JP2017218289A - 管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】在庫棚から取り出された複数種類の物品を1セットとして箱詰めする作業において、簡易な構成で、各物品が過不足なく詰められたか否かを検品可能な管理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】荷重計1と荷重計1と接続された情報処理装置2を備えた管理システムであって、荷重計1は、在庫棚3に収納されている物品5の総重量を計測して出力し、情報処理装置2は、在庫棚3から取り出された物品5が詰められたダンボール6の数を受信し、受信したダンボール6の数が予め設定された所定数と一致するか否か、及び受信したダンボール6の総重量がゼロであるか否かを判定する制御を行い、受信したダンボール6の数が前記所定数と一致しない、あるいは受信した物品5の総重量がゼロでない場合に、警告を発報させる制御を行う構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】荷重計1と荷重計1と接続された情報処理装置2を備えた管理システムであって、荷重計1は、在庫棚3に収納されている物品5の総重量を計測して出力し、情報処理装置2は、在庫棚3から取り出された物品5が詰められたダンボール6の数を受信し、受信したダンボール6の数が予め設定された所定数と一致するか否か、及び受信したダンボール6の総重量がゼロであるか否かを判定する制御を行い、受信したダンボール6の数が前記所定数と一致しない、あるいは受信した物品5の総重量がゼロでない場合に、警告を発報させる制御を行う構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、配電線材料や工具等の部材を含む複数の種類の物品が、同一種類の物品毎に小分けされて夫々の収納スペースに収納された在庫棚から、各種類の物品を取り出し、複数種類の物品を1セット(=揃い)として箱詰めする作業において用いる管理システムに関する。
従来、この様な箱詰め作業においては、作業者が在庫棚の各収納スペースから物品を取り出して、1つの箱に箱詰めするが、作業者が誤って箱詰めすべき物品を詰めずに、あるいは、物品を規定より多く詰めた状態で、箱を密封してしまう恐れがある。
そのため、箱詰め作業終了後に箱を密封する前に、他の作業者が、各物品が過不足なく詰められているか否かを目視で確認している。しかし、この目視による確認作業は、時間と手間がかかり不便である。
また、この様に作業員の目視による確認作業ではなく、特許文献1では、物品が箱詰めされた包装状態で、外部から光センサーの照射によって、内部の収納物品が過不足なく揃っているか否かを検査する構成が開示されている。更に、特許文献2では、物品が箱詰めされた包装状態で、外部から撮像し、撮像画像の濃淡を比較することによって、内部の収納物品が過不足なく揃っているか否かを検査する構成が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1で開示されている光センサーを照射する構成や、上記特許文献2で開示されている撮像画像の濃淡を比較する構成は、装置が大掛かりで設置や維持に費用がかかる等、好ましくない。
そこで本発明は、上記問題点に対処するため、在庫棚から取り出された複数種類の物品を1セットとして箱詰めする作業において、簡易な構成で、各物品が過不足なく詰められたか否かを検品可能な管理システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、
荷重計と当該荷重計と接続された情報処理装置を備えた管理システムであって、
前記荷重計は、棚に収納されている物品の総重量を計測して出力し、
前記情報処理装置は、
前記棚から取り出された物品が詰められた容器の数を受信し、
受信した当該容器の数が予め設定された所定数と一致するか否か、及び受信した前記物品の総重量がゼロであるか否かを判定する制御を行い、
受信した前記容器の数が前記所定数と一致しない、あるいは受信した前記物品の総重量がゼロでない場合に、警告を発報させる制御を行う、管理システムとした。
荷重計と当該荷重計と接続された情報処理装置を備えた管理システムであって、
前記荷重計は、棚に収納されている物品の総重量を計測して出力し、
前記情報処理装置は、
前記棚から取り出された物品が詰められた容器の数を受信し、
受信した当該容器の数が予め設定された所定数と一致するか否か、及び受信した前記物品の総重量がゼロであるか否かを判定する制御を行い、
受信した前記容器の数が前記所定数と一致しない、あるいは受信した前記物品の総重量がゼロでない場合に、警告を発報させる制御を行う、管理システムとした。
また、請求項2に係る発明は、
荷重計と容器を密封する密封装置と当該荷重計及び当該密封装置と接続された情報処理装置を備えた管理システムであって、
前記荷重計は、棚に収納されている物品の総重量を計測して出力し、
前記情報処理装置は、
前記棚から取り出された物品が詰められた前記容器の数を受信し、
受信した当該容器の数が予め設定された所定数と一致するか否か、及び受信した前記物品の総重量がゼロであるか否かを判定する制御を行い、
受信した前記容器の数が前記所定数と一致すると共に、受信した前記物品の総重量がゼロである場合に、前記容器を密封する旨の命令を前記密封装置に出力する制御を行う、管理システムとした。
荷重計と容器を密封する密封装置と当該荷重計及び当該密封装置と接続された情報処理装置を備えた管理システムであって、
前記荷重計は、棚に収納されている物品の総重量を計測して出力し、
前記情報処理装置は、
前記棚から取り出された物品が詰められた前記容器の数を受信し、
受信した当該容器の数が予め設定された所定数と一致するか否か、及び受信した前記物品の総重量がゼロであるか否かを判定する制御を行い、
受信した前記容器の数が前記所定数と一致すると共に、受信した前記物品の総重量がゼロである場合に、前記容器を密封する旨の命令を前記密封装置に出力する制御を行う、管理システムとした。
また、請求項3に係る発明は、
前記密封装置は、前記命令を受信すると、前記容器を密封する、請求項2に記載の管理システムとした。
前記密封装置は、前記命令を受信すると、前記容器を密封する、請求項2に記載の管理システムとした。
本発明は、在庫棚から取り出された複数種類の物品を1セットとして箱詰めする作業において、簡易な構成で、各物品が過不足なく詰められたか否かを検品可能であり、それによって、箱詰め作業の正確性を高めることが可能である。
本発明は、荷重計と当該荷重計と接続された情報処理装置を備えた管理システムであって、前記荷重計は、棚に収納されている物品の総重量を計測して出力し、前記情報処理装置は、前記棚から取り出された物品が詰められた容器の数を受信し、受信した当該容器の数が予め設定された所定数と一致するか否か、及び受信した前記物品の総重量がゼロであるか否かを判定する制御を行い、受信した前記容器の数が前記所定数と一致しない、あるいは受信した前記物品の総重量がゼロでない場合に、警告を発報させる制御を行う構成とすることによって、簡易な構成で、各物品が過不足なく詰められたか否かを検品可能であり、それによって、箱詰め作業の正確性を高めることが可能である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施例を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<管理システムAの構成>
図1は、本実施例に係る管理システムAの全体的な構成を示した図である。
図1は、本実施例に係る管理システムAの全体的な構成を示した図である。
図1に示すように、本実施例の管理システムAは、主として荷重計1と情報処理装置2とコンベア7とコンベア7に設けられた計数機8から構成されている。荷重計1と情報処理装置2、コンベア7と情報処理装置2、計数機8と情報処理装置2は、相互に情報の送受信が可能なように有線あるいは無線で接続されており、例えば、無線LAN(=Local Area Network)で接続されている。このネットワーク上の通信プロトコルは、例えば、TCP/IP(=Transmission Control Protocol/InternetProtocol)等を採用することができる。
<荷重計1の構成>
荷重計1は、在庫棚3の直下に設置されており、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量を計測する。なお、在庫棚3の直下に荷重計1を設置しているため、計測した際の総重量に、在庫棚3の重量が含まれてしまう。そのため、予め在庫棚3の重量分を減算して、計測する方が望ましい。また、荷重計1は、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果を一定時間毎に情報処理装置2に出力する。
荷重計1は、在庫棚3の直下に設置されており、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量を計測する。なお、在庫棚3の直下に荷重計1を設置しているため、計測した際の総重量に、在庫棚3の重量が含まれてしまう。そのため、予め在庫棚3の重量分を減算して、計測する方が望ましい。また、荷重計1は、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果を一定時間毎に情報処理装置2に出力する。
<情報処理装置2の構成>
情報処理装置2は、管理システムAの全体を管理し、在庫棚3から取り出された各物品5が過不足なく各ダンボール6に詰められたか否かを判断する情報処理装置である。情報処理装置2は、例えば、図1に示すように携帯型の情報処理端末、あるいはノートPC(=Personal Computer)等で実現される。
情報処理装置2は、管理システムAの全体を管理し、在庫棚3から取り出された各物品5が過不足なく各ダンボール6に詰められたか否かを判断する情報処理装置である。情報処理装置2は、例えば、図1に示すように携帯型の情報処理端末、あるいはノートPC(=Personal Computer)等で実現される。
次に、情報処理装置2のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。図2は、情報処理装置2のハードウェア構成を模式的に示した概念図である。
図2において、制御手段21は、例えば、MPU(=Micro Processing Unit)、あるいはCPU(=Central Processing Unit)で実現され、後述する記憶手段22に含まれるHD(=Hard Disk)等に格納されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し、記憶手段22に含まれるRAM(=Random Access Memory)にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
制御手段21は、入力手段23を通じて入力されたダンボール6の所定数を、記憶手段22のHD内等の設定ダンボール数記憶領域221に記憶させる制御を行う。
制御手段21は、計数機8から受信した、計数されたダンボール6の数を、記憶手段22のHD内等の計数ダンボール数記憶領域222に記憶させる制御を行う。なお、制御手段21は、計数機8から計数されたダンボール6の数について新たな情報を受信するたびに、既に記憶されている古い情報に上書きして記憶させる。
制御手段21は、荷重計1から受信した、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果を、記憶手段22のHD内等の物品総重量計測結果記憶領域223に記憶させる制御を行う。なお、制御手段21は、荷重計1から計測された物品5の総重量の計測結果について新たな情報を受信するたびに、既に記憶されている古い情報に上書きして記憶させる。
制御手段21は、設定ダンボール数記憶領域221から呼び出した予め設定されたダンボール6の所定数と、計数ダンボール数記憶領域222から呼び出した計数されたダンボール6の数を比較して、一致するか否かを判定する制御を行う。
制御手段21は、物品総重量計測結果記憶領域223から呼び出した在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)であるか否かを判定する制御を行う。
制御手段21は、予め設定されたダンボール6の所定数と、計数されたダンボール6の数が一致しない場合、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)ではない場合、ダンボール6の数が一致せず、物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)ではない場合に、異常があると判断し警告を発報させる制御を行う。
警告を発報させる制御とは、例えば、予め設定されたダンボール6の所定数と計数されたダンボール6の数が一致しないため異常がある旨や、あるいは在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)ではないため異常がある旨や、ダンボール6の数が一致せず、物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)ではないため異常がある旨を、後述する表示手段24上に表示させると共に、在庫棚3や各ダンボール6の確認を作業員等のユーザに促す旨を表示させる。また、後述する音声出力手段25に異常がある旨の警告音を出力させる制御を行う。
制御手段21は、予め設定されたダンボール6の所定数と、計数されたダンボール6の数が一致すると共に、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)である場合、正常であると判断しその旨を発報させる制御を行うと共に、コンベア7に対し、コンベア7を動作させて、ダンボール6を密封する旨の命令を出力する制御を行う。
正常である旨を発報させる制御とは、例えば、予め設定されたダンボール6の所定数と、計数されたダンボール6の数が一致すると共に、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)であるため、正常である旨を表示手段24上に表示させる。また、音声出力手段25に正常である旨を示す音声を出力させる制御を行う。
記憶手段22は、各種情報を一時記憶するためのものであり、制御手段21の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMや、内部に基本I/Oプログラム等のプログラム、基本処理において使用する各種情報を記憶するROM(=Read Only Memory)を有している。
記憶手段22は、大容量メモリとして機能するHDを有しており、このHDには、設定ダンボール数記憶領域221が設けられている。この設定ダンボール数記憶領域221には、作業員等のユーザによって予め設定するダンボール6の数が記憶される。また、このHDには、計数ダンボール数記憶領域222が設けられている。この計数ダンボール数記憶領域222には、計数機8によって計数されたダンボール6の数が記憶される。また、このHDには、物品総重量計測結果記憶領域223が設けられている。この物品総重量計測結果記憶領域223には、荷重計1によって計測された在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果が記憶される。
入力手段23は、例えば、キーボード、タッチパネル、ボタンである。作業員等のユーザは、入力手段23を用いて、予め設定するダンボール6の数を入力する。
表示手段24は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、ドットマトリクス型のディスプレイであり、入力手段23から入力された命令や、それに対する情報処理装置2の応答出力等を表示するものである。特に、表示手段24は、予め設定されたダンボール6の所定数と計数されたダンボール6の数が一致しない等のため異常がある旨や、予め設定されたダンボール6の所定数と、計数されたダンボール6の数が一致すると共に、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)であるため、正常である旨を表示する。
音声出力手段は、例えば、スピーカであり、異常がある旨の警告音や正常である旨を示す音声を出力する。
システムバス27は、情報処理装置2内の情報の流れを司るものである。通信手段26はインターフェイス(以下、I/Fという)であり、情報処理装置2は、この通信手段26を介して荷重計1やコンベア7や計数機8を含む外部装置との情報のやり取りを行う。
なお、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
<コンベア7の構成>
コンベア7は、フレーム71に対して、回転する筒状のローラー72を直角に配置して固定し、その上に搬送物を載せて移動させる装置である。コンベア7の一端部側(図1では、コンベア7の左端)の適宜の箇所には、計数機8が設けられており、他端部側の適宜の箇所には、ダンボール6の蓋61を閉めて密封シール62を貼り付けて、ダンボール6を密封する密封装置が設けられている(図示省略)。
コンベア7は、フレーム71に対して、回転する筒状のローラー72を直角に配置して固定し、その上に搬送物を載せて移動させる装置である。コンベア7の一端部側(図1では、コンベア7の左端)の適宜の箇所には、計数機8が設けられており、他端部側の適宜の箇所には、ダンボール6の蓋61を閉めて密封シール62を貼り付けて、ダンボール6を密封する密封装置が設けられている(図示省略)。
コンベア7は、例えば、MPU(=Micro Processing Unit)で実現される制御手段を有しており、制御手段はローラー72を回転させたり、密封装置を動作させたりといった、コンベア7の動作を制御する。また、コンベア7は、例えば、キーボード、タッチパネル、ボタン、レバーで実現される入力手段を有している。作業員等のユーザは、入力手段を通じて、コンベア7の動作を制御する命令を入力する。また、コンベア7は、インターフェイス(=I/F)を有しており、コンベア7は、このインタフェイスを介して情報処理装置2を含む外部装置との情報のやり取りを行う。このように、制御手段、入力手段、インタフェイスを有しているため、コンベア7は作業員等のユーザや情報処理装置2から自身の動作を制御する命令を受け付け、当該命令に応じた動作を行うことが可能である。
<計数機8の構成>
コンベア7の一端部上に、作業員等のユーザがダンボール6を載せると、ダンボール6はコンベア7の一端部から他端部方向に平行に移動する。その際、計数機8の発光器81と受光器82の間を通過することとなる。計数機8の発光器81からは常時光線が出力されており、受光器82は常時この光線を受けている。ダンボール6等の搬送物が計数機8の発光器81と受光器82の間を通過すると、発光器81から出力されている光線が遮られ、受光器82は所定時間以上の光線の遮断を検知すると、「1」と計数する。そして、計数機8は、計数結果を一定時間毎に、情報処理装置2に出力する。なお、本実施例では、光線を用いた非接触式の計数機8を用いる構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、外部に突出した接触片にダンボール6が接触すると、「1」と計数する接触式の計数機(図示省略)を用いる構成としても良い。
コンベア7の一端部上に、作業員等のユーザがダンボール6を載せると、ダンボール6はコンベア7の一端部から他端部方向に平行に移動する。その際、計数機8の発光器81と受光器82の間を通過することとなる。計数機8の発光器81からは常時光線が出力されており、受光器82は常時この光線を受けている。ダンボール6等の搬送物が計数機8の発光器81と受光器82の間を通過すると、発光器81から出力されている光線が遮られ、受光器82は所定時間以上の光線の遮断を検知すると、「1」と計数する。そして、計数機8は、計数結果を一定時間毎に、情報処理装置2に出力する。なお、本実施例では、光線を用いた非接触式の計数機8を用いる構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、外部に突出した接触片にダンボール6が接触すると、「1」と計数する接触式の計数機(図示省略)を用いる構成としても良い。
<管理システムAを用いた検品方法>
次に、本実施例に係る管理システムAを用いた検品方法について、図3を用いて説明する。
次に、本実施例に係る管理システムAを用いた検品方法について、図3を用いて説明する。
作業員等のユーザは、コンベア7の入力手段を操作して、ローラー72を回転させる。作業員等のユーザが、在庫棚3から取り出された各物品5が詰められたダンボール6をコンベア7の一端部上に載せるたびに、ダンボール6はコンベア7の一端部から他端部方向に平行に移動し、ダンボール6が計数機8の発光器81と受光器82の間を通過する。計数機8は、ダンボール6が通過するたびに計数を行い、一定時間毎に計数結果を情報処理装置2に出力する(ステップS301)。情報処理装置2は、計数結果を受信するたびに計数ダンボール数記憶領域222に記憶する(ステップS302)。計数させるべきダンボール6について、計数機8による計数が完了すると、作業員等のユーザは、コンベア7の入力手段を操作して、ローラー72の回転を停止する。
また、荷重計1は、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量を計測し、計測結果を一定時間毎に情報処理装置2に出力する(ステップS303)。情報処理装置2は、計測結果を受信するたびに物品総重量計測結果記憶領域223に記憶する(ステップS304)。
作業員等のユーザが、情報処理装置2の入力手段23を用いて、検品を開始する旨の指示を入力する(ステップS305)。情報処理装置2は、設定ダンボール数記憶領域221から呼び出した予め設定されたダンボール6の所定数と、計数ダンボール数記憶領域222から呼び出した計数されたダンボール6の数を比較して、一致するか否かを判定する(ステップS306)。情報処理装置2は、物品総重量計測結果記憶領域223から呼び出した在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)であるか否かを判定する(ステップS307)。情報処理装置2は、予め設定されたダンボール6の所定数と、計数されたダンボール6の数が一致しない場合、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)ではない場合、ダンボール6の数が一致せず、物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)ではない場合に、異常があると判断し(ステップS308で「YES」)、警告を発報させる(ステップS309)。一方、情報処理装置2は、予め設定されたダンボール6の所定数と、計数されたダンボール6の数が一致すると共に、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)である場合、正常であると判断し(ステップS308で「NO」)、その旨を発報させる制御を行うと共に(ステップS310)、コンベア7に対し、コンベア7を動作させて、ダンボール6を密封する旨の命令を出力する(ステップS311)。当該命令を受信したコンベア7は、ローラー72を回転させて、ダンボール6をコンベア7の一端部から他端部方向に平行に移動させ、密封装置によって各ダンボール6の蓋61を閉めて密封シール62を貼り付けて、各ダンボール6を一括して密封する。
このように管理システムAを用いて検品を行うことによって、在庫棚3から取り出された複数種類の物品5を1セットとしてダンボール6に箱詰めする作業において、簡易な構成で、各物品5が過不足なく詰められたか否かを検品可能であり、それによって、箱詰め作業の正確性を高めることが可能である。また、各物品5が過不足なく詰められたことを確認した後に、各ダンボール6の蓋61を閉めて密封シール62を貼り付けて、ダンボール6を密封する構成であるため、ダンボール6を密封した後に、ダンボール6内の物品5が足りたいことが判明する等の作業時間やダンボール6の無駄を発生させることなく、正確に箱詰め作業を行うことができる。
<変形例>
なお、上記した本実施例に係る管理システムAを用いた検品方法では、計数機8によるダンボール6の計数と計数結果の出力を行った後に、荷重計1による物品5の総重量の計測と計測結果の出力を行う構成と、情報処理装置2が、ダンボール6の数が一致するか否かの判定を行った後に、物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)であるか否かの判定を行う構成を示したが、これらの順番は説明の便宜上のものであって、これらの順番に限定されるものではない。
なお、上記した本実施例に係る管理システムAを用いた検品方法では、計数機8によるダンボール6の計数と計数結果の出力を行った後に、荷重計1による物品5の総重量の計測と計測結果の出力を行う構成と、情報処理装置2が、ダンボール6の数が一致するか否かの判定を行った後に、物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)であるか否かの判定を行う構成を示したが、これらの順番は説明の便宜上のものであって、これらの順番に限定されるものではない。
従って、例えば、荷重計1による物品5の総重量の計測と計測結果の出力を行った後に、計数機8によるダンボール6の計数と計数結果の出力を行う構成としても良い。あるいは、計数機8によるダンボール6の計数と計数結果の出力を、荷重計1による物品5の総重量の計測と計測結果の出力と同時に行う構成としても良い。
また、例えば、情報処理装置2が物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)であるか否かの判定を行った後に、ダンボール6の数が一致するか否かの判定を行う構成としても良い。
また、本実施例では、物品5を詰める対象として、ダンボール6を用いる構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、物品5を詰めることが可能な箱や袋といった容器であれば良い。
また、本実施例に係る情報処理装置2では、予め設定されたダンボール6の所定数と、計数されたダンボール6の数が一致すると共に、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)である場合、正常であると判断し、その旨を発報させる制御を行うと共に、コンベア7に対し、コンベア7を動作させて、ダンボール6を密封する旨の命令を出力する構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、情報処理装置2が、正常であると判断すると、コンベア7に対する命令の出力は行わず、正常である旨を発報させる制御のみを行う構成として良い。このような構成の場合、作業員等のユーザは、正常である旨の発報を受けると、コンベア7の入力手段を操作して、コンベア7を動作させて、ダンボール6を密封する旨の命令を入力する。
また、本実施例に係る情報処理装置2では、予め設定されたダンボール6の所定数と、計数されたダンボール6の数を比較して、一致するか否かを判定すると共に、在庫棚3の収納スペース4内に収納されている物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)であるか否かを判定する構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、ダンボール6の数が一致するか否かの判定を行わず、物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)であるか否かのみを判定する構成としても良い。
また、本実施例では、荷重計1から受信した最新の計測結果を情報処理装置2が記憶して判定に用いる構成と、計数機8から受信した最新の計数結果を情報処理装置2が記憶して判定に用いる構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、情報処理装置2が、ダンボール6の数が一致するか否かの判定と、物品5の総重量の計測結果が「0」(=ゼロ)であるか否かの判定を行うことが可能な構成であれば良い。そのため、例えば、荷重計1は最新の計測結果を自身の記憶手段に記憶し、計数機8は最新の計数結果を自身の記憶手段に記憶する。そして、情報処理装置2が判定を行う際に、荷重計1に最新の計測結果を問い合わせ、計数機8に最新の計数結果を問い合わせて、判定に用いる構成としても良い。
また、本実施例では、計数機8を用いてダンボール6の数を計数する構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、作業員等のユーザが目視で、コンベア7上に載せられたダンボール6を計数し、計数結果を情報処理装置2に入力手段23を操作して入力し、制御手段21は、入力された計数結果を受信すると、計数ダンボール数記憶領域222に記憶させる制御を行う構成としても良い。
A:管理システム、
1:荷重計、
2:情報処理装置、21:制御手段、22:記憶手段、221:設定ダンボール数記憶領域、222:計数ダンボール数記憶領域、223:物品総重量計測結果記憶領域、23:入力手段、24:表示手段、25:音声出力手段、26:通信手段、27:システムバス、
3:在庫棚、4:収納スペース、5:物品、
6:ダンボール、61:蓋、62:密封シール、
7:コンベア、71:フレーム、72:ローラー、
8:計数機、81:発光器、82:受光器
1:荷重計、
2:情報処理装置、21:制御手段、22:記憶手段、221:設定ダンボール数記憶領域、222:計数ダンボール数記憶領域、223:物品総重量計測結果記憶領域、23:入力手段、24:表示手段、25:音声出力手段、26:通信手段、27:システムバス、
3:在庫棚、4:収納スペース、5:物品、
6:ダンボール、61:蓋、62:密封シール、
7:コンベア、71:フレーム、72:ローラー、
8:計数機、81:発光器、82:受光器
Claims (3)
- 荷重計と当該荷重計と接続された情報処理装置を備えた管理システムであって、
前記荷重計は、棚に収納されている物品の総重量を計測して出力し、
前記情報処理装置は、
前記棚から取り出された物品が詰められた容器の数を受信し、
受信した当該容器の数が予め設定された所定数と一致するか否か、及び受信した前記物品の総重量がゼロであるか否かを判定する制御を行い、
受信した前記容器の数が前記所定数と一致しない、あるいは受信した前記物品の総重量がゼロでない場合に、警告を発報させる制御を行うことを特徴とする、管理システム。 - 荷重計と容器を密封する密封装置と当該荷重計及び当該密封装置と接続された情報処理装置を備えた管理システムであって、
前記荷重計は、棚に収納されている物品の総重量を計測して出力し、
前記情報処理装置は、
前記棚から取り出された物品が詰められた前記容器の数を受信し、
受信した当該容器の数が予め設定された所定数と一致するか否か、及び受信した前記物品の総重量がゼロであるか否かを判定する制御を行い、
受信した前記容器の数が前記所定数と一致すると共に、受信した前記物品の総重量がゼロである場合に、前記容器を密封する旨の命令を前記密封装置に出力する制御を行うことを特徴とする、管理システム。 - 前記密封装置は、前記命令を受信すると、前記容器を密封することを特徴とする、請求項2に記載の管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016114110A JP2017218289A (ja) | 2016-06-08 | 2016-06-08 | 管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016114110A JP2017218289A (ja) | 2016-06-08 | 2016-06-08 | 管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017218289A true JP2017218289A (ja) | 2017-12-14 |
Family
ID=60658308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016114110A Pending JP2017218289A (ja) | 2016-06-08 | 2016-06-08 | 管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017218289A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11922391B2 (en) | 2019-03-01 | 2024-03-05 | Nec Corporation | Article deduction apparatus, article deduction method, and program |
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2016
- 2016-06-08 JP JP2016114110A patent/JP2017218289A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11922391B2 (en) | 2019-03-01 | 2024-03-05 | Nec Corporation | Article deduction apparatus, article deduction method, and program |
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