JP2017228197A - 出力装置、出力方法及びプログラム - Google Patents
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コンテンツを表示している表示手段に対するユーザの視線の対象となる、逐次変化する空間的な視線位置である視線位置情報に基づき、前記コンテンツに対するユーザの空間的な注目位置を特定する注目位置特定手段と、
前記注目位置特定手段により特定された前記空間的な注目位置を示す注目位置情報と、前記コンテンツを示すコンテンツ情報と、を対応付けて、時間的に異なるタイミング或いは空間的に異なる位置で視認可能に出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする。
図1に示すように、本実施形態のコンテンツ共有システム100は、通信ネットワークNを介して通信可能な複数の端末装置1、…(図1には、4つの端末装置1A〜1Dを図示)を備えている。
なお、複数の端末装置1、…は、構成及び動作は略同様であるため、以下に、代表して端末装置1Aを例示して説明する。
図2に示すように、端末装置1Aは、具体的には、中央制御部101と、メモリ102と、記録部103と、表示部104と、操作入力部105と、視線検出用カメラ106と、通信制御部107と、動作処理部108とを備えている。
また、中央制御部101、メモリ102、記録部103、表示部104、操作入力部105、視線検出用カメラ106、通信制御部107及び動作処理部108は、バスライン109を介して接続されている。
すなわち、表示部(表示手段)104は、図示しない画像処理部により復号された所定サイズの画像データに基づいて、動画像、静止画像やアプリケーション画面等のコンテンツを表示パネル104aの表示領域に表示する。
また、表示パネル104aは、例えば、液晶表示パネルや有機EL(Electro-Luminescence)表示パネル等から構成されているが、一例であってこれらに限られるものではない。
そして、ユーザにより各種ボタンが操作されると、操作入力部105は、操作されたボタンに応じた操作指示を中央制御部101に出力する。中央制御部101は、操作入力部105から出力され入力された操作指示に従って所定の動作(例えば、動画像の再生等)を各部に実行させる。
タッチパネル105aは、表示パネル104aの表示領域をなす表示画面に直接的若しくは間接的に接触するユーザの指(手)やタッチペン等の接触位置を検出する。すなわち、タッチパネル105aは、例えば、表示パネル104aの表示画面上或いは当該表示画面よりも内側に設けられ、静電容量方式、抵抗膜方式、超音波表面弾性波方式等の各種方式により、表示画面上における接触位置のXY座標を所定のサンプリング周期で検出する。そして、タッチパネル105aは、接触位置のXY座標に係る位置信号を動作処理部108に出力する。
なお、視線検出用カメラ106は、表示部104と一体的に構成されていてもよい。
すなわち、通信アンテナ107aは、当該端末装置1Aが無線基地局(図示略)との通信で採用している所定の通信方式(例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式、CDMA2000方式、GSM(Global System for Mobile Communications;登録商標)方式等)に対応したデータの送受信が可能なアンテナである。そして、通信制御部107は、所定の通信方式に対応する通信プロトコルに従って、この通信方式で設定される通信チャネルにより無線基地局との間で通信アンテナ107aを介してデータの送受信を行う。
すなわち、無線LANモジュールは、アクセスポイント(図示略)を介して通信ネットワークNにアクセス可能な構成としても良いし、アクセスポイントを経由せずに直接他の端末装置1B〜1D等の外部装置との間で無線通信回線を構築するPeer to Peer(アドホックモード)で動作しても良い。また、Bluetoothモジュールは、Bluetoothの通信規格に基づいて、他の端末装置1B〜1D等の外部装置との間で同期通信方式の無線通信を行っても良い。
なお、動作処理部108の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
すなわち、視線位置特定部108aは、動画像(コンテンツ)を再生表示している表示部104に対するユーザ(以下、第1のユーザという)の視線の対象となる空間的な視線位置を逐次特定する。
具体的には、視線位置特定部108aは、第1のユーザ所望の動画像が表示部104に再生表示されている際に、視線検出用カメラ106より出力された第1のユーザの目の動きに関する画像情報を取得する。そして、視線位置特定部108aは、取得した画像情報に基づき視線検出処理を行い、所定の周期(例えば、10回/秒(動画像の再生フレームレートが30fpsの場合は3フレーム毎))で第1のユーザの視線の先となる表示部104の表示画面上の位置座標を取得する。なお、視線検出処理は公知の技術を使用することで実現可能であるため、詳細な説明は省略する。
すなわち、注目時間特定部(注目時間特定手段)108bは、動画像の総再生時間のうち、第1のユーザが注目する時間(注目時間)を特定する。
具体的には、注目時間特定部108bは、表示部104に動画像が再生表示されている際に、例えば、第1のユーザによるタッチパネル105aの所定操作に基づき、第1のユーザが注目し始めた注目開始タイミングと注目を止めた注目終了タイミングとが指定された場合、この注目開始タイミングから注目終了タイミングまでの時間を、第1のユーザが注目する時間(注目時間)として特定する。なお、注目時間は1箇所に限らず複数箇所あってもよい。
すなわち、注目位置特定部(注目位置特定手段)108cは、動画像を再生表示している表示部104に対する第1のユーザの視線の対象となる、逐次変化する空間的な視線位置である視線位置情報に基づき、表示部104に再生表示された動画像に対する第1のユーザの空間的な注目位置を特定する。
具体的には、注目位置特定部108cは、メモリ102に一時的に格納されている各小領域の番号のうち、注目時間特定部108bにより特定された注目時間に含まれる各小領域の番号だけを対象とし、図3(a)に示すように、当該各小領域の番号がフレーム画像F内の4分割された大領域0〜3のどの領域に属するか区分けする。図3(a)に示すように、大領域0とは、小領域0〜15で構成される領域である。また、大領域1は、小領域16〜31で構成される領域である。また、大領域2は、小領域32〜47で構成される領域である。また、大領域3は、小領域48〜63で構成される領域である。
なお、図3(a)(b)の図中の矢印は、第1のユーザの視線の移動を明示的に表したものである。
すなわち、出力部(出力手段)108dは、表示部104に再生表示された動画像に係るコンテンツ情報を出力する際に、当該コンテンツ情報と対応付けて、当該コンテンツ情報に対応した注目時間情報、注目位置情報、及び視線位置情報を出力する。また、出力部108dは、上記コンテンツ情報等を、時間的に異なるタイミング或いは空間的に異なる位置で視認可能に出力する。
具体的には、第1のユーザによるタッチパネル105aの所定操作に基づき、所望のコンテンツ情報が指定されるとともに、当該コンテンツ情報の出力指示がなされた場合、出力部108dは、当該コンテンツ情報、当該コンテンツ情報に対応した注目時間情報、注目位置情報、及び視線位置情報をファイル化して、出力先である、例えば、他の端末装置1Bに対して、通信ネットワークN及び通信制御部107を介して出力する。なお、出力先は、他の端末装置1B〜1Dに限らず、自装置の記録部(記憶手段)103であってもよい。
すなわち、注目位置表示制御部(表示制御手段)108eは、第1のユーザとは時間的或いは空間的に異なる第2のユーザが視認する表示部104に、当該第1のユーザが視認した動画像が再生表示された際に、当該第1のユーザの空間的な注目位置を識別可能に表示させる。
具体的には、例えば、他の端末装置1Bから通信ネットワークN及び通信制御部107を介して、上述したコンテンツ情報、当該コンテンツ情報に対応した注目時間情報、注目位置情報、及び視線位置情報を受信した場合、注目位置表示制御部108eは、第2のユーザによるタッチパネル105aの所定操作に基づき、受信したコンテンツ情報に基づく動画像を表示部104に再生表示させる。そして、注目位置表示制御部108eは、受信した注目時間情報に基づき、動画像の再生時間が第1のユーザの時間的な注目位置(注目時間)に達したか否かを判定する。そして、第1のユーザの時間的な注目位置(注目時間)に達したと判定された場合、注目位置表示制御部108eは、受信した注目位置情報に基づき、第1のユーザの時間的かつ空間的な注目位置であることを示すアイコン(指標)Ia,Ibを表示部104上の所定の領域に表示させる。例えば、図3(a)に示すように、第1のユーザの空間的な注目位置が大領域2であり、注目度「大」であると特定されている場合、注目位置表示制御部108eは、大領域2のうちの小領域35の領域に、注目度「大」であることを示すアイコンIaを表示させる。また、図3(b)に示すように、第1のユーザの空間的な注目位置が大領域2と大領域3であり、それぞれ注目度「中」であると特定されている場合、注目位置表示制御部108eは、大領域2のうちの小領域35、及び、大領域3のうちの小領域63の各々の領域に、注目度「中」であることを示すアイコンIbを表示させる。ここで、図示は省略するが、第1のユーザの空間的な注目位置が大領域0であると特定されている場合は、この大領域0のうちの小領域0にアイコンIa,Ibが表示されるようになっている。また、第1のユーザの空間的な注目位置が大領域1であると特定されている場合は、この大領域1のうちの小領域28にアイコンIa,Ibが表示されるようになっている。また、注目度「小」であると特定されている大領域には、アイコンが表示されないようになっている。
なお、アイコンIa、Ibの表示は、例えば、OSD(on-screen display)表示により行われるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
具体的には、例えば、他の端末装置1Bから受信した注目時間情報及び視線位置情報に基づき、第1のユーザの空間的な視線位置に対応した各小領域の番号のうち、第1のユーザの注目時間に含まれる各小領域の番号だけを抽出し、メモリ102に一時的に格納する。そして、注目位置表示制御部108eによって、動画像の再生時間が第1のユーザの時間的な注目位置(注目時間)に達したと判定されてから、第1のユーザの時間的な注目位置(注目時間)が終了したと判定されるまでの期間、すなわち、注目位置表示制御部108eによって、アイコンIa,Ibを表示部104上に表示させる期間において、判別部108fは、第1のユーザの注目時間に含まれる各小領域の番号をメモリ102から逐次読み出す。そして、判別部108fは、逐次読み出された小領域の番号と、アイコンIa,Ibが表示される小領域の番号と、が一致するか否かを判別する。ここで、アイコンIa,Ibが表示される小領域の番号は、「0」、「28」、「35」、「63」の何れかである。
一方、逐次読み出された小領域の番号と、アイコンIa,Ibが表示される小領域の番号と、が一致しないと判別された場合、判別部108fは、逐次読み出された小領域の番号が、アイコンIa,Ibが表示される小領域の番号と隣接する番号であるか否かを判別する。ここで、アイコンIa,Ibが表示される小領域の番号が「0」の場合、隣接する小領域の番号は、「1」、「4」、及び「5」である。また、アイコンIa,Ibが表示される小領域の番号が「28」の場合、隣接する小領域の番号は、「24」、「25」、及び「29」である。また、アイコンIa,Ibが表示される小領域の番号が「35」の場合、隣接する小領域の番号は、「34」、「38」、及び「39」である。また、アイコンIa,Ibが表示される小領域の番号が「63」の場合、隣接する小領域の番号は、「58」、「59」、及び「62」である。
一方、逐次読み出された小領域の番号が、アイコンIa,Ibが表示される小領域の番号と隣接する番号でないと判別された場合、注目位置表示制御部108eは、その小領域の番号に対応する再生時間において表示されるアイコンIa,Ibの透過率を「低」に設定し、アイコンIa,Ibを表示させる。例えば、図4(c)に示すように、第1のユーザの視線の先を示す小領域の番号(読み出された小領域の番号)が37で、アイコンIaが表示される小領域の番号が35である場合は、透過率を「低」に設定して、アイコンIaを表示させることで、表示されたアイコンIa越しに動画像のコンテンツを視認することができるようになっているが、透過率が「中」に設定されているときに比べると、更にアイコンIaの視認のし易さを優先するようにしている。
次に、端末装置1Aによる出力処理について、図5を参照して説明する。図5は、出力処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS4において、注目開始時間が指定されていないと判定された場合(ステップS4;NO)は、ステップS9に移行する。
一方、ステップS4において、注目開始時間が指定されたと判定された場合(ステップS4;YES)、注目時間特定部108bは、この注目開始時間を示すデータをメモリ102に一時的に格納する(ステップS5)。
ステップS6において、注目終了時間が指定されていないと判定された場合(ステップS6;NO)は、当該注目時間の指定がなされるまで、ステップS6の判定処理を行う。
一方、ステップS6において、注目終了時間が指定されたと判定された場合(ステップS6;YES)、注目時間特定部108bは、メモリ102に一時的に格納されている注目開始時間を示すデータを読み出し、この注目開始時間から注目終了時間までの時間を注目時間として特定する(ステップS7)。
ステップS9において、動画像の再生表示が終了していないと判定された場合(ステップS9;NO)は、ステップS4に移行し、ステップS4〜S9の処理を繰り返す。
一方、ステップS9において、動画像の再生表示が終了したと判定された場合(ステップS9;YES)、中央制御部101は、動画像の再生中に第1のユーザが注目する注目時間があったか否かを判定する(ステップS10)。
一方、ステップS10において、第1のユーザが注目する注目時間が無かったと判定された場合(ステップS10;No)、出力処理を終了する。
次に、端末装置1Aによる注目位置表示制御処理について、図6を参照して説明する。端末装置1Aによる注目位置表示制御処理は、他の端末装置1B〜1Dによって上記出力処理が実行された際に出力されたコンテンツ情報等が出力先である端末装置1Aにおいて受信されたことを契機として実行される処理、又は、自装置(端末装置1A)の記録部103から上記コンテンツ情報等を読み出したことを契機として実行される処理である。図6は、注目位置表示制御処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS22において、注目開始時間に達していないと判定された場合(ステップS22;NO)は、ステップS25に移行する。
一方、ステップS22において、注目開始時間に達したと判定された場合(ステップS22;YES)、注目位置表示制御部108eは、通信ネットワークN及び通信制御部107を介して受信、又は、記録部103から読み出した注目位置情報に基づき、アイコンIa,Ibを生成し、表示部104の第1のユーザの空間的な注目位置に対応する位置に当該アイコンIa,Ibを表示させる(ステップS23)。
ステップS24において、注目終了時間に達していないと判定された場合(ステップS24;NO)は、ステップS23に移行する。
一方、ステップS24において、注目終了時間に達したと判定された場合(ステップS24;YES)、中央制御部101は、動画像の再生表示が終了したか否かを判定する(ステップS25)。
一方、ステップS25において、動画像の再生表示が終了したと判定された場合(ステップS25;YES)は、注目位置表示制御処理を終了する。
例えば、上記実施形態にあっては、動作処理部108が判別部108fを有する構成としたが、これに限定されるものではなく、処理負担軽減のため、動作処理部108が判別部108fを有しない構成としてもよい。つまり、第1のユーザの視線の先を示す小領域の番号と、アイコンIa,Ibが表示される小領域の番号と、が一致する場合や隣接する場合であっても、透過率を設定することなく、常時のアイコンIa,Ibを表示させるようにしてもよい。
すなわち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、注目位置特定処理ルーチン、出力処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、注目位置特定処理ルーチンにより中央制御部101のCPUを、コンテンツを表示している表示手段に対するユーザの視線の対象となる、逐次変化する空間的な視線位置である視線位置情報に基づき、前記コンテンツに対するユーザの空間的な注目位置を特定する手段として機能させるようにしても良い。また、出力処理ルーチンにより中央制御部101のCPUを、注目位置特定処理ルーチンにより特定された前記空間的な注目位置を示す注目位置情報と、前記コンテンツを示すコンテンツ情報と、を対応付けて出力する手段として機能させるようにしても良い。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
コンテンツを表示している表示手段に対するユーザの視線の対象となる、逐次変化する空間的な視線位置である視線位置情報に基づき、前記コンテンツに対するユーザの空間的な注目位置を特定する注目位置特定手段と、
前記注目位置特定手段により特定された前記空間的な注目位置を示す注目位置情報と、前記コンテンツを示すコンテンツ情報と、を対応付けて、時間的に異なるタイミング或いは空間的に異なる位置で視認可能に出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする出力装置。
<請求項2>
前記注目位置特定手段は、前記ユーザの逐次変化する視線位置の対象となる空間的な視線位置を逐次特定し、その逐次特定された空間的な視線位置の各々を複数の領域に区分けしたときの、各領域に属する空間的な視線位置の度数を使用して前記空間的な注目位置を特定することを特徴とする請求項1に記載の出力装置。
<請求項3>
前記出力手段により出力された前記コンテンツ情報に基づき、前記ユーザとしての第1のユーザとは時間的或いは空間的に異なる第2のユーザが視認する表示手段に前記コンテンツが表示された際に、当該コンテンツ情報とともに出力された前記注目位置情報に基づき、前記空間的な注目位置を、当該表示手段に識別可能に表示させる表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の出力装置。
<請求項4>
前記コンテンツは動画コンテンツであって、
前記動画コンテンツの時間的な注目位置を特定する注目時間特定手段を更に備え、
前記出力手段は、前記注目時間特定手段により特定された前記時間的な注目位置を示す注目時間情報を、前記コンテンツ情報及び前記注目位置情報と対応付けて出力し、
前記表示制御手段は、前記出力手段により出力された前記コンテンツ情報に基づき、前記第2のユーザが視認する表示手段に前記動画コンテンツが再生表示された際に、当該コンテンツ情報とともに出力された前記注目時間情報に基づく前記時間的な注目位置と、前記注目位置情報に基づく前記空間的な注目位置と、を共通の指標により当該表示手段に識別可能に表示させることを特徴とする請求項3に記載の出力装置。
<請求項5>
前記出力手段は、更に前記視線位置情報を出力し、
前記出力手段により出力された前記視線位置情報に基づき、前記空間的な視線位置と、前記指標の表示位置と、が一致するか否かを判別する判別手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記判別手段により、前記空間的な視線位置と、前記指標の表示位置と、が一致すると判別された場合には、当該指標の表示態様を変化させることを特徴とする請求項4に記載の出力装置。
<請求項6>
前記注目位置特定手段は、前記視線位置情報及び前記注目時間情報に基づき、前記第1のユーザの注目度を更に特定し、
前記表示制御手段は、前記第2のユーザが視認する表示手段に前記動画コンテンツが再生表示された際に、前記注目位置特定手段により特定された前記第1のユーザの注目度を加味して、前記時間的な注目位置と、前記空間的な注目位置と、を共通の指標により当該表示手段に識別可能に表示させることを特徴とする請求項4又は5に記載の出力装置。
<請求項7>
前記出力手段は、出力対象となる所定の情報を外部装置又は記憶手段に出力することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の出力装置。
<請求項8>
コンテンツを表示している表示手段に対するユーザの視線の対象となる、逐次変化する空間的な視線位置である視線位置情報に基づき、前記コンテンツに対するユーザの空間的な注目位置を特定する処理と、
特定された前記空間的な注目位置を示す注目位置情報と、前記コンテンツを示すコンテンツ情報と、を対応付けて、時間的に異なるタイミング或いは空間的に異なる位置で視認可能に出力する処理と、
を含むことを特徴とする出力方法。
<請求項9>
コンピュータに、
コンテンツを表示している表示手段に対するユーザの視線の対象となる、逐次変化する空間的な視線位置である視線位置情報に基づき、前記コンテンツに対するユーザの空間的な注目位置を特定する注目位置特定機能、
前記注目位置特定機能により特定された前記空間的な注目位置を示す注目位置情報と、前記コンテンツを示すコンテンツ情報と、を対応付けて、時間的に異なるタイミング或いは空間的に異なる位置で視認可能に出力する出力機能、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1 端末装置
101 中央制御部
102 メモリ
103 記録部
104 表示部
104a 表示パネル
105 操作入力部
105a タッチパネル
106 視線検出用カメラ
107 通信制御部
108 動作処理部
108a 視線位置特定部
108b 注目時間特定部
108c 注目位置特定部
108d 出力部
108e 注目位置表示制御部
108f 判別部
Claims (9)
- コンテンツを表示している表示手段に対するユーザの視線の対象となる、逐次変化する空間的な視線位置である視線位置情報に基づき、前記コンテンツに対するユーザの空間的な注目位置を特定する注目位置特定手段と、
前記注目位置特定手段により特定された前記空間的な注目位置を示す注目位置情報と、前記コンテンツを示すコンテンツ情報と、を対応付けて、時間的に異なるタイミング或いは空間的に異なる位置で視認可能に出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする出力装置。 - 前記注目位置特定手段は、前記ユーザの逐次変化する視線位置の対象となる空間的な視線位置を逐次特定し、その逐次特定された空間的な視線位置の各々を複数の領域に区分けしたときの、各領域に属する空間的な視線位置の度数を使用して前記空間的な注目位置を特定することを特徴とする請求項1に記載の出力装置。
- 前記出力手段により出力された前記コンテンツ情報に基づき、前記ユーザとしての第1のユーザとは時間的或いは空間的に異なる第2のユーザが視認する表示手段に前記コンテンツが表示された際に、当該コンテンツ情報とともに出力された前記注目位置情報に基づき、前記空間的な注目位置を、当該表示手段に識別可能に表示させる表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の出力装置。
- 前記コンテンツは動画コンテンツであって、
前記動画コンテンツの時間的な注目位置を特定する注目時間特定手段を更に備え、
前記出力手段は、前記注目時間特定手段により特定された前記時間的な注目位置を示す注目時間情報を、前記コンテンツ情報及び前記注目位置情報と対応付けて出力し、
前記表示制御手段は、前記出力手段により出力された前記コンテンツ情報に基づき、前記第2のユーザが視認する表示手段に前記動画コンテンツが再生表示された際に、当該コンテンツ情報とともに出力された前記注目時間情報に基づく前記時間的な注目位置と、前記注目位置情報に基づく前記空間的な注目位置と、を共通の指標により当該表示手段に識別可能に表示させることを特徴とする請求項3に記載の出力装置。 - 前記出力手段は、更に前記視線位置情報を出力し、
前記出力手段により出力された前記視線位置情報に基づき、前記空間的な視線位置と、前記指標の表示位置と、が一致するか否かを判別する判別手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記判別手段により、前記空間的な視線位置と、前記指標の表示位置と、が一致すると判別された場合には、当該指標の表示態様を変化させることを特徴とする請求項4に記載の出力装置。 - 前記注目位置特定手段は、前記視線位置情報及び前記注目時間情報に基づき、前記第1のユーザの注目度を更に特定し、
前記表示制御手段は、前記第2のユーザが視認する表示手段に前記動画コンテンツが再生表示された際に、前記注目位置特定手段により特定された前記第1のユーザの注目度を加味して、前記時間的な注目位置と、前記空間的な注目位置と、を共通の指標により当該表示手段に識別可能に表示させることを特徴とする請求項4又は5に記載の出力装置。 - 前記出力手段は、出力対象となる所定の情報を外部装置又は記憶手段に出力することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の出力装置。
- コンテンツを表示している表示手段に対するユーザの視線の対象となる、逐次変化する空間的な視線位置である視線位置情報に基づき、前記コンテンツに対するユーザの空間的な注目位置を特定する処理と、
特定された前記空間的な注目位置を示す注目位置情報と、前記コンテンツを示すコンテンツ情報と、を対応付けて、時間的に異なるタイミング或いは空間的に異なる位置で視認可能に出力する処理と、
を含むことを特徴とする出力方法。 - コンピュータに、
コンテンツを表示している表示手段に対するユーザの視線の対象となる、逐次変化する空間的な視線位置である視線位置情報に基づき、前記コンテンツに対するユーザの空間的な注目位置を特定する注目位置特定機能、
前記注目位置特定機能により特定された前記空間的な注目位置を示す注目位置情報と、前記コンテンツを示すコンテンツ情報と、を対応付けて、時間的に異なるタイミング或いは空間的に異なる位置で視認可能に出力する出力機能、
を実現させることを特徴とするプログラム。
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