JP2017225932A - 気体水製造装置 - Google Patents

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Hisashi Maeda
久 前田
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Abstract

【課題】 取付けが簡単に行え、炭酸ガス水等を簡単かつ安価に製造することができる気体水製造装置を提供する。【解決手段】気体を混合して気体水を生成するミキサー2を有し、前記ミキサー2は、所定形状の衝突領域部4を有する導水管5と、前記衝突領域部4付近に突入された気体噴出管9と、前記気体噴出管9に気体を供給する気体供給管17と前記気体噴出管9の経路中に配設され、前記ミキサー2への気体の供給を行なうか否かを選択する弁体19と、前記弁体19の操作具20と、を備え、前記衝突領域部4は、前記導水管5の導水方向に対して衝突壁8を含んでおり、前記衝突壁8によって生じた滞留空間33内に前記気体噴出管9の気体噴出口11を設けたことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は給水される液体に所定の気体を混合させて気体水を製造する気体水製造装置に関する。
炭酸ガスが皮膚に接触することで毛細血管拡張などが起こり、皮膚の血行を改善することが知られている。そこで、温泉にある優れた炭酸泉を再現できるように浴槽内に炭酸ガスを気泡の形で送り込む装置や、炭酸水を美容のために使用する装置が提案されている。
例えば、下記特許文献1に示す構成では、炭酸水を家庭で簡単に製造するために、中空糸膜を介して炭酸ガスを温水、水などの給水に溶解させる溶解器を備えた装置になっている。
特開平08−19784
しかしながら、上記従来技術では、溶解器内に配置される中空糸膜ユニットは、中空糸内径が50μm以上1000μm以下のものが使用されることが好ましい旨が記載されている。このような構成では、中空糸膜ユニットの劣化による交換作業が必須であり、交換費用がかかり、簡単かつ安価に実施できないという課題があった。
本発明の目的は上記従来技術の課題を解決することにある。
具体的な目的の一例を示すと、以下の通りである。
(A)取付けが簡単に行え、炭酸ガスを給水に効率よく混合させて炭酸水を簡単に製造することができる気体水製造装置を提供する。
(B)取付けが簡単に行え、所定ガスを水等の液体に効率よく混合させて、気体水を簡単に製造することができる気体水製造装置を提供する。
なお、上記に記載した以外の発明の課題、その解決手段及びその効果は、後述する明細書内の記載において詳しく説明する。
本発明は多面的に表現できるが、例えば、代表的なものを挙げると、次のように構成したものである。なお、下記各発明において、各符号は後述する実施形態との対応関係を分かりやすくするために一例として示したものであり、本発明の各構成要素は、実施形態に記載した符号に係る構成に限定されないことは言うまでもない。
本発明に係る気体水製造装置は、気体を混合して気体水を生成するミキサー2を有し、前記ミキサー2は、
所定形状の衝突領域部4を有する導水管5と、
前記衝突領域部4付近に突入された気体噴出管9と、
前記気体噴出管9に気体を供給する気体供給管17と前記気体噴出管9の経路中に配設され、前記ミキサー2への気体の供給を行なうか否かを選択する弁体19と、
前記弁体19の操作具20と、を備え、
前記衝突領域部4は、前記導水管5の導水方向に対して衝突壁8を含んでおり、前記衝突壁8によって生じた滞留空間33内に前記気体噴出管9の気体噴出口11を設けたことを特徴とする。
この構成であれば、簡単な構成で給水に気体を混合させて効率良く気体水を製造することができる。
本発明に係る気体水製造装置は、前記導水管5近くに付設した選択部34を設け、前記選択部34に前記弁体19と前記操作具20を設けたことを特徴とする。
この構成であれば、導水管近くに付設して選択部があるので操作しやすく、気体水製造装置をコンパクトにできる。
本発明に係る気体水製造装置は、前記気体噴出口11に気体の混合度を高める気体拡散具12を設けたことを特徴とする。
この構成であれば、気体拡散具によって気体の混合度を高めることができる。
本発明に係る気体水製造装置は、前記第1導水方向6から第2導水方向7に至る前記衝突領域部4付近に給水の流れの抵抗となる区画壁13を設けたことを特徴とする。
前記区画壁としては、単純に壁を設けて管横断面積を小さくする構成がある。また、区画壁自体に小さい開口を多数形成する等の手段を設けて、気体を細かい泡にする作用を含めた区画壁の構成にすることもできる。
この構成であれば、滞留空間の滞留時間を長くして給水に気体を効率よく混合できる。
本発明に係る気体水製造装置は、前記衝突領域部4を略U字形衝突領域部4aで構成したことを特徴とする。
本発明に係る気体水製造装置は、前記衝突領域部4を略L字形衝突領域部4bで構成したことを特徴とする。
本発明に係る気体水製造装置は、前記導水管5を前記第1導水方向6の給水が流れる第1導水管15と、第2導水方向7の給水が流れる第2導水管16と、前記第2導水管16に設けられ前記第2導水方向7の流れを止める終端壁24と、前記衝突領域部4以後の第2導水管側壁25に設けられた給水取出部26とを有していることを特徴とする。
この構成であれば、装置をコンパクトにできる。また、終端壁での反射効果によって気体を給水に混合させる副次的な効果も期待できる。
本発明に係る気体水製造装置は、前記導水管5を前記第1導水方向6の給水が流れる第1導水管15と、第2導水方向7の給水が流れる第2導水管16と、前記第1導水管15を延長して導水管端部43とを含んで構成し、前記導水管端部43は前記衝突壁8と前記滞留空間33を有し、
前記導水管端部43の位置よりも上流側の前記第1導水管側壁37に前記第2導水管16への連通開口41を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、導水管端部を設けることによって導水管に滞留空間を簡単かつ安価に製造できる。
本発明に係る気体水製造装置は、前記導水管端部43の前記滞留空間33を形成する側壁42を外方に広がる曲面壁38で構成したことを特徴とする。
この構成であれば、側壁を外方に広がる曲面壁で構成したことで反射される給水の流れによって気体の混合の程度を高めることができる。
本発明に係る気体水製造装置は、請求項8において、前記衝突壁8と前記滞留空間33を備えた前記選択部34を構成し、前記選択部34に前記導水管5への着脱自在にする着脱自在取付部材39を設けたことを特徴とする。
着脱自在取付部材としては、パッキン、Oリング等の防水手段を備えた螺合、嵌合などの衝突領域部材が例示できる。
この構成であれば、前記選択部を採用することで安価にミキサーを構成することができる。また、気体拡散具等の交換及び各種メンテナンスも行ないやすい。
本発明に係る気体水製造装置は、前記気体拡散具12を複数の気体噴出穴を有する開口部材12で構成したことを特徴とする。
この構成であれば、簡単な構成で給水中に気体を拡散する程度を高めることができる。
本発明に係る気体水製造装置は、螺合型気体噴出部47は、前記気体噴出口11を有する噴出面部48と、前記噴出面部48の下方位置であって外周面に形成された第1螺合部49と、前記第1螺合部49を回すためのボルト形等の係合操作部50とを有し、前記第1螺合部49と螺合する第2螺合部51を前記導水管端部43内に固定してあることを特徴とする。
この構成であれば、簡単に気体水製造装置を構成できる。
本発明に係る気体水製造装置は、前記導水管5の第1導水方向6と第2導水方向7の為す角度θが0゜〜90゜の範囲(図8参照)にあることを特徴とする。
本発明に係る気体水製造装置は、前記導水管5の第1導水方向6と、前記気体噴出管9による気体噴出方向の少なくとも一部とが略平行な方向に設定されていることを特徴とする。
以上説明したように、本発明であれば、取付けが簡単に行え、炭酸ガスを給水に効率よく混合させて炭酸水を簡単に製造することができる。また、取付けが簡単に行え、所定ガスを水等の液体に効率よく混合させて、気体水を簡単に製造することができる。
さらに本発明であれば、簡単かつ安価に実施できるので、一般家庭や洗髪を行なう理髪店などの小規模な実施者でも経済的な負担を小さくして実施できる利点がある。
第1実施形態に係る気体水製造装置を含んだ気体水製造ユニットの構成を示す図である。 第1実施形態に係る図であり、導水管に略U字形の衝突領域部を設けた気体水製造装置の構成を示す図である。 気体噴出管に設けられる気体噴出口の一例を給水の流れ上流方向から見た平面図である。 気体噴出管に設けられる気体噴出口の一例を給水の流れ上流方向から見た平面図である。 第2実施形態に係る図であり、第1導水方向と第2導水方向とが略L字形になる気体水製造装置の構成を示す図である。 第3実施形態に係る図であり、第1導水方向と第2導水方向とが略L字形になる気体水製造装置の構成を示す図である。 第4実施形態に係る図であり、導水管に略球形の滞留空間をその一部に含む構成の気体水製造装置の構成を示す図である。 導水路の第1導水方向と第2導水方向の為す角度において好ましい構成を説明するための図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本明細書における「気体水」とは気体が液体に溶け込んでいる状態と、微細な気泡などの状態で混合されている場合の少なくとも一方の状態を含む概念で使用している。
図1、図2に示すように、本実施形態の構成では、気体水製造装置1はミキサー2と選択部34を有している
ミキサー2は、略U字形、略V字形、略L字形(略T字形を含む概念である)などの所定形状に形成された衝突領域部4を有する導水管5と、選択部34から導出された気体噴出管9と、を少なくとも有している。衝突領域部4は導水管5を所定形状に折曲げたり、又は複数の導水管5を接続することによって形成される。
導水管5の衝突領域部4には、衝突壁8が形成されており、第1導水方向6または第2導水方向7の流れが乱れる滞留空間33が形成される。衝突壁8は、一般的には衝突領域部4の内壁に形成される。
そして、そのような衝突壁8と滞留空間33を設けることで、衝突領域部4付近において第1導水方向6の流れに対して逆行する流れ14、噴出流れ46などを生成し、その逆行する流れ14、噴出流れ46などで乱流を生じさせる構成とすることができる。
衝突領域部4付近の導水管5には気体噴出管9を導水管5内に突入させるための開口10が設けられている。
また、気体噴出管9の突入方向は第1導水管15の第1導水方向6と略平行方向に設定してある。先端部面の形状は平面形や半球面形など各種の形状が採用できる。本構成では、図3及び図4に示すように先端部が閉じた気体噴出管9の先端平面及びその外周壁に気体噴出口11を設けた構成が採用されている。
導水管5の第2導水方向7側には開口板等で構成された区画壁13が設けられている。区画壁13は必要に応じて設けられるもので、省略してもよい。また、区画壁13は開口面積を小さくする壁であっても良い。区画壁13の存在によって、第1導水方向6の流れと逆行する流れ14をより大きくして、衝突領域部4に滞留させることで気体の給水への混合(溶解を含む)程度を大きくすることができる。
図2に示す構成では、導水管5の外観形状は略U字形衝突領域部4a(4)が採用されている。この構成では、ミキサー2の第1導水方向6の流れを導水する第1導水管15と第2導水方向7の流れを導水する第2導水管16(5)とは略正反対方向(0°方向:図8参照)に延びる構成になる。
第1導水管15の延びる方向を垂直方向(上下方向)に設定すると、重力は第1導水方向6に加わって衝突壁8における衝突程度は重力の分だけ大きくなる。結果的に垂直方向に給水は激しく衝突して、気体の混合度合を大きくできる。
また、第2導水管16の終端には終端壁24が設けられ、終端壁24は第2導水方向7と略直交するように配設されている。そして、第2導水管16の側壁25に給水取出部26が設けられ、ホース27(給水管に相当)等に接続してある。
ホース27の先端側には最終的な給水の出口としての出口具28(図1参照)が設けられている。出口具28としては、普通の蛇口やシャワー具などが採用できる。シャワー具を採用すれば理髪店や美容院において髪の洗浄に好適である。
また、選択部34は気体噴出管9と、気体供給管17の経路中に設けられた弁体19と、その弁体19の少なくとも開閉の選択を操作するレバー、ダイヤル等の操作具20を有している。なお、操作具20は弁体19の開閉程度も調整することができる構成であることが好ましい。
図2では操作具20は選択部底壁31から突き出すように取り付けられているが、選択部側壁32に設けても良い。
図2において示すように、気体供給管17と選択部34間の接続を着脱自在にする着脱部材21が設けられている。気体供給管17は調圧器22を介してボンベ等の気体容器23に接続してある。
図1に示す給水部29は、配管30を介してミキサー2の第1導水管15に給水を供給する。給水部29は水、温水又はそれらの混合水が給水として供給されるもので、美容院などの給湯設備に通常、設けられるものを想定している。
また、本気体水製造装置1は、配管30中に設けられることが好ましい。つまり、取り付ける配管30は、部屋の壁の中にあるような後から付加することが難しく、又は操作しづらい位置に設けることは少ないので、簡単に取り付けられ、操作性も良くすることができる。
本気体水製造装置1の作用について簡単に説明する。
給水部29を経て配管30から流れ込んだ給水は、ミキサー2の配管衝突領域部40を介して第1導水管15内に流れ込む。第1導水方向6に従って進行する給水は、衝突領域部4の衝突壁8に衝突することにより、第1導水方向6に対して逆行する流れ14、噴出流れ46によって乱流が発生する。さらに、必要に応じて適宜、設けられた区画壁13の存在によって滞留空間33がより明確に形成される。
区画壁13を経た給水の流れは、流体の流入方向とは略正反対方向に流れを変えて、第2導水管16の終端壁24に向かって第2導水方向7として上昇する。給水取出部26は第2導水管16の側壁25に設けられているので、上方の送圧力のかかった給水は終端壁24に向かって上昇するとともに、終端壁24で折り返された給水は、上昇する給水と衝突して折返し乱流が生じる。このように、滞留空間33域での乱流発生と、第2導水路16内の終端壁24近くでの流れの乱れの作用により、結果的に給水取出部26から流れ出る給水に含まれる気体の混合率を高めることができる。
また、第1導水管15と第2導水管16は略U字形(略J字形を含む)のように略0°方向(図8参照)にそれらの流れ方向が互いに略正反対方向なので、図1の幅方向(水平方向)のミキサー2のスペースを小さくでき、コンパクト化できる。
さらに、気体噴出管9は第1導水管15に深く入り込むように突出長さが大きく設定され、気体噴出管9の先端部及び周壁面には複数の気体噴出口11が設けてあるので滞留空間33内で水に溶け込む気体の量を増やすことができる。
また、第1導水方向6の給水方向に逆行する方向に気体が噴出されるように気体噴出口11の方向を設定することで気体の給水への混合度合いを高めることができる。また、操作具20によって少なくとも気体の供給の有無又は供給の量を制御された気体水は、給水取出部26からホース27を経てシャワー具などの出口具28から放出される。
[第2実施形態]
図5に示すように、本実施形態の特徴点は以下の通りである。
まず、ミキサー2の衝突領域部4として、第1導水管15と第2導水管16とを略L字形衝突領域部4bに形成したことを特徴としている。また、第1導水管15から第2導水管16に至る流路とは別に、第1導水管15を延長した導水管端部43を形成して、その導水管端部43に突入された気体噴出管9の先端部である噴出面部48を主な衝突壁8として構成してある。
また、導水管端部43内に螺合型気体噴出部47を固定し、その螺合型気体噴出部47内に図5においては下方から気体噴出管9を螺合して固定する。
螺合型気体噴出部47は、先端部側に設けられた気体噴出口11を有する噴出面部48と、その噴出面部48の下方位置であって外周面に形成された第1螺合部49と、前記第1螺合部49を回すためのボルト形等の係合操作部50とを有している。
また、第1螺合部49と螺合する第2螺合部51を導水管端部43内に収容し、固定してある。
図5に示す構成では、第1螺合部49を雄ネジ部で形成し、第2螺合部51を雌ネジ部で形成してある。また、噴出面部48は気体噴出管9をカバーするような天井板のある円筒管で形成してある。天井板には図4のような気体噴出口11が形成されている。係合操作部50には雌ネジ孔52が形成され、その雌ネジ孔52に気体噴出管9の所定位置に形成された雄ネジ部53と螺合することによって気体噴出管9を固定するようにしてある。
この構成では、例えば螺合型気体噴出部47を導水管端部43内に螺合によって固定した後、気体噴出管9の周囲に形成された雄ネジ部53によって選択部34を固定する。
図5に示す構成であれば、第1導水管15の第1導水方向6に沿って流れ込む水は、気体噴出管9の気体噴出口11から炭酸ガスが噴出された状態で、導水管端部43内の滞留空間33と第1導水管15内の滞留空間33で良好に混合されて第2導水管16の方向に流れ込むことになり、気体と液体の混合を良好に行なうことができる。
ここで図8を参照しつつ、第1導水管15の第1導水方向6と第2導水管16の第2導水方向の為す角度において好ましい構成について説明する。図8に示すように、導水路15・16を所定角度θで交差させることで、図示しない衝突壁の存在が生まれ、その衝突壁によって気体と液体の混合が良好に行える。一般には、第1導水方向6と第2導水方向7が為す角度は0゜〜90゜の範囲にあることが好ましい。
[第3実施形態]
図6に示すように、本実施形態のミキサー2の衝突領域部4においても、第1導水管15と第2導水管16とを略L字形衝突領域部4bに形成したことを特徴としている。
この構成では、図6の図面において示す構成では、衝突壁8は略L字形衝突領域部4bの底壁に形成されていることになる。
なお、本発明において、前記したように区画壁13は必要により設ける構成部材であり、省略することも可能である。また、略L字形、略U字形は2つの導水管15・16の接続の仕方を記述する表現であり、上下左右方向を図6,図2の構成に限定するものではない。例えば、図6の図面を右左方向に90°回転させて上下方向を横方向に変えると、平行方向に延びる第1導水管15に対して第2導水管16は上方向,下方向になる略L字形になるが、それらの構成も当然に採用できる。
図2の構成も同様で、略U字形が示された図面の上下方向を逆にして回転させる構成も当然に採用できる。
また、図6の構成においては、第2導水管16の終端壁24に給水取出部26を設けた構成を示してある。
図6に示すように、必要に応じて気体噴出口11にはメッシュ等の気体拡散具12(図6では開口部材12で示す)を取り付けることも可能である。
なお、第1導水管15と衝突壁8が交わる角部などの導水管5の壁に選択部34を設ける構成も採用できる。
[第4実施形態]
図7に示すように、本実施形態の特徴点は以下の通りである。
第1特徴点は、第1導水方向6と衝突する衝突壁8を第1導水方向6と同じ方向に延びる導水管端部43内に設け、その導水管端部43内に滞留空間33を形成した点である。
第2特徴点は、前記滞留空間33の形成された位置よりも上流側の第1導水管15の側壁37に第2導水管16への連通開口41を設けた点にある。
第3特徴点は、導水管端部43の外側壁に嵌合、螺合等の手段で取付けできるように選択部34に着脱自在取付部材39を設けた点である。この構成であれば、T字形の導水管に着脱自在取付部材39を有する選択部34を取り付けるだけで気体水製造装置1を製造できる。
第4特徴点は、滞留空間33を構成する周囲の側壁42が導水管5の外方に設けて膨らむような曲面壁38で構成されている点にある。
また、好ましくは、曲面壁38は全体形状として略球形及び略楕円形に構成してある。そして、その曲面壁38の反射中心近くに気体噴出口11又は気体拡散具12を配置したものである。
この構成であれば、第1導水方向6に従って流れる給水が上方から送圧力で抑えつけられるとともに、曲面壁38からは気体噴出口11又は気体拡散具12に向って集中するように給水が反転するので、滞留空間33内の流れの乱れが大きくなり、気体の混合度合を高めることができる。
なお、図7においては、横方向に広がった略楕円形状の曲面壁38が示されている。当然のことながら、球形の導水管端部43を有する曲面壁38も採用することができる。
第5特徴点は、気体拡散具12として旋回羽根12を採用した点である。
なお、本構成では導水管端部43内において給水がそのまま滞留して、第1導水管15から直接に第2導水管16に流れ込まないように、気体拡散具12からの気体噴出流れは連通開口41を超えて第1導水管15の上側に達するように圧力を調整することが好ましい。また、区画壁13は連通開口41への直接的な給水の流れ込みを抑制できるように開口率を低く設定することが好ましい。
本発明は上記実施形態以外にも本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形を行うことが可能である。
(1)前記気体拡散具12の構成としては、気体を通す多孔質の材料も気体拡散手段も採用できる。また、必要により、気体拡散具12を設けない構成も可能である。
(2)図7に示した構成では、旋回羽根12は曲面壁38内に設けられた構成が示されているが、図2に示すように連通開口41を超えて第1導水管15の上側に達する気体噴出管9を設ける構成も採用できる。その場合は気体噴出管9の先端部又は内部に旋回羽根12を取り付けた構成も採用することができる。
(3)本発明においては、給水中に含める気体は炭酸ガスだけでなく、各種の目的や用途に応じて各種の気体を採用することも可能である。
1…気体水製造装置
2…ミキサー
4…衝突領域部
4a…略U字形衝突領域部
4b…略L字形衝突領域部
5…導水管
6…第1導水方向
7…第2導水方向
8…衝突壁
9…気体噴出管
11…気体噴出口
12…気体拡散具、旋回羽根、開口部材
13…区画壁
15…第1導水管(導水管5の一形態)
16…第2導水管(導水管5の一形態)
17…気体供給管
19…弁体
20…操作具
24…終端壁
25…第2導水管側壁
26…給水取出部
33…滞留空間
34…選択部
37…第1導水管側壁
38…曲面壁
39…着脱自在取付部材
41…連通開口
42…側壁
43…導水管端部(衝突領域部4に含まれる構成)
47…螺合型気体噴出部
48…噴出面部
49…第1螺合部
50…係合操作部
51…第2螺合部
θ …第1導水方向と第2導水方向の為す角度

Claims (14)

  1. 気体を混合して気体水を生成するミキサー(2)を有し、前記ミキサー(2)は、
    所定形状の衝突領域部(4)を有する導水管(5)と、
    前記衝突領域部(4)付近に突入された気体噴出管(9)と、
    前記気体噴出管(9)に気体を供給する気体供給管(17)と前記気体噴出管(9)の経路中に配設され、前記ミキサー(2)への気体の供給を行なうか否かを選択する弁体(19)と、
    前記弁体(19)の操作具(20)と、を備え、
    前記衝突領域部(4)は、前記導水管(5)の導水方向に対して衝突壁(8)を含んでおり、前記衝突壁(8)によって生じた滞留空間(33)内に前記気体噴出管(9)の気体噴出口(11)を設けたことを特徴とする気体水製造装置。
  2. 請求項1に記載の気体水製造装置において、前記導水管(5)近くに付設した選択部(34)を設け、前記選択部(34)に前記弁体(19)と前記操作具(20)を設けた気体水製造装置。
  3. 請求項2に記載の気体水製造装置において、前記気体噴出口(11)近くに気体の混合度を高める気体拡散具(12)を設けた気体水製造装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の気体水製造装置において、前記第1導水方向(6)から第2導水方向(7)に至る前記衝突領域部(4)付近に給水の流れの抵抗となる区画壁(13)を設けた気体水製造装置。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれか一つに記載の気体水製造装置において、前記衝突領域部(4)を略U字形衝突領域部(4a)で構成した気体水製造装置。
  6. 請求項2〜請求項4のいずれか一つに記載の気体水製造装置において、前記衝突領域部(4)を略L字形衝突領域部(4b)で構成した気体水製造装置。
  7. 請求項5〜請求項6のいずれか一つに記載の気体水製造装置において、前記導水管5を前記第1導水方向(6)の給水が流れる第1導水管(15)と、第2導水方向(7)の給水が流れる第2導水管(16)と、前記第2導水管(16)に設けられ前記第2導水方向(7)の流れを止める終端壁(24)と、前記衝突領域部(4)以後の第2導水管側壁(25)に設けられた給水取出部(26)とを有している気体水製造装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一つに記載の気体水製造装置において、前記導水管(5)を前記第1導水方向(6)の給水が流れる第1導水管(15)と、第2導水方向(7)の給水が流れる第2導水管(16)と、前記第1導水管(15)を延長して導水管端部(43)とを含んで構成し、前記導水管端部(43)は前記衝突壁(8)と前記滞留空間(33)を有し、
    前記導水管端部(43)の位置よりも上流側の前記第1導水管側壁(37)に前記第2導水管(16)への連通開口(41)を設けた気体水製造装置。
  9. 請求項8に記載の気体水製造装置において、前記導水管端部(43)の前記滞留空間(33)を形成する側壁(42)を外方に広がる曲面壁(38)で構成した気体水製造装置。
  10. 請求項8〜請求項9のいずれか一つに記載の気体水製造装置において、前記衝突壁(8)と前記滞留空間(33)を備えた前記選択部(34)を構成し、前記選択部(34)に前記導水管(5)への着脱自在にする着脱自在取付部材(39)を設けた気体水製造装置。
  11. 請求項3に記載の気体水製造装置において、前記気体拡散具(12)を複数の気体噴出穴を有する開口部材(12)で構成した気体水製造装置。
  12. 請求項8に記載の気体水製造装置において、螺合型気体噴出部(47)は、前記気体噴出口(11)を有する噴出面部(48)と、前記噴出面部(48)の下方位置であって外周面に形成された第1螺合部(49)と、前記第1螺合部(49)を回すためのボルト形等の係合操作部(50)とを有し、前記第1螺合部(49)と螺合する第2螺合部(51)を前記導水管端部(43)内に固定してある気体水製造装置。
  13. 請求項8に記載の気体水製造装置において、前記導水管(5)の第1導水方向(6)と第2導水方向(7)の為す角度(θ)が0゜〜90゜の範囲にある気体水製造装置。
  14. 請求項8に記載の気体水製造装置において、前記導水管(5)の第1導水方向(6)と前記気体噴出管(9)による気体噴出方向の少なくとも一部が略平行な方向に設定されている気体水製造装置。
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