端部が（コネクタ５０の末端部に向かう）コネクタ５０内の引出し回路と連通している通路１５を含む。出口部材６に対する制御部材７の位置に応じて、この通路１５の第２の端部は、調整部材６の第１の面上で特定の較正孔１６と密封式に連通することができる（またはできない）。

中間支持部８（または中間支持部８が存在しない場合は弁の本体２）は、調整部材６の第２の面の位置でコレクタ溝部２８経由でオリフィス１６全てと連通している内部通路１８を含んでいてもよい。
したがって、その出口流量が調節されるガスは、支持部８内に貫かれている通路１８経由で、制御部材７と支持部８との間に作り出されているコレクタ溝部２８に到達する。このコレクタ溝部２８は、ディスク６内の較正孔１６の各々と連通している。

調整部材７の通路１５は、ユーザにより操作されるノブ２の回転により、必要な流量に対応する較正孔１６の位置で他方の面上に密封式に配置される。この例では、制御部材７は、支持部８に対する回転において可動である。この例では、較正孔１６を備えたディスク６は、支持部８および出口コネクタ５０に対する回転において固定されている。

ガスは、選択された較正孔１６および制御部材７に形成されている通路１５を通過し、出口コネクタ５０と制御部材７との間にある封止された溝部１０に到達する。出口コネクタ５０内のダクトが、出口コネクタ５０の末端出口オリフィスと、制御部材７と出口コネクタ５０との間にあるこの溝部１０との間の連通を可能にする。前記溝部１０の両側に配置されているシール１１５が、出口オリフィスが必要な流量でガスを供給されることを保証することを可能にする。

この装置は、出口コネクタ５０が本体２（または支持部８）に対する回転において固定されることを可能にする。出口コネクタ５０の固定された特徴は、制御部材７を回転させると、出口コネクタ５０のいかなる回転運動（その結果としてそれに接続されているホースの回転）も誘発しないことを可能にする。
あるいは、例として以下により詳細に記載されている通り、較正オリフィス１６を含むディスク（流量調節部材）６は、制御部材７との回転において可動であってもよいかまたは制御部材７と一体形であってもよく、出口コネクタ５０は固定されたままであってもよい。

認められる通り、出口コネクタ５０は、流量制御部材７の軸方向停止を可能にする幾何学的形状（横ショルダ）を有していてもよい。
前段で説明されている通り、構成要素８の支持機能は、弁１の本体２自体によりまたは本体２から分離していると共に本体２に固定されているかまたはそれと一体化されている構成要素により、もたらされてもよい。

当然、本発明による流量調整器は、必ずしもガス弁に統合されているとは限らず、構造的に独立していると共に任意の他のガス源からの流量を調整するのに使用可能であってもよい。
例えば、図４に示されている通り、流量調整器は、その内部ガスダクトの上流端部１２４の位置に、ガス出口１１、例えば壁ガス出口、の共役雌ガスコネクタまたは共役雄ガスコネクタとの選択的取付けにより協働するよう意図されている雄コネクタまたは雌コネクタを含んでいてもよい。

簡単にするために、前述されているものと同一の要素が同一参照番号により指定されており、再度記載されていない。
同様に、流量調整器は、弁から独立した減圧弁と一体化されていてもよい（または選択的に接続可能であってもよい）。

図５に示されている通り、減圧弁が、前述されているように流量セレクタを含んでいてもよい。
減圧弁は、例えば、加圧ガス弁などの加圧ガス源に接続されるよう意図されている。
減圧弁は、例えば、ガス弁の出口コネクタなどの圧力源に選択的に接続されるよう意図されている入口コネクタ１５１を含む上流端部１４０を有するガス回路４０を収容している本体１２を含む。
減圧弁のガス回路４０は、減圧ガスのユーザに接続されるよう意図されている出口コネクタ５０を含む下流端部２４を有する。

ガス回路４０は、ガス回路４０内で循環しているガスの圧力を特定の一定の圧力または可変圧力まで低下させるようになされている減圧弁１７を含む。また、（減圧弁１７に統合されているかまたはされていない）分離弁１６がガス回路４０上に設けられていてもよい。弁１６は減圧弁１７の上流側または下流側に置かれていてもよい。減圧弁は、前述されているように流量調整器を組み込んでいる。したがって、流量調整器の出口コネクタ５０は、減圧弁の出口コネクタを構成することができる。

図６は、流量調整器のさらなる可能性のある変形実施形態を示す。前述されているものと同一の要素が、同一参照番号により指定されている。図６の例では、流量調整器は（部分的に示されている）弁本体２内に組み込まれている。当然、前と同様に、この流量調整器は減圧弁から独立しておよび／またはそれに統合されていてもよい。

図６の実施形態では、出口コネクタ５０は弁の本体２上に取り付けられている。例えば、コネクタ５０の端部１５０が弁の本体２に締結されており、特に、ねじ込まれている。
較正孔１６を含む流量調整部材６は、例えば、出口コネクタ５０と弁の本体２との間に取り付けられている。この流量調整部材６は例えばディスクの全体的形状を有する。

制御部材７は出口コネクタ５０の周囲に同心円状に配設されている。制御部材７は、例えば円形ノブの全体的形状を有し、その空洞中心部は出口コネクタ５０を収容している。制御部材７は、固定された出口コネクタ５０の周囲で回転するために、本体２上に取り付けられている。
流量調整部材６は、それが出口コネクタ５０の周囲で自由に回転するように取り付けられている。流量調整部材６は、制御部材７と共に回転するように抑制されている。

コネクタ５０は、第１の端部が（コネクタ５０の末端部の方へ）コネクタ５０内の引出し回路と連通している通路１５を含む。本体２に対する制御部材７の角度位置に応じて、この通路１５の第２の端部が、調整部材６の第１の面上の特定の較正孔１６と密封式に連通することができる。調整部材６の第２の面は、ガス供給ダクト１１８と密封式に連通している。

このようにして、操作者が制御部材７を回転させた場合、操作者は、調整部材６上の較正孔の分布に応じて、較正孔を備えていない部分かまたは較正孔１６の１つを備えた部分のどちらかを選択する。例えば、較正孔のない部分の後、（同一方向での継続回転時に）後続部分が異なる較正孔１６を連続的に選択する。
特定の較正孔１６を選択することにより、デバイスは、特定の流量での、ダクト１１８と出口コネクタ５０の通路１５との間のガス流を確実にする。較正孔のない部分が選択される制御部材７の特定の位置では、これは引出しを防止する。

この構成では、出口コネクタ５０は固定されているのに対して、較正孔１６を備えた調整部材６は、制御部材７と共に可動である。デバイスは、従来、出口コネクタ５０に対するレバーの安定した基準位置を画定することを可能にする切欠き機構（簡潔にするために図示せず）を含んでいてもよい。これらの安定した位置は、ガス路を閉鎖すること（較正オリフィス１６が通路１５に面していない）または引出しを可能にするために特定オリフィス１６を選択することに対応する。

Claims (15)

1. ガス源に接続されるよう意図されている上流端部（１２４）と、出口コネクタ（５０）を含むと共に調整された流量でガスのユーザに接続されるよう意図されている下流端部（２４）と、を含むガスダクトを収容している本体（５）、を含むガス流量調整器であって、
   前記ガスダクトは、前記上流端部（１２４）と前記下流端部（２４）との間で循環している流体の流量の選択的調整のための流量調整部材（６）を含み、
   前記本体（５）に対して可動であるように取り付けられている手動制御部材（７）を含み、前記本体（５）に対する前記制御部材（７）の位置に応じて、前記上流端部（１２４）から前記下流端部（２４）へ通過することが許される前記流体の前記流量を調整するために前記流量調整部材（６）と協働する、ガス流量調整器において、
   前記制御部材（７）は、前記ガス流量調整器の外部に通じている中心空洞容積を画定している把持周壁を含むこと、および前記出口コネクタ（５０）は前記中心空洞容積内に置かれており、その中に通じていること、前記空洞容積は、前記出口コネクタ（５０）の周囲に保護囲いを形成していると共に前記出口コネクタ（５０）から離間されている、前記制御部材（７）の壁（７０）により画定されていることを特徴とする、ガス流量調整器。
2. 前記制御部材（７）は、管状、円錐台状、または環状の全体的形状の部分を含むこと、および前記出口コネクタ（５０）は、前記管状、円錐台状、または環状の形状の前記中心部に置かれていることを特徴とする、請求項１に記載のガス流量調整器。
3. 前記制御部材（７）と前記出口コネクタ（５０）とは同心円状に配設されていることを特徴とする、請求項１または２に記載のガス流量調整器。
4. 前記出口コネクタ（５０）は長手方向軸（１９）に沿って延在している長円形状を有すること、および前記出口コネクタ（５０）の前記長手方向軸（１９）に平行な方向に、前記出口コネクタ（５０）の末端部は、前記制御部材（７）の末端部の位置にまたはそこから離されて置かれていることを特徴とする、請求項１から３のいずれか一項に記載のガス流量調整器。
5. 前記制御部材（７）は、回転軸を中心とした前記本体（５）上での回転において可動であることを特徴とする、請求項１から４のいずれか一項に記載のガス流量調整器。
6. 前記制御部材（７）は、その中心空洞容積を通過している回転および対称の軸（１９）を中心とした前記本体（５）上での回転において可動であること、および前記出口コネクタ（５０）は前記本体（５）に対して固定されていると共に前記制御部材（７）の前記回転軸（１９）上に置かれていることを特徴とする、請求項１から５のいずれか一項に記載のガス流量調整器。
7. 前記流量調整部材（６）は、特定の異なるガス流量に対応する各異なる直径を有する較正孔（１６）を含む平板を含み、前記制御部材（７）は、前記本体（５）に対する前記制御部材（７）の前記位置に応じて、前記ガスダクト内の前記ガスの経路上の前記較正孔（１６）の特定の１つを選択することを特徴とする、請求項１から６のいずれか一項に記載のガス流量調整器。
8. 前記流量調整部材（６）は前記本体（５）に対して可動であるように取り付けられていると共に前記制御部材（７）と共に移動するように抑制されており、前記本体（５）は、第１の端部が前記ガスダクトの前記下流端部（２４）と連通していると共に、他方の端部が前記流量調整部材（６）の第１の面上の前記較正孔（１６）と連通している通路（１５）を含み、前記較正孔（１６）は、前記本体（５）に対する前記制御部材（７）の前記位置に応じて、前記ガスダクトの前記上流端部（１２４）と前記下流端部（２４）との間に配設されていることを特徴とする、請求項７に記載のガス流量調整器。
9. 前記制御部材（７）は前記本体（５）に対する回転において可動であるように取り付けられていること、および前記流量調整部材（６）は前記制御部材（７）と共に回転するように抑制されていること、前記本体（５）に対する前記制御部材（７）の特定の角度位置および前記流量調整部材（６）の特定の角度位置が、前記ガスダクトの前記上流端部（１２４）と前記下流端部（２４）との間に前記較正孔（１６）をそれぞれ配設することを特徴とする、請求項８に記載のガス流量調整器。
10. 前記流量調整部材（６）は前記本体（５）に対して固定されていること、および前記制御部材（７）は前記流量調整部材（６）に対して可動であり、前記流量調整部材（６）に対する前記制御部材（７）の前記位置に応じて、第１の端部が前記ガスダクトの前記下流端部（２４）と連通していると共に、他方の端部が前記流量調整部材（６）の第１の面上の前記較正孔（１６）の各々と密封式に連続して連通することができる通路（１５）を含むことを特徴とする、請求項７に記載のガス流量調整器。
11. 圧力下のガス源に接続されるよう意図されている減圧弁、前記減圧弁は、ガス弁の出口コネクタなどの圧力源に選択的に接続されるよう意図されている入口コネクタ（１５１）を含む上流端部（１４０）と減圧で前記ガスのユーザに接続されるよう意図されている出口コネクタ（５０）を含む下流端部（２４）とを有するガス回路（４０）を収容している本体（１２）を含み、前記ガス回路（４０）は、前記ガス回路（４０）内で循環している前記ガスの前記圧力を特定の一定のまたは調節可能な圧力まで低下させるようになされている減圧弁（１７）を含む、減圧弁において、前記減圧弁（１７）は、前記ガス流量調整器の前記出口コネクタ（５０）が前記減圧弁の出口コネクタを構成している、請求項１から１０のいずれか一項に記載のガス流量調整器を含むことを特徴とする減圧弁。
12. ガスボトル（９）のオリフィスに接続されるよう意図されている取付け端部（３）、前記取付け端部（３）の位置で開いている第１の端部（１４）と前記弁本体（２）上に置かれている出口コネクタ（５０）の位置で開いている第２の端部（２４）と前記流体を引き出す内部回路（４）と、を含む弁本体（２）を含む、加圧流体ボトル用の、特に加圧ガスボトル用の弁（１）において、前記弁（１）は、前記ガス流量調整器の前記出口コネクタ（５０）が前記弁の出口コネクタを構成している、請求項１から１０のいずれか一項に記載のガス流量調整器を含むことを特徴とする弁（１）。
13. 前記流量調整部材（６）は、各特定の異なるガス流量に対応する異なる直径を有する較正孔（１６）を含む平板を含み、前記制御部材（７）は、前記弁の前記本体（２）に対する前記制御部材（７）の位置に応じて、前記ガス引出し回路内の前記ガスの経路上の特定の較正孔（１６）を選択することを特徴とする、請求項１２に記載の弁。
14. 前記制御部材（７）と前記流量調整部材（６）とは、前記弁の前記本体（２）に対して共に可動であり、前記ガス流量調整器の前記本体（５）は、第１の端部が前記出口コネクタ（５０）内の前記引出し回路と連通していると共に、他方の端部が前記流量調整部材（６）の第１の面上の前記較正孔（１６）と連通している通路（１５）を含み、前記弁の前記本体（２）に対する前記制御部材（７）の前記各位置に応じて、前記較正孔（１６）は前記引出し回路上に配設されていることを特徴とする、請求項１３に記載の弁。
15. 請求項１２から１４のいずれか一項に記載の弁（２）を含む加圧流体ボトル（９）。

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