JP2017223806A - 検査装置 - Google Patents

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JP2017223806A
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平田 康夫
Yasuo Hirata
康夫 平田
義和 西島
Yoshikazu Nishijima
義和 西島
高橋 進
Susumu Takahashi
進 高橋
稔 岡田
Minoru Okada
岡田  稔
小林 英一
Eiichi Kobayashi
英一 小林
由和 東條
Yoshikazu Tojo
由和 東條
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Abstract

【課題】CCDカメラなどの撮像装置による画像でなく検査対象の反射光を目で観察でき、照明の光量調節を確実に行うことができかつ所望の長さに調整可能な検査装置を提供する。【解決手段】1又は2以上の延長ユニット3の基端部に接続可能に構成された接眼レンズユニット4と、1又は2以上の延長ユニット3の先端部に接続可能に構成され照明部を含む先端ユニット2と、接眼レンズユニット4に設けられ可視光を透過しかつ照明部の光量を調整する光量調整信号を含む赤外光を各延長ユニットのリレーレンズ系の光軸に沿って反射するように構成されたミラー58と、ミラー58に向けて赤外光を出射する発光部61と、先端ユニット2に設けられ可視光を透過しかつ各延長ユニット3のリレーレンズ系からの赤外光を反射するように構成されたミラー42と、ミラー42において反射された赤外光を受光する受光部45と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、検査装置に関し、特に、長さを変更可能な検査装置に関する。
従来より、工業用内視鏡等の検査装置が広く利用されている。例えば、タービンロータの中心穴の表面検査のための穴内表面検査装置が、特開平1−196545号公報に提案されている。
その提案の装置では、先端部に設けられたCCDテレビカメラにより検査部位の画像が取得され、検査者は、モニタに表示されたその画像を見て検査を行うことができる。このような装置は、各種検査対象に穿設された穴等の内表面の検査に用いることができる。
また、リレーレンズを有する複数の筒部を連結して構成された硬性鏡も知られている。筒部の数を調整することにより、検査対象に応じて硬性鏡の挿入部の長さを調整することができる。その硬性鏡では、手元側に照明用の電源が配置され、電源からの電力は、各筒部に設けられた配線を介して、先端部の照明部に供給される。
特開平01−196545号公報
しかし、上述した特開平1−196545号公報に提案の装置の場合、検査対象をCCDカメラによる画像ではなく、光学系を通った検査対象の反射光を目で見て観察したいという要求に対しては、対応できない。
さらに、上述した特開平1−196545号公報に提案の装置の場合、検査装置本体を牽引する牽引ケーブルを巻き取り及び送り出すためのプーリ、電動ウインチ等の移動装置、CCDカメラの画像を処理する画像処理部、さらに画像を表示するテレビモニタも必要となり、検査システムが大がかりになるという問題がある。
また、上述したリレーレンズを有する複数の筒部が連結された硬性鏡の場合、硬性鏡の挿入部の長さを調整することはできるが、各筒部に設けられた配線は、接続された隣接する筒部の配線と、筒部に設けられた接点同士の接触により、手元側の電源からの電力が先端部の照明部に供給される。そのため、接点の劣化、接触不良などにより照明が点灯しない場合があるという問題がある。また、手元に電源を設けた場合、挿入部の長さが変化すると、配線の抵抗も変化して明るさが変わるので、照明部の光量調整が必要になり、面倒である。
そこで、本発明は、CCDカメラなどの撮像装置による画像でなく検査対象の反射光を目で観察でき、照明の光量調節を確実に行うことができかつ所望の長さに調整可能な検査装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の検査装置は、互いに連結可能に構成された1又は2以上の延長ユニットと、前記1又は2以上の延長ユニットの基端部に接続可能に構成された接眼レンズユニットと、前記1又は2以上の延長ユニットの先端部に接続可能に構成され、対物レンズ及び照明部を含む先端ユニットと、前記接眼レンズユニットに設けられ、可視光を透過し、かつ前記照明部の光量を調整する光量調整信号を含む所定の波長帯域の光を前記1又は2以上の延長ユニットのリレーレンズ系の光軸に沿って反射するように構成された第1のミラーと、前記第1のミラーに向けて、前記所定の波長帯域の光を出射する発光部と、前記先端ユニットに設けられ、前記可視光を透過し、かつ前記1又は2以上の延長ユニットの前記リレーレンズ系からの前記所定の波長帯域の光を反射するように構成された第2のミラーと、前記第2のミラーにおいて反射された前記所定の波長帯域の光を受光する受光部と、を有する。
本発明によれば、CCDカメラなどの撮像装置による画像でなく検査対象の反射光を目で観察でき、照明の光量調節を確実に行うことができかつ所望の長さに調整可能な検査装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係わる検査装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係わる先端ユニット2の先端部分の断面図である。 本発明の実施の形態に係わる、観察ユニット14が装着された先端ユニット2の先端部分の斜め上方からの斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる、観察ユニット14が装着されていない先端ユニット2の先端部分の斜め前方からの斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる先端硬質部11を先端側から見た図である。 本発明の実施の形態に係わる観察ユニット14の斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる観察ユニット14の斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる観察ユニット14の基端側から見た図である。 本発明の実施の形態に係わる直視用の観察ユニットの断面図である。 本発明の実施の形態に係わる斜視用の観察ユニットの断面図である。 本発明の実施の形態に係わる、連結部12と基端接続部13との接続を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる、延長ユニット3の前側筒体16aを前方斜め方向から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる、延長ユニット3の後側筒体16bを後方斜め方向から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる接眼レンズユニット4の光軸方向に沿った断面図である。 本発明の実施の形態に係わる、アダプタによりユーザが上から覗き込むようにして内視鏡画像を見ることができる検査装置の例を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係わる、分岐ユニットにより連結される延長ユニット3の延出方向が種々の方向に変更された検査装置の例を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係わる、自動化された検査装置の例の構成図である。 本発明の実施の形態に係わる接眼レンズユニット4の斜め前方から見た接眼レンズユニット4の先端部の斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる、発光部61の構成を示す先端ユニット2の部分断面図である。 本発明の実施の形態に係わる、板状の拡散部材を有する発光部61の構成を示す先端ユニット2の部分断面図である。 本発明の実施の形態に係わる、接眼レンズユニット4の斜め後方から見た接眼レンズユニット4の基端部の斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる、接眼レンズユニット4の斜め後方から見た接眼レンズユニット4の基端部の斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる電池収容部54aの蓋部材の斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる、観察ユニット14の先端ユニット2への装着を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる、観察ユニット14の先端ユニット2への装着を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態に係わる、観察ユニット14の先端ユニット2への装着を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態に係わる、観察ユニット14が先端ユニット2へ途中まで装着された状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例1に係わる先端ユニット2の先端部分の部分断面図である。 本発明の実施の形態の変形例1に係わる、拡散部材を通る光が複数の受光素子により受光されている先端ユニット2の先端部分の部分断面図である。 本発明の実施の形態の変形例2に係わる先端ユニット2の先端部分の模式的な部分断面図である。 本発明の実施の形態の変形例2に係わる、複数の受光部45aが密着して設けられた透明部材106の斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例3に係わる拡散部材の可動構造を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態の変形例4に係わる発光部の可動構造を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態の変形例5に係わる拡散部の可動構造を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態の変形例6に係わる拡散部の可動構造を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態の変形例7に係わるミラー58の可動構造を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態の変形例9に係わる接眼レンズユニット4Aの光軸方向に沿った断面図である。 本発明の実施の形態の変形例10の検査装置の先端ユニット2Aと接眼レンズユニット4Bの外観図である。 本発明の実施の形態の本変形例11に係わる延長ユニットの構成を説明するための分解組立図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
(実施の形態)
(構成)
図1は、本実施の形態に係わる検査装置の構成を示す断面図である。
本実施の形態の検査装置1は、対物レンズを含む先端ユニット2と、リレーレンズを含む1又は2以上の延長ユニット3と、接眼レンズユニット4とを含んで構成されるであるボアスコープである。延長ユニット3は、2点鎖線で示すように、複数個が連設可能となっている。
先端ユニット2は、対物レンズユニットであり、延長ユニット3の先端に接続可能となっている。延長ユニット3の基端に、接眼レンズユニット4は接続可能となっている。すなわち、検査装置1は、互いに連結可能に構成された1又は2以上の延長ユニット3と、1又は2以上の延長ユニット3の基端部の延長ユニット3に接続可能に構成された接眼レンズユニット4と、1又は2以上の延長ユニット3の先端部の延長ユニット3に接続可能に構成され、対物レンズ及び照明部を含む先端ユニット2とを有して構成された硬性鏡である。
図2は、先端ユニット2の先端部分の断面図である。
先端ユニット2は、細長の形状を有し、先端硬質部11と、連結部12と、基端接続部13とを有している。先端硬質部11の基端部に、連結部12の先端部が接続されて固定され、連結部12の基端部に、基端接続部13の先端部が接続されて固定されている。
先端硬質部11は、円柱形状を有する。先端硬質部11には、観察ユニット14が着脱可能となっている。
連結部12は、アルミニウムなどの金属製で、円筒形状を有する。連結部12の先端部が、先端硬質部11の基端部に外挿され、螺子12aにより、先端硬質部11と連結部12は固定される。
基端接続部13は、円筒形状を有し、外周部分は、炭素繊維又は炭素繊維を含む複合材料からなる。基端接続部13の先端部が、連結部12の基端部に外挿され、接着剤により、連結部12と基端接続部13は固定される。基端接続部13は、内部に複数のレンズL1を有している。図1に示すように、基端接続部13の基端部には、固定用リング15が設けられている。
図1に戻り、各延長ユニット3は、細長の形状を有し、筒体16と、筒体16の基端部設けられた固定用リング17とを有している。各延長ユニット3は、内部に複数のレンズL2を有している。筒体16は、前側筒体16aと、後側筒体16bとを有し、前側筒体16aと後側筒体16bは接続用筒体16cにより接続されて固定されている。
接眼レンズユニット4は、筐体18と、接続用口金19とを有している。接続用口金19は、筐体18の先端側に設けられている。筐体18は、内部に複数のレンズL3を有している。筐体18には、フォーカスリング18aが設けられている。
ユーザは、検査部位までの距離に応じて、必要な数の複数の延長ユニット3同士を連結し、最先端の延長ユニット3の先端部に、先端ユニット2を接続し、最基端の延長ユニット3の基端部に、接眼レンズユニット4を接続する。
ユーザは、接眼レンズユニット4の基端側の開口部に目を近づけて、先端側を覗くことによって、検査対象を観察することができる。図1に示す観察ユニット14は、側視用のアダプタであり、先端ユニット2の挿入方向に対して直交する方向を、ユーザは観察することができる。
(先端ユニット及び観察ユニットの構成)
図2を用いて、先端ユニット2の先端部分の構成についてさらに説明する。図3は、観察ユニット14が装着された先端ユニット2の先端部分の斜め上方からの斜視図である。図4は、観察ユニット14が装着されていない先端ユニット2の先端部分の斜め前方からの斜視図である。図5は、先端硬質部11を先端側から見た図である。
先端硬質部11は、円筒形状を有し、例えばアルミニウムの金属製の各種部材から構成される。先端硬質部11の表面は、硬質アルマイト処理が施されている。
先端硬質部11は、対物光学系を構成する複数のレンズ21を内部で保持する枠体11aを有する。複数のレンズ21の光軸は、先端ユニット2の中心軸と一致する。
先端硬質部11は、前側硬質部材11bと後側硬質部材11cを有し、枠体11aは、後側硬質部材11cに複数の螺子22aにより固定されている。前側硬質部材11bと後側硬質部材11cも、図示しない螺子等の固定手段により固定されている。
先端硬質部11の先端面には、円形の凹部11dが形成されている。さらに、凹部11dには、円形の開口部11eが形成されている。
先端硬質部11の先端側には、観察ユニット14を着脱可能に取り付けるための取付部11fを有している。ここでは、取付部11fは、先端側に突出した前側硬質部材11bの一部であり、部分円筒形状を有している。ここでは、断面の円周部分(円弧)の中心角が180度よりも大きくなるよう形成されている。
部分円筒形状の取付部11fの内周面11gは、上述した硬質アルマイト処理が施された上に、フッ素コート(ドライルーブ(登録商標)フッソ)が施されている。
取付部11fの先端面には、電池収納用の開口部11hが形成されている。開口部11hの奥には、すなわち取付部11fの内部には、電源としての複数(ここでは4本)の電池B(点線で示す)を収納する空間11iが形成されている。空間11iは、取付部11fの部分円筒部内に配置され、複数の電池を収容する電池収容部を構成する。
以上のように、取付部11fは、電源を収容する電源収容部としての電池収容部を有し、その電源収容部は、各電池Bは、内周面11gに沿って配置される。そして、電源収容部としての空間11iは、各電池Bが、先端ユニット2の部分円筒部の軸方向に沿って収容されるように、形成されている。なお、ここでは、電池Bは、対物レンズの周辺に4本設けられている。対物レンズの周辺に設けることで先端の長さを短くして、突き当てた場合のぎりぎりまでの検査が可能となる。ここでは4本の電池であるが、LEDの明るさ、寿命を考慮してレンズの周辺部に配置可能である本数を選択すればよい。たとえば、1本、2本、3本あるいは5本以上でもよい。
さらに、取付部11fの側面には、2つの螺子22bが設けられており、各螺子22bの先端部22btは、各螺子22bを回すことによって、内周面11gからの、各螺子22bの先端部22btの突出量は、調整される。また、先端部22btは先端がボール形状でバネで付勢されており、先端部22btは、押されると、内側に引っ込む構造を有している。
また、先端硬質部11の先端面には、2つの照明部用電極部23が設けられている。
図6は、観察ユニット14の斜め前方から見た斜視図である。図7は、観察ユニット14の斜め後方から見た斜視図である。図8は、観察ユニット14の基端側から見た図である。
観察ユニット14は、本体部31と、蓋部32と、側壁部33とを有している。
本体部31は、先端硬質部11の取付部11fの内周面11gに嵌合する形状を有している。本体部31の外形は、部分円柱形状を有する。本体部31の基端部には、リング状部材34が2つの螺子22cにより螺子止めされている。観察ユニット14が先端硬質部11に装着されたとき、リング状部材34は、凹部11dに入り込む。本体部31の表面は、硬質アルマイト処理が施された上に、フッ素コートが施されている。
本体部31の側面には、2つの溝部31aが形成されている。観察ユニット14が先端硬質部11に装着されたとき、2つの螺子22bの先端部22btが内側に引っ込んだ後、完全に取り付けられると突出して、2つの溝部31aに入り込むように、2つの溝部31aは、本体部31の側面に形成されている。2つの先端部22btが2つの溝部31aに入り込むときに、ユーザは、いわゆるクリック感を持って観察ユニット14が先端硬質部11の所定の位置に装着されたことを認識できる。
つまり、先端部22btと溝部31aとの位置が正確に合うことで適切な観察性能をと持つことが出来る。また観察ユニット14と先端ユニット2との間に異物を挟んで適切に装着できなかったり、変形等の不具合でと装着できないことを確認しやすいという効果がある。その上で、適切な位置であることを確認してから固定用螺子36で固定することで、確実に固定を行うことが可能となる。
蓋部32は、本体部31に複数の螺子35により、螺子止めされている。さらに、蓋部32は、先端側から見たときに、取付部11fの部分円筒形状の外周形状に一致する部分円形状を有している。
蓋部32の先端側には、2つの固定用螺子36が設けられている。観察ユニット14が先端硬質部11に装着された後、2つの固定用螺子36を回すことによって、取付部11fの先端面に形成された2つの螺子穴11jに2つの固定用螺子36が螺合して、観察ユニット14は、先端硬質部11に固定される。
蓋部32の後側面には、複数の電池用電極部材37が設けられている。電池用電極部材37は、バネ部材あるいは板部材である。観察ユニット14が先端硬質部11に装着されたとき、電池用電極部材37は、取付部11fの空間11iに収納された複数の電池Bと接触する。
側壁部33は、本体部31に、図示しない螺子により螺子止めされている。
側壁部33は、複数のレンズ21の光軸に直交する方向を視野方向とする観察窓33aと、視野方向へ照明光を出射する2つの照明部33bを有している。観察窓33aと2つの照明部33bは、側壁部33に形成された凹部33cの底面部に設けられている。2つの照明部33bは、観察窓33aを挟むように配置されている。すなわち、観察ユニット14は、先端ユニット2の先端側から、先端ユニットに着脱可能に装着され、観察窓33aと2つの照明部33bを有する。
照明光の出射方向を側壁部33の上側とすると、側壁部33の下側には、平面部33dが形成されている。取付部11fの上側には、平面部31bが形成されている。観察ユニット14が先端硬質部11に装着されたとき、平面部33dは、取付部11fの平面部31bに密着する。
以上のように、検査装置1は、観察ユニット14が先端ユニット2に装着されたときに、観察ユニット14から出射される被写体像の光を1又は2以上の延長ユニット3の光軸COの方向へ出射するように、先端ユニット2に対する観察ユニット14の位置を規定する位置決め機構を有する。
その位置決め機構は、観察ユニット14を前記先端ユニット2の先端側から基端側へ向けて装着するための嵌合構造であり、観察ユニット14の本体部31と、先端硬質部11の取付部11fとにより構成される。具体的には、嵌合構造は、観察ユニット14に設けられた本体部31の凸部と、先端ユニット2の先端部分に設けられた取付部11fの凹部とを含む。取付部11fの部分円筒状の凹部は、部分円筒形状を有する先端ユニット2の部分円筒部の内周面により形成され、本体部31の凸部は、内周面11gに嵌合する形状を有する。
そして、複数の電池Bは、先端ユニット2に、設けられ、照明部33bへの電力を供給する電源である。
図2に示すように、観察窓33aの後側であって、本体部31の内側には、プリズム38が配置されている。プリズム38は、観察光学系としての直角プリズムである。観察窓33aに入射した被写体からの反射光は、プリズム38の1つの面に入射して、他の第1の面で全反射して、他の第2の面から出射する。プリズム38から出射した光は、延長ユニット3の光軸COに沿って先端ユニット2の基端方向へ出射され、複数のレンズ21へ入射する。よって、プリズム38及び複数のレンズ21により、側視用の対物光学系は構成される。
各照明部33bは、図3に示すように基板33b1上に搭載された複数の発光ダイオード(以下、LEDという)39を有する。LED39への電源を供給するための複数の配線39aが、LED39から延出している。
図7に示すように、側壁部33の基端部には、2つの照明部用接点ピン40が突出するように設けられている。各照明部用接点ピン40は、図示しないコイルバネによって、基端側へ付勢されている。観察ユニット14が先端硬質部11に装着されたとき、2つの照明部用接点ピン40は、先端硬質部11の先端面に設けられた2つの照明部用電極部23に接触する。
複数本の電池Bが取付部11fの空間11i内に挿入されて、観察ユニット14が先端硬質部11に装着されると、蓋部32の電池用電極部材37により複数本の電池Bが電気的に接続され、電力が2つの照明部用電極部23、2つの照明部用接点ピン40及び複数の配線39aを介して、各照明部33bの基板へ供給され、2つの照明部33bは照明光を出射する。
また、観察ユニット14が先端ユニット12から外されたときに、各電池Bの交換が可能となる。観察ユニット14の先端ユニット12への着脱面は、複数の電池Bの取り出し口となっている。すなわち、観察ユニット14が先端ユニット12から外されたときに、各電池Bの交換が可能となる位置に、観察ユニット14と先端ユニット12の着脱面が形成されている。
以上のように、側視用の観察ユニット14は、先端ユニット2の複数のレンズ21の光軸に対して直交する方向に照明光を出射する。その照明光の出射方向にある被写体からの反射光は、観察窓33aを通して受けて、プリズム38において反射されて複数のレンズ21へ向けて出射される。
図2に戻り、後側硬質部材11cの基端部には、円筒状の枠体41が内挿するように接続されて、螺子41xにより螺子止めされて固定されている。枠体41の基端部には、板状部材であるミラー42が、光軸COに直交する面に対して傾いた状態で固定されている。ここでは、ミラー42は、光軸COに対して、45度〜60度の範囲のある角度で傾いている。
ミラー42は、可視光を透過し、かつ所定の波長帯域の光、ここでは赤外光を反射する光学部材である。ミラー42が、光軸COに対して、45度未満の角度で傾いていないのは、色収差による被写体像の色ズレを抑制するためである。
枠体41の基端部には、円筒状の枠体43が外挿するように接続されて、螺子43aにより螺子止めされて固定されている。枠体43の基端部には、内向フランジ部43bが形成されている。先端硬質部11及び枠体41,43のユニットは、連結部12に対して螺子12aで固定されている。内向フランジ部43bには、光検出器を有する受光部45が設けられている。受光部45の光検出器は、ミラー42からの赤外光を検出する。
以上のように、ミラー42は、先端ユニット2に設けられ、可視光を透過し、かつ1又は2以上の延長ユニット3のリレーレンズ系からの所定の波長帯域の光を反射するように構成されている。受光部45は、ミラー42において反射された所定の波長帯域の光を受光する。
ミラー42は、光軸COに沿った接眼レンズユニット4からの赤外光を反射して、受光部45に向けて出射するように、光軸COに直交する面に対して傾いた状態で固定されている。ミラー42からの赤外光が受光部45の受光面で受光されるように、受光部45は、枠体43に固定される。
図5に示すように、円筒形状の先端硬質部11の中心軸C1を通り、かつ平面部31bに平行な仮想平面VPを想定したとき、取付部11fの中心軸C1に直交する断面形状は、円周の半分以上の長さを有する円弧形状である。
言い換えれば、図5において、嵌合部の断面となる円周部分(円弧)11gについて中心角が180度より大きくなるよう形成されており、部分円筒形状を有する取付部11fの上側の開口幅LL1は、図6から図8に示した本体部31の直径LL2よりも小さい。
よって、観察ユニット14の本体部31が取付部11fに嵌合したときに、観察ユニット14が取付部11fから、中心軸C1に直交する方向に抜け落ちることがない。加えて、光軸のズレまたはチルトが生じることもない。
連結部12の基端部には、基端接続部13の先端部が外挿される円筒状の段差部12bが形成されている。段差部12bには、周状凹部12c(接着だまり)が形成されている。周状凹部12cは、基端接続部13に対して連結部12を接着固定するときに、接着剤がたまる部分となり、強固に固定することができる。
観察ユニット14は、先端ユニット2の先端部分に着脱可能に装着できるので、他の観察ユニットも、先端ユニット2の先端部分に装着できる。
図9は、直視用の観察ユニットの断面図である。図10は、斜視用の観察ユニットの断面図である。
図9に示す直視用の観察ユニット14Aは、本体部31Aと、蓋部32Aと、側壁部33Aを有して構成されている。本体部31A、蓋部32A及び側壁部33Aは、それぞれ、観察ユニット14の本体部31、蓋部32及び側壁部33に対応する。
本体部31Aは、内側に、観察光学系としてのロッドレンズ38Aが設けられている。ロッドレンズ38Aの光軸は、複数のレンズ21の光軸COと一致している。
ロッドレンズ38Aは、側壁部33Aに設けられた螺子孔を介して、螺子71により本体部31Aに固定される。
側壁部33Aの先端面には、2つの照明部72が複数設けられている。
側壁部33Aの基端部には、観察ユニット14と同様に、2つの照明部用接点ピン40が設けられており、観察ユニット14Aを先端ユニット2の先端部分に装着すると、各照明部72は、電力を受けて、先端ユニット2の先端方向に照明光を出射する。
蓋部32Aを本体部31Aに固定する方法は、観察ユニット14と同様である。
図10に示す斜視用の観察ユニット14Bは、本体部31Bと、蓋部32Bと、側壁部33Bを有して構成されている。本体部31B、蓋部32B及び側壁部33Bは、それぞれ、観察ユニット14の本体部31、蓋部32及び側壁部33に対応する。
本体部31Bは、内側に、観察光学系としてのプリズム38Bが設けられている。プリズム38Bは、複数のレンズ21からの光を、所定の角度θだけ偏向して、複数のレンズ21の光軸COに平行に出射する光学部材である。
プリズム38Bは、図示しない螺子等により本体部31Bに固定される。
側壁部33Bは、光軸COに対して所定の角度θの方向へ照明光を出射する2つの照明部73が複数設けられている。
側壁部33Bの基端部には、観察ユニット14と同様に、2つの照明部用接点ピン40が設けられており、観察ユニット14Bを先端ユニット2の先端部分に装着すると、各照明部73は、電力を受けて光軸COに対して所定の角度θの方向に照明光を出射する。
蓋部32Bを本体部31Bに固定する方法は、観察ユニット14と同様である。
以上のように、先端ユニット2の先端部は、側視用、直視用及び斜視用の3つの観察ユニットのいずれもが装着可能な共通な形状及び機構を有している。よって、ユーザは、検査部位に応じた必要な観察ユニットを、先端ユニット2の先端部分に装着して、検査対象を所望の方向から観察して検査することができる。
図11は、連結部12と基端接続部13との接続を説明するための斜視図である。
連結部12の基端部と基端接続部13の先端部は、接着剤により固定される。接着剤は、例えばエポシキ系の接着剤であり、連結部12の基端部の外周部に塗布され、特に、接着剤が、接着剤の溜まり部となる周状凹部12cとその周辺部分に塗布される。そして、基端接続部13の先端部が連結部12の基端部に外挿されると、接着剤により連結部12と基端接続部13は強固に固定される。
(延長ユニットの構成)
次に、延長ユニット3の構成について説明する。
図12は、延長ユニット3の前側筒体16aを前方斜め方向から見た斜視図である。図13は、延長ユニット3の後側筒体16bを後方斜め方向から見た斜視図である。前側筒体16a及び後側筒体16bは、検査装置1の軽量化のために、炭素繊維又は炭素繊維を含む複合材料などの材料からなる。
図12に示すように、前側筒体16aの先端部には、アルミニウムなどの金属製の口金44が設けられている。口金44の表面は、硬質アルマイト処理の上、さらにフッ素コート(ドライルーブ(登録商標)フッソ)されている。口金を出来る限り軽くするためにアルミニウムを選択したが、アルミはやわらかいため削れ易いことから硬質アルマイト処理が施されている。さらに口金同士を接続する場合、噛み合ってすべりが悪くなることが予想されることからフッ素コートをして滑りやすくした構造となっている。口金44の先端側の外周部には、雄螺子部44aが形成されている。口金44の先端側開口から奥の部分に、内側に突出した当てつけ部44bが設けられている。さらに、口金44の内周面44cには、先端側開口から所定の距離だけ離れた位置に、凸部44dが設けられている。
図13に示すように、後側筒体16bの基端部には、アルミニウムなどの金属製の嵌合部42xが基端側へ突出するように設けられている。嵌合部42xの表面は、硬質アルマイト処理されている。円筒状の嵌合部42xの外周部には、後側筒体16bの軸方向に沿った溝42aが形成されている。
後側筒体16bの基端部には、さらに例えば真鍮でできた固定用リング17が設けられている。固定用リング17の基端側の内周面には、雌螺子部17aが形成されている。固定用リング17の内周面と嵌合部42xの外周面との間には、前側筒体16aの先端部が入り込めるだけの隙間17bが形成されている。
嵌合部42xは、前側筒体16aの先端部に嵌合する形状を有している。嵌合部42xの外径は、口金44の内径よりも小さい。
延長ユニット3を連設するとき、延長ユニット3の前側筒体16aの先端部は、他の延長ユニット3の後側筒体16bの基端部に装着される。凸部44dが溝42aに入り込む位置に合わせた上で、後側筒体16bの嵌合部42xが前側筒体16aの先端部に内挿される。後側筒体16bの嵌合部42xが前側筒体16aの先端部に内に押し込んでいくと、凸部44dが溝42aに入り込み、さらに、嵌合部42xの基端面42bが、前側筒体16aの当てつけ部44bに当接する。
凸部44dが溝42aに入り込み、さらに、基端面42bが当て付け部44bに当接した状態で、固定用リング17を所定方向に回動させると、固定用リング17の雌螺子部17aと、前側筒体16aの雄螺子部44aが螺合して、延長ユニット3の前側筒体16aと他の延長ユニット3の後側筒体16bとが固定される。基端面42bと当てつけ部44bが当接した状態で螺子でしっかりと固定されることで、前側筒体16aと他の延長ユニット3の後側筒体16bは、接続部が曲がることなく、互いに確実に固定される。
なお、口金44の内側表面及び嵌合部42xの外側表面は、摺動性を高めるために、硬質アルマイト処理が施された上に、フッ素コートが施されている。
また、延長ユニット3の前側筒体16aの先端部は、先端ユニット2の基端部にも装着可能となっている。そのため、図1に示すように、先端ユニット2の基端接続部13の基端部も、延長ユニット3の後側筒体16bと同様の構成を有しており、基端接続部13の固定用リング15を回動することにより、延長ユニット3の前側筒体16aと先端ユニット2の基端接続部13とが固定される。
(接眼レンズユニットの構成)
次に、接眼レンズユニット4の構成について説明する。
図14は、接眼レンズユニット4の光軸方向に沿った断面図である。図15は、接眼レンズユニット4の斜め前方から見た接眼レンズユニット4の先端部の斜視図である。
接眼レンズユニット4の筐体18は、外筒部材51と内筒部材52とを有して構成される。外筒部材51の先端部分に内筒部材52の基端部分が光軸CO方向に沿って、フォーカスリング18aを回転させることで摺動可能に内挿されている。内筒部材52の先端部分が、接続用口金19を形成している。
外筒部材51の基端部には、複数のレンズL3を保持する枠体53が固定されている。枠体53の基端側には、筒状部材54が外挿されて螺子などにより固定されている。
筒状部材54は、複数の電池B(点線で示す)を収容する電池収容部54aと、光量調整用の基板65を収容する基板収容部54bを有している。電池収容部54aの開口部には、蓋部材55が着脱可能に設けられている。円筒部材53aが筒状部材54の前側部分を覆うように、筒状部材54に螺子などにより固定されている。
内筒部材52には、内筒部材52の軸に対して直交する方向であって、互いに反対方向に延出する2つの取っ手56が取付されている。
また、内筒部材52の先端側には、延長ユニット3の後側筒体16bの基端部が挿入されて固定できるように、図12の前側筒体16aの先端部と同じ形状であり、内筒部材52の内周面には、凸部19aが設けられ、かつ内筒部材52の先端側外周面には、雄螺子部19bが形成されている。よって、凸部19aが溝42aに入り込む位置に合わせた上で、延長ユニット3の後側筒体16bの基端部を内筒部材52の先端側に装着して、固定用リング17を回動させると、延長ユニット3は、接眼レンズユニット4に対して固定される。
さらに、フォーカスリング18aは、先端側内周面に周状凸部18a1が形成されており、周状凸部18a1は、内筒部材52の周溝52aに摺動可能に係合している。
外筒部材51の外周面には、雄螺子部(図示せず)が形成されており、フォーカスリング18aの内周面には、外筒部材51の雄螺子部に螺合するように、雌螺子部(図示せず)が形成されている。よって、フォーカスリング18aを回動すると、フォーカスリング18aと共に内筒部材52も一緒に光軸COに沿って移動する。
枠体53の先端側には、円筒状の枠体57が内挿されて、螺子等により螺子止めされて固定されている。枠体57の先端部には、板状部材であるミラー58が、光軸COに直交する面に対して傾いた状態で固定されている。ここでは、ミラー58は、光軸COに対して、45度〜60度の範囲のある角度で傾いている。
すなわち、枠体57の先端部には、ミラー58が、光軸COに直交する面に対して傾いた状態で固定されている。
枠体57の基端部には、レチクル部材59が、光軸COに直交する面に対して平行な状態で固定されている。レチクル部材59は、図示しない操作部材を操作することによって、光軸CO回りに回動させることができる。ミラー58は、可視光を透過し、かつ所定の波長帯域の光、ここでは赤外光を反射する光学部材である。
また外筒部材51は、先端部51aと基端部51bとを有しており、先端部51aの外周面の周方向に溝51aaを設け、基端部51bから接続するネジ51baにより回動可能に支持されている。これにより、取っ手56を使って全体を回動させる先端側に接続されている延長ユニット3、その前の先端ユニット2、観察ユニット14が回動する。この時、接眼部を覗きながら接眼レンズユニットの手前の円筒部材53aを持ちながら取っ手56で全体を回動させると取っ手56、接続口金19、外筒部材51の先端部51a、内筒部材52、フォーカスリング18aが一緒に回動する。先端側の観察ユニット14を含む延長ユニット3、先端ユニット2が回動し、観察する方向を変えることができる。また、接眼ユニットを含む手前の円筒部材53a、外筒部材51の基端部51bを回動させると、内部のレンズL3、レチクル部材59、ミラー58、発光部61が一緒に回動する。先端ユニット2に設けたミラー42及び受光部45と、接眼ユニット4に設けられているミラー58及び発光部61との位置関係は常に使用状況で変化することが考えられる。発光部61からの赤外光をミラー58で反射させてリレーレンズ系の中心を通り、先端のミラー42で反射させ受光部45に入射させる。リレーレンズの中心位置を通すことで発光部61、受光部45の位置は変化しても通信しやすくなる。
さらに、図14Aのように接眼ユニットとして手元にプリズムを含む分岐ユニット4aを介して上方にて観察可能なアダプタ4bと撮影用カメラ4cを接続し、床の上に設置されたカメラ保持台4dで固定することで上から覗き込む構成とするようにしてもよい。図14Aは、アダプタによりユーザが上から覗き込むようにして内視鏡画像を見ることができる検査装置の例を示す構成図である。図14Aに示すように、先端ユニット2および複数の延長ユニット3がセンタリング治具4eによって検査対象5内に支持されている。この場合も前側の観察ユニット14、先端ユニット2、延長ユニット3を回転させることでも赤外線通信が可能となる。
さらに、図14Bのように延長ユニット3を連結するときに直線状ではなく、プリズムを含む分岐ユニットで連結して方向を変えて、かつ矢印で示すように、分岐ユニットの位置で回動させるようにしてもよい。図14Bは、分岐ユニットにより連結される延長ユニット3の延出方向が種々の方向に変更された検査装置の例を示す構成図である。図14Bの分岐ユニット4fは、直交する方向に延長ユニット3の接続方向を変更する。図14Bでは、2つの分岐ユニット4fにより延長ユニット3の延出方向が2回変更されている。
さらに、図14Cのように接眼レンズユニット4にハーフミラーを含む分岐ユニット4gに、直接覗く部分とCCDカメラ6を接続して観察可能にして、自動化するようにしてもよい。CCDカメラ6には、記録装置(あるいはモニタ)7が接続される。図14Cは、自動化された検査装置の例の構成図である。図14Cでは、延長ユニット3を配管に送るために、延長ユニット3に密着したローラ8aが接続された送り用モータ8を設け、また回動させるために接眼レンズユニット4の先端側の取っ手の位置にギア9を設ける。ギア9は、回転用モータ10に接続されたギア10aと螺合し、接眼レンズユニット4は、回転用モータ10により回転する。この場合も先端の受光部と手元の発光部の位置関係は常に変わるため、赤外光をリレーレンズ系の中心を通すことで通信しやすくなるメリットがある。
枠体57の先端側には、円筒状の枠体60が外挿されて、螺子等により螺子止めされて固定されている。
枠体60の先端部には、内向フランジ部60aが形成されている。内向フランジ部60aは、絞りを形成する。内向フランジ部60aには、発光部61が設けられている。発光部61は、赤外光を出射する発光素子を有し、ミラー58へ向けて赤外光を出射するように内向フランジ部60aに設けられている。発光部61の発光素子61bは、例えば赤外光を出射する発光ダイオード(LED)である。発光部61は、光量調整信号である赤外線信号の赤外光を出射する。
以上のように、ミラー58は、接眼レンズユニット4に設けられ、可視光を透過し、かつ2つの照明部33bの光量を調整する光量調整信号を含む所定の波長帯域の光を1又は2以上の延長ユニット3のリレーレンズ系の光軸COに沿って反射するように構成されている。そして、発光部61は、ミラー58に向けて、所定の波長帯域の光を出射する。
さらに、発光部61の出射側には、透過する光を拡散する拡散部材81を有している。拡散部材81は、発光素子61bから出射される光、ここでは赤外光を、ミラー58へ向けて拡散させる。拡散部材81は、発光素子を囲むドーム形状を有する、表面に微細な凹凸が付けられたガラス製である。よって、発光部61から出射される光は、拡がりを持って出射される。
すなわち、拡散部材81は、ミラー58と発光部61の間に配設されている。
図16は、発光部61の構成を示す先端ユニット2の部分断面図である。発光部61は、基板61aと、基板61aに搭載された発光素子61bと、基板61a上に固定された拡散部材81を有する。基板61aが、内向フランジ部60aに接着あるいは螺子などの固定手段により固定されることにより、発光部61は、枠体60に固定される。
なお、図16では拡散部材81は、ドーム形状を有しているが、板状でもよい。図17は、板状の拡散部材を有する発光部61の構成を示す先端ユニット2の部分断面図である。
図17に示すように、枠体60に、拡散部材81aを固定するための固定部60bが形成されている。板状の拡散部材81aは、拡散部材81aの平面部が、発光素子61bからの赤外光の出射方向に略直交する面に平行になるように配設される。
図17のような構成によっても、発光部61から出射される光は、拡がりを持って出射される。
また、ミラー58は、発光部61からの赤外光を、光軸COに沿った方向に反射して、接眼レンズユニット4の接続用口金19の開口に向けて出射するように、光軸COに直交する面に対して傾いた状態で枠体57に固定されている。
図18及び図19は、接眼レンズユニット4の斜め後方から見た接眼レンズユニット4の基端部の斜視図である。図20は、電池収容部54aの蓋部材の斜視図である。図18及び図19は、電池収容部に蓋部材を取り付けていない状態を示す。
筒状部材54は、点線で示す電池Bが、接眼レンズユニット4の基端側から電池収容部54a内へ挿入できるように開口部54cを有している。開口部54cは、蓋部材55により塞ぐことができる。
蓋部材55の裏面には、複数の電池用電極部材62が設けられている。電池用電極部材62は、バネ部材あるいは板部材である。蓋部材55が開口部54cに装着されたとき、電池用電極部材62は、電池収容部54aに収納された複数の電池Bと接触する。
蓋部材55には、爪部63が設けられている。円筒部材53aには、爪部63に係合可能なパッチン錠64が固定されている。蓋部材55は、爪部63とパッチン錠64により、筒状部材54に対して着脱自在となっている。
図14に戻り、基板収容部54b内には、基板65が固定されている。基板65には、調整つまみ66が搭載されている。基板65は、発光部61と電気的に接続されている。基板65には、電池Bからの電源を受けて動作する光量調整各種回路が設けられており、調整つまみ66を操作することによって、先端ユニット2の照明部33bの出射光量を調整するための赤外線信号である光量調整信号を発光部61から出射させることができる。
例えば、ユーザは、調整つまみ66を回転させることによって、所望の光量を指定し、調整つまみ66を押下することによって、指定された光量に応じた光量調整信号を含む赤外光が発光部61から出射させることができる。
(作用)
図21から図24は、観察ユニット14の先端ユニット2への装着を説明するための図である。図21は、観察ユニット14の先端ユニット2への装着を説明するための斜視図である。図22は、観察ユニット14の先端ユニット2への装着を説明するための平面図である。図23は、観察ユニット14の先端ユニット2への装着を説明するための断面図である。図24は、観察ユニット14が先端ユニット2へ途中まで装着された状態を示す斜視図である。
ユーザが観察ユニット14を先端ユニット2に取り付けるとき、図21〜図24において二点鎖線の矢印A1で示す方向から、本体部31が先端硬質部11の取付部11fの内周面に嵌合するようにして、ユーザは、観察ユニット14の本体部31の基端部を取付部11fに装着する。
各螺子22bの先端部22btが溝部31aに入り込むときに、ユーザは、クリック感を感じながら観察ユニット14の本体部31の基端部を取付部11fに装着を感じることができる。2つの螺子22bを回動することによって、クリック感を調整することができる。さらに、観察ユニット14は、2つの固定用螺子36により先端ユニット2にしっかりと取り付けられる。
観察ユニット14の交換は、2つの固定用螺子36を緩めることによって、ユーザは、観察ユニット14の本体部31の基端部を取付部11fから外して他の観察ユニットに交換することができる。
そして、ユーザが、調整つまみ66を操作することによって、発光部61から赤外線信号である光量調整信号を出射させると、発光部61から赤外光が出射され、赤外光は、拡散部材81によって拡散される。拡散された赤外光は、ミラー58において反射されて、1又は2以上の延長ユニット3内を通って、先端ユニット2へ到達する。赤外線信号は、先端ユニット2のミラー42において反射されて、受光部45に照射される。
発光部61の出射側には、拡散部材81が設けられているため、赤外光は、拡散部材81により拡散して広がって出射される。ミラー58で反射された赤外光は、1又は2以上のリレーレンズユニット3内の複数のレンズL2を通って、先端ユニット2のミラー42に照射される。
図14において二点鎖線DLで示すように、赤外光は、拡散部材81により拡散されることにより、発光点が増えて、ミラー58で反射される。
その結果、ミラー42で反射された赤外光は、受光部45において、受光され易くなるので、検査装置1全体が自重によって若干曲がったとしても、光量調整信号である赤外線信号は、先端ユニット2の受光部45において確実に受光される。
よって、上述した実施の形態によれば、CCDカメラなどの撮像装置による画像でなく検査対象の反射光を目で観察でき、照明の光量調節を確実に行うことができかつ所望の長さに調整可能な検査装置を提供することができる。
また、先端ユニット2が電源を有し、ユーザは、手元において照明部の光量を調整して、延長ユニット3を複数本接続しても照明の明るさを所望の明るさにすることができる。通常の検査では同じサイズのパイプの検査を行うので被検体画像の明るさが一定になることは検査効率の向上に繋がる。
特に、検査を行うパイプに押し込みながら延長ユニット3を継ぎ足すことで奥まで検査を行う場合、明るさを変えること無く、常に同じ光量下で検査が可能であるメリットがある。そして、パイプ内面にキズ等を発見した場合、手元からの光量調整の信号を送ることで、光量を微調整して、キズを見やすくして、より検査しやすくすることが可能となる。
さらに、上述した実施の形態によれば、長さを変更可能な検査装置において、複数の先端ユニットを用意する必要がないようにして装置全体のコストを低減し、かつ照明部への電源の供給を確実に行うことが可能である。
ユーザは、検査装置において、観察ユニットを交換するだけで、検査装置の先端ユニットの視野方向を、所望の視野方向にすることができる。
さらに、拡散部材81が発光部61の出射側に設けられているので、LED等の発光部61から出射する光は、複数の点光源が存在するようにして出射するので、受光部45において確実に受光される。
次に、上述した実施の形態の変形例について説明する。
(変形例1)
上述した実施の形態では、拡散部材は、接眼レンズユニット4の発光部61の近傍に設けられているが、先端ユニット2のミラー42と受光部45の間に設けるようにしてもよい。
図25は、変形例1に係わる先端ユニット2の先端部分の部分断面図である。
受光部101は、基板102と、受光素子103とを有して構成されている。拡散部材104が、受光部101の受光面側に設けられている。
受光素子103が搭載された基板102は、枠体43の内周面に接着剤あるいは螺子などにより固定されている。板状の拡散部材104は、ミラー42から受光素子103への赤外光の光路上に配置されるように、受光素子103上に接着剤あるいは螺子などにより固定されている。
拡散部材104は、上述した拡散部材81と同様の材料からなる。
このような構成によっても、光量調整信号である赤外線信号は、先端ユニット2の受光部101において確実に受光される。
なお、上述した例では、拡散部材104を通る光は、1つの受光素子103により受光されているが、複数の受光素子により受光されるようにしてもよい。
図26は、変形例1に係わる、拡散部材を通る光が複数の受光素子により受光されている先端ユニット2の先端部分の部分断面図である。
受光部101Aは、基板102aと、複数の受光素子103aとを有して構成されている。拡散部材104aが、受光部101Aの受光面側に設けられている。
複数の受光素子103aが搭載された基板102aは、枠体43の内周面の凹部に接着剤あるいは螺子などにより固定されている。板状の拡散部材104aが、ミラー42から複数の受光素子103aへの赤外光の光路上に配置されるように、複数の受光素子103a上に接着剤あるいは螺子などにより固定されている。
拡散部材104aは、上述した拡散部材81と同様の材料からなる。
このような構成によれば、図25の受光部101よりも、光量調整信号である赤外線信号は、先端ユニット2の受光部101Aにおいて確実に受光される。
(変形例2)
上述した実施の形態では、受光部45は、ミラー42で反射された赤外光を直接受光しているが、本変形例2では、赤外光は、先端ユニット2において、導光部材を介して赤外光を受光している。すなわち、本変形例2では、導光部材がミラー42と受光部の間に設けられる。
図27は、変形例2に係わる先端ユニット2の先端部分の模式的な部分断面図である。
先端ユニット2内では、ミラー42が、枠体41Aに固定されている。枠体41Aに固定された枠体43Aには、円筒形状の透明部材106が固定されている。透明部材106の材質は、ガラス、アクリルあるいはポリカーボネートなどである。
透明部材106の円筒形状の軸と先端ユニット2の中心軸C1とが一致するように、透明部材106は、枠体43Aに固定される。透明部材106の基端面には、隣り合う受光部同士が等間隔で配置されるように、複数の受光部45aが円形に配置されている。複数の受光部45aは、円形の基板107上に搭載されている。
図28は、複数の受光部45aが密着して設けられた透明部材106の斜視図である。 複数の受光部45aが基板107に搭載され、複数の受光部45aは、透明部材106からの光を受光できるように、透明部材106の基端面に密着している。
透明部材106は、先端方向へ突出した突出部106aを有し、突出部106aには、光軸COに対して所定の角度で傾斜した傾斜面106a1が形成されている。接眼レンズユニット4からの赤外光は、ミラー42で反射される。ミラー42からの赤外光が、傾斜面106a1において受光されて、透明部材106内に入射されるように、傾斜面106a1は、形成されている。
接眼レンズユニット4からの赤外光は、傾斜面106a1から透明部材106内に入射する。入射した赤外光が透明部材106内で内面反射し、複数の受光部45aによって受光されるように、透明部材106は構成されている。ここでは、円筒形状の透明部材106の基端面から赤外光は出射して、複数の受光部45aにより受光される。
このように、接眼レンズユニット4からの光量調整信号の赤外線信号は、複数の受光部45aにより受信されるので、先端ユニット2において、光量調整信号を確実に受信できる。
(変形例3)
上述した実施の形態では、拡散部材81、81aは、発光部の出射側に固定されているが、本変形例3では、拡散部材の姿勢あるいは拡散部材の光が透過する部分の位置を調整できるようにしている。
図29は、変形例3に係わる拡散部材の可動構造を説明するための模式図である。
本変形例3の発光部111は、図29に示すように、発光素子61bが搭載された基板61aを有し、基板61aは、枠体60に固定されている。
円筒部材52xと枠体60には、モータ112の軸113が固定されており、モータ112の軸113の先端には、円板状の拡散部材81bが設けられている。拡散部材81bの一方の面114aに対して、他方の面114bは、平行でなく、所定の角度を持って形成されている。
発光素子61bからの光は、拡散部材81bを通してミラー58に照射されるように、発光素子61bと拡散部材81bは配置される。モータ112が回転すると、円板状の拡散部材81bは、モータ112の軸113の軸回りに回転し、拡散部材の光が透過する部分の位置が変わり、回転に応じて光が透過する拡散部材81bの部分の厚さが変化するため、拡散部材81bの一方の面114aに入射した光が他方の面114bから出射するときの出射方向が変化する。すなわち、拡散部材の拡散部材の姿勢あるいは拡散部材の光が透過する部分の位置が、調整可能である。
モータ112の回転は、図示しない制御部により制御可能となっている。よって、制御部によりモータ112を回転させると、拡散部材81bからの光の出射方向は変化する。LEDなどの発光素子は、指向性が高いため、1又は2以上の延長ユニット3を通った発光部61からの光が受光部45に正確に当たらず、受光部45において十分な光量が得られない場合がある。そのような場合に、モータ112を回転させて、発光部111から出射される光を種々の方向に向けて出射させると、拡散部材の姿勢、あるいは発光部61の光が透過する拡散部材の領域の位置が変わり、どこかの姿勢あるいは位置で、受光部45において光量調整信号である赤外線信号を適切に受光することができる。よって、モータ112及び軸113が、拡散部材の姿勢、あるいは発光部61の光が透過する拡散部材の領域の位置を調整する調整機構を構成する。
その結果、拡散部材81bの最適な回転位置で拡散部材81bの姿勢を固定すれば、受光部45は、十分な光量で赤外光を受光することができる。
本変形例3によれば、発光部111からの光の出射方向を変更して調整できるため、受光部45において光量調整信号である赤外線信号を適切に受光することができる。
なお、ここでは、拡散部材の拡散部材の姿勢あるいは拡散部材の光が透過する部分の位置は、モータ112の回転によって調整されるが、軸113を手動で回転させて調整するようにしてもよい。
(変形例4)
上述した実施の形態では、拡散部材81、81aは、発光部の光出射側に固定されているが、本変形例4では、拡散部材を用いずに、発光部から出射される光の出射方向を変更できるように動かせるようにした。
図30は、変形例4に係わる発光部の可動構造を説明するための模式図である。
本変形例4の発光部116は、発光素子61bが搭載された基板61a上が、ヒンジ部117を介して固定部材118に固定されている。固定部材118は、枠体60に固定されている。基板61aのヒンジ部117とは反対側の部分は、バネ119によって、枠体60側に引っ張られている。バネ119の一端は、基板61aに固定され、他端は、枠体60に固定されている。
枠体60には、モータ120が固定されており、モータ120の軸の先端には、非円形の、例えば楕円の先端部材120aが設けられており、基板61aの下面に当接している。バネ119により、基板61aは、先端部材120a側に付勢されている。モータ120が回転すると、非円形の先端部材120aにより、基板61aの矢印で示すように揺動する。
モータ120の回転は、図示しない制御部により制御可能となっている。モータ120の回転により、発光素子61bからの光の出射方向は、変化する。すなわち、モータ120の軸及び先端部材120aは、発光部111からの赤外光の出射方向を変更する出射方向変更機構を構成する。
よって、制御部によりモータ120を回転させると、拡散部材81bからの光の出射方向は、連続的に変化する。LEDなどの発光素子は、指向性が高いため、受光部45において適切に十分な光量が得られない場合がある。そのような場合に、モータ120を回転させて、発光部116から出射される光を種々の方向に向けて出射させると、どこかの位置で、受光部45において光量調整信号である赤外線信号を適切に受光することができる。
よって、本変形例3によれば、発光部116からの光の出射方向を変更できるため、受光部45において光量調整信号である赤外線信号を適切に受光することができる。
(変形例5)
上述した実施の形態では、拡散部材81、81aは、発光部の光出射側に固定されているが、本変形例5も、変形例4と同様に、発光部から出射される光の出射方向を変更できるようになっている。
図31は、変形例5に係わる拡散部の可動構造を説明するための模式図である。
本変形例5の発光部121は、発光素子61bが搭載された基板61a上が、枠体60に固定されている。
枠体60には、モータ122が固定されており、モータ122の軸の先端には、端面が傾斜したミラー部材123が設けられている。
発光素子61bからの赤外光がミラー部材123の鏡面に照射されるように、ミラー部材123は、配置される。モータ122が回転すると、ミラー部材123の鏡面で反射した光は、一点鎖線で示すように種々の方向へ出射する。すなわち、モータ122の軸及びミラー部材123は、発光部121からの赤外光の出射方向を変更する出射方向変更機構を構成する。
モータ122の回転は、図示しない制御部により制御可能となっている。モータ122の回転により、発光素子61bからの光の出射方向は、変化する。
よって、制御部によりモータ122を回転させると、ミラー部材123において反射した光の出射方向は、変化する。LEDなどの発光素子は、指向性が高いため、受光部45において適切に十分な光量が得られない場合がある。そのような場合に、モータ122を回転させて、発光部121から出射される光を種々の方向に向けて出射させると、どこかの位置で、受光部45において光量調整信号である赤外線信号を適切に受光することができる。
よって、本変形例5によれば、発光部121からの光の出射方向を変更できるため、受光部45において光量調整信号である赤外線信号を適切に受光することができる。
(変形例6)
上述した実施の形態では、拡散部材81、81aは、発光部の光出射側に固定されているが、本変形例6も、変形例4及び変形例5と同様に、発光部から出射される光の出射方向を変更できるようになっている。
図32は、変形例6に係わる拡散部の可動構造を説明するための模式図である。
本変形例6の発光部126は、円筒部材127内に配置された、複数の電池128と、モータ129と、モータ129の軸部の先端に設けられた基板61aに搭載された発光素子61bとを有する。
円筒部材127は、円筒部材52x及び枠体60に設けられた孔130に挿入して固定可能となっている。
赤外光の出射方向がモータ129の軸の軸方向に対して所定の角度だけ曲がった方向となるように、発光素子61bを搭載した基板61aは、モータ129の軸の先端に固定されている。
モータ129が回転すると、発光素子61bからの光は、種々の方向へ出射する。
モータ129の回転は、図示しない制御部により制御可能となっている。モータ129の回転により、発光素子61bからの光の出射方向は、変化する。すなわち、モータ129は、発光部126からの赤外光の出射方向を変更する出射方向変更機構を構成する。
よって、制御部によりモータ129を回転させると、発光素子61bからの光の出射方向は、変化する。LEDなどの発光素子は、指向性が高いため、受光部45において適切に十分な光量が得られない場合がある。そのような場合に、モータ129を回転させて、発光部126から出射される光を種々の方向に向けて出射させると、どこかの位置で、受光部45において光量調整信号である赤外線信号を適切に受光することができる。
よって、本変形例7によれば、発光部126からの光の出射方向を変更できるため、受光部45において光量調整信号である赤外線信号を適切に受光することができる。
(変形例7)
上述した実施の形態では、拡散部材81、81aは、発光部の光出射側に固定されているが、本変形例7では、ミラー58の姿勢が変更できるようになっている。
図33は、変形例7に係わるミラー58の可動構造を説明するための模式図である。
本変形例7の発光部116の発光素子61bが搭載された基板61aが、枠体60に固定されている。
モータ131が、枠体60に固定されており、モータ131の軸の先端には、ギア132が設けられている。枠体57の先端部には、リング状の傘歯車133が、傘歯車133の軸中心に回動可能に設けられており、抜け止め部材133aにより、円筒部材57から抜け落ちないようになっている。
ギア132と傘歯車133は噛合しており、モータ131の回転により傘歯車133は、中心軸CC回りに回転する。リング状の傘歯車133の中央部には、円形のミラー134が固定されている。
ミラー134は、上述したミラー58と同様の材質からなるが、一方の平面部134aは、他方の平面部134bに対して平行ではなく、所定の角度を持って傾いて形成されている。すなわち、ミラー134は、厚さが一様ではない。
モータ131が回転すると、ギア132の回転に伴って、リング状の傘歯車133が回転し、同時に円形のミラー134も中心軸回りに回転する。
発光素子61bからの光は、ミラー134に照射されるように配置される。
モータ131が回転すると、円板状のミラー134も回転する。そして、モータ131の回転に応じて、発光素子61bからの赤外光を反射する平面部134bの向きが変化する。
モータ131の回転は、図示しない制御部により制御可能となっている。モータ131の回転により、ミラー134で反射した光の出射方向は、変化する。すなわち、モータ131、ギア132及び傘歯車133は、ミラー134の反射面の向きを調整する向き調整機構を構成する。
よって、制御部によりモータ131を回転させると、ミラー134からの光の出射方向は、変化する。LEDなどの発光素子は、指向性が高いため、受光部45において適切に十分な光量が得られない場合がある。そのような場合に、モータ131を回転させて、ミラー134から出射される光を種々の方向に向けて出射させると、どこかの位置で、受光部45において光量調整信号である赤外線信号を適切に受光することができる。
よって、本変形例7によれば、発光部111からの光の出射方向を変更できるため、受光部45において光量調整信号である赤外線信号を適切に受光することができる。
(変形例8)
上述した実施の形態及び上述した各変形例では、拡散部材が発光部側に設けられるか、拡散部材若しくは導光部材が受光部側に設けられるか、あるいは発光部からの光の出射方向が変化させるかの構成が、検査装置1において採用されるが、これらの構成を組み合わせてもよい。
例えば、拡散部材が発光部側と受光部側の両方に設けるようにしてもよく、あるいは発光部からの光の出射方向が変化させると共に、拡散部材を受光部側に設けるようにしてもよい。あるいは、拡散部材が発光部側と受光部側の両方に設けると共に、発光部からの光の出射方向が変化させるようにしてもよい。
このような組合せによれば、より、光量調整信号が先端ユニット2の受光部において確実に受光することができる。
(変形例9)
上述した実施の形態では、発光部用の電池は、筒状部材54の電池収容部に配設されているが、本変形例8では、接眼レンズユニットにおける発光部用の電池は、取っ手内に設けるようにした。
図34は、変形例9に係わる接眼レンズユニット4Aの光軸方向に沿った断面図である。接眼レンズユニット4Aの筐体18A内には、複数のレンズL3と、ミラー58と、発光部61が配設されている。発光部61は、基板61aと、基板61aに搭載された発光素子61bとを含む。基板61aは、筐体18A内の1つの枠体に固定されている。基板61aは、筐体18Aに設けられた2つの取っ手56、56Aの根元の近傍に固定されている。
2本の取っ手56、56Aが筐体18Aの軸に直交する方向に延出するように設けられているが、1つの取っ手56A内には、発光素子61b用の電池Bが配設されている。取っ手56Aは、円筒形状を有し、円筒形状の内側に複数の電池Bが収納可能となっている。
取っ手56Aの先端部には、開閉可能な蓋56Bが設けられており、蓋56Bをあけることにより、内部の電池Bの格納及び取り出しが可能となっている。
取っ手56A内に収納された電池Bからの電力は、配線56Cを介して基板61aに供給され、発光素子61bが発光可能となっている。
電池Bが取っ手内に配設されるので、接眼レンズユニット4Aの小型化を図ることができ、さらに、電池交換も容易である。
(変形例10)
上述した実施の形態では、照明部の光量調整は、接眼レンズユニットにおけるつまみの操作により可能であるが、接眼レンズユニットにおいて赤外光の送信が不可能となった場合、あるいは接眼レンズユニットからの赤外光が先端ユニットにおいて受信できなくなった場合に、照明部の照明光の光量を一定の値で出射させるようにした。
図35は、変形例10の検査装置の先端ユニット2Aと接眼レンズユニット4Bの外観図である。先端ユニット2Aに切替スイッチ141が設けられている。
切替スイッチ141は、照明部の出射光量を一定にするように、照明部33bのLEDに一定の電流を流すように電池Bからの電力を一定にするためのスイッチである。切替スイッチ141に所定の操作(例えばオン操作)をすると、照明用LEDに一定の電流を流すように照明部33bは制御される。切替スイッチ141に対する上記の所定の操作とは逆の操作(例えばオフ操作)をすると、照明用LEDに光量調整信号に応じた電流を流すように照明部33bは制御される。
よって、ユーザは、例えば、何らかの故障により、接眼レンズユニットにおいて赤外光の送信が不可能となった場合、あるいは接眼レンズユニットからの赤外光が先端ユニットにおいて受信できなくなった場合にこの切替スイッチ141を操作することにより、一定の光量下での検査が可能となる。
なお、接眼レンズユニットにおいて赤外光の送信が不可能でない場合、あるいは接眼レンズユニットからの赤外光が先端ユニットにおいて受信が可能である場合に、先端ユニット2Aの照明光の光量を一定にすることができるように、接眼レンズユニット4Bにスイッチ141aを設けるようにしてもよい。
例えば、ユーザがスイッチ141aをオンにすると、そのときの照明部33bの照明光の光量を維持するように、照明部33bは動作する。その結果、ユーザは、スイッチ141aをオンしたときの固定の光量で、被写体を観察することができる。
(変形例11)
上述した実施の形態では、延長ユニット3は、炭素繊維あるいは炭素繊維を含む複合材料からなり、非導電性であるが、本変形例11では、延長ユニット3が導電性を有するようにした。
図36は、本変形例11に係わる延長ユニットの構成を説明するための分解組立図である。
延長ユニット3は、各々が炭素繊維あるいは炭素繊維を含む複合材料からなる、前側筒体16aAと、後側筒体16bAと、接続用筒体16cAとから構成されている。前側筒体16aAと後側筒体16bAは、接続用筒体16cAにより接続されている。接続用筒体16cAは、筒状部材150とリング状部材150aとから構成される。
前側筒体16aAの内周面151と外周面152、及び後側筒体16bAの内周面153と外周面154には、導電性塗料が塗布されている。前側筒体16aAの外周面152、及び後側筒体16bAの外周面154には、導電性塗料上に絶縁性塗料も塗布されている。
接続用筒体16cAの筒状部材150の外周面155とリング状部材150aの外周面156にも、導電性塗料が塗布されている。リング状部材150aの外周面156には、導電性塗料上に絶縁性塗料も塗布されている。
また、図36に示すように、前側筒体16aAは、先端側段差部と基端側段差部を有し、先端側段差部の端面ES1と基端側段差部の端面ES2にも導電性塗料が塗布されている。端面ES1とES2に塗布された導電性塗料上には、絶縁性塗料は塗布されていない。同様に、後側筒体16bAも、先端側段差部と基端側段差部を有し、先端側段差部の端面ES3と基端側段差部の端面ES4にも導電性塗料が塗布されている。端面ES3とES4に塗布された導電性塗料上には、絶縁性塗料は塗布されていない。
さらに、接続用筒体16cAのリング状部材150aの先端側の端面ES5と基端側の端面ES6にも導電性塗料が塗布されている。端面ES5とES6に塗布された導電性塗料上には、絶縁性塗料は塗布されていない。
接続用筒体16cAの外周面155に導電性の接着剤(図示せず)を塗布して、前側筒体16aAと後側筒体16bAを接続用筒体16cAの両側に外挿することによって、前側筒体16aAと後側筒体16bAは、接続用筒体16cAにより接続されて固定される。
その結果、端面ES2とES5が接触し、端面ES6とES3も接触するので、前側筒体16aAの外周面152の表面と後側筒体16bAの外周面154の表面は導通状態となる。さらに、導電性の接着剤により、前側筒体16aAの内周面151と後側筒体16bAの内周面153も導通状態となる。
よって、各延長ユニット3は、2つの独立した導電路を有する。
このような構成の延長ユニット3を連設すると、2つの導電路を繋げた電気的経路が形成される。
このような2つの導電路を用いることによって、連接した複数の延長ユニット3Aの一部の接続状態が緩むと、電気的経路が途切れるため、延長ユニット3Aあるいは先端ユニット2の接続が緩んで、外れかかっていることが検知可能となる。
あるいは、このような2つの導電路を用いることによって、先端ユニット2への赤外光の送信が不能になったときに、光量調整信号を先端ユニット2に送信することができる。
以上説明したように、上述した実施の形態及び各変形例によれば、CCDカメラなどの撮像装置による画像でなく検査対象の反射光を目で観察でき、照明の光量調節を確実に行うことができかつ所望の長さに調整可能な検査装置を提供することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1 検査装置、2 先端ユニット、3、3A 延長ユニット、4、4A、4B 接眼レンズユニット、4a 分岐ユニット、4b アダプタ、撮影用カメラ、4d カメラ保持台、4e センタリング治具、4f、4g 分岐ユニット、5 検査対象、6 CCDカメラ、7 記録装置、8 モータ、8a ローラ、9 ギア、10 回転用モータ、10a ギア、11 先端硬質部、11a 枠体、11b 前側硬質部材、11c 後側硬質部材、11d 凹部、11e 開口部、11f 取付部、11g 内周面、11h 開口部、11i 空間、11j 螺子穴、12 連結部、12 先端ユニット、12 連結部、12a 螺子、12b 段差部、12c 周状凹部、13 基端接続部、14、14A、14B 観察ユニット、15 固定用リング、16 筒体、16a、16aA 前側筒体、16b、16bA 後側筒体、16c 接続用筒体、16cA 接続用筒体、17 固定用リング、17a 雌螺子部、17b 隙間、18、18A 筐体、18a フォーカスリング、18a1 周状凸部、19 接続用口金、19a 凸部、19b 雄螺子部、21 レンズ、22a、22b 螺子、22bt 先端部、22c 螺子、23 照明部用電極部、31、31A、31B 本体部、31a 溝部、31b 平面部、32、32A、32B 蓋部、33、33A、33B 側壁部、33a 観察窓、33b 照明部、33b1 基板、33c 凹部、33d 平面部、34 リング状部材、35 螺子、36 固定用螺子、37 電池用電極部材、38 プリズム、38A ロッドレンズ、38B プリズム、39a 配線、40 照明部用接点ピン、41、41A、43 枠体、41x 螺子、42 ミラー、42x 嵌合部、42a 溝、42b 基端面、43、43A 枠体、43a 螺子、43b 内向フランジ部、44 口金、44a 雄螺子部、44b 当てつけ部、44c 内周面、44d 凸部、45、45a 受光部、51 外筒部材、52 内筒部材、52a 周溝、52x 円筒部材、53 枠体、53a 円筒部材、54 筒状部材、54a 電池収容部、54b 基板収容部、54c 開口部、55 蓋部材、56、56A 取っ手、56B 蓋、56C 配線、57 枠体、58 ミラー、59 レチクル部材、60 枠体、60a 内向フランジ部、60b 固定部、61 発光部、61a 基板、61b 発光素子、62 電池用電極部材、63 爪部、64 パッチン錠、65 基板、71 螺子、72、73 照明部、81、81a、81b 拡散部材、101、101A 受光部、102、102a 基板、103、103a 受光素子、104、104a 拡散部材、106 透明部材、106a 突出部、106a1 傾斜面、107 基板、111 発光部、112 モータ、113 軸、114a、114b 面、116 発光部、117 ヒンジ部、118 固定部材、119 バネ、120 モータ、120a 先端部材、121 発光部、122 モータ、123 ミラー部材、126 発光部、127 円筒部材、128 電池、129 モータ、130 孔、131 モータ、132 ギア、133 傘歯車、133a 抜け止め部材、134 ミラー、134a 平面部、134b 平面部、141 切替スイッチ、141a スイッチ、150 筒状部材、150a リング状部材、151、153 内周面、152、154、155、156 外周面。

Claims (9)

  1. 互いに連結可能に構成された1又は2以上の延長ユニットと、
    前記1又は2以上の延長ユニットの基端部に接続可能に構成された接眼レンズユニットと、
    前記1又は2以上の延長ユニットの先端部に接続可能に構成され、対物レンズ及び照明部を含む先端ユニットと、
    前記接眼レンズユニットに設けられ、可視光を透過し、かつ前記照明部の光量を調整する光量調整信号を含む所定の波長帯域の光を前記1又は2以上の延長ユニットのリレーレンズ系の光軸に沿って反射するように構成された第1のミラーと、
    前記第1のミラーに向けて、前記所定の波長帯域の光を出射する発光部と、
    前記先端ユニットに設けられ、前記可視光を透過し、かつ前記1又は2以上の延長ユニットの前記リレーレンズ系からの前記所定の波長帯域の光を反射するように構成された第2のミラーと、
    前記第2のミラーにおいて反射された前記所定の波長帯域の光を受光する受光部と、
    を有することを特徴とする検査装置。
  2. 前記第1のミラーと前記発光部の間に配設された拡散部材を有することを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記拡散部材の姿勢、あるいは前記発光部の前記所定の波長帯域の光が透過する前記拡散部材の領域の位置を調整する調整機構を有することを特徴とする請求項2に記載の検査装置。
  4. 前記第1のミラー及び前記第2のミラーの各々は、板状部材であり、
    前記板状部材の平面部は、前記1又は2以上の延長ユニットの光軸に直交する面に対する角度は、45度〜60度の範囲のある角度であることを特徴とする請求項3に記載の検査装置。
  5. 前記第2のミラーと前記受光部の間に配設された拡散部材を有することを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  6. 前記第2のミラーと前記受光部の間に配設された導光部材を有することを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  7. 前記発光部からの前記所定の波長帯域の光の出射方向を変更する出射方向変更機構を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の検査装置。
  8. 前記所定の波長帯域の光を反射する前記第1のミラーの反射面の向きを調整する向き調整機構を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の検査装置。
  9. 前記所定の波長帯域の光は、赤外光であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載の検査装置。
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