JP2017225577A - ショーケース用照明装置及びショーケース - Google Patents
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Abstract
【課題】照明ユニットと照明カバーとの距離をより一定に保つことができるショーケース用照明装置を提供することである。【解決手段】実施形態のショーケース用照明装置は、照明ユニットと、照明カバーと、係止部材と、を持つ。照明ユニットは、ショーケースの左右方向に沿って配置される照明具を含む。照明カバーは、前記ショーケースの少なくとも前方において前記照明ユニットを覆う。係止部材は、一体に形成され、前記照明ユニット及び前記照明カバーを係止する。【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、ショーケース用照明装置及びショーケースに関する。
従来、ショーケースには、ショーケース内の陳列棚等を照らすために照明ユニットが取付けられている。照明ユニットは、蛍光灯やLED(Light Emitting Diode)である照明具を有する。ショーケースには、陳列棚上の商品を購入しようとした顧客が照明ユニットに触れるのを防止するために、照明ユニットを覆う照明カバーが設けられる場合がある。この照明カバーは、照明具が発する照明光が透過するように、透明な材料で形成される。
ショーケースでは、ショーケースの本体に対して照明ユニットや照明カバーを固定部材で保持している。照明ユニットの照明具は、照明光を発する面を前述の固定部材で保持される場合がある。この場合には、照明具が発する照明光により固定部材の影が照明カバー上に形成されないように、照明ユニットと照明カバーとの距離が決められている。
しかしながら、ショーケースの梱包時等に照明カバーに外力が作用すると、照明ユニットと照明カバーとの相対的な位置が変化する。この場合、照明具から発する照明光により固定部材の影が照明カバー上に形成される恐れがある。
本発明が解決しようとする課題は、照明ユニットと照明カバーとの距離をより一定に保つことができるショーケース用照明装置、及びこの照明装置を備えるショーケースを提供することである。
実施形態のショーケース用照明装置は、照明ユニットと、照明カバーと、係止部材と、を持つ。照明ユニットは、ショーケースの左右方向に沿って配置される照明具を含む。照明カバーは、前記ショーケースの少なくとも前方において前記照明ユニットを覆う。係止部材は、一体に形成され、前記照明ユニット及び前記照明カバーを係止する。
以下、実施形態のショーケース用照明装置及びショーケースを、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のショーケース1は、例えばスーパーマーケット等の店舗S内に据え付けて用いられる縦型のショーケースである。
ショーケース1は、ショーケース1の左右方向Xに延びるように形成された一対の本体組立体11と、据え付け現場において各本体組立体11の左右方向Xの端部に取付けられた断熱性の側板76と、を備えている。
この例では、ショーケース1は一対の本体組立体11を備えているが、ショーケースが備える本体組立体11の数は特に限定されず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
ショーケース1は、ショーケース1の左右方向Xに延びるように形成された一対の本体組立体11と、据え付け現場において各本体組立体11の左右方向Xの端部に取付けられた断熱性の側板76と、を備えている。
この例では、ショーケース1は一対の本体組立体11を備えているが、ショーケースが備える本体組立体11の数は特に限定されず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
図2に示すように、各本体組立体11は、断熱壁12と、断熱壁12内に設けられた後板13とを有している。
断熱壁12は、左右方向Xに直交する断面が、前方Y1が開口するC字形に形成されている。すなわち、断熱壁12は、上下方向Zに延びる後部断熱壁12aと、後部断熱壁12aの上端部から前方Y1に延びる上部断熱壁12bと、後部断熱壁12aの下端部(下方Z2の端部)から前方Y1に延びる下部断熱壁12cと、を有している。断熱壁12a、12b、12cにより形成される空間は、前方Y1に開口する。
後板13は、ほぼ上下方向Zに延びている。より詳しくは、後板13は、上方Z1に向かうにしたがって後方Y2に突出するように傾いている。後板13には、図示しない吹出し口が形成されている。
後板13と後部断熱壁12aとの間には、後部ダクトD1が形成される。
断熱壁12は、左右方向Xに直交する断面が、前方Y1が開口するC字形に形成されている。すなわち、断熱壁12は、上下方向Zに延びる後部断熱壁12aと、後部断熱壁12aの上端部から前方Y1に延びる上部断熱壁12bと、後部断熱壁12aの下端部(下方Z2の端部)から前方Y1に延びる下部断熱壁12cと、を有している。断熱壁12a、12b、12cにより形成される空間は、前方Y1に開口する。
後板13は、ほぼ上下方向Zに延びている。より詳しくは、後板13は、上方Z1に向かうにしたがって後方Y2に突出するように傾いている。後板13には、図示しない吹出し口が形成されている。
後板13と後部断熱壁12aとの間には、後部ダクトD1が形成される。
後板13の上端部には、前方Y1に延びる天板15が取付けられている。天板15と上部断熱壁12bとの間には、上部ダクトD2が形成される。上部ダクトD2は、後部ダクトD1に連通する。天板15よりも前方Y1には、ハニカム状の整流部材16が設けられている。
図3に示すように、上部断熱壁12bよりも前方Y1には、支持部材21が配置されている。支持部材21は、上部断熱壁12bに取付けられている。支持部材21は、上部ダクトD2の前方Y1を封止しているとともに、整流部材16を保持している。
支持部材21の前方Y1の端部には、支持板22が設けられている。支持板22は、上方Z1に向かうにしたがって前方Y1に突出するように傾いた板本体23と、板本体23の上端部から前方Y1に延びる第一折れ片24と、板本体23の下端部から後方Y2に延びる第二折れ片25と、を有している。支持板22は、金属製の板材を曲げ加工すること等により形成されている。支持板22は、断熱壁12の左右方向Xの全長にわたり延びている。
支持板22は、支持部材21に図示しないビスや溶接等で取付けられている。
支持部材21の前方Y1の端部には、支持板22が設けられている。支持板22は、上方Z1に向かうにしたがって前方Y1に突出するように傾いた板本体23と、板本体23の上端部から前方Y1に延びる第一折れ片24と、板本体23の下端部から後方Y2に延びる第二折れ片25と、を有している。支持板22は、金属製の板材を曲げ加工すること等により形成されている。支持板22は、断熱壁12の左右方向Xの全長にわたり延びている。
支持板22は、支持部材21に図示しないビスや溶接等で取付けられている。
図3及び図4に示すように、支持板22には本実施形態のショーケース用照明装置28(以下、照明装置28と略称する)が取付けられている。
照明装置28は、左右方向Xに沿って配置されるLED(照明具)30を含む照明ユニット29と、前方Y1及び上方Z1において照明ユニット29を覆う照明カバー31と、照明ユニット29及び照明カバー31を係止する係止部材32と、を備えている。
ここで言う照明ユニット29は、LED30、及び後述するソケット35等のように、内部に電流を流して照明光を発するのに寄与する構成のみからなる。例えば、単にLED30を機械的に支持するだけの部材は照明ユニット29に含まれない。
照明装置28は、左右方向Xに沿って配置されるLED(照明具)30を含む照明ユニット29と、前方Y1及び上方Z1において照明ユニット29を覆う照明カバー31と、照明ユニット29及び照明カバー31を係止する係止部材32と、を備えている。
ここで言う照明ユニット29は、LED30、及び後述するソケット35等のように、内部に電流を流して照明光を発するのに寄与する構成のみからなる。例えば、単にLED30を機械的に支持するだけの部材は照明ユニット29に含まれない。
LED30は、一般的な直管状の蛍光灯のような外形に形成された、いわゆるLED蛍光灯である。LED30の各端部には、例えば一般的な蛍光灯のように、2本の棒状の電極30aが設けられている(図3参照)。
LED30が発する照明光には、LED30の周方向に指向性がある。
LED30が発する照明光には、LED30の周方向に指向性がある。
照明ユニット29は、前述のLED30と、LED30の各端部に着脱可能に取付けられるソケット35と、を有する。ソケット35は、有底円筒状に形成された支持部36と、支持部36の底部に固定された係合部(非円形部)37と、を有する。
支持部36の筒孔内における底面には、LED30の電極30aが係合する挿入穴36aが一対形成されている。挿入穴36a内に電極30aを挿入することで、ソケット35とLED30とが電気的に接続されている。このとき、LED30は、ソケット35(係合部37)に対して、左右方向Xに平行な中心軸(軸線)C周りの周方向における相対位置が固定される。
支持部36の筒孔内における底面には、LED30の電極30aが係合する挿入穴36aが一対形成されている。挿入穴36a内に電極30aを挿入することで、ソケット35とLED30とが電気的に接続されている。このとき、LED30は、ソケット35(係合部37)に対して、左右方向Xに平行な中心軸(軸線)C周りの周方向における相対位置が固定される。
係合部37は、左右方向Xに垂直な断面が非円形状である。係合部37は、例えば左右方向Xに見たときにD字形の柱状である。係合部37の側面には、平坦な当接面37aが形成されている。係合部37の側面には、一対のリード線38の端部が接続されている。
なお、係合部37を左右方向Xに見たときの形状はD字形に限られず、非円形状であれば特に限定されない。例えば、この形状はだ円形状、多角形状等でもよい。
なお、係合部37を左右方向Xに見たときの形状はD字形に限られず、非円形状であれば特に限定されない。例えば、この形状はだ円形状、多角形状等でもよい。
照明カバー31は、図3に示すように、上下方向Z及び左右方向Xに延びる板状に形成された第一カバー片41と、第一カバー片41の上端部から後方Y2に延びる第二カバー片42と、を有している。第一カバー片41の下端部には、上方Z1に向かって突出する凸部(被係止部)43が形成されている。凸部43は、第一カバー片41よりも後方Y2に配置されている。第一カバー片41、第二カバー片42、及び凸部43は、透明な樹脂等により形成されている。
照明カバー31は、第二カバー片42が支持板22の第一折れ片24にネジ部材44で固定されることで、支持板22に取付けられている。照明カバー31が係止部材32に係止される構成については、後述する。
照明カバー31は、第二カバー片42が支持板22の第一折れ片24にネジ部材44で固定されることで、支持板22に取付けられている。照明カバー31が係止部材32に係止される構成については、後述する。
図3及び図4に示すように、係止部材32は、上下方向Zに延びる第一腕部47と、第一腕部47の下端部から前方Y1に延びる第二腕部48と、を有している。第一腕部47と第二腕部48との接続部には、凹部49が形成されている。凹部49は、第一腕部47と第二腕部48とが略直角をなす側から凹んでいる。凹部49の縁部には、平坦な当接面49aが形成されている。
図5に示すように、第一腕部47には、第一腕部47の後端部から左右方向Xに延びる支持片51が設けられている。第二腕部48の下方Z2の縁部には、第二腕部48の下端から上方Z1に向かって所定の範囲で切欠き(係止部)48aが形成されている。切欠き48aは、第二腕部48の前方Y1の端部に下方Z2が開口するように形成されている。
図5に示すように、第一腕部47には、第一腕部47の後端部から左右方向Xに延びる支持片51が設けられている。第二腕部48の下方Z2の縁部には、第二腕部48の下端から上方Z1に向かって所定の範囲で切欠き(係止部)48aが形成されている。切欠き48aは、第二腕部48の前方Y1の端部に下方Z2が開口するように形成されている。
係止部材32の腕部47、48、及び支持片51は、鉄板等を折り曲げることで一体に形成されている。ここで言う一体に形成されているとは、係止部材32が1つの部材を折り曲げたり溶接したりして形成されていることだけでなく、係止部材32が複数の部材を溶接等により強固に固定して構成されていることも意味する。第一腕部47及び第二腕部48は、同一平面上に形成されている。このため、腕部47、48を全体として左右方向Xにある程度撓ませることができる。
係止部材32は、支持片51が支持板22の板本体23にネジ部材44で固定されることで、支持板22に取付けられている。支持板22には、係止部材32が一対取付けられている。各係止部材32は、支持板22の左右方向Xの端部にそれぞれ取付けられている。
係止部材32は、支持片51が支持板22の板本体23にネジ部材44で固定されることで、支持板22に取付けられている。支持板22には、係止部材32が一対取付けられている。各係止部材32は、支持板22の左右方向Xの端部にそれぞれ取付けられている。
図3及び図4に示すように、この係止部材32の凹部49内には、ソケット35の係合部37が配置されている。凹部49の当接面49aに係合部37の当接面37aが接触すること等により、ソケット35は、係止部材32に対して、中心軸C周りの周方向における相対位置が固定される。こうして、係止部材32は、照明ユニット29の係合部37を係止する。
照明ユニット29が係合部37を有し、LED30は係合部37に対して周方向における相対位置が固定されている。さらに係止部材32は係合部37において照明ユニット29を係止する。このため、係止部材32に対するLED30の中心軸C周りの向きが固定される。LED30が発する照明光には指向性があるため、この照明光が複数の陳列棚62等の所望の場所を照射するように、LED30の中心軸C周りの向きが決められている。
係止部材32の凹部49を通して照明ユニット29のリード線38等を引き回しやすい。
照明ユニット29が係合部37を有し、LED30は係合部37に対して周方向における相対位置が固定されている。さらに係止部材32は係合部37において照明ユニット29を係止する。このため、係止部材32に対するLED30の中心軸C周りの向きが固定される。LED30が発する照明光には指向性があるため、この照明光が複数の陳列棚62等の所望の場所を照射するように、LED30の中心軸C周りの向きが決められている。
係止部材32の凹部49を通して照明ユニット29のリード線38等を引き回しやすい。
一方で、図3に示すように照明カバー31の凸部43が係止部材32の切欠き48aに係止されることで、係止部材32が照明カバー31を係止する。こうして、係止部材32により、照明カバー31の下端部の位置が係止される。
このように、照明カバー31は、上部が支持板22に取付けられ、下部が係止部材32に係止されている。
このように、照明カバー31は、上部が支持板22に取付けられ、下部が係止部材32に係止されている。
図3及び図5に示すように、支持板22における一対の係止部材32の間には、LED30を支持する止め具54が一対取付けられている。各止め具54は、左右方向Xに見たときにC字形に形成された支持部55と、支持部55から後方Y2に延びる連結部材56と、を有している。支持部55は、C字形の開口を広げたり狭めたりするように変形させることができる。
止め具54は、連結部材56が支持板22の板本体23に図示しないネジ部材で固定されることで、支持板22に取付けられている。支持部55内には、LED30が通されて保持されている。止め具54は、LED30における照明光を発する面を保持している。
係止部材32が係止する照明ユニット29と照明カバー31との距離は、LED30から発する照明光により止め具54の影が照明カバー31上に形成されないように、予め決められている。
止め具54は、連結部材56が支持板22の板本体23に図示しないネジ部材で固定されることで、支持板22に取付けられている。支持部55内には、LED30が通されて保持されている。止め具54は、LED30における照明光を発する面を保持している。
係止部材32が係止する照明ユニット29と照明カバー31との距離は、LED30から発する照明光により止め具54の影が照明カバー31上に形成されないように、予め決められている。
図2に示すように、後板13の下端部には、前方Y1に延びる底板59が取付けられている。底板59と下部断熱壁12cとの間には、熱交換室D3が形成される。熱交換室D3は、後部ダクトD1に連通する。後板13、天板15、及び底板59の間には、前方Y1が開口する陳列空間S1が形成される。すなわち、ショーケース1において陳列空間S1が開口している方向が前方Y1である。
後板13には、上下方向Zに延びる支柱61が取付けられている。この支柱61には、図示はしないが、上下方向Zに間隔を空けて複数の連通孔が形成されている。支柱61には、複数の陳列棚62が着脱可能に取付けられている。陳列棚62のフック62aを係合させる支柱61の連通孔の位置を変えることで、支柱61に対する陳列棚62の上下方向Zの位置を変更させることができる。
複数の陳列棚62は、陳列空間S1を上下方向Zに区画する。
後板13には、上下方向Zに延びる支柱61が取付けられている。この支柱61には、図示はしないが、上下方向Zに間隔を空けて複数の連通孔が形成されている。支柱61には、複数の陳列棚62が着脱可能に取付けられている。陳列棚62のフック62aを係合させる支柱61の連通孔の位置を変えることで、支柱61に対する陳列棚62の上下方向Zの位置を変更させることができる。
複数の陳列棚62は、陳列空間S1を上下方向Zに区画する。
断熱壁12は、鉄板等で形成された基台65で支持されている。底板59の前端部と基台65との間には、吸込口66が形成されている。吸込口66は、熱交換室D3に連通する。熱交換室D3は、仕切り板67で仕切られている。仕切り板67に形成された図示しない孔部には、送風機68が取付けられている。
熱交換室D3と後部ダクトD1とが連通する部分には、冷却器69が取付けられている。冷却器69は、ショーケース1の外部に設けられた、圧縮機や凝縮器等を有する図示しない冷凍回路に接続されている。冷却器69内には、冷凍回路により冷却された冷媒が流れる。
熱交換室D3と後部ダクトD1とが連通する部分には、冷却器69が取付けられている。冷却器69は、ショーケース1の外部に設けられた、圧縮機や凝縮器等を有する図示しない冷凍回路に接続されている。冷却器69内には、冷凍回路により冷却された冷媒が流れる。
側板76は、前方Y1が開口するC字形に形成された仕切り板77と、仕切り板77の凹部に取付けられた窓部78と、を有する。窓部78は、ガラス等の透明な材料で形成されている。
窓部78を通して、陳列空間S1を左右方向Xから視認することができる。
窓部78を通して、陳列空間S1を左右方向Xから視認することができる。
ショーケース1は制御部81を備えている。制御部81には、前述のソケット35のリード線38及び送風機68が接続されている。LED30及び送風機68は、制御部81に制御される。
このように構成されたショーケース1を製造した後で、出荷用にショーケース1を梱包する。この際に、図3に示すように、ショーケース1を段ボールやバンド等の梱包材101で覆う。梱包材101により照明カバー31が後方Y2や下方Z2に押圧される場合がある。係止部材32は一体に形成されるとともに係止部材32という1つの部材で照明ユニット29及び照明カバー31を保持し係止している。このため、照明ユニット29と照明カバー31との距離がより一定に保たれる。
なお、ショーケース1のLED30を交換するには、以下の工程を行う。
すなわち、照明カバー31を支持板22に取付けているネジ部材44を取外す。係止部材32の切欠き48aから照明カバー31の凸部43を外して、ショーケース1から照明カバー31を取外す。リード線38と制御部81との接続を解除する。一対の係止部材32の腕部47、48が左右方向Xに離間するように撓ませて、各係止部材32の凹部49内から照明ユニット29の係合部37を取外す。各支持部55のC字形の開口を広げて、止め具54からLED30を抜く。LED30からソケット35を取り外す。このソケット35に、新しいLED30を取付ける。
これ以降は、前述とは逆の工程を行うことで、一対の係止部材32及び止め具54に照明ユニット29を取付ける。
以上の工程により、ショーケース1のLED30が交換される。
すなわち、照明カバー31を支持板22に取付けているネジ部材44を取外す。係止部材32の切欠き48aから照明カバー31の凸部43を外して、ショーケース1から照明カバー31を取外す。リード線38と制御部81との接続を解除する。一対の係止部材32の腕部47、48が左右方向Xに離間するように撓ませて、各係止部材32の凹部49内から照明ユニット29の係合部37を取外す。各支持部55のC字形の開口を広げて、止め具54からLED30を抜く。LED30からソケット35を取り外す。このソケット35に、新しいLED30を取付ける。
これ以降は、前述とは逆の工程を行うことで、一対の係止部材32及び止め具54に照明ユニット29を取付ける。
以上の工程により、ショーケース1のLED30が交換される。
次に、以上のように構成されたショーケース1の動作について説明する。
冷凍回路で冷やされた冷媒より、冷却器69が冷却される。ショーケース1を起動すると、制御部81は、リード線38及びソケット35を介してLED30に電力を供給し、LED30を点灯させる。LED30が発した照明光は、各陳列棚62等に照射される。
制御部81が送風機68に電力を供給すると、送風機68は、図2に示すように空気A1を流す。この空気A1は冷却器69で冷却される。冷却された空気A2の一部は、後部ダクトD1、上部ダクトD2、及び整流部材16を通って下方Z2に向かって流れる空気A3となる。この空気A3は、陳列空間S1内の空気が外部に流れ出るのを防止する。
冷凍回路で冷やされた冷媒より、冷却器69が冷却される。ショーケース1を起動すると、制御部81は、リード線38及びソケット35を介してLED30に電力を供給し、LED30を点灯させる。LED30が発した照明光は、各陳列棚62等に照射される。
制御部81が送風機68に電力を供給すると、送風機68は、図2に示すように空気A1を流す。この空気A1は冷却器69で冷却される。冷却された空気A2の一部は、後部ダクトD1、上部ダクトD2、及び整流部材16を通って下方Z2に向かって流れる空気A3となる。この空気A3は、陳列空間S1内の空気が外部に流れ出るのを防止する。
空気A3は、吸込口66を通って熱交換室D3内に流れ込み、送風機68により再び冷却器69に向かって流れる。
後部ダクトD1内を流れる冷却された空気A2の残部は、後板13の吹出し口から前方Y1に流れ、陳列空間S1内を冷却する。
後部ダクトD1内を流れる冷却された空気A2の残部は、後板13の吹出し口から前方Y1に流れ、陳列空間S1内を冷却する。
以上説明したように、本実施形態の照明装置28及びショーケース1によれば、係止部材32は一体に形成されるとともに係止部材32という1つの部材で照明ユニット29及び照明カバー31を係止している。このため、照明ユニット29と照明カバー31との距離を従来よりも一定に保つことができる。LED30から発する照明光により止め具54の影が照明カバー31上に形成されないようになり、ショーケース1の品質を向上させることができる。
係止部材32を一体に形成することで、照明装置28の製造コストを低減させることができる。
LED30はソケット35の係合部37に対して周方向における相対位置が固定され、係止部材32は係合部37において照明ユニット29を係止する。このため、係止部材32に対するLED30の中心軸C周りの向きを固定し、LED30が発する照明光を陳列棚62等の所望の場所を照射し続けることができる。
係止部材32を一体に形成することで、照明装置28の製造コストを低減させることができる。
LED30はソケット35の係合部37に対して周方向における相対位置が固定され、係止部材32は係合部37において照明ユニット29を係止する。このため、係止部材32に対するLED30の中心軸C周りの向きを固定し、LED30が発する照明光を陳列棚62等の所望の場所を照射し続けることができる。
係止部材32には切欠き48aが形成され、照明カバー31の下端部に設けられた凸部43が切欠き48aに係止されることで、係止部材32が照明カバー31を係止する。したがって、係止部材32により、照明カバー31の下端部の位置を保持することができる。
係止部材32の凹部49内に照明ユニット29の係合部37が配置されているため、この凹部49を通して照明ユニット29のリード線38等を引き回しやすくなる。
係止部材32の凹部49内に照明ユニット29の係合部37が配置されているため、この凹部49を通して照明ユニット29のリード線38等を引き回しやすくなる。
なお、本実施形態では、照明カバー31は照明ユニット29を前方Y1及び上方Z1において覆うとした。しかし、照明カバー31は照明ユニット29を少なくとも前方Y1において覆うとしてもよい。このように構成しても、ショーケース1の使用者が、照明ユニット29の前方Y1から照明ユニット29に触れるのを抑制することができる。
係止部材32の係止部が切欠き48aであり、照明カバー31の被係止部が凸部43であるとした。しかし、係止部及び被係止部の構成はこれに限られず、係止部が凸部であり、被係止部が凸部に係止される切欠きであってもよい。
係止部材32の係止部が切欠き48aであり、照明カバー31の被係止部が凸部43であるとした。しかし、係止部及び被係止部の構成はこれに限られず、係止部が凸部であり、被係止部が凸部に係止される切欠きであってもよい。
照明具はLED30であるとしたが、照明具は蛍光灯であるとしてもよい。
ショーケース1の冷却器69は、ショーケース1の外部に設けられた冷凍回路に接続されるとした。しかし、この冷凍回路をショーケース1に内蔵してもよい。
ショーケース1の冷却器69は、ショーケース1の外部に設けられた冷凍回路に接続されるとした。しかし、この冷凍回路をショーケース1に内蔵してもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、係止部材32を持つことにより、照明ユニット29と照明カバー31との距離をより一定に保つことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…ショーケース、28…照明装置(ショーケース用照明装置)、29…照明ユニット、30…LED(照明具)、31…照明カバー、32…係止部材、37…係合部(非円形部)、43…凸部(被係止部)、47…第一腕部、48…第二腕部、48a…切欠き(係止部)、49…凹部、X…左右方向、Y1…前方
Claims (5)
- ショーケースの左右方向に沿って配置される照明具を含む照明ユニットと、
前記ショーケースの少なくとも前方において前記照明ユニットを覆う照明カバーと、
一体に形成され、前記照明ユニット及び前記照明カバーを係止する係止部材と、
を備えるショーケース用照明装置。 - 前記照明ユニットは、前記左右方向に垂直な断面が非円形状となる非円形部を有し、
前記照明具は、前記非円形部に対して、前記左右方向に平行な軸線周りの周方向における相対位置が固定され、
前記係止部材は、前記非円形部において前記照明ユニットを係止する請求項1に記載のショーケース用照明装置。 - 前記係止部材には、係止部が形成され、
前記照明カバーの下方の端部に設けられた被係止部が前記係止部に係止されることで、前記係止部材が前記照明カバーを係止する請求項1又は2に記載のショーケース用照明装置。 - 前記係止部材は、
上下方向に延びる第一腕部と、
前記第一腕部の下方の端部から前方に延びる第二腕部と、
を有し、
前記第一腕部と前記第二腕部との接続部に形成された凹部内に前記非円形部が配置されることで、前記係止部材が前記照明ユニットの前記非円形部を係止する請求項2に記載のショーケース用照明装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載のショーケース用照明装置を備えるショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016122900A JP2017225577A (ja) | 2016-06-21 | 2016-06-21 | ショーケース用照明装置及びショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016122900A JP2017225577A (ja) | 2016-06-21 | 2016-06-21 | ショーケース用照明装置及びショーケース |
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JP2017225577A true JP2017225577A (ja) | 2017-12-28 |
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ID=60889483
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2017225577A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018219051A1 (de) | 2017-11-24 | 2019-05-29 | Ngk Insulators, Ltd. | Wabenstruktur |
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2016
- 2016-06-21 JP JP2016122900A patent/JP2017225577A/ja active Pending
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