JP2017225572A - 放射線治療用セットアップ装置、放射線治療システム、放射線治療用セットアップ方法及びプログラム - Google Patents

放射線治療用セットアップ装置、放射線治療システム、放射線治療用セットアップ方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セットアップエラーを予防できる放射線治療用セットアップ装置を提供する。【解決手段】放射線治療用セットアップ装置10は、放射線治療に用いる固定具を識別可能な固定具識別情報を含むセットアップテーブルが患者別に記録された記録媒体13から、現に放射線治療を行う患者についてのセットアップテーブルを読み出すセットアップテーブル読出部101と、固定具30に付されたバーコード30Aから、当該固定具30についての固定具識別情報を読み取る固定具識別情報読取部102と、バーコード30Aから読み取られた固定具識別情報が、読み出されたセットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する照合処理部103と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、放射線治療用セットアップ装置、放射線治療システム、放射線治療用セットアップ方法及びプログラムに関する。
現在行われている放射線治療は、一般に、放射線の照射ごとにセットアップを行う必要がある。「セットアップ」とは、外部照射(外から放射線を当てる方法)において患者が寝る体勢を毎回の照射時に一致させる作業である。
この技術分野に関連し、特許文献1には、医用装置を駆動させるための使用条件の設定を簡便化する病院情報システムが開示されている。この病院情報システムは、患者を特定する情報と医用装置の患者別使用条件値とを関連づけた患者別テーブルを予め記憶しておく。医用装置等の外部機器から患者を特定する情報を受信すると、患者別テーブルを参照して、受信した患者を特定する情報と関連づけられた患者別使用条件値を取りだす。そして、取り出した患者別使用条件値を、ネットワークを介して医用装置に初期設定する。
特開2009−087112号公報
上述のセットアップ作業に間違いがあると、意図する場所とは異なる部位に放射線が照射されることになる。しかし、枕の種類や腕台の位置などが患者ごとに異なるため、組み合わせの数が膨大となる。また放射線治療は通常30〜40回に分けて照射するが、個々の患者に合わせたセットアップを毎回組み合わせる必要があるため、人間の確認作業だけではエラーが発生しやすい。
本発明が解決しようとする課題は、セットアップエラーを予防できる放射線治療用セットアップ装置、放射線治療システム、放射線治療用セットアップ方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様は、放射線治療に用いる固定具を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなるセットアップテーブルが患者別に記録された記録媒体から、現に放射線治療を行う患者についての前記セットアップテーブルを読み出すセットアップテーブル読出部と、前記固定具に付された情報保持媒体から、当該固定具についての前記固定具識別情報を読み取る固定具識別情報読取部と、前記情報保持媒体から読み取られた前記固定具識別情報が、前記セットアップテーブル読出部によって読み出された前記セットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する照合処理部と、を備える放射線治療用セットアップ装置である。
また、本発明の第2の態様によれば、前記セットアップテーブルは、前記固定具についての設定条件を識別するための設定条件識別情報を更に含む。
また、本発明の第3の態様によれば、前記セットアップテーブルは、前記患者を識別するための患者識別情報を更に含む。
また、本発明の第4の態様によれば、前記セットアップテーブルは、放射線治療の進行状況に応じて異なる前記固定具識別情報が記録されてなる。
また、本発明の第5の態様は、上述の放射線治療用セットアップ装置と、放射線照射を行う放射線治療装置と、放射線治療を受ける患者が寝るための寝台と、前記固定具識別情報が記録された前記情報保持媒体が付された前記固定具と、を備える放射線治療システムである。
また、本発明の第6の態様は、放射線治療に用いる固定具を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなるセットアップテーブルが患者別に記録された記録媒体から、現に放射線治療を行う患者についての前記セットアップテーブルを読み出すセットアップテーブル読出ステップと、前記固定具に付された情報保持媒体から、当該固定具についての前記固定具識別情報を読み取る固定具識別情報読取ステップと、前記情報保持媒体から読み取られた前記固定具識別情報が、前記セットアップテーブル読出部によって読み出された前記セットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する照合処理ステップと、を有する放射線治療用セットアップ方法である。
また、本発明の第7の態様は、放射線治療用セットアップ装置のコンピュータを、放射線治療に用いる固定具を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなるセットアップテーブルが患者別に記録された記録媒体から、現に放射線治療を行う患者についての前記セットアップテーブルを読み出すセットアップテーブル読出部、前記固定具に付された情報保持媒体から、当該固定具についての前記固定具識別情報を読み取る固定具識別情報読取部、前記情報保持媒体から読み取られた前記固定具識別情報が、前記セットアップテーブル読出部によって読み出された前記セットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する照合処理部、として機能させるプログラムである。
上述の放射線治療用セットアップ装置、放射線治療システム、放射線治療用セットアップ方法及びプログラムによれば、セットアップエラーを予防できる。
第1の実施形態に係る放射線治療システムの全体構成を示す図である。 第1の実施形態に係る放射線治療用セットアップ装置の機能構成を示す図である。 第1の実施形態に係る固定具及び情報保持媒体の態様を示す第1の図である。 第1の実施形態に係る固定具及び情報保持媒体の態様を示す第2の図である。 第1の実施形態に係る患者用タグの態様を示す図である。 第1の実施形態に係るセットアップテーブルの構成を示す図である。 第1の実施形態に係るCPUの処理フローを示す図である。 第1の実施形態に係るCPUの処理を説明する第1の図である。 第1の実施形態に係るCPUの処理を説明する第2の図である。 第2の実施形態に係るセットアップテーブルの構成を示す図である。
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態に係る放射線治療システム及び放射線治療用セットアップ装置を、図1〜図9を参照しながら説明する。
(全体構成)
図1は、第1の実施形態に係る放射線治療システムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、放射線治療システム1は、放射線治療用セットアップ装置10と、放射線治療装置2と、寝台3と、を備えている。
放射線治療用セットアップ装置10は、放射線治療の際に、オペレータ(放射線技師)が行うセットアップ作業を支援する装置である。放射線治療用セットアップ装置10は、図1に示すように、表示部11、操作受付部12、リーダ15等を備えている。放射線治療用セットアップ装置10についての各種構成については後述する。
放射線治療装置2は、寝台3に所定の姿勢で寝ている患者の患部に対し放射線を照射する装置である。
放射線治療装置2は、ガントリ20と、放射線照射ヘッド21と、支持部22と、を備えている。ガントリ20は、放射線照射ヘッド21を支持しながら、寝ている患者の体軸方向(水平方向)の軸線回りに回転駆動する。
放射線照射ヘッド21は、寝台3に寝ている患者の患部に対し、予め処方された所定線量の放射線を放射する。
支持部22は、治療室に固定設置され、回転駆動するガントリ20を支持する筐体である。
寝台3は、放射線治療を受ける患者が寝るための台である。図1に示すように、寝台3には、種々の固定具30(固定用枕31、腕台32、膝固定具33及び足固定具34)が配置される。
固定用枕31は、主に、患者の頭の姿勢、位置を固定する固定具である。また、腕台32は、患者の腕の姿勢、位置を固定する固定具である。また、膝固定具33及び足固定具34は、患者の膝及び足を含む脚部全体を固定する固定具である。
ここで、放射線治療においては、患者が寝る体勢を毎回の照射時に一致させるセットアップ作業が必要になる。セットアップ作業において、オペレータは、患者の体勢に合わせて予め定められた一つ又は複数の固定具30を寝台3の上に設置する。
なお、本実施形態においては、固定具30の態様は、図1に示す固定用枕31、腕台32、膝固定具33及び足固定具34に限られず、放射線治療の分野で用いられている種々の固定具が含まれる。例えば、固定具30には、患者の体を載せた状態で空気を抜くことで体型を型取りできるバキュームピロー、患者の顔面形状に合わせて作製されたマスク型の頭頸部固定用シェル、放射線の入射面からの体厚を補償するシートであるボーラスなどが含まれる。
(放射線治療用セットアップ装置の機能構成)
図2は、第1の実施形態に係る放射線治療用セットアップ装置の機能構成を示す図である。
図2に示すように、放射線治療用セットアップ装置10は、CPU10Aと、表示部11(ディスプレイ)と、操作受付部12と、記録媒体13と、接続インターフェイス14と、リーダ15と、を備えている。
CPU10Aは、放射線治療用セットアップ装置10の動作全体を司るプロセッサである。本実施形態においてCPU10Aは、予め用意された専用のプログラムに従って動作することで、セットアップテーブル読出部101、固定具識別情報読取部102、照合処理部103としての機能を発揮する。これらCPU10Aの各種機能については後述する。
表示部11は、画像を通じて各種情報を通知(表示)するディスプレイモニタであって、例えば、液晶表示装置などである。
操作受付部12は、オペレータがセットアップ作業を行うにあたり必要な操作を受け付けるユーザインターフェイスであって、例えば、マウス、キーボード、タッチセンサ等である。
記録媒体13は、ハードディスクドライブ等の大容量記憶デバイスである。記録媒体13には、放射線治療を行う患者別の「セットアップテーブル」が記録されている。セットアップテーブルとは、患者別に放射線治療に用いる固定具30を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなる情報テーブルである。セットアップテーブルの具体的な態様については後述する。
接続インターフェイス14は、放射線治療用セットアップ装置10に接続される外部機器(本実施形態においてはリーダ15)を電気的に接続するためのインターフェイスである。
リーダ15は、種々の固定具30の各々に付されたバーコード30A(情報保持媒体)から、当該バーコード30Aに記録された情報を読み取るバーコードリーダである。
次に、CPU10Aが有する各種機能について説明する。
セットアップテーブル読出部101は、オペレータの操作に応じて、記録媒体13から、現に放射線治療を行う患者についてのセットアップテーブルを読み出す。
固定具識別情報読取部102は、リーダ15を通じて、固定具30に付されたバーコード30Aから、当該固定具30についての固定具識別情報を読み取る。
照合処理部103は、バーコード30Aから読み取られた固定具識別情報が、セットアップテーブル読出部101によって読み出されたセットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する。
(固定具の具体的態様)
図3は、第1の実施形態に係る固定具及び情報保持媒体の態様を示す第1の図である。
図3には、固定具30の一態様である固定用枕31の構造を示している。
図3に示すように、放射線治療の現場においては、患者ごとの放射線治療計画に合わせて、複数種類の固定用枕31が用意される。オペレータは、放射線治療を受ける特定の患者用にカスタマイズされた専用の固定用枕31を、当該患者の放射線治療の度に、寝台3(図1)に設置する必要がある。
また、図3に示すように、各固定用枕31には、バーコード30Aがそれぞれ付されている。各バーコード30Aには、そのバーコード30Aが付された固定用枕31を識別可能な固定具識別情報が記録されている。放射線治療用セットアップ装置10は、リーダ15を通じてこのバーコード30Aを読み取ることで、当該バーコード30Aに記録された固定具識別情報を取得することができる。
図4は、第1の実施形態に係る固定具及び情報保持媒体の態様を示す第2の図である。
図4には、固定具30の一態様である腕台32の構造を示している。
図4に示すように、腕台32は、支持板320と、腕固定パッド321と、角度位置調整部材322と、を有してなる。
支持板320は、寝台3(図1)上に載置され、腕固定パッド321、角度位置調整部材322全体を支持する部材である。
腕固定パッド321は、患者の腕を当ててその位置、姿勢を安定させるパッドである。
角度位置調整部材322は、腕固定パッド321を支持しながら、支持板320に対し、固定角度、固定位置を所望に変更可能とする。
図4に示すように、支持板320には、腕固定パッド321の固定角度、固定位置に応じた複数の孔H1、H2、H3、H4、・・が設けられている。オペレータは、支持板320に設けられたこれらの孔H1、H2、・・のいずれかと、角度位置調整部材322に設けられた孔と、を重ね合わせ、その両方に固定ピンBを通す。これにより、腕固定パッド321は、所望する角度、位置で固定される。
図4に示すように、本実施形態に係る腕台32には、複数のバーコード30Aが付されている。複数のバーコード30Aは、それぞれ、腕台32(支持板320)の孔H1、H2、H3、H4、・・に対応するように付されている。例えば、バーコード30A1は、孔H1の近傍に付されている。このバーコード30A1には、この固定具30が腕台32であることを示す固定具識別情報の他、孔H1に対応する情報(設定条件識別情報)が記録されている。同様に、バーコード30A2、30A3、30A4には、それぞれ、腕台32であることを示す固定具識別情報の他、孔H2、H3、H4に対応する情報(設定条件識別情報)が記録されている。
このように、固定具30が単体であっても、患者ごとに異なる設定(腕固定パッド321の固定位置、角度)を要する場合には、当該固定具30には、設定条件に応じた複数のバーコード30Aが付される。そして、そのバーコード30Aには、固定具30を識別するための固定具識別情報の他、その固定具30に対して設定すべき設定条件を識別するための設定条件識別情報が記録されている。
(患者用タグの態様)
図5は、第1の実施形態に係る患者用タグの態様を示す図である。
図5に示すように、放射線治療を受ける患者(特に入院患者)は、各患者を識別するための患者用タグ4を身に着けている。患者用タグ4は、例えば、患者の手首等に付される。患者用タグ4には、バーコード30Aが付されており、当該バーコード30Aには、各患者を識別可能な患者ID(患者識別情報)が記録されている。
なお、患者用タグ4は、図5に示した態様に限定されることはない。例えば、他の実施形態に係る患者用タグ4は、認証用ICカードのような態様であってもよい。
(セットアップテーブルの構成)
図6は、第1の実施形態に係るセットアップテーブルの構成を示す図である。
上述したように、記録媒体13(図2)には、患者別に予め用意されたセットアップテーブルが記録されている。このようなセットアップテーブルは、例えば、患者に対するCT(Computed Tomography)結果に基づいて放射線治療の計画(特に、患者の姿勢)を決定した際に記録される。
図6に示すように、セットアップテーブルは、患者IDに関連付けられて、複数の固定具識別情報及び設定条件識別情報(セット1、セット2、・・)が記録されている。このセットアップテーブルによれば、患者ごとに、放射線治療に用いるべき固定具30及びその設定条件の組み合わせを特定することができる。例えば、図6のセットアップテーブルによれば、患者ID“000001”の患者の放射線治療には、当該患者IDに関連付けられた複数の固定具識別情報(設定条件識別情報)“AAAAA”、“BBBBB”、・・の各々に示される固定具(及びその設定条件)を用いるべきことを特定できる。
(CPUの処理フロー)
図7は、第1の実施形態に係るCPUの処理フローを示す図である。
図8及び図9は、それぞれ、第1の実施形態に係るCPUの処理を説明する第1の図、第2の図である。
図7に示す処理フローは、放射線治療用セットアップ装置10のCPU10Aによる処理フローであって、放射線治療のセットアップ作業時に実行される。
まず、セットアップテーブル読出部101は、操作受付部12(図2)を通じて受け付けたオペレータの入力操作に従って、現に放射線治療を実施しようとしている患者についてのセットアップテーブルを読み出す(ステップS01)。
ここで、例えば、オペレータは、操作受付部12を用いて、患者ID“000001”で特定される患者についてのセットアップテーブルを選択する操作を行う。そうすると、セットアップテーブル読出部101は、記録媒体13に予め記録された複数のセットアップテーブルの中から、患者ID“000001”の患者についてのセットアップテーブルを読み出して、表示部11(図2)に表示する(図8参照。この時点では、「スキャン結果」及び「判定結果」には何も表示されていない)。
次に、固定具識別情報読取部102は、リーダ15(図2)をアクティブにして、バーコード30Aの読み取り処理を開始する(ステップS02)。ここで、リーダ15を介してバーコード30Aの読み取りが行われなかった場合(ステップS02:NO)、固定具識別情報読取部102は、ステップS02を繰り返す。
リーダ15を介してバーコード30Aの読み取りが行われた場合(ステップS02:YES)、固定具識別情報読取部102は、その読取結果(スキャン結果)を表示部11に表示する(ステップS03)。
照合処理部103は、ステップS02で読み取られたスキャン結果(患者ID、固定具識別情報、設定条件識別情報)が、ステップS01で読み出されたセットアップテーブルに含まれているか否かを判定する(ステップS04)。
スキャン結果がセットアップテーブルに含まれている場合(ステップS04:YES)、照合処理部103は、判定結果“○”を表示部11に表示する(ステップS05)。他方、スキャン結果がセットアップテーブルに含まれていない場合(ステップS04:NO)、照合処理部103は、判定結果“×”を表示部11に表示する(ステップS06)。
CPU10Aは、全てのバーコード30Aを読み取ったか否かの判断に基づく操作をオペレータから受け付ける(ステップS07)。全てのバーコード30Aを読み取ったことを示す操作(スキャン完了を示す入力操作)を受け付けた場合には(ステップS07:YES)、CPU10Aは、処理を終了する。また、全てのバーコード30Aを読み取ったことを示す操作を受け付けない場合には(ステップS07:NO)、CPU10Aは、ステップS02に戻って、バーコードの読み取り処理を継続する。
上述のステップS02〜S06における処理の例を以下に説明する。
オペレータは、まず、患者が身に着けている患者用タグ4(図5)に付されたバーコード30Aにリーダ15をかざして患者IDを読み取る(ステップS02)。そうすると、固定具識別情報読取部102は、「スキャン結果」の先頭(一番上の欄)に、患者IDの読み取り結果(“000001”)を表示する(ステップS03、図9参照)。続いて、照合処理部103は、スキャン結果である患者ID“000001”が、セットアップテーブルに含まれているか否かを判定する(ステップS04)。この場合、スキャン結果である患者ID“000001”が、セットアップテーブルに含まれているので、照合処理部103は、判定結果“○”を「判定結果」の欄に表示する(ステップS05、図9参照)。
次に、オペレータは、寝台3上に腕台32を配置するとともに、治療計画で定められた設定条件「右腕・角度25°」、「左腕・角度15°」を設定する。
腕台32の配置及び設定が完了すると、オペレータは、腕台32の設定条件「右腕・角度25°」に対応するバーコード30Aにリーダ15をかざして固定具識別情報及び設定条件識別情報を読み取る(ステップS02)。そうすると、固定具識別情報読取部102は、スキャン結果の二番目の欄に、固定具識別情報及び設定条件識別情報である“腕台_右腕・角度25°”を表示する(ステップS03、図9参照)。続いて、照合処理部103は、スキャン結果である固定具識別情報及び設定条件識別情報“腕台_右腕・角度25°”が、セットアップテーブルに含まれているか否かを判定する(ステップS04)。この場合、スキャン結果である固定具識別情報及び設定条件識別情報“腕台_右腕・角度25°”が、セットアップテーブルに含まれているので、照合処理部103は、判定結果“○”を「判定結果」の欄に表示する(ステップS05、図9参照)。
更に、オペレータは、腕台32の設定条件「左腕・角度15°」に対応するバーコード30Aにリーダ15をかざして固定具識別情報及び設定条件識別情報を読み取る(ステップS02)。そうすると、固定具識別情報読取部102は、スキャン結果の三番目の欄に、固定具識別情報及び設定条件識別情報である“腕台_左腕・角度15°”を表示する(ステップS03、図9参照)。続いて、照合処理部103は、スキャン結果である固定具識別情報及び設定条件識別情報“腕台_左腕・角度15°”が、セットアップテーブルに含まれているか否かを判定する(ステップS04)。この場合、スキャン結果である固定具識別情報及び設定条件識別情報“腕台_左腕・角度15°”が、セットアップテーブルに含まれているので、照合処理部103は、判定結果“○”を「判定結果」の欄に表示する(ステップS05、図9参照)。
続いて、オペレータは、治療計画で定められた、患者専用の固定用枕31を寝台3上に配置する。
固定用枕31の配置が完了すると、オペレータは、当該固定用枕31に付されたバーコード30Aにリーダ15をかざして固定具識別情報を読み取る(ステップS02)。そうすると、固定具識別情報読取部102は、スキャン結果の四番目の欄に、固定具識別情報である“固定用枕_123”を表示する(ステップS03、図9参照)。続いて、照合処理部103は、スキャン結果である固定具識別情報“固定用枕_123”が、セットアップテーブルに含まれているか否かを判定する(ステップS04)。この場合、スキャン結果である固定具識別情報“固定用枕_123”が、セットアップテーブルに含まれているので、照合処理部103は、判定結果“○”を「判定結果」の欄に表示する(ステップS05、図9参照)。
続いて、オペレータは、治療計画で定められた、患者専用の膝固定具33を寝台3上に配置する。
膝固定具33の配置が完了すると、オペレータは、当該膝固定具33に付されたバーコード30Aにリーダ15をかざして固定具識別情報を読み取る(ステップS02)。そうすると、固定具識別情報読取部102は、スキャン結果の五番目の欄に、固定具識別情報である“膝固定具_023”を表示する(ステップS03、図9参照)。続いて、照合処理部103は、スキャン結果である固定具識別情報“膝固定具_023”が、セットアップテーブルに含まれているか否かを判定する(ステップS04)。この場合、スキャン結果である固定具識別情報“膝固定具_023”が、セットアップテーブルに含まれていないので、照合処理部103は、判定結果“×”を「判定結果」の欄に表示する(ステップS05、図9参照)。
以上のように、オペレータは、セットアップ作業において、必要な固定具30の配置及び調整(設定)を行う度に、各固定具30に付されたバーコード30Aを読み取る。そうすると、放射線治療用セットアップ装置10は、その固定具30が、放射線治療を行う患者にとって正しい固定具か否か(及び、正しい設定条件か否か)を即座に判定する。
(作用、効果)
以上の通り、第1の実施形態に係る放射線治療用セットアップ装置10は、放射線治療に用いる固定具30を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなるセットアップテーブルが患者別に記録された記録媒体13から、現に放射線治療を行う患者についてのセットアップテーブルを読み出すセットアップテーブル読出部101を備える。また、放射線治療用セットアップ装置10は、固定具30に付されたバーコード30A(情報保持媒体)から、当該固定具30についての固定具識別情報を読み取る固定具識別情報読取部102を備える。更に、放射線治療用セットアップ装置10は、バーコード30Aから読み取られた固定具識別情報が、セットアップテーブル読出部101によって読み出されたセットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する照合処理部103を備える。
上述のような構成を有する放射線治療用セットアップ装置10によれば、放射線治療に用いる固定具の組み合わせが予め記録されたセットアップテーブルと、実際に用いる固定具に付されたバーコードから読み取った固定具識別情報と、が照合される。即ち、バーコードから読み取られた固定具識別情報に示される固定具がその患者に用いるべきものか否か、が直ちに判定され、オペレータに通知される。
したがって、オペレータは、患者に対して用いるべき固定具の取り違えを予防することができる。
また、第1の実施形態に係るセットアップテーブルは、固定具30についての設定条件(例えば、腕台32にて設定すべき腕固定パッド321の角度、位置)を識別するための設定条件識別情報を更に含む。
このようにすることで、バーコードから読み取られた設定条件識別情報に示される固定具の設定条件がその患者に適用されるべきものか否か、が直ちに判定され、オペレータに通知される。
したがって、オペレータは、固定具の取り違えばかりでなく、当該固定具に対する設定のミスをも予防することができる。
また、第1の実施形態に係るセットアップテーブルは、患者を識別するための患者ID(患者識別情報)を更に含む。
このようにすることで、読み出したセットアップテーブルに記録された患者IDと、放射線治療を行う患者が身に着けている患者用タグに付されたバーコードとの照合がなされる。
したがって、オペレータは、セットアップ作業を行う際に読み出したセットアップテーブルが、現に放射線治療を行う患者に対応しているか否かを確認することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る放射線治療システム及び放射線治療用セットアップ装置を、図10を参照しながら説明する。
なお、第2の実施形態に係る放射線治療システム及び放射線治療用セットアップ装置の全体構成、機能構成については第1の実施形態と同様であるため、図示を省略する。
(セットアップテーブルの構成)
図10は、第2の実施形態に係るセットアップテーブルの構成を示す図である。
図10に示すように、第2の実施形態に係るセットアップテーブルは、第1の実施形態と同様に、患者IDに関連付けられて、複数の固定具識別情報及び設定条件識別情報(セット1、セット2、・・)の組み合わせが記録されている。
更に、第2の実施形態に係るセットアップテーブルは、同一の患者の「累積放射線量」ごとに、異なる固定具識別情報及び設定条件識別情報の組み合わせが記録されている。
ここで、放射線治療の計画によっては、放射線治療の進行状況(累積放射線量)に応じて、放射線の照射方向(患者の体勢)を変更する場合がある。第2の実施形態に係るセットアップテーブルによれば、患者ごと、かつ、当該患者の治療の進行状況(累積放射線量)ごとに、放射線治療に用いるべき固定具30及びその設定条件の組み合わせを特定することができる。
例えば、図10のセットアップテーブルによれば、患者ID“000001”の患者について、治療の進行状況が累積放射線量40に達する前の段階においては、固定具識別情報(及び設定条件識別情報)“AAAA1”、“BBBB1”、・・の各々に示される固定具(及びその設定条件)を用いるべきことを特定できる。また、同セットアップテーブルによれば、患者ID“000001”の患者について、治療の進行状況が累積放射線量40に達した後の段階においては、上記と異なる固定具識別情報(及び設定条件識別情報)“AAAA2”、“BBBB2”、・・の各々に示される固定具(及びその設定条件)を用いるべきことを特定できる。
なお、第2の実施形態に係るセットアップテーブル読出部101は、操作受付部12(図2)を通じて受け付けたオペレータの入力操作に従って、放射線治療を実施しようとしている患者の、当該放射線治療の進行状況に応じたセットアップテーブルを読み出すものとしてもよい。
(作用、効果)
以上のように、第2の実施形態に係る放射線治療システム1及び放射線治療用セットアップ装置10によれば、セットアップテーブルは、治療の進行状況(累積放射線量)に応じて異なる固定具識別情報及び設定条件識別情報が記録されてなる。
このようにすることで、放射線治療の進行状況に応じた適切なセットアップテーブルが読み出される。
したがって、治療の進行状況に応じて患者の姿勢を変更する必要がある場合であっても、セットアップエラーを予防することができる。
(変形例)
以上、第1、第2の実施形態に係る放射線治療システム1及び放射線治療用セットアップ装置10について詳細に説明したが、放射線治療システム1及び放射線治療用セットアップ装置10の具体的な態様は、上述のものに限定されることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を加えることは可能である。
例えば、第1、第2の実施形態に係るセットアップテーブル読出部101は、操作受付部12(図2)を通じて受け付けたオペレータの入力操作に従って、これから放射線治療を実施しようとしている患者についてのセットアップテーブルを読み出すものとして説明した(図7のステップS01参照)。しかし、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。
例えば、第1、第2の実施形態の変形例に係るセットアップテーブル読出部101は、リーダ15を通じて、患者用タグ4のバーコード30Aに記録された患者IDの読み取りを受け付ける。そして、セットアップテーブル読出部101は、患者用タグ4のバーコード30Aから読み取られた患者IDを検索キーとして、当該患者IDを含むセットアップテーブルを自動的に読み出す態様としてもよい。
また、第2の実施形態に係るセットアップテーブル読出部101は、操作受付部12(図2)を通じて受け付けたオペレータの入力操作に従って、放射線治療を実施しようとしている患者の、当該放射線治療の進行状況に応じたセットアップテーブルを読み出すものとして説明した。しかし、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。
例えば、第2の実施形態の変形例に係るセットアップテーブル読出部101は、患者用タグ4のバーコード30Aに記録された患者IDの読み取りを受け付けた場合に、当該患者の治療の進行状況(例えば、累積放射線量)が記録された別途のデータベースにアクセスし、当該累積放射線量を示す情報を取得する態様であってもよい。この場合、セットアップテーブル読出部101は、取得した累積放射線量を検索キーにして、患者の治療進行状況に応じたセットアップテーブルを自動的に読み出す態様としてもよい。
また、「放射線治療の進行状況」とは、累積放射線量の他、放射線照射の回数などであってもよい。
また、第1、第2の実施形態に係る照合処理部103は、リーダ15を通じて読み取られたスキャン結果(患者ID、固定具識別情報、設定条件識別情報)が、セットアップテーブル読出部101によって読み出されたセットアップテーブルに含まれているか否かを判定するものとして説明した。しかし、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。
例えば、第1、第2の実施形態の変形例に係る照合処理部103は、上記機能に加え、更に、固定具識別情報読取部102によって読み取られた一群のスキャン結果(患者ID、固定具識別情報、設定条件識別情報)が、セットアップテーブルに含まれる各種情報に対し、“過不足なく一致しているか否か”を判定する機能を有していてもよい。この場合において、更に、第1、第2の実施形態の変形例に係る放射線治療装置2(図1)は、照合処理部103より“過不足なく一致している”との判定結果が得られている場合に限り、(オペレータの操作に基づいて)放射線を照射できるようにしてもよい。
これにより、正しいセットアップがなされていないまま放射線の照射が行われてしまうことを確実に防止することができる。
また、第1、第2の実施形態に係る放射線治療システム1及び放射線治療用セットアップ装置10では、「情報保持媒体」の一態様として、バーコード30Aを用いるものとして説明したが、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。
例えば、第1、第2の実施形態の変形例に係る「情報保持媒体」は、二次元コード、RFIDタグ及びこれらに類するもの(即ち、光学的、電磁気的手段に基づいて、記録された情報を伝達可能な媒体)であれば如何なる態様であってもよい。
また、第1、第2の実施形態に係る照合処理部103は、「通知」の態様として、表示部11に判定結果(“○”又は“×”)を表示するものとして説明したが、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。
即ち、照合処理部103は、「通知」の一態様として、スピーカを通じてアラート音を再生する態様としてもよいし、これと表示部11による表示とを組み合わせた態様であってもよい。
また、放射線治療用セットアップ装置10は、如何なる態様であってもよく、例えば、一般的なデスクトップPC、ノート型PCでもよいし、タブレット型PC、他機能小型携帯端末(スマートフォン)等であっても構わない。また、図2において、放射線治療用セットアップ装置10は、記録媒体13を内蔵するものとして図示しているが、この記録媒体13は、放射線治療用セットアップ装置10とは異なる他のコンピュータ(遠隔に設置されたサーバ)に具備される態様であってもよい。
また、上述の各実施形態においては、上述した放射線治療用セットアップ装置10(CPU10A)の各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われるものとしてもよい。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。更に、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。更に、放射線治療用セットアップ装置10は、1台のコンピュータで構成されていても良いし、通信可能に接続された複数のコンピュータで構成されていてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
1 放射線治療システム
10 放射線治療用セットアップ装置
10A CPU
101 セットアップテーブル読出部
102 固定具識別情報読取部
103 照合処理部
11 表示部
12 操作受付部
13 記録媒体
14 接続インターフェイス
15 リーダ
2 放射線治療装置
20 ガントリ
21 放射線照射ヘッド
22 支持部
3 寝台
30 固定具
30A バーコード(情報保持媒体)
31 固定用枕
32 腕台
320 支持板
321 腕固定パッド
322 角度位置調整部材
33 膝固定具
34 足固定具
4 患者用タグ
B 固定ピン
H1、H2、H3、H4 孔

Claims (7)

  1. 放射線治療に用いる固定具を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなるセットアップテーブルが患者別に記録された記録媒体から、現に放射線治療を行う患者についての前記セットアップテーブルを読み出すセットアップテーブル読出部と、
    前記固定具に付された情報保持媒体から、当該固定具についての前記固定具識別情報を読み取る固定具識別情報読取部と、
    前記情報保持媒体から読み取られた前記固定具識別情報が、前記セットアップテーブル読出部によって読み出された前記セットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する照合処理部と、
    を備える放射線治療用セットアップ装置。
  2. 前記セットアップテーブルは、
    前記固定具についての設定条件を識別するための設定条件識別情報を更に含む
    請求項1に記載の放射線治療用セットアップ装置。
  3. 前記セットアップテーブルは、
    前記患者を識別するための患者識別情報を更に含む
    請求項1又は請求項2に記載の放射線治療用セットアップ装置。
  4. 前記セットアップテーブルは、
    放射線治療の進行状況に応じて異なる前記固定具識別情報が記録されてなる
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の放射線治療用セットアップ装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の放射線治療用セットアップ装置と、
    放射線照射を行う放射線治療装置と、
    放射線治療を受ける患者が寝るための寝台と、
    前記固定具識別情報が記録された前記情報保持媒体が付された前記固定具と、
    を備える放射線治療システム。
  6. 放射線治療に用いる固定具を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなるセットアップテーブルが患者別に記録された記録媒体から、現に放射線治療を行う患者についての前記セットアップテーブルを読み出すセットアップテーブル読出ステップと、
    前記固定具に付された情報保持媒体から、当該固定具についての前記固定具識別情報を読み取る固定具識別情報読取ステップと、
    前記情報保持媒体から読み取られた前記固定具識別情報が、前記セットアップテーブル読出ステップにおいて読み出された前記セットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する照合処理ステップと、
    を有する放射線治療用セットアップ方法。
  7. 放射線治療用セットアップ装置のコンピュータを、
    放射線治療に用いる固定具を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなるセットアップテーブルが患者別に記録された記録媒体から、現に放射線治療を行う患者についての前記セットアップテーブルを読み出すセットアップテーブル読出部、
    前記固定具に付された情報保持媒体から、当該固定具についての前記固定具識別情報を読み取る固定具識別情報読取部、
    前記情報保持媒体から読み取られた前記固定具識別情報が、前記セットアップテーブル読出部によって読み出された前記セットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する照合処理部、
    として機能させるプログラム。
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