JP2017220357A - 電池パック及び電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】固定部材の変形に起因して締結部材に応力集中の発生を低減できる電池パックの提供。【解決手段】筐体内に電池モジュールが収容されており、電池モジュールは、配列方向Aに沿って配列される複数の電池セル11を含む配列体2bと、配列体を配列方向に挟んで配置される平板状の本体部30及び筐体の壁面に固定される固定部35を有する一対の固定部材3と、本体部同士を締結すると共に配列体に対して配列方向に拘束荷重を付加する複数の締結部材4と、を有し、本体部には、締結部材による締結部31を固定端として配列方向へ本体部を曲げるように本体部に作用する曲げ応力に対する剛性を向上させる補強部32が、配列方向と交差する外面に形成されている、電池パック。【選択図】図3

Description

本発明は、電池パック及び電池モジュールに関する。
電池セルが配列された電池モジュールが筐体等に取り付けられた電池パックが知られている。例えば特許文献1には、電池セルが配列された配列体と、配列体の配列方向の両端に配置された一対のエンドプレートと、エンドプレート同士を締結する複数の締結部材と、を有する電池モジュールが筐体に収容された電池パックが記載されている。このような電池パックでは、エンドプレート等の固定部材によって電池モジュールが筐体の壁面に固定される。
特開2015−023003号公報
電池セルの劣化の進展に伴い電池セルが膨張すると、配列体の配列端が固定部材を押圧し、固定部材の配列方向(第1方向)への変形が生じるようになる。このとき、固定部材では、締結部材により締結される部位(締結部)から離れた部位ほど曲げ応力(曲げモーメント)が大きくなる。よって、固定部材の第1方向への変形は、締結部では生じにくく、締結部から離れた部分では生じ易い。
例えば、固定部材が平板状の本体部を有し、本体部が複数の締結部材により複数の締結部において締結される場合、締結部を固定端として第1方向へ本体部を曲げるような曲げ応力が本体部に作用する。その結果、本体部における締結部で挟まれる部分が第1方向へ膨出するように変形する。このような本体部の変形により締結部において締結部材に応力集中が生じ、締結部材の耐久性が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、固定部材の変形に起因して締結部材に応力集中が発生することを低減できる電池パック及び電池モジュールを提供することを目的とする。
本発明の電池パックは、筐体内に電池モジュールが収容されている電池パックであって、電池モジュールは、第1方向に沿って配列される複数の電池セルを含む配列体と、配列体を第1方向に挟んで配置される平板状の本体部と、筐体の壁面に固定される固定部と、を有する一対の固定部材と、本体部同士を締結すると共に配列体に対して第1方向に拘束荷重を付加する複数の締結部材と、を有し、締結部材による締結部を固定端として第1方向へ本体部を曲げるように本体部に作用する曲げ応力に対する剛性を向上させる補強部が、第1方向と交差する少なくとも一方の主面に形成されている。
この構成の電池パックでは、補強部により、締結部を固定端として第1方向へ本体部を曲げるように本体部に作用する曲げ応力に対する剛性が向上するため、締結部で挟まれる部分が第1方向へ膨出するような本体部の曲げ変形が抑制される。本体部の変形により締結部材が曲げられることが抑制される。よって、固定部材の変形に起因して締結部材に応力集中が発生することを低減できる。
本発明の電池パックでは、補強部は、本体部の中央部よりも筐体から遠い側に形成されていてもよい。この場合、本体部の中央部よりも筐体から遠い側において曲げ剛性を確実に向上させることができる。
本発明の電池パックでは、本体部は、第1方向に交差する第2方向における両端部において締結部材により締結される一対の締結部を含み、補強部は、本体部の一対の締結部により挟まれる領域に少なくとも形成されていてもよい。この場合、本体部における一対の締結部で挟まれる部分の曲げ剛性が向上するため、この部分が第1方向外側へ膨出するような固定部材の変形を抑制することができる。
上記作用効果を好適に奏する構成として、具体的には、第2方向は、壁面に略平行な方向であってもよい。
本発明の電池パックでは、補強部は、主面から突出し、第2方向に沿って延びるリブを含んでもよい。この場合、第2方向に沿って延びるリブにより本体部の曲げ剛性を効果的に向上させることができる。
本発明の電池パックでは、補強部は、壁面に交差する方向において、筐体から離れるにつれて曲げ応力に対する剛性が高くなってもよい。この場合、筐体から離れるにつれて曲げ応力に対する剛性が高くなるため、筐体から離れた部分の本体部の曲げ変形を好適に抑制できる。
本発明の電池パックでは、補強部は、本体部の中央部よりも筐体から遠い側における本体部の厚みが本体部の中央部よりも筐体から近い側における本体部の厚みよりも大きくされた肉厚部であってもよい。この場合、容易に補強部を形成することができる。
上記作用効果を好適に奏する構成として、具体的には、補強部は、本体部に沿うように主面に設けられた板部材であってもよい。
本発明の電池パックでは、補強部は、複数の締結部材を挿通させる挿通孔を有してもよい。この場合、補強部の挿通孔に締結部材を挿通させることで、補強部と本体部とを共通の締結部材で締結する共締めが可能となる。
本発明の電池パックでは、固定部は、壁面に沿って所定の寸法で延在する板状部材を含み、補強部を含めた本体部の壁面に沿う寸法は、固定部の所定の寸法よりも小さくてもよい。この場合、固定部の壁面に沿う寸法の範囲内で本体部及び補強部を設けることができるため、壁面に沿う方向において補強部が固定部よりも出っ張ることがない。その結果、筐体内の空間を有効に利用することができる。
本発明の電池パックでは、主面は、本体部における配列体側の面であってもよい。この場合、本体部における配列体側の空間を利用することができる。
本発明の電池パックでは、電池モジュールは、配列体の配列端の一方に配置される弾性部材を更に有し、補強部は、一対の固定部材のうち弾性部材が配置される側の固定部材の本体部に設けられていてもよい。この場合、弾性部材が配置される側の固定部材の本体部の曲げ剛性を高めることで、本体部の曲げ変形を好適に抑制することができる。
また、本発明の電池モジュールは、第1方向に沿って配列される複数の電池セルを含む配列体と、配列体を第1方向に挟んで配置される平板状の本体部を有する一対の固定部材と、本体部同士を締結すると共に配列体に対して第1方向に拘束荷重を付加する複数の締結部材と、を有し、締結部材による締結部を固定端として第1方向へ本体部を曲げるように本体部に作用する曲げ応力に対する剛性を向上させる補強部が、第1方向と交差する少なくとも一方の主面に形成されている。
この構成の電池モジュールでは、補強部により、締結部を固定端として第1方向へ本体部を曲げるように本体部に作用する曲げ応力に対する剛性が向上するため、締結部で挟まれる部分が第1方向へ膨出するような本体部の曲げ変形が抑制される。本体部の変形により締結部材が曲げられることが抑制される。よって、固定部材の変形に起因して締結部材に応力集中が発生することを低減できる。
本発明によれば、固定部材の変形に起因して締結部材に応力集中が発生することを低減できる電池パック及び電池モジュールを提供することができる。
図1は、本実施形態に係る電池パックの模式的な側面図である。 図2は、図1の本体部の曲げ変形の一例を示す図である。 図3は、図1の電池モジュールの部分的な分解斜視図である。 図4は、図1の電池モジュールの部分的な分解斜視図である。 図5は、図1の固定部材の斜視図である。 図6は、固定部材の第1の変形例の斜視図である。 図7は、固定部材の第2の変形例の斜視図である。 図8は、図7の固定部材を他の方向から見た斜視図である。 図9は、図7の固定部材に用いられる弾性部材を例示する図である。 図10は、固定部材の第3の変形例の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る電池パック100及び電池モジュール2について、図面を参照して詳細に説明する。図面の説明において、同一の要素同士、或いは相当する要素同士には互いに同一の符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。なお、以下の説明において、図面に付した直交座標系Sを用いる場合がある。
図1に示されるように、本実施形態に係る電池パック100は、筐体1と、電池モジュール2と、熱伝導部材(TIM:Thermal Interface Material)Tと、を備えている。筐体1は、壁面1sを有している。電池モジュール2は、電池パック100において筐体1内に収容されている。電池モジュール2は、筐体1の壁面1sに固定されている。電池モジュール2と壁面1sとの間には、熱伝導部材Tが配置されている。
図1及び図2に示されるように、電池モジュール2は、配列方向A(第1方向)に沿って配列される複数の電池セル11を含む配列体2aと、配列体2aの配列端にそれぞれ配置される一対の固定部材3,3と、本体部30同士を締結すると共に配列体2aに対して配列方向Aに拘束荷重を付加する複数の締結部材4と、を有する。電池セル11の数は、一例として7つである。配列方向Aは、特に限定されないが、図1の例では、直交座標系Sで示されるX方向である。本実施形態では、電池セル11の劣化が進展する前において、固定部材3の本体部30は、配列方向Aへ変形していない。電池セル11の劣化の進展に伴い電池セル11が膨張すると、配列体2aの一端(配列端)2bが本体部30を押圧し、本体部30の配列方向Aへの変形が生じるようになる(詳しくは後述)。
図2に示されるように、電池セル11は、電極組立体12と、電極組立体12を収容するケース13と、電極組立体12の電極(正極及び負極のそれぞれ)に電気的に接続された一対の端子14,14と、を有している。電極組立体12は、複数の正極(不図示)及び負極(不図示)と、正極と負極との間に配置されたセパレータ(不図示)と、を含む。正極及び負極は、配列方向Aに沿って、セパレータを介して交互に配列されている。
ケース13は、直方体状を呈している。ケース13は、互いに対向する一対の側面13a,13bと、互いに対向する一対の側面13c,13dと、互いに対向する上面13e及び底面13fと、を含む。側面13a,13bは、配列方向Aに沿った面である。側面13c,13dは、配列方向Aに交差する面である。側面13a,13bは、側面13cと側面13dとを互いに接続する。端子14は、上面13eから突出している。
電池セル11は、セルホルダ20に保持されている。セルホルダ20は、互いに対向する側壁部20c及び側壁部20dと、背面部20e及び底壁部20fと、を含む。側壁部20c,20dは、長方形板状を呈している。背面部20eは、長方形板状を呈しており、側壁部20c,20dの長手方向の一端部において側壁部20cと側壁部20dとを互いに接続している。底壁部20fは、長方形板状を呈しており、側壁部20c,20dの長手方向の他端部において側壁部20cと側壁部20dとを互いに接続している。
セルホルダ20では、側壁部20c,20dと背面部20e及び底壁部20fとによって、電池セル11が嵌め合される直方体状の空間部が画成されている。側壁部20c,20dは、それぞれ、当該空間部に電池セル11が嵌め合されたときにケース13の側面13c,13d上に配置される。同様に、背面部20eは、ケース13の上面13eに配置される。さらに、底壁部20fは、ケース13の底面13f上に配置される。
背面部20eには、一対の突設部21,21が設けられている。突設部21は、直方体状を呈している。突設部21は、配列方向Aに沿って延在している。突設部21は、上記空間部に電池セル11が嵌め合されたときに、ケース13の上面13e上であって、一対の端子14,14の間の位置に配置される。突設部21には、その延在方向に沿った貫通孔21hが形成されている。この貫通孔21hには、後述する締結部材4のボルト40,41が挿通される。
また、底壁部20fにおける側壁部20c,20dとの接続部分には、一対の突設部22,22が設けられている。突設部22は、直方体状を呈している。突設部22は、配列方向Aに沿って延在している。突設部22は、上記空間部に電池セル11が嵌め合されたときに、ケース13の底面13fにおける側面13c,13d側の端部に配置される。突設部22には、その延在方向に沿った貫通孔22hが形成されている。この貫通孔22hには、後述する締結部材4のボルト42,43が挿通される。
伝熱プレート15は、矩形板状の本体部15aと、矩形板状の延在部15cと、を含む。伝熱プレート15は、本体部15aと延在部15cとによってL字板状に形成されている。本体部15aは、電池セル11(ケース13)の側面13a上に配置される。延在部15cは、本体部15aから配列方向Aに沿って延び、電池セル11(ケース13)の側面13c上に配置される。延在部15cは、セルホルダ20の側壁部20cを介して側面13c上に配置される。
伝熱プレート15は、本体部15aにおいて電池セル11に接触すると共に、延在部15cにおける側壁部20cと反対側の面において熱伝導部材Tに接触する。つまり、伝熱プレート15は、熱伝導部材Tを介して、電池セル11と筐体1とを熱的に接続する。本実施形態では、伝熱プレート15は、電池モジュール2における固定部材3の固定部35と延在部15cとが電池セル11に関して同じ側に位置するように電池セル11に取り付けられている。つまり、電池セル11の熱は、延在部15cを介して筐体1の壁面1sに放熱される。
固定部材3は、電池モジュール2を筐体1の壁面1sに固定するための部材である。固定部材3は、例えば、全体としてL字板状の外形を有する。図3及び図4に示されるように、固定部材3は、配列体2aを配列方向Aに挟んで配置される矩形平板状の本体部30と、本体部30の筐体1側の端部から配列方向Aに沿って延びる固定部35と、を有する。
本体部30は、配列方向Aに交差する方向B(第2方向)に沿って延在する。本体部30は、例えば、YZ平面に沿って延在する長方形状の本体基部30BSを含む。本体基部30BSは、本体部30において厚みTH1で平板状に延びる部分であり、後述のリブ30r及び補強部32の土台となる部分である。ここでの方向Bは、Z方向に沿う方向であり、壁面1sに略平行な方向である。
固定部35は、本体部30の筐体1側の端部から配列体2aとは反対側の方向に向かって、配列方向Aに沿って長さLで(壁面1sに沿って所定の寸法で)延在する矩形平板状の板状部材である。固定部35は、壁面1sに接触した状態において、ボルト6によって壁面1sに固定される。これにより、電池モジュール2が筐体1の壁面1sに固定される。
本体基部30BSは、本体基部30BSの1つの外縁30aに設けられた突設部31a,31bと、本体基部30BSにおける外縁30aの反対側の外縁30bに設けられた突設部31c,31dと、を含む。
突設部31a,31bは、厚みTH1の矩形板状を呈している。突設部31a,31bは、配列方向Aからみて、電池セル11の上面13e側において、電池セル11の上面13eから突出している。突設部31a,31bには、貫通孔Hが設けられている。貫通孔Hは、配列方向Aからみて、セルホルダ20の突設部21の貫通孔21hと重複する。この貫通孔Hには、後述する締結部材4のボルト40,41が挿通される。
突設部31c,31dは、厚みTH1の矩形板状を呈している。突設部31c,31dは、配列方向Aからみて、電池セル11の底面13f側において、電池セル11の上面13eから突出している。突設部31c,31dには、貫通孔Hが設けられている。貫通孔Hは、配列方向Aからみて、セルホルダ20の突設部22の貫通孔22hと重複する。この貫通孔Hには、後述する締結部材4のボルト42,43が挿通される。
締結部材4は、一対の固定部材3,3を互いに締結することにより、配列方向Aに沿って複数の電池セル11(配列体2a)に拘束荷重を付加する。電池モジュール2は、複数(ここでは4つ)の締結部材4を備えている。締結部材4は、例えば、長尺状のボルト40〜43と、ボルト40〜43のそれぞれに螺合されるナット5と、を含む。ボルト40〜43は、一例として、その一端4aに六角柱状の頭部4bが一体形成されると共に、その他端4cにネジ山が形成されている。ナット5は、ボルト40〜43の他端4cに螺合される。締結部材4のボルト40,41は、方向Bにおける本体部30の端部B1において配列体2aに対して電池セル11の配列方向Aに拘束荷重を付加する。締結部材4のボルト42,43は、方向Bにおける本体部30の端部B2において配列体2aに対して電池セル11の配列方向Aに拘束荷重を付加する。
本体基部30BSにおける配列方向Aと交差する外面(主面)30sには、外面30sから突出する複数のリブ30rが形成されている。リブ30rの一端側は、固定部35の表面35sにおいて固定部35と連続している。リブ30rの一端側における突出高さは、固定部35の配列方向Aに沿う長さLと略等しい。リブ30rの他端側は、本体部30の中央部Mに達する。リブ30rは、一端側から他端側までY方向に沿って延在する。リブ30rの突出高さは、一端側から他端側へ向かうにつれて漸減し、他端側の一定の範囲において略一定とされている。このリブ30rは、主として、本体部30及び固定部35が交差する箇所を支点として、固定部35に対して倒れるように本体部30が変形することを抑制する機能を有する。
配列体2aの一端2b側の固定部材3と、その固定部材3に隣接する電池セル11との間には、ミドルプレート7が配置されている。ミドルプレート7の一部は、配列方向Aからみて、固定部材3と略同一の形状を呈している。したがって、ミドルプレート7にも、配列方向Aからみて固定部材3における貫通孔Hと重複する貫通孔が設けられている。ミドルプレート7と固定部材3との間には、電池セル11の膨張に応じて圧縮される弾性部材8が介在している。本実施形態では、弾性部材8は、配列体2aの配列端の一方である一端2bに配置される。
このような構成を有する電池モジュール2では、図1に示されるように、配列方向Aに沿って複数の電池セル11が挟まれた状態において、締結部材4及びナット5により一対の本体部30,30が互いに締結される。これにより、電池セル11に拘束荷重が付加され、電池セル11が互いに拘束される。
次に、固定部材3の本体部30に形成された補強部32について、図4を参照しつつ説明する。補強部32は、本体部30に含まれ、締結部材4による締結部31を固定端として配列方向Aへ本体部30を曲げるように本体部30に作用する曲げ応力に対する剛性を向上させるための補強部分である。補強部32は、例えば、一対の固定部材3,3のうち配列体2aの一端2b側(弾性部材8が配置される側)の固定部材3の本体部30に設けられている。
補強部32は、本体部30の中央部Mよりも筐体1から遠い側(本体部30の先端側)に形成されている。補強部32は、例えば、本体部30の先端側に形成された肉厚部である。ただし、補強部32は、本体基部30BSとは別体であってもよいし、本体部30の外面30s側において本体基部30BS自体が肉厚となることで本体基部30BSと一体的に形成されていてもよい。
本実施形態では、補強部32は、本体基部30BSとは別体であり、本体部30の先端側において本体部30に沿うように外面30sに設けられた板部材33である。板部材33は、矩形平板状であり、本体部30の先端側における本体基部30BSの形状と同様の形状を有する。板部材33の厚みTH3は、例えば、本体基部30BSの厚みTH1と略等しい。この場合、補強部32における本体部30の厚みTH2は、本体基部30BSの厚みTH1と、板部材33の厚みTH3とを加算した厚みである。すなわち、補強部32では、本体部30の厚みTH2が、本体部30の中央部Mよりも筐体1から近い側(本体部30の基端側)における本体部30の厚みTH1よりも大きい。また、本体部30の厚みTH2(すなわち、補強部32を含めた本体部30の壁面1sに沿う寸法)は、固定部35の配列方向Aに沿う長さLよりも小さい。
板部材33は、本体基部30BSの突設部31bと重複して設けられた突設部32bと、本体基部30BSの突設部31dと重複して設けられた突設部32dと、を含む。補強部32は、複数の締結部材4を挿通させる貫通孔(挿通孔)Hを有する。
突設部32bは、矩形板状を呈している。突設部32bは、配列方向Aからみて、電池セル11の上面13e側において、電池セル11の上面13eから突出している。突設部32bには、貫通孔Hが設けられている。突設部32bの貫通孔Hは、配列方向Aからみて、電池セル11の側面13c側に位置するセルホルダ20の突設部21の貫通孔21h、及び、本体基部30BSの突設部31bの貫通孔Hと重複する。
突設部32dは、矩形板状を呈している。突設部32dは、配列方向Aからみて、電池セル11の上面13e側において、電池セル11の上面13eから突出している。突設部32bには、貫通孔Hが設けられている。突設部32dの貫通孔Hは、配列方向Aからみて、電池セル11の側面13c側に位置するセルホルダ20の突設部22の貫通孔22h、及び、本体基部30BSの突設部31dの貫通孔Hと重複する。
突設部32bの貫通孔Hには、締結部材4のボルト41が挿通される。突設部32dの貫通孔Hには、締結部材4のボルト43が挿通される。すなわち、ボルト41は、方向Bにおける本体部30の端部B1において、セルホルダ20の貫通孔21h、ミドルプレート7の貫通孔、固定部材3の突設部31bの貫通孔H、及び、突設部32bの貫通孔Hに挿通されている。ボルト43は、方向Bにおける本体部30の端部B2において、セルホルダ20の貫通孔22h、ミドルプレート7の貫通孔、固定部材3の突設部31dの貫通孔H、及び、突設部32dの貫通孔Hに挿通されている。したがって、本実施形態では、突設部31b,31d,32b,32dは、方向Bにおける本体部30の端部B1,B2(両端部)において締結部材4(ボルト41,43)により本体部30が締結される一対の締結部31,31である。
板部材33は、方向Bにおいては、突設部32b,32dを両端として、当該突設部32b,32dにより挟まれる領域に延在している。すなわち、補強部32は、本体部30の一対の締結部31,31により挟まれる領域に少なくとも形成されている。
ここで、本体部30には、締結部材4による締結部31を固定端として配列方向Aへ本体部30を曲げるような曲げ応力が作用する。具体的には、図5に示されるように、例えば電池セル11の劣化の進展に伴い電池セル11が膨張すると、配列体2aの配列端が固定部材3を押圧し、固定部材3の配列方向Aへの変形が生じるようになる。このとき、固定部材3では、締結部31から離れた部位ほど曲げ応力(曲げモーメント)が大きくなる。よって、固定部材の第1方向への変形は、締結部では生じにくく、締結部から離れた部分では生じ易い。
図5の例では、方向Bにおける端部B1,B2に位置する複数の締結部31において、本体部30がボルト41,43により締結されている。この場合、それぞれの締結部31を固定端として配列方向Aへ本体部30を曲げるような曲げ応力が本体部30に作用する。その結果、本体部30における締結部31で挟まれる部分が、配列方向Aにおける配列体2aとは反対方向に膨出するように本体部30が変形する。特に、電池パック100では、固定部材3の固定部35が筐体1の壁面1sに固定されているため、本体部30の膨出するような変形は、本体部30の基端側よりも先端側のほうで生じ易い。
このような曲げ応力に対し、上述したように構成された補強部32は、本体部30の基端側よりも本体部30の先端側において、締結部材4による締結部31を固定端として配列方向Aへ本体部30を曲げるように本体部30に作用する曲げ応力に対する剛性を向上させる。
以上説明したように、本実施形態に係る電池パック100及び電池モジュール2によれば、補強部32により、締結部31を固定端として配列方向Aへ本体部30を曲げるように本体部30に作用する曲げ応力に対する剛性が向上するため、締結部31で挟まれる部分が配列方向Aへ膨出するような本体部30の曲げ変形が抑制される。本体部30の変形により締結部材4が曲げられることが抑制される。よって、固定部材3の変形に起因して締結部材4に応力集中が発生することを低減できる。
電池パック100及び電池モジュール2では、補強部32は、本体部30の中央部Mよりも筐体1から遠い側(本体部30の先端側)に形成されている。これにより、本体部30の先端側において曲げ剛性を確実に向上させることができる。
電池パック100及び電池モジュール2では、本体部30は、配列方向Aに交差する方向B(壁面1sに略平行な方向)における両端部である端部B1,B2においてボルト41,43により締結される一対の締結部31,31(突設部31b,31d及び突設部32b,32d)を含む。補強部32は、本体部30の一対の締結部31,31により挟まれる領域に少なくとも形成されている。これにより、本体部30における一対の締結部31,31で挟まれる部分の曲げ剛性が向上するため、この部分が第1方向外側へ膨出するような固定部材の変形を抑制することができる。
電池パック100及び電池モジュール2では、補強部32は、本体部30の中央部Mよりも筐体1から遠い側(本体部30の先端側)における本体部30の厚みTH2が、本体部30の中央部Mよりも筐体1から近い側(本体部30の基端側)における本体部30の厚みTH1よりも大きくされた肉厚部である。特に、補強部32は、本体部30に沿うように外面30sに設けられた板部材33である。これにより、容易に補強部32を形成することができる。
電池パック100及び電池モジュール2では、補強部32は、突設部32b,32dのそれぞれにおいて、複数の締結部材4(ボルト41,43)を挿通させる貫通孔Hを有する。これにより、突設部32b,32dの貫通孔Hにボルト41,43をそれぞれ挿通させることで、補強部32と本体部30とを共通のボルト41,43で締結する共締めが可能となる。
電池パック100及び電池モジュール2では、固定部35は、壁面1sに沿って長さLで延在する板状部材を含む。補強部32を含めた本体部30の壁面1sに沿う寸法は、固定部35の壁面1sに沿う長さLよりも小さい。これにより、固定部35の壁面1sに沿う長さLの範囲内で本体部30及び補強部32を設けることができるため、壁面1sに沿う方向において補強部32が固定部35よりも出っ張ることがない。その結果、筐体1内の空間を有効に利用することができる。
電池モジュール2は、配列体2aの配列端の一方(例えば一端2b)に配置される弾性部材8を更に有する。補強部32は、一対の固定部材3,3のうち弾性部材8が配置される一端2bの固定部材3の本体部30に設けられている。これにより、弾性部材8が配置される一端2bの固定部材の本体部30の曲げ剛性を高めることで、本体部30の曲げ変形を好適に抑制することができる。
以上説明した上記実施形態は、本発明に係る電池パック及び電池モジュールの一実施形態を説明したものである。したがって、本発明に係る電池パック及び電池モジュールは、上述したものに限定されない。本発明に係る電池パック及び電池モジュールは、各請求項の要旨を変更しない範囲において、上述したものを任意に変形したものとすることができる。
例えば、電池パック100及び電池モジュール2では、以下のように固定部材3を変形することができる。
上記実施形態では、補強部として、本体基部30BSとは別体であり、本体部30の先端側において本体部30に沿うように外面30sに設けられた板部材33(補強部32)を例示したが、補強部は、外面30sから突出するリブを設ける構成であってもよい。第1の変形例に係る固定部材3Aについて、図6を参照しつつ説明する。
図6に示されるように、固定部材3Aでは、補強部32Aは、本体部30の中央部Mよりも筐体1から遠い側(本体部30の先端側)に形成された一対のリブ32r,32rを含む。一対のリブ32r,32rのそれぞれは、外面30sから突出するように本体基部30BSと一体的に形成されている。リブ32rは、例えば断面長方形状のリブである。
リブ32rは、本体部30の先端側において方向Bに沿って延在する。一対のリブ32r,32rの一方は、端部B1における本体部30の先端側に位置する突設部31bと、端部B2における本体部30の基端側に位置する突設部31cと、を結ぶように延在する。一対のリブ32r,32rの他方は、端部B1における本体部30の基端側に位置する突設部31aと、端部B2における本体部30の先端側に位置する突設部31dと、を結ぶように延在する。すなわち、補強部32Aは、配列方向A及び方向Bに交差する方向(ここではY方向)において、本体部30の一対の締結部31,31により挟まれる領域に少なくとも形成されている。
一対のリブ32r,32rは、方向Bにおける中間部で互いに交差する。したがって、一対のリブ32r,32rは、本体部30の先端側では、方向Bにおいて突設部31b,31dを両端として当該突設部31b,31dにより挟まれる領域に延在する。また、一対のリブ32r,32rは、本体部30の基端側では、方向Bにおいて突設部31a,31cを両端として当該突設部31a,31cにより挟まれる領域に延在している。すなわち、補強部32Aは、方向Bにおいても、本体部30の一対の締結部31,31により挟まれる領域に少なくとも形成されている。
以上、補強部32Aによれば、方向Bに沿って延びる一対のリブ32r,32rにより本体部30の曲げ剛性を効果的に向上させることができる。また、突設部31a,31b,31c,31dで挟まれる部分の曲げ剛性が向上するため、この部分が配列方向A外側へ膨出するような固定部材の変形を抑制することができる。
上記実施形態又は変形例では、本体部30の外面30sに補強部32,32Aが形成される構成を例示したが、この構成に代えて、本体部30の内面(主面)30tに補強部が形成される構成としてもよい。第2の変形例に係る固定部材3Bについて、図7〜図9を参照しつつ説明する。
図7及び図8に示されるように、固定部材3Bでは、補強部32Bは、本体部30における配列体2a側の内面30tに形成されている。補強部32Bは、リブ32sと、リブ32tと、を含む。
リブ32sは、内面30tから突出するように本体基部30BSと一体的に形成されている。リブ32sは、本体部30の先端側において本体基部30BSの外縁に沿って形成されている。リブ32sは、本体部30の先端側の外縁30cに沿う部分において、方向Bに沿って延在する。つまり、リブ32sにおける本体部30の先端側の外縁30cに沿う部分は、方向Bにおいて突設部31b,31dを両端として当該突設部31b,31dにより挟まれる領域に延在している。すなわち、補強部32Bは、方向Bにおいて、本体部30の一対の締結部31,31により挟まれる領域に少なくとも形成されている。
リブ32tは、内面30tから突出するように本体基部30BSと一体的に形成されている。リブ32tは、X方向視でリブ32sにより囲まれる領域において、Y方向に沿って延在する。本体基部30BSの内面30tにおいて、リブ32s及びリブ32tで挟まれる部分には、複数の弾性部材8Bが配置される(図9参照)。弾性部材8Bのそれぞれは、リブ32s及びリブ32tで挟まれる部分に対応する形状を有する点で、弾性部材8と異なる。複数の弾性部材8Bは、リブ32s及びリブ32tで挟まれる部分に配置された状態において、全体として弾性部材8と同様の輪郭となってもよい。
リブ32sは、本体部30の先端側ほど内面30tからの突出高さが大きくなる。本体部30の先端側におけるリブ32sの内面30tからの突出高さTH4は、特に限定されない。リブ32tの内面30tからの突出高さTH5は、本体部30の基端側ではリブ32sの突出高さと略等しい。突出高さTH5は、本体部30の先端側ではリブ32sの突出高さTH4よりも低く、弾性部材8Bの厚みよりも小さい。
この補強部32Bによれば、例えば、突出高さTH4を、リブ32sが電池セル11又はセルホルダ20に干渉しない範囲内において弾性部材8Bの厚みよりも大きくすることができる。これにより、本体部30における配列体2a側の空間を利用して、本体部30の先端側において曲げ剛性を一層向上させることができる。なお、リブ32tに代えて、X方向視でリブ32sにより囲まれる領域において、方向Bに沿って延在するリブを形成してもよい。この場合、リブ32sに加えて当該リブが補強部32Bとして機能する。
上記実施形態又は変形例では、固定部材3,3A,3Bが固定部35を有し、当該固定部35により固定部材3,3A,3Bが筐体1に取り付けられる構成を例に挙げて説明したが、この構成に代えて、固定部材3,3A,3Bが固定部35を有さず、別体のアングル材等を用いて固定部材3,3A,3Bが筐体1に取り付けられる構成としてもよい。第3の変形例に係る固定部材3Cについて、図10を参照しつつ説明する。ここでは、固定部材3Cが筐体1の壁面1s(図1参照)に固定されている状態(以下、単に「固定状態」ともいう)において、壁面1sに交差する方向はY方向である。
補強部32Cは、例えば、本体部30の基端側から先端側に亘って形成された肉厚部である。補強部32Cは、本体部30の外面30s側において本体基部30BS自体が肉厚となることで本体基部30BSと一体的に形成されている。
本体部30の基端側における厚みは、例えば、本体基部30BSの厚みTH1と等しい。本体部30の先端側における厚みは、本体基部30BSの厚みTH1よりも大きい厚みTH6である。すなわち、補強部32Cでは、固定状態において筐体1から離れるにつれて本体部30の厚みが大きくなる。したがって、固定状態においては、補強部32Cは、壁面1sに交差する方向(Y方向)において、筐体1から離れるにつれて曲げ応力に対する剛性が高くなっている。
この補強部32Cによれば、筐体1から離れるにつれて本体部30の曲げ応力に対する剛性が高くなるため、筐体1から離れた部分の本体部30の曲げ変形を好適に抑制できる。
なお、固定部材3の変形例は、上述した固定部材3A、固定部材3B、及び固定部材3Cに限定されるものではない。例えば、固定部材3A、固定部材3B、及び固定部材3Cの構成の一部を取捨選択してもよいし、互いに組み合わせてもよい。
上記実施形態又は変形例では、補強部32〜32Cが、本体部30の外面30s又は内面30tに形成されていたが、外面30s及び内面30tの双方に形成されていてもよい。
1…筐体、1s…壁面、2…電池モジュール、2a…配列体、2b…一端(配列端の一方)、3…固定部材、4…締結部材、8…弾性部材、11…電池セル、30…本体部、30s…外面(主面)、30t…内面(主面)、31…締結部、32…補強部、33…板部材、35…固定部、100…電池パック、A…配列方向、B…方向(第2方向)、H…貫通孔(挿通孔)、M…中央部。

Claims (13)

  1. 筐体内に電池モジュールが収容されている電池パックであって、
    前記電池モジュールは、
    第1方向に沿って配列される複数の電池セルを含む配列体と、
    前記配列体を前記第1方向に挟んで配置される平板状の本体部と、前記筐体の壁面に固定される固定部と、を有する一対の固定部材と、
    前記本体部同士を締結すると共に前記配列体に対して前記第1方向に拘束荷重を付加する複数の締結部材と、を有し、
    前記締結部材による締結部を固定端として前記第1方向へ前記本体部を曲げるように前記本体部に作用する曲げ応力に対する剛性を向上させる補強部が、前記本体部における前記第1方向と交差する少なくとも一方の主面に形成されている、電池パック。
  2. 前記補強部は、前記本体部の中央部よりも前記筐体から遠い側に形成されている、請求項1記載の電池パック。
  3. 前記本体部は、前記第1方向に交差する第2方向における両端部において前記締結部材により締結される一対の締結部を含み、
    前記補強部は、前記本体部の前記一対の締結部により挟まれる領域に少なくとも形成されている、請求項1又は2記載の電池パック。
  4. 前記第2方向は、前記壁面に略平行な方向である、請求項3記載の電池パック。
  5. 前記補強部は、前記主面から突出し、前記第2方向に沿って延びるリブを含む、請求項3又は4記載の電池パック。
  6. 前記補強部は、前記壁面に交差する方向において、前記筐体から離れるにつれて前記曲げ応力に対する剛性が高くなる、請求項1〜5の何れか一項記載の電池パック。
  7. 前記補強部は、前記本体部の中央部よりも前記筐体から遠い側における前記本体部の厚みが前記本体部の中央部よりも前記筐体から近い側における前記本体部の厚みよりも大きくされた肉厚部である、請求項1〜6の何れか一項記載の電池パック。
  8. 前記補強部は、前記本体部に沿うように前記主面に設けられた板部材である、請求項7記載の電池パック。
  9. 前記補強部は、前記複数の締結部材を挿通させる挿通孔を有する、請求項1〜8の何れか一項記載の電池パック。
  10. 前記固定部は、前記壁面に沿って所定の寸法で延在する板状部材を含み、
    前記補強部を含めた前記本体部の前記壁面に沿う寸法は、前記固定部の前記所定の寸法よりも小さい、請求項1〜9の何れか一項記載の電池パック。
  11. 前記主面は、前記本体部における前記配列体側の面である、請求項1〜10の何れか一項記載の電池パック。
  12. 前記電池モジュールは、前記配列体の配列端の一方に配置される弾性部材を更に有し、
    前記補強部は、前記一対の前記固定部材のうち前記弾性部材が配置される側の固定部材の前記本体部に設けられている、請求項1〜11の何れか一項記載の電池パック。
  13. 第1方向に沿って配列される複数の電池セルを含む配列体と、
    前記配列体を前記第1方向に挟んで配置される平板状の本体部を有する一対の固定部材と、
    前記本体部同士を締結すると共に前記配列体に対して前記第1方向に拘束荷重を付加する複数の締結部材と、を有し、
    前記締結部材による締結部を固定端として前記第1方向へ前記本体部を曲げるように前記本体部に作用する曲げ応力に対する剛性を向上させる補強部が、前記本体部における前記第1方向と交差する少なくとも一方の主面に形成されている、電池モジュール。
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