JP2017220813A - 印刷装置、印刷システムおよび印刷方法 - Google Patents

印刷装置、印刷システムおよび印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】過去のコピージョブと同一の印刷物をコピー原稿なしで再入手するための印刷装置、印刷システムおよび印刷方法を提供する。【解決手段】印刷システムは、店舗等に設置された複合機1とクラウドサーバ2とをネットワーク3にて接続してなる。複合機1は、原稿の画像を読み取る読取部13と、画像を用紙に印刷する印刷部14とを備えている。複合機1にてコピージョブが実行されたときには、MFP制御部15は、読み取った画像データをクラウドサーバ2に送信してデータベース21に保存させる。保存されている画像データを再印刷する場合には、MFP制御部15は、保存されている画像データの送信をクラウドサーバ2に要求し、この要求に応じて送信された画像データを印刷部14にて再印刷させる。【選択図】図2

Description

本発明は、原稿をコピー印刷できる印刷装置と、この印刷装置を用いた印刷システムと、この印刷システムにおける印刷方法に関する。
コンビニエンスストア等では、各店舗に設置された複合機(MFP:Multifunction Peripheral)を利用するコピーサービスが展開されている。ユーザは、店舗にある複合機でコピー原稿をスキャンし、所望のコピー設定を処してコピージョブを実行することができる。
特許文献1には、このようなコピーサービスにおいて、コピー原稿ではなく画像データが格納された記憶媒体を店舗に持ち込み、該画像データを複合機に読み込ませて印刷できる印刷装置が開示されている。また、特許文献1では、一旦読み込ませた画像データをファイルサーバにて保存管理し、画像データを店舗に再度持ち込むことなく、再印刷を可能とすることが開示されている。
特開2006−35448号公報
従来のコピーサービスでは、過去に得たコピー印刷物と同一の印刷物を所望する場合、ユーザは再びコピー原稿を用意する必要がある。また、手元にコピー原稿があったとしても、過去の印刷時に何らかのコピー設定(倍率変更や濃度/色合い調整等)を行っていた場合には、前回と同一の印刷物を出力するために数回のテスト印刷が必要となることもあり、余計な利用料が発生する。
特許文献1に開示された印刷装置では、例えば、デジタルカメラで撮影された写真データ等の再印刷には便利であるものの、印刷対象となるものが原稿である場合には対応できない。原稿に対して特許文献1のコピーサービスを利用する場合には、ユーザが予め原稿のスキャンデータを準備する必要があり、ユーザの手間が煩雑となる。
また、特許文献1では、最初の印刷時に何らかの印刷条件設定を行った場合、再印刷時に同様の条件設定を反映させることは考慮されていない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、過去のコピージョブと同一の印刷物をコピー原稿なしで再入手するための印刷装置、印刷システムおよび印刷方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、原稿の画像を読み取る読取部と、画像を用紙に印刷する印刷部とを備えており、ネットワークを介してクラウドサーバに接続されている印刷装置であって、コピージョブが実行されたときに、前記読取部にて読み取った画像データを前記クラウドサーバに送信して保存させる画像データ保存指示部と、前記クラウドサーバに保存されている画像データの送信を要求する画像データ送信要求部とを備えており、前記画像データ送信要求部が、前記クラウドサーバに保存されている画像データを要求し、この要求に応じて送信された画像データを前記印刷部にて再印刷可能であることを特徴としている。
上記の構成によれば、コピージョブが実行されたときに、再利用が想定されるスキャンデータをクラウドサーバに保存することで、過去のコピージョブをコピー原稿なしで再入手することができる。
また、上記印刷装置では、前記画像データ保存指示部は、ユーザからの指示入力に基づいて画像データを前記クラウドサーバに保存させる指示を行う構成とすることができる。
上記の構成によれば、ユーザに指示入力された必要な画像データのみが保存され、保存する必要のない画像データは保存されないので、クラウドサーバ内のデータ管理が容易になる。
また、上記印刷装置では、前記画像データ保存指示部は、コピージョブが実行された時に設定されていたコピー条件であるコピー設定値も前記画像データと共に前記クラウドサーバに送信して保存させ、前記クラウドサーバに保存されている画像データを再印刷する場合、前記画像データ送信要求部は、前記画像データと共に前記コピー設定値の送信を要求し、前記コピー設定値を用いて前記画像データの再印刷が可能である構成とすることができる。
上記の構成によれば、クラウドサーバに保存されている画像データを再印刷する場合に、コピージョブが実行された時に設定されていたコピー条件を用いることで、再度コピー設定を行わなくても画像を保存したときと同一のコピー結果を、再印刷時にも得ることができる。
また、上記印刷装置では、前記クラウドサーバに保存されている画像データを再印刷する場合、ユーザの入力に応じて、前記クラウドサーバから送信されてきたコピー設定値を変更可能である構成とすることができる。
上記の構成によれば、画像を保存したときのコピー結果から、コピー設定を変更して印刷することができる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の印刷システムは、原稿の画像を読み取る読取部と画像を用紙に印刷する印刷部とを備えている印刷装置と、前記印刷装置とネットワークを介して接続されているクラウドサーバとを含む印刷システムであって、前記印刷装置は、コピージョブが実行されたときに、前記読取部にて読み取った画像データを前記クラウドサーバに送信して保存させる画像データ保存指示部と、前記クラウドサーバに保存されている画像データの送信を要求する画像データ送信要求部とを備えており、前記画像データ送信要求部が、前記クラウドサーバに保存されている画像データを要求し、この要求に応じて送信された画像データを前記印刷部にて再印刷可能であることを特徴としている。
上記印刷システムでは、前記クラウドサーバは、前記画像データ送信要求部から画像データの送信要求があった場合に、該要求を行ったユーザの認証を行うユーザ認証部を備えており、前記ユーザ認証部によって前記要求が認証された場合に前記画像データを前記印刷装置に送信する構成とすることができる。
上記の構成によれば、原稿が手元にない場合でも、ユーザ認証を経ることで画像データを印刷することができる。また、ユーザ認証を経ることにより、不正な印刷を防止できる。
また、上記印刷システムでは、前記ユーザ認証部は、前記印刷装置で実行されたコピージョブ単位でユーザ認証可能な構成とすることができる。
上記の構成によれば、コピージョブ単位で画像データを管理することができ、ユーザは、利用者登録などの事前準備を行うことなく、本システムのコピーサービスを利用することができる。
また、上記印刷システムでは、前記クラウドサーバは、前記ユーザ認証されるユーザ毎に専用フォルダを付与可能な構成とすることができる。
上記の構成によれば、前記専用フォルダ内で複数のコピージョブの管理を行うことで、ユーザは少ない回数のユーザ認証にて複数の画像データを利用することができる。
また、上記印刷システムでは、前記クラウドサーバに保存される画像データには、画像データの保存期間が設定される構成とすることができる。
上記の構成によれば、画像データの保存期間を設けることで、クラウドサーバにおける保存ファイルの肥大化を防いだり、不要なファイルを保存し続けることのセキュリティリスクを軽減することができる。
また、上記印刷システムでは、前記クラウドサーバは、前記専用フォルダに保存されている画像データの利用履歴を前記クラウドサーバにて保存し、ユーザからの要求によって上記の利用履歴情報を開示する構成とすることができる。
上記の構成によれば、ユーザに対して利用履歴情報を開示することで、不正利用を分かりやすくすることができる。
また、上記印刷システムでは、前記クラウドサーバに保存されている画像データが再印刷された場合、特定のメールアドレスに上記画像データが再印刷されたことの通知がメール送信される構成とすることができる。
上記の構成によれば、再印刷情報をメール通知することで、ユーザに対して利用状況をリアルタイムで通知することができる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の印刷方法は、原稿の画像を読み取る読取部と画像を用紙に印刷する印刷部とを備えている印刷装置と、前記印刷装置とネットワークを介して接続されているクラウドサーバとを含む印刷システムを用いて印刷を行う印刷方法であって、前記印刷装置は、コピージョブが実行されたときに、前記読取部にて読み取った画像データを前記クラウドサーバに送信して保存させる画像データ保存指示部と、前記クラウドサーバに保存されている画像データの送信を要求する画像データ送信要求部とを備えており、前記印刷装置の画像データ保存指示部が、前記読取部にて読み取った画像データを前記クラウドサーバに送信して保存させる第1のステップと、前記印刷装置の前記画像データ送信要求部が、前記第1のステップで前記クラウドサーバに保存された画像データを要求する第2のステップと、前記クラウドサーバが、前記第2のステップの要求に応じて画像データを前記印刷装置に送信する第3のステップと、前記印刷装置が、前記第3のステップで送信された画像データを前記印刷部にて再印刷する第4のステップとを含むことを特徴とする印刷方法。
本発明の印刷装置、印刷システムおよび印刷方法は、コピージョブが実行されたときに、再利用が想定されるスキャンデータをクラウドサーバに保存することで、過去のコピージョブをコピー原稿なしで再入手することができるといった効果を奏する。
本発明が適用される印刷システムの概略を示すブロック図である。 本発明の印刷システムにおいて、1台の複合機とクラウドサーバとの概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1における印刷システムの利用手順を示すフローチャートである。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、動作選択画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、コピー条件設定画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、データ保存選択画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、パスワード通知画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、保存期間設定画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、パスワード入力画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、印刷条件設定画面を示す。 本発明の実施の形態2における印刷システムの利用手順を示すフローチャートである。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、データ保存選択画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、ログイン画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、保存フォルダ選択画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、ファイル名設定画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、終了通知画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、パスワード入力/専用フォルダ選択画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、フォルダ選択画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、保存ファイル選択画面を示す。 本発明の印刷システムにおけるユーザへの案内画面の表示例を示す説明図であり、印刷条件設定画面を示す。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される印刷システム(以下、本システム)の概略構成を示すブロック図である。本システムは、コンビニエンスストア等の各店舗(図1では、店舗A〜N)に置かれた複合機(MFP:Multifunction Peripheral)1とクラウドサーバ2とをネットワーク(例えば、インターネット)3にて接続してなるシステムである。また、複合機1のそれぞれには、金銭管理部(コインベンダー)4が接続されており、ユーザは金銭管理部4に所定の金額を入金することによって本システムを利用可能となる。
図2は、本システムにおける1台の複合機1とクラウドサーバ2との概略構成を示す機能ブロック図である。複合機1は、入力部11、出力部12、読取部13、印刷部14、およびMFP制御部15を具備している。
入力部11は、コピー時にユーザがコピー条件の設定を行ったり、再印刷時にパスワードを入力したりするための手段であり、例えば、オペレーションパネルに設けられる入力キーやタッチパネルである。出力部12は、ユーザに対して情報を表示するための手段であり、例えば、オペレーションパネルに設けられる表示パネルである。読取部13は、原稿の画像を読み取って画像データを得るための手段であり、例えば、スキャナである。印刷部14は、原稿のスキャンデータに基づいて印刷を行う手段である。MFP制御部15は、入力部11、出力部12、読取部13、および印刷部14を含む複合機1の全体を制御する手段である。さらに、MFP制御部15は、コピージョブが実行されたときに読取部13にて読み取った画像データをクラウドサーバ2に送信して保存させる画像データ保存指示部としての機能と、再印刷時にクラウドサーバ2に保存されている画像データの送信を要求する画像データ送信要求部としての機能とを備えている。
クラウドサーバ2は、データベース21、パスワード生成部22、およびサーバ制御部23を具備している。
データベース21は、各店舗の複合機1で読み取られた原稿の画像データを、各画像データに対応付けられたパスワードと共に保存する手段である。パスワード生成部22は、画像データの保存指示があった場合に、その画像データに対応付けるパスワードを生成する手段である。サーバ制御部23は、データベース21およびパスワード生成部22を含むクラウドサーバ2の全体を制御する手段である。本システムでは、ユーザが店舗に置かれた複合機1にて原稿コピーを行った場合、その画像データをクラウドサーバ2のデータベース21に保存し、保存されている画像データを後から原稿無しで再印刷することが可能となる。
尚、上記説明では、パスワード生成部22をクラウドサーバ2に備える構成としているが、これはクラウドサーバ2に保存される多数の画像データに対してパスワードの重複が生じないようにするためである。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、パスワード生成部22を各複合機1に備える構成とすることも可能である。この場合に、本システムに接続される複合機1のそれぞれに機器IDを与え、パスワードの一部に機器IDを含めるようにすれば良い。このようにすれば、各複合機1でパスワードを生成しても、クラウドサーバ2に保存される多数の画像データに対してパスワードの重複が生じないようにすることができる。
続いて、本実施の形態1において、ユーザが本システムを利用する時の手順を、図3〜図10を参照して説明する。図3は、本実施の形態1における本システムの利用手順を示すフローチャートである。図4〜図10は、本システム利用時における案内画面の表示例を示す図である。尚、以下の説明では、複合機1がタッチパネルを備えており、該タッチパネルが入力部11および出力部12の両方の機能を有している。
ユーザが金銭管理部4に所定の料金を入金すると、タッチパネルに図4に示す案内画面(動作選択画面)が表示される。これにより、ユーザに対して、原稿のコピーであるか、保存データの印刷であるかの選択が促される(S1)。ここで、ユーザが「コピー」を選択すればS2へ移行し、「保存データ印刷」を選択すればS6へ移行する。
ユーザが「コピー」を選択した場合、タッチパネルの表示は図5に示す案内画面(コピー条件設定画面)となる。ユーザは、この案内画面において任意のコピー条件を設定することができる(S2)。尚、図5に示されているコピー条件は一例に過ぎず、本発明において設定可能なコピー条件はこれに限定されるものではない。これら以外にも、例えば、コピー濃度、色合い、解像度などを設定可能である。ユーザによるコピー条件の設定が終了し、ユーザが図5の案内画面における「コピースタート」キーにタッチすると、設定されたコピー条件に基づいてコピーが実施される(S3)。すなわち、複合機1は、印刷部14によりコピージョブの印刷を実行する。
S3でコピーが実施されると、タッチパネルの表示は図6に示す案内画面(データ保存選択画面)となる。すなわち、コピーした原稿の画像データを保存するか否かの選択画面となる(S4)。ユーザが保存を選択すれば(S4でYES)、S2で設定されたコピー条件の設定値(以下、コピー設定値)と共に画像データがネットワーク3を介してクラウドサーバ2へ送られる。クラウドサーバ2では、パスワード生成部22にてパスワードが生成され、送られてきたコピー設定値および画像データがパスワードと対応付けられてデータベース21に保存される。また、このときのパスワードは、ネットワーク3を介して複合機1に送られて、ユーザに提示される。すなわち、タッチパネルの表示が図7に示す案内画面(パスワード通知画面)となり(S5)、ユーザはこの案内画面に表示されるパスワードを持ち帰ることができる。ユーザが、パスワードをメモするなどした後で「OK」キーをタッチすると処理は終了し、タッチパネルの表示は初期画面に戻る。また、ユーザが保存を選択しなければ(S4でNO)、その時点で処理は終了する。
尚、クラウドサーバ2に送られて保存されるコピー設定値は、S2でユーザによって設定される全てのコピー条件を含むものであっても良いが、含むものでなくても良い。例えば、コピー部数など、印刷される画像の内容に関係のない条件は保存しなくても良い。
本システムでは、S4におけるコピー画像の保存選択時に、ユーザは実行されたコピージョブを見てデータ保存を行うか否かを決定することができる。例えば、実行したコピージョブが所望の結果になっていなかった場合、ユーザは図6のデータ保存選択画面で「保存しない」を選択できる。そして、コピー設定を変更してS1〜S3の処理をやり直し、最終的に所望の結果になったコピージョブのデータ保存を指示することができる。
本システムでは、ユーザはコピーした原稿の画像データをクラウドサーバ2に保存することができるが、ユーザが画像データを放置した際のデータ削除手段を設けないと、総データの肥大化でクラウドサーバ2に負担が生じる。また、不要なデータが長期間に渡りクラウド上に保持されることで、ユーザにもセキュリティリスクが生じる。これを防ぐべく、クラウドサーバ2には、保存した画像データの自動消去期間を設けることができる。
例えば、自動消去期間を任意の期間(例えば3ヵ月)に設定し、画像データの保存から自動消去期間を経過した画像データは自動的にクラウドサーバ2から削除されるようにすることが好ましい。これにより、クラウドサーバ2におけるデータの肥大化を防ぐことができる。また、自動消去期間を設ける場合、設定された自動消去期間経過後に画像データが消去されることを、例えば、図7におけるパスワード通知画面においてユーザに報知しても良い。
あるいは、ユーザが画像データを保存する際に、併せて保存期間を設定できるようにすることも可能である。この場合は、例えば、図6のデータ保存選択画面でユーザが画像データの保存を選択した後、図8に示す案内画面(保存期間設定画面)に移行する。ユーザが保存期間を設定した後、「保存」キーをタッチすると、タッチパネルの表示が図7に示すパスワード通知画面となる。この場合も、ユーザによって設定される保存期間には上限(例えば3ヵ月)を設けておくことが好ましい。このように、ユーザが画像データの保存期間を設定できるようにすることで、放置してしまった画像データが意図しない期間保存されるセキュリティリスクを無くすことができる。
また、上記説明では、パスワードを画面表示してユーザに提示する方法を例示したが、パスワードの出力方法はこれに限定されるものではない。例えば、感熱式等の印字部(パスワード印字部)を設けて、パスワードを印字出力してユーザに提示するものであっても良い。この場合は、ユーザはパスワードをメモなどして持ち帰る必要がなくなり、本システムの利便性が向上する。尚、この場合のパスワード印字部は、複合機1に設けても良く、あるいは金銭管理部4に設けても良い。パスワード印字部を設ける場合は、このパスワード印字部も出力部12の一部に相当する。
次に、クラウドサーバ2に保存されている画像データの印刷を行う場合、ユーザは、S1の選択において、すなわち図4の動作選択画面において「保存データ印刷」を選択する。この選択によって、処理はS6に移行し、タッチパネルの表示は図9に示す案内画面(パスワード入力画面)となる。ユーザがこのパスワード入力画面でパスワードを入力し、タッチパネルの「OK」キーをタッチすると、タッチパネルの表示は図10に示す案内画面(印刷条件設定画面)となる。ここで、ユーザが入力するパスワードは、先のコピー実行時にS5で出力されたパスワードである。
ユーザに入力されたパスワードは、ネットワーク3を介してクラウドサーバ2に送られ、このパスワードと対応付けて保存されている画像データおよびコピー設定値がデータベース21から読み出される。この時、ユーザから入力されたパスワードに対応付けられた画像データがデータベース21に存在する場合のみ、該画像データが複合機1に送られるため、データベース21およびサーバ制御部23が特許請求の範囲に記載のユーザ認証部に対応する。読み出された画像データおよびコピー設定値は、ネットワーク3を介して複合機1に送られる。図10の印刷条件設定画面では、クラウドサーバ2から送られてきたコピー設定値が、最初の印刷設定値として適用される。
ユーザが、図10の印刷条件設定画面で印刷条件の設定を行い(S7)、タッチパネルの「印刷スタート」キーをタッチすると、クラウドサーバ2から送られてきた画像データが設定された印刷設定値に基づいて印刷される(S8)。
尚、S7において、ユーザは、図10の印刷条件設定画面における最初の印刷設定値を用いても良く、あるいは、印刷設定値を変更しても良い。印刷設定値を変更せずに、最初の印刷設定値を用いる場合には、ユーザはそのままの画面でタッチパネルの「印刷スタート」キーをタッチする。この場合は、サーバ保存時のコピー結果と同一の印刷物を得ることができる。無論、図10の印刷条件設定画面において、ユーザが設定変更を行ってから「印刷スタート」キーをタッチすれば、変更された印刷条件がS9の印刷において反映される。
また、図示は省略するが、ユーザが図4の動作選択画面において「保存データ印刷」を選択した場合、図10の印刷条件設定画面に移行する前に、ユーザに対して「保存されている設定値を適用するか否か」を確認する案内画面を表示してもよい。この場合、ユーザが「設定値を適用しない」ことを選択した場合のみ、図10の印刷条件設定画面に移行すればよい。この場合も、図10の印刷条件設定画面において、クラウドサーバ2に送られてきたコピー設定値を最初の印刷設定値として適用すれば、ユーザは印刷条件設定画面において印刷条件を確認してから印刷を実行することができる。
本システムを利用することで、ユーザは、原稿のコピー出力を、後日に原稿無しで追加印刷することが可能となる。また、コピー設定値も同時に保存されるため、仕上がり状態が確認済みの状態で画像データが保存されることになり、再印刷時に条件設定を再度行わなくても最初のコピー時と同一の印刷物を得ることができる。
また、本システムでは、最初の原稿コピーおよびデータ保存と、その後の再印刷とを異なる複合機1(すなわち、異なる店舗)で行っても良い。これにより、本システムの利用方法として以下のような例も考えられる。例えば、ユーザが必要な原稿を遠隔地に忘れた場合に、その遠隔地にいる家族または同僚に近くの店舗(コンビニエンスストア等)で原稿コピーおよびデータ保存をしてもらい、パスワードをメール等で連絡してもらう。パスワードを受け取ったユーザは、そのパスワードを用いて別店舗にて再印刷を行えば、ユーザの最寄りの店舗で原稿のコピーを入手することができる。
〔実施の形態2〕
実施の形態1では、ユーザは、利用者登録などの事前準備を行うことなく、本システムのコピーサービスを利用することができる。しかしながら、実施の形態1の方法では、コピージョブ単位で画像データが管理されるため、一つのコピージョブ毎に一つのパスワードが必要となる。このため、複数のコピージョブに対して本システムを利用する場合には、パスワードの管理が煩雑になるといった問題もある。また、上述のように離れた2箇所で原稿のコピージョブの授受を行う場合にも、パスワードのやり取りが煩雑となる。
本実施の形態2は、上記課題を解決する方法を提示するものであり、クラウドサーバ2側にユーザ専用の記憶領域を設け、その領域へのアクセス権を設定することで、パスワード管理を容易にすることができる。
本実施の形態2におけるコピーサービスを利用する場合、ユーザは事前にユーザID/パスワード/専用フォルダ等を作成する必要がある。尚、これらの作成には、ある程度の時間を要するため、店舗における複合機1を用いて行うことは好ましくない。このため、ユーザID/パスワード/専用フォルダ等の作成に関しては、ユーザは、自宅もしくは職場のパソコンから本システムのコピーサービスを提供する事業者のホームページにアクセスし、このホームページからこれらの作成を行うことが好ましい。但し、これらの作成手順は本発明とは関係性の低い部分であるため、ここでの詳細な説明は省略する。以下の説明では、ユーザは既にユーザID/パスワード/専用フォルダの作成を完了している状態であるとする。
続いて、本実施の形態2において、ユーザが本システムを利用する時の手順を、図11〜図20を参照して説明する。図11は、本実施の形態2における本システムの利用手順を示すフローチャートである。図12〜図20は、本システム利用時における案内画面の表示例を示す図である。尚、以下の説明では、複合機1がタッチパネルを備えており、該タッチパネルが入力部11および出力部12の両方の機能を有している。
図11のフローチャートにおけるS11〜S13の処理は、図3のフローチャートにおけるS1〜S3の処理と同じである。このため、S11〜S13の処理については、説明は省略する。
S11で原稿コピーが選択され、S12およびS13におけるコピー条件の設定とコピーの出力とが終了すると、タッチパネルの表示は図12に示す案内画面(データ保存選択画面)となる。すなわち、コピーした原稿の画像データの保存選択となる(S14)。
図12のデータ保存選択画面では、「保存しない」、「保存する」および「専用フォルダに保存する」の3つの選択肢が与えられる。ユーザが「保存する」を選択した場合には、実施の形態1と同様の処理となる。すなわち、画像データおよびコピー設定値がパスワードと対応付けられてクラウドサーバ2にて保存され、ユーザに通知するためのパスワードが出力される(S15)。図11のフローチャートにおけるS15の処理は、図3のフローチャートにおけるS5の処理と同じである。ユーザが「保存しない」を選択した場合には、その時点で処理は終了する。
ユーザが選択フォルダへの保存を希望する場合には、「専用フォルダに保存する」が選択される。この場合、処理はS16に移行し、タッチパネルの表示は図13に示す案内画面(ログイン画面)となる。図13のログイン画面では、ユーザは、予め作成されている専用フォルダにログインすべく、ユーザIDとパスワードとの入力を行い、タッチパネルの「ログイン」キーをタッチする。この時、ユーザから入力されたユーザIDとパスワードに対応付けられた専用フォルダがデータベース21に存在する場合のみ、該専用フォルダにログイン可能となるため、データベース21およびサーバ制御部23が特許請求の範囲に記載のユーザ認証部に対応する。
専用フォルダにログインすると、ユーザはデータを保存するフォルダの選択と保存するデータのファイル名の設定とを行う(S17)。このとき、タッチパネルの表示は図14に示す案内画面(保存フォルダ選択画面)となる。ユーザはこの保存フォルダ選択画面において、画像データの保存フォルダを選択して、タッチパネルの「次へ」キーをタッチする。これにより、タッチパネルの表示は図15に示す案内画面(ファイル名設定画面)となる。
尚、図14の保存フォルダ選択画面において、画像データの保存先となる各フォルダ(図では「個人専用フォルダ」、「家族と共有するフォルダ」、「業務用フォルダ」)も、自宅もしくは職場のパソコンから本システムのコピーサービスを提供する事業者のホームページにアクセスし、このホームページからこれらの作成を行うことができる。また、ユーザは、各フォルダに対して任意のパスワードを設定することもできる。図14の保存フォルダ選択画面においてパスワードが設定されているフォルダが選択された場合には、続いてパスワード入力画面(図示せず)が表示され、該パスワード入力画面でパスワード入力された後に図15のファイル名設定画面に移行する。
図15のファイル名設定画面では、ユーザは、保存する画像データのファイル名を設定し、タッチパネルの「保存」キーをタッチする。これにより、タッチパネルの表示は図16に示す案内画面(終了通知画面)となる。図16の保存確認画面において、ユーザがタッチパネルの「OK」キーをタッチすると処理は終了する。尚、図15のファイル名設定画面においては、ユーザが画像データの保存期間を設定できるようにしても良い。
次に、クラウドサーバ2に保存されている画像データの印刷を行う場合、ユーザは、S11の選択において、「保存データ印刷」を選択する。この選択によって、処理はS18に移行し、タッチパネルの表示は図17に示す案内画面(パスワード入力/専用フォルダ選択画面)となる。
図17のパスワード入力/専用フォルダ選択画面では、ユーザは、実施の形態1と同様の印刷処理を行うか、専用フォルダに保存されている画像データの印刷を行うかの選択を行う。実施の形態1と同様の印刷処理を行う場合、ユーザは、図17のパスワード入力/専用フォルダ選択画面においてパスワード入力を行い、その後、タッチパネルの「OK」キーをタッチする。この場合は、処理は、S19およびS20へと移行し、印刷条件の設定を経て、画像データの印刷が実施される。図11のフローチャートにおけるS19およびS20の処理は、図3のフローチャートにおけるS7およびS8の処理と同じであるため、S19およびS20の処理については説明は省略する。
専用フォルダに保存されている画像データの印刷を行う場合、ユーザは、図17のパスワード入力/専用フォルダ選択画面において、「専用フォルダを開く」キーをタッチする。この場合、処理はS21に移行し、タッチパネルの表示は図13に示す案内画面(ログイン画面)となる。図13のログイン画面では、ユーザは、予め作成されている専用フォルダにログインすべく、ユーザIDとパスワードとの入力を行い、タッチパネルの「ログイン」キーをタッチする。このとき、クラウドサーバ2から入力されたパスワードに対応付けられた画像データがデータベース21に存在する場合のみ、該画像データが複合機1に送られるため、データベース21およびサーバ制御部23が特許請求の範囲に記載のユーザ認証部に対応する。
専用フォルダにログインすると、印刷する画像データの選択を行う(S22)。このとき、タッチパネルの表示は図18に示す案内画面(保存フォルダ選択画面)となる。ユーザはこの保存フォルダ選択画面において、印刷しようとする画像データの保存フォルダを選択して、タッチパネルの「次に」キーをタッチする。これにより、タッチパネルの表示は図19に示す案内画面(ファイル選択画面)となる。ユーザはこのファイル選択画面において、印刷しようとする画像データのファイルを選択して、タッチパネルの「OK」キーをタッチする。これにより、処理はS23に移行し、タッチパネルの表示は図20に示す案内画面(印刷条件設定画面)となる。
ユーザが、図20の印刷条件設定画面で印刷条件の設定を行い(S23)、タッチパネルの「印刷スタート」キーをタッチすると、クラウドサーバ2から送られてきた画像データが設定された印刷設定値に基づいて印刷される(S24)。また、図20の印刷条件設定画面でも、クラウドサーバ2から送られてきたコピー設定値が、最初の印刷設定値として適用される。
S24で画像データ(選択したファイル)の印刷が終了した後も、タッチパネルの表示は図20に示す印刷条件設定画面のままである。図20の印刷条件設定画面では、「印刷スタート」キー以外に、「ログアウト」キーと「ファイル選択画面に戻る」キーとが表示されており、ユーザが「ログアウト」キーにタッチすると(S25でYes)処理は終了する。
一方で、ユーザが「ファイル選択画面に戻る」キーにタッチすると(S25でNo)、処理はS22に戻り、タッチパネルの表示も図18に示す保存フォルダ選択画面となる。すなわち、ユーザがログアウトしない限りは、新たなログイン操作なしで専用フォルダの中から複数の画像データの印刷を行うことができる。尚、上記説明では、図18の保存フォルダ選択画面、および図19のファイル選択画面でもログアウト」キーが表示されており、ユーザが「ログアウト」キーにタッチするとこれらの段階でも処理を終了することが可能である。
本システムを利用することで、ユーザは、専用フォルダにおいて複数のコピージョブの画像データを保存管理することができ、少ない回数のパスワード入力で複数のコピージョブを印刷することができる。すなわち、ユーザにおけるパスワードの管理が容易となる。
〔実施の形態3〕
実施の形態2に係る本システムでは、専用フォルダにおいて複数のコピージョブの画像データを保存管理することができる。また、専用フォルダ内には複数の保存フォルダを作成できるため、親ユーザ(最初に専用フォルダを作成したユーザ)本人の個人フォルダだけでなく、複数のユーザがアクセス権を有する共有フォルダ等を作成することもできる。共有フォルダを使用するユーザには、親ユーザがユーザIDおよびパスワードを通知すれば、通知されたユーザも共有フォルダに対するアクセス権を有することになる。
しかしながら、複数のユーザがアクセス権を有する共有フォルダを作成する場合、共有フォルダに保存される画像データに対して不正な利用(不正な印刷)が無いかを監視する必要が生じる場合もある。本実施の形態3は、上記課題を解決する方法を提示するもので課題ある。
第1の方法として、専用フォルダに保存されている画像データの利用履歴をクラウドサーバ2にて保存し、ユーザ(例えば親ユーザ)からのリクエスト操作によって上記の利用履歴情報を開示できるようにする構成が考えられる。
具体的には、ユーザが自宅もしくは職場のパソコンから本システムのコピーサービスを提供する事業者のホームページにアクセスし、このホームページから上記の利用履歴情報を閲覧できるようにすることが考えられる。また、利用履歴情報の閲覧時のユーザ認証には、専用フォルダと同時に作成したユーザIDおよびパスワードを用いればよい。開示される利用履歴情報としては、印刷が実行された画像データのファイル名、印刷が行われた日時、および印刷が行われた店舗名(または住所)等をリスト化して表示することが望ましい。このように、ユーザが利用履歴情報を確認することで、画像データの利用状況を把握することができる。
第2の方法として、専用フォルダに保存されている画像データの印刷が実行される度に、その情報を特定のユーザ(例えば親ユーザ)に通知する構成が考えられる。
具体的には、専用フォルダに保存されている画像データの印刷が実行されると、印刷が実行された画像データのファイル名、印刷が行われた日時、および印刷が行われた店舗名(または住所)等の情報が、メール等によって特定のユーザのパソコンに通知される。ここで、上記通知メールが送られるメールアドレスは、専用フォルダの作成時(もしくは、専用フォルダ作成後の任意の時期)に、ユーザ自身が事業者のホームページからアドレス設定することが考えられる。上記特定のユーザは、通知された情報の内容から、不正利用の有無を確認することができる。
今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 複合機(印刷装置)
2 クラウドサーバ
3 ネットワーク
4 金銭管理部
11 入力部
12 出力部
13 読取部
14 印刷部
15 MFP制御部(画像データ保存指示部、画像データ送信要求部)
21 データベース(ユーザ認証部)
22 パスワード生成部
23 サーバ制御部(ユーザ認証部)

Claims (12)

  1. 原稿の画像を読み取る読取部と、画像を用紙に印刷する印刷部とを備えており、ネットワークを介してクラウドサーバに接続されている印刷装置であって、
    コピージョブが実行されたときに、前記読取部にて読み取った画像データを前記クラウドサーバに送信して保存させる画像データ保存指示部と、
    前記クラウドサーバに保存されている画像データの送信を要求する画像データ送信要求部とを備えており、
    前記画像データ送信要求部が、前記クラウドサーバに保存されている画像データを要求し、この要求に応じて送信された画像データを前記印刷部にて再印刷可能であることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記画像データ保存指示部は、ユーザからの指示入力に基づいて画像データを前記クラウドサーバに保存させる指示を行うことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1または2に記載の印刷装置であって、
    前記画像データ保存指示部は、コピージョブが実行された時に設定されていたコピー条件であるコピー設定値も前記画像データと共に前記クラウドサーバに送信して保存させ、
    前記クラウドサーバに保存されている画像データを再印刷する場合、
    前記画像データ送信要求部は、前記画像データと共に前記コピー設定値の送信を要求し、前記コピー設定値を用いて前記画像データの再印刷が可能であることを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項3に記載の印刷装置であって、
    前記クラウドサーバに保存されている画像データを再印刷する場合、
    ユーザの入力に応じて、前記クラウドサーバから送信されてきたコピー設定値を変更可能であることを特徴とする印刷装置。
  5. 原稿の画像を読み取る読取部と画像を用紙に印刷する印刷部とを備えている印刷装置と、前記印刷装置とネットワークを介して接続されているクラウドサーバとを含む印刷システムであって、
    前記印刷装置は、
    コピージョブが実行されたときに、前記読取部にて読み取った画像データを前記クラウドサーバに送信して保存させる画像データ保存指示部と、
    前記クラウドサーバに保存されている画像データの送信を要求する画像データ送信要求部とを備えており、
    前記画像データ送信要求部が、前記クラウドサーバに保存されている画像データを要求し、この要求に応じて送信された画像データを前記印刷部にて再印刷可能であることを特徴とする印刷システム。
  6. 請求項5に記載の印刷システムであって、
    前記クラウドサーバは、前記画像データ送信要求部から画像データの送信要求があった場合に、該要求を行ったユーザの認証を行うユーザ認証部を備えており、
    前記ユーザ認証部によって前記要求が認証された場合に前記画像データを前記印刷装置に送信することを特徴とする印刷システム。
  7. 請求項6に記載の印刷システムであって、
    前記ユーザ認証部は、前記印刷装置で実行されたコピージョブ単位でユーザ認証可能であることを特徴とする印刷システム。
  8. 請求項6または7に記載の印刷システムであって、
    前記クラウドサーバは、前記ユーザ認証されるユーザ毎に専用フォルダを付与可能であることを特徴とする印刷システム。
  9. 請求項5から8の何れか一項に記載の印刷システムであって、
    前記クラウドサーバに保存される画像データには、画像データの保存期間が設定されることを特徴とする印刷システム。
  10. 請求項7に記載の印刷システムであって、
    前記クラウドサーバは、前記専用フォルダに保存されている画像データの利用履歴を前記クラウドサーバにて保存し、ユーザからの要求によって上記の利用履歴情報を開示することを特徴とする印刷システム。
  11. 請求項7または10に記載の印刷システムであって、
    前記クラウドサーバに保存されている画像データが再印刷された場合、特定のメールアドレスに上記画像データが再印刷されたことの通知がメール送信されることを特徴とする印刷システム。
  12. 原稿の画像を読み取る読取部と画像を用紙に印刷する印刷部とを備えている印刷装置と、前記印刷装置とネットワークを介して接続されているクラウドサーバとを含む印刷システムを用いて印刷を行う印刷方法であって、
    前記印刷装置は、
    コピージョブが実行されたときに、前記読取部にて読み取った画像データを前記クラウドサーバに送信して保存させる画像データ保存指示部と、
    前記クラウドサーバに保存されている画像データの送信を要求する画像データ送信要求部とを備えており、
    前記印刷装置の画像データ保存指示部が、前記読取部にて読み取った画像データを前記クラウドサーバに送信して保存させる第1のステップと、
    前記印刷装置の前記画像データ送信要求部が、前記第1のステップで前記クラウドサーバに保存された画像データを要求する第2のステップと、
    前記クラウドサーバが、前記第2のステップの要求に応じて画像データを前記印刷装置に送信する第3のステップと、
    前記印刷装置が、前記第3のステップで送信された画像データを前記印刷部にて再印刷する第4のステップとを含むことを特徴とする印刷方法。
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