JP2017225572A - 放射線治療用セットアップ装置、放射線治療システム、放射線治療用セットアップ方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
この技術分野に関連し、特許文献1には、医用装置を駆動させるための使用条件の設定を簡便化する病院情報システムが開示されている。この病院情報システムは、患者を特定する情報と医用装置の患者別使用条件値とを関連づけた患者別テーブルを予め記憶しておく。医用装置等の外部機器から患者を特定する情報を受信すると、患者別テーブルを参照して、受信した患者を特定する情報と関連づけられた患者別使用条件値を取りだす。そして、取り出した患者別使用条件値を、ネットワークを介して医用装置に初期設定する。
以下、第1の実施形態に係る放射線治療システム及び放射線治療用セットアップ装置を、図1〜図9を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施形態に係る放射線治療システムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、放射線治療システム1は、放射線治療用セットアップ装置10と、放射線治療装置2と、寝台3と、を備えている。
放射線治療装置2は、ガントリ20と、放射線照射ヘッド21と、支持部22と、を備えている。ガントリ20は、放射線照射ヘッド21を支持しながら、寝ている患者の体軸方向(水平方向)の軸線回りに回転駆動する。
放射線照射ヘッド21は、寝台3に寝ている患者の患部に対し、予め処方された所定線量の放射線を放射する。
支持部22は、治療室に固定設置され、回転駆動するガントリ20を支持する筐体である。
固定用枕31は、主に、患者の頭の姿勢、位置を固定する固定具である。また、腕台32は、患者の腕の姿勢、位置を固定する固定具である。また、膝固定具33及び足固定具34は、患者の膝及び足を含む脚部全体を固定する固定具である。
ここで、放射線治療においては、患者が寝る体勢を毎回の照射時に一致させるセットアップ作業が必要になる。セットアップ作業において、オペレータは、患者の体勢に合わせて予め定められた一つ又は複数の固定具30を寝台3の上に設置する。
なお、本実施形態においては、固定具30の態様は、図1に示す固定用枕31、腕台32、膝固定具33及び足固定具34に限られず、放射線治療の分野で用いられている種々の固定具が含まれる。例えば、固定具30には、患者の体を載せた状態で空気を抜くことで体型を型取りできるバキュームピロー、患者の顔面形状に合わせて作製されたマスク型の頭頸部固定用シェル、放射線の入射面からの体厚を補償するシートであるボーラスなどが含まれる。
図2は、第1の実施形態に係る放射線治療用セットアップ装置の機能構成を示す図である。
図2に示すように、放射線治療用セットアップ装置10は、CPU10Aと、表示部11(ディスプレイ)と、操作受付部12と、記録媒体13と、接続インターフェイス14と、リーダ15と、を備えている。
表示部11は、画像を通じて各種情報を通知(表示)するディスプレイモニタであって、例えば、液晶表示装置などである。
操作受付部12は、オペレータがセットアップ作業を行うにあたり必要な操作を受け付けるユーザインターフェイスであって、例えば、マウス、キーボード、タッチセンサ等である。
記録媒体13は、ハードディスクドライブ等の大容量記憶デバイスである。記録媒体13には、放射線治療を行う患者別の「セットアップテーブル」が記録されている。セットアップテーブルとは、患者別に放射線治療に用いる固定具30を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなる情報テーブルである。セットアップテーブルの具体的な態様については後述する。
接続インターフェイス14は、放射線治療用セットアップ装置10に接続される外部機器(本実施形態においてはリーダ15)を電気的に接続するためのインターフェイスである。
リーダ15は、種々の固定具30の各々に付されたバーコード30A(情報保持媒体)から、当該バーコード30Aに記録された情報を読み取るバーコードリーダである。
セットアップテーブル読出部101は、オペレータの操作に応じて、記録媒体13から、現に放射線治療を行う患者についてのセットアップテーブルを読み出す。
固定具識別情報読取部102は、リーダ15を通じて、固定具30に付されたバーコード30Aから、当該固定具30についての固定具識別情報を読み取る。
照合処理部103は、バーコード30Aから読み取られた固定具識別情報が、セットアップテーブル読出部101によって読み出されたセットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する。
図3は、第1の実施形態に係る固定具及び情報保持媒体の態様を示す第1の図である。
図3には、固定具30の一態様である固定用枕31の構造を示している。
図3に示すように、放射線治療の現場においては、患者ごとの放射線治療計画に合わせて、複数種類の固定用枕31が用意される。オペレータは、放射線治療を受ける特定の患者用にカスタマイズされた専用の固定用枕31を、当該患者の放射線治療の度に、寝台3(図1)に設置する必要がある。
また、図3に示すように、各固定用枕31には、バーコード30Aがそれぞれ付されている。各バーコード30Aには、そのバーコード30Aが付された固定用枕31を識別可能な固定具識別情報が記録されている。放射線治療用セットアップ装置10は、リーダ15を通じてこのバーコード30Aを読み取ることで、当該バーコード30Aに記録された固定具識別情報を取得することができる。
図4には、固定具30の一態様である腕台32の構造を示している。
図4に示すように、腕台32は、支持板320と、腕固定パッド321と、角度位置調整部材322と、を有してなる。
支持板320は、寝台3(図1)上に載置され、腕固定パッド321、角度位置調整部材322全体を支持する部材である。
腕固定パッド321は、患者の腕を当ててその位置、姿勢を安定させるパッドである。
角度位置調整部材322は、腕固定パッド321を支持しながら、支持板320に対し、固定角度、固定位置を所望に変更可能とする。
図5は、第1の実施形態に係る患者用タグの態様を示す図である。
図5に示すように、放射線治療を受ける患者(特に入院患者)は、各患者を識別するための患者用タグ4を身に着けている。患者用タグ4は、例えば、患者の手首等に付される。患者用タグ4には、バーコード30Aが付されており、当該バーコード30Aには、各患者を識別可能な患者ID(患者識別情報)が記録されている。
なお、患者用タグ4は、図5に示した態様に限定されることはない。例えば、他の実施形態に係る患者用タグ4は、認証用ICカードのような態様であってもよい。
図6は、第1の実施形態に係るセットアップテーブルの構成を示す図である。
上述したように、記録媒体13(図2)には、患者別に予め用意されたセットアップテーブルが記録されている。このようなセットアップテーブルは、例えば、患者に対するCT(Computed Tomography)結果に基づいて放射線治療の計画(特に、患者の姿勢)を決定した際に記録される。
図6に示すように、セットアップテーブルは、患者IDに関連付けられて、複数の固定具識別情報及び設定条件識別情報(セット1、セット2、・・)が記録されている。このセットアップテーブルによれば、患者ごとに、放射線治療に用いるべき固定具30及びその設定条件の組み合わせを特定することができる。例えば、図6のセットアップテーブルによれば、患者ID“000001”の患者の放射線治療には、当該患者IDに関連付けられた複数の固定具識別情報(設定条件識別情報)“AAAAA”、“BBBBB”、・・の各々に示される固定具(及びその設定条件)を用いるべきことを特定できる。
図7は、第1の実施形態に係るCPUの処理フローを示す図である。
図8及び図9は、それぞれ、第1の実施形態に係るCPUの処理を説明する第1の図、第2の図である。
図7に示す処理フローは、放射線治療用セットアップ装置10のCPU10Aによる処理フローであって、放射線治療のセットアップ作業時に実行される。
リーダ15を介してバーコード30Aの読み取りが行われた場合(ステップS02:YES)、固定具識別情報読取部102は、その読取結果(スキャン結果)を表示部11に表示する(ステップS03)。
スキャン結果がセットアップテーブルに含まれている場合(ステップS04:YES)、照合処理部103は、判定結果“○”を表示部11に表示する(ステップS05)。他方、スキャン結果がセットアップテーブルに含まれていない場合(ステップS04:NO)、照合処理部103は、判定結果“×”を表示部11に表示する(ステップS06)。
オペレータは、まず、患者が身に着けている患者用タグ4(図5)に付されたバーコード30Aにリーダ15をかざして患者IDを読み取る(ステップS02)。そうすると、固定具識別情報読取部102は、「スキャン結果」の先頭(一番上の欄)に、患者IDの読み取り結果(“000001”)を表示する(ステップS03、図9参照)。続いて、照合処理部103は、スキャン結果である患者ID“000001”が、セットアップテーブルに含まれているか否かを判定する(ステップS04)。この場合、スキャン結果である患者ID“000001”が、セットアップテーブルに含まれているので、照合処理部103は、判定結果“○”を「判定結果」の欄に表示する(ステップS05、図9参照)。
腕台32の配置及び設定が完了すると、オペレータは、腕台32の設定条件「右腕・角度25°」に対応するバーコード30Aにリーダ15をかざして固定具識別情報及び設定条件識別情報を読み取る(ステップS02)。そうすると、固定具識別情報読取部102は、スキャン結果の二番目の欄に、固定具識別情報及び設定条件識別情報である“腕台_右腕・角度25°”を表示する(ステップS03、図9参照)。続いて、照合処理部103は、スキャン結果である固定具識別情報及び設定条件識別情報“腕台_右腕・角度25°”が、セットアップテーブルに含まれているか否かを判定する(ステップS04)。この場合、スキャン結果である固定具識別情報及び設定条件識別情報“腕台_右腕・角度25°”が、セットアップテーブルに含まれているので、照合処理部103は、判定結果“○”を「判定結果」の欄に表示する(ステップS05、図9参照)。
固定用枕31の配置が完了すると、オペレータは、当該固定用枕31に付されたバーコード30Aにリーダ15をかざして固定具識別情報を読み取る(ステップS02)。そうすると、固定具識別情報読取部102は、スキャン結果の四番目の欄に、固定具識別情報である“固定用枕_123”を表示する(ステップS03、図9参照)。続いて、照合処理部103は、スキャン結果である固定具識別情報“固定用枕_123”が、セットアップテーブルに含まれているか否かを判定する(ステップS04)。この場合、スキャン結果である固定具識別情報“固定用枕_123”が、セットアップテーブルに含まれているので、照合処理部103は、判定結果“○”を「判定結果」の欄に表示する(ステップS05、図9参照)。
膝固定具33の配置が完了すると、オペレータは、当該膝固定具33に付されたバーコード30Aにリーダ15をかざして固定具識別情報を読み取る(ステップS02)。そうすると、固定具識別情報読取部102は、スキャン結果の五番目の欄に、固定具識別情報である“膝固定具_023”を表示する(ステップS03、図9参照)。続いて、照合処理部103は、スキャン結果である固定具識別情報“膝固定具_023”が、セットアップテーブルに含まれているか否かを判定する(ステップS04)。この場合、スキャン結果である固定具識別情報“膝固定具_023”が、セットアップテーブルに含まれていないので、照合処理部103は、判定結果“×”を「判定結果」の欄に表示する(ステップS05、図9参照)。
以上の通り、第1の実施形態に係る放射線治療用セットアップ装置10は、放射線治療に用いる固定具30を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなるセットアップテーブルが患者別に記録された記録媒体13から、現に放射線治療を行う患者についてのセットアップテーブルを読み出すセットアップテーブル読出部101を備える。また、放射線治療用セットアップ装置10は、固定具30に付されたバーコード30A(情報保持媒体)から、当該固定具30についての固定具識別情報を読み取る固定具識別情報読取部102を備える。更に、放射線治療用セットアップ装置10は、バーコード30Aから読み取られた固定具識別情報が、セットアップテーブル読出部101によって読み出されたセットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する照合処理部103を備える。
したがって、オペレータは、患者に対して用いるべき固定具の取り違えを予防することができる。
このようにすることで、バーコードから読み取られた設定条件識別情報に示される固定具の設定条件がその患者に適用されるべきものか否か、が直ちに判定され、オペレータに通知される。
したがって、オペレータは、固定具の取り違えばかりでなく、当該固定具に対する設定のミスをも予防することができる。
このようにすることで、読み出したセットアップテーブルに記録された患者IDと、放射線治療を行う患者が身に着けている患者用タグに付されたバーコードとの照合がなされる。
したがって、オペレータは、セットアップ作業を行う際に読み出したセットアップテーブルが、現に放射線治療を行う患者に対応しているか否かを確認することができる。
次に、第2の実施形態に係る放射線治療システム及び放射線治療用セットアップ装置を、図10を参照しながら説明する。
なお、第2の実施形態に係る放射線治療システム及び放射線治療用セットアップ装置の全体構成、機能構成については第1の実施形態と同様であるため、図示を省略する。
図10は、第2の実施形態に係るセットアップテーブルの構成を示す図である。
図10に示すように、第2の実施形態に係るセットアップテーブルは、第1の実施形態と同様に、患者IDに関連付けられて、複数の固定具識別情報及び設定条件識別情報(セット1、セット2、・・)の組み合わせが記録されている。
更に、第2の実施形態に係るセットアップテーブルは、同一の患者の「累積放射線量」ごとに、異なる固定具識別情報及び設定条件識別情報の組み合わせが記録されている。
ここで、放射線治療の計画によっては、放射線治療の進行状況(累積放射線量)に応じて、放射線の照射方向(患者の体勢)を変更する場合がある。第2の実施形態に係るセットアップテーブルによれば、患者ごと、かつ、当該患者の治療の進行状況(累積放射線量)ごとに、放射線治療に用いるべき固定具30及びその設定条件の組み合わせを特定することができる。
例えば、図10のセットアップテーブルによれば、患者ID“000001”の患者について、治療の進行状況が累積放射線量40に達する前の段階においては、固定具識別情報(及び設定条件識別情報)“AAAA1”、“BBBB1”、・・の各々に示される固定具(及びその設定条件)を用いるべきことを特定できる。また、同セットアップテーブルによれば、患者ID“000001”の患者について、治療の進行状況が累積放射線量40に達した後の段階においては、上記と異なる固定具識別情報(及び設定条件識別情報)“AAAA2”、“BBBB2”、・・の各々に示される固定具(及びその設定条件)を用いるべきことを特定できる。
以上のように、第2の実施形態に係る放射線治療システム1及び放射線治療用セットアップ装置10によれば、セットアップテーブルは、治療の進行状況(累積放射線量)に応じて異なる固定具識別情報及び設定条件識別情報が記録されてなる。
このようにすることで、放射線治療の進行状況に応じた適切なセットアップテーブルが読み出される。
したがって、治療の進行状況に応じて患者の姿勢を変更する必要がある場合であっても、セットアップエラーを予防することができる。
以上、第1、第2の実施形態に係る放射線治療システム1及び放射線治療用セットアップ装置10について詳細に説明したが、放射線治療システム1及び放射線治療用セットアップ装置10の具体的な態様は、上述のものに限定されることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を加えることは可能である。
例えば、第1、第2の実施形態の変形例に係るセットアップテーブル読出部101は、リーダ15を通じて、患者用タグ4のバーコード30Aに記録された患者IDの読み取りを受け付ける。そして、セットアップテーブル読出部101は、患者用タグ4のバーコード30Aから読み取られた患者IDを検索キーとして、当該患者IDを含むセットアップテーブルを自動的に読み出す態様としてもよい。
例えば、第2の実施形態の変形例に係るセットアップテーブル読出部101は、患者用タグ4のバーコード30Aに記録された患者IDの読み取りを受け付けた場合に、当該患者の治療の進行状況(例えば、累積放射線量)が記録された別途のデータベースにアクセスし、当該累積放射線量を示す情報を取得する態様であってもよい。この場合、セットアップテーブル読出部101は、取得した累積放射線量を検索キーにして、患者の治療進行状況に応じたセットアップテーブルを自動的に読み出す態様としてもよい。
例えば、第1、第2の実施形態の変形例に係る照合処理部103は、上記機能に加え、更に、固定具識別情報読取部102によって読み取られた一群のスキャン結果(患者ID、固定具識別情報、設定条件識別情報)が、セットアップテーブルに含まれる各種情報に対し、“過不足なく一致しているか否か”を判定する機能を有していてもよい。この場合において、更に、第1、第2の実施形態の変形例に係る放射線治療装置2(図1)は、照合処理部103より“過不足なく一致している”との判定結果が得られている場合に限り、(オペレータの操作に基づいて)放射線を照射できるようにしてもよい。
これにより、正しいセットアップがなされていないまま放射線の照射が行われてしまうことを確実に防止することができる。
例えば、第1、第2の実施形態の変形例に係る「情報保持媒体」は、二次元コード、RFIDタグ及びこれらに類するもの(即ち、光学的、電磁気的手段に基づいて、記録された情報を伝達可能な媒体)であれば如何なる態様であってもよい。
即ち、照合処理部103は、「通知」の一態様として、スピーカを通じてアラート音を再生する態様としてもよいし、これと表示部11による表示とを組み合わせた態様であってもよい。
10 放射線治療用セットアップ装置
10A CPU
101 セットアップテーブル読出部
102 固定具識別情報読取部
103 照合処理部
11 表示部
12 操作受付部
13 記録媒体
14 接続インターフェイス
15 リーダ
2 放射線治療装置
20 ガントリ
21 放射線照射ヘッド
22 支持部
3 寝台
30 固定具
30A バーコード(情報保持媒体)
31 固定用枕
32 腕台
320 支持板
321 腕固定パッド
322 角度位置調整部材
33 膝固定具
34 足固定具
4 患者用タグ
B 固定ピン
H1、H2、H3、H4 孔
Claims (7)
- 放射線治療に用いる固定具を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなるセットアップテーブルが患者別に記録された記録媒体から、現に放射線治療を行う患者についての前記セットアップテーブルを読み出すセットアップテーブル読出部と、
前記固定具に付された情報保持媒体から、当該固定具についての前記固定具識別情報を読み取る固定具識別情報読取部と、
前記情報保持媒体から読み取られた前記固定具識別情報が、前記セットアップテーブル読出部によって読み出された前記セットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する照合処理部と、
を備える放射線治療用セットアップ装置。 - 前記セットアップテーブルは、
前記固定具についての設定条件を識別するための設定条件識別情報を更に含む
請求項1に記載の放射線治療用セットアップ装置。 - 前記セットアップテーブルは、
前記患者を識別するための患者識別情報を更に含む
請求項1又は請求項2に記載の放射線治療用セットアップ装置。 - 前記セットアップテーブルは、
放射線治療の進行状況に応じて異なる前記固定具識別情報が記録されてなる
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の放射線治療用セットアップ装置。 - 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の放射線治療用セットアップ装置と、
放射線照射を行う放射線治療装置と、
放射線治療を受ける患者が寝るための寝台と、
前記固定具識別情報が記録された前記情報保持媒体が付された前記固定具と、
を備える放射線治療システム。 - 放射線治療に用いる固定具を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなるセットアップテーブルが患者別に記録された記録媒体から、現に放射線治療を行う患者についての前記セットアップテーブルを読み出すセットアップテーブル読出ステップと、
前記固定具に付された情報保持媒体から、当該固定具についての前記固定具識別情報を読み取る固定具識別情報読取ステップと、
前記情報保持媒体から読み取られた前記固定具識別情報が、前記セットアップテーブル読出ステップにおいて読み出された前記セットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する照合処理ステップと、
を有する放射線治療用セットアップ方法。 - 放射線治療用セットアップ装置のコンピュータを、
放射線治療に用いる固定具を識別可能な固定具識別情報を1つ以上含んでなるセットアップテーブルが患者別に記録された記録媒体から、現に放射線治療を行う患者についての前記セットアップテーブルを読み出すセットアップテーブル読出部、
前記固定具に付された情報保持媒体から、当該固定具についての前記固定具識別情報を読み取る固定具識別情報読取部、
前記情報保持媒体から読み取られた前記固定具識別情報が、前記セットアップテーブル読出部によって読み出された前記セットアップテーブルに含まれているか否かを判定するとともに、当該判定の結果をオペレータに通知する照合処理部、
として機能させるプログラム。
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