JP2017229004A - 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ操作を必要とせずに、どのようなデバイスとして扱うかをシステムに認識させるための情報を自動的に登録する。【解決手段】本発明は、操作部と本体とを備える情報処理装置であって、第1の記憶部と通知部と第2の記憶部と書き込み部と検知部と第1の制御部と第2の制御部とを備える。通知部は、第1の記憶部に記憶された1以上のデバイス識別情報を操作部へ通知する。書き込み部は、通知部により通知されたデバイス識別情報を、操作部側に設けられる第2の記憶部に書き込む。検知部はデバイスを検知する。第1の制御部は、第2の記憶部の中に、検知されたデバイスのデバイス識別情報が存在しない場合、該デバイスを第1のデバイスとして使用するための制御を行う。第2の制御部は、第2の記憶部の中に、検知されたデバイスのデバイス識別情報が存在する場合、該デバイスを第2のデバイスとして使用するための制御を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
従来、MFP上でHID(ヒューマンインタフェースデバイス)と呼ばれるデバイスクラスに準拠するUSBカードリーダーを利用して、ICカード等の記録媒体の情報を読み取る技術が知られている。これらのデバイスは、対応するプロトコルで区別され、例えば上記USBカードリーダーは、システム上でUSBキーボードと同一のものとして扱われる。HID固有のベンダーIDやプロダクトID(どのようなデバイスとして扱うかをシステムに認識させるための情報)および使用アプリケーションを登録しておくことで、HIDを所定のアプリケーションから制御可能にする技術も知られている(例えば特許文献1)。
しかし、上記ベンダーID、プロダクトIDを登録する場合は、ユーザが、MFP(操作部)ごとに個別に登録する操作を行う必要があったため、ユーザの負担が大きいという問題があった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、操作を受け付ける操作部と、前記操作部で受け付けた前記操作に応じた動作を行う本体と、を備える情報処理装置であって、第1のデバイスとは異なる第2のデバイスとして認識すべき1以上のデバイスを識別する1以上のデバイス識別情報を記憶する記憶部であって、前記本体側に設けられる第1の記憶部と、前記第1の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報を前記操作部へ通知する通知部と、前記操作部側に設けられる第2の記憶部と、前記通知部により通知された1以上の前記デバイス識別情報を前記第2の記憶部に書き込む書き込み部と、前記操作部または前記本体に接続されたデバイスを検知する検知部と、前記第2の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報の中に、前記検知部により検知されたデバイスの前記デバイス識別情報と一致する前記デバイス識別情報が存在しない場合、前記検知部により検知されたデバイスを前記第1のデバイスとして使用することを許可する第1の制御部と、前記第2の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報の中に、前記検知部により検知されたデバイスの前記デバイス識別情報と一致する前記デバイス識別情報が存在する場合、前記検知部により検知されたデバイスを前記第2のデバイスとして使用することを許可する第2の制御部と、を備える。
本発明によれば、ユーザ操作を必要とせずに、どのようなデバイスとして扱うかをシステムに認識させるための情報を自動的に登録することができる。
図1は、MFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図2は、MFPのソフトウェア構成の一例を示す図である。 図3は、MFPが有する機能の一例を示すブロック図である。 図4は、デバイス識別情報の一例を示す図である。 図5は、MFPの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図6は、MFPの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図7は、変形例のMFPが有する機能の一例を示す図である。 図8は、MFPの動作手順の一例を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法の実施形態を詳細に説明する。以下では、本発明に係る情報処理装置または情報処理システムの一例として、画像形成装置の一態様である複合機(MFP:Multifunction Peripheral)を例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。なお、複合機とは、コピー機能、スキャナ機能、プリント機能、ファクス機能などの複数の異なる機能を有する装置である。
図1は、本実施形態のMFP1のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示すように、MFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体10と、ユーザの操作を受け付ける操作部20とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体10と操作部20は、専用の通信路30を介して相互に通信可能に接続されている。通信路30は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
なお、本体10は、操作部20で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体10のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14と、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、画像形成エンジン17と、USBポート18と、を備え、これらがシステムバス19を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク8と接続するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路30を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。
画像形成エンジン17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部などを備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
USBポート18は、USBデバイスの一部であるHID(ヒューマンインタフェースデバイス)と接続するためのI/Fである。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27と、USBポート28とを備え、これらがシステムバス29を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの後述する各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク8と接続するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路30を介して本体10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、MFP1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。この例では、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
USBポート28は、USBデバイスの一部であるHID(ヒューマンインタフェースデバイス)と接続するためのI/Fである。この例では、本体10および操作部20の各々にHIDを接続して使用することができる形態であるが、これに限らず、例えば本体10および操作部20のうちの一方のみにHIDを接続して使用する形態であっても構わない。
次に、MFP1のソフトウェア構成について説明する。図2は、MFP1のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。図2に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、および、OS層103の実体は、ROM12やHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えば画像形成エンジン17)を利用した機能を実現することができる。例えばサービス層102のインタフェース機能は、WebAPIで提供される。
OS層103のソフトウェアは、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム(OS))である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202及びOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと操作部20側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態のMFP1において、本体10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路30を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
次に、MFP1が有する機能について説明する。図3は、MFP1が有する機能の一例を示すブロック図である。図3に示すように、本体10は、第1の記憶部111と、通知部112と、検知部113とを有する。操作部20は、書き込み部211と、第2の記憶部212と、検知部213と、第1の制御部214と、第2の制御部215とを有する。
まず、本体10が有する機能について説明する。第1の記憶部111は、第1のデバイスとは異なる第2のデバイスとして認識すべき1以上のデバイスを識別する1以上のデバイス識別情報を記憶する。この例では第1のデバイスは「USBキーボード」であり、第2のデバイスは「ヒューマンインタフェースデバイス」であるが、これに限られるものではない。また、この例では、デバイス識別情報は、図4に示すようなベンダーIDとプロダクトIDとの組み合わせであるが、これに限られるものではない。また、本実施形態では、第1の記憶部111は、ベンダーIDとプロダクトIDとの組み合わせごとに(デバイス識別情報ごとに)、制御を委ねるべき(ディスパッチすべき)アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報を対応付けた対応情報を記憶している。なお、第1の記憶部111に記憶される対応情報は、例えばアプリケーションからの要求に応じて更新可能(登録または削除可能)である。
図3に戻って説明を続ける。通知部112は、第1の記憶部111に記憶された1以上のデバイス識別情報を操作部20へ通知する。この例では、通知部112は、第1の記憶部111に記憶された上述の対応情報を操作部20へ通知する。また、本実施形態では、通知部112は、操作部20と本体10との通信が確立してから所定時間(例えば60秒)を経過した後に、第1の記憶部111に記憶された1以上のデバイス識別情報を操作部20へ通知する。
検知部113は、本体10に接続されたデバイスを検知し、検知したデバイスを識別するデバイス識別情報(この例ではベンダーIDとプロダクトIDとの組み合わせ)を操作部20(第1の制御部214、第2の制御部215)へ送信する。なお、これに限らず、例えば検知部113は、本体10に接続されたデバイスを検知した場合、デバイスを検知したことを示す情報を第1の制御部214および第2の制御部215の各々へ送信し、その後の第1の制御部214または第2の制御部215からの要求に応じて、検知したデバイスを識別するデバイス識別情報を、第1の制御部214または第2の制御部215へ送信する形態であってもよい。
以上に説明した通知部112および検知部113の各々の機能は、CPU11がROM12等の記憶装置に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上記各機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)で実現される形態であってもよい。また、上述の第1の記憶部111は、HDD14等の記憶装置により実現可能である。
次に、操作部20が有する機能について説明する。書き込み部211は、本体10側の通知部112により通知された1以上のデバイス識別情報を第2の記憶部212に書き込む。この例では、書き込み部211は、通知部112により通知された上述の対応情報を第2の記憶部212に書き込む。また、本実施形態では、書き込み部211は、通知部112により通知された1以上のデバイス識別情報のうち、第2の記憶部212に記憶されていないデバイス識別情報を第2の記憶部212に書き込む。ここでは、書き込み部211は、通知部112により通知された対応情報と、第2の記憶部212に記憶された対応情報(以下の説明では「操作部側対応情報」と称する)とを比較し、通知部112により通知された対応情報のうち第2の記憶部212に記憶されていない部分を第2の記憶部212に書き込むことで、操作部側対応情報を更新する。
ここで、MFP1の本体10としては複数の機種が存在し、機種毎に、様々なOSの異なる操作部20が搭載される。通知部112により通知されたデバイス識別情報(対応情報)は、操作部20のOSには依存せずに本体10の1機種に対応する情報として保持しておきたい情報(本体10の1機種に対応する情報として一括に保存すべき情報)であるところ、本実施形態によれば、ユーザ操作を必要とせずに操作部20に登録することができる。
検知部213は、操作部20に接続されたデバイスを検知し、検知したデバイスを識別するデバイス識別情報(この例ではベンダーIDとプロダクトIDとの組み合わせ)を、第1の制御部214および第2の制御部215の各々へ送信する。なお、これに限らず、例えば検知部213は、操作部20に接続されたデバイスを検知した場合、デバイスを検知したことを示す情報を第1の制御部214および第2の制御部215の各々へ送信し、その後の第1の制御部214または第2の制御部215からの要求に応じて、検知したデバイスを識別するデバイス識別情報を、第1の制御部214または第2の制御部215へ送信する形態であってもよい。
第1の制御部214は、第2の記憶部212に記憶された1以上のデバイス識別情報の中に(この例では操作部側対応情報の中に)、検知部(213または113)により検知されたデバイスを識別するデバイス識別情報と一致するデバイス識別情報が存在しない場合、検知部により検知されたデバイスを第1のデバイス(この例ではUSBキーボード)として使用するための制御を行う。この例では、第1の制御部214は、検知部により検知されたデバイスを第1のデバイスとして使用することを許可し、該デバイスの制御を、対応するアプリケーションへ委ねる(ディスパッチする)。
第2の制御部215は、第2の記憶部212に記憶された1以上のデバイス識別情報の中に、検知部(213または113)により検知されたデバイスを識別するデバイス識別情報と一致するデバイス識別情報が存在する場合、検知部により検知されたデバイスを第2のデバイス(この例ではヒューマンインタフェースデバイス)として使用するための制御を行う。この例では、第2の制御部215は、検知部により検知されたデバイスを第2のデバイスとして使用することを許可し、第2の記憶部212に記憶された対応情報において、該デバイスを識別するベンダーIDとプロダクトIDとの組み合わせに対応付けられたアプリケーション識別情報で識別されるアプリケーションに該デバイスの制御を委ねる。
以上に説明した書き込み部211、検知部213、第1の制御部214および第2の制御部215の各々の機能は、CPU21がROM22等の記憶装置に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上記各機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)で実現される形態であってもよい。また、上述の第2の記憶部212は、フラッシュメモリ24等の記憶装置により実現可能である。
図5は、本体10側の対応情報を操作部20に登録する場合のMFP1の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図5に示すように、MFP1が起動(電源ON)し、本体10と操作部20との通信が確立した後、通知部112は、タイマーによる計時を開始する(ステップS1)。そして、所定時間(例えば60秒)が経過した後、通知部112は、第1の記憶部111に記憶された対応情報を取得し(ステップS2)、その取得した対応情報を操作部20へ送信する(ステップS3)。この対応情報を受信した操作部20の書き込み部211は、第2の記憶部212に記憶された操作部側対応情報を読み出し(ステップS4)、ステップS3で通知された対応情報と比較する(ステップS5)。以下の説明では、ステップS5の結果、ステップS3で通知された対応情報のうち操作部側対応情報とは異なる部分が存在する場合(差異がある場合)を例に挙げて説明する。この場合、書き込み部211は、ステップS3で通知された対応情報のうち操作部側対応情報とは異なる部分のみを第2の記憶部212に書き込むことで、第2の記憶部212に記憶された操作部側対応情報を更新する(ステップS6)。
図6は、デバイス(USBデバイス)が接続された場合のMFP1の動作手順の一例を示すシーケンス図である。説明の便宜上、図6では、デバイスが操作部20に接続された場合を例に挙げて説明するが、デバイスが本体10に接続された場合についても同様に考えることができる。
まず検知部213は操作部20に接続されたデバイスを検知する(ステップS11)。そして、検知部213は、ステップS11で検知したデバイスのベンダーIDおよびプロダクトIDを、第1の制御部214および第2の制御部215の各々へ送信する(ステップS12、ステップS13)。
検知部213からのベンダーIDとプロダクトIDを受け取った第1の制御部214は、第2の記憶部212に記憶された操作部側対応情報を読み出す(ステップS14)。また、検知部213からのベンダーIDとプロダクトIDを受け取った第2の制御部215も、第2の記憶部212に記憶された操作部側対応情報を読み出す(ステップS15)。
以下、ステップS11で検知したデバイスのベンダーIDおよびプロダクトIDが操作部側対応情報の中に存在する場合と、存在しない場合とに分けて説明する。まず、ステップS11で検知したデバイスのベンダーIDおよびプロダクトIDが操作部側対応情報の中に存在する場合について説明する。この場合、第2の制御部215は、ステップS11で検知したデバイスをヒューマンインタフェースデバイスとして使用することを許可し、操作部側対応情報において、該デバイスを識別するベンダーIDとプロダクトIDとの組み合わせに対応付けられたアプリケーション識別情報で識別されるアプリケーションに該デバイスの制御を委ねる。つまり、ステップS11で検知したデバイスをヒューマンインタフェースデバイスとしてディスパッチする(ステップS16)。
次に、ステップS11で検知したデバイスのベンダーIDおよびプロダクトIDが操作部側対応情報の中に存在しない場合について説明する。この場合、第1の制御部214は、ステップS11で検知されたデバイスをUSBキーボードとして使用することを許可し、該デバイスの制御を、対応するアプリケーションへ委ねる。つまり、ステップS11で検知したデバイスをUSBキーボードとしてディスパッチする(ステップS17)。
以上に説明したように、本実施形態では、本体10側に保持された1以上のデバイス識別情報(第1のデバイスとは異なる第2のデバイスとして認識すべきデバイスを識別するための情報)の操作部20への登録が自動的に行われるので、ユーザ操作を必要とせずに、どのようなデバイスとして扱うかをシステムに認識させるための情報を自動的に登録することができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。以下、変形例を記載する。以下の変形例は上述の実施形態と組み合わせることもできるし、変形例同士を組み合わせることもできる。
(1)変形例1
例えば本体10側の通知部112は、上記所定時間内に操作部20と本体10との通信が切断された場合(切断要求を受けた場合も含む)、所定時間を計時するタイマーによる計時を中止(キャンセル)する制御を行うこともできる。そして、再接続されたときにタイマーの計時を開始する制御を行うこともできる。本体10と操作部20の通信が切断される場合の例としては、操作部20が通常よりも消費電力の低い省エネモードに移行する場合などが挙げられる。
(2)変形例2
例えば図7に示すように、本体10は、通知部112により通知済みのデバイス識別情報を記憶する第3の記憶部114をさらに備える形態であってもよい。通知部112は、第1の記憶部111に記憶された1以上のデバイス識別情報のうち、第3の記憶部114に記憶された1以上のデバイス識別情報とは異なるデバイス識別情報を操作部20へ通知する。この例では、第3の記憶部114は、通知部112により通知済みの対応情報(「通知済み対応情報」と称する)を記憶し、通知部112は、第1の記憶部111に記憶された対応情報のうち通知済み対応情報とは異なる部分を、操作部20へ通知する。そして、通知部112は、その送信した部分を第3の記憶部114に記憶しておく(通知済み対応情報を更新する)。
図8は、本変形例において、本体10側の対応情報を操作部20に登録する場合のMFP1の動作手順の一例を示すシーケンス図である。ステップS21およびステップS22の処理内容は、図5に示すステップS1およびステップS2の処理内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。ステップS22の後(あるいはステップS22の前であってもよいし、同時であってもよい)、通知部112は、第3の記憶部114に記憶された通知済み対応情報を取得し(ステップS23)、ステップS22で取得した対応情報と比較する(ステップS24)。以下の説明では、ステップS24の結果、ステップS22で取得した対応情報のうち通知済み対応情報とは異なる部分が存在する場合(差異がある場合)を例に挙げて説明する。この場合、通知部112は、ステップS22で取得した対応情報のうち通知済み対応情報とは異なる部分のみを、対応情報として操作部20へ送信する(ステップS25)。そして、通知部112は、ステップS22で取得した対応情報のうち通知済み対応情報とは異なる部分を第3の記憶部114に記憶することで、通知済み対応情報を更新する(ステップS26)。ステップS27〜ステップS29の処理内容は、図5のステップS4〜ステップS6の処理内容と同様であるので詳細な説明は省略する。
(3)変形例3
また、上述の実施形態では、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作しているが、これに限らず、例えば本体10と操作部20が同じオペレーティングシステムで動作する形態であってもよい。
また、上述した実施形態のMFP1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 MFP
10 本体
20 操作部
111 第1の記憶部
112 通知部
113 検知部
114 第3の記憶部
211 書き込み部
212 第2の記憶部
213 検知部
214 第1の制御部
215 第2の制御部
特開2011−104843号公報

Claims (7)

  1. 操作を受け付ける操作部と、前記操作部で受け付けた前記操作に応じた動作を行う本体と、を備える情報処理装置であって、
    第1のデバイスとは異なる第2のデバイスとして認識すべき1以上のデバイスを識別する1以上のデバイス識別情報を記憶する記憶部であって、前記本体側に設けられる第1の記憶部と、
    前記第1の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報を前記操作部へ通知する通知部と、
    前記操作部側に設けられる第2の記憶部と、
    前記通知部により通知された1以上の前記デバイス識別情報を前記第2の記憶部に書き込む書き込み部と、
    前記操作部または前記本体に接続されたデバイスを検知する検知部と、
    前記第2の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報の中に、前記検知部により検知されたデバイスの前記デバイス識別情報と一致する前記デバイス識別情報が存在しない場合、前記検知部により検知されたデバイスを前記第1のデバイスとして使用するための制御を行う第1の制御部と、
    前記第2の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報の中に、前記検知部により検知されたデバイスの前記デバイス識別情報と一致する前記デバイス識別情報が存在する場合、前記検知部により検知されたデバイスを前記第2のデバイスとして使用するための制御を行う第2の制御部と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記通知部は、
    前記操作部と前記本体との通信が確立してから所定時間を経過した後に、前記第1の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報を前記操作部へ通知する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知部は、所定時間内に前記操作部と前記本体との通信が切断された場合、前記所定時間を計時するタイマーによる計時を中止する制御を行う、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通知部により通知済みの前記デバイス識別情報を記憶する第3の記憶部をさらに備え、
    前記通知部は、前記第1の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報のうち、前記第3の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報とは異なる前記デバイス識別情報を前記操作部へ通知する、
    請求項1乃至3のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記書き込み部は、前記通知部により通知された1以上の前記デバイス識別情報のうち、前記第2の記憶部に記憶されていない前記デバイス識別情報を前記第2の記憶部に書き込む、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 操作を受け付ける操作部と、前記操作部で受け付けた前記操作に応じた動作を行う本体と、を備える情報処理システムであって、
    第1のデバイスとは異なる第2のデバイスとして認識すべき1以上のデバイスを識別する1以上のデバイス識別情報を記憶する記憶部であって、前記本体側に設けられる第1の記憶部と、
    前記第1の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報を前記操作部へ通知する通知部と、
    前記操作部側に設けられる第2の記憶部と、
    前記通知部により通知された1以上の前記デバイス識別情報を前記第2の記憶部に書き込む書き込み部と、
    前記操作部または前記本体に接続されたデバイスを検知する検知部と、
    前記第2の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報の中に、前記検知部により検知されたデバイスの前記デバイス識別情報と一致する前記デバイス識別情報が存在しない場合、前記検知部により検知されたデバイスを前記第1のデバイスとして使用することを許可する第1の制御部と、
    前記第2の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報の中に、前記検知部により検知されたデバイスの前記デバイス識別情報と一致する前記デバイス識別情報が存在する場合、前記検知部により検知されたデバイスを前記第2のデバイスとして使用することを許可する第2の制御部と、を備える、
    情報処理システム。
  7. 操作を受け付ける操作部と、前記操作部で受け付けた前記操作に応じた動作を行う本体と、を備える情報処理装置による情報処理方法であって、
    第1のデバイスとは異なる第2のデバイスとして認識すべき1以上のデバイスを識別する1以上のデバイス識別情報を記憶する記憶部であって、前記本体側に設けられる第1の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報を前記操作部へ通知する通知ステップと、
    前記通知ステップにより通知された1以上の前記デバイス識別情報を、前記操作部側に設けられる第2の記憶部に書き込む書き込みステップと、
    前記操作部または前記本体に接続されたデバイスを検知する検知ステップと、
    前記第2の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報の中に、前記検知ステップにより検知されたデバイスの前記デバイス識別情報と一致する前記デバイス識別情報が存在しない場合、前記検知ステップにより検知されたデバイスを前記第1のデバイスとして使用することを許可する第1の制御ステップと、
    前記第2の記憶部に記憶された1以上の前記デバイス識別情報の中に、前記検知ステップにより検知されたデバイスの前記デバイス識別情報と一致する前記デバイス識別情報が存在する場合、前記検知ステップにより検知されたデバイスを前記第2のデバイスとして使用することを許可する第2の制御ステップと、を含む、
    情報処理方法。
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