JP2017500074A - フィンガ・ワイプ・デバイス - Google Patents

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セグラ,カルメン ヘルナンデス
セグラ,カルメン ヘルナンデス
ガルガヨ ヘロニモ ゴンザレス
ガルガヨ ヘロニモ ゴンザレス
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Abstract

フィンガ・ワイプ・デバイス(100)は、少なくとも1つの開口(140)を通じてユーザの少なくとも1本の指(130)を受け入れる内部(120)を有するスリーブ(110)を備える。スリーブ(110)は、内側部分(150)、少なくともその一部が製品の塗布に適した塗布器部分(160)、及び塗布器部分(160)を少なくとも部分的に覆う取外し可能保護膜(170)を備える。取外し可能保護膜(170)は、引っ張って取り外すための少なくとも1つの保護延在部(180)を有することができる。スリーブ(110)の少なくとも一端は、少なくとも1つのスリーブ延在部(190)まで延在することができる。【選択図】 図1

Description

本開示は、例えば歯の清掃製品、衛生製品等の製品の塗布に適したフィンガ・ワイプ・デバイスに関する。本発明のフィンガ・ワイプ・デバイスは、製品を塗布する多くの他の分野において応用される。
フィンガ・ワイプは、口腔衛生を改善するための歯ブラシ、デンタル・フロス、歯間ブラシ等、典型的な歯清掃デバイスの代替として又はこれらに加えて、当技術分野で公知である。こうしたフィンガ・ワイプは、通常、使用時にユーザの指を部分的に包むように適合させたスリーブを備える。スリーブは、所与の量の製品を備えることができるか、又は製品を歯の清掃前に塗布することができる。次に、ユーザは、自分がどこにいようとも、自分の歯を容易にブラッシングすることができる。
フィンガ・ワイプは、歯、歯茎、舌等の効果的な清掃方法として示されている。というのは、指を使用すると、口及び歯の全ての部分に容易に到達できるためである。このことは、ユーザが、例えばレストラン、職場、及び自宅の外全般において歯ブラシを携行する必要がないため、有利である。
例えば、文献WO02069753は、ポリプロピレン織りのスリーブを備える口腔清掃デバイスを開示している。ユーザの指は、歯茎のマッサージ、歯の清掃並びに歯のための溶液及び化合物を施すために、スリーブの内部に置くことができる。
文献WO9531154は、可撓性ゴム・フィンガ・ワイプを開示している。このフィンガ・ワイプは、歯の洗浄製品を浸み込ませた厚い吸水性紙の有効な縦長条片を含む。前記条片は、粗面を更に備える。このフィンガ・ワイプは、防水性封止パケットの内部に設けられる。
文献WO0176523は、上述の種類のフィンガ・ワイプを開示しており、このフィンガ・ワイプは、清掃面として研磨面を有する質感のある材料から部分的に作製される。様々な添加剤をフィンガ・ワイプに塗布することができる。
文献米国特許第5320531号明細書は、異なる長さとすることができる上側部分及び下側部分を備える吸水性フィンガ・ワイプに言及している。下側部分は、使用後、フィンガ・ワイプの安全な取外しを促進する、下側部分に取り付けた付属器を有する。付属器により、ユーザの指を吸水性フィンガ・ワイプに挿入したとき又はユーザの指を吸水性フィンガ・ワイプから出すときに、ユーザの指が吸水性フィンガ・ワイプと接触しないようにする。
そのような公知のフィンガ・ワイプは、一般に上述のように使用が容易である。しかし、こうした公知のフィンガ・ワイプは、ワイプの経時的な保護が十分に保証されないという主な欠点がある。このことは、製品の性質に応じて特に関連するものであり、場合によっては、例えば歯を清掃するための特性が経時的に失われることがある。更に、公知のフィンガ・ワイプは、製品が塗布されるワイプ領域が適切に保護されていないため、フィンガ・ワイプの使用前及び使用中、製品がユーザの指(複数可)にほぼ常に接触するという欠点も有する。
したがって、デバイスの格納時及びデバイスの使用時の両方で保護を保証しながら、改良された歯の清掃を実現するデバイスが依然として要求される。更に、塗布される製品の性質を経時的に維持しながら、改良された歯の清掃を実現するデバイスが依然として要求される。
WO02069753 WO9531154 WO0176523 米国特許第5320531号明細書
製品の塗布に適したワイプ・デバイスが考案されており、本明細書の以下で詳細に説明する。本発明のワイプ・デバイスを用いると、上述の欠点が克服される。更に、そのようなワイプ・デバイスを用いると、上述の要件に合致し、更に、歯の清掃のみならず多くの他の用途においても多数の更なる利点が得られる。
本明細書の以下において、説明は、少なくとも1本の指で使用するのに適したワイプ・デバイスについて言及する。しかし、本発明のワイプ・デバイスは、棒、機械的器具、外科器具等の器具等、あらゆる等価要素を通じた使用にも適している。
本発明のフィンガ・ワイプは、スリーブを備える。スリーブは、ユーザの少なくとも1本の指を受け入れるように適合させた内部を画定し、それにより、スリーブは、ユーザの指(複数可)を少なくとも部分的に囲むか又は包む。この点について、本発明のフィンガ・ワイプ・デバイスのスリーブは、ユーザの指を少なくとも部分的に囲むか又は包むだけでなく、複数本の指を少なくとも部分的に囲むように適合できる。したがって、本発明のフィンガ・ワイプ・デバイスの一実施形態は、デバイスがユーザの手を少なくとも部分的に受け入れるように適合した内部を有するグローブ形状のスリーブを備えるフィンガ・ワイプ・デバイスを含むことができる。
スリーブは、少なくとも1つの開口を有し、この開口を通じて、ユーザの指(複数可)をスリーブ内部に挿入できる。好ましくは、開口は、使用前に開いている。しかし、いくつかの実施形態では、開口は、例えば熱融着等のあらゆる公知の手段を通じて、又はあらゆる他の適切な手段によって、使用前に閉鎖したままとすることができる。
本発明のフィンガ・ワイプ・デバイスのスリーブは、少なくとも3つの部分、即ち内側部分、塗布器部分及び取外し可能保護部分を備える。いくつかの実施形態では、スリーブのそのような部分のうち少なくとも1つは、1つの層を画定して配置できる。スリーブの各部分又は層は、連続又は不連続に形成することができる。スリーブの部分又は層は、互いに異なる特性を有することができる。スリーブは、このように異なる特性を有する単体として形成するか、又は多層体として形成することもできる。
具体的には、スリーブの内側部分は、ユーザの指(複数可)と接触するか又はユーザの指(複数可)を少なくとも部分的に囲むように適合させる。前記内側部分は、不浸透性材料(複数可)から少なくとも部分的に作製できる。本明細書で使用する不浸透性材料及び同様の用語は、流体の性質には関係なく、流体を進入又は通過させない材料を意味し、このため、液体及び気体でさえスリーブの内部に進入することは可能ではなく、したがってユーザの指(複数可)に接触することはない。例えば、スリーブ内側部分を完全に不浸透性材料から作製した実施形態が可能である。代替的に、スリーブ内側部分が、不不浸透性材料から作製した上側部分及び浸透性材料から作製した下側部分を有する実施形態が可能である。
スリーブ塗布器部分は、スリーブの1つ又は複数の部分内又は更にはスリーブの外側全体にわたって形成される。スリーブ塗布器部分の少なくとも一部は、製品の塗布に適している。この製品は、スリーブ塗布器部分に既に塗布しておくこともできるが、いくつかの実施形態では、スリーブ塗布器部分は、塗布すべき製品を収容しないこともある。したがって、本発明のフィンガ・ワイプ・デバイスは、乾式であっても湿式であってもよい。
そのようなスリーブ塗布器部分を通じて、多種多様な製品を塗布することができる。本発明のフィンガ・ワイプ・デバイスのスリーブによって塗布される製品の例は、口腔衛生製品全般、化学薬剤及び抗菌剤、うがい薬品、歯の清涼製品、歯の漂白製品、肌に直に触れる衛生製品、化粧品、セルフケア製品、医療製品、ガラス、プラスチック、木材、金属、セラミック等のための清掃製品、機械部品のための清掃製品、幼児のための製品、ペット、植物のための製品である。
スリーブの取外し可能保護部分は、保護部分がスリーブの塗布器部分を少なくとも部分的に覆うように設ける。前記保護部分は、スリーブの塗布器部分を、引裂き、破裂等を生じる衝撃、ひっかき等による損傷から保護すると同時に、塗布器部分に収容される場合、使用前に、塗布される製品を経時的に保護するのに適している。
いくつかの実施形態では、取外し可能保護層は、プラスチック薄膜である。前記取外し可能保護膜は、例えばポリマー材料から形成できる。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ポリ塩化ビニル等の材料が適している。取外し可能保護膜に関して、布材料、セルロースベース材料等も使用できる。
スリーブの取外し可能保護膜は、1つ又は複数の保護延在部を備えることができる。保護延在部は、フィンガ・ワイプ・デバイスを使用するために、ユーザが保護延在部の少なくとも一部をスリーブから引っ張り、取り外すように適合される。保護延在部を引っ張ることによって、取外し可能保護膜は、スリーブの塗布器部分から容易、迅速且つ好都合に取り外し、デバイスをすぐに使える状態にすることができる。
取外し可能保護膜は、スリーブを保護するために耐摩耗性とすることができ、塗布器部分内の製品を保護し、一方でデバイスの取扱い時にユーザを保護するために十分に丈夫なものとすることができる。
いくつかの実施形態では、取外し可能保護膜は、いくつかの部分を備えることができる。例えば、取外し可能保護部分は、スリーブ塗布器部分の対応する第1の部分を少なくとも部分的に覆う第1の膜部分、及びスリーブ塗布器部分の対応する第2の部分を少なくとも部分的に覆う第2の膜部分を備えることができる。この特定のケースでは、膜部分のうち1つのみをスリーブ塗布器部分から取り外すことができる。
本発明のフィンガ・ワイプ・デバイスのスリーブは、少なくとも1つのスリーブ延在部を有することができる。スリーブ延在部は、開口に隣接するスリーブの少なくとも一端から延在させて形成される。スリーブ延在部は、フィンガ・ワイプ・デバイスの使用時、ユーザの指、ユーザの手又はユーザの体の任意の部分を保護する目的を果たす。そのようなスリーブ延在部は、使用中ではない場合にスリーブ開口内のスリーブの内部に挿入されるように適合させる。このことは、スリーブ延在部をスリーブに接続した端部に沿って、スリーブ延在部を折り曲げることによって実行される。スリーブ延在部がスリーブの一部である場合、両方が上述の3つの部分によって形成される。いずれの場合も、取外し可能保護膜は、スリーブ延在部を少なくとも部分的に覆うように適合できる。
スリーブの部分のうち少なくとも1つを使い捨て材料から作製することが好ましく、スリーブの3つの部分全てを使い捨て材料から作製することが最も好ましい。このことは、ワイプ・デバイスが例えば1回の使用後、廃棄できることを意味する。しかし、このことは、ワイプ・デバイスが意図する特定の適用例によって異なっていてもよい。
フィンガ・ワイプ・デバイスは、少なくとも1つのスリーブを格納するパッケージを更に含むことができる。パッケージは、パウチ、小袋等の形態とすることができ、パッケージの大きさは、スリーブの大きさに実質的に合う。パッケージは、ユーザが引っ張って外し、内部に接近し、パッケージからスリーブを取り出す、剥離可能な条片を有することができる。次に、ユーザは、自分の指(複数可)をスリーブ開口を通じて挿入し、保護膜をスリーブから取リ外し、使用することができる。必要な場合、スリーブ延在部は、ユーザの指(複数可)を挿入する前に、スリーブから取り出すべきである。最後に、ユーザは、スリーブ塗布器部分内部の製品を塗布できる。上述のように、製品は、スリーブ塗布器部分内に既に存在していてもよく、又は製品は、スリーブをスリーブから取り出した後及び使用する前に浸み込ませることができる。最初のケースでは、パッケージは、塗布すべき製品を中に収容する可能性がある。しかし、塗布すべき製品は、使用する前に、スリーブ塗布器によって覆うことにより、スリーブ塗布器部分に浸み込ませておくことができる。
本発明のフィンガ・ワイプ・デバイスのいくつかの実施形態では、パッケージが上記した取外し可能保護部分であることが想定される。
上記のフィンガ・ワイプ・デバイスは、あらゆるユーザにとって使用が簡単であることが証明されている。耐久性があり、製品をスリーブ塗布器部分に既に塗布してある場合、製品が使用前に経時的に保存されることもわかっている。したがって、上記のフィンガ・ワイプ・デバイスは、必要な場合に製品を塗布する場合はいつでも、又はユーザが通常の歯ブラシを利用できない場合、非常に有利であることが証明されている。最後に、本発明の保護膜は、ユーザの指(複数可)がスリーブ塗布器部分と接触しないようにするという重要な利点をもたらす。
本発明のフィンガ・ワイプ・デバイスの実施形態の更なる目的、利点及び特徴は、説明を精査すれば当業者には明らかになり、又は説明の実施によって習得することができる。
添付の図面を参照しながら、非限定的な例として本発明のフィンガ・ワイプ・デバイスの特定の実施形態を以下で説明する。
フィンガ・ワイプ・デバイスの一実施形態の概略上部平面図である。 図1に示すフィンガ・ワイプ・デバイスのスリーブの一実施形態の長手方向断面図である。 フィンガ・ワイプ・デバイスのスリーブの更なる実施形態の長手方向断面図である。
本発明のフィンガ・ワイプ・デバイスの1つの非限定例が図1に示され、参照番号100として示してある。図示するフィンガ・ワイプ・デバイス100のこの特定の実施形態は、歯科口腔衛生製品の塗布に適している。しかし、フィンガ・ワイプ・デバイス100は、この特定用途に限定されず、肌に直に触れる衛生製品、化粧品、セルフケア製品、医療製品、ガラス、プラスチック、木材、金属、セラミック等のための清掃製品、機械部品のための清掃製品、幼児のための製品、動物、ペット、植物のための製品等、多種多様な製品の塗布に使用できる。
フィンガ・ワイプ・デバイス100は、図2に示すもの等のスリーブ110を備える。スリーブ110は、ユーザの1本の指130を受け入れるのに適切な大きさ及び形状の内部120を有する。フィンガ・ワイプ・デバイス100がグローブ形スリーブ110を備えるように、スリーブ110の内部120が、ユーザの複数本の指130、例えばユーザの手の全ての指を受け入れるように適合させた他の実施形態を除外しない。
図2に示すスリーブ110の実施形態によれば、スリーブ110の内部120に、開口140を通じて接近できる。開口140は、図2に示すように、ユーザの指130をスリーブ内部120に挿入できるように適切な大きさで作る。
図2に示すように、スリーブ110は、以下で説明する3つの部分150、160、170を備える。本例におけるスリーブ110の3つの部分150、160、170は、ワイプ・デバイス100を1回の使用後に廃棄できるように使い捨て材料から製造した層で構成される。
具体的には、スリーブ110は、ユーザの指130と接触するか又は少なくともユーザの指130を部分的に取り囲むように適合させた内側層150を備える。内側層150は、液体及び気体がスリーブ内部120に進入できないように、したがって液体及び気体がユーザの指130と接触しないように少なくとも部分的に不浸透性材料から製造する。
スリーブ110は、塗布器層160を更に備える。図2に示す特定の実施形態では、塗布器層160は、スリーブ内側層150を通して設けられ、上述の口腔衛生製品等の製品を浸み込ませる。図に示す特定の適用例では、スリーブ110の塗布器層160は、塗布すべき製品を既に浸み込ませてある。特にこの例では、製品は、スリーブ110の下側部分に対応する塗布器層160の位置にある。
塗布器層160は、スリーブ110の一部であるため、いくつかのケースでは塗布器層160が軽く擦るための粗面を有する場合があるが、毛をスリーブ110内に形成しない。したがって、フィンガ・ワイプ・デバイス100の使用は刺激をもたらさず、そのため、幼児等、敏感な口腔組織を有するユーザは、本発明のワイプ・デバイス100を有利に利用できる。
本発明のワイプ・デバイス100の重要な特徴によれば、スリーブ110は、取外し可能保護層170を更に備え、取外し可能保護層170は、図2に示すように、スリーブ塗布器層160を覆って設けられる。取外し可能保護層170は、塗布器層160を損傷又は破損から保護するのに適している。有利には、前記取外し可能保護層170は、使用前に塗布器層160内にある製品の保護にも適している。ワイプ・デバイス100をまだ使用していない場合、塗布される製品は、塗布器層160と取外し可能保護層170との間にあり、取外し可能保護層170によって覆われ、保護される。したがって、新鮮な製品を、その特性、したがってその効力を保持した状態で常に使用可能である。
取外し可能保護層170は、塗布器層160の上に直接施すことができるか、又はあらゆる適切な手段により塗布器層160の上に付着させることができる。
図示する実施形態では、取外し可能保護層170は、連続でも、不連続であってもよいプラスチック薄膜である。取外し可能保護層170は、ポリマー材料から製造できる。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ポリ塩化ビニル等の材料が適している。取外し可能保護膜170に関して、布材料、セルロースベース材料等も使用できる。これらの材料は、上塗りと組み合わせることもできる。例えば、取外し可能保護膜170は、樹脂コーティングを有するセルロースベース材料から製造できる。金属及び合金(例えばアルミニウム箔、金属化膜等)等の他の材料、並びに加工(ラミネート等)も、取外し可能保護膜170の作製に使用できる。
厚さをより大きくすべき適用例では、取外し可能保護膜170は、一枚のプラスチック材料とすることができるが、この厚さは、塗布する製品の性質によって異なることになる。
取外し可能保護膜170は、1つの保護延在部180を備える。保護延在部180は、外に延在し、保護膜170の下側部分から突出するタブとなる。前記保護延在部180は、ユーザが引っ張るように適合させ、取外し可能保護膜170をスリーブ110から取り外す、即ち取外し可能保護膜170を塗布器層160から取り外すようにし、こうして製品を露出させた状態でワイプ・デバイス100をすぐに使える状態にする。
図2に示すように、スリーブ110は、開口140に隣接するスリーブ110の端部からスリーブ延在部190内に延在する。スリーブ延在部190は、スリーブ110の一部であり、したがって、上記の3つの層150、160、170、即ち内側層150、塗布器層160及び取外し可能保護膜170も備える。前記スリーブ延在部190は、実質的にユーザの指、例えば人差し指130に延在するように適合させ、基節骨を含む指を覆わせる。スリーブ110は、前記スリーブ延在部190を考慮せずに、ユーザの指130を中節骨まで覆う、即ち本例では人差し指130の指関節まで覆うことに留意されたい。このことにより、フィンガ・ワイプ・デバイス100の使用時、ユーザの指130を効果的に保護することが可能になる。他の実施形態では、スリーブ延在部190は、ユーザの体のあらゆる部分を覆うように延在できる。
図3に示す特定の実施形態では、スリーブ110は、単一層150から形成される。単一層150は、少なくとも1本の指130を受け入れる内側部分及び製品を塗布する外側部分を有する。図2に示す実施形態と同様に、図3に示す実施形態の保護膜170は、単一層150の塗布器部分を少なくとも部分的に覆う。
次に図1を参照すると、スリーブ110は、折り曲げられスリーブ110内に受け入れられたスリーブ延在部190と共に示されている。この構成は、スリーブ110をパッケージ200内に格納するために使用でき、このことは以下で更に説明する。特に本実施形態では、スリーブ延在部190は、一端220に沿って折り曲げられ、この端部220で、スリーブ延在部190は、図1に示すようにスリーブ110に接続し、使用前はスリーブ110の内部120に留まる。
上述のように、スリーブ110は、図1に示すように使用前はパッケージ200の内部に格納される。パッケージ200は、本実施形態では1つのスリーブ110の格納に適した小袋の形態である。本実施形態では、パッケージ200の大きさは、スリーブ110の大きさと実質的に合う。しかし、パッケージ200は、いくつかのスリーブ110の格納に適したものであってもよい。パッケージ200は、剥離可能な条片210を有し、この剥離可能な条片210は、ユーザが簡単に条片210を引っ張って外し、スリーブ110の内部120に接近し、使用のためにスリーブ110を取り出すのに適している。
スリーブ110をパッケージ200から取り出した後、ユーザは、ユーザの指(複数可)130(上述した人差し指)をスリーブの開口140を通じて挿入し、次に、保護膜170をスリーブ110の塗布器層160から取り外すことができる。これにより、塗布器層160内の口腔衛生製品が露出した状態になり、人差し指130で歯をブラッシングし、歯茎をマッサージする用意ができる。
本発明のフィンガ・ワイプ・デバイス100のいくつかの特定の実施形態及び例を本明細書で開示してきたが、他の代替実施形態、使用法並びにそれらの明らかな修正形態及び等価物が可能であることは当業者には理解されよう。例えば、内側層150、塗布器層160及び取外し可能保護膜170のうちいずれかは、連続する層であってもよいが、代替的に、そのような層150、160、170のうちいずれかは、個別部分から作製してもよい。
したがって、本開示は、記載した特定の実施形態の全ての可能な組合せを包含し、本開示の範囲は、本明細書に記載の特定の実施形態によって限定されず、以下の特許請求の範囲の正当な解釈によってのみ決定されるべきである。
図面に関連付けられ、特許請求の範囲内で括弧の中に置いた参照符号は、特許請求の範囲の明瞭さを高めようとするものにすぎず、特許請求の範囲を限定するものとして解釈すべきではない。

Claims (15)

  1. 製品を塗布するためのフィンガ・ワイプ・デバイス(100)であって、前記デバイス(100)は、スリーブ(110)を含み、前記スリーブ(110)は、前記スリーブ(110)の少なくとも1つの開口(140)を通じて少なくとも1本の指(130)を受け入れるように適合した内側部分(150)を備え、前記スリーブ(110)は、少なくとも一部が製品の塗布に適している塗布器部分(160)を更に備え、前記スリーブ(110)は、前記塗布器部分(160)を少なくとも部分的に覆う取外し可能保護部分(170)を更に備える、フィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  2. 前記取外し可能保護部分(170)は、少なくとも1つの保護延在部(180)を備え、前記少なくとも1つの保護延在部(180)は、引っ張り、前記取外し可能保護部分(170)の少なくとも一部を前記スリーブ(110)から取り外すように適合される、請求項1に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  3. 前記取外し可能保護部分(170)は、前記スリーブ塗布器部分の対応する第1の部分を少なくとも部分的に覆う少なくとも1つの第1の膜部分、及び前記スリーブ塗布器部分の対応する第2の部分を少なくとも部分的に覆う第2の膜部分を備える、請求項1又は2に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  4. 前記塗布器部分(160)は、塗布すべき製品を含む、請求項1から3のうちいずれか一項に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  5. 前記スリーブ(110)の前記内側部分(150)は、不浸透性材料から少なくとも部分的に作製される、請求項1から4のうちいずれか一項に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  6. 前記開口(140)に隣接する前記スリーブ(110)の少なくとも一端は、少なくとも1つのスリーブ延在部(190)まで延在する、請求項1から5のうちいずれか一項に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  7. 前記スリーブ延在部(190)は、使用中ではない場合に前記開口(140)内の前記スリーブ(110)内部に挿入するように構成される、請求項6に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  8. 前記保護部分(170)は、前記スリーブ(110)の前記スリーブ延在部(190)を少なくとも部分的に覆うようにも構成される、請求項6又は7に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  9. 前記スリーブ(110)の前記部分(150、160、170)のうち少なくとも1つは、使い捨て材料から作製される、請求項1から8のうちいずれか一項に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  10. 前記スリーブ(110)の前記部分(150、160、170)のうち少なくとも1つは、1つの層を画定して配置される、請求項1から9のうちいずれか一項に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  11. 前記フィンガ・ワイプ・デバイス(100)は、少なくとも1つの前記スリーブ(110)を格納するパッケージ(200)を更に含む、請求項1から10のうちいずれか一項に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  12. 前記パッケージ(200)の大きさは、前記スリーブ(110)の大きさと実質的に合う、請求項11に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  13. 前記パッケージ(200)は、前記取外し可能保護部分(170)である、請求項11又は12に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  14. 前記パッケージ(200)は、前記塗布器部分(160)を通じて塗布すべき製品を中に収容する、請求項11から13のうちいずれか一項に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
  15. 前記取外し可能保護部分(170)は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ポリ塩化ビニル、布材料、セルロースベース材料及び金属からなる群から選択される少なくとも1つの材料から作製される、請求項1から14のうちいずれか一項に記載のフィンガ・ワイプ・デバイス(100)。
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