JP2017224880A - フォーキングに基づくダイアログを整合する網間制御方法、sipサーバ及びプログラム - Google Patents
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Description
SIPサーバは、
要求元端末からリクエストを受信した際に、当該リクエストを要求先端末へ転送する第1のステップと、
第1の要求先端末からレスポンスを受信した際に、第1の要求先端末用のダイアログに基づくレスポンスを、要求元端末へ送信する第2のステップと、
第2の要求先端末からレスポンスを受信した際に、セッションにおける要求元端末のオプション機能「複数ダイアログ非使用」であって、第1の要求先端末用のダイアログと第2の要求先端末用のダイアログとを比較して所定要素が同一である場合、当該レスポンスを要求元端末へ送信しない第3のステップと、
第2の要求先端末用のダイアログを第1の要求先端末用のダイアログとして、要求元端末との間のシーケンスを実行する第4のステップと
を実行することを特徴とする。
所定要素は、レスポンス・コード、ヘッダ・フィールド、ボディに含まれるSDP(Session Description Protocol)のタイプのいずれかに予め規定された要素であってもよい。
第1のステップのリクエストは、セッション開始リクエストであり、
第2のステップのレスポンスは、暫定レスポンスであることも好ましい。
第1のステップのリクエストは、セッション開始リクエストであり、
第2のステップのレスポンスは、リンギングレスポンスであることも好ましい。
SIPサーバは、第3のステップについて、
第1の要求先端末用のダイアログと第2の要求先端末用のダイアログとを比較して所定要素が相違する場合、第2の要求先端末用のダイアログを第1の要求先端末用のダイアログとしたメッセージ(リクエスト又はレスポンス)を、要求元端末へ送信することも好ましい。
第1のステップのリクエストは、セッション開始リクエストであり、
第2のステップのレスポンスは、暫定レスポンスであり、
第3のステップのレスポンスは、暫定レスポンスであり、
第3のステップのメッセージは、更新リクエストである
ことも好ましい。
SIPサーバは、第3のステップについて、
要求先端末から暫定レスポンスを受信した後、暫定応答確認リクエストを第2の要求先端末へ送信し、
その後、第2の要求先端末からセッション開始レスポンスを受信した際に、更新リクエストを、要求元端末へ送信することも好ましい。
SIPサーバは、第3のステップについて、
第1の要求先端末から第1のダイアログを含むセッション開始レスポンスを受信し、第2の要求先端末から第2のダイアログを含むセッション開始レスポンスを受信した場合、両方のダイアログの所定要素が相違する場合にのみ、更新リクエストを、要求元端末へ送信することも好ましい。
SIPサーバは、第3のステップについて、
更新リクエストを要求元端末へ送信し、要求元端末から更新レスポンスを受信した後、セッション開始レスポンスを要求元端末へ送信することも好ましい。
所定要素が、転送必須ヘッダとして登録されており、
第1のステップのリクエストは、セッション開始リクエストであり、
第2のステップのレスポンスは、暫定レスポンスであり、
第3のステップのレスポンスは、転送必須ヘッダを含む暫定レスポンスであり、
第3のステップのメッセージは、転送必須ヘッダを含む暫定レスポンスである
ことも好ましい。
第1のステップについて、要求先端末が接続されるマルチメディアネットワーク内で、リクエストが複数の要求先端末へフォーキングされることも好ましい。
SIPサーバは、
第3のステップについて、セッションにおける要求元端末のオプション機能「複数ダイアログ非使用」であるか否かを判定するために、
第2の要求先端末から受信したレスポンスをそのまま、第2の要求先端末用のダイアログに基づくレスポンスとして、要求元端末へ送信し、
要求元端末との間で失敗シーケンスが実行された際に、セッションにおける要求元端末のオプション機能「複数ダイアログ非使用」であると確定する
ように実行することも好ましい。
SIPサーバは、
第1のステップについて、要求元端末からリクエストを受信した際に、セッション更新リクエスト(UPDATE)の要求元オプションを取得し、
第3のステップについて、要求元端末の要求元オプションについて、「セッション更新リクエスト非使用」であって、且つ、「複数ダイアログ非使用」である場合、切断シーケンスを実行し、
要求元端末の「複数ダイアログ非使用」を記憶した後、改めて、第1のステップから第3のステップを実行する
ことも好ましい。
SIPサーバは、
異なるCSCF間に接続されたAS(Application Server)若しくはIBCF(Interconnection Border Control Function)、又は、
異なるIMS−AGW(IP Multimedia Subsystem - Access Gateway)間に接続されたTrGW(Translation Gateway)であり、
要求元端末は、要求元のUA(User Agent)又はネットワーク通信装置であり、
要求先端末は、要求先のUA又はネットワーク通信装置である
ことも好ましい。
要求元端末からリクエストを受信した際に、当該リクエストを要求先端末へ転送するリクエスト転送手段と、
第1の要求先端末からレスポンスを受信した際に、第1の要求先端末用のダイアログに基づくレスポンスを、要求元端末へ送信するレスポンス送信手段と、
第2の要求先端末からレスポンスを受信した際に、セッションにおける要求元端末のオプション機能「複数ダイアログ非使用」であって、第1の要求先端末用のダイアログと第2の要求先端末用のダイアログとを比較して所定要素が同一である場合、当該レスポンスを要求元端末へ送信しないダイアログ判定手段と、
第2の要求先端末用のダイアログを第1の要求先端末用のダイアログとして、要求元端末との間のシーケンスを実行するダイアログ交換手段と
を有することを特徴とする。
要求元端末からリクエストを受信した際に、当該リクエストを要求先端末へ転送するリクエスト転送手段と、
第1の要求先端末からレスポンスを受信した際に、第1の要求先端末用のダイアログに基づくレスポンスを、要求元端末へ送信するレスポンス送信手段と、
第2の要求先端末からレスポンスを受信した際に、セッションにおける要求元端末のオプション機能「複数ダイアログ非使用」であって、第1の要求先端末用のダイアログと第2の要求先端末用のダイアログとを比較して所定要素が同一である場合、当該レスポンスを要求元端末へ送信しないダイアログ判定手段と、
第2の要求先端末用のダイアログを第1の要求先端末用のダイアログとして、要求元端末との間のシーケンスを実行するダイアログ交換手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
異なるIMS−AGW間に接続されたTrGWであってもよい。尚、以下の実施形態では、異なるマルチメディアネットワーク間に配置されたSIPサーバは、ASであるとして説明する。
要求元端末21=オプション機能「複数ダイアログ非使用」
(S11)要求元端末21が、要求先端末へ向けてリクエストを送信する。このリクエストは、要求元ネットワークのCSCF群を経由して、AS1へ転送される。
(S12)AS1は、受信したリクエストをそのまま、要求先端末22へ転送する。ここで、図2によれば、リクエストは、要求先端末22が接続するCFCF群でフォーキングされ、複数の要求先端末22へ同時に転送されている。
(S21)要求先端末221は、第1のダイアログ[D1]に基づくレスポンスを、AS1へ返信する。AS1は、受信したレスポンスに応じて、要求先端末221のオプション機能を、第1のダイアログ[D1]として記憶する。
(S31)要求先端末222も、フォーキングによって、セッション開始リクエストを受信している。そこで、要求先端末222も、レスポンスを、AS1へ返信する。レスポンスは、第2のダイアログ[D2]に基づくものである。
(S4)AS1は、要求先端末222用のダイアログ[D2]を要求先端末221用のダイアログ[D2]として、要求元端末21との間のシーケンスを実行する。勿論、AS1は、要求先端末222との間では、要求先端末222用のダイアログ[D2]に基づいてシーケンスを実行する。
S1のリクエストは、セッション開始リクエストである。
S2のレスポンスは、暫定レスポンスである。
ここで、要求元端末21がUAである場合、端末種別を特定するために、User-Agentヘッダ、P-Asserted-Identityヘッダ又はFromヘッダに含まれるSIP URIやtel URIを用いてもよい。また、要求元端末21がネットワーク通信装置である場合、網種別を特定するために、P-Charging-Vectorヘッダのioiパラメータ、P-Asserted-Identityヘッダ又はFromヘッダに含まれるSIP URIのドメイン部を用いてもよい。
(S21)要求先端末221は、SDPを含む暫定レスポンス(SIP:183(INVITE))を、AS1へ返信する。AS1は、受信した暫定レスポンスに応じて、要求先端末221のオプション機能を、第1のダイアログ[D1]として記憶する。
ここで、要求先端末22がUAである場合、端末種別を特定するために、User-Agentヘッダ、P-Asserted-Identityヘッダ又はToヘッダに含まれるSIP URIやtel URIを用いてもよい。また、要求先端末22がネットワーク通信装置である場合、網種別を特定するために、P-Charging-Vectorヘッダのioiパラメータ、P-Asserted-Identityヘッダ又はToヘッダに含まれるSIP URIのドメイン部を用いてもよい。
(S31)要求先端末222も、フォーキングによって、セッション開始リクエストを受信している。そこで、要求先端末222も、SDPを含む暫定レスポンス(SIP:183(INVITE))を、AS1へ返信する。暫定レスポンスは、第2のダイアログ[D2]に基づくものである。
このとき、AS1は、暫定レスポンスから、要求先端末222におけるセッション更新リクエスト(UPDATE)の要求先オプションを取得することもできる。
(S4)AS1は、要求元端末21との間では、要求先端末222用のダイアログ[D2]を要求先端末221用のダイアログ[D2]としてシーケンスを実行し、要求先端末222との間では、要求先端末222用のダイアログ[D2]に基づいてシーケンスを実行する。
S1のリクエストは、セッション開始リクエストである。
S2のレスポンスは、リンギングレスポンスである。
(S21)要求先端末221は、リンギングレスポンス(SIP:180(INVITE))を、AS1へ返信する。リンギングレスポンスは、例えば呼接続中に呼出音を要求元端末で再生させることを指示する。AS1は、受信したリンギングレスポンスに応じて、要求先端末221のオプション機能を、第1のダイアログ[D1]として記憶する。
(S34)AS1は、要求先端末221用と要求先端末222用との両方のダイアログの所定要素が相違する場合、要求先端末222用のダイアログ[D2]を要求先端末221用のダイアログ[D1]としたメッセージを、要求元端末21へ送信する。
ここでのメッセージは、実施形態に応じて、リクエストであってもよいし、レスポンスであってもよい。要求元端末21から見て、要求先端末221用のダイアログ[D1]に基づくものである。
第1のステップのリクエストは、セッション開始リクエストである。
第2のステップのレスポンスは、第1の要求先端末からの暫定レスポンスである。
第3のステップのレスポンスは、第2の要求先端末からの暫定レスポンスである。
第3のステップのメッセージは、更新リクエストである。
(S32)AS1は、要求先端末222からレスポンスを受信した際に、セッションにおける要求元端末21のオプション機能「複数ダイアログ非使用」である場合、第1の要求先端末221用のダイアログと第2の要求先端末222用のダイアログとを比較する。
(S33)第1の要求先端末221用と第2の要求先端末222用との両方のダイアログの所定要素が同一である場合、AS1は、要求元端末21へ暫定レスポンスを転送しない。
(S34)AS1は、両方のダイアログの所定要素が相違する場合、要求先端末222のオプション機能のSDPを含む更新リクエスト(SIP:UPDATE)を、要求元端末21へ送信する。この更新リクエストは、第1のダイアログ情報[D1]に基づくものである。即ち、要求元端末21は、要求先端末221用のダイアログに基づく更新リクエストを受信したように見える。また、所定要素は、第2の要求先端末221に合わせたものに更新される。
(S35)要求元端末21は、更新リクエストに対して、SDPを含む更新レスポンス(SIP:200(UPDATE))を、AS1へ返信する。
(S33)第1の要求先端末221用と第2の要求先端末222用との両方のダイアログの所定要素が同一である場合、AS1は、要求元端末21へ暫定レスポンスを転送しない。
(S34)そして、暫定レスポンスのRequireヘッダに100relオプションが指定されている場合には、AS1は、暫定応答確認リクエスト(SIP:PRACK)を、要求先端末222へ送信する。暫定応答確認リクエストは、第2のダイアログ[D2]に基づくものである。これによって、AS1は、要求先端末222との間でセッションを確立しようとする。尚、図示しないが、転送必須ヘッダに100relオプションを含むRequireヘッダが指定されている場合には、要求元端末21へ暫定レスポンスを転送する。
(S35)これに対し、要求先端末222は、暫定応答確認リクエストに対する暫定応答確認レスポンス(SIP:200(PRACK))を、AS1へ送信する。
一方で、図示していないが、AS1は、要求先端末221から第1のダイアログ[D1]を含むセッション開始レスポンス(SIP:200(INVITE))を受信した場合、そのレスポンスはそのまま、要求元端末21へ転送される。その後、要求先端末222から第2のダイアログ[D2]を含むセッション開始レスポンス(SIP:200(INVITE))を受信した場合、両方のダイアログの所定要素が同一か否か判定される。第1のダイアログ[D1]と第2のダイアログ[D2]とで、例えば、SDPネゴシエーションの結果で使用するコーデックが相違している場合もある。
(S39)要求元端末21は、更新リクエストに対して、SDPを含む更新レスポンス(SIP:200(UPDATE))を、AS1へ返信する。
(S3C)AS1は、第1のダイアログ情報を、第2のダイアログ情報に乗せ換えた確認リクエスト(SIP:PRACK)を、要求先端末222へ転送する。
S1のリクエストは、セッション開始リクエストである。
S2のレスポンスは、暫定レスポンスである。
S3のレスポンスは、転送必須ヘッダを含む暫定レスポンスである。
S3のメッセージは、転送必須ヘッダを含む暫定レスポンスである。
(S31)要求先端末222も、SDPを含む暫定レスポンス(SIP:183(INVITE))を、AS1へ返信する。ここで、レスポンスは、第2のダイアログ[D2]に基づくものであって、ヘッダにP-Early Mediaを含んだものである。
(S32)AS1は、複数の要求先端末221及び222から、レスポンスを受信したことを認識する。ここで、要求元端末21がオプション機能「複数ダイアログ使用」であれば、要求先端末222用のダイアログを要求先端末221用のダイアログとして記憶する。
(S33)AS1は、転送必須ヘッダを含む場合に、第1の要求先端末221用と第2の要求先端末222用との両方のダイアログの所定要素が相違するか否かを判定する。
(S34)両方のダイアログの所定要素が相違し、且つ、S31で受信した暫定レスポンスのヘッダにP-Early Mediaが含まれている場合、AS1は、その暫定レスポンスを、要求先端末222用のダイアログ[D2]から要求先端末221用のダイアログ[D1]へ置き換えて、要求元端末21へ送信する。
(S35)要求元端末21は、暫定応答確認リクエストPRACKを、AS1へ返信する。
(S4)AS1は、要求元端末21との間では、要求先端末222用のダイアログ[D2]を要求先端末221用のダイアログ[D2]としてシーケンスを実行し、要求先端末222との間では、要求先端末222用のダイアログ[D2]に基づいてシーケンスを実行する。
(S11〜S31)図2のS11〜S31と全く同じである。
尚、失敗シーケンスについて、失敗レスポンスが発生した場合、特定のエラー種別(SIP Status Codeで識別)に限定してもよいし、全てのエラー種別を対象にしてもよい。
(S12〜S22)図2のS12〜S22と全く同じである。
(S31)AS1は、複数の要求先端末221及び222から暫定レスポンスを受信したことを認識する。
(S32)AS1は、要求元端末21の要求元オプションについて、セッション更新リクエスト(UPDATE)が非使用であって、且つ、セッションの複数ダイアログが非使用である場合、切断シーケンスを実行する。
そして、AS1は、要求元端末21について、セッションの複数ダイアログが非使用であることを記憶した後、改めて、図2のシーケンスを実行することができる。
リクエスト転送部11は、要求元端末21からリクエストを受信した際に、当該リクエストを要求先端末22へ転送する(図2のS1参照)。
レスポンス送信部12は、要求先端末221からレスポンスを受信した際に、要求先端末221用のダイアログに基づくレスポンスを、要求元端末21へ送信する。
ダイアログ判定部13は、要求先端末222からレスポンスを受信した際に、セッションにおける要求元端末21のオプション機能「複数ダイアログ非使用」であって、要求先端末221用のダイアログと要求先端末222用のダイアログとを比較して所定要素が同一である場合、当該レスポンスを要求元端末へ送信しないように制御する。また、要求先端末221用のダイアログと要求先端末222用のダイアログとを比較して所定要素が相違する場合、要求先端末222用のダイアログを要求先端末221用のダイアログとしたメッセージ(リクエスト又はレスポンス)を、要求元端末へ送信する。
ダイアログ交換部14は、要求先端末222用のダイアログを要求先端末221用のダイアログとして、要求元端末21との間のシーケンスを実行する。
11 リクエスト転送部
12 レスポンス送信部
13 ダイアログ判定部
14 ダイアログ交換部
21 要求元端末
22、221、222 要求先端末
Claims (16)
- 要求元端末が接続されたマルチメディアネットワークと、要求先端末が接続されたマルチメディアネットワークとの間に配置されたSIP(Session Initiation Protocol)サーバの網間接続方法において、
前記SIPサーバは、
要求元端末からリクエストを受信した際に、当該リクエストを要求先端末へ転送する第1のステップと、
第1の要求先端末からレスポンスを受信した際に、第1の要求先端末用のダイアログに基づくレスポンスを、要求元端末へ送信する第2のステップと、
第2の要求先端末からレスポンスを受信した際に、セッションにおける要求元端末のオプション機能「複数ダイアログ非使用」であって、第1の要求先端末用のダイアログと第2の要求先端末用のダイアログとを比較して所定要素が同一である場合、当該レスポンスを要求元端末へ送信しない第3のステップと、
第2の要求先端末用のダイアログを第1の要求先端末用のダイアログとして、要求元端末との間のシーケンスを実行する第4のステップと
を実行することを特徴とする網間接続方法。 - 前記所定要素は、レスポンス・コード、ヘッダ・フィールド、ボディに含まれるSDP(Session Description Protocol)のタイプのいずれかに予め規定された要素である
ことを特徴とする請求項1に記載の網間接続方法。 - 第1のステップのリクエストは、セッション開始リクエストであり、
第2のステップのレスポンスは、暫定レスポンスである
ことを特徴とする請求項2に記載の網間接続方法。 - 第1のステップのリクエストは、セッション開始リクエストであり、
第2のステップのレスポンスは、リンギングレスポンスである
ことを特徴とする請求項2に記載の網間接続方法。 - 前記SIPサーバは、第3のステップについて、
第1の要求先端末用のダイアログと第2の要求先端末用のダイアログとを比較して所定要素が相違する場合、第2の要求先端末用のダイアログを第1の要求先端末用のダイアログとしたメッセージ(リクエスト又はレスポンス)を、要求元端末へ送信する
ことを特徴とする請求項2に記載の網間接続方法。 - 第1のステップのリクエストは、セッション開始リクエストであり、
第2のステップのレスポンスは、暫定レスポンスであり、
第3のステップのレスポンスは、暫定レスポンスであり、
第3のステップのメッセージは、更新リクエストである
ことを特徴とする請求項5に記載の網間接続方法。 - 前記SIPサーバは、第3のステップについて、
要求先端末から前記暫定レスポンスを受信した後、暫定応答確認リクエストを第2の要求先端末へ送信し、
その後、第2の要求先端末からセッション開始レスポンスを受信した際に、前記更新リクエストを、要求元端末へ送信する
ことを特徴とする請求項6に記載の網間接続方法。 - 前記SIPサーバは、第3のステップについて、
第1の要求先端末から第1のダイアログを含むセッション開始レスポンスを受信し、第2の要求先端末から第2のダイアログを含むセッション開始レスポンスを受信した場合、両方のダイアログの所定要素が相違する場合にのみ、前記更新リクエストを、要求元端末へ送信する
ことを特徴とする請求項7に記載の網間接続方法。 - 前記SIPサーバは、第3のステップについて、
前記更新リクエストを要求元端末へ送信し、要求元端末から更新レスポンスを受信した後、セッション開始レスポンスを要求元端末へ送信する
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の網間接続方法。 - 前記所定要素が、転送必須ヘッダとして登録されており、
第1のステップのリクエストは、セッション開始リクエストであり、
第2のステップのレスポンスは、暫定レスポンスであり、
第3のステップのレスポンスは、前記転送必須ヘッダを含む暫定レスポンスであり、
第3のステップのメッセージは、前記転送必須ヘッダを含む暫定レスポンスである
ことを特徴とする請求項2に記載の網間接続方法。 - 第1のステップについて、要求先端末が接続されるマルチメディアネットワーク内で、前記リクエストが複数の要求先端末へフォーキングされる
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の網間接続方法。 - 前記SIPサーバは、
第3のステップについて、セッションにおける要求元端末のオプション機能「複数ダイアログ非使用」であるか否かを判定するために、
第2の要求先端末から受信したレスポンスをそのまま、第2の要求先端末用のダイアログに基づくレスポンスとして、要求元端末へ送信し、
要求元端末との間で失敗シーケンスが実行された際に、セッションにおける要求元端末のオプション機能「複数ダイアログ非使用」であると確定する
ように実行することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の網間接続方法。 - 前記SIPサーバは、
第1のステップについて、要求元端末からリクエストを受信した際に、セッション更新リクエスト(UPDATE)の要求元オプションを取得し、
第3のステップについて、要求元端末の要求元オプションについて、「セッション更新リクエスト非使用」であって、且つ、「複数ダイアログ非使用」である場合、切断シーケンスを実行し、
要求元端末の「複数ダイアログ非使用」を記憶した後、改めて、第1のステップから第3のステップを実行する
ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の網間接続方法。 - 前記SIPサーバは、
異なるCSCF間に接続されたAS(Application Server)若しくはIBCF(Interconnection Border Control Function)、又は、
異なるIMS−AGW(IP Multimedia Subsystem - Access Gateway)間に接続されたTrGW(Translation Gateway)であり、
前記要求元端末は、要求元のUA(User Agent)又はネットワーク通信装置であり、
前記要求先端末は、要求先のUA又はネットワーク通信装置である
ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の網接続方法。 - 要求元端末が接続されたマルチメディアネットワークと、要求先端末が接続されたマルチメディアネットワークとの間に配置されたSIPサーバにおいて、
要求元端末からリクエストを受信した際に、当該リクエストを要求先端末へ転送するリクエスト転送手段と、
第1の要求先端末からレスポンスを受信した際に、第1の要求先端末用のダイアログに基づくレスポンスを、要求元端末へ送信するレスポンス送信手段と、
第2の要求先端末からレスポンスを受信した際に、セッションにおける要求元端末のオプション機能「複数ダイアログ非使用」であって、第1の要求先端末用のダイアログと第2の要求先端末用のダイアログとを比較して所定要素が同一である場合、当該レスポンスを要求元端末へ送信しないダイアログ判定手段と、
第2の要求先端末用のダイアログを第1の要求先端末用のダイアログとして、要求元端末との間のシーケンスを実行するダイアログ交換手段と
を有することを特徴とするSIPサーバ。 - 要求元端末が接続されたマルチメディアネットワークと、要求先端末が接続されたマルチメディアネットワークとの間に配置されたSIPサーバに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
要求元端末からリクエストを受信した際に、当該リクエストを要求先端末へ転送するリクエスト転送手段と、
第1の要求先端末からレスポンスを受信した際に、第1の要求先端末用のダイアログに基づくレスポンスを、要求元端末へ送信するレスポンス送信手段と、
第2の要求先端末からレスポンスを受信した際に、セッションにおける要求元端末のオプション機能「複数ダイアログ非使用」であって、第1の要求先端末用のダイアログと第2の要求先端末用のダイアログとを比較して所定要素が同一である場合、当該レスポンスを要求元端末へ送信しないダイアログ判定手段と、
第2の要求先端末用のダイアログを第1の要求先端末用のダイアログとして、要求元端末との間のシーケンスを実行するダイアログ交換手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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