JP2017222998A - 止水部材 - Google Patents

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富田 真次
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真次 富田
遼平 川上
Ryohei Kawakami
遼平 川上
秀雄 瀧田
Hideo Takita
秀雄 瀧田
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Abstract

【課題】従来の止水部材では、施工現場で複数の化学物質を反応させる手間がかかり、材料の混合比の管理などが必要で必ずしも扱いやすいとは言えなかった。したがって、本発明の目的は止水装置の施工現場で簡便に扱える止水部材を提供することにある。
【解決手段】止水装置と建物や地面又は床との間の隙間を埋めて止水する止水部材であって、上記隙間を埋めるシール材とこれを覆う複数の開放部を有する柔軟な被覆材を備え、使用時に前記シール材が変形して前記隙間を埋める。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の外から流れ込む水を止水する止水装置に使われる止水部材に関する。
従来、止水装置による止水を行うには、止水する建物や構造体と止水装置の間の隙間を止水部材で塞ぐことが行われている。例えば、壁の貫通部の止水装置において弾性止水部材が用いられている(特許文献1を参照)。ここで用いられる止水部材は反応型ポリマーに硬化剤を混ぜて反応させるものが提案されている。
特開2006−226359号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の止水部材では、施工現場で2種類の化学物質を反応させる手間がかかり、材料の混合比の管理などが必要で必ずしも扱い易いとは言えなかった。また、施工現場での混合が不要なシール材であっても、その粘着力が強いので取扱いが難しかった。
したがって、本発明の目的は止水装置の施工現場で簡便に装着できる取扱い容易な止水部材を提供することにある。
本発明の止水部材は、止水装置と建物や地面又は床との間の隙間を埋めて止水する止水部材であって、上記隙間を埋めるシール材とこれを覆う複数の開放部を有する被覆材を備え、使用時に前記シール材が変形して前記隙間を埋めることを特徴とする。
シール材が被覆材に覆われているので不要な粘着が防止され取り扱いが容易になる。
本発明の止水部材は、前記被覆材が網目状であり分割されていることを特徴とする。
被覆材が網目状で具体的にはメッシュ布などを用い止水部材の製造が容易にできる。網目の目の細かさは、シール材の粘度に応じて適宜決めることができる。また、被覆材が分割されているので、被覆材を剥がすことが容易になる。
本発明の止水部材は、シール材が棒状であり、剛体の断面が略L字の保持部材に載置されることを特徴とする。
シール材は止水装置と建物や土又は床との隙間を埋めるのに適宜な分量があるので予め必要な量のシール材を丸や角の棒状にしておくことで、シール材の埋め込み作業が簡便に行える。その際、シール材単独ではフレーム部に沿わせて押し込むことが難しいのでL字の保持部材へシール材を載せて、現場へ運び、L字型の保持部材の頂点を押すことで、隙間へシール材を効率的に充填することができる。また、保持部材を二つ用いてシール材を挟むようにすることでさらに扱いが容易になる。
本発明の止水部材は、保持部材のシール材の載置される面に、前記シール材を剥離容易にする加工がされていることを特徴とする。
シール材は粘着力が有るので、シール材の載置される面に、前記シール材を剥離容易にする加工がされていることで、シール材をL字の保持部材から取り外すことが容易になる。
本発明の止水部材は、前記シール材が平板の形状であって、少なくとも前記平板の側面以外の面が複数の開放部を有する被覆材に覆われていることを特徴とする。
平面を止水するには、シール材の形状が平板であることが望ましい。
本発明の保管用具は、上記止水部材を保管及び運搬する保管用具であって、複数の上記止水部材を収める袋部が形成され、その袋部の上端を覆う蓋部が設けられていることを特徴とする。
複数の上記止水部材を収める袋部が形成され、その袋部の上端を覆う蓋部が設けられているので柔らかく粘着性の高いシール材を保管、運搬が容易になる。
(A)本発明のシール材とこれを覆う被覆材の説明図である。(B)シール材を保持するL字部材の説明図である。 止水装置と止水部材の関係の説明図で、(A)装着前、(B)装着後である。 保管用具の説明図である。 平板状の止水部材の説明図である。 止水装置とこれに使われる止水部材の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の図1に示す止水部材は、建物へ向かう水を止水して建物内部の浸水を防止するために、図5に示す止水装置10の建物や床との接触部に用いられる。
図1に示す棒状の止水部材は、止水装置と建物や床との隙間を埋めて止水するシール材11とこれを覆う柔軟な被覆材12とこれらを力学的に支える保持部材となる剛体の断面が略L字のL字部材13とで構成される。シール材11は被覆材12により覆われており通常時は被覆材の外へシール材が出てこないので、粘着性のシール材の取り扱いが容易になる。シール材及び被覆材は柔軟なのでこれを支えるL字部材に載せることで取扱いが簡便化される。ここで、被覆材12は分割されていることが好ましい。分割することで、シール材の取扱いが容易になる。また、L字部材13のシール材を載せる面へ必要に応じてシール材に対して剥離容易なシートを貼りつけたり塗料を塗るなどの加工をすることで粘着力の強いシール材をL字部材から外すことが容易になる。
L字部材13を2つ使って、シール材を挟むように保持するとさらに取扱いが容易になる。このときに、被覆材も2つに分割すると、L字部材13からシール材を剥がす作業がさらに容易になる。
図2に止水装置と建物や床との間へ止水部材を装着する様子を示す。止水部材の使用時には、通常は被覆材を剥がして使用するが、適宜網目の複数の開放部を通して練り出されるシール材を用いることもできる。図2(A)は、止水部材を装着前の様子で、(B)は装着後の様子である。シール材の装着時は、L字部材で上からシール材を押し込むように圧力を加えると、柔軟なシール材11が(B)に示すように変形した形状のシール材111となり止水装置と壁や床との隙間を埋める。
止水部材を保管、運搬するには図4に示すような保管用具を用いる。この保管用具は丈夫な布やビニールを縫製することで形成される。保管用具には止水部材を収める袋部44が備えられ、運搬時の安定化のために蓋部42が設けられている。蓋部には一時固着部材43が付けてあり、これを対向する袋部の一時固着部材44へ一時固着する。
止水部材の形状は棒状に限られず、例えば、平板状の止水部材50を使うことで平面での止水を容易に行うことができる。この平板状の止水部材50は少なくとも平面部を被覆材51で覆われており、粘着力のある止水部材の取り扱いが容易になっている。通常、使用時はこの被覆材を剥がしてシール材を使うが、外部からの圧力で被覆材51の空間部52からシール材が外部へ練り出され被覆材の外で一体化する場合は被覆材を剥がさないでもよい。シール材は、地面や床56と止水装置の部材57との間の隙間を充填して止水する。
図5にテント式止水装置へ止水部材を適用する様子を示す。棒状の止水部材を止水装置のフレームの底辺部と地面及び床102との間に装着する。また、建物の壁100,101と止水装置の上方へ伸びたフレーム部との隙間へも棒状の止水部材を適用する。さらに、建物の壁100,101や床102と面で接するエプロン部には平板状のシール材の適用が好ましい。
止水部材の撤去は、設置と逆の手順で撤去されればよい。シール材55を床から剥離する際には、シール材の材質に応じた方法を採用すればよい。例えば、シール材がパテである場合には、霧吹き等を用いて少量の水を撒くことにより、床からの剥離が容易となる。止水部材を撤去した後に再設置する場合には、止水部材50を新たなものに交換し、上記と逆の手順で設置する。こうすることで、新たな止水部材50により新たなシール材55を充填して再設置時にも同様の止水性能を得ることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
また、前記実施形態では、シール材55としてポリブテン樹脂及び合成樹脂接着剤を基材とするパテを例示したが、シール材55は、加圧されることで変形して対象物に密着するとともに、変形後の形状を維持するような性質を有していればよく、例えば、軟性を有する(硬化剤を含まない)その他のパテや樹脂粘土等であってもよいし、発泡ウレタン等の発泡性の部材であってもよい。即ち、止水シート2の床に接する面に沿うようにスプレーによって発泡ウレタンを設け、さらにL字部材を配置することで止水手段としてもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 棒状の止水部材
11 シール材
111 変形後のシール材
10 止水装置
12 網目状の被覆材
13 L字部材
4 保管用具
41 袋部
42 蓋部
43、44 固着部材
30 被覆材の格子部
50 平板状の止水部材
51 被覆材の格子部
52 被覆材の開放部
55 止水装置の底辺部
56 地面又は床
100,101 建物の壁
102 地面又は床

Claims (6)

  1. 止水装置と建物や地面又は床との間の隙間を埋めて止水する止水部材であって、上記隙間を埋めるシール材とこれを覆う複数の開放部を有する柔軟な被覆材を備え、使用時に前記シール材が変形して前記隙間を埋めることを特徴とする止水部材。
  2. 前記被覆材が網目状であり分割されていることを特徴とする請求項1に記載の止水部材。
  3. 前記シール材が棒状であり、剛体の断面が略L字の保持部材に載置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の止水部材。
  4. 前記保持部材の前記シール材の載置される面に、前記シール材を剥離容易にする加工がされていることを特徴とする請求項3に記載の止水部材。
  5. 前記シール材が平板の形状であって、少なくとも前記平板の側面以外の面が複数の開放部を有する被覆材に覆われていることを特徴とする請求項1又は2に記載の止水部材。
  6. 上記請求項1乃至5の何れかに記載の止水部材を保管及び運搬する保管用具であって、複数の上記止水部材を収める袋部が形成され、その袋部の上端を覆う蓋部が設けられていることを特徴とする止水部材用の保管用具。
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