JP2017219314A - 劣化部位検知装置、劣化部位検知方法およびプログラム - Google Patents
劣化部位検知装置、劣化部位検知方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017219314A JP2017219314A JP2016111238A JP2016111238A JP2017219314A JP 2017219314 A JP2017219314 A JP 2017219314A JP 2016111238 A JP2016111238 A JP 2016111238A JP 2016111238 A JP2016111238 A JP 2016111238A JP 2017219314 A JP2017219314 A JP 2017219314A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- color
- abnormal
- image
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明に係る劣化部位検知装置1は、コンクリート表面を撮影した撮影画像を取得する画像取得部10と、画像取得部10が取得した撮影画像から、正常コンクリート肌色を決定する正常コンクリート肌色取得部20と、撮影画像において、正常コンクリート肌色と比較して異常な色を有する領域、および、所定の形状の領域を異常領域として検知する異常領域検知部30と、異常領域検知部30により検知された異常領域が、鉄筋領域、錆汁領域または剥離領域であるか否かを判定する劣化部位判定部40とを備える。
【選択図】図1
Description
)〜255(輝度最大)の256階調で表現される。例えば、(R,G,B)=(0,0,0)であれば黒色を表し、(R,G,B)=(255,255,255)であれば白色を表し、(R,G,B)=(255,0,0)であれば赤色を表す。色検知は任意の色空間ABCで行うことができ、入力画像を任意の色空間ABC上の画像に変換する場合は、変換後の画像の3軸要素を(A,B,C)と表現することとする。任意の色空間の画像(A,B,C)の1軸に注目すると、各画素において最小輝度0から最大輝度1までの値を持つグレースケール画像とみなすことができる。以下では、任意の色空間の画像(A,B,C)の各要素をグレースケールに変換した画像をグレースケール画像A,B,Cと称する。なお、任意の色空間としては、例えば、HSV(色相・彩度・輝度)空間や、L*a*b*(明度・赤色差・青色差)色空間などがある。
F=BL*,鉄筋&Ba*,鉄筋&Bb*,鉄筋 ・・・式(4)
R=BL*,錆汁&Ba*,錆汁 ・・・式(5)
S=BL*,剥離&not(Ba*,錆汁) ・・・式(6)
[q・・・qp・・・pq・・・q] p:正値、q:負値
10 画像取得部
11 撮影部
12 歪み補正部
13 実長取得部
20 正常コンクリート肌色取得部
21 矩形領域抽出部
22 減色処理部
23 色頻度計算部
24 決定部
30 異常領域検知部
31 色検知部
32 形状検知部
40 劣化部位判定部
41 鉄筋判定部
42 錆汁判定部
43 剥離判定部
50 画像連結部
51 グレースケール画像変換部
52 2値化処理部
53 連結位置判定部
54 連結実行部
60 表示部
Claims (8)
- コンクリート表面を撮影した撮影画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部が取得した撮影画像から、劣化していないコンクリート表面の色である正常コンクリート肌色を決定する正常コンクリート肌色取得部と、
前記画像取得部が取得した撮影画像において、前記正常コンクリート肌色取得部が決定した正常コンクリート肌色と比較して異常な色を有する領域、および、所定の形状の領域を異常領域として検知する異常領域検知部と、
前記異常領域検知部により検知された異常領域が、鉄筋が露出した鉄筋領域、錆汁が付着した錆汁領域またはコンクリートが剥離した剥離領域であるか否かを判定する劣化部位判定部と、を備えることを特徴とする劣化部位検知装置。 - 前記画像取得部は、前記撮影画像における単位画素あたりの実長である実長比を求め、
前記異常領域検知部は、前記画像取得部が取得した実長比を用いて、鉄筋幅の実長に対応した形状の領域を異常領域として検知することを特徴とする請求項1に記載の劣化部位検知装置。 - 前記画像取得部は、前記撮影画像における既知の長さを有する部分の画素数を求めることで、前記実長比を求めることを特徴とする請求項2に記載の劣化部位検知装置。
- 前記異常領域検知部は、鉄筋に対応する色を有する領域である鉄筋色領域を前記異常領域として検知し、
前記劣化部位判定部は、前記異常領域検知部による鉄筋色領域の検知結果および前記鉄筋幅の実長に対応した形状の領域の検知結果に基づき、前記異常領域が前記鉄筋領域であるか否かを判定することを特徴とする請求項2または3に記載の劣化部位検知装置。 - 前記異常領域検知部は、錆汁に対応する色を有する領域である錆汁色領域を前記異常領域として検知し、
前記劣化部位判定部は、前記鉄筋色領域との距離が所定の画素数以下である前記錆汁色領域および前記鉄筋幅の実長に対応した形状の領域を前記錆汁領域であると判定することを特徴とする請求項4に記載の劣化部位検知装置。 - 前記異常領域検知部は、コンクリートが剥離した部位に対応する色を有する領域である剥離色領域を前記異常領域として検知し、
前記劣化部位判定部は、前記異常領域検知部による剥離色領域の検知結果および前記鉄筋幅の実長に対応した形状の領域の検知結果に基づき、前記異常領域が前記剥離領域であるか否かを判定することを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の劣化部位検知装置。 - コンクリート表面の劣化を検知する劣化部位検知装置による劣化部位検知方法であって、
画像取得部が、前記コンクリート表面を撮影した撮影画像を取得するステップと、
正常コンクリート肌色取得部が、前記画像取得部が取得した撮影画像から、劣化していないコンクリート表面の色である正常コンクリート肌色を決定するステップと、
異常領域検知部が、前記画像取得部が取得した撮影画像において、前記正常コンクリート肌色取得部が決定した正常コンクリート肌色と比較して異常な色を有する領域、および、所定の形状の領域を異常領域として検知するステップと、
劣化部位判定部が、前記異常領域検知部により検知された異常領域が、鉄筋が露出した鉄筋領域、錆汁が付着した錆汁領域またはコンクリートが剥離した剥離領域であるか否かを判定するステップと、を含むことを特徴とする劣化部位検知方法。 - コンピュータに、
コンクリート表面を撮影した撮影画像を取得する処理と、
前記取得した撮影画像から、劣化していないコンクリート表面の色である正常コンクリート肌色を決定する処理と、
前記取得した撮影画像において、前記決定した正常コンクリート肌色と比較して異常な色を有する領域、および、所定の形状の領域を異常領域として検知する処理と、
前記検知された異常領域が、鉄筋が露出した鉄筋領域、錆汁が付着した錆汁領域またはコンクリートが剥離した剥離領域であるか否かを判定する処理と、を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016111238A JP6333307B2 (ja) | 2016-06-02 | 2016-06-02 | 劣化部位検知装置、劣化部位検知方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016111238A JP6333307B2 (ja) | 2016-06-02 | 2016-06-02 | 劣化部位検知装置、劣化部位検知方法およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017219314A true JP2017219314A (ja) | 2017-12-14 |
JP6333307B2 JP6333307B2 (ja) | 2018-05-30 |
Family
ID=60658916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016111238A Active JP6333307B2 (ja) | 2016-06-02 | 2016-06-02 | 劣化部位検知装置、劣化部位検知方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6333307B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019157535A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 株式会社Nttファシリティーズ | 劣化状況識別装置、劣化状況識別方法及びプログラム |
JP2020079526A (ja) * | 2018-11-13 | 2020-05-28 | オリエンタル白石株式会社 | 構造物点検システム |
JP2020194378A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | エヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社 | 設備情報収集方法、設備情報収集支援装置、設備情報収集システム、設備状況データ製造方法、設備情報取得支援プログラム |
CN113167742A (zh) * | 2018-11-29 | 2021-07-23 | 富士胶片株式会社 | 混凝土构造物的点检辅助装置、点检辅助方法及点检辅助程序 |
JP7481200B2 (ja) | 2020-08-21 | 2024-05-10 | デンカ株式会社 | 評価システム、評価方法、および評価プログラム |
US11995835B2 (en) | 2020-04-23 | 2024-05-28 | Hitachi Systems, Ltd. | Pixel-level object detection system and program thereof |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62110136A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-21 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 床版コンクリ−ト等の変状検査方法 |
JPS63169542A (ja) * | 1987-01-07 | 1988-07-13 | Tokyu Constr Co Ltd | コンクリ−ト構造物に於ける表面異常の検査方法 |
US5818951A (en) * | 1995-10-13 | 1998-10-06 | Infrared Service Corporation | Methods and related apparatus for generating thermographic survey images |
JPH11259656A (ja) * | 1998-03-10 | 1999-09-24 | Teito Rapid Transit Authority | トンネル壁面判定装置 |
JP2000018921A (ja) * | 1998-07-06 | 2000-01-21 | Hitachi Ltd | 寸法測定方法及び装置 |
JP2001280960A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-10 | Nkk Corp | 遠隔計測方法及び装置 |
JP2005030960A (ja) * | 2003-07-08 | 2005-02-03 | Takenaka Doboku Co Ltd | コンクリート点検システムの赤外線法による健全度判定法 |
JP2005241471A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Keisoku Kensa Kk | 微細ひび割れ幅検量方法 |
JP2011163866A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | コンクリート画像抽出方法 |
CN104483330A (zh) * | 2014-11-11 | 2015-04-01 | 浙江大学 | 混凝土表面裂缝实时监测系统与开裂风险的动态评估方法 |
-
2016
- 2016-06-02 JP JP2016111238A patent/JP6333307B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62110136A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-21 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 床版コンクリ−ト等の変状検査方法 |
JPS63169542A (ja) * | 1987-01-07 | 1988-07-13 | Tokyu Constr Co Ltd | コンクリ−ト構造物に於ける表面異常の検査方法 |
US5818951A (en) * | 1995-10-13 | 1998-10-06 | Infrared Service Corporation | Methods and related apparatus for generating thermographic survey images |
JPH11259656A (ja) * | 1998-03-10 | 1999-09-24 | Teito Rapid Transit Authority | トンネル壁面判定装置 |
JP2000018921A (ja) * | 1998-07-06 | 2000-01-21 | Hitachi Ltd | 寸法測定方法及び装置 |
JP2001280960A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-10 | Nkk Corp | 遠隔計測方法及び装置 |
JP2005030960A (ja) * | 2003-07-08 | 2005-02-03 | Takenaka Doboku Co Ltd | コンクリート点検システムの赤外線法による健全度判定法 |
JP2005241471A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Keisoku Kensa Kk | 微細ひび割れ幅検量方法 |
JP2011163866A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | コンクリート画像抽出方法 |
CN104483330A (zh) * | 2014-11-11 | 2015-04-01 | 浙江大学 | 混凝土表面裂缝实时监测系统与开裂风险的动态评估方法 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019157535A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 株式会社Nttファシリティーズ | 劣化状況識別装置、劣化状況識別方法及びプログラム |
JP7062474B2 (ja) | 2018-03-14 | 2022-05-06 | 株式会社Nttファシリティーズ | 劣化状況識別装置、劣化状況識別方法及びプログラム |
JP2020079526A (ja) * | 2018-11-13 | 2020-05-28 | オリエンタル白石株式会社 | 構造物点検システム |
JP7315159B2 (ja) | 2018-11-13 | 2023-07-26 | オリエンタル白石株式会社 | 構造物点検システム |
CN113167742A (zh) * | 2018-11-29 | 2021-07-23 | 富士胶片株式会社 | 混凝土构造物的点检辅助装置、点检辅助方法及点检辅助程序 |
CN113167742B (zh) * | 2018-11-29 | 2024-02-27 | 富士胶片株式会社 | 混凝土构造物的点检辅助装置、点检辅助方法及记录介质 |
JP2020194378A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | エヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社 | 設備情報収集方法、設備情報収集支援装置、設備情報収集システム、設備状況データ製造方法、設備情報取得支援プログラム |
US11995835B2 (en) | 2020-04-23 | 2024-05-28 | Hitachi Systems, Ltd. | Pixel-level object detection system and program thereof |
JP7481200B2 (ja) | 2020-08-21 | 2024-05-10 | デンカ株式会社 | 評価システム、評価方法、および評価プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6333307B2 (ja) | 2018-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6333307B2 (ja) | 劣化部位検知装置、劣化部位検知方法およびプログラム | |
KR102256181B1 (ko) | 강구조물의 도막 상태 검사 및 평가 방법과 이를 위한 시스템 | |
JP5080649B2 (ja) | 映像処理方法を用いた鋼橋の塗膜検査システム及びその処理方法 | |
Moaveni et al. | Evaluation of aggregate size and shape by means of segmentation techniques and aggregate image processing algorithms | |
JP6029870B2 (ja) | コンクリート表面の変状検出方法及び装置 | |
EP3660492A3 (en) | Fluorescent penetrant inspection system and method | |
JP7319432B2 (ja) | 学習用データ収集装置、学習用データ収集方法、及びプログラム | |
JP4232064B2 (ja) | 画像処理を用いたひび割れ評価装置 | |
JP2017053819A (ja) | コンクリートのひび割れ検出方法及び検出プログラム | |
JP7292979B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
CN109035276A (zh) | 一种图像边缘提取方法、装置及自动驾驶系统 | |
KR101932214B1 (ko) | 이미지 처리 기법을 이용하여 균열을 측정하기 위한 장치 및 그 방법 | |
JP6823486B2 (ja) | ひび割れ検出方法 | |
CN106373134B (zh) | 一种基于线结构光三维测量的公路标线检测方法 | |
JP2018185146A (ja) | 損傷図作成装置及び損傷図作成方法 | |
CN108332927A (zh) | 一种桥梁表面裂缝检测装置 | |
JP2012202858A (ja) | コンクリート表面の閉合ひび割れ検出方法 | |
CN113167742B (zh) | 混凝土构造物的点检辅助装置、点检辅助方法及记录介质 | |
CN107798293A (zh) | 一种道路裂缝检测装置 | |
JP5705711B2 (ja) | ひび割れ検出方法 | |
JP7230507B2 (ja) | 付着物検出装置 | |
JPH03160349A (ja) | ひび検出装置 | |
Ioli et al. | UAV photogrammetry for metric evaluation of concrete bridge cracks | |
JP4870016B2 (ja) | ひび割れ検出方法 | |
Barkavi et al. | Processing digital image for measurement of crack dimensions in concrete |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180418 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180424 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180424 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6333307 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |