図1A〜Cは、ヒト悪性黒色腫細胞株(A375細胞)における用量漸増研究の進行を、1カ月について示す図である。多様な処置(トラメチニブ(2型MEK阻害剤)、ダブラフェニブ(BRAF阻害剤)、およびBVD−523(ERK1/2阻害剤))は、表示の通りである。
図1A〜Cは、ヒト悪性黒色腫細胞株(A375細胞)における用量漸増研究の進行を、1カ月について示す図である。多様な処置(トラメチニブ(2型MEK阻害剤)、ダブラフェニブ(BRAF阻害剤)、およびBVD−523(ERK1/2阻害剤))は、表示の通りである。
図2A〜Hは、1カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の1カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図2A〜2Cおよび2Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図2D〜2Fおよび2Hは、生データを示す。
図2A〜Hは、1カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の1カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図2A〜2Cおよび2Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図2D〜2Fおよび2Hは、生データを示す。
図2A〜Hは、1カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の1カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図2A〜2Cおよび2Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図2D〜2Fおよび2Hは、生データを示す。
図2A〜Hは、1カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の1カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図2A〜2Cおよび2Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図2D〜2Fおよび2Hは、生データを示す。
図2A〜Hは、1カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の1カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図2A〜2Cおよび2Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図2D〜2Fおよび2Hは、生データを示す。
図2A〜Hは、1カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の1カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図2A〜2Cおよび2Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図2D〜2Fおよび2Hは、生データを示す。
図2A〜Hは、1カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の1カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図2A〜2Cおよび2Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図2D〜2Fおよび2Hは、生データを示す。
図2A〜Hは、1カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の1カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図2A〜2Cおよび2Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図2D〜2Fおよび2Hは、生データを示す。
図3A〜3Dは、A375細胞における用量漸増研究の進行を、2カ月について示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、およびBVD−523)は、表示の通りである。
図3A〜3Dは、A375細胞における用量漸増研究の進行を、2カ月について示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、およびBVD−523)は、表示の通りである。
図4A〜Hは、2カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の2カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図4A〜4Cおよび4Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図4D〜4Fおよび4Hは、生データを示す。
図4A〜Hは、2カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の2カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図4A〜4Cおよび4Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図4D〜4Fおよび4Hは、生データを示す。
図4A〜Hは、2カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の2カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図4A〜4Cおよび4Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図4D〜4Fおよび4Hは、生データを示す。
図4A〜Hは、2カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の2カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図4A〜4Cおよび4Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図4D〜4Fおよび4Hは、生データを示す。
図4A〜Hは、2カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の2カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図4A〜4Cおよび4Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図4D〜4Fおよび4Hは、生データを示す。
図4A〜Hは、2カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の2カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図4A〜4Cおよび4Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図4D〜4Fおよび4Hは、生データを示す。
図4A〜Hは、2カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の2カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図4A〜4Cおよび4Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図4D〜4Fおよび4Hは、生データを示す。
図4A〜Hは、2カ月目における薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡する増殖アッセイの結果を示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の2カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。図4A〜4Cおよび4Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図4D〜4Fおよび4Hは、生データを示す。
図5A〜Hは、図4からの、親およびBVD−523細胞株のデータだけを示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、表示の通りである。図5A〜5Cおよび5Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図5D〜5Fおよび5Hは、生データを示す。
図5A〜Hは、図4からの、親およびBVD−523細胞株のデータだけを示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、表示の通りである。図5A〜5Cおよび5Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図5D〜5Fおよび5Hは、生データを示す。
図5A〜Hは、図4からの、親およびBVD−523細胞株のデータだけを示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、表示の通りである。図5A〜5Cおよび5Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図5D〜5Fおよび5Hは、生データを示す。
図5A〜Hは、図4からの、親およびBVD−523細胞株のデータだけを示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、表示の通りである。図5A〜5Cおよび5Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図5D〜5Fおよび5Hは、生データを示す。
図5A〜Hは、図4からの、親およびBVD−523細胞株のデータだけを示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、表示の通りである。図5A〜5Cおよび5Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図5D〜5Fおよび5Hは、生データを示す。
図5A〜Hは、図4からの、親およびBVD−523細胞株のデータだけを示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、表示の通りである。図5A〜5Cおよび5Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図5D〜5Fおよび5Hは、生データを示す。
図5A〜Hは、図4からの、親およびBVD−523細胞株のデータだけを示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、表示の通りである。図5A〜5Cおよび5Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図5D〜5Fおよび5Hは、生データを示す。
図5A〜Hは、図4からの、親およびBVD−523細胞株のデータだけを示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、表示の通りである。図5A〜5Cおよび5Gが、対照に照らして正規化されているのに対し、図5D〜5Fおよび5Hは、生データを示す。
図6A〜Dは、ヒト悪性細胞株(A375細胞)における用量漸増研究の進行を、3カ月目について示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、およびBVD−523)は、表示の通りである。
図6A〜Dは、ヒト悪性細胞株(A375細胞)における用量漸増研究の進行を、3カ月目について示す図である。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、およびBVD−523)は、表示の通りである。
図7は、用量漸増アッセイからのDMSO対照ウェル内で成長させた細胞へと適用された増殖アッセイの結果を示すヒストグラムである。
図8A〜Dは、研究の3カ月目についての増殖アッセイを示す線グラフのセットである。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の3カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。
図8A〜Dは、研究の3カ月目についての増殖アッセイを示す線グラフのセットである。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の3カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。
図8A〜Dは、研究の3カ月目についての増殖アッセイを示す線グラフのセットである。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の3カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。
図8A〜Dは、研究の3カ月目についての増殖アッセイを示す線グラフのセットである。多様な処置(トラメチニブ、ダブラフェニブ、BVD−523、およびパクリタキセル)は、グラフの上方に表示される通りである。グラフの右側のキャプションは、用量漸増研究から生成された、多様な種類の細胞を示す。例えば、「ダブラフェニブ」とは、用量漸増研究の3カ月目から最高用量のダブラフェニブで処置されている細胞を指す。親とは、薬物で処置されていない対照細胞を指す。
図9A〜Dは、図8からの、親、ダブラフェニブ、およびBVD−523細胞株のデータだけを示す図である。
図9A〜Dは、図8からの、親、ダブラフェニブ、およびBVD−523細胞株のデータだけを示す図である。
図9A〜Dは、図8からの、親、ダブラフェニブ、およびBVD−523細胞株のデータだけを示す図である。
図9A〜Dは、図8からの、親、ダブラフェニブ、およびBVD−523細胞株のデータだけを示す図である。
図10Aは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図10Bは、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリス(excess over Bliss)を示す用量行列である。図10Cおよび10Dは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図10Eは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図10Aは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図10Bは、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリス(excess over Bliss)を示す用量行列である。図10Cおよび10Dは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図10Eは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図10Aは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図10Bは、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリス(excess over Bliss)を示す用量行列である。図10Cおよび10Dは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図10Eは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図10Aは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図10Bは、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリス(excess over Bliss)を示す用量行列である。図10Cおよび10Dは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図10Eは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図11Aは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図11Bは、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図11Cおよび11Dは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図11Eは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図11Aは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図11Bは、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図11Cおよび11Dは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図11Eは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図11Aは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図11Bは、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図11Cおよび11Dは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図11Eは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図11Aは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図11Bは、トラメチニブ/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図11Cおよび11Dは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図11Eは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図12Aは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、BVD−523/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図12Bは、BVD−523/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図12Cおよび12Dは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびBVD−523の単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図12Eは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびBVD−523の組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図12Aは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、BVD−523/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図12Bは、BVD−523/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図12Cおよび12Dは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびBVD−523の単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図12Eは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびBVD−523の組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図12Aは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、BVD−523/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図12Bは、BVD−523/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図12Cおよび12Dは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびBVD−523の単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図12Eは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびBVD−523の組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図12Aは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、BVD−523/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図12Bは、BVD−523/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図12Cおよび12Dは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびBVD−523の単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図12Eは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびBVD−523の組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図13Aは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、BVD−523/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図13Bは、BVD−523/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図13Cおよび13Dは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびBVD−523の単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図13Eは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびBVD−523の組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図13Aは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、BVD−523/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図13Bは、BVD−523/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図13Cおよび13Dは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびBVD−523の単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図13Eは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびBVD−523の組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図13Aは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、BVD−523/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図13Bは、BVD−523/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図13Cおよび13Dは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびBVD−523の単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図13Eは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびBVD−523の組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図13Aは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、BVD−523/ダブラフェニブの組合せによる阻害%を示す用量行列である。図13Bは、BVD−523/ダブラフェニブの組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図13Cおよび13Dは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブの単剤処置およびBVD−523の単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図13Eは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるダブラフェニブおよびBVD−523の組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図14Aは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/BVD−523の組合せによる阻害%を示す用量行列である。図14Bは、トラメチニブ/BVD−523の組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図14Cおよび14Dは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523の単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図14Eは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523およびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図14Aは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/BVD−523の組合せによる阻害%を示す用量行列である。図14Bは、トラメチニブ/BVD−523の組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図14Cおよび14Dは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523の単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図14Eは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523およびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図14Aは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/BVD−523の組合せによる阻害%を示す用量行列である。図14Bは、トラメチニブ/BVD−523の組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図14Cおよび14Dは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523の単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図14Eは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523およびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図14Aは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/BVD−523の組合せによる阻害%を示す用量行列である。図14Bは、トラメチニブ/BVD−523の組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図14Cおよび14Dは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523の単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図14Eは、Alamar Blue細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523およびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図15Aは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/BVD−523の組合せによる阻害%を示す用量行列である。図15Bは、トラメチニブ/BVD−523の組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図15Cおよび15Dは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523の単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図15Eは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523およびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図15Aは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/BVD−523の組合せによる阻害%を示す用量行列である。図15Bは、トラメチニブ/BVD−523の組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図15Cおよび15Dは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523の単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図15Eは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523およびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図15Aは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/BVD−523の組合せによる阻害%を示す用量行列である。図15Bは、トラメチニブ/BVD−523の組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図15Cおよび15Dは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523の単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図15Eは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523およびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図15Aは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞における、トラメチニブ/BVD−523の組合せによる阻害%を示す用量行列である。図15Bは、トラメチニブ/BVD−523の組合せについて、超過ブリスを示す用量行列である。図15Cおよび15Dは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523の単剤処置およびトラメチニブの単剤処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。図15Eは、CellTiter−Glo細胞生存率アッセイを使用して、A375細胞におけるBVD−523およびトラメチニブの組合せ処置について、DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を示す図である。
図16A〜Dは、多様な濃度(nM単位)のBVD−523、ダブラフェニブ(Dab)、およびトラメチニブ(Tram)による、4時間にわたる処置後の、A375細胞における、MAPKシグナル伝達についてのウェスタンブロット解析を示す画像のセットである。そうでないことが指し示されない限りにおいて、40μgの全タンパク質を、各レーンにロードした。この実験では、二連の試料を回収した。図16Aおよび16Bは、二連の試料からの結果を示す図である。同様にまた、図16Cおよび16Dも、二連の試料からの結果を示す図である。図16Aおよび16Bでは、A375細胞におけるpRSK1シグナルは、他のマーカーと比較して比較的弱かった。Cell Signaling製の異なるpRSK1−S380抗体(型番11989)についても調べたが、検出可能なシグナルは得られなかった(データは示さない)。図16Cおよび16Dでは、pCRAF−338は、最小限のシグナルをもたらした。
図16A〜Dは、多様な濃度(nM単位)のBVD−523、ダブラフェニブ(Dab)、およびトラメチニブ(Tram)による、4時間にわたる処置後の、A375細胞における、MAPKシグナル伝達についてのウェスタンブロット解析を示す画像のセットである。そうでないことが指し示されない限りにおいて、40μgの全タンパク質を、各レーンにロードした。この実験では、二連の試料を回収した。図16Aおよび16Bは、二連の試料からの結果を示す図である。同様にまた、図16Cおよび16Dも、二連の試料からの結果を示す図である。図16Aおよび16Bでは、A375細胞におけるpRSK1シグナルは、他のマーカーと比較して比較的弱かった。Cell Signaling製の異なるpRSK1−S380抗体(型番11989)についても調べたが、検出可能なシグナルは得られなかった(データは示さない)。図16Cおよび16Dでは、pCRAF−338は、最小限のシグナルをもたらした。
図17A〜Dは、多様な濃度(nM単位)のBVD−523、ダブラフェニブ(Dab)、およびトラメチニブ(Tram)による、4時間にわたる処置後の、ヒト結腸直腸癌細胞株(HCT116細胞)における、MAPKシグナル伝達についてのウェスタンブロット解析を示す画像のセットである。そうでないことが指し示されない限りにおいて、40μgの全タンパク質を、各レーンにロードした。この実験では、二連の試料を回収した。図17Aおよび17Bは、二連の試料からの結果を示す図である。同様にまた、図17Cおよび17Dも、二連の試料からの結果を示す図である。図17A〜17Bでは、HCT116細胞におけるpRSK1レベルは、極めて低いようであり、図17Cおよび17Dではまた、pCRAF−338シグナルも、極めて弱かった。
図17A〜Dは、多様な濃度(nM単位)のBVD−523、ダブラフェニブ(Dab)、およびトラメチニブ(Tram)による、4時間にわたる処置後の、ヒト結腸直腸癌細胞株(HCT116細胞)における、MAPKシグナル伝達についてのウェスタンブロット解析を示す画像のセットである。そうでないことが指し示されない限りにおいて、40μgの全タンパク質を、各レーンにロードした。この実験では、二連の試料を回収した。図17Aおよび17Bは、二連の試料からの結果を示す図である。同様にまた、図17Cおよび17Dも、二連の試料からの結果を示す図である。図17A〜17Bでは、HCT116細胞におけるpRSK1レベルは、極めて低いようであり、図17Cおよび17Dではまた、pCRAF−338シグナルも、極めて弱かった。
図18A〜Dは、表示の通りの、多様な濃度(nM単位)のBVD−523(「BVD523」)、トラメチニブ(「Tram」)、および/またはダブラフェニブ(「Dab」)による、24時間にわたる処置後の、A375黒色腫細胞における、細胞周期およびアポトーシスシグナル伝達についてのウェスタンブロット解析を示す画像のセットである。そうでないことが指し示されない限りにおいて、50μgの全タンパク質を、各レーンにロードした。この実験では、二連の試料を回収した。図18Aおよび18Bは、二連の試料からの結果を示す図である。同様にまた、図18Cおよび18Dも、二連の試料からの結果を示す図である。図18Aおよび18Bでは、切断型PARP(89kDa)に対応するサイズのバンドは、明らかでなかった。
図18A〜Dは、表示の通りの、多様な濃度(nM単位)のBVD−523(「BVD523」)、トラメチニブ(「Tram」)、および/またはダブラフェニブ(「Dab」)による、24時間にわたる処置後の、A375黒色腫細胞における、細胞周期およびアポトーシスシグナル伝達についてのウェスタンブロット解析を示す画像のセットである。そうでないことが指し示されない限りにおいて、50μgの全タンパク質を、各レーンにロードした。この実験では、二連の試料を回収した。図18Aおよび18Bは、二連の試料からの結果を示す図である。同様にまた、図18Cおよび18Dも、二連の試料からの結果を示す図である。図18Aおよび18Bでは、切断型PARP(89kDa)に対応するサイズのバンドは、明らかでなかった。
図19は、本明細書で使用される用量漸増プロトコールを示すフローチャートである。
図20は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞における単剤増殖アッセイの結果を示す図である。増殖結果を、BVD−523(図20A)、SCH772984(図20B)、トラメチニブ(図20C)、MEK−162(図20D)、GDC−0623(図20E)、GDC−0973(図20F)、およびパクリタキセル(図20G)による処置について示す。
図20は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞における単剤増殖アッセイの結果を示す図である。増殖結果を、BVD−523(図20A)、SCH772984(図20B)、トラメチニブ(図20C)、MEK−162(図20D)、GDC−0623(図20E)、GDC−0973(図20F)、およびパクリタキセル(図20G)による処置について示す。
図21は、親HCT116細胞およびA375 KRAS KO(−/+)細胞における単剤増殖アッセイの結果を示す図である。増殖結果を、BVD−523(図21A)、SCH772984(図21B)、トラメチニブ(図21C)、MEK-162(図21D)、GDC−0623(図21E)、GDC−0973(図21F)、およびパクリタキセル(図21G)による処置について示す。
図21は、親HCT116細胞およびA375 KRAS KO(−/+)細胞における単剤増殖アッセイの結果を示す図である。増殖結果を、BVD−523(図21A)、SCH772984(図21B)、トラメチニブ(図21C)、MEK-162(図21D)、GDC−0623(図21E)、GDC−0973(図21F)、およびパクリタキセル(図21G)による処置について示す。
図22は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における単剤増殖アッセイの結果を示す図である。増殖結果を、BVD−523(図22A)、SCH772984(図22B)、トラメチニブ(図22C)、MEK-162(図22D)、GDC−0623(図22E)、GDC−0973(図22F)、およびパクリタキセル(図22G)による処置について示す。
図22は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における単剤増殖アッセイの結果を示す図である。増殖結果を、BVD−523(図22A)、SCH772984(図22B)、トラメチニブ(図22C)、MEK-162(図22D)、GDC−0623(図22E)、GDC−0973(図22F)、およびパクリタキセル(図22G)による処置について示す。
図23は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図23Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図23Bは、23Aにおける組合せについてのローウィ過剰(Loewe excess)を示す図であり、図23Cは、23Aにおける組合せについてのブリス過剰(Bliss excess)を示す図である。図23Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図23Eは、23Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図23Fは、23Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図23G〜図23Hは、23Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図23I〜図23Jは、23Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図23は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図23Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図23Bは、23Aにおける組合せについてのローウィ過剰(Loewe excess)を示す図であり、図23Cは、23Aにおける組合せについてのブリス過剰(Bliss excess)を示す図である。図23Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図23Eは、23Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図23Fは、23Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図23G〜図23Hは、23Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図23I〜図23Jは、23Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図23は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図23Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図23Bは、23Aにおける組合せについてのローウィ過剰(Loewe excess)を示す図であり、図23Cは、23Aにおける組合せについてのブリス過剰(Bliss excess)を示す図である。図23Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図23Eは、23Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図23Fは、23Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図23G〜図23Hは、23Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図23I〜図23Jは、23Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図23は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図23Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図23Bは、23Aにおける組合せについてのローウィ過剰(Loewe excess)を示す図であり、図23Cは、23Aにおける組合せについてのブリス過剰(Bliss excess)を示す図である。図23Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図23Eは、23Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図23Fは、23Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図23G〜図23Hは、23Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図23I〜図23Jは、23Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図23は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図23Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図23Bは、23Aにおける組合せについてのローウィ過剰(Loewe excess)を示す図であり、図23Cは、23Aにおける組合せについてのブリス過剰(Bliss excess)を示す図である。図23Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図23Eは、23Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図23Fは、23Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図23G〜図23Hは、23Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図23I〜図23Jは、23Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図24は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図24Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図24Bは、24Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図24Cは、24Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図24Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図24Eは、24Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図24Fは、24Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図24G〜図24Hは、24Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図24I〜図24Jは、24Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図24は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図24Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図24Bは、24Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図24Cは、24Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図24Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図24Eは、24Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図24Fは、24Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図24G〜図24Hは、24Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図24I〜図24Jは、24Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図24は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図24Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図24Bは、24Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図24Cは、24Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図24Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図24Eは、24Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図24Fは、24Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図24G〜図24Hは、24Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図24I〜図24Jは、24Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図24は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図24Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図24Bは、24Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図24Cは、24Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図24Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図24Eは、24Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図24Fは、24Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図24G〜図24Hは、24Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図24I〜図24Jは、24Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図24は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図24Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図24Bは、24Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図24Cは、24Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図24Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図24Eは、24Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図24Fは、24Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図24G〜図24Hは、24Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図24I〜図24Jは、24Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図25は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図25Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図25Bは、25Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図25Cは、25Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図25Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図25Eは、25Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図25Fは、25Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図25G〜図25Hは、25Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図25I〜図25Jは、25Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図25は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図25Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図25Bは、25Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図25Cは、25Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図25Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図25Eは、25Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図25Fは、25Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図25G〜図25Hは、25Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図25I〜図25Jは、25Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図25は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図25Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図25Bは、25Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図25Cは、25Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図25Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図25Eは、25Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図25Fは、25Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図25G〜図25Hは、25Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図25I〜図25Jは、25Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図25は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図25Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図25Bは、25Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図25Cは、25Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図25Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図25Eは、25Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図25Fは、25Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図25G〜図25Hは、25Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図25I〜図25Jは、25Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図25は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図25Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図25Bは、25Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図25Cは、25Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図25Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図25Eは、25Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図25Fは、25Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図25G〜図25Hは、25Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図25I〜図25Jは、25Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図26は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図26Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図26Bは、26Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図26Cは、26Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図26Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図26Eは、26Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図26Fは、26Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図26G〜図26Hは、26Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図26I〜図26Jは、26Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図26は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図26Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図26Bは、26Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図26Cは、26Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図26Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図26Eは、26Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図26Fは、26Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図26G〜図26Hは、26Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図26I〜図26Jは、26Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図26は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図26Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図26Bは、26Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図26Cは、26Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図26Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図26Eは、26Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図26Fは、26Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図26G〜図26Hは、26Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図26I〜図26Jは、26Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図26は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図26Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図26Bは、26Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図26Cは、26Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図26Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図26Eは、26Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図26Fは、26Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図26G〜図26Hは、26Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図26I〜図26Jは、26Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図26は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図26Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図26Bは、26Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図26Cは、26Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図26Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図26Eは、26Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図26Fは、26Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図26G〜図26Hは、26Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図26I〜図26Jは、26Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図27は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図27Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図27Bは、27Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図27Cは、27Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図27Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図27Eは、27Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図27Fは、27Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図27G〜図27Hは、27Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図27I〜図27Jは、27Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図27は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図27Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図27Bは、27Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図27Cは、27Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図27Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図27Eは、27Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図27Fは、27Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図27G〜図27Hは、27Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図27I〜図27Jは、27Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図27は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図27Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図27Bは、27Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図27Cは、27Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図27Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図27Eは、27Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図27Fは、27Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図27G〜図27Hは、27Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図27I〜図27Jは、27Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図27は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図27Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図27Bは、27Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図27Cは、27Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図27Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図27Eは、27Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図27Fは、27Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図27G〜図27Hは、27Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図27I〜図27Jは、27Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図27は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図27Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図27Bは、27Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図27Cは、27Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図27Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図27Eは、27Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図27Fは、27Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図27G〜図27Hは、27Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図27I〜図27Jは、27Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図28は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図28Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図28Bは、28Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図28Cは、28Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図28Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図28Eは、28Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図28Fは、28Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図28G〜図28Hは、28Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図28I〜図28Jは、28Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図28は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図28Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図28Bは、28Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図28Cは、28Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図28Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図28Eは、28Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図28Fは、28Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図28G〜図28Hは、28Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図28I〜図28Jは、28Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図28は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図28Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図28Bは、28Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図28Cは、28Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図28Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図28Eは、28Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図28Fは、28Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図28G〜図28Hは、28Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図28I〜図28Jは、28Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図28は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図28Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図28Bは、28Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図28Cは、28Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図28Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図28Eは、28Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図28Fは、28Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図28G〜図28Hは、28Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図28I〜図28Jは、28Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図28は、親A375細胞およびA375 NRAS(Q61K/+)細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図28Aは、親A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図28Bは、28Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図28Cは、28Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図28Dは、A375 NRAS(Q61K/+)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図28Eは、28Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図28Fは、28Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図28G〜図28Hは、28Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図28I〜図28Jは、28Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図29は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図29Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図29Bは、29Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図29Cは、29Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図29Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図29Eは、29Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図29Fは、29Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図29G〜図29Hは、29Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図29I〜図29Jは、29Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図29は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図29Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図29Bは、29Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図29Cは、29Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図29Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図29Eは、29Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図29Fは、29Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図29G〜図29Hは、29Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図29I〜図29Jは、29Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図29は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図29Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図29Bは、29Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図29Cは、29Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図29Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図29Eは、29Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図29Fは、29Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図29G〜図29Hは、29Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図29I〜図29Jは、29Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図29は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図29Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図29Bは、29Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図29Cは、29Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図29Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図29Eは、29Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図29Fは、29Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図29G〜図29Hは、29Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図29I〜図29Jは、29Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図29は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図29Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図29Bは、29Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図29Cは、29Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図29Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図29Eは、29Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図29Fは、29Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図29G〜図29Hは、29Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図29I〜図29Jは、29Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図30は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図30Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図30Bは、30Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図30Cは、30Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図30Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図30Eは、30Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図30Fは、30Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図30G〜図30Hは、30Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図30I〜図30Jは、30Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図30は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図30Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図30Bは、30Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図30Cは、30Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図30Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図30Eは、30Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図30Fは、30Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図30G〜図30Hは、30Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図30I〜図30Jは、30Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図30は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図30Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図30Bは、30Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図30Cは、30Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図30Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図30Eは、30Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図30Fは、30Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図30G〜図30Hは、30Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図30I〜図30Jは、30Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図30は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図30Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図30Bは、30Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図30Cは、30Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図30Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図30Eは、30Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図30Fは、30Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図30G〜図30Hは、30Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図30I〜図30Jは、30Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図30は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図30Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図30Bは、30Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図30Cは、30Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図30Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図30Eは、30Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図30Fは、30Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図30G〜図30Hは、30Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図30I〜図30Jは、30Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図31は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図31Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図31Bは、31Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図31Cは、31Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図31Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図31Eは、31Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図31Fは、31Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図31G〜図31Hは、31Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図31I〜図31Jは、31Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図31は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図31Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図31Bは、31Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図31Cは、31Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図31Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図31Eは、31Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図31Fは、31Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図31G〜図31Hは、31Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図31I〜図31Jは、31Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図31は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図31Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図31Bは、31Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図31Cは、31Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図31Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図31Eは、31Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図31Fは、31Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図31G〜図31Hは、31Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図31I〜図31Jは、31Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図31は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図31Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図31Bは、31Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図31Cは、31Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図31Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図31Eは、31Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図31Fは、31Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図31G〜図31Hは、31Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図31I〜図31Jは、31Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図31は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図31Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図31Bは、31Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図31Cは、31Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図31Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図31Eは、31Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図31Fは、31Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図31G〜図31Hは、31Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図31I〜図31Jは、31Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図32は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図32Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図32Bは、32Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図32Cは、32Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図32Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図32Eは、32Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図32Fは、32Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図32G〜図32Hは、32Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図32I〜図32Jは、32Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図32は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図32Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図32Bは、32Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図32Cは、32Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図32Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図32Eは、32Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図32Fは、32Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図32G〜図32Hは、32Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図32I〜図32Jは、32Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図32は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図32Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図32Bは、32Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図32Cは、32Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図32Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図32Eは、32Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図32Fは、32Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図32G〜図32Hは、32Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図32I〜図32Jは、32Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図32は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図32Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図32Bは、32Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図32Cは、32Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図32Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図32Eは、32Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図32Fは、32Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図32G〜図32Hは、32Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図32I〜図32Jは、32Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図32は、親HCT116細胞およびHCT116 KRAS KO(+/−)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図32Aは、親HCT116細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図32Bは、32Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図32Cは、32Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図32Dは、HCT116 KRAS KO(+/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図32Eは、32Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図32Fは、32Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図32G〜図32Hは、32Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図32I〜図32Jは、32Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図33は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図33Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図33Bは、33Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図33Cは、33Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図33Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図33Eは、33Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図33Fは、33Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図33G〜図33Hは、33Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図33I〜図33Jは、33Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図33は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図33Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図33Bは、33Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図33Cは、33Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図33Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図33Eは、33Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図33Fは、33Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図33G〜図33Hは、33Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図33I〜図33Jは、33Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図33は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図33Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図33Bは、33Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図33Cは、33Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図33Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図33Eは、33Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図33Fは、33Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図33G〜図33Hは、33Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図33I〜図33Jは、33Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図33は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図33Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図33Bは、33Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図33Cは、33Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図33Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図33Eは、33Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図33Fは、33Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図33G〜図33Hは、33Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図33I〜図33Jは、33Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図33は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図33Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図33Bは、33Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図33Cは、33Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図33Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図33Eは、33Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図33Fは、33Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図33G〜図33Hは、33Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図33I〜図33Jは、33Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図34は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図34Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図34Bは、34Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図34Cは、34Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図34Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図34Eは、34Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図34Fは、34Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図34G〜図34Hは、34Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図34I〜図34Jは、34Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図34は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図34Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図34Bは、34Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図34Cは、34Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図34Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図34Eは、34Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図34Fは、34Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図34G〜図34Hは、34Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図34I〜図34Jは、34Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図34は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図34Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図34Bは、34Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図34Cは、34Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図34Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図34Eは、34Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図34Fは、34Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図34G〜図34Hは、34Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図34I〜図34Jは、34Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図34は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図34Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図34Bは、34Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図34Cは、34Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図34Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図34Eは、34Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図34Fは、34Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図34G〜図34Hは、34Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図34I〜図34Jは、34Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図34は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図34Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図34Bは、34Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図34Cは、34Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図34Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図34Eは、34Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図34Fは、34Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図34G〜図34Hは、34Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図34I〜図34Jは、34Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図35は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図35Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図35Bは、35Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図35Cは、35Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図35Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図35Eは、35Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図35Fは、35Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図35G〜図35Hは、35Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図35I〜図35Jは、35Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図35は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図35Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図35Bは、35Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図35Cは、35Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図35Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図35Eは、35Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図35Fは、35Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図35G〜図35Hは、35Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図35I〜図35Jは、35Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図35は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図35Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図35Bは、35Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図35Cは、35Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図35Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図35Eは、35Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図35Fは、35Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図35G〜図35Hは、35Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図35I〜図35Jは、35Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図35は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図35Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図35Bは、35Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図35Cは、35Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図35Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図35Eは、35Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図35Fは、35Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図35G〜図35Hは、35Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図35I〜図35Jは、35Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図35は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図35Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図35Bは、35Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図35Cは、35Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図35Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図35Eは、35Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図35Fは、35Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図35G〜図35Hは、35Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図35I〜図35Jは、35Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図36は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図36Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図36Bは、36Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図36Cは、36Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図36Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図36Eは、36Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図36Fは、36Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図36G〜図36Hは、36Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図36I〜図36Jは、36Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図36は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図36Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図36Bは、36Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図36Cは、36Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図36Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図36Eは、36Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図36Fは、36Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図36G〜図36Hは、36Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図36I〜図36Jは、36Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図36は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図36Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図36Bは、36Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図36Cは、36Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図36Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図36Eは、36Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図36Fは、36Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図36G〜図36Hは、36Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図36I〜図36Jは、36Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図36は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図36Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図36Bは、36Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図36Cは、36Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図36Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図36Eは、36Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図36Fは、36Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図36G〜図36Hは、36Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図36I〜図36Jは、36Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図36は、親RKO細胞およびRKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図36Aは、親RKO細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図36Bは、36Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図36Cは、36Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図36Dは、RKO BRAF V600E KO(+/−/−)細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図36Eは、36Dにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図36Fは、36Dにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図36G〜図36Hは、36Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図36I〜図36Jは、36Dにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図37は、G−361細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図37Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図37Bは、37Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図37Cは、37Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図37D〜図37Eは、37Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図37は、G−361細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図37Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図37Bは、37Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図37Cは、37Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図37D〜図37Eは、37Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図37は、G−361細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図37Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図37Bは、37Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図37Cは、37Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図37D〜図37Eは、37Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図38は、G−361細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図38Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図38Bは、38Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図38Cは、38Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図38D〜図38Eは、38Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図38は、G−361細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図38Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図38Bは、38Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図38Cは、38Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図38D〜図38Eは、38Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図38は、G−361細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図38Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図38Bは、38Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図38Cは、38Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図38D〜図38Eは、38Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図39は、G−361細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図39Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図39Bは、39Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図39Cは、39Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図39D〜図39Eは、39Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図39は、G−361細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図39Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図39Bは、39Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図39Cは、39Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図39D〜図39Eは、39Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図39は、G−361細胞におけるBVD−523とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図39Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図39Bは、39Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図39Cは、39Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図39D〜図39Eは、39Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図40は、G−361細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図40Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図40Bは、40Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図40Cは、40Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図40D〜図40Eは、40Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図40は、G−361細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図40Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図40Bは、40Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図40Cは、40Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図40D〜図40Eは、40Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図40は、G−361細胞におけるSCH772984とMEK−162との組合せの結果を示す図である。図40Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図40Bは、40Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図40Cは、40Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図40D〜図40Eは、40Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図41は、G−361細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図41Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図41Bは、41Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図41Cは、41Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図41D〜図41Eは、41Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図41は、G−361細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図41Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図41Bは、41Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図41Cは、41Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図41D〜図41Eは、41Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図41は、G−361細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図41Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図41Bは、41Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図41Cは、41Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図41D〜図41Eは、41Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図42は、G−361細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図42Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図42Bは、42Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図42Cは、42Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図42D〜図42Eは、42Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図42は、G−361細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図42Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図42Bは、42Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図42Cは、42Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図42D〜図42Eは、42Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図42は、G−361細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図42Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図42Bは、42Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図42Cは、42Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。図42D〜図42Eは、42Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。
図43は、A549細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図43Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図43B〜図43Cは、43Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図43Dは、43Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図43Eは、43Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図43は、A549細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図43Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図43B〜図43Cは、43Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図43Dは、43Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図43Eは、43Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図44は、H2122細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図44Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図44B〜図44Cは、44Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図44Dは、44Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図44Eは、44Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図44は、H2122細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図44Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図44B〜図44Cは、44Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図44Dは、44Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図44Eは、44Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図45は、H1437細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図45Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図45B〜図45Cは、45Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図45Dは、45Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図45Eは、45Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図45は、H1437細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図45Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図45B〜図45Cは、45Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図45Dは、45Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図45Eは、45Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図46は、H226細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図46Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図46B〜図46Cは、46Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図46Dは、46Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図46Eは、46Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図46は、H226細胞におけるBVD−523とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図46Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図46B〜図46Cは、46Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図46Dは、46Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図46Eは、46Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図47は、A549細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図47Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図47B〜図47Cは、47Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図47Dは、47Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図47Eは、47Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図47は、A549細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図47Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図47B〜図47Cは、47Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図47Dは、47Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図47Eは、47Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図48は、H2122細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図48Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図48B〜図48Cは、48Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図48Dは、48Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図48Eは、48Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図48は、H2122細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図48Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図48B〜図48Cは、48Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図48Dは、48Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図48Eは、48Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図49は、H1437細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図49Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図49B〜図49Cは、49Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図49Dは、49Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図49Eは、49Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図49は、H1437細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図49Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図49B〜図49Cは、49Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図49Dは、49Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図49Eは、49Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図50は、H226細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図50Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図50B〜図50Cは、50Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図50Dは、50Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図50Eは、50Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図50は、H226細胞におけるSCH772984とトラメチニブとの組合せの結果を示す図である。図50Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図50B〜図50Cは、50Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図50Dは、50Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図50Eは、50Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図51は、H2122細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図51Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図51B〜図51Cは、51Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図51Dは、51Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図51Eは、51Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図51は、H2122細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図51Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図51B〜図51Cは、51Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図51Dは、51Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図51Eは、51Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図52は、H1437細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図52Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図52B〜図52Cは、52Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図52Dは、52Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図52Eは、52Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図52は、H1437細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図52Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図52B〜図52Cは、52Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図52Dは、52Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図52Eは、52Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図53は、H226細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図53Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図53B〜図53Cは、53Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図53Dは、53Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図53Eは、53Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図53は、H226細胞におけるBVD−523とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図53Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図53B〜図53Cは、53Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図53Dは、53Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図53Eは、53Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図54は、A549細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図54Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図54B〜図54Cは、54Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図54Dは、54Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図54Eは、54Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図54は、A549細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図54Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図54B〜図54Cは、54Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図54Dは、54Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図54Eは、54Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図55は、H2122細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図55Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図55B〜図55Cは、55Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図55Dは、55Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図55Eは、55Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図55は、H2122細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図55Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図55B〜図55Cは、55Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図55Dは、55Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図55Eは、55Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図56は、H1437細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図56Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図56B〜図56Cは、56Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図56Dは、56Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図56Eは、56Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図56は、H1437細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図56Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図56B〜図56Cは、56Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図56Dは、56Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図56Eは、56Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図57は、H226細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図57Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図57B〜図57Cは、57Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図57Dは、57Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図57Eは、57Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図57は、H226細胞におけるSCH772984とGDC−0623との組合せの結果を示す図である。図57Aは、組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図57B〜図57Cは、57Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図57Dは、57Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図57Eは、57Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図58は、BVD−523とSCH772984との組合せの結果を示す図である。図58Aは、A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図58B〜図58Cは、58Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図58Dは、58Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図58Eは、58Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
図58は、BVD−523とSCH772984との組合せの結果を示す図である。図58Aは、A375細胞における組合せについての阻害(%)を示す用量行列を示す。図58B〜図58Cは、58Aにおける組合せについての単剤増殖アッセイの結果を示す図である。図58Dは、58Aにおける組合せについてのローウィ過剰を示す図であり、図58Eは、58Aにおける組合せについてのブリス過剰を示す図である。
発明の詳細な説明
本発明の一実施形態は、それを必要とする被験体におけるがんの作用を処置または改善する方法である。方法は、被験体へと、有効量の(i)BVD−523または薬学的に許容されるその塩である第1の抗がん剤、および(ii)2型MEK阻害剤または薬学的に許容されるその塩である第2の抗がん剤を投与して、がんの作用を処置または改善するステップを含む。
本明細書で使用される「〜を処置する」、「〜を処置すること」、「処置」という用語、およびこれらの文法的変化形は、個別の被験体を、その被験体、例えば、患者における生理学的応答または生理学的転帰を得ることが所望される、プロトコール、レジメン、過程、または治療に供することを意味する。特に、本発明の方法および組成物を使用して、疾患症状の発症を緩徐化するか、または疾患もしくは状態の発症を遅延させるか、または疾患発症の進行を止めることができる。しかし、処置されたどの被験体も、特定の処置プロトコール、処置レジメン、処置過程、または処置治療に応答しない場合があるため、処置することは、所望の生理学的応答または生理学的転帰が、各被験体において、かつ、どの被験体においても、または被験体集団、例えば、患者集団においても達成されることを必要としない。したがって、所与の被験体または被験体集団、例えば、患者集団は、処置に応答しない場合もあり、処置への応答が不十分な場合もある。
本明細書で使用される「〜を改善する」、「〜を改善すること」という用語、およびこれらの文法的変化形は、被験体における疾患の症状の重症度を低下させることを意味する。
本発明では、がんは、固形がんおよび血液がんの両方を含む。固形がんの非限定的な例は、副腎皮質癌、肛門がん、膀胱がん、骨がん(骨肉腫など)、脳がん、乳がん、カルチノイドがん、癌、子宮頸がん、結腸がん、子宮内膜がん、食道がん、肝臓外胆管がん、がんのユーイングファミリー、頭蓋外胚細胞がん、眼がん、胆嚢がん、胃がん、胚細胞腫瘍、妊娠性絨毛腫瘍、頭頸部がん、下咽頭がん、膵島細胞癌、腎臓がん、大腸がん、喉頭がん、白血病、口唇口腔がん、肝臓腫瘍/がん、肺腫瘍/がん、リンパ腫、悪性中皮腫、メルケル細胞癌、菌状息肉腫、骨髄異形成症候群、骨髄増殖性障害、鼻咽頭がん、神経芽細胞腫、口腔がん、口腔咽頭がん、骨肉腫、卵巣上皮がん、卵巣胚細胞がん、膵臓がん、副鼻腔鼻腔がん、副甲状腺がん、陰茎がん、下垂体がん、形質細胞新生物、前立腺がん、横紋筋肉腫、直腸がん、腎細胞がん、腎盂尿路移行上皮がん、唾液腺がん、セザリー症候群、皮膚がん(皮膚T細胞リンパ腫、カポジ肉腫、マスト細胞腫瘍、および黒色腫など)、小腸がん、軟部組織肉腫、胃がん、精巣がん、胸腺腫、甲状腺がん、尿道がん、子宮がん、膣がん、外陰がん、およびウィルムス腫瘍を含む。
血液がんの例は、成人/小児急性リンパ芽球性白血病、成人/小児急性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、および有毛細胞白血病などの白血病、リンパ腫、例えば、AIDS関連リンパ腫、皮膚T細胞リンパ腫、成人/小児ホジキンリンパ腫、菌状息肉腫、成人/小児非ホジキンリンパ腫、原発性中枢神経系リンパ腫、セザリー症候群、皮膚T細胞リンパ腫、およびワルデンシュトロームマクログロブリン血症のほか、慢性骨髄増殖性障害、ランゲルハンス細胞組織球症、多発性骨髄腫/形質細胞新生物、骨髄異形成症候群、および骨髄異形成性/骨髄増殖性新生物など、他の増殖性障害を含むがこれらに限定されない。
本発明に従って処置され得るがんの好ましいセットは、大腸のがん、乳がん、膵臓がん、皮膚がん、子宮内膜がん、神経芽細胞腫、白血病、リンパ腫、肝臓がん、肺がん、精巣がん、および甲状腺がんを含む。好ましくは、がんは、黒色腫である。
本明細書で使用される「被験体」とは、哺乳動物、好ましくは、ヒトである。ヒトに加えて、本発明の範囲内の哺乳動物の類別は、例えば、農場動物、家庭動物、実験動物などを含む。農場動物の一部の例は、ウシ、ブタ、ウマ、ヤギなどを含む。家庭動物の一部の例は、イヌ、ネコなどを含む。実験動物の一部の例は、霊長動物、ラット、マウス、ウサギ、モルモットなどを含む。
本発明では、BVD−523は、式(I):
に従う化合物および薬学的に許容されるその塩に対応する。BVD−523は、例えば、米国特許第7,354,939号において開示されている方法に従い合成することができる。また、BVD−523のエナンチオマー、およびBVD−523の両方のエナンチオマーのラセミ混合物も、本発明の範囲内にあることが想定されている。BVD−523は、例えば、固有で、かつ、SCH772984およびHatzivassiliouら(2012年)により使用されているピリミジン構造などのある特定の他のERK1/2阻害剤と顕著に異なると考えられている作用機構を有する、ERK1/2阻害剤である。例えば、SCH772984などの他のERK1/2阻害剤は、ERKの自己リン酸化を阻害する(Morrisら、2013年)が、一方、BVD−523は、ERKの自己リン酸化を可能としながら、なおERKを阻害する(例えば、図18を参照されたい)。
本明細書で使用される、2型MEK阻害剤などの「MEK阻害剤」とは、(i)例えば、MEK(すなわち、MEK2)に結合することにより、MEK(すなわち、MEK2)と直接相互作用し、かつ、(ii)MEK(すなわち、MEK2)の発現または活性を低下させる物質を意味する。したがって、RAS阻害剤およびRAF阻害剤など、MEK(すなわち、MEK2)の上流において作用する阻害剤は、本発明に従うMEK(すなわち、MEK2)阻害剤ではない。上記で留意したとおり、MEK阻害剤は、阻害剤が、ATPと競合するのかどうかに応じて、2つの種類へと分類することができる。本明細書で使用される「1型」MEK阻害剤とは、MEKへの結合についてATPと競合する阻害剤を意味する。「2型」MEK阻害剤とは、MEKへの結合についてATPと競合しない阻害剤を意味する。
本発明に従う2型MEK阻害剤の非限定的な例は、炭疽毒素、炭疽毒素の致死因子部分、ARRY−142886(6−(4−ブロモ−2−クロロ−フェニルアミノ)−7−フルオロ−3−メチル−3H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(2−ヒドロキシ−エトキシ)−アミド)(Array BioPharma)、ARRY−438162(Array BioPharma)、AS−1940477(Astellas)、MEK162(Array BioPharma)、PD 098059(2−(2’−アミノ−3’−メトキシフェニル)−オキサナフタレン−4−オン)、PD 184352(CI−1040)、PD−0325901(Pfizer)、ピマセルチブ(Santhera Pharmaceuticals)、レファメチニブ(AstraZeneca)、セルメチニブ(AZD6244)(AstraZeneca)、TAK−733(武田薬品工業株式会社)、トラメチニブ(日本たばこ産業株式会社)、U0126(1,4−ジアミノ−2,3−ジシアノ−1,4−ビス(2−アミノフェニルチオ)ブタジエン)(Sigma)、RDEA119(Ardea Biosciences/Bayer)、薬学的に許容されるこれらの塩、およびこれらの組合せを含む。好ましくは、2型MEK阻害剤は、トラメチニブまたは薬学的に許容されるその塩である。
この実施形態のさらなる態様では、がんを有する被験体は、体細胞RAS変異または体細胞BRAF変異を有する。本明細書で使用される「体細胞変異」とは、生殖細胞となるように運命づけられてはいない任意の細胞内で生じる変化を意味する。変異は、例えば、置換、欠失、挿入、または融合でありうる。好ましくは、RAS変異とは、H−RAS内、N−RAS内、またはK−RAS内の変異である。以下の表1、2、および3は、それぞれ、多様な動物に由来する野生型H−RAS、野生型K−RAS、および野生型N−RASの代表的な核酸配列およびアミノ酸配列の配列番号を示す。これらの配列は、変異RASの遺伝子型(下記に示す方法においてなど)を伴う被験体を同定するための方法において使用することができる。
以下の表4は、多様な動物に由来する野生型BRAFの代表的な核酸配列およびアミノ酸配列の配列番号を示す。これらの野生型配列は、変異BRAF遺伝子型を伴う被験体を同定するための方法(下記に示す方法など)において使用することができる。
当技術分野では、上記で同定されたRAS遺伝子およびBRAF遺伝子など、核酸内の変異を同定するための方法が公知である。核酸は、生体試料から得ることができる。本発明では、生体試料は、血液、血漿、尿、皮膚、唾液、および生検を含むがこれらに限定されない。生体試料は、当技術分野で公知の日常的な手順および方法により、被験体から得られる。
変異を同定するための方法の非限定的な例は、PCR、配列決定、ハイブリッド捕捉、溶液中捕捉、分子反転プローブ(molecular inversion probe)、蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)アッセイ、およびこれらの組合せを含む。
当技術分野では、多様な配列決定法が公知である。これらは、サンガーシーケンシング(ジデオキシシーケンシングとも称する)、および、例えば、Metzker、2005年において開示されている、多様な、合成による配列決定(sequencing-by-synthesis)(SBS)法、ハイブリダイゼーションによる配列決定、ライゲーションによる配列決定(例えば、WO2005021786)、分解による配列決定(例えば、米国特許第5,622,824号および同第6,140,053号)、およびナノポアシーケンシング(Oxford Nanopore Technologies、UKから市販されている)を含むがこれらに限定されない。ディープシーケンシング法では、配列決定工程の間、配列内の所与のヌクレオチドを、1回を超えて読み取る。ディープシーケンシング法は、例えば、米国特許公開第20120264632号および国際特許公開第WO2012125848号において開示されている。
変異を検出するためのPCRベースの方法は、当技術分野で公知であり、PCR増幅を援用するが、この場合、試料中の各標的配列は、対応する固有の配列特異的プライマー対を有する。例えば、ポリメラーゼ連鎖反応制限断片長多型(PCR−RFLP)法は、PCRによりゲノム配列を増幅した後における、変異の迅速な検出を可能とする。変異は、特異的な制限エンドヌクレアーゼによる消化を介して弁別され、電気泳動により同定される。例えば、Otaら、2007年を参照されたい。変異はまた、リアルタイムPCRを使用しても検出することができる。例えば、国際出願公開第WO2012046981号を参照されたい。
ハイブリッド捕捉法は、当技術分野で公知であり、例えば、米国特許公開第20130203632号および米国特許第8,389,219号および同第8,288,520号において開示されている。これらの方法は、標的ゲノム領域の、使用者によりデザインされたオリゴヌクレオチドとの選択的ハイブリダイゼーションに基づく。ハイブリダイゼーションは、高密度マイクロアレイまたは低密度マイクロアレイ上に固定化されたオリゴヌクレオチド(アレイ上捕捉)とのハイブリダイゼーションの場合もあり、その後ビーズなどの固体表面へと固定化されうる、リガンド(例えば、ビオチン)で修飾されたオリゴヌクレオチドとの、液相ハイブリダイゼーション(溶液中捕捉)の場合もある。
分子反転プローブ(MIP)法は、当技術分野で公知であり、例えば、Absalanら、2008年において開示されている。この方法では、遺伝子型解析のための特殊な「パッドロック」プローブ(Nilssonら、1994年)である、MIP分子を使用する。MIP分子とは、特異的領域、ユニバーサル配列、制限部位、およびタグ(指標)配列(16〜22bp)を含有する直鎖状オリゴヌクレオチドである。MIPは、目的の遺伝子マーカー/SNP近傍に直接ハイブリダイズする。MIP法ではまた、ゲノムDNAに並列でハイブリダイズする、いくつかの「パッドロック」プローブセットも使用することができる(Hardenbolら、2003年)。完全なマッチの場合は、配置における逆位(inversion in configuration)を起こし(技法の名称により示唆されるとおり)、環状分子を作製することにより、ゲノムの相同性領域をライゲーションする。第1の制限後に、全ての分子を、ユニバーサルプライマーにより増幅する。単位複製配列に再度制限を施して、マイクロアレイ上のハイブリダイゼーションのための短い断片を確保する。生成した短い断片に、タグ配列を介して標識づけし、アレイ上のcタグ(指標のための相補鎖)へとハイブリダイズさせた。タグ−cタグ二重鎖の形成の後で、シグナルを検出する。
この実施形態の別の態様では、方法は、被験体へと、がんの作用を処置または改善するために有効な、少なくとも1つのさらなる治療剤を投与するステップをさらに含む。このさらなる治療剤は、抗体またはその断片、細胞傷害剤、薬物、毒素、放射性核種、免疫調節剤、光活性治療剤、放射線増感剤、ホルモン、抗血管新生剤、およびこれらの組合せからなる群から選択され得る。
本明細書で使用される「抗体」は、天然に存在する免疫グロブリンのほか、例えば、単鎖抗体、キメラ抗体(例えば、ヒト化マウス抗体)、およびヘテロコンジュゲート抗体(例えば、二重特異性抗体)を含む、天然に存在しない免疫グロブリンも包含する。抗体の断片は、抗原に結合する断片(例えば、Fab’、F(ab’)2、Fab、Fv、およびrIgG)を含む。例えばまた、Pierce Catalog and Handbook、1994〜1995年(Pierce Chemical Co.、Rockford、Ill.);Kuby, J.、Immunology、3版、W.H. Freeman & Co.、New York(1998年)も参照されたい。抗体という用語はまた、二価分子または二重特異性分子、ダイアボディ、トリアボディ、およびテトラボディも含む。「抗体」という用語は、ポリクローナル抗体およびモノクローナル抗体の両方もさらに含む。
本発明で使用されうる治療用抗体の例は、リツキシマブ(Rituxan)、セツキシマブ(Erbitux)、ベバシズマブ(Avastin)、およびイブリツモマブ(Zevalin)を含む。
本発明に従う細胞傷害剤は、DNA損傷剤、代謝拮抗剤、抗微小管剤、抗生剤などを含む。DNA損傷剤は、アルキル化剤、白金ベースの薬剤、挿入剤、およびDNA複製阻害剤を含む。DNAアルキル化剤の非限定的な例は、シクロホスファミド、メクロレタミン、ウラムスチン、メルファラン、クロラムブシル、イホスファミド、カルムスチン、ロムスチン、ストレプトゾシン、ブスルファン、テモゾロミド、薬学的に許容されるこれらの塩、プロドラッグ、およびこれらの組合せを含む。白金ベースの薬剤の非限定的な例は、シスプラチン、カルボプラチン、オキサリプラチン、ネダプラチン、サトラプラチン、トリプラチン四硝酸塩、薬学的に許容されるこれらの塩、プロドラッグ、およびこれらの組合せを含む。挿入剤の非限定的な例は、ドキソルビシン、ダウノルビシン、イダルビシン、ミトキサントロン、薬学的に許容されるこれらの塩、プロドラッグ、およびこれらの組合せを含む。DNA複製阻害剤の非限定的な例は、イリノテカン、トポテカン、アムサクリン、エトポシド、エトポシドリン酸塩、テニポシド、薬学的に許容されるこれらの塩、プロドラッグ、およびこれらの組合せを含む。代謝拮抗剤は、メトトレキサートおよびペメトレキセド(premetrexed)などの葉酸アンタゴニスト、6−メルカプトプリン、ダカルバジン、およびフルダラビンなどのプリンアンタゴニスト、ならびに5−フルオロウラシル、アラビノシルシトシン、カペシタビン、ゲムシタビン、デシタビンなどのピリミジンアンタゴニスト、薬学的に許容されるこれらの塩、プロドラッグ、およびこれらの組合せを含む。抗微小管薬剤は、限定なしに述べると、ビンカアルカロイド、パクリタキセル(Taxol(登録商標))、ドセタキセル(Taxotere(登録商標))、およびイキサベピロン(Ixempra(登録商標))を含む。抗生剤は、限定なしに述べると、アクチノマイシン、アントラサイクリン、バルルビシン、エピルビシン、ブレオマイシン、プリカマイシン、マイトマイシン、薬学的に許容されるこれらの塩、プロドラッグ、およびこれらの組合せを含む。
本発明に従う細胞傷害剤はまた、PI3K/Akt経路の阻害剤も含む。本発明によるPI3K/Akt経路の阻害剤の非限定的な例としては、A−674563(CAS番号:552325−73−2)、AGL 2263、AMG−319(Amgen、Thousand Oaks、CA)、AS−041164(5−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチレン−チアゾリジン−2,4−ジオン)、AS−604850(5−(2,2−ジフルオロ−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチレン)−チアゾリジン−2,4−ジオン)、AS−605240(5−キノキシリン−6−メチレン−1,3−チアゾリジン−2,4−ジオン)、AT7867(CAS番号:857531−00−1)、Genentech(Roche Holdings Inc.、South San Francisco、CA)のベンズイミダゾールシリーズ、BML−257(CAS番号:32387−96−5)、CAL−120(Gilead Sciences、Foster City、CA)、CAL−129(Gilead Sciences)、CAL−130(Gilead Sciences)、CAL−253(Gilead Sciences)、CAL−263(Gilead Sciences)、CAS番号:612847−09−3、CAS番号:681281−88−9、CAS番号:75747−14−7、CAS番号:925681−41−0、CAS番号:98510−80−6、CCT128930(CAS番号:885499−61−6)、CH5132799(CAS番号:1007207−67−1)、CHR−4432(Chroma Therapeutics,Ltd.、Abingdon、UK)、FPA 124(CAS番号:902779−59−3)、GS−1101(CAL−101)(Gilead Sciences)、GSK 690693(CAS番号:937174−76−0)、H−89(CAS番号:127243−85−0)、ホノキオール、IC87114(Gilead Science)、IPI−145(Intellikine Inc.)、KAR−4139(Karus Therapeutics、Chilworth、UK)、KAR−4141(Karus Therapeutics)、KIN−1(Karus Therapeutics)、KT 5720(CAS番号:108068−98−0)、ミルテホシン、MK−2206二塩酸塩(CAS番号:1032350−13−2)、ML−9(CAS番号:105637−50−1)、ナルトリンドール塩酸塩、OXY−111A(NormOxys Inc.、Brighton、MA)、ペリホシン、PHT−427(CAS番号:1191951−57−1)、Merck KGaA(Merck & Co.、Whitehouse Station、NJ)のPI3キナーゼデルタ阻害剤、Genentech(Roche Holdings Inc.)のPI3キナーゼデルタ阻害剤、Incozen(Incozen Therapeutics,Pvt.Ltd.、Hyderabad、India)のPI3キナーゼデルタ阻害剤、Incozen(Incozen Therapeutics)のPI3キナーゼデルタ阻害剤2、Roche−4(Roche Holdings Inc.)のPI3キナーゼ阻害剤、Roche(Roche Holdings Inc.)のPI3キナーゼ阻害剤、Roche−5(Roche Holdings Inc.)のPI3キナーゼ阻害剤、Pathway Therapeutics(Pathway Therapeutics Ltd.、South San Francisco、CA)のPI3−アルファ/デルタ阻害剤、Cellzome(Cellzome AG、Heidelberg、Germany)のPI3−デルタ阻害剤、Intellikine(Intellikine Inc.、La Jolla、CA)のPI3−デルタ阻害剤、Pathway Therapeutics−1(Pathway Therapeutics Ltd.)のPI3−デルタ阻害剤、Pathway Therapeutics−2(Pathway Therapeutics Ltd.)のPI3−デルタ阻害剤、Cellzome(Cellzome AG)のPI3−デルタ/ガンマ阻害剤、Cellzome(Cellzome AG)のPI3−デルタ/ガンマ阻害剤、Intellikine(Intellikine Inc.)のPI3−デルタ/ガンマ阻害剤、Intellikine(Intellikine Inc.)のPI3−デルタ/ガンマ阻害剤、Pathway Therapeutics(Pathway Therapeutics Ltd.)のPI3−デルタ/ガンマ阻害剤、Pathway Therapeutics(Pathway Therapeutics Ltd.)のPI3−デルタ/ガンマ阻害剤、Evotec(Evotec)のPI3−ガンマ阻害剤、Cellzome(Cellzome AG)のPI3−ガンマ阻害剤、Pathway Therapeutics(Pathway Therapeutics Ltd.)のPI3−ガンマ阻害剤、Intellikine−1(Intellikine Inc.)のPI3Kデルタ/ガンマ阻害剤、Intellikine−1(Intellikine Inc.)のPI3Kデルタ/ガンマ阻害剤、ピクチリシブ(Roche Holdings Inc.)、PIK−90(CAS番号:677338−12−4)、SC−103980(Pfizer、New York、NY)、SF−1126(Semafore Pharmaceuticals、Indianapolis、IN)、SH−5、SH−6、テトラヒドロクルクミン、TG100−115(Targegen Inc.、San Diego、CA)、トリシリビン、X−339(Xcovery、West Palm Beach、FL)、XL−499(Evotech、Hamburg、Germany)、薬学的に許容されるこれらの塩、およびこれらの組合せが挙げられる。
本発明では、「毒素」という用語は、抗原性の植物または動物由来の毒物または毒液を意味する。例は、ジフテリア毒素またはその部分である。
本発明では、「放射性核種」という用語は、患者へと投与される放射性物質であって、例えば、患者へと静脈内投与または経口投与され、その後、患者の正常な代謝を介して、標的器官または標的組織へと浸透し、そこで、局所的な放射線を、短時間にわたり送達する放射性物質を意味する。放射性核種の例は、I−125、At−211、Lu−177、Cu−67、I−131、Sm−153、Re−186、P−32、Re−188、In−114m、およびY−90を含むがこれらに限定されない。
本発明では、「免疫調節剤」という用語は、免疫系が、それらの産生を誘発した抗原を認識し、これと反応する、抗体または感作細胞を産生する能力を、増進させるかまたは低減することにより、免疫応答を変化させる物質を意味する。免疫調節剤は、組換え調製物の場合もあり、合成調製物の場合もあり、天然調製物の場合もあり、サイトカイン、コルチコステロイド、細胞傷害剤、チモシン、および免疫グロブリンを含む。一部の免疫調節剤は、体内に天然で存在し、これらのうちのいくつかは、薬理学的調製物中で利用可能である。免疫調節剤の例は、顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)、インターフェロン、イミキモドおよび細菌に由来する細胞膜画分、IL−2、IL−7、IL−12、CCL3、CCL26、CXCL7、および合成シトシンリン酸−グアノシン(cytosine phosphate-guanosine)(CpG)を含むがこれらに限定されない。
本発明では、「光活性治療剤」という用語は、光へと曝露されると活性となる化合物および組成物を意味する。光活性治療剤のある特定の例は、例えば、米国特許出願第2011/0152230A1号、「Photoactive Metal Nitrosyls For Blood Pressure Regulation And Cancer Therapy」において開示されている。
本発明では、「放射線増感剤」という用語は、腫瘍細胞の放射線療法に対する感受性を大きくする化合物を意味する。放射線増感剤の例は、ミソニダゾール、メトロニダゾール、チラパザミン、およびtrans−クロセチン酸ナトリウムを含む。
本発明では、「ホルモン」という用語は、身体の一部分における細胞により放出される物質であって、身体の別の部分の細胞に影響を及ぼす物質を意味する。ホルモンの例は、プロスタグラジン、ロイコトリエン、プロスタサイクリン、トロンボキサン、アミリン、抗ミュラー管ホルモン、アジポネクチン、副腎皮質刺激ホルモン、アンギオテンシノーゲン、アンギオテンシン、バソプレッシン、アトリオペプチン、脳性ナトリウム利尿ペプチド、カルシトニン、コレシストキニン、コルチコトロピン放出ホルモン、エンセファリン、エンドセリン、エリスロポエチン、濾胞刺激ホルモン、ガラニン、ガストリン、グレリン、グルカゴン、ゴナドトロピン放出ホルモン、成長ホルモン放出ホルモン、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、ヒト胎盤性ラクトーゲン、成長ホルモン、インヒビン、インスリン、ソマトメジン、レプチン、リプトロピン、黄体形成ホルモン、メラニン細胞刺激ホルモン、モチリン、オレキシン、オキシトシン、膵ポリペプチド、副甲状腺ホルモン、プロラクチン、プロラクチン放出ホルモン、リラキシン、レニン、セクレチン、ソマトスタチン、トロンボポエチン、甲状腺刺激ホルモン、テストステロン、デヒドロエピアンドロステロン、アンドロステンジオン、ジヒドロテストステロン、アルドステロン、エストラジオール、エストロン、エストリオール、コルチゾール、プロゲステロン、カルシトリオール、およびカルシジオールを含むがこれらに限定されない。
一部の化合物は、ある特定のホルモンの活性に干渉するか、またはある特定のホルモンの産生を停止させる。これらのホルモン干渉化合物は、タモキシフェン(Nolvadex(登録商標))、アナストロゾール(Arimidex(登録商標))、レトロゾール(Femara(登録商標))、およびフルベストラント(Faslodex(登録商標))を含むがこれらに限定されない。このような化合物もまた、本発明におけるホルモンの意味の範囲内にある。
本明細書で使用される「抗血管新生」剤は、例えば、血管内皮成長因子(VEGF)阻害剤よび内皮細胞遊走阻害剤など、新たな血管の成長を低減または阻害する物質を意味する。抗血管新生薬剤は、限定なしに述べると、2−メトキシエストラジオール、アンギオスタチン、ベバシズマブ、軟骨由来血管新生阻害因子、エンドスタチン、IFN−α、IL−12、イトラコナゾール、リノミド、血小板因子4、プロラクチン、SU5416、スラミン、タスキニモド、テコガラン、テトラチオモリブデン酸塩、サリドマイド、トロンボスポンジン、トロンボスポンジン、TNP−470、ziv−アフリベルセプト、薬学的に許容されるこれらの塩、プロドラッグ、およびこれらの組合せを含む。
この実施形態の別の態様では、第1および第2の抗がん剤の投与により、どちらの抗がん剤単独の投与と比較しても相乗作用をもたらす。本明細書で使用される「相乗的」とは、相加的を超えることを意味する。相乗作用は、超過ブリスアッセイ(excess over bliss assay)など、本明細書で開示されるアッセイを含むがこれらに限定されない、当技術分野で公知の多様なアッセイにより測定することができる。
本発明の別の実施形態は、がんの作用を処置または改善することを必要とする被験体におけるがんの作用を処置または改善する方法である。この方法は、該被験体へと、有効量の(i)BVD−523または薬学的に許容されるその塩である第1の抗がん剤、および(ii)トラメチニブまたは薬学的に許容されるその塩である第2の抗がん剤を投与して、該がんの作用を処置または改善するステップを含む。
適切で好ましい被験体および種々のタイプのがんは、本明細書で開示される通りである。この実施形態では、方法を使用して、上記で開示したがんであって、上記で同定された変異バックグラウンドを伴うがんを含むがんを処置することができる。このような変異を同定する方法もまた、上記で示した通りである。
この実施形態の1つの態様では、BVD−523または薬学的に許容されるその塩は、薬学的に許容される担体または希釈剤をさらに含む医薬組成物の形態で投与する。
この実施形態のさらなる態様では、トラメチニブまたは薬学的に許容されるその塩は、薬学的に許容される担体または希釈剤をさらに含む医薬組成物の形態で投与する。
この実施形態のさらなる態様では、方法は、被験体へと、少なくとも1つのさらなる治療剤、好ましくは、本明細書で開示される、PI3K/Akt経路の阻害剤を投与するステップをさらに含む。
この実施形態の別の態様では、第1および第2の抗がん剤の投与により、どちらの抗がん剤単独の投与と比較しても相乗作用をもたらす。
本発明のさらなる実施形態は、がん細胞死をもたらす方法である。この方法は、該がん細胞を、有効量の(i)BVD−523または薬学的に許容されるその塩である第1の抗がん剤、および(ii)2型MEK阻害剤または薬学的に許容されるその塩である第2の抗がん剤と接触させるステップを含む。
適切で好ましい2型MEK阻害剤は、本明細書で開示される通りである。この実施形態では、がん細胞死をもたらすことを、多様な変異バックグラウンドを有し、かつ/または上記で開示した通りに特徴付けられるがん細胞内で達成することができる。このような変異を同定する方法もまた、上記で示した通りである。
この実施形態の一態様では、がん細胞は、哺乳動物がん細胞である。好ましくは、哺乳動物がん細胞は、ヒト、霊長動物、農場動物、および家庭動物からなる群から選択される哺乳動物から得られる。より好ましくは、哺乳動物がん細胞は、ヒトがん細胞である。
この実施形態の方法であって、in vitroで実行することもでき、in vivoにおいて実行することもできる方法を使用することにより、例えば、本明細書で開示される種類のがんの細胞において、がん細胞を死滅させることにより、がん細胞死をもたらすことができる。
この実施形態のさらなる態様では、方法は、がん細胞を、少なくとも1つのさらなる治療剤、好ましくは、本明細書で開示される、PI3K/Akt経路の阻害剤と接触させるステップをさらに含む。
この実施形態の別の態様では、がん細胞を、第1および第2の抗がん剤と接触させることにより、がん細胞をどちらの抗がん剤単独と接触させることと比較しても相乗作用をもたらす。この実施形態では、「〜を接触させること」とは、BVD−523および2型MEK阻害剤と、任意選択で、1または複数のさらなる治療剤とを、がん細胞に近づけることを意味する。これは、例えば、BVD−523および2型MEK阻害剤と、任意選択で、他の治療剤とを、がん細胞が置かれる培養培地へと提供することにより、従来の薬物送達技法を、哺乳動物に対して、またはin vitro状況において使用して達成することができる。
本発明のさらなる実施形態は、がんの作用を処置または改善することを必要とする被験体におけるがんの作用を処置または改善するためのキットである。キットは、有効量の(i)BVD−523または薬学的に許容されるその塩である第1の抗がん剤、および(ii)2型MEK阻害剤または薬学的に許容されるその塩である第2の抗がん剤を、それらの使用のための指示と一緒にパッケージングされて、含む。
キットはまた、本発明の各抗がん剤(例えば、医薬組成物の形態でありうる)、および抗がん剤の被験体への投与における使用のための他の試薬、例えば、バッファ、平衡塩溶液などに適する保存容器、例えば、アンプル、バイアル、チューブなども含みうる。本発明の抗がん剤および他の試薬は、例えば、溶液形態または粉末形態など、任意の好都合な形態でキットに存在しうる。キットは、医薬組成物および他の任意選択の試薬を収納するための1または複数の区画を任意選択で有するパッケージング容器をさらに含みうる。
この実施形態では、適切で好ましい2型MEK阻害剤および被験体は、上記で示した通りである。この実施形態では、キットを使用して、本明細書で同定される変異バックグラウンドを伴うがんを含む、上記で開示したがんを処置することができる。このような変異を同定する方法は、上記で示した通りである。
この実施形態の一態様では、キットは、少なくとも1つのさらなる治療剤、好ましくは、本明細書で開示される、PI3K/Akt経路の阻害剤をさらに含む。
この実施形態の別の態様では、第1および第2の抗がん剤の投与により、どちらの抗がん剤単独の投与と比較しても相乗作用をもたらす。
本発明の別の実施形態は、がんの作用を処置または改善することを必要とする被験体におけるがんの作用を処置または改善するための医薬組成物である。医薬組成物は、薬学的に許容される希釈剤または担体と、有効量の(i)BVD−523または薬学的に許容されるその塩である第1の抗がん剤、および(ii)2型MEK阻害剤または薬学的に許容されるその塩である第2の抗がん剤とを含み、この場合、第1および第2の抗がん剤の投与により、どちらの抗がん剤単独の投与と比較しても相乗作用をもたらす。
適切で好ましい被験体および2型MEK阻害剤は、本明細書で開示される通りである。本発明の医薬組成物を使用して、本明細書で同定される変異バックグラウンドを伴うがんを含む、上記で開示したがんを処置することができる。このような変異を同定する方法もまた、上記で示した通りである。
この実施形態のさらなる態様では、医薬組成物は、少なくとも1つのさらなる治療剤、好ましくは、本明細書で開示される、PI3K/Akt経路の阻害剤をさらに含む。
本発明に従う医薬組成物は、両方の抗がん剤を含む単位剤形でありうる。この実施形態の別の態様では、第1の抗がん剤が、第1の単位剤形であり、第2の抗がん剤は、第1とは別個の第2の単位剤形である。
第1および第2の抗がん剤は、主治医により最も適切であると判断される通り、被験体へと、同時に共投与することもでき、異なる時点において共投与することもできる。第1の抗がん剤と、第2の抗がん剤とを、例えば、逐次投与により、異なる時点において投与する場合、第1の抗がん剤は、第2の抗がん剤の前に被験体へと投与することができる。代替的に、第2の抗がん剤を、第1の抗がん剤の前に被験体へと投与することもできる。
本発明のさらなる実施形態は、がんの作用を処置または改善することを必要とする被験体におけるがんの作用を処置または改善する方法である。この方法は、該被験体へと、有効量の(i)BVD−523または薬学的に許容されるその塩である第1の抗がん剤、ならびに(ii)アントロキノノール(Golden Biotechnology)、AS−1940477(Astellas)、AS−703988(Merck KGaA)、BI−847325(Boehringer Ingelheim)、E−6201(エーザイ株式会社)、GDC−0623(Hoffmann−La Roche)、GDC−0973、RG422、RO4987655、RO5126766、SL327、WX−554(Wilex)、YopJポリペプチド、薬学的に許容されるこれらの塩、およびこれらの組合せからなる群から選択されるMEK阻害剤である第2の抗がん剤を投与して、該がんの作用を処置または改善するステップを含む。
適切で好ましい被験体は、本明細書で開示される通りである。この実施形態では、方法を使用して、上記で開示したがんであって、上記で同定された変異バックグラウンドを伴うがんを含むがんを処置することができる。このような変異を同定する方法もまた、上記で示した通りである。
この実施形態のさらなる態様では、方法は、被験体へと、少なくとも1つのさらなる治療剤、好ましくは、本明細書で開示される、PI3K/Akt経路の阻害剤を投与するステップをさらに含む。
この実施形態の別の態様では、第1および第2の抗がん剤の投与により、どちらの抗がん剤単独の投与と比較しても相乗作用をもたらす。
本発明のさらなる実施形態は、がん細胞死をもたらす方法である。この方法は、該がん細胞を、有効量の(i)BVD−523または薬学的に許容されるその塩である第1の抗がん剤、ならびに(ii)アントロキノノール(Golden Biotechnology)、AS−1940477(Astellas)、AS−703988(Merck KGaA)、BI−847325(Boehringer Ingelheim)、E−6201(エーザイ株式会社)、GDC−0623(Hoffmann−La Roche)、GDC−0973、RG422、RO4987655、RO5126766、SL327、WX−554(Wilex)、YopJポリペプチド、薬学的に許容されるこれらの塩、およびこれらの組合せからなる群から選択されるMEK阻害剤である第2の抗がん剤と接触させるステップを含む。
この実施形態では、方法を使用して、本明細書で同定される変異バックグラウンドを伴うがんを含む、上記で開示したがんのうちのいずれかにおいて、細胞死をもたらすことができる。このような変異を同定する方法もまた、上記で示した通りである。
この実施形態の一態様では、がん細胞は、哺乳動物がん細胞である。好ましくは、哺乳動物がん細胞は、ヒト、霊長動物、農場動物、および家庭動物からなる群から選択される哺乳動物から得られる。より好ましくは、哺乳動物がん細胞は、ヒトがん細胞である。
この実施形態の別の態様では、方法は、少なくとも1つのさらなる治療剤、好ましくは、本明細書で開示される、PI3K/Akt経路の阻害剤をがん細胞と接触させるステップをさらに含む。
この実施形態のさらなる態様では、がん細胞を、第1および第2の抗がん剤と接触させることにより、がん細胞をどちらの抗がん剤単独と接触させることと比較しても相乗作用をもたらす。この実施形態では、「〜を接触させること」とは、BVD−523およびMEK阻害剤と、任意選択で、1または複数のさらなる治療剤とを、がん細胞に近づけることを意味する。これは、例えば、BVD−523およびMEK阻害剤と、任意選択で、他の治療剤とを、がん細胞が置かれる培養培地へと施すことにより、従来の薬物送達技法を、哺乳動物に対して、またはin vitro状況において使用して達成することができる。
この実施形態の方法であって、in vitroで実行することもでき、in vivoにおいて実行することもできる方法は、例えば、がん細胞を死滅させることにより、本明細書で開示される種類のがん細胞においてがん細胞死をもたらすのに使用することができる。
本発明の別の実施形態は、がんの作用を処置または改善することを必要とする被験体におけるがんの作用を処置または改善するためのキットである。このキットは、有効量の(i)BVD−523または薬学的に許容されるその塩である第1の抗がん剤、ならびに(ii)アントロキノノール(Golden Biotechnology)、AS−1940477(Astellas)、AS−703988(Merck KGaA)、BI−847325(Boehringer Ingelheim)、E−6201(エーザイ株式会社)、GDC−0623(Hoffmann−La Roche)、GDC−0973、RG422、RO4987655、RO5126766、SL327、WX−554(Wilex)、YopJポリペプチド、薬学的に許容されるこれらの塩、およびこれらの組合せからなる群から選択されるMEK阻害剤である第2の抗がん剤を、それらの使用のための指示と一緒にパッケージングされて、含む。
適切で好ましい被験体は、本明細書で開示される通りである。この実施形態では、キットを使用して、本明細書で同定される変異バックグラウンドを伴うがんを含む、上記で開示したがんを処置することができる。このような変異を同定する方法もまた、上記で示した通りである。
この実施形態の別の態様では、キットは、少なくとも1つのさらなる治療剤、好ましくは、本明細書で開示される、PI3K/Akt経路の阻害剤をさらに含む。
この実施形態のさらなる態様では、第1および第2の抗がん剤の投与により、どちらの抗がん剤単独の投与と比較しても相乗作用をもたらす。
本発明のさらなる実施形態は、がんの作用を処置または改善することを必要とする被験体におけるがんの作用を処置または改善するための医薬組成物である。この医薬組成物は、薬学的に許容される希釈剤または担体と、有効量の(i)BVD−523または薬学的に許容されるその塩である第1の抗がん剤、ならびに(ii)アントロキノノール(Golden Biotechnology)、AS−1940477(Astellas)、AS−703988(Merck KGaA)、BI−847325(Boehringer Ingelheim)、E−6201(エーザイ株式会社)、GDC−0623(Hoffmann−La Roche)、GDC−0973、RG422、RO4987655、RO5126766、SL327、WX−554(Wilex)、YopJポリペプチド、薬学的に許容されるこれらの塩、およびこれらの組合せからなる群から選択されるMEK阻害剤である第2の抗がん剤とを含み、該第1および第2の抗がん剤の投与により、どちらの抗がん剤単独の投与と比較しても相乗作用をもたらす。
適切で好ましい被験体は、本明細書で開示される通りである。この実施形態では、医薬組成物を使用して、本明細書で同定される変異バックグラウンドを伴うがんを含む、上記で開示したがんを処置することができる。このような変異を同定する方法もまた、上記で示した通りである。
この実施形態の別の態様では、医薬組成物は、少なくとも1つのさらなる治療剤、好ましくは、本明細書で開示される、PI3K/Akt経路の阻害剤をさらに含む。
この実施形態に従う医薬組成物は、両方の抗がん剤を含む単位剤形でありうる。この実施形態の別の態様では、第1の抗がん剤は、第1の単位剤形であり、第2の抗がん剤は、第1とは別個の第2の単位剤形である。
第1および第2の抗がん剤は、主治医により最も適切に判断される通り、被験体へと、同時に共投与することもでき、異なる時点において共投与することもできる。第1の抗がん剤と、第2の抗がん剤とを、例えば、逐次投与により、異なる時点において投与する場合、第1の抗がん剤は、第2の抗がん剤の前に被験体へと投与することができる。代替的に、第2の抗がん剤を、第1の抗がん剤の前に被験体へと投与することもできる。
本発明では、本明細書で開示される、化合物または組成物の「有効量」または「治療有効量」とは、このような化合物または組成物の量であって、被験体へと投与されると、本明細書で記載される、有益な結果または所望の結果をもたらすのに十分な量である。有効な剤形、投与方式、および投薬量は、経験的に決定することができ、このような決定を下すことは、当技術分野における技術の範囲内にある。当業者により、投与量は、投与経路、排出速度、処置期間、投与される他の任意の薬物の実体(identity)、哺乳動物、例えば、ヒト患者の年齢、サイズ、および種ならびに、医学および獣医学の技術分野で周知の類似の因子と共に変化することが理解される。一般に、本発明に従う組成物の適切な用量は、組成物の量であって、所望の作用をもたらすのに有効な最低用量である量である。本発明の化合物または組成物の有効用量は、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、またはこれを超える部分用量であって、1日を通して、適切な間隔で、個別に投与される部分用量として投与することができる。
本明細書で開示される抗がん剤の投与量の適切で非限定的な例は、1日当たり約1mg/kg〜約100mg/kgを含む、1日当たり約1mg/kg〜約1200mg/kg、1日当たり75mg/kg〜1日当たり約300mg/kgなど、1日当たり約1mg/kg〜約2400mg/kgである。このような薬剤の他の代表的な投与量は、1日当たり約1mg/kg、5mg/kg、10mg/kg、15mg/kg、20mg/kg、25mg/kg、30mg/kg、35mg/kg、40mg/kg、45mg/kg、50mg/kg、60mg/kg、70mg/kg、75mg/kg、80mg/kg、90mg/kg、100mg/kg、125mg/kg、150mg/kg、175mg/kg、200mg/kg、250mg/kg、300mg/kg、400mg/kg、500mg/kg、600mg/kg、700mg/kg、800mg/kg、900mg/kg、1000mg/kg、1100mg/kg、1200mg/kg、1300mg/kg、1400mg/kg、1500mg/kg、1600mg/kg、1700mg/kg、1800mg/kg、1900mg/kg、2000mg/kg、2100mg/kg、2200mg/kg、および2300mg/kgを含む。本明細書で開示される抗がん剤(例えば、BVD−523およびMEK阻害剤)の有効用量は、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、またはこれを超える部分用量であって、1日を通して、適切な間隔で、個別に投与される部分用量として投与することができる。
本発明の抗がん剤または医薬組成物は、任意の所望される効果的な方式で、経口服用のために、または軟膏もしくは眼への局所投与のための点眼剤として、または非経口投与もしくは他の投与のために、腹腔内投与、皮下投与、局部投与、皮内投与、吸入投与、肺内投与、直腸投与、膣投与、舌下投与、筋内投与、静脈内投与、動脈内投与、髄腔内投与、またはリンパ内投与など、任意の適切な方式で投与することができる。さらに、本発明の抗がん剤または医薬組成物は、他の処置と共に投与することができる。本発明の抗がん剤または医薬組成物は、所望の場合、カプセル化することもでき、胃分泌物または他の分泌物に対して他の形で保護することもできる。
本発明の医薬組成物は、1または複数の有効成分、例えば、抗がん剤を、1または複数の薬学的に許容される希釈剤または担体、ならびに、任意選択で、1または複数の他の化合物、薬物、成分、および/または材料と混合して含む。選択される投与経路に関わらず、本発明の薬剤/化合物は、当業者に公知の従来の方法により、薬学的に許容される剤形へと製剤化される。例えば、Remington、The Science and Practice of Pharmacy(21版、Lippincott Williams and Wilkins、Philadelphia、PA.)を参照されたい。
当技術分野では、薬学的に許容される希釈剤または担体が周知であり(例えば、Remington、The Science and Practice of Pharmacy(21版、Lippincott Williams and Wilkins、Philadelphia、PA.)およびThe National Formulary(American Pharmaceutical Association、Washington、D.C.)を参照されたい)、糖(例えば、ラクトース、スクロース、マンニトール、およびソルビトール)、デンプン、セルロース調製物、リン酸カルシウム(例えば、リン酸二カルシウム、リン酸三カルシウム、およびリン酸水素カルシウム)、クエン酸ナトリウム、水、水溶液(例えば、食塩液、塩化ナトリウム注射液、リンゲル注射液、デキストロース注射液、デキストロースおよび塩化ナトリウム注射液、乳酸加リンゲル注射液)、アルコール(例えば、エチルアルコール、プロピルアルコール、およびベンジルアルコール)、ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール、およびポリエチレングリコール)、有機エステル(例えば、オレイン酸エチルおよびトリグリセリド)、生体分解性ポリマー(例えば、ポリラクチド−ポリグリコリド、ポリ(オルトエステル)、およびポリ酸(無水物))、エラストマーマトリックス、リポソーム、マイクロスフェア、油(例えば、トウモロコシ油、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油、ゴマ油、綿実油、および落花生油)、ココアバター、蝋(例えば、坐剤用蝋)、パラフィン、シリコーン、滑石、サリチル酸塩(silicylate)などを含む。本発明の医薬組成物において使用される、各薬学的に許容される希釈剤または担体は、製剤の他の成分に対して適合性であり、被験体に対して傷害性でないという意味で「許容可能」でなければならない。当技術分野では、選択された剤形および意図された投与経路に適する希釈剤または担体が周知であり、選ばれた剤形および投与法のための許容可能な希釈剤または担体は、当技術分野における通常の技術を使用して決定することができる。
本発明の医薬組成物は、任意選択で、医薬組成物において一般に使用される、さらなる成分および/または材料を含有してよい。当技術分野では、これらの成分および材料が周知であり、(1)デンプン、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトール、およびケイ酸などの充填剤または増量剤;(2)カルボキシメチルセルロース、アルギネート、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、スクロース、およびアカシアなどの結合剤;(3)グリセロールなどの保湿剤;(4)寒天、炭酸カルシウム、バレイショデンプンまたはタピオカデンプン、アルギン酸、ある特定のシリケート、デンプングリコール酸ナトリウム、架橋カルボキシメチルセルロースナトリウムおよび炭酸ナトリウムなどの崩壊剤;(5)パラフィンなどの溶解遅延剤;(6)四級アンモニウム化合物などの吸収促進剤;(7)セチルアルコールおよびモノステアリン酸グリセロールなどの湿潤剤;(8)カオリン粘土およびベントナイト粘土などの吸収剤;(9)滑石、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固体ポリエチレングリコール、およびラウリル硫酸ナトリウムなどの滑沢剤;(10)エトキシル化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビトールおよびソルビタンエステル、微結晶セルロース、メタ水酸化アルミニウム(aluminum metahydroxide)、ベントナイト、寒天、およびトラガントなどの懸濁化剤;(11)緩衝剤;(12)ラクトース、乳糖、ポリエチレングリコール、動物性脂肪および植物性脂肪、油、蝋、パラフィン、ココアバター、デンプン、トラガント、セルロース誘導体、ポリエチレングリコール、シリコーン、ベントナイト、ケイ酸、滑石、サリチラート、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ケイ酸カルシウム、およびポリアミド粉末などの賦形剤;(13)水または他の溶媒などの不活性希釈剤;(14)防腐剤(preservative);(15)界面活性剤;(16)分散剤;(17)ヒドロキシプロピルメチルセルロース、他のポリマーマトリックス、生体分解性ポリマー、リポソーム、マイクロスフェア、モノステアリン酸アルミニウム、ゼラチン、および蝋などの放出制御剤または吸収遅延剤;(18)乳白剤;(19)アジュバント;(20)湿潤剤;(21)乳化懸濁化剤;(22)エチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、油(特に、綿実油、落花生油、トウモロコシ油、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油、およびゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフリルアルコール、ポリエチレングリコール、およびソルビタンの脂肪酸エステルなどの可溶化剤および乳化剤;(23)クロロフルオロ炭化水素、およびブタンおよびプロパンなどの揮発性非置換炭化水素などの噴射剤;(24)抗酸化剤;(25)糖および塩化ナトリウムなど、製剤を、意図されるレシピエントの血液と等張性とする剤;(26)増粘剤;(27)レシチンなどのコーティング材料;ならびに(28)甘味剤、香味剤、着色剤、芳香剤、および防腐剤(preservative agent)を含む。このような各成分または各材料は、製剤の他の成分に対して適合性であり、被験体に対して傷害性でないという意味で「許容可能」でなければならない。当技術分野では、選択された剤形および意図された投与経路に適する成分および材料が周知であり、選ばれた剤形および投与法のための許容可能な成分および材料は、当技術分野における通常の技術を使用して決定することができる。
経口投与に適する本発明の医薬組成物は、カプセル剤、カシェ剤、丸剤、錠剤、粉末、顆粒、水性または非水性液体の溶液または懸濁液、水中油型液体エマルジョンまたは油中水型液体エマルジョン、エリキシルまたはシロップ、トローチ、ボーラス、舐薬、またはペーストの形態でありうる。これらの製剤は、当技術分野で公知の方法により、例えば、従来のパン式コーティング工程、混合工程、造粒工程、または凍結乾燥工程を介して調製することができる。
経口投与用の固体剤形(カプセル剤、錠剤、丸剤、糖剤、散剤、顆粒剤など)は、例えば、有効成分(複数可)を、1または複数の薬学的に許容される希釈剤または担体、ならびに、任意選択で、1または複数の充填剤、増量剤、結合剤、保湿剤、崩壊剤、溶解遅延剤、吸収促進剤、湿潤剤、吸収剤、滑沢剤、および/または着色剤と混合することにより調製することができる。適切な賦形剤を使用して、同様の種類の固体組成物を、軟質充填ゼラチンカプセル及び硬質充填ゼラチンカプセル中の充填剤としても援用することができる。錠剤は、任意選択で、1または複数の補助成分と共に、圧縮または成型により作製することができる。圧縮錠剤は、適切な結合剤、滑沢剤、不活性希釈剤、防腐剤、崩壊剤、界面活性剤、または分散剤を使用して調製することができる。成型錠剤は、適切な機械により成型することにより作製することができる。錠剤、ならびに、糖剤、カプセル剤、丸剤、および顆粒剤など、他の固体剤形は、任意選択で、腸溶性コーティングおよび製薬技術分野で周知の他のコーティングなど、コーティングおよびシェルを伴って得られる(scored)または調製することもできる。それらはまた、その中の有効成分の遅延放出または制御放出をもたらすように製剤化することもできる。それらは、例えば、細菌保持フィルターを介する濾過により滅菌することができる。これらの組成物はまた、任意選択で、乳白剤も含有することが可能であり、有効成分を、消化管のある特定の部分だけにおいて、またはこの部分において優先的に、任意選択で、遅延式により放出するような組成物でありうる。有効成分はまた、マイクロカプセル化形態でもありうる。
経口投与用の液体剤形は、薬学的に許容されるエマルジョン、マイクロエマルジョン、液剤、懸濁剤、シロップ剤、およびエリキシル剤を含む。液体剤形は、当技術分野で一般に使用される、適切な不活性希釈剤を含有しえる。不活性希釈剤のほかに、経口組成物はまた、湿潤剤、乳化懸濁化剤、甘味剤、香味剤、着色剤、芳香剤、および防腐剤などのアジュバントも含みうる。坐剤は、懸濁化剤を含有し得る。
直腸投与用または膣投与用の本発明の医薬組成物は、1または複数の有効成分を、1または複数の適切な非刺激性の希釈剤または担体であって、室温では固体であるが、体温では液体であり、したがって、直腸腔または膣腔では融解し、活性化合物を放出する希釈剤または担体と混合することにより調製しうる、坐剤として提供することができる。膣投与に適する本発明の医薬組成物はまた、適切であることが当技術分野で公知の、このような薬学的に許容される希釈剤または担体を含有する、ペッサリー製剤、タンポン製剤、クリーム製剤、ゲル製剤、ペースト製剤、フォーム製剤、またはスプレー製剤も含む。
局所投与用または経皮投与用の剤形は、粉剤、スプレー剤、軟膏剤、ペースト剤、クリーム剤、ローション剤、ゲル剤、液剤、パッチ剤、点眼剤、および吸入剤を含む。活性薬剤(複数可)/化合物(複数可)は、滅菌条件下で、適切な薬学的に許容される希釈剤または担体と混合することができる。軟膏剤、ペースト剤、クリーム剤、およびゲル剤は、賦形剤を含有し得る。粉剤およびスプレー剤は、賦形剤および噴射剤を含有し得る。
非経口投与に適する本発明の医薬組成物は、1または複数の薬学的に許容される滅菌等張性の水溶液もしくは非水溶液、分散液、懸濁液、もしくはエマルジョン、または、使用の直前に滅菌注射用溶液もしくは滅菌注射用分散液へと再構成されうる滅菌粉末であって、適切な抗酸化剤、緩衝剤、製剤を意図されるレシピエントの血液と等張性とする溶質、または懸濁化剤もしくは増粘剤を含有しうる滅菌粉末と組み合わせた、1または複数の薬剤(複数可)/化合物(複数可)を含みうる。適正な流体性は、例えば、コーティング材料の使用により、分散液の場合は、必要とされる粒子サイズの維持により、かつ、界面活性剤の使用により維持することができる。これらの医薬組成物はまた、湿潤剤、乳化剤、および分散剤などの適切なアジュバントも含有しうる。また、等張剤を含むことも所望され得る。加えて、注射用医薬形態の持続性の吸収も、吸収を遅延させる剤の組入れによりもたらすことができる。
場合によって、薬物(例えば、医薬製剤)の作用を延ばすために、皮下注射または筋内注射からのその吸収を緩徐化することが所望される。これは、水に難溶性である結晶質材料またはアモルファス材料の液体懸濁物を使用することにより達成することができる。
次いで、活性薬剤/薬物の吸収速度は、その溶解速度に依存し、溶解速度は、さらに、結晶のサイズおよび結晶形に依存し得る。代替的に、非経口投与された薬剤/薬物の遅延吸収は、活性薬剤/薬物を、油ビヒクル中に溶解するかまたは懸濁させることにより達成することができる。注射用デポ形態は、有効成分のマイクロカプセルマトリックス(microencapsule matrix)を、生体分解性ポリマー中で形成することにより作製することができる。ポリマーに対する有効成分の比、および援用される特定のポリマーの性質に応じて、有効成分の放出速度は制御されうる。注射用デポ製剤はまた、薬物を、体組織と適合性のリポソーム内またはマイクロエマルジョン内に封入することによっても調製される。注射用材料は、例えば、細菌保持フィルターを介する濾過により滅菌することができる。
製剤は、単位用量または複数回投与用用量(multi-dose)を密封した容器、例えば、アンプルおよびバイアルにより提供することができ、使用の直前に、滅菌の液体希釈剤または液体担体、例えば、注射用水の添加だけを必要とする、乾燥凍結状態で保存することができる。即席注射用溶液および即席注射用懸濁液は、上記で記載した種類の滅菌粉末、顆粒、および錠剤から調製することができる。
核酸
本明細書で使用される「核酸」または「オリゴヌクレオチド」または「ポリヌクレオチド」とは、一緒に共有結合的に連結された、少なくとも2つのヌクレオチドを意味する。核酸の多くのバリアントを、所与の核酸と同じ目的で使用することができる。したがって、核酸はまた、実質的に同一な核酸およびその相補体も包含する。
核酸は、一本鎖の場合もあり、二本鎖の場合もあり、二本鎖配列および一本鎖配列の両方の部分を含有する場合もある。核酸は、ゲノムDNAおよびcDNAの両方である、DNAの場合もあり、RNAの場合もあり、ハイブリッド体の場合もあり、この場合、核酸は、デオキシリボヌクレオチドとリボヌクレオチドとの組合せ、ならびにウラシル、アデニン、チミン、シトシン、グアニン、イノシン、キサンチン、ヒポキサンチン、イソシトシン、およびイソグアニンを含む塩基の組合せを含有しうる。核酸は、合成遺伝子を使用して、一本鎖分子として合成することもでき、細胞内で発現させることもできる(in vitroまたはin vivoで)。核酸は、化学合成法により得ることもでき、組換え法により得ることもできる。
核酸は一般に、ホスホジエステル結合を含有するが、少なくとも1つの異なる連結、例えば、ホスホルアミデート連結、ホスホロチオエート連結、ホスホロジチオエート連結、またはO−メチルホスホロアミダイト連結、ならびにペプチド核酸による骨格および連結を有しうる、核酸類似体も含めることができる。他の類似体核酸には、米国特許第5,235,033号および同第5,034,506号において開示されているものを含めた、正の骨格;非イオン性骨格、および非リボース骨格を有するものが含まれる。また、1または複数の天然に存在しないヌクレオチドまたは修飾ヌクレオチドを含有する核酸も、核酸の定義内に含まれる。
ある程度のレベルのミスマッチは許容されるが、核酸分子は、それが第2の核酸分子とハイブリダイズする場合に、別の核酸分子と「相補性」である。ハイブリダイゼーションは、低ストリンジェンシー、中ストリンジェンシー、または高ストリンジェンシーの条件下におけるハイブリダイゼーションでありうる。適切なストリンジェンシー条件は、一般に、核酸分子の長さ、相補性の程度、および当業者によりたやすく理解される他の因子により決定される。一部の実施形態では、例えば、予備スクリーニングのための、低ストリンジェンシー条件は、例えば、約5倍濃度のSSC、約0.1〜約0.5%のSDS、および約0〜約30%のホルムアミドを含む緩衝液中の約48〜約55℃の温度。中ストリンジェンシーによるハイブリダイゼーション条件は、約5倍〜約6倍濃度のSSC、約0.1〜約0.5%のSDS、および約40%のホルムアミドを含む緩衝液中の温度約60℃でありうる。高ストリンジェンシーによるハイブリダイゼーション条件は、約5倍〜約6倍濃度のSSC、約0.1〜約0.5%のSDS、および約50%のホルムアミドを含む緩衝液中の温度約65℃でありうる。一部の実施形態では、高ストリンジェンシー条件は、本明細書で記載される通りであるか、または、例えば、少なくとも500ヌクレオチドの長さのDNAプローブを、温度65℃で0.5MのNaHP04、pH7.2、7%のSDS、1mMのEDTA、および1%のBSA(画分V)を含有する緩衝液中、または温度42℃で48%のホルムアミド、4.8倍濃度のSSC、0.2Mのトリス−Cl、pH7.6、1倍濃度のデンハルト溶液、10%のデキストラン硫酸、および0.1%のSDSを含有する緩衝液中で使用して生じるハイブリダイゼーションと同等なハイブリダイゼーションを可能とする条件である。
ハイブリダイゼーションは、約20〜30分間、もしくは約2〜6時間、もしくは約10〜15時間、または24時間もしくはこれを超える期間にわたり実行することができる。高ストリンジェンシーによるハイブリダイゼーションはまた、分子生物学者により日常的に実施されている多数の技法であって、高ストリンジェンシーによるPCR、DNAシーケンシング、一本鎖コンフォメーショナル多型解析、およびin situハイブリダイゼーションなどの技法の成功のためにも依拠される。ノーザンハイブリダイゼーションまたはサザンハイブリダイゼーションとは対照的に、これらの技法は通例、比較的短いプローブ(例えば、通例PCRまたは配列決定には、約15ヌクレオチドまたはこれ超であり、in situハイブリダイゼーションには、約40ヌクレオチドまたはこれ超である)により実施される。
プローブまたはプライマーとは、配列が規定された一本鎖DNA分子または一本鎖RNA分子(例えば、オリゴヌクレオチド)であって、相補性配列(標的)を含有する第2のDNA分子またはRNA分子と塩基対合しうる、一本鎖DNA分子または一本鎖RNA分子である。結果としてもたらされるハイブリッド分子の安定性は、生じる塩基対合の広がり(extent)に依存し、プローブと標的分子との間の相補性の程度、およびハイブリダイゼーション条件のストリンジェンシーの程度などのパラメータの影響を受ける。ハイブリダイゼーションのストリンジェンシーの程度は、温度、塩濃度、およびホルムアミドなど、有機分子の濃度などのパラメータの影響を受け、当業者に公知の方法により決定される。本明細書で記載される核酸配列またはそれらの部分に特異的なプローブまたはプライマーの長さは、プローブまたはプライマーを使用する目的および条件に応じて、少なくとも8ヌクレオチド〜500ヌクレオチドにわたる、その間の任意の値を含む、任意の整数だけ変化しうる。例えば、プローブまたはプライマーは、8、10、15、20、または25ヌクレオチドの長さの場合もあり、少なくとも30、40、50、または60ヌクレオチドの長さの場合もあり、100、200、500、または1000ヌクレオチドの長さの場合もある。本明細書で記載される核酸分子に特異的なプローブまたはプライマーは、本明細書で記載される核酸配列に対して、55〜75%を超える配列同一性、または少なくとも75〜85%の配列同一性、または少なくとも85〜99%の配列同一性、または100%の配列同一性を有しうる。
プローブまたはプライマーは、例えば、特定の個体に由来する同じ遺伝子、染色体セグメント、または染色体についての被験試料が、1または複数のヌクレオチド位置において、同一な配列または異なる配列を含有するのかどうかを決定する差異検出において基準として使用される、遺伝子、染色体セグメント、または染色体から得ることができる。プローブは、例えば、ゲノムDNAまたはcDNAから、増幅により得ることもでき、クローニングされたDNAセグメントから得ることもでき、単一の個体に由来する単一の遺伝子の全部または一部を表す、ゲノムDNA配列またはcDNA配列のいずれかを含有しうる。プローブまたはプライマーは、化学合成することができる。
プローブまたはプライマーは、放射性物質によるのであれ、非放射性物質によるのであれ、当業者に公知の方法により、検出可能な形で標識することができる。
本発明は、ERK阻害剤の作用を増強することが示されている組合せを提供する。本明細書において、本出願者らはまた、異なるERK阻害剤の組合せが同様に相乗的であることも示した。したがって、本明細書で記載される組合せの作用を、1または複数のさらなるERK阻害剤の使用により、さらに改善しうることが想定される。したがって、本発明の一部の実施形態は、1または複数のさらなるERK阻害剤を含む。
以下の実施例は、本発明の方法をさらに例示する目的で提示される。これらの実施例は、例示的なだけのものであり、いかなる形であれ、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。
(実施例1)
材料および方法
がん細胞株は、標準的な培地条件下および血清条件下の細胞培養物中で維持した。用量漸増研究のために、A375細胞を分割し、約40〜60%コンフルエンスまで成長させ、次いで、初期用量の指定薬物で処置した。表5は、漸増させた薬物処置についての概要を示す。
単剤での用量漸増は、Littleら、2011年に基づき実施したが、これについては、図19で概観する。次いで、細胞を、70〜90%コンフルエンスまで成長させ、分割した。分割比は、可能な限り「通常」に保ち、かつ、処置間で妥当な程度に一貫するように保った(例えば、親細胞の通常分割比の最低50%に)。培地は、3〜4日ごとに交換した。細胞が再度、約40〜60%コンフルエンスに達したら、用量漸増にかけた。万一、40〜60%域を外れたら、細胞を再度分割し、それらが40〜60%コンフルエンスに達したら投与した。ここでもまた、培地は、3〜4日ごとに交換した。工程は、必要に応じて繰り返した(図19)。
単剤処置では、出発濃度および用量の増大は、IC50近傍で出発し、初期の4〜5回の投与にわたり、小さな増分で、またはゆっくりと漸増させ、用量を倍加させ、次の4回の投与にわたり、同じ増分で増大させ、次いで、後続の投与については、濃度の1.5倍の増大へと移行することにより実行した。
組合せ処置では、出発濃度および用量の増大は、各化合物のIC
50近傍の半量(組合せアッセイは、この結果として、約40〜70%の阻害範囲がもたらされることを示唆する)で出発し、単剤の場合に準じて漸増させること(すなわち、初期倍加を行い、次いで、次の4回の投与にわたり、同じ増分で増大させ、次いで、濃度の1.5倍の増大へと移行すること)により実行した。表6は、これらのスキームを使用して計画した用量の増大を示す。
耐性のクローン細胞集団は、限界希釈により、耐性細胞プールから得た。
増殖アッセイを使用して、適切な時間間隔(例えば、各月であるが、タイミングは、十分な細胞数が利用可能であるのかどうかに依存する)で、薬剤(複数可)の漸増に対する感受性の変化を追跡した。増殖アッセイのために、細胞を、96ウェルプレートにおける、10%のFBSを含有する薬物非含有DMEM培地中、ウェル当たり細胞3000個を播種し、終夜付着させてから、化合物またはビヒクル対照を添加した。化合物は、図2A〜Hに示される最終濃度範囲をもたらすように、DMSOストックから調製した。最終DMSO濃度は、0.1%で一定とした。被験化合物は、加湿雰囲気中、37℃および5%のCO2で、細胞と共に、96時間にわたりインキュベートした。次いで、10%(v/v)のAlamar Blueを添加し、4時間にわたりインキュベートし、BMG FLUOstarプレートリーダーを使用して、蛍光産物を検出した。培地だけによるバックグラウンド値の平均を差し引き、4パラメータのロジスティック等式を、GraphPad Prismにおいて使用してデータを解析した。パクリタキセルは、陽性対照として使用した。
1カ月目についての増殖アッセイは、28日目において、表7に表示される濃度の各薬剤中における細胞成長を使用して開始した。
2カ月目についての増殖アッセイは、56日目において、表8に表示される濃度の各薬剤中における細胞成長を使用して開始した。
3カ月にわたる漸増期間の終了時に、培養物は、増殖アッセイの最終ラウンドおよび有望な単一細胞クローニングの前に、最高濃度で2週間にわたり維持した。増殖アッセイ/単一細胞クローニングでは、活発に増殖する細胞が必要とされるので、最高濃度における細胞の増殖が極めて緩徐であるか、または漸増したばかりの処置のために、低濃度のバックアップ培養物もまた維持した(表9)。細胞の成長がほぼ完全に停止したようであり、最高濃度(1.8μM)では、特に脆弱な外見を呈したBVD−523処置では、培養物を、低濃度で2週間にわたり維持した。
3カ月目についての増殖アッセイでは、表10に表示される濃度の各薬剤中における細胞成長を使用した。
組合せ研究では、A375細胞(ATCC)を、三連の96ウェルプレートへと、10%のFBSを含むDMEM中に、細胞3000個/ウェルの細胞密度で播種し、終夜付着させてから、被験化合物またはビヒクル対照を添加した。組合せは、最終DMSO濃度を0.2%とする10×8用量行列を使用して調べた。96時間にわたるアッセイインキュベーション期間を経て、その後における、10%(v/v)のAlamar Blueの添加、および4時間にわたるインキュベーションの後で、蛍光プレートリーダー上の読取りにかけた。Alamar Blueを読み取った後、培地/Alamar Blueミックスを落とし、100μlのCellTiter−Glo/PBS(1:1)を添加し、製造元の指示(Promega)に従い、プレートを処理した。培地だけによるバックグラウンド値を減じてから、データを解析した。次いで、ブリス相加性モデルを適用した。
略述すると、組合せによる阻害について予測される分数阻害値(fractional inhibition value)は、式:Cbliss=A+B−(A×B)[式中、AおよびBは、具体的な濃度の薬物A単独または薬物B単独により得られる分数阻害である]を使用して計算した。Cblissとは、2つの薬物の組合せが、正確に相加的であった場合に予測される分数阻害である。Cbliss値を、実験で観察される分数阻害値から減じて、「超過ブリス」値を求めた。0を超える超過ブリス値が、相乗性を指し示すのに対し、0未満の値は、アンタゴニズムを指し示す。超過ブリス値は、ヒートマップ±SDとしてプロットする。
単剤および組合せによるデータはまた、GraphPad Prismにより生成される用量反応曲線(DMSOだけで処置された対照と比べた生存率%を使用してプロットされる)としても提示する。
焦点を絞った組合せ研究のために、Alamar Blue生存率アッセイを、組合せ研究について上記で記載した通りに実施した。加えて、Caspase−Glo 3/7アッセイも実施した。略述すると、HCT116細胞を、白色96ウェルプレートにおいて三連で、10%のFBSを含むMcCoy’s 5A培地中に細胞5000個/ウェルの細胞密度で播種した。A375細胞を、10%のFBSを含むDMEM中に細胞5000個/ウェルの密度で播種した。細胞は、終夜付着させてから、被験化合物またはビヒクル対照を添加した。DMSOの最終濃度は、0.2%とし、800nMのスタウロスポリンを、陽性対照として含めた。24および48時間にわたるアッセイインキュベーション期間を使用した。次いで、50%(v/v)のCaspase−Glo(登録商標)3/7を添加し、プレートを、オービタルシェーカー上で5分間にわたり混合し、室温で1時間にわたりインキュベートしてから、発光プレートリーダー上の読取りにかけた。培地だけによるバックグラウンド値を減じてから、データを解析した。
(実施例2)
用量漸増および増殖アッセイ:1カ月目
用量漸増の進行:1カ月目
BVD−523、ダブラフェニブ、およびトラメチニブを、単剤または組合せとしてのいずれかで使用して、A375細胞を用量漸増にかけた。1カ月目の間には、用量を小さな増分で増大させた。成長速度の顕著な低減以外、細胞は一般に、漸増を十分に忍容したので、2カ月目には、より大きな増分を使用して、用量をより積極的に漸増させるように計画した。図1A〜Cは、用量漸増研究についての1カ月目の進行を示す。
増殖アッセイの結果:1カ月目
増殖アッセイを実施して、漸増にかけた細胞株の、BVD−523、ダブラフェニブ、およびトラメチニブ処置に対する応答を、親細胞株と対比して評価した。
図2A〜Hは、研究の1カ月目からの、正規化された増殖アッセイの結果および生の増殖アッセイの結果を示す。DMSO対照中の最大シグナルにおける、異なる処置間での差違(図2D〜F、2H)から、処置間の示差的な成長速度が示唆されることに注目されたい。これらの差違は、増殖アッセイにおける、株の、阻害剤に対する応答に影響を及ぼしうる。
表11は、研究の1カ月目についてのIC
50データを示す。
初期には、単剤または組合せとしてのいずれかでダブラフェニブまたはトラメチニブの用量の漸増の存在下で成長した細胞は、増殖アッセイにおいて、これらの2つの薬剤に対する応答の低下を呈示していることが暗示された。
2カ月目の初期段階では、ダブラフェニブだけによる処置における細胞の成長速度が、1カ月目の初期段階と比べて目覚ましく増大した。これは、進行速度の増大を可能とし、耐性が明らかになりつつあることを示唆した。
(実施例3)
用量漸増および増殖アッセイ:2カ月目
用量漸増の進行:2カ月目
研究の2カ月目には、用量を初期のなだらかな漸増フェーズと比較してより大きな増分(1.5倍)で増加させるフェーズへと、大半の処置を移行させた。ダブラフェニブおよびトラメチニブの単剤による漸増は、最も急速であり、細胞は、親細胞のIC50の100倍と同等の濃度でも成長した(図3A、B)。BVD−523の単剤による漸増は、ダブラフェニブおよびトラメチニブと比較してより緩徐に進行した(図3C)。単剤による漸増の比較については、図3Dを参照されたい。BVD−523の漸増にかけられた細胞は、より「脆弱」な外見を有し、ダブラフェニブおよびトラメチニブの漸増にかけた集団と比較して、より多数の浮遊細胞が存在した。
組み合わされた薬剤の漸増は、単剤処置より緩徐に進行した。BVD−523/トラメチニブの組合せは、細胞の進行を防止するのに特に効果的であった。
増殖アッセイの結果:2カ月目
単剤による漸増にかけられたダブラフェニブ細胞集団およびトラメチニブ細胞集団についての増殖アッセイにより、用量反応曲線のわずかなシフトが明らかにされたことから、さらなる期間にわたり漸増がなされれば、耐性細胞のさらなる富化に有利であることが示唆された。興味深いことに、増殖アッセイでは、BVD−523へと曝露された細胞の成長が、阻害剤を中断しても不良なことを示唆する証拠が存在したことから、おそらく、あるレベルの中毒が指し示される。
図4A〜Hは、研究の2カ月目からの、正規化された増殖アッセイの結果および生の増殖アッセイの結果を示す。DMSO対照中の最大シグナルにおける、異なる処置間での差違(図4D〜F、4H)から、処置間の示差的な成長速度が示唆されることに注目されたい。これらの差違は、増殖アッセイにおける、株の、阻害剤に対する応答に影響を及ぼしうる。
図5A〜Hは、親株およびBVD−523株のデータだけに焦点を絞った研究の2カ月目からの、正規化された増殖アッセイの結果および生の増殖アッセイの結果を示す。
表12は、研究の2カ月目についてのIC
50データを示す。相対IC
50は、Prismによる4パラメータ曲線の当てはめから決定した。
(実施例4)
用量漸増および増殖アッセイ:3カ月目
用量漸増の進行:3カ月目
図6A〜Cは、単剤および組合せによる薬剤の漸増を、研究の3カ月目について示す。図6Dは、単剤による漸増についての比較を示す。
増殖アッセイの結果:3カ月目
図7は、DMSO対照ウェルにおける増殖アッセイ中の成長についての評価を示す。図8A〜Dは、研究の3カ月目による結果を示す。図9A〜Dは、研究の3カ月目による結果を、単剤処置の細胞株に焦点を当てて示す。
表13は、研究の3カ月目についてのIC
50データを示す。相対IC
50は、Prismによる4パラメータ曲線の当てはめから決定した。トラメチニブによる漸増にかけられた細胞株については、アッセイ中の成長が欠落したため、IC
50値を決定しなかった(ND:実施なし)。
(実施例5)
組合せ研究の結果
予測される通り、BRAF(V600E)変異を保有するA375細胞は、ダブラフェニブに対して感受性であった。Alamar Blueを使用して計算された、単剤によるIC50値(図10、12、14)は一般に、ダブラフェニブおよびBVD−523について、CellTiter−Gloを使用して得られたIC50値(図11、13、15)と比較して、わずかに低値であった。ダブラフェニブおよびトラメチニブについて公表された、72時間にわたるCellTiter−GloアッセイにおけるIC50値は、それぞれ、28±16nMおよび5±3nMであった(Gregerら、2012年;Kingら、2013年)(本明細書で報告される単剤結果は、これらの値と符合する)。全ての処置において、相乗性域について、幾分かの証拠が得られた。三連間の変動は小さかったが、一部の処置において観察される、薬物なしの対照と対比した、成長の見かけの増強(例えば、特に、トラメチニブ/BVD−523の組合せにおいて明らかな)を説明する可能性があるエッジエフェクトについて、幾分かの証拠が存在した。一部の処置では、ブリス解析により、アーチファクトによる相乗性レベルの上昇が結果としてもたらされた可能性があるので、これは、ブリス解析についての解釈を一層難しくする。
組合せアッセイは、A375細胞について繰り返した。単剤によるBVD−523、トラメチニブ、およびダブラフェニブの効力は、かつての研究において報告された効力と符合した。
HCT116細胞は、KRASに変異を伴うヒト結腸直腸がん細胞である。ダブラフェニブおよびトラメチニブは、関与性のオンターゲット濃度では、アンタゴニストであった。これに対し、トラメチニブは、広範囲の組合せにわたり、AZ628との相乗性を呈示し、高濃度のソラフェニブとの相乗性も呈示した。BVD−523は、AZ628およびソラフェニブの両方に対して、相乗性域を呈示した。
A375細胞では、トラメチニブは、ダブラフェニブおよびAZ628の低濃度において、相乗性のポケットを呈示した。BVD−523は、低濃度のソラフェニブに対して、相乗性域を呈示した。
(実施例6)
BVD−523は、MAPKキナーゼの活性およびエフェクター機能についてのマーカーを変化させた
ウェスタンブロット研究のために、HCT116細胞(5×10
6個)を、10%のFBSを含むMcCoy’s 5Aが入った10cmのディッシュへと播種した。A375細胞(2.5×10
6個)を、10%のFBSを含むDMEMが入った10cmのディッシュへと播種した。細胞は、表示量の被験化合物(BVD−523)またはビヒクル対照を添加する前に、終夜付着させた。細胞は、全細胞タンパク質溶解物を単離する4または24時間前に、下記で指定される通りに処置した。細胞は、トリプシン処理により採取し、ペレット化させ、瞬時凍結させた。溶解物は、RIPA(ラジオイムノ沈殿アッセイ)緩衝液を用いて調製し、遠心分離により清明化させ、ビシンコニン酸アッセイ(BCAアッセイ)により定量した。20〜50μgのタンパク質を、SDS−PAGE電気泳動により分離し、PVDF膜へとブロッティングし、下記の表14(4時間にわたる処置)および表15(24時間にわたる処置)で詳述される抗体を使用してプローブした。
図16〜18は、多様な濃度のBVD−523で処置された細胞の、以下:1)4時間後におけるA375細胞におけるMAPKシグナル伝達構成要素;2)多様な量のBVD−523で24時間処置したA375内の細胞周期シグナル伝達およびアポトーシスシグナル伝達;ならびに3)4時間にわたり処置されたHCT−116細胞におけるMAPKシグナル伝達についてのウェスタンブロット解析を示す。結果は、RAF変異がん細胞およびRAS変異がん細胞における、短期および長期にわたるBVD−523によるin vitroにおける処置が、ERKキナーゼの基質のリン酸化およびエフェクター標的の両方に影響を及ぼすことを示す。これらの変化を誘導するのに必要とされるBVD−523の濃度は、低値のマイクロモル範囲内であることが典型的である。
複数の特異的活性マーカーの変化は、注目に値する。まず、BVD−523処置後には、ERKキナーゼの緩徐に移動するアイソフォームの存在度が増大する:短期的に観察されうる変化はわずかであるが、長期にわたる処置後には増大する。これは、酵素的に活性な、ERKのリン酸化形態の増大を指し示しうるが、ERKによる直接的な調節下および間接的な調節下の両方に置かれる複数のタンパク質が、BVD−523処置後に「オフ」状態を保っていることは、やはり注目に値する。第1に、RSK1/2タンパク質は、タンパク質修飾についてERKに厳密に依存する残基(T359/S363)におけるリン酸化の低減を呈示する。第2に、BVD−523処置は、MAPKフィードバックホスファターゼであるDUSP6の複雑な変化を誘導する:短期の処置後には、緩徐に移動するタンパク質アイソフォームが低減されるが、長期にわたるBVD−523処置後には、全タンパク質レベルが大幅に低減される。これらの知見のいずれも、翻訳後機構および転写後機構の両方を介してDUSP6機能を制御する、ERKキナーゼの活性の低減と符合する。全体的に述べると、典型的に活性であると考えられる、ERKの細胞形態の増大にも拘らず、細胞ERKの酵素活性は、短期または長期にわたるBVD−523による処置後において、完全に阻害されるようである。
MAPK経路シグナル伝達を必要とするエフェクター遺伝子が、BVD−523による処置後に変化することは、これらの観察と符合する。G1/S細胞周期装置は、翻訳後レベルおよび転写後レベルの両方において、MAPKシグナル伝達により調節され、サイクリンD1タンパク質レベルは、長期にわたるBVD−523処置後において大幅に低減される。同様に、アポトーシスエフェクターの遺伝子発現およびタンパク質存在度も、無傷のMAPKシグナル伝達を必要とすることが多く、全Bim−ELレベルも、長期にわたるBVD−523処置後において増大する。しかし、上記で注記した通り、A375細胞のバックグラウンドでは、PARPタンパク質の切断およびアポトーシスの増大が注目されなかったので、これは、BVD−523/ERK依存性エフェクターシグナル伝達の変化が、細胞死および細胞周期の停止など、決定的な事象へと変換されるのかどうかは、さらなる因子の影響を受ける可能性があることを示唆する。
マーカー解析から、ERKの阻害が、がん細胞における様々な分子によるシグナル伝達事象を変化させ、がん細胞を、細胞増殖および生存の両方の低下に対して感受性とすることが示唆されることは、BVD−523の細胞活性と符合する。
まとめると、図16〜18は、BVD−523が、MAPKシグナル伝達経路を阻害し、この状況では、RAF阻害またはMEK阻害と比較して、より好適でありうることを示す。
最後に、BVD−523の特性は、BVD−523を、同様の活性を伴う他の薬剤と比較して、ERK阻害剤としての使用のための好ましい薬剤とすることができる。キナーゼ阻害薬は、それらの酵素標的との、固有で特異的な相互作用を提示し、薬物の有効性は、直接的な阻害方式、ならびに処置後に生じる適応性の変化に対する感受性の両方の影響を強力に受けることが公知である。例えば、ABLキナーゼ、KITキナーゼ、EGFRキナーゼ、およびALKキナーゼの阻害剤は、それらのコグネイト標的が、活性または不活性の配置で見出される場合に限り効果的である。同様に、これらの阻害剤のうちのいくつかは、二次的な遺伝子変異、または翻訳後におけるタンパク質標的の適応性の変化に対して固有に感受性である。最後に、RAF阻害剤は、ある特定のタンパク質複合体に存在するRAFキナーゼ、および/または細胞内に局在するRAFキナーゼに対する示差的効力を示す。まとめると、ERKキナーゼも同様に、多様で、可変的で、複雑な生化学状態において存在することが公知であるので、BVD−523は、これらの標的と相互作用し、これらを、他の薬剤とは顕著に異なり、極めて好ましい方式で阻害するようである。
(実施例7)
MEK阻害剤およびERK阻害剤についての細胞培養研究
単剤増殖アッセイ
細胞を、表16に表示の密度および培地条件で、96ウェルプレート内に播種し、終夜付着させてから、化合物またはビヒクル対照を添加した。化合物は、DMSOストックから調製して、所望の最終濃度をもたらした。最終DMSO濃度は、0.1%で一定とした。被験化合物は、加湿雰囲気中、37℃および5%のCO2で、細胞と共に、72時間にわたりインキュベートした。CellTiter−Glo(登録商標)試薬(Promega、Madison、WI)を、製造元の指示に従い添加し、BMG FLUOstarプレートリーダー(BMG Labtech、Ortenberg、Germany)を使用して、発光を検出した。培地だけによるバックグラウンド値の平均を差し引き、4パラメータのロジスティック等式を、GraphPad Prism(GraphPad Software、La Jolla、CA)において使用して、データを解析した。
組合せ増殖アッセイ
細胞を、表16に表示の密度および培地条件で、三連の96ウェルプレートに播種し、終夜付着させてから、化合物またはビヒクル対照を添加した。化合物は、DMSOストックから調製して、所望の最終濃度をもたらした。最終DMSO濃度は、0.2%で一定とした。組合せは、10×8用量行列または10×6用量行列を使用して調べた。被験化合物は、加湿雰囲気中、37℃および5%のCO2で、細胞と共に、72時間にわたりインキュベートした。CellTiter−Glo(登録商標)試薬(Promega、Madison、WI)を、製造元の指示に従い添加し、BMG FLUOstarプレートリーダー(BMG Labtech、Ortenberg、Germany)を使用して、発光を検出した。培地だけによるバックグラウンド値の平均を差し引き、データを解析した。
用量行列にわたる組合せ相互作用は、ユーザーマニュアル(chalice.horizondiscovery.com/chalice−portal/documentation/analyzer/home.jspで入手可能)で概観されている通り、Chalice(商標)Combination Analysis Software(Horizon Discovery Group、Cambridge、MA)を使用する、ローウィ相加性モデルおよびブリス非依存性モデルにより決定した。相乗性は、各組合せ点における阻害の実験観察レベルを、相加性について予測される値であって、行列のエッジに沿った単剤応答から導出される値と比較することにより決定する。潜在的な相乗的相互作用は、相加的であると予測される阻害に対する、計算による過剰阻害を、用量行列にわたり、ヒートマップとして表示し、定量的な「相乗性スコア」を、ローウィモデルに基づき報告することにより同定した。組合せアッセイプレートから導出される単剤データは、GraphPad Prism(GraphPad Software、La Jolla、CA)により生成される用量反応曲線(DMSOだけで処置された対照と比べた生存百分率を使用してプロットされる)として提示した。
結果
本研究の目的は、同系および非同系のがん細胞株のパネル(表17)において、ERK阻害剤を、MEK阻害剤と組み合わせることの、細胞の生存率に対する作用を評価することであった。
単剤アッセイの初期ラウンドは、A375同系細胞株対(図20)、HCT116同系細胞株対(図21)およびRKO同系細胞株対(図22)において実施した。IC
50値を、表18に示す。これらからは、A375同系対における2つの細胞株の間、およびHCT116同系対における2つの細胞株の間で、ERK阻害またはMEK阻害に対する応答の鑑別(differential)が明らかにならなかった。これにより、被験アッセイ条件下において、1)ノックインされた変異NRAS対立遺伝子は、A375細胞におけるMEKまたはERKの阻害に対する耐性を駆動せず、2)HCT116の、MEK/ERK阻害に対する感受性は、変異KRAS対立遺伝子とカップリングしていないことが示唆される。
驚くべきことに、RKO細胞における変異BRAF(V600E)対立遺伝子の欠失は、複数のMEK阻害剤に対する感受性を増大させたが、ERKの阻害に対する応答を顕著に変化させなかった(図22)。これは、MEK阻害剤に対する感受性を変化させる、MAPK経路の上流におけるモジュレーションが、ERKの阻害に対する感受性に顕著な影響を及ぼさないという、一般的な観察と符合する。
2つの化合物の間の組合せ相互作用は、濃度行列にわたり、ローウィ相加性モデルおよびブリス非依存性モデルを、Chalice(商標)Bioinformatics Software(Horizon Discovery Group、Cambridge、MA)と共に使用して評価した。Chalice(商標)は、相加的であると予測される阻害に対する、計算による過剰阻害を、用量行列にわたり、ヒートマップとして表示し、定量的な「相乗性スコア」を、ローウィモデルに基づき報告することにより、潜在的な相乗的相互作用を同定することを可能とする。
A375親細胞株およびNRAS変異(Q61K)細胞株についての、ブリス「過剰阻害」ヒートマップの視覚化により、BVD−523と、3つ全ての被験MEK阻害剤との間の相乗性域が小さいことが明らかにされた(図23、図25、図27)。これらの観察は、第2のBRAF変異細胞株であるG−361(図37、図39、図41)において、第2のベンチマークであるERK阻害剤SCH772984(それぞれ、図24、図26、図28および図38、図40、図42)を使用しても確認された。強力ではないが、ローウィモデルを使用してデータを解析する場合、これらの相乗性域もまた、大半が検出された。
まとめると、これらの結果は、BVD−523とMEK阻害剤との間の相互作用は、BRAFについて変異した黒色腫細胞株において、潜在的に相乗的でありうることを示唆する。
これに対し、ブリスモデルを使用して評価する場合、HCT116株において(図29〜図32)および肺株において(図44〜図57)、BVD−523またはSCH772984とMEK阻害剤との相互作用は、大半が相加的であるようであった。RKO細胞(図33〜図36)では、高濃度において、軽微なアンタゴニズムのポケットが存在した。ローウィモデルを使用して、BVD−523の組合せについて解析したところ、過剰スコアは一般に、より大きな正のスコアであったが、やはり主に相加的であった。ブリスモデルを使用して、これらの細胞株におけるSCH772984の組合せについてもまた、同様の結果が得られたが、ローウィモデルでは、HCT116においておよび一部の肺株において、ブリスモデルからは明らかとならなかった、相乗性領域の可能な存在が示唆された。
相乗的相互作用は、2つの方式で評定した。組合せが相加的である場合に予測される活性に対する過剰活性は、測定される応答曲面と、予測される応答曲面との間の体積を計算する、単純な体積スコアを使用して計算することができる。この体積スコアは、組合せに対する全体的な応答が、相乗的(正の値)であるのか、アンタゴニスト的(負の値)であるのか、相加的(値は約0)であるのかを示す。表19は、ブリス体積を示し、表20は、ローウィ体積を示す(nt=検査せず)。加えて、ローウィ相加性に対して、正値でゲートをかけ、阻害で重みづけした体積である「相乗性スコア」を計算し、結果を、表21に示す(nt=検査せず)。これにより、その相乗性が、高度な作用レベルで生じる組合せを好適とし、応答曲面のうちのアンタゴニスト的部分を除外する、さらなる優先順位付けがもたらされる。
(実施例8)
ERK阻害剤間の組合せ相互作用
RAF変異黒色腫細胞株であるA375細胞は、10%のFBSを伴うDMEM中で培養し、三連の96ウェルプレートへと、ウェル当たりの細胞2000個の初期密度で播種した。ERK阻害剤であるBVD−523とSCH772984との間の組合せ相互作用は、上記の実施例7で記載した通り、72時間後に解析した。生存率は、製造元の指示に従い、CellTiter−Glo(登録商標)試薬(Promega、Madison、WI)を使用して決定し、発光は、BMG FLUOstarプレートリーダー(BMG Labtech、Ortenberg、Germany)を使用して検出した。
ローウィ「過剰阻害」ヒートマップおよびブリス「過剰阻害」ヒートマップの視覚化により、BVD−523と、SCH772984との組合せは主に相加的であり、範囲の中央用量では潜在的な相乗性域を有することが示唆された(図58)。
まとめると、これらの結果は、BVD−523とSCH772984との間の相互作用が、少なくとも相加的であり、場合によって、相乗的であることを示唆する。
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