JP2002014988A - 電子情報表示装置、電子情報表示方法および記録媒体 - Google Patents

電子情報表示装置、電子情報表示方法および記録媒体

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JP2002014988A
JP2002014988A JP2000197645A JP2000197645A JP2002014988A JP 2002014988 A JP2002014988 A JP 2002014988A JP 2000197645 A JP2000197645 A JP 2000197645A JP 2000197645 A JP2000197645 A JP 2000197645A JP 2002014988 A JP2002014988 A JP 2002014988A
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JP2000197645A
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Takehiko Ono
健彦 大野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が手作業で特別な操作をせずに、自動
的に注目領域を表示することができ、したがって、利用
者が過去に参照した情報が、文書のどの部分にあるのか
を、簡単に探し出すことができる文書表示装置、その方
法および記録媒体を提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 利用者が文書を見ているときに、利用者
の視線を測定し、この測定された視線に基づいて、利用
者が参照している文書中の領域を算出するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的形態をした
文書を画面に表示し、利用者の操作に応じて、文書等の
表示情報を変更する文書表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の文書表示装置では、利用者がコン
ピュータ30を操作することによって、ディスプレイ上
に文書の一部を表示する。このために、文書の量が膨大
になると、利用者が過去に参照したことのある文書が、
文書全体のどの箇所にあるのかがわかりにくくなるとい
う問題がある。
【0003】この問題を解決するために、次の4種類の
従来例が知られている。
【0004】(1)キーワードで検索する従来例。 利
用者がキーワードを入力すると、上記キーワードに対応
する文書と、その文書中におけるキーワードの位置とが
表示される。
【0005】(2)メモを利用する従来例。 現在表示
されている文書を後で利用する可能性があると、利用者
が思ったときに、電子的なメモを文書上に貼り込み、後
で同一文書を表示するときの手がかりとする。
【0006】(3)表示履歴を利用する従来例。 過去
に表示された文書の種類を、文書表示装置が表示履歴と
して記録し、利用者は、必要に応じて表示履歴の一覧を
表示することができる。表示されている履歴中に、利用
者が望む文書が含まれる場合、その文書を選択すること
によって、以前表示された文書を再び表示することがで
きる。
【0007】(4)操作履歴を利用する従来例。 利用
者が文書を表示するために行った操作の履歴を、文書表
示装置が保存し、操作を行った文書中の箇所を図示する
ことことによって、以前に表示を行った箇所を利用者が
知ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例
(1)(キーワードで検索する従来例)は、まだ参照し
ていない文書も検索の対象になるので、不要な文書も検
索結果として表示されやすいという問題がある。したが
って、特に文書の量が膨大であり、類似した文書がたく
さん存在する場合に、目的の文書を見つけ出すことが困
難であるという問題がある。
【0009】上記従来例(2)(メモを利用する従来
例)は、利用者が、現在表示されている文書を後で必要
であると思い、メモを貼るという操作を行った場合に
は、次に同一文書を表示する上で有効な手段である。し
かし、利用者は、現在表示されている文書を後で使うか
否かを、常に的確に判断するとは限らず、メモを貼り込
んでいないにもかかわらず、後で文書を表示したくなる
場合がしばしばある。この場合、上記従来例(2)は、
有効ではないという問題がある。
【0010】上記従来例(3)(表示履歴を利用する従
来例)は、利用者が表示した文書の一覧を後から見るこ
とが可能であるので、上記従来例(1)における文書量
が増加した場合に文書を見つけ出すことが困難であると
いう問題を解決することができ、また、利用者が特別な
操作をせずに自動的に履歴が作成されるので、上記従来
例(2)における利用者がメモを付け忘れるという問題
を解決することができる。しかし、履歴からわかるの
は、表示された文書の種類だけであるので、単一の文書
サイズが大きい場合に、文書内における利用者が知りた
い情報の場所を知ることができないという問題がある。
【0011】上記従来例(4)(操作履歴を利用する従
来例)は、単一の文書サイズが大きい場合に、文書内に
おける利用者が知りたい情報の場所を知ることができな
いという上記従来例(3)における問題を解決する1つ
の方法である。しかし、操作履歴から推定できるのはお
おまかな領域であり、利用者は、その中から自分の必要
とする情報を探す操作が必要になるという問題がある。
【0012】本発明は、利用者が手作業で特別な操作を
せずに、自動的に注目領域を表示することができ、した
がって、利用者が過去に参照した情報が、文書のどの部
分にあるのかを、簡単に探し出すことができる文書表示
装置、その方法および記録媒体を提供することを目的と
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、利用者が文書
を見ているときに、利用者の視線を測定し、この測定さ
れた視線に基づいて、利用者が参照している文書中の領
域を算出するものである。
【0014】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例である文書表示装置100の全体構成を示すブロ
ック図である。
【0015】文書表示装置100は、ディスプレイ10
と、視線測定装置20と、コンピュータ30と、入力デ
バイス40とを有する。
【0016】入力デバイス40は、利用者50がコンピ
ュータ30を操作するときに利用するものであり、たと
えばキーボード41、マウス42によって構成されてい
る。
【0017】文書表示装置100において、利用者50
はディスプレイ10の前方に着席し、コンピュータ30
を操作して文書を見るものとする。
【0018】視線測定装置20は、利用者50がディス
プレイ10を見ているときの視線51を測定する装置で
ある。利用者50がディスプレイ10を見ているとき
に、利用者50の視線51をディスプレイ10上に射影
した点を、注視点52と呼ぶ。
【0019】コンピュータ30は、利用者50の視線5
1によって特定される注視点52の測定と、ディスプレ
イ10に表示する文書の表示制御とを行う。
【0020】コンピュータ30が表示する文書の種類
は、テキストファイル、WWWファイル、スプレッドシ
ート等、文書を複数領域に分割することが可能な任意の
形式のファイルである。
【0021】図2は、文書表示装置100におけるコン
ピュータ30の具体的な構造を示すブロック図である。
【0022】コンピュータ30は、表示文書決定部31
と、文書情報32と、領域情報33と、文書表示部34
と、領域決定部35と、領域注目度算出部36と、領域
表示属性決定部37とを有し、外部記録装置60が接続
されている。
【0023】表示文書決定部31は、利用者50が入力
デバイス40を操作すると、表示すべき文書を決定し、
外部記録装置60から文書を読み出し、文書情報32に
含まれている領域情報33を更新する。
【0024】文書表示部34は、領域情報33に基づい
て、ディスプレイ10に文書を表示するものである。
【0025】領域決定部35は、視線測定装置20が測
定した利用者50の注視点情報と、領域情報33とによ
って、利用者50が現在注目している領域とを決定する
ものである。
【0026】領域注目度算出部36は、利用者50が現
在注目している領域における領域注目度を算出するもの
である。
【0027】領域表示属性決定部37は、領域注目度算
出部36が算出した領域注目度に基づいて、領域の表示
属性を決定し、決定された表示属性は、領域情報の一部
として記録される。
【0028】外部記憶装置60は、コンピュータメモ
リ、ハードディスク、ネットワークで接続された他のコ
ンピュータ、他のアプリケーション等の情報を一時的に
保存することができる機器とソフトウェアとである。
【0029】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0030】図3は、上記実施例において、コンピュー
タ30が文書を表示する動作を示すフローチャートであ
る。
【0031】まず、文書表示前処理(S10)では、該
当する文書の領域注目度を、外部記憶装置60から読み
出し、文字色、フォント、文字サイズ、背景色等の文書
属性を決定し、読み出された文書をディスプレイ10に
表示する。
【0032】そして、文書表示処理(S11)では、利
用者50の注視点52を測定し、領域注目度を更新し、
他の文書の表示が有り(S13)、まだ終了すべきでな
い場合(S14)、文書表示後処理を実行し(S1
2)、更新された領域注目度を外部記憶装置60に保存
する。
【0033】図4は、上記実施例において、文書表示前
処理動作(S10)における処理動作を詳細に示すフロ
ーチャートである。
【0034】文書表示前処理(S10)において、ま
ず、外部記憶装置60から、表示しようとする文書Dの
文書データを読み出す(S21)。
【0035】次に、読み出した文書データを構成する文
書の各領域1,2,……,Nについて、その座標データ
1,R2,……,RNを決定する(S22)。なお、各
領域1,2,……,Nは、互いに重なりあってもよいと
する。
【0036】図5は、上記実施例における座標データの
例を示す図である。
【0037】各領域1,2,……,Nの形状が矩形であ
るとした場合、各領域1,2,……,Nは、画面上にお
ける上記矩形領域の各対角頂点の2次元座標(X1,Y
1)、(X2,Y2)によって表される(RI={X
1,Y1,X2,Y2})。
【0038】また、各領域1,2,……,Nの形状が円
形であるとした場合、各領域1,2,……,Nは、画面
上における上記円領域の中心の2次元座標(X3,Y
3)と半径L3とによって表される(RI={X3,Y
3,L3})。
【0039】そして、図4に示すフローチャートに戻
り、文書Dに関する注目度情報が外部記録装置60に記
録されているか否かを判定し(S23)、文書Dに関す
る注目度情報が記録されていれば、領域注目度I1
2,……,INを、外部記憶装置60から読み出す(S
24)。一方、注目度情報が記録されていなければ、領
域注目度を「0」に初期化する。
【0040】次に、領域注目度I1,I2,……,IN
基づいて、文書における各領域の表示属性V1,V2,…
…,VNを決定する(S25)。そして、ディスプレイ
10上に、決定された領域の表示属性V1,V2,……,
Nに基づいて、文書Dを表示する(S26)。
【0041】図6は、上記実施例において、文書表示処
理(S11)の詳細を示すフローチャートである。
【0042】文書表示処理(S11)において、毎秒一
定回数(たとえば30回)、視線測定装置20を用い、
利用者50の注視点52を測定する(S31)。そし
て、今回測定した注視点52と、これまでに測定した注
視点52とに基づいて、利用者50の注視点52が一定
範囲に留まっているか否かを判定し、留まっている場合
は、その中心点を停留点とする(S32)。
【0043】このときに、注視点52が留まっている時
間を、停留時間GTとし、停留点の中心座標を、GPとす
る。停留点を検出した場合、停留点の中心座標GPと、
現在表示している文書Dにおける各領域の座標R1
2,……,RNとに基づいて、停留点が位置している領
域RIを求める(S33)。もし、停留点に対応する領
域RIが存在すれば、停留時間GTと停留点の中心座標G
Pとに応じて、領域注目度を求める(S35)。
【0044】領域注目度の算出方法として、様々な方法
が考えられ、たとえば注視点52の停留時間GTを用い
て、領域注目度を算出する。つまり、領域Nに、注視点
52が停留したときに、領域注目度INは、注視点52
の停留時間GTと、領域Nの面積SNと、現在の領域注目
度I’Nとに基づいて、領域注目度IN=I’N+C1・G
T/C2・SNを求める。ただし、C1とC2とは、定数で
ある。先の例において、領域が矩形である場合には、面
積SN=|X1−X2|×|Y1一Y2|であり、領域
が円形である場合には、面積SN=πL32である。
【0045】次に、前回領域注目度の更新を行ってから
一定時問が経過した場合(S36)、文書中の各領域R
1,R2,……,RNについて、領域注目度を更新し(S
37)、更新された領域注目度に基づいて、文書表示を
更新する(S38)。領域注目度の更新方法は、様々な
方法があるが、たとえば、減衰定数dを定め、領域注目
度IN=d・I’Nを求めればよい。
【0046】文書表示の更新は、表示文書決定部31に
よって行われる。領域表示属性決定部37では、各領域
の表示属性を決定する。各領域の表示属性の決定手段に
は、様々な方法が考えられるが、たとえば、領域注目度
Nが、0≦IN≦1であるときに(全く注目していない
場合の値を0とする)、領域の背景色Bを、B=(1−
N)・R0+IN・R1とする。ここで、R0は、標準の
背景表示色であり、R1は、強調用の背景表示色であ
る。また、領域Bが、複数の領域が重なった領域である
場合には、次の式を用いる。
【0047】
【数1】 この式において、IKは、領域Bを共有する領域kの注
目度であり、nは、重なり合った領域数を示す。この場
合、背景表示色R0とR1とを、適切に選択することによ
って、領域注目度が1に近づいても、文書の見易さが損
なわれることがない。
【0048】図7は、上記実施例において、文書表示後
処理(S12)を詳細を示すフローチャートである。
【0049】文書表示後処理(S12)において、ま
ず、現在表示している文書Dに関して、各領域の領域注
目度I1,I2,……,INを、外部記録装置60に保管
し(S41)。そして、文書注目度IDを、外部記録装
置60に保管する(S42)。最後に文書を表示した時
刻を、外部記録装置60に保管する(S43)。
【0050】つまり、上記実施例は、ディスプレイ上に
所定の電子情報を表示する電子情報表示段階と、上記所
定の電子情報を見ている利用者の視線の位置を連続的に
測定し、この測定結果を連続的に出力する視線位置測定
段階と、上記電子情報表示段階で表示されている電子情
報と、上記視線位置測定段階で測定された視線位置とに
基づいて、利用者が注目している電子情報の領域である
注目電子情報領域の種類と、上記電子情報表示段階にお
いて利用者が注目している座標位置とを検出する注目位
置検出段階と、上記視線位置と上記注目電子情報領域と
を利用し、利用者が上記注目電子情報領域を注目してい
る度合いである領域注目度を算出する領域注目度算出段
階と、上記注目位置検出段階で検出された電子情報の位
置情報と、上記視線位置測定段階で測定された視線位置
とに基づいて、画面に表示されている電子情報における
各領域の表示属性を変化させる電子情報表示属性変化段
階とを有する電子情報表示方法の例である。
【0051】上記実施例は、電子情報表示手段に表示さ
れた電子情報の種類と、領域注目度算出手段によって算
出された領域注目度を、外部記録装置に記録する領域注
目度記録手段と、以前に表示されたことがある電子情報
を表示した場合に、その電子情報に含まれる各領域が持
つ領域注目度を、外部記録装置から復元する領域注目度
復元手段とを有する電子情報表示装置の例である。
【0052】また、上記実施例は、領域注目度算出手段
によって算出された電子情報中の各領域の領域注目度を
用いて、電子情報の注目度を算出する電子情報注目度算
出手段を有する電子情報表示装置の例である。
【0053】さらに、上記実施例は、領域注目度算出手
段によって算出された領域注目度と、電子情報注目度算
出手段によって算出された電子情報注目度とを、外部記
録装置に記録する注目度記録手段と、外部記録装置に記
録した領域注目度と電子情報注目度とを読み出し、以前
に表示したことのある電子情報を表示した場合に、その
電子情報が持つ電子情報注目度と、電子情報中の各領域
が持つ領域注目度とを復元する注目度復元手段とを有す
る電子情報表示装置の例である。
【0054】上記実施例によれば、利用者50が文書を
読んでいるときに、利用者50の視線51を測定し、測
定された視線51のデータに基づいて、利用者50が注
目している文書上の領域を検出し、検出された領域と視
線51データとに基づいて、文書の表示属性を変化さ
せ、その後に、画面に表示されている文書を利用者50
が見たときに、利用者50が注目していた領域がどの箇
所であるかを、利用者50が明示的に把握することがで
きる。なお、文書の表示属性とは文字色、フォント、文
字サイズ、背景色等である。
【0055】また、上記実施例において、文書の代わり
に、テキスト、図、表、グラフ、写真等、文書以外の電
子情報であって、ディスプレイ10に表示可能な各種電
子情報を表示するようにしてもよい。
【0056】また、測定された視線51のデータを、外
部記録装置60に記録し、その後、同一文書を再び表示
した場合に、外部記録装置60から、測定された視線5
1のデータを読み出し、視線51データに応じて、文書
の各領域における表示属性を変化させることによって、
利用者50が過去に参照した文書を表示した場合に、こ
れまでにどの領域に注目していたかを、直ちに知ること
ができる。
【0057】上記実施例を記録媒体の例として把握する
ことができる。つまり、上記実施例は、ディスプレイ上
に所定の電子情報を表示する電子情報表示手順と、上記
所定の電子情報を見ている利用者の視線の位置を連続的
に測定し、この測定結果を連続的に出力する視線位置測
定手順と、上記電子情報表示手順で表示されている電子
情報と、上記視線位置測定手順で測定された視線位置と
に基づいて、利用者が注目している電子情報の領域であ
る注目電子情報領域の種類と、上記電子情報表示手順に
おいて利用者が注目している座標位置とを検出する注目
位置検出手順と、上記視線位置と上記注目電子情報領域
とを利用し、利用者が上記注目電子情報領域を注目して
いる度合いである領域注目度を算出する領域注目度算出
手順と、上記注目位置検出手順で検出された電子情報の
位置情報と、上記視線位置測定手順で測定された視線位
置とに基づいて、画面に表示されている電子情報におけ
る各領域の表示属性を変化させる電子情報表示属性変化
手順とをコンピュータ実行させるプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例である。
【0058】なお、上記記録媒体としては、FD、C
D、DVD、HD、半導体メモリ等が考えられる。
【0059】
【発明の効果】本発明は、利用者が文書を見ているとき
の視線を測定し、文書に含まれる各領域について領域注
目度を算出し、領域の表示属性を領域注目度に応じて変
化させるので、利用者が手作業で特別な操作をせずに、
自動的に注目領域を表示することができ、したがって、
利用者が過去に参照した情報が、文書のどの部分にある
のかを、簡単に探し出すことができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である文書表示装置100の
全体構成を示すブロック図である。
【図2】文書表示装置100におけるコンピュータ30
の具体的な構造を示すブロック図である。
【図3】上記実施例において、コンピュータ30が文書
を表示する動作を示すフローチャートである。
【図4】上記実施例において、文書表示前処理動作(S
10)における処理動作を詳細に示すフローチャートで
ある。
【図5】上記実施例における座標データの例を示す図で
ある。
【図6】上記実施例において、文書表示処理(S11)
の詳細を示すフローチャートである。
【図7】上記実施例において、文書表示後処理(S1
2)を詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…文書表示装置、 10…ディスプレイ、 20…視線測定装置、 30…コンピュータ、 40…入力デバイス、 31…表示文書決定部、 32…文書情報、 33…領域情報、 34…文書表示部、 35…領域決定部、 36…領域注目度算出部、 37…領域表示属性決定部、 60…外部記録装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ上に所定の電子情報を表示
    する電子情報表示手段と;上記所定の電子情報を見てい
    る利用者の視線の位置を連続的に測定し、この測定結果
    を連続的に出力する視線位置測定手段と;上記電子情報
    表示手段に表示されている電子情報と、上記視線位置測
    定手段によって測定された視線位置とに基づいて、利用
    者が注目している電子情報の領域である注目電子情報領
    域の種類と、上記電子情報表示手段において利用者が注
    目している座標位置とを検出する注目位置検出手段と;
    上記視線位置と上記注目電子情報領域とを利用し、利用
    者が上記注目電子情報領域を注目している度合いである
    領域注目度を算出する領域注目度算出手段と;上記注目
    位置検出手段によって検出された電子情報の位置情報
    と、上記視線位置測定手段によって測定された視線位置
    とに基づいて、画面に表示されている電子情報における
    各領域の表示属性を変化させる電子情報表示属性変化手
    段と;を有することを特徴とする電子情報表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記電子情報表示手段に表示された電子情報の種類と、
    上記領域注目度算出手段によって算出された領域注目度
    とを、外部記録装置に記録する領域注目度記録手段と;
    以前に表示されたことがある電子情報を表示した場合
    に、その電子情報に含まれる各領域が持つ領域注目度
    を、外部記録装置から復元する領域注目度復元手段と;
    を有することを特徴とする電子情報表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記領域注目度算出手段によって算出された電子情報中
    の各領域の領域注目度を用いて、電子情報の注目度を算
    出する電子情報注目度算出手段を有することを特徴とす
    る電子情報表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記領域注目度算出手段によって算出された領域注目度
    と、上記電子情報注目度算出手段によって算出された電
    子情報注目度とを、上記外部記録装置に記録する注目度
    記録手段と;上記外部記録装置に記録した領域注目度と
    電子情報注目度とを読み出し、以前に表示したことがあ
    る電子情報を表示した場合に、その電子情報が持つ電子
    情報注目度と、電子情報中の各領域が持つ領域注目度と
    を復元する注目度復元手段と;を有することを特徴とす
    る電子情報表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項3のいずれか1項にお
    いて、 上記電子情報は、文書、テキスト、図、表、グラフ、写
    真のうちの少なくとも1つであることを特徴とする電子
    情報表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項4のいずれか1項にお
    いて、 上記電子情報における各領域の表示属性は、上記電子情
    報における文字色、フォント、文字サイズ、背景色のう
    ちの少なくとも1つであることを特徴とする電子情報表
    示装置。
  7. 【請求項7】 ディスプレイ上に所定の電子情報を表示
    する電子情報表示段階と;上記所定の電子情報を見てい
    る利用者の視線の位置を連続的に測定し、この測定結果
    を連続的に出力する視線位置測定段階と;上記電子情報
    表示段階で表示されている電子情報と、上記視線位置測
    定段階で測定された視線位置とに基づいて、利用者が注
    目している電子情報の領域である注目電子情報領域の種
    類と、上記電子情報表示段階において利用者が注目して
    いる座標位置とを検出する注目位置検出段階と;上記視
    線位置と上記注目電子情報領域とを利用し、利用者が上
    記注目電子情報領域を注目している度合いである領域注
    目度を算出する領域注目度算出段階と;上記注目位置検
    出段階で検出された電子情報の位置情報と、上記視線位
    置測定段階で測定された視線位置とに基づいて、画面に
    表示されている電子情報における各領域の表示属性を変
    化させる電子情報表示属性変化段階と;を有することを
    特徴とする電子情報表示方法。
  8. 【請求項8】 ディスプレイ上に所定の電子情報を表示
    する電子情報表示手順と;上記所定の電子情報を見てい
    る利用者の視線の位置を連続的に測定し、この測定結果
    を連続的に出力する視線位置測定手順と;上記電子情報
    表示手順で表示されている電子情報と、上記視線位置測
    定手順で測定された視線位置とに基づいて、利用者が注
    目している電子情報の領域である注目電子情報領域の種
    類と、上記電子情報表示手順において利用者が注目して
    いる座標位置とを検出する注目位置検出手順と;上記視
    線位置と上記注目電子情報領域とを利用し、利用者が上
    記注目電子情報領域を注目している度合いである領域注
    目度を算出する領域注目度算出手順と;上記注目位置検
    出手順で検出された電子情報の位置情報と、上記視線位
    置測定手順で測定された視線位置とに基づいて、画面に
    表示されている電子情報における各領域の表示属性を変
    化させる電子情報表示属性変化手順と;をコンピュータ
    実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
JP2000197645A 2000-06-30 2000-06-30 電子情報表示装置、電子情報表示方法および記録媒体 Pending JP2002014988A (ja)

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