JP2017225686A - ゴルフボール - Google Patents

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烈士 中島
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雄一郎 尾澤
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Abstract

【解決手段】 本発明は、コアと該コアを被覆する少なくとも1層からなるカバーとを具備するゴルフボールにおいて、上記コアは、(A)基材ゴム、(B)炭素数3〜8個のα,β−不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、及び(C)有機過酸化物を含むゴム組成物の加熱成形物であり、上記ゴム組成物において、上記(A)成分100質量部に対する上記(B)成分の配合量をX質量部、上記コアに含まれる上記(B)成分由来の揮発性物質の濃度をA質量%としたとき、A/Xの値が0.0123以下であることを特徴とするゴルフボールを提供する。
【効果】 本発明のゴルフボールによれば、エネルギーロスが少なく、高い初速を得ることができる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、コアと該コアを被覆する少なくとも1層からなるカバーとを具備するゴルフボールに関する。
ゴルフボールの初速は飛距離増大の原動力となることから、ゴルフボール規則によるボールの初速制限のぎりぎりまで速くすることが望ましい。ゴルフボールは高分子物質からなり、現在のゴルフボールの大半が、ポリブダジエンゴム等の基材ゴムに架橋剤や有機酸化物、金属酸化物等を配合したゴム組成物を加熱成形して得られるコアを含むソリッドゴルフボールである。ゴルフボールの構成する高分子物質には、水、各種添加物やその分解物、触媒の分解物、残存溶媒等の低分子量化合物である揮発性物質を含んでいる。この揮発性物質を一定量以上に除去することにより従来のゴルフボールよりも初速が高く飛距離を伸ばすことができる技術が特公昭56−26422号公報には提案されている。
即ち、上記技術は、ゴルフボールの全部または一部に所定の熱処理を施し、揮発性物質を除去し、その除去率が1.0%以上とすることにより、反発係数及び初速を向上させるものである。上記技術については、所定処理(熱処理)を施した際に揮発する揮発性物質の合計重量と所定処理(熱処理)の対象物質の重量によって揮発性物質の除去率を算出している。
しかしながら、上記提案の技術は、ゴルフボールに残存する揮発性物質の成分に着目するものではない。実際に重要なのは、どれだけ揮発性物質が揮発したのかだけではなく、ゴルフボールがゴルフクラブヘッドからエネルギーを与えられた場合、そのエネルギーをできるだけ損することなく、初速に変換できるかである。よって、エネルギーのロスを少なくする技術が長年求められてきた。
特公昭56−26422号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、エネルギーロスをできる限り少なくし、初速を向上させることができるゴルフボールを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、ゴム組成物を加熱成形した直後に一定条件化で該コアを加熱することにより、揮発性物質のうち、不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩がコア内に残存する濃度を一定量以下であればコア初速度が高くなることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
即ち、本発明におけるゴルフボールは、コアと1層または複数層のカバーを有するゴルフボールにおいて、(A)基材ゴム、(B)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、及び(C)有機過酸化物を含むゴム組成物の加熱成形物であり、ゴム組成物を加熱成形した直後に一定条件化で該コアを加熱することで、コア中に残存していた揮発性物質量を適切に減少させることにより、初速を向上させ、飛距離性能の優れたゴルフボールを提供することができるものである。
従って、本発明は、下記のゴルフボールを提供する。
[1]コアと該コアを被覆する少なくとも1層からなるカバーとを具備するゴルフボールにおいて、上記コアは、(A)基材ゴム、(B)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、及び(C)有機過酸化物を含むゴム組成物の加熱成形物であり、上記ゴム組成物において、上記(A)成分100質量部に対する上記(B)成分の配合量をX質量部、上記コアに含まれる上記(B)成分由来の揮発性物質の濃度をA質量%としたとき、A/Xの値が0.0123以下であることを特徴とするゴルフボール。
[2]上記ゴム組成物において、上記(C)成分として、ジクミルパーオキサイドを用い、上記(A)成分100質量部に対する上記(C)成分の配合量をY質量部、上記コアに含まれる上記(C)成分由来の揮発性物質であるアセトフェノンの濃度及びα−クミルアルコールの濃度を、それぞれB1質量%、B2質量%としたとき、B1/Yの値が0.072以下であり、B2/Yの値が0.270以下である請求項1記載のゴルフボール。
[3]上記(C)成分由来の揮発性物質であるアセトフェノン、α−クミルアルコールの濃度が、それぞれ、0.043質量%以下、0.15質量%以下である[1]又は[2]記載のゴルフボール。
[4]上記ゴム組成物において、上記(C)成分として、1,1ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサンを用い、上記(A)成分100質量部に対する上記(C)成分の配合量をY質量部、上記コアに含まれる上記(C)成分由来の揮発性物質であるtert−ブタノールの濃度をD質量%としたとき、D/Yの値が0.033以下である[1]〜[3]のいずれか1項記載のゴルフボール。
[5]上記(D)成分由来の揮発性物質であるtert−ブタノールの濃度が0.033質量%以下である[1]〜[4]のいずれか1項記載のゴルフボール。
[6]コアと該コアを被覆する少なくとも1層からなるカバーとを具備するゴルフボールにおいて、上記コアは、(A)基材ゴム、(B)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、及び(C)有機過酸化物を含むゴム組成物の加熱成形物であり、上記ゴム組成物において、上記コアに含まれる上記(B)成分由来の揮発性物質がアクリル酸であり、この濃度が0.234質量%以下であることを特徴するゴルフボール。
[7]コアと該コアを被覆する少なくとも1層からなるカバーとを具備するゴルフボールにおいて、上記コアは、(A)基材ゴム、(B)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、及び(C)有機過酸化物を含むゴム組成物の加熱成形物であり、上記コアの熱重量測定において、コア中心の減量率(a)、コア表面の減量率(b)とするとき、(a)値が1.31質量%以下であり、(b)値が1.37質量%以下であり、且つ(a)/(b)の値が0.96以下であることを特徴とするゴルフボール。
本発明のゴルフボールによれば、エネルギーロスが少なく、高い初速を得ることができる。
以下、本発明につき、更に詳しく説明する。
本発明のゴルフボールは、コアと該コアを被覆する少なくとも1層からなるカバーとを具備する。本発明におけるコアは、少なくとも、(A)基材ゴム、(B)炭素数3〜8個のα,β−不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、及び(C)有機過酸化物を含むゴム組成物からなる。
上記(A)基材ゴムとしては、ポリブタジエンを使用したものが好ましい。このポリブタジエンとしては、そのポリマー鎖中に、シス−1,4−結合を好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上、更に好ましくは95質量%以上有するものを好適に使用することができる。分子中の結合に占めるシス−1,4−結合が少なすぎると、反発性が低下する場合がある。また、上記ポリブタジエンに含まれる1,2−ビニル結合の含有量は、そのポリマー鎖中に好ましくは2質量%以下、より好ましくは1.7質量%以下、更に好ましくは1.5質量%以下である。1,2−ビニル結合の含有量が多すぎると、反発性が低下する場合がある。
上記ポリブタジエンとしては、良好な反発性を有するゴム組成物の加硫成形物を得る観点から、希土類元素系触媒又はVIII族金属化合物触媒で合成されたものを配合することが好ましく、中でも特に希土類元素系触媒で合成されたものであることが好ましい。
なお、上記のゴム組成物には、上記ポリブタジエン以外にも他のゴム成分を本発明の効果を損なわない範囲で配合し得る。上記ポリブタジエン以外のゴム成分としては、上記ポリブタジエン以外のポリブタジエン、その他のジエンゴム、例えばスチレンブタジエンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム等を挙げることができる。
(B)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩として具体的には、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸等を挙げることができ、特にアクリル酸、メタクリル酸が好適に用いられる。不飽和カルボン酸の金属塩としては、特に限定されるものではないが、例えば上記不飽和カルボン酸を所望の金属イオンで中和したものが挙げられる。具体的にはメタクリル酸、アクリル酸等の亜鉛塩やマグネシウム塩等が挙げられ、特にアクリル酸亜鉛が好適に用いられる。
(B)上記不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩は、上記基材ゴム100質量部に対し、好ましくは5質量部以上、より好ましくは10質量部以上、更に好ましくは15質量部以上とすることができ、配合量の上限は好ましくは60質量部以下、より好ましくは50質量部以下、更に好ましくは45質量部以下とすることができる。配合量が多すぎると、硬くなりすぎて耐え難い打感になる場合があり、配合量が少なすぎると、反発性が低下してしまう場合がある。
上記有機過酸化物としては、具体的には、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシ−イソプロピル)ベンゼンなどを挙げることができる。有機過酸化物の具体的な市販品としては、例えば、商品名「パークミルD」、「パーヘキサ3M」、「パーヘキサC」、「ナイパーBW」、「パーロイルL」等(いずれも日油社製)、または、Luperco231XL(アトケム社製)などを例示することができる。
上記有機過酸化物は、上記基材ゴム100質量部に対し、好ましくは0.1質量部以上、より好ましくは0.3質量部以上、更に好ましくは0.5質量部以上、最も好ましくは0.7質量部以上とすることができ、配合量の上限は好ましくは5質量部以下、より好ましくは4質量部以下、更に好ましくは3質量部以下、最も好ましくは2質量部以下とすることができる。配合量が多すぎたり、少なすぎたりすると好適な打感、耐久性及び反発性を得ることができない場合がある。
なお、酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等の不活性充填剤を上記ゴム組成物に配合することができる。これらは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、本発明では、必要に応じて老化防止剤を配合することができ、例えば、市販品としてはノクラックNS−6、同NS−30、同200(大内新興化学工業社製)、ヨシノックス425(三菱化学社製)等が挙げられる。これらは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記ゴム組成物によりコアを形成する際には、上記各成分を公知の混練方法、例えばバンバリーミキサーやロール等の混練機を用いて混練し、コア用金型を用いて成形することができる。
上記コアは、上記ゴム組成物を145〜180℃で10〜25分間の加硫処理を加えて得られたものであることが好ましい。この加硫温度としては、通常145℃以上、好ましくは150℃以上、更に好ましくは155℃以上、上限として通常180℃以下、好ましくは170℃以下、更に好ましくは160℃以下である。加硫温度が高すぎると、耐久性が低下し、加硫温度が低すぎると、反発性及び硬度が低下する。上記コアの加硫時間としては、通常10分以上、好ましくは13分以上、上限として通常25分以下、好ましくは20分以下である。加硫時間が長すぎると、生産性が低下し、加硫時間が短すぎると、硬度が不安定となる。
本発明では、加硫後のコアを一定条件の下で加熱処理を行うことにより、最終的には、コア(加硫成形物)に含まれる揮発性物質を低減させるものである。加硫直後のコアは冷却され、その後、コア表面を研磨するものである。本発明では、コアの研磨後に、下記の加熱処理を行うことが望ましい。
コアを加熱する際の条件としては、130〜270℃、好ましくは150〜250℃の温度である。この加熱温度が低すぎると、ボール初速の効果で十分に出ない場合がある。逆に、加熱温度が高すぎると、ボールの耐久性が悪くなる場合がある。
また、加熱時間は、1〜120時間、好ましくは2〜48時間により加熱処理を行う。加熱時間が短すぎると、ボール初速の効果で十分に出ない場合がある。逆に、加熱時間が長すぎると、ボールの耐久性が悪くなる場合がある。
加熱処理の際の圧力は大気圧以下が好ましく、より好ましくは10000Pa以下である。また、上記加熱処理は、空気、水素、酸素、窒素、希ガス、二酸化炭素及びこれらの混合ガスの雰囲気の下で行うことが好適である。
上記コアを所定荷重負荷した時のたわみ量、即ち、コアに対して、初期荷重98N(10kgf)を負荷した状態から終荷重1,275(130kgf)を負荷したときまでのたわみ量は、下限値としては、好ましくは2.0mm以上、より好ましくは2.5mm以上であり、上限値としては、好ましくは6.0mm以下、より好ましくは5.0mm以下である。
上記コアは、その特性を有効に発揮させる点から、直径を30mm以上、特に34mm以上で、42mm以下、特に40mm以下とすることが好ましい。
上記コアには、(B)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩に由来する揮発性物質が含まれている。具体的には、不飽和カルボン酸金属塩としてアクリル酸亜鉛を使用した場合、アクリル酸が揮発性物質として検出される。同様に、不飽和カルボン酸金属塩としてメタクリル酸亜鉛を使用した場合、メタクリル酸が揮発性物質として検出される。この揮発性物質の濃度をA質量%とし、上記ゴム組成物における(A)基材ゴム100質量部に対する上記(B)成分の配合量をX質量部とするとき、A/Xの値が0.0123以下である。A/Xの値が0.0123以下であれば、所望の高い初速度を得ることができる。
上記のようにA/Xを求めることで、元来配合している(B)成分に対する(B)成分由来の揮発物質の比率を知ることができる。本来、配合薬品量が多いほど、その薬品由来のコア中に存在している揮発物質量は多くなるため、単純な揮発物質量だけで加熱処理による初速向上効果を議論することには難がある。言い換えれば、初速向上値は、加熱処理前にコア中に存在していた揮発物質の質量と、加熱処理後のコア中に存在している揮発物質の質量の差分と関係性がある。すなわち、上記比率を用いることで、加熱処理を行うことで揮発性物質量がどれだけ減少したかを知るための指標とすることができ、それによって異なる配合のコアでも効果の議論を行うことが可能となる。
上記A/Xの値として、好ましくは0.0120以下、より好ましくは0.011以下である。
(B)成分由来の揮発性物質がアクリル酸の場合、アクリル酸の濃度が0.234質量%以下であることが好ましく、より好ましくは0.22質量%以下である。
上記ゴム組成物において、上記(C)有機過酸化物の成分として、ジクミルパーオキサイドを用いる場合、上記(C)成分由来の揮発性物質としては、ジクミルパーオキサイドの分解生成物であるアセトフェノンやα−クミルアルコールが挙げられる。上記(A)成分100質量部に対する上記(C)成分の配合量をY質量部とし、上記コアに含まれる上記(C)成分由来の揮発性物質であるアセトフェノン、α−クミルアルコールの濃度を、それぞれB1質量%、B2質量%としたとき、B1/Yの値は、本発明の所望の効果である初速度向上の点から、好ましくは0.072以下であり、B2/Yの値は、好ましくは0.270以下である。この場合、上記(C)成分由来の揮発性物質であるアセトフェノンの濃度は0.043質量%以下であることが好適であり、α−クミルアルコールの濃度は0.15質量%以下であることが好適である。
また、上記ゴム組成物において、上記(C)成分として、1,1ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサンを用いる場合、上記(C)成分由来の揮発性物質としては、1,1ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサンの分解生成物であるtert−ブタノールが挙げられる。上記(A)成分100質量部に対する上記(C)成分の配合量をY質量部とし、上記コアに含まれる上記(C)成分由来の揮発性物質であるtert−ブタノールの濃度をD質量%としたとき、D/Yの値は、本発明の所望の効果である初速度向上の点から、好ましくは0.033以下である。この場合、上記(D)成分由来の揮発性物質であるtert−ブタノールの濃度は0.033質量%以下であることが好適である。
また、上記加熱処理により、揮発性物質の低減や水分の蒸発に伴い、加硫直後のコアと上記加熱処理後とのコアとの間に重量減少が生じる。このうち、水分に関しては、上記加熱処置後に冷却及び保管することによって、コア表面付近は空気中の水分を再び吸湿することが確認されている。ただし、コア表面と比較すると、コア中心付近は吸湿し難いため、コア中心付近は上記加熱処理後の状態をほぼ保ったままであると言える。それゆえ、コア中心とコア表面との熱重量測定での減量率に差を見ることで、上記加熱処理の有無や処理の程度を検出することができる。
具体的には、上記コアの熱重量測定において、コア中心の減量率(a)、コア表面の減量率(b)とするとき、(a)値は1.31質量%以下であることが好ましく、(b)値は1.37質量%以下であることが好ましい。また、上記(a)を(b)で除した値である(a)/(b)の値は、0.96以下であることが好ましい。(a)/(b)の値が0.96以下であれば十分加熱処理がなされていると言うことができ、高初速のゴルフボール用コアを得ることができる。
上記コアを用いてゴルフボールを製造する場合は、公知の方法により上記コアの周囲に1層又は2層以上のカバーを被覆させることにより得ることができる。カバー材料としては、例えばアイオノマー樹脂やポリウレタン樹脂等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
上記カバーを被覆する方法としては、例えば、各種のカバー用組成物を予め半球殻状のハーフシェルに成形し、それを2枚用いてコアを包み、130〜230℃で1〜15分間加圧成形するか、または上記カバー用組成物を直接コア上に射出成形してコアを包み込む方法を挙げることができる。
本発明のゴルフボールの表面には多数のディンプルを形成し、或いは必要に応じて、マーキング、塗装、表面処理を施すことができる。また、このソリッドゴルフボールは、競技用としてゴルフ規則に従うものとすることができ、その直径は42.67mm以上、質量は45.93g以下に形成することができる。
上記ゴルフボールのたわみ量、即ち、初期荷重98N(10kgf)を負荷した状態から終荷重1275N(130kgf)に負荷したときまでのゴルフボールのたわみ量は、好ましくは1.5mm以上、特に2.0mm以上であり、好ましくは5.0mm以下、特に4.0mm以下とすることができる。
ゴルフボールの初速は、好ましくは77.0m/s以上、より好ましくは77.1m/s以上、さらに好ましくは77.2m/s以上であり、上限値としては、好ましくは77.6m/s以下である。
以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
〔実施例1〜19、比較例1〜7〕
コアの形成
表1に示した2種類のゴム組成物を調製した後、157℃,15分間の加硫条件により加硫成形することによりコアを作製した。このコアの直径は、全ての実施例及び比較例に共通し、37.70mmである。
Figure 2017225686
表1に記載したゴム組成物の詳細は下記の通りである。
・ポリブタジエンゴム:商品名「BR01」(JSR社製)
・酸化亜鉛:商品名「三種酸化亜鉛」(堺化学工業社製)
・硫酸バリウム:商品名「バリコ#100」(ハクスイテック社製)
・老化防止剤:商品名「ノクラックNS−6」(大内新興化学工業社製)
・ペンタクロロチオフェノール亜鉛塩:和光純薬工業社製
・アクリル酸亜鉛:和光純薬工業社製
・ステアリン酸亜鉛:和光純薬工業社製
・有機過酸化物A:商品名「パークミルD」(日油社製のジクミルパーオキサイド)、
・有機過酸化物B:商品名「パーヘキサC」(日油社製の1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン)
下記表2,3に示す温度、時間、雰囲気及び圧力の条件により上記コアに対して加熱処理を行い、加熱処理後のコアに残存する揮発成分および、加熱処理後のコア中心およびコア表面の重量減少を同表に併記した。上記の加熱処理方法は、ヤマト科学社製の角型真空定温乾燥器「DP300」とアルバック機工社製の小型油回転真空ポンプ「GLD−136C」を使用し、上記コア30個を乾燥機内に並べて置き、加熱処理を行った。窒素置換を行う場合はグレード3のものを用い、十分に脱気を行った後、置換した上で試験を行った。所定の時間で加熱処理したコアを取り出し、室温24℃にて十分冷却した後に、各種測定を行った。
揮発性物質の分析
Gerstel社製の加熱脱着システム「TDSA/CIS4 System」にて試料導入を行い、Agilent Technology社製の「HP5973」及び「HP6890」で構成されるガスクロマトグラフ質量分析計(GC−MS)により、250℃,10分、雰囲気ヘリウム(He)、測定量1mgで測定を行った。測定サンプルは、コア中心部から切り出したものを使用した。検出成分の同定はライブラリーとの比較を行い、最も可能性が高いと推定される化合物を選択した。定量分析を行う際は、既知濃度のトルエンで検量線を作成し、各標準試料との感度比を使用して試料単位質量あたりの揮発量を算出した。なお、表2,3に記載される「アクリル酸」はアクリル酸亜鉛、「アセトフェノン」及び「α−クミルアルコール」はジクミルパーオキサイド(商品名「パークミルD」)、「tert−ブタノール」は1,1ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン(商品名「パーヘキサC」)のそれぞれの分解生成物である。
熱重量測定(TGA)
リガク社製の差動型示差熱天秤TG−DTA「TG8120」を使用し、昇温温度10℃/min、210℃での保持時間18時間で減少量の測定を行った。なお、上記測定は、窒素雰囲気、標準試料Al23、測定量10mgで行った。測定サンプルは、コア中心部およびコア表面から切り出して使用した。
カバー(中間層及び最外層)の形成
次に、上記で得たコアの周囲に、中間層材料として、アイオノマー樹脂材料(三井デュポンポリケミカル社製のハイミラン「1605」,「1706」及び「1557」のアイオノマーコンパウンドを使用、樹脂材料のショアD硬度「63」)を射出成形法により被覆して、中間層厚さ1.68mmを有する中間球体物を得た。そして、別の射出成形用金型に上記中間球体物をセットし、最外層材料として、ポリウレタン樹脂材料(DICバイエルポリマー社製のパンデックス「T8283」,「T8290」及び「T8295」のウレタンコンパウンドを使用、樹脂材料のショアD硬度「47」)を射出成形法により被覆して、最外層厚さ0.8mmを有するスリーピースソリッドゴルフボールを作製した。この射出成形の際、カバー表面には、所定のディンプルが形成される。
得られた各例のゴルフボールにつき、ボールのたわみ量及び初速を下記の方法で評価した。その結果を表2及び表3に併記する。
ゴルフボールのたわみ量
ゴルフボールを硬板の上に置き、初期荷重98N(10kgf)を負荷した状態から終荷重1275N(130kgf)に負荷したときまでのたわみ量を計測した。なお、上記のたわみ量は23.9℃に温度調整した後の測定値である。
ゴルフボールの初速
ゴルフボールの初速は、R&Aの承認する装置であるUSGAのドラム回転式の初速計と同方式の初速測定器を用いて測定した。測定するゴルフボールは、23±1℃の温度で3時間以上温度調節し、測定は室温23±2℃の部屋で行った。20個のゴルフボールを各々2回打撃して、6.28ft(1.91m)の間を通過する時間を計測し、初速を算出した。
Figure 2017225686
Figure 2017225686
なお、表2及び表3中の「積算温度」は、Kを加熱温度(℃)、Tを加熱時間(h)で表したとき、K×(2+LogT)により算出される値である。
表2,3に示されるように、本実施例のゴルフボールは、使用コアがIとIIの両方とも、比較例に比べると、エネルギーロスが少なく、高い初速を得ることができることが分かる。

Claims (7)

  1. コアと該コアを被覆する少なくとも1層からなるカバーとを具備するゴルフボールにおいて、上記コアは、(A)基材ゴム、(B)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、及び(C)有機過酸化物を含むゴム組成物の加熱成形物であり、上記ゴム組成物において、上記(A)成分100質量部に対する上記(B)成分の配合量をX質量部、上記コアに含まれる上記(B)成分由来の揮発性物質の濃度をA質量%としたとき、A/Xの値が0.0123以下であることを特徴とするゴルフボール。
  2. 上記ゴム組成物において、上記(C)成分として、ジクミルパーオキサイドを用い、上記(A)成分100質量部に対する上記(C)成分の配合量をY質量部、上記コアに含まれる上記(C)成分由来の揮発性物質であるアセトフェノンの濃度及びα−クミルアルコールの濃度を、それぞれB1質量%、B2質量%としたとき、B1/Yの値が0.072以下であり、B2/Yの値が0.270以下である請求項1記載のゴルフボール。
  3. 上記(C)成分由来の揮発性物質であるアセトフェノン、α−クミルアルコールの濃度が、それぞれ、0.043質量%以下、0.15質量%以下である請求項1又は2記載のゴルフボール。
  4. 上記ゴム組成物において、上記(C)成分として、1,1ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサンを用い、上記(A)成分100質量部に対する上記(C)成分の配合量をY質量部、上記コアに含まれる上記(C)成分由来の揮発性物質であるtert−ブタノールの濃度をD質量%としたとき、D/Yの値が0.033以下である請求項1〜3のいずれか1項記載のゴルフボール。
  5. 上記(D)成分由来の揮発性物質であるtert−ブタノールの濃度が0.033質量%以下である請求項1〜4のいずれか1項記載のゴルフボール。
  6. コアと該コアを被覆する少なくとも1層からなるカバーとを具備するゴルフボールにおいて、上記コアは、(A)基材ゴム、(B)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、及び(C)有機過酸化物を含むゴム組成物の加熱成形物であり、上記ゴム組成物において、上記コアに含まれる上記(B)成分由来の揮発性物質がアクリル酸であり、この濃度が0.234質量%以下であることを特徴するゴルフボール。
  7. コアと該コアを被覆する少なくとも1層からなるカバーとを具備するゴルフボールにおいて、上記コアは、(A)基材ゴム、(B)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、及び(C)有機過酸化物を含むゴム組成物の加熱成形物であり、上記コアの熱重量測定において、コア中心の減量率(a)、コア表面の減量率(b)とするとき、(a)値が1.31質量%以下であり、(b)値が1.37質量%以下であり、且つ(a)/(b)の値が0.96以下であることを特徴とするゴルフボール。
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