JP2017229108A - 電気自動車用の電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】2個のコンバータを備える電源システムに関し、コンデンサのプリチャージが完了次第直ちにシステムスイッチを閉じることのできる技術を提供する。
【解決手段】電源システム2は、メインバッテリ4(MB)、第1DDC28、第2DDC30を備える。第1DDC28は、SMR20よりもPCU12の側とサブ電力線24の間に接続されており、昇降圧動作が可能なコンバータである。第2DDC30は、SMR20よりもMBの側とサブ電力線24の間に接続されており、降圧動作が可能なコンバータである。ECU60は、第1DDC28と第2DDC30を制御してコンデンサの充電を開始するとともに、MBの充電開始時電圧を記憶する。コンデンサの両端電圧と充電開始時電圧との差が第1電圧差よりも小さくなったら第2DDCを停止する。コンデンサの両端電圧とMBの電圧との差が第2電圧差よりも小さくなったらSMR20を閉じる。
【選択図】図1

Description

本明細書は、電気自動車用の電源装置を開示する。本明細書における「電気自動車」には、モータとエンジンの双方を備えるハイブリッド車を含む。
特許文献1に、電気自動車用の電源システムの一例が開示されている。その電源システムは、メインバッテリ、サブバッテリ、電力制御ユニット、DC−DCコンバータを備えている。電力制御ユニットは、メインバッテリから供給される電力の電流を平滑化するコンデンサを備えているとともに、メインバッテリから供給される電力を走行モータ駆動用の電力に変換する。メインバッテリと電力制御ユニットはメイン電力線で接続されている。サブバッテリは、メインバッテリの出力電圧よりも低い電圧で動作する低電圧機器に電力を供給する。サブバッテリと低電圧機器は、サブ電力線に接続されている。DC−DCコンバータは、メイン電力線とサブ電力線の間で接続されており、メイン電力線の電力を降圧してサブ電力線へ供給する降圧動作が可能である。DC−DCコンバータは、メインバッテリの電力を使ってサブバッテリを充電したり、メインバッテリから低電圧機器へ電力を供給するために備えられている。サブバッテリは、DC−DCコンバータが動作していないときに低電圧機器に駆動用電力を供給する。
メイン電力線には、メインバッテリと電力制御ユニットの間の導通と非導通を切り換えるシステムスイッチが備えられている。なお、DC―DCコンバータは、システムスイッチよりも電力制御ユニット側のメイン電力線とサブ電力線の間に接続される。車両のメインスイッチがオフしているときはシステムスイッチが解放されており、メインバッテリと電力制御ユニットの間が遮断される。システムスイッチが閉じられて車両は走行可能になる。
電力制御ユニットのコンデンサが完全に放電した状態でシステムスイッチを導通状態に切り換えると、メインバッテリから電力制御ユニットに突入電流が流れ、電力制御ユニットの半導体素子にダメージを与える虞がある。そこで、特許文献1の電源システムでは、サブ電力線の電力を昇圧してメイン電力線に供給する昇圧動作も行うことができるDC−DCコンバータを採用する。その電源システムでは、サブバッテリの電力をDC−DCコンバータで昇圧してコンデンサを充電し、メインバッテリの電圧とコンデンサの両端電圧の差が所定の許容電圧差よりも小さくなったら、システムスイッチを閉じる。そうすることによって、システムスイッチを閉じたときの突入電流を低減する。
特開2007−318849号公報
本願の発明者は、システムスイッチを閉じる前のコンデンサの充電に要する時間を短くすべく、上記した電源システムに第2のDC−DCコンバータを導入した。なお、2個のDC−DCコンバータを区別するため、先のDC−DCコンバータを第1DC−DCコンバータと称し、新たに導入するDC−DCコンバータを第2DC−DCコンバータと称する。また、システムスイッチを閉じる前のコンデンサの充電を以下ではプリチャージと称する場合がある。
第2DC−DCコンバータは、システムスイッチよりもメインバッテリ側のメイン電力線とサブ電力線の間に接続される。第2DC−DCコンバータは、メイン電力線の電力を降圧してサブ電力線へ供給する降圧動作が可能である。その電源システムでは、システムスイッチを閉じる前に、第2DC−DCコンバータに降圧動作をさせながら第1DC−DCコンバータに昇圧動作をさせることで、メインバッテリの電力でコンデンサを高速にプリチャージすることができる。プリチャージに要する時間が短縮できると、電源システムの動作開始からシステムスイッチを閉じるまでの所要時間、即ち、車両が走行できるようになるまでの時間が短縮できる。
他方、サブ電力線には低電圧機器が接続されており、プリチャージ中に低電圧機器の消費電力が変動すると、サブ電力線に接続されている第2DC−DCコンバータの出力電流が変動する。第2DC−DCコンバータの出力電流の変動に伴い、第2DC−DCコンバータに電力を供給しているメインバッテリの電圧が変動する。先に述べたように、コントローラは、プリチャージによってコンデンサの両端電圧VLとメインバッテリの電圧(バッテリ電圧VB)との電圧差dVが所定の許容電圧差よりも小さくなったら(即ち、プリチャージが完了したら)、システムスイッチを閉じる。プリチャージの間、バッテリ電圧VBが変動すると、メインバッテリの電圧測定のタイミングによっては、バッテリ電圧VBの変動の山あるいは谷を計測してしまう可能性がある。その場合、コンデンサの両端電圧VLが十分に高くなっていても、電圧差dVが許容電圧差よりも大きくなってしまう虞がある。せっかくメインバッテリの電力を使ってプリチャージ時間の短縮を図ろうとしても、メインバッテリの電圧変動により電圧差dVが小さくなったことを検知するタイミングが遅れ、システムスイッチを閉じるまでに時間がかかってしまう。本明細書は、上記した第1、第2DC−DCコンバータを備える電源システムに関し、プリチャージ中のメインバッテリの電圧変動を抑え、プリチャージが完了したことを直ちに検知してシステムスイッチを閉じることのできる技術を提供する。
本明細書が開示する電源システムは、メインバッテリ、サブバッテリ、電力制御ユニット、第1、第2DC−DCコンバータ、コントローラを備える。電力制御ユニットは、メインバッテリから供給される電力を走行モータ駆動用の電力に変換する。また、電力制御ユニットは、メインバッテリから供給される電力の電流を平滑化するコンデンサを備える。メインバッテリと電力制御ユニットはメイン電力線で接続されている。メイン電力線には、メインバッテリと電力制御ユニットの間の導通と非導通を切り換えるシステムスイッチが備えられている。サブバッテリの電圧はメインバッテリの電圧よりも低い。サブバッテリは、メインバッテリの電圧よりも低い電圧で動作する低電圧機器に電力を供給する。サブバッテリと低電圧機器は、サブ電力線で接続されている。第1DC−DCコンバータは、システムスイッチよりも電力制御ユニット側のメイン電力線とサブ電力線の間に接続されている。第1DC−DCコンバータは、サブ電力線の電力を昇圧してメイン電力線へ供給する昇圧動作と、メイン電力線の電力を降圧してサブ電力線へ供給する降圧動作が可能である。
第2DC−DCコンバータは、システムスイッチよりもメインバッテリ側のメイン電力線とサブ電力線の間に接続されており、メイン電力線の電力を降圧してサブ電力線へ供給する降圧動作が可能である。コントローラは、第1及び第2DC−DCコンバータとシステムスイッチを制御する。コントローラは、第2DC−DCコンバータに降圧動作を行わせるとともに第1DC−DCコンバータに昇圧動作を行わせて電力制御ユニットのコンデンサの充電を開始する。同時にコントローラは、メインバッテリの充電開始時電圧を取得し記憶する。コントローラは、コンデンサの両端電圧と充電開始時電圧との差が所定の第1許容電圧差よりも小さくなったら第2DC−DCコンバータを停止する。コントローラは、第1DC−DCコンバータを使って電力制御ユニット側のメイン電力線への電力供給を継続する。コントローラは、コンデンサの両端電圧とメインバッテリの電圧との差が所定の第2許容電圧差よりも小さくなったらシステムスイッチを閉じる。
本明細書が開示する電源システムでは、コントローラは、コンデンサへの充電を開始した後、コンデンサの両端電圧と充電開始時電圧との差が所定の第1許容電圧差よりも小さくなったら第2DC−DCコンバータを停止する。第2DC−DCコンバータを停止することで、第2DC−DCコンバータの入力側の変動、即ち、メインバッテリの電圧変動が抑えられる。第2DC−DCコンバータ停止後は、第1DC−DCコンバータを使ってシステムスイッチよりも電力制御側のメイン電力線への電力供給を継続する。この電力供給は、メイン電力線に接続されている他のデバイスへ電力を供給し、コンデンサの両端電圧が低下しないようにするためである。最後にコントローラは、コンデンサの両端電圧と前記メインバッテリの電圧との差(電圧差dV)が所定の第2許容電圧差よりも小さくなったら前記システムスイッチを閉じる。第2DC−DCコンバータを停止したことでメインバッテリの電圧変動が抑えられているので、速やかに電圧差dVが第2許容電圧差内であることを検知することができる。その結果、コンデンサのプリチャージが完了したら直ちにシステムスイッチを閉じることができる。即ち、本明細書が開示する電源システムは、コンデンサのプリチャージが完了次第、速やかにシステムスイッチを閉じることができる。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例の電源システムを含むハイブリッド車の電力系のブロック図である。 プリチャージ処理のフローチャートである。 図3(A)は、コンデンサの両端電圧VLとバッテリ電圧VBの時間変化を示すグラフである。図3(B)は、補機の負荷変動を模式的に表したグラフである。図3(C)は、第2DDC30(第2DC−DCコンバータ)の出力電流のグラフである。
図面を参照して実施例の電源システム2を説明する。電源システム2は、ハイブリッド車100に搭載されている。図1に電源システム2を含むハイブリッド車100の電気系統のブロック図を示す。ハイブリッド車100は、エンジン61の動力、及び/又は、第1モータ6、第2モータ8の動力により走行することができる。モータを利用する場合、ハイブリッド車100は、メインバッテリ4から供給される電力により第2モータ8を駆動し、第2モータ8の動力によって駆動輪(図示せず)を回転させる。エンジン61を利用して走行する場合には、ハイブリッド車100は、第1モータ6をセルモータとして使用しエンジン61を始動させる。そして、ハイブリッド車100は、動力分配機構62によって、エンジン61が発生させた動力の一部を駆動輪に伝達する一方で、残りの動力を第1モータ6に伝達させて第1モータ6で発電する。第1モータ6で発電した電力は、第2モータ8に供給して駆動輪の回転に利用したり、メインバッテリ4に充電したりすることもできる。
なお、エンジン61を利用して走行している際、メインバッテリ4から第2モータ8に電力を供給して、駆動力を増大させることも可能である。一方、走行中のハイブリッド車100が減速する際には、第2モータ8で回生発電し、第2モータ8で発電した電力でメインバッテリ4を充電することができる。このように、第1モータ6と第2モータ8は、発電機としても機能する。その意味で、第1モータ6と第2モータ8は、「モータジェネレータ」と称することができる。図1の「MG1」が第1モータ6(第1モータジェネレータ)を表し、「MG2」が第2モータ8(第2モータジェネレータ)を表す。第1モータ6と第2モータ8は、「走行モータ」と称することもできる。
電源システム2は、メインバッテリ4、サブバッテリ22、電力制御ユニット12、システムメインリレー20、第1DC−DCコンバータ28、第2DC−DCコンバータ30、電子制御ユニット60を備えている。以下では説明を簡単にするため、便宜上、電力制御ユニット12をPCU12と表記し、システムメインリレー20をSMR20と表記し、電子制御ユニット60をECU60と表記する。さらに、第1DC−DCコンバータ28を第1DDC28と表記し、第2DC−DCコンバータ30を第2DDC30と表記する。図1では、第1DDC28は「DDC1」と表記されており、第2DDC30は「DDC2」と表記されている。また、ECU60は、SMR20、第1DDC28、第2DDC30、PCU12等と通信線で接続されており、それらを制御する。図1では、ECU60と他のユニットを接続する通信線は描かれていない。
メインバッテリ4は、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池(充電可能電池)である。本実施例では、メインバッテリ4の電圧は約300V(ボルト)である。メインバッテリ4は、メイン電力線10を介してPCU12に接続されている。SMR20よりもメインバッテリ4の側のメイン電力線10bに、メインバッテリ4の電圧(バッテリ電圧VB)を計測する電圧センサ19が備えられている。バッテリ電圧VBは、SMR20よりもメインバッテリ4の側のメイン電力線10bの電圧に相当する。
メイン電力線10には、SMR20が備えられている。SMR20は、メインバッテリ4とPCU12の間の導通と非導通を切り換える。なお、「非導通」は、「遮断」と表現する場合もある。また、メインバッテリ4とPCU12の間を導通させることを、「SMR20を閉じる」と表現し、メインバッテリ4とPCU12の間を遮断することを、「SMR20」を開く、と表現する場合がある。
PCU12は、メインバッテリ4と、第1モータ6及び第2モータ8との間に設けられている。PCU12は、平滑コンデンサ14、15、電圧センサ18、コンバータ16及びインバータ17を備えている。平滑コンデンサ14は、メイン電力線10の電流を平滑化する。より詳しく表現すると、平滑コンデンサ14は、メインバッテリ4から供給される電力の電流を平滑化する。電圧センサ18は、平滑コンデンサ14の両端電圧VLを測定する。平滑コンデンサ14の両端電圧VLは、SMR20よりもPCU12の側のメイン電力線10aの電圧に相当する。平滑コンデンサ15は、コンバータ16とインバータ17の間に流れる電力の電流を平滑化する。
PCU12は、メインバッテリ4から供給される電力を第1モータ6及び第2モータ8(走行モータ)の駆動用電力に変換する。コンバータ16は、メインバッテリ4から供給される電力の電圧を、必要に応じて第1モータ6や第2モータ8の駆動に適した電圧まで昇圧する。またコンバータ16は、第1モータ6や第2モータ8が発電した電力の電圧を、メインバッテリ4の充電に適した電圧まで降圧させたりもする。即ち、コンバータ16は、双方向DC−DCコンバータである。コンバータ16には、メインバッテリ4からの電流が流れる複数のパワー素子が実装されている。双方向DC−DCコンバータの回路構成は良く知られているので詳しい説明は省略する。本実施例では、第1モータ6や第2モータ8の駆動に用いる電圧は約600Vである。
インバータ17は、2個のモータ(第1モータ6と第2モータ8)の夫々に対応して、2組のインバータ回路を備えている。インバータ17は、コンバータ16から供給される直流電力をU相、V相、W相の交流電力に変換して第1モータ6や第2モータ8を駆動する三相交流電力を供給したり、第1モータ6や第2モータ8が発電した三相交流電力を直流電力に変換してコンバータ16へ供給したりする。また、インバータ17は、第1モータ6及び第2モータ8の一方が発電した三相交流電力を、一旦、直流電力に変換しさらに三相交流電力に変換して、第1モータ6及び第2モータ8の他方に供給したりもする。インバータ17にも、メインバッテリ4からの電流が流れる複数のパワー素子が実装されている。インバータ回路の構成もよく知られているので詳しい説明は省略する。
平滑コンデンサ14が放電した状態でSMR20を閉じると、メインバッテリ4からPCU12へ突入電流が流れ、コンバータ16とインバータ17のパワー素子がダメージを受ける虞がある。突入電流対策については後述する。
SMR20よりもPCU12の側のメイン電力線10aには、エアコン50も接続されている。エアコン50は消費電力が大きいので、サブ電力線24(後述)ではなく、メイン電力線10に接続されており、メインバッテリ4から電力供給を受けるようになっている。
サブバッテリ22について説明する。サブバッテリ22の出力電圧は、メインバッテリ4の出力電圧よりも低い。サブバッテリ22は、典型的には、鉛蓄電池で構成される二次電池(充電可能電池)である。本実施例では、サブバッテリ22の電圧は約13Vである。サブバッテリ22は、サブ電力線24を介して、補機26に接続されている。図1では、記号「AUX」が補機を意味する。補機26は、メインバッテリ4の電圧よりも低い電圧(サブバッテリ22の電圧)で動作する機器(低電圧機器)の総称である。図1では、補機26を一つの矩形で表しているが、補機26は、ルームランプ、ナビゲーションシステム、カーオーディオなど、複数の低電圧機器を含む。ECU60も補機26の一つとして、サブバッテリ22から電力供給を受ける。車両の導電性のボデーが、サブ電力線24の負極線を兼ねる場合がある。サブ電力線24の負極線の電位は接地電位(基準電位)と呼ばれることがある。
SMR20よりもPCU12側のメイン電力線10aとサブ電力線24との間に、第1DDC28(第1DC−DCコンバータ)が接続されている。第1DDC28は、メイン電力線10を流れる電力を降圧してサブ電力線24へ供給する降圧動作と、サブ電力線24を流れる電力を昇圧してメイン電力線10へ供給する昇圧動作を行うことができる。第1DDC28も、先のコンバータ16と同様に、双方向DC−DCコンバータである。ハイブリッド車100では、第1DDC28が降圧動作を行うことで、SMR20が非導通のときであっても、第1モータ6や第2モータ8が発電した電力でサブバッテリ22を充電することができる。また、ハイブリッド車100では、第1DDC28が昇圧動作を行うことで、SMR20が非導通のときでも、サブバッテリ22の電力を利用して第1モータ6や第2モータ8を駆動することができる。
SMR20よりもメインバッテリ4側のメイン電力線10bとサブ電力線24の間に、第2DDC30(第2DC−DCコンバータ)が接続されている。第2DDC30は、メイン電力線10を流れる電力を降圧してサブ電力線24へ供給する降圧動作を行うことができる。第2DDC30は、いわゆる降圧コンバータである。ハイブリッド車100では、SMR20の導通時に、第1DDC28が降圧動作を行い、かつ第2DDC30が降圧動作を行う。これにより、メインバッテリ4からの電力や、第1モータ6や第2モータ8が発電した電力を、第1DDC28と第2DDC30の両方を介して、サブバッテリ22に充電することができる。この場合、第1DDC28と第2DDC30のいずれか一方を介してサブバッテリ22に充電する場合に比べて、サブバッテリ22に供給される電流が大きくなる。そのため、サブバッテリ22の充電に要する時間が短くなる。
ECU60には、電圧センサ18、19など、ハイブリッド車100に搭載された各種のセンサの検出信号が入力される。本実施例では、電圧センサ18から平滑コンデンサ14の両端電圧VLの検出信号が入力される。また、電圧センサ19から、メインバッテリ4の電圧(バッテリ電圧VB)の検出信号が入力される。ECU60は、PCU12、SMR20、第1DDC28、第2DDC30など、ハイブリッド車100の電気系統を構成する各構成要素を制御する。また、ECU60は、エンジン61の点火機構、燃料噴射機構、給排気機構等の動作を制御する。図1では、ECU60を一つの矩形で描いているが、ECU60の機能は、複数のプロセッサの連携で実現されてもよい。
SMR20は、不図示の車両メインスイッチ(イグニッションスイッチ)がOFFの間は開かれており、メインバッテリ4とPCU12の間を遮断している。車両メインスイッチがOFFからONに切り換えられると、ECU60がSMR20を閉じ、メインバッテリ4とPCU12を接続する。メインバッテリ4とPCU12が接続されると、第1モータ6と第2モータ8に電力を供給可能な状態、即ち、走行可能な状態になる。前述したように、平滑コンデンサ14が放電された状態、即ち、平滑コンデンサ14の両端電圧VLが低い状態でSMR20を接続すると、メインバッテリ4からPCU12(コンバータ16とインバータ17)に突入電流が流れる。突入電流は、コンバータ16やインバータ17のパワー素子にダメージを与える可能性がある。そこで、ECU60は、SMR20を閉じるのに先立って、第1DDC28と第2DDC30を使って平滑コンデンサ14を充電する(プリチャージする)。より具体的には、第2DDC30に降圧動作を行わせてメインバッテリ4の電力をサブ電力線24に供給するとともに、第1DDC28に昇圧動作を行わせ、メインバッテリ4の電力を、サブ電力線24を介して、SMR20よりもPCU12の側のメイン電力線10aに供給する。SMR20よりもPCU12の側のメイン電力線10aには、平滑コンデンサ14が並列に接続されているため、上記の処理により、メインバッテリ4の電力で平滑コンデンサ14がプリチャージされる。
図2に、車両メインスイッチがOFFからONに切り換えられたときにECU60が実行するプリチャージ処理のフローチャートを示す。図2を参照しつつ、プリチャージ処理を詳しく説明する。まず、ECUは、平滑コンデンサ14の充電開始時にメインバッテリ4の電圧を計測する。そのときの電圧を充電開始時電圧VB0と表記する。ECU60は、充電開始時電圧VB0を取得し記憶する(S4)。メインバッテリ4の電圧(バッテリ電圧VB)は、電圧センサ19により計測される。
次にECU60は、第2DDC30を起動する(S5)。第2DDC30が動作を開始すると、第2DDC30がメインバッテリ4の電力を降圧してサブ電力線24に供給するので、メインバッテリ4の電圧が下がる。また、後述するように、プリチャージ中に補機26の負荷が変動し、その負荷変動に影響されて第2DDC30の出力電流も変動する。
次にECU60は、第1DDC28に昇圧動作を開始させる(S6)。第1DDC28が昇圧動作を開始すると、サブ電力線24から電力がSMR20よりPCU12側のメイン電力線10aに供給され、平滑コンデンサ14のプリチャージが開始される。平滑コンデンサ14のプリチャージが進むにつれて、平滑コンデンサ14の両端電圧VLが上昇する。ECU60は、平滑コンデンサ14の両端電圧VLと充電開始時電圧VB0との差が第1許容電圧差dVx1より小さくなるまで第1DDC28と第2DDC30を駆動する(S7:NO)。平滑コンデンサ14の両端電圧VLは、電圧センサ18で計測される。平滑コンデンサ14の両端電圧VLと充電開始時電圧VB0との差が第1許容電圧差dVx1より小さくなったら、ECU60は、第2DDC30を停止する(S7:YES、S8)。次にECU60は、平滑コンデンサ14の両端電圧VLがそのまま一定値を保持するように第1DDC28を制御する(S9)。第1許容電圧差dVx1は、例えば20ボルトに設定される。
ステップS9において、両端電圧VLが一定値を保持するようにECU60が第1DDC28を制御するのは次の理由による。先に述べたように、SMR20よりもPCU12の側のメイン電力線10aには、エアコン50などのデバイスが接続されている。即ち、平滑コンデンサ14には、エアコン50などの他のデバイスが接続されている。また、平滑コンデンサ14には、不図示の放電抵抗も接続されている。平滑コンデンサ14に接続されている他のデバイス(エアコン50や放電抵抗など)が電力を消費すると、平滑コンデンサ14の両端電圧VLが低下してしまう。ステップS9の処理により、他のデバイスが電力を消費しても両端電圧VLは一定に保たれる。
次にECU60は、タイマをスタートさせ(S10)、平滑コンデンサ14の両端電圧VLとメインバッテリ4の電圧(バッテリ電圧VB)の差が第2許容電圧差dVx2より小さくなるまで待つ(S11:NO、S13:NO、S11)。タイマは、両端電圧VLとバッテリ電圧VBとの差が第2許容電圧差dVx2より小さくなるのを待つ猶予時間を計測するために導入される。以下では、平滑コンデンサ14の両端電圧VLとメインバッテリ4の電圧(バッテリ電圧VB)の差を、電圧差dVと表記する。第2許容電圧差dVx2は、例えば10ボルトに設定される。
電圧差dVが第2許容電圧差dVx2よりも小さくなることをもって、プリチャージが完了する。ECU60は、電圧差dVが第2許容電圧差dVx2よりも小さくなったら(S11:YES)、SMR20を閉じ(S12)、メインバッテリ4とPCU12の間を導通させる。平滑コンデンサ14の両端電圧VLがバッテリ電圧VBに近くなっているので、SMR20を閉じたときにSMR20よりPCU12の側のメイン電力線10aに大きな突入電流が流れることはない。
ECU60は、猶予時間Txの間、電圧差dVが第2許容電圧差dVx2よりも小さくなるのを待つ(S13:NO、S11)。ECU60は、ステップS10でスタートしたタイマが所定の猶予時間Txを越えても電圧差dVが第2許容電圧差dVx2よりも小さくならない場合(S13:YES)、何らかの異常が発生していると判断し、エラー処理を実行する(S14)。
上記処理の利点を説明する。図3(A)に、バッテリ電圧VBと両端電圧VLの時間変化を示し、図3(B)に補機26の負荷変動を示し、図3(C)に第2DDC30の出力電流の時間変化を示す。図3では、時刻T0にプリチャージが開始され、時刻T1に図2のステップS7の判定がYESになると仮定する。即ち、時刻T1で第2DDC30が停止する。また、時刻T2に、図2のステップS11の判定がYESになると仮定する。
先に述べたように、サブ電力線24には補機26が接続されており、補機26の動作により、補機26が消費する電流(補機負荷)は変化する。図3(B)の波線グラフが、補機の負荷変動を模式的に表している。サブ電力線24には、第2DDC30によってメインバッテリ4の電力が降圧されて供給される。補機の負荷変動に対応するためには、第2DDC30の出力電流も、図3(B)の負荷変動に合わせて変化させる必要がある。図3(C)の時刻T0から時刻T1までの間、補機負荷変動に合わせて第2DDC30の出力電流も変動する。図3(C)の時刻T0から時刻T1までの出力電流の変動の波形は、図3(B)の補機の負荷変動の波形と同期している。第2DDC30の入力側はメインバッテリ4に接続されている。それゆえ、メインバッテリ4の電圧(バッテリ電圧VB)は、メインバッテリ4の内部抵抗の値に、第2DDC30の出力電流の変動分を乗じた分だけ変動する。図3(A)において時刻T0から時刻T1の間、第2DDC30の出力電流の変動に応じてメインバッテリ4の電圧も変動している。図3(A)の時刻T0から時刻T1までのバッテリ電圧VBの変動の波形は、図3(C)の第2DDC30の出力電流の負荷変動の波形の正負を逆転させた波形となっている(出力電流が増加すると、メインバッテリ4の電圧が下がる)。
時刻T0以降、第1DDC28が昇圧動作を開始し、サブ電力線24の電力を昇圧してPCU12側のメイン電力線10aに供給するので平滑コンデンサ14の両端電圧VLが徐々に上昇する。図3(A)の波線が示しているように、バッテリ電圧VBは、第2DDC30の出力変動に応じて大きく変動する。それゆえ、両端電圧VLとバッテリ電圧VBの差(電圧差dV)も変動する。バッテリ電圧VBが変動している間に電圧差dVと所定の許容電圧差を比較した場合、バッテリ電圧VBの計測タイミングが悪く、電圧変動の山あるいは谷を計測してしまうと、電圧差dVが許容電圧差よりも小さいという判定がなかなかできない可能性がある。そこで、ECU60は、先に記憶した充電開始時電圧VB0と両端電圧VLを比較する(図2のステップS7)。記憶している充電開始時電圧VB0は一定であるから、実際に両端電圧VLと充電開始時電圧VB0との電圧差が所定の許容電圧差より小さくなれば、そのことが直ちに検知される。例えば、図3の時刻T1において、両端電圧VLと充電開始時電圧VB0との電圧差dVaが第1許容電圧差dVx1よりも小さくなる。同じ時刻T1において、そのときのバッテリ電圧VBと両端電圧VLとの電圧差dVbは、第1許容電圧差dVx1よりも大きい。仮に、各時刻のバッテリ電圧VBと両端電圧VLの電圧差(リアルタイム電圧差)と第1許容電圧差dVx1を比較した場合、時刻T1には、リアルタイム電圧差が許容電圧差よりも小さくなるという判定は出ないことになる。実施例のECU60は、メインバッテリ4の充電開始時電圧VB0を使って両端電圧VLがバッテリ電圧に近くなったことを検知するので、その検知が速やかに行える。
両端電圧VLと充電開始時電圧VB0との電圧差が第1許容電圧差dVx1より小さくなったことが検知されると、ECU60は第2DDC30を停止する(S7:YES、S8)。時刻T1でステップS7の判定がYESとなり、第2DDC30が停止される。その結果、時刻T1以降、第2DDC30の出力電流はゼロとなる(図3(C)参照)。第2DDC30が停止するので、バッテリ電圧VBの変動がなくなる。図3(A)に示すように、時刻T1以降、バッテリ電圧VBは一定の値に近づく。ECU60は、両端電圧VLと各時刻のバッテリ電圧VBの電圧差が第2許容電圧差dVx2よりも小さくなったら、SMR20を閉じる(S12)。図3(A)の例では、時刻T2において、電圧差dVcが第2許容電圧差dVx2よりも小さくなる。時刻T1から時刻T2までの時間帯は、バッテリ電圧VBの変動が収まるまでに要する時間である。SMR20を閉じたとき、平滑コンデンサ14の両端電圧VLとバッテリ電圧VBに大きな差がないので大きな突入電流が流れることが防止される。
実施例の処理では、両端電圧VLが十分に大きくなるまでは、第2DDC30を使って多くの電力を平滑コンデンサ14に供給し、プリチャージを早める。ECU60は、両端電圧VLと、一定値である充電開始時電圧VB0との電圧差が第1許容電圧差dVx1よりも小さくなったときに、第2DDC30を停止する。すなわち、両端電圧VLが概ねバッテリ電圧に近づいたら第2DDC30を停止し、バッテリ電圧の変動を抑える。次に、より正確に両端電圧VLがバッテリ電圧VBに近づくのを待つ。両端電圧VLとバッテリ電圧VBの電圧差dVが十分に小さくなったら(即ち電圧差dV<第2許容電圧差dVx2となったら)、SMR20を閉じる。SMR20を閉じたとき、平滑コンデンサ14の両端電圧VLとバッテリ電圧VBに大きな差がないので、SMR20よりもPCU12の側のメイン電力線10aへ大きな突入電流が流れることが防止される。
実施例の電源システム2は、平滑コンデンサ14の両端電圧VLとバッテリ電圧VBとの差が許容電圧差よりも小さくなったことを速やかに検知することができ、その後に直ちにSMR20を閉じることができる。別言すれば、実施例の電源システム2は、平滑コンデンサ14のプリチャージの完了を速やかに検知することができる。実施例の電源システム2は、プリチャージの開始からSMR20を閉じるまでの所要時間を短縮することができる。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。実施例のSMR20が請求項の「システムスイッチ」の一例に相当する。実施例では、第1許容電圧差dVx1と第2許容電圧差dVx2には、異なる値が設定されていた。第1許容電圧差dVx1と第2許容電圧差dVx2は同じ値であってもよい。図2のフローチャートでは、ECU60は、メインバッテリ4の電圧(充電開始時電圧VB0)を取得してから、第1DDC28、第2DDC30を起動した。ECU60は、第1DDC28、第2DDC30を起動してからメインバッテリ4の電圧(充電開始時電圧VB0)を取得してもよい。
第2DDC30は、メイン電力線10の電力を降圧してサブ電力線24へ供給する降圧動作の他に、サブ電力線24の電力を昇圧してメイン電力線10に供給する昇圧動作が可能な双方向DC−DCコンバータであってもよい。実施例の電源システム2は、走行用にエンジンとモータの双方を備えるハイブリッド車に適用されている。本明細書が開示する電源システムは、エンジンを備えない電気自動車に適用することも可能である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:電源システム
4:メインバッテリ
6:第1モータ
8:第2モータ
10:メイン電力線
12:電力制御ユニット(PCU)
14、15:平滑コンデンサ
16:コンバータ
17:インバータ
18、19:電圧センサ
20:システムメインリレー(SMR)
22:サブバッテリ
24:サブ電力線
26:補機
28:第1DC−DCコンバータ(第1DDC)
30:第2DC−DCコンバータ(第2DDC)
50:エアコン
60:電子制御ユニット(ECU)
61:エンジン
62:動力分配機構
100:ハイブリッド車

Claims (1)

  1. メインバッテリと、
    前記メインバッテリから供給される電力の電流を平滑化するコンデンサを備えており、前記メインバッテリから供給される電力を走行モータ駆動用の電力に変換する電力制御ユニットと、
    前記メインバッテリと前記電力制御ユニットを接続するメイン電力線と、
    前記メイン電力線に備えられており、前記メインバッテリと前記電力制御ユニットの間の導通と非導通を切り換えるシステムスイッチと、
    出力電圧が前記メインバッテリよりも低いサブバッテリと、
    前記サブバッテリと低電圧機器を接続するサブ電力線と、
    前記システムスイッチよりも前記電力制御ユニット側の前記メイン電力線と前記サブ電力線の間に接続されており、前記サブ電力線の電力を昇圧して前記メイン電力線へ供給する昇圧動作及び前記メイン電力線の電力を降圧して前記サブ電力線へ供給する降圧動作が可能な第1DC−DCコンバータと、
    前記システムスイッチよりも前記メインバッテリ側の前記メイン電力線と前記サブ電力線の間に接続されており、前記メイン電力線の電力を降圧して前記サブ電力線へ供給する降圧動作が可能な第2DC−DCコンバータと、
    前記第1及び第2DC−DCコンバータと前記システムスイッチを制御するコントローラと、を備えており、
    前記コントローラは、
    前記メインバッテリの電圧(充電開始時電圧)を取得するとともに、前記第2DC−DCコンバータに降圧動作を行わせ前記第1DC−DCコンバータに昇圧動作を行わせて前記コンデンサの充電を開始し、
    前記コンデンサの両端電圧と前記充電開始時電圧との差が第1許容電圧差よりも小さくなったら前記第2DC−DCコンバータを停止し、前記第1DC−DCコンバータを使って前記電力制御ユニット側の前記メイン電力線への電力供給を継続し、
    前記コンデンサの両端電圧と前記メインバッテリの電圧との差が第2許容電圧差よりも小さくなったら前記システムスイッチを閉じる、ことを特徴とする電気自動車用の電源システム。
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