JP2017216169A - 電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】電流遮断装置の誤作動を抑制可能な電池モジュールの提供。【解決手段】X方向に沿って配列された複数の電池セル1と、一対のブラケットと、隣り合う電池セル1間に配置された伝熱プレート3と、を備えている電池モジュール。複数の電池セル1のそれぞれは、X方向と交差する第1側壁11aを含むケース11と、ケース11内に収容された電極組立体と、ケース11に取り付けられた負極端子14と、ケース11内に配置された電流遮断装置と、を有している。第1側壁11aは、X方向から見て電極組立体と重なる第1領域R1と、X方向から見て電流遮断装置と重なる第2領域R2と、を有し、伝熱プレート3は、第1領域R1に配置された第1部分31と、第1部分31の一端に接続され、筐体に接触する第2部分32と、を有している電池モジュール。【選択図】図3
Description
本発明は、電池モジュールに関する。
特許文献1には、所定方向に沿って配列された複数の電池セルを備える電池モジュールにおいて、各電池セルが、ケースと、ケース内に収容される電極組立体と、ケースに取り付けられた端子と電極組立体との間を流れる電流を遮断する電流遮断装置(CID:Current Interrupt Device)と、を有することが記載されている。この電池モジュールによれば、電池セルのケース内の圧力が異常に高まることが抑制されるので、安全性が向上する。
ところで、電池セルの放熱性を向上させるために、隣り合う電池セル間に伝熱部材を配置する場合がある。伝熱部材を配置した状態で、拘束部材により複数の電池セルをその配列方向に拘束すると、伝熱部材を介して各電池セルが拘束荷重を受け、電流遮断装置が誤作動するおそれがある。
本発明は、電流遮断装置の誤作動を抑制可能な電池モジュールを提供する。
本発明の一形態に係る電池モジュールは、筐体に取り付けられる電池モジュールであって、一方向に沿って配列された複数の電池セルと、複数の電池セルを一方向に沿って拘束する拘束部材と、複数の電池セルのうち隣り合う電池セル間に配置された伝熱部材と、を備え、複数の電池セルのそれぞれは、一方向と交差する側壁を含むケースと、ケース内に収容された電極組立体と、ケースに取り付けられた端子と、ケース内に配置され、ケース内の圧力に応じて電極組立体と端子との間を流れる電流を遮断する電流遮断装置と、を有し、側壁は、一方向から見て電極組立体と重なる第1領域と、一方向から見て電流遮断装置と重なる第2領域と、を有し、伝熱部材は、第1領域に配置された第1部分と、第1部分の一端に接続され、筐体に接触する第2部分と、を有している。
この電池モジュールでは、隣り合う電池セル間において、伝熱部材が、電池セルの側壁のうち一方向から見て電極組立体と重なる第1領域に配置されている。したがって、電極組立体は、第1部分を介して拘束部材による拘束荷重を受けるものの、電流遮断装置はこのような拘束荷重を受けない。これにより、電流遮断装置の誤作動を抑制可能となる。
本発明の一形態に係る電池モジュールにおいては、第1領域と第2領域とは、互いに離間していてもよい。この場合、第1領域と第2領域とが互いに離間していない場合にくらべて、第1部分を介した拘束荷重の影響が電流遮断装置に及び難い。これにより、電流遮断装置の誤作動を更に抑制可能となる。
本発明の一形態に係る電池モジュールにおいては、第1部分は、一方向から見て第2領域と重ならないように配置されていてもよい。この場合、拘束荷重が第1部分を介して電流遮断装置に加わるのを容易に防ぐことができる。これにより、電流遮断装置の誤作動を確実に抑制可能となる。
本発明の一形態に係る電池モジュールにおいては、伝熱部材は、一方向から見て第2領域と重なって配置された第3部分を更に有し、第3部分の一方向の長さは、第1部分の一方向の長さよりも短く、第1部分は、一方向に交差する第1面及び第2面を有し、第3部分は、一方向に交差する第3面及び第4面を有し、第1面、第3面、第4面、及び第2面は、一方向においてこの順に配置されていてもよい。この場合、隣り合う電池セル間において、第3部分を各第2領域から一方向に沿って離間させることができるので、拘束荷重が第3部分を介して電流遮断装置に加わるのを防ぐことができる。また、第3部分の分だけ熱容量が増えるので、電池セルの熱が伝熱部材により更に吸収され易い。これにより、電流遮断装置の誤作動を抑制可能としながら、電池セルの放熱性を更に向上させることができる。
本発明の一形態に係る電池モジュールにおいては、第2部分は、一方向に沿って延在してもよい。この場合、第2部分と筐体との接触面積が増し、電池セルの熱が第2部分を通じて筐体に放出され易いので、電池セルの放熱性が向上する。
本発明の一形態に係る電池モジュールにおいては、第1部分は、第1領域の全体を覆うように配置されていてもよい。この場合、電極組立体の熱が第1部分により吸収され易いので、電池セルの放熱性が向上する。
本発明の一形態によれば、電流遮断装置の誤作動を抑制可能な電池モジュールを提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態が詳細に説明される。図面の説明において、同一または同等の要素には同一符号が用いられ、重複する説明は省略される。
図1は、実施形態に係る電池モジュールの断面図である。図1に示される電池モジュール10は、例えば電気自動車及びフォークリフトなどの車両のバッテリーとして使用される装置である。電池モジュール10は、電池モジュール10を収容する筐体20に取り付けられている。電池モジュール10は、複数の電池セル1と、複数のセルホルダ2と、複数の伝熱プレート(伝熱部材)3と、一対のブラケット(拘束部材)4と、弾性部材5と、両面テープ(不図示)と、を備えている。
複数の電池セル1は、互いに電気的に直列に接続されて、X方向(一方向)に沿って配列されている。ここでは、電池モジュール10は、7つの電池セル1を有し、電池セル1ごとにセルホルダ2及び伝熱プレート3が設けられている。複数の電池セル1は、隣り合う電池セル1において、後述する正極端子及び負極端子が互いにX方向に沿って隣り合うように配列されている。
図2は、図1に示される電池セルの断面図である。図2に示される電池セル1は、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池といった蓄電池、または電気二重層キャパシタなどである。電池セル1は、ケース11と、電極組立体12と、正極端子13と、負極端子14と、電流遮断装置50と、を有している。
ケース11は、直方体形状を呈し、有底筒状の本体部16と、本体部16の開口を閉塞する蓋部17と、を有している。より具体的には、本体部16は矩形箱状をなし、蓋部17は矩形平板状をなしている。本体部16及び蓋部17は、例えば、ステンレス及びアルミニウムなどの金属により構成されている。ケース11は、本体部16と蓋部17とが溶接されてなる密閉型の容器である。以下の説明では、ケース11において、蓋部17が設けられる方向を上方、本体部16の底部が設けられる方向を下方とする。
電極組立体12は、例えば、有機溶媒系又は非水系の電解液と共に、ケース11内に収容されている。電極組立体12は、ケース11の内面に設けられた絶縁シート18により、ケース11と絶縁されている。電極組立体12は、シート状の複数の正極及びシート状の複数の負極と、正極と負極との間に配置されたシート状の複数のセパレータと、を有している。電極組立体12は、複数の正極及び複数の負極がセパレータを介して交互に積層された積層型の電極組立体である。
正極は、例えばアルミニウム箔からなる金属箔と、金属箔の両面に形成された正極活物質層と、を有している。正極活物質層は、正極活物質とバインダとを含んで形成されている。正極活物質としては、例えば、複合酸化物、金属リチウム及び硫黄が挙げられる。複合酸化物には、例えば、マンガン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つと、リチウムとが含まれる。
正極の上方の縁部(正極における蓋部17側の縁部)には、上方に延びる正極タブ21が形成されている。正極タブ21は、正極端子13に電気的に接続されている。本実施形態では、正極タブ21と正極端子13とは、正極導電部材22によって間接的に、かつ電気的に直列に接続されている。正極導電部材22は、正極タブ21及び正極端子13のそれぞれと、例えば、溶接によって接合されている。正極導電部材22は、絶縁シート18によりケース11と絶縁されている。
負極は、例えば銅箔からなる金属箔と、金属箔の両面に形成された負極活物質層と、を有している。負極活物質層は、負極活物質とバインダとを含んで形成されている。負極活物質としては、例えば、黒鉛、高配向性グラファイト、メゾカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン及びソフトカーボンなどのカーボン、リチウム及びナトリウムなどのアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)などの金属酸化物、並びにホウ素添加炭素が挙げられる。
負極の上方の縁部(負極における蓋部17側の縁部)には、上方に延びる負極タブ23が形成されている。負極タブ23は、負極端子14に電気的に接続されている。本実施形態では、負極タブ23と負極端子14とは、負極導電部材24によって間接的に接続されている。また、負極端子14と負極導電部材24との間には、電流遮断装置50が設けられている。負極端子14と負極タブ23とは、電流遮断装置50及び負極導電部材24を介して間接的に、かつ、電気的に直列に接続されている。負極導電部材24は、負極タブ23及び電流遮断装置50のそれぞれと、例えば、溶接によって接合されている。負極導電部材24は、絶縁シート18によりケース11と絶縁されている。
セパレータは、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などのポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルセルロースなどからなる織布又は不織布である。
正極端子13及び負極端子14は、Y方向に沿って互いに離間するように、ケース11の蓋部17に取り付けられている。正極端子13は、互いに一体化された第1部分13a、第2部分13b及び第3部分13cを有している。第1部分13aは、Z方向に沿って延びる円柱状の部材である。第2部分13bは、第1部分13aの下端部から、第1部分13aの径方向に広がるフランジ状の部材である。第3部分13cは、第1部分13aと同軸の円柱状部材であって、第2部分13bを介して第1部分13aと対向配置されている。第3部分13cの外径は、蓋部17をZ方向に貫通する貫通孔17aの内径よりも小さく、第3部分13cは貫通孔17a内に配置されている。絶縁シート18は、貫通孔17aの内面にも取り付けられており、これにより、正極端子13は蓋部17と絶縁されている。
負極端子14は、互いに一体化された第1部分14a、第2部分14b及び第3部分14cを有している。第1部分14aは、Z方向に沿って延びる円柱状の部材である。第2部分14bは、第1部分14aの下端部から、第1部分14aの径方向に広がるフランジ状の部材である。第3部分14cは、第1部分14aと同軸の円柱状部材であって、第2部分14bを介して第1部分14aと対向配置されている。第3部分14cの外径は、蓋部17をZ方向に貫通する貫通孔17bの内径よりも小さく、第3部分14cは貫通孔17b内に配置されている。第3部分14cの外周面にはネジ溝が形成されている。絶縁シート18は、貫通孔17bの内面にも取り付けられており、これにより、負極端子14は蓋部17と絶縁されている。
電流遮断装置50は、ケース11内に配置され、ケース11内の圧力に応じて電極組立体12と負極端子14との間を流れる電流を遮断する。電流遮断装置50の構造については、後段で詳説する。
図3は、図1に示される電池セル、セルホルダ及び伝熱プレートの分解斜視図である。図3に示されるように、電池セル1のケース11は、X方向と交差する一対の第1側壁11aと、一対の第1側壁11aを接続する4つの第2側壁11bと、を含んでいる。本体部16は、一対の第1側壁11a及び3つの第2側壁11bにより構成されている。蓋部17は、残り1つの第2側壁11bにより構成されている。
第1側壁11aは、X方向から見て電極組立体12(図2参照)と重なる第1領域R1と、X方向から見て電流遮断装置50(図2参照)と重なる一対の第2領域R2と、を有している。第1領域R1と一対の第2領域R2とは、Z方向に沿って互いに離間している。一対の第2領域R2は、第1領域R1の上方において、Y方向に沿って互いに離間している。一方の第2領域R2は、図3に示される電池セル1の電流遮断装置50(図2参照)とX方向から見て重なっている。他方の第2領域R2は、図3に示される電池セル1と隣り合う電池セル1の電流遮断装置50とX方向から見て重なっている。
セルホルダ2は、電池セル1が嵌め込まれる枠形状の部材であり、電池セル1の第2側壁11bを囲んで保持する。セルホルダ2は、例えば、樹脂製の成形部材により構成されている。セルホルダ2は、Z方向に沿って互いに対向する底壁2a及び上壁2bと、底壁2aと上壁2bとを接続し、かつ、Y方向に沿って互いに対向する一対の側壁2cと、を有している。
伝熱プレート3は、高い熱伝導性を有する金属製又は合金製の部材である。伝熱プレート3は、複数の電池セル1のうち隣り合う電池セル1間に配置されている。伝熱プレート3は、断面L字状の板状部材であって、第1部分31と、第2部分32と、を有している。
第1部分31は、矩形平板状を呈し、X方向に交差する面(第1面)31a及び面(第2面)31bを有している。面31a及び面31bは、互いに逆方向を向いている。第1部分31は、第1側壁11aのうち第1領域R1に配置されている。具体的には、面31bが、図3に示される電池セル1の第1領域R1に配置されている。面31aが、図3に示される電池セル1に隣り合う電池セル1の第1領域R1に配置されている。第1部分31は、第1領域R1に両面テープを介して接触している。
電池モジュール10が両面テープを備えず、第1部分31が第1領域R1に直接接触していてもよい。つまり、「配置されている」には、間接的に接触して配置されている場合と、直接接触して配置されている場合との両方が含まれる。第1部分31は、第1領域R1の全体を覆うように配置されている。すなわち、第1部分31のX方向から見た面積は、第1領域R1のX方向から見た面積以上であり、第1部分31は、X方向から見て電極組立体12の全体と重なるように配置されている。
第1部分31は、第2領域R2には配置されていない。すなわち、第1部分31は、X方向から見て第2領域R2と重ならないように配置されている。更に言い換えると、第1部分31は、X方向から見て電流遮断装置50と重ならないように配置されている。第1部分31と電流遮断装置50とはZ方向に沿って離間しており、この離間距離は、例えば、1.0mm以上2.0mm以下である。この離間距離は、例えば、1.0mm以上1.5mm以下であってもよい。ここでは、第1部分31は、第1部分31の上端が第1領域R1の上端と一致するように配置されている。そのため、第1部分31と電流遮断装置50とのZ方向における離間距離は、第1領域R1と第2領域R2とのZ方向における離間距離と一致している。
第2部分32は、第1部分31の筐体20側の一端に接続され、筐体20に面接触している。第2部分32のZ方向の長さは、第1部分31のZ方向の長さと同等である。第2部分32は、矩形平板状を呈し、X方向に沿って延在している。第2部分32のX方向の長さは、側壁2cのX方向の長さと同等である。図1に示されるように、第2部分32は、セルホルダ2と組み合わされた状態において、セルホルダ2のなす枠の外部に配置され、一方の側壁2cとY方向に沿って対向している。なお、第2部分32は、伝熱シートを介して筐体20と接触していてもよい。伝熱シートは、例えば、液状の伝熱材料(TIM:Thermal Interface Material)を硬化させることによって形成可能である。
このように、伝熱プレート3は、第1部分31において電池セル1に接触し、かつ、第2部分32において筐体20に接触する。これにより、伝熱プレート3は、電池セル1から筐体20に至る伝熱経路を提供する。伝熱プレート3は、電池セル1にて発生した熱を筐体20へ伝導することにより、電池セル1の温度を調整する。
図1に示される一対のブラケット4は、上述のように配列された複数の電池セル1のX方向の両側に配置されている。ブラケット4は、例えば、鉄などの金属といった剛性の高い材料で構成されている。ブラケット4は、挟持部41と、取付部42と、を有している。挟持部41は、矩形状の平板である。一対の挟持部41は、各挟持部41をX方向に沿って貫通する貫通孔(不図示)に挿通されたボルトB1により、互いにX方向に沿って近づくように力を加えられて連結されている。これにより、一対の挟持部41は、X方向に沿う拘束荷重(外力)を複数の電池セル1に付加し、複数の電池セル1を互いに固定して一体化している。
取付部42は、挟持部41のY方向の一端から、複数の電池セル1と反対側にX方向に沿って延在する矩形状の平板である。取付部42には、Y方向に沿って取付部42を貫通する貫通孔42aが設けられている。取付部42は、取り付けの対象となる対象物と対向して配置される取付面42bを含んでいる。ここでは、対象物は筐体20であり、取付面42bは筐体20に接している。貫通孔42aにY方向に沿って挿通されたボルトB2により、電池モジュール10が筐体20に固定されている。
弾性部材5は、ゴム及び樹脂系のスポンジなどの弾性変形可能な材料から構成された板状部材である。弾性部材5は、一方のブラケット4と複数の電池セル1との間に設けられている。一般に、電池セル1の使用期間が長くなるにつれて電池セル1は膨張する。弾性部材5は、電池モジュール10において、電池セル1のX方向の膨張を吸収する。
両面テープ(不図示)は、電池セル1と伝熱プレート3との間に配置されている。両面テープは、一対の粘着面を含み、電池セル1と伝熱プレート3とを固着している。より具体的には、両面テープは、電池セル1におけるケース11の第1側壁11aと、伝熱プレート3の第1部分31との間に配置されている。すなわち、隣り合う電池セル1間に配置された第1部分31は、一対の両面テープにX方向で挟まれ、面31aが一対の両面テープのうち一方により、隣り合う電池セル1のうち一方と固着され、面31bが一対の両面テープのうち他方により、隣り合う電池セル1のうち他方と固着されている。このように、両面テープは、伝熱プレート3を介した状態で、電池セル1同士を互いに固着する。両面テープは、例えば絶縁性を有する。
続いて、図4及び図5を参照して、電流遮断装置50の構造について説明する。図4は、通常時の電流遮断装置及び負極端子近傍を拡大して示した断面図である。図5は作動時の電流遮断装置及び負極端子近傍を拡大して示した断面図である。なお、図4及び図5では、図2に示される電極組立体12及び絶縁シート18の図示を省略している。
上述のように、電流遮断装置50は、負極端子14と負極導電部材24との間に設けられている。電流遮断装置50は、後述する通電経路Pを有しており、この通電経路Pを介して負極端子14と負極導電部材24とを電気的に直列に接続する。これにより、電流遮断装置50は、電極組立体12と負極端子14とを電気的に直列に接続する。
電流遮断装置50は、ケース11内の圧力が所定レベルを超えて上昇したときに、通電経路Pを遮断することによって、電極組立体12と負極端子14との間を流れる電流を遮断する。この「所定レベルの圧力」とは、電池セル1が過充電(過電圧)状態になったり、電池セル1が過昇温状態(活物質の熱暴走温度)になったりしたときのケース11内の圧力を意味する。「所定レベルの圧力」は、電池セル1の容量及び出力電圧などの条件により設定される。
図4に示されるように、電流遮断装置50は、第1変形板51と、突起52と、通電板53と、第2変形板54と、封口蓋体55と、保持部材56と、カシメ部材57と、第1シール部材61と、第2シール部材62と、第3シール部材63と、を有している。第1シール部材61、及び第2シール部材62は、ケース11の内部、かつ、電流遮断装置50の外部の空間のガスが電流遮断装置50の内部に流通しないように電流遮断装置50をシールするリング状の絶縁性部材である。
第1変形板51は、電流遮断装置50の下部に配置され、電流遮断装置50の下面(外面)を形成している。第1変形板51は、中央部が突出するように形成された薄板である。第1変形板51は、例えば、金属製のダイアフラムである。第1変形板51は、中央部が下方(電極組立体12側)に突出するように配置されている。第1変形板51は、ケース11内の圧力が高くなると変形する。
突起52は、第1変形板51の上面(通電板53側の面)の中央部に設けられている。突起52は、絶縁性部材であり、例えば、Z方向を軸方向とする筒状を呈している。
通電板53は、突起52の上方に配置されている。通電板53は、導電性部材であり、負極導電部材24と電気的に接続されている。通電板53は、中央部の厚さが他の部分の厚さと比較して、薄くなるように形成されている。具体的には、通電板53の中央部には、窪みが設けられている。通電板53の下面(突起52側の面)の中央部は、Z方向に沿って突起52と対向している。通電板53の下面の中央部には、ケース11内の圧力が所定レベルになったときに、突起52により破断される破断溝53aが設けられている。破断溝53aは、Z方向からみて突起52を取り囲むように配置されている。
第1シール部材61は、第1変形板51の上面の外周部と、通電板53の下面(第1変形板51側の面)の外周部との間に配置されている。第1シール部材61は、第1変形板51の上面の外周部と、通電板53の下面の外周部とに挟持され、これらの間をシールしている。
第2変形板54は、通電板53の上方に配置されている。第2変形板54は、中央部が突出するように形成された導電性の薄板である。第2変形板54は、例えば、金属製のダイアフラムである。第2変形板54は、中央部が下方(電極組立体12側)に突出するように配置されている。第2変形板54は、後段にて説明するように、第1変形板51の変形に連動して変形する。
第2シール部材62は、通電板53の上面(第2変形板54側の面)の外周部と、第2変形板54の下面(通電板53側の面)の外周部との間に配置されている。第2シール部材62は、通電板53の上面の外周部と、第2変形板54の下面の外周部とにより挟持され、これらの間をシールしている。
封口蓋体55は、第2変形板54の上方に配置されている。封口蓋体55は、導電性部材であり、第2変形板54と電気的に接続されている。封口蓋体55は、第1部分55aと、第2部分55bと、を有している。
第1部分55aは、Z方向に沿って延びる円筒形状を呈している。第1部分55aの内周面にはネジ溝が形成されている。第1部分55aの外径は、貫通孔17bの内径よりも小さく、第1部分55aは、貫通孔17b内に配置され、負極端子14の第3部分14cとネジ結合されている。これにより、電流遮断装置50が蓋部17に固定されている。
第2部分55bは、第1部分55aの下端部から、第1部分55aの径方向に広がるフランジ形状を呈し、Z方向に沿って蓋部17と対向している。具体的には、第2部分55bは、Z方向に沿って蓋部17の貫通孔17bの周縁部と対向している。第2部分55bの下面(第2変形板54側の面)の内周部には、上方に窪む凹部55cが設けられている。具体的には、第2部分55bの内周部は、第2部分55bの外周部よりも上方に窪んでいる。凹部55cは、第2変形板54を上方に変形させるための空間を形成している。
第3シール部材63は、第2部分55bの上面(蓋部17側の面)と、蓋部17の内面(第2部分55b側の面)との間に配置されている。第3シール部材63は、第2部分55bの上面と、蓋部17の内面とにより挟持され、これらの間をシールしている。
保持部材56は、第1変形板51、通電板53、第2変形板54及び封口蓋体55の第2部分55bそれぞれの外周部を保持している。保持部材56は、絶縁性部材であり、例えば、樹脂モールドで成形されている。保持部材56は、断面が略U字状の溝を呈するリング状部材である。この略U字状の溝内には、第1変形板51、通電板53、第2変形板54及び封口蓋体55の第2部分55bそれぞれの外周部が設けられ、一体化されている。
カシメ部材57は、保持部材56の外面を被覆する金属部材である。カシメ部材57は、保持部材56による保持を確実に行うための部材である。
続いて、通電経路Pについて説明する。図4に示す矢印は、電極組立体12(図2参照)から負極端子14までの通電経路Pを示している。上述のように、通電板53は、電極組立体12と電気的に接続されている。また、通電板53の中央部は、第2変形板54と電気的に接続されており、第2変形板54の外周部は、封口蓋体55と電気的に接続されている。これにより、電極組立体12から負極端子14に至る直列な通電経路Pが形成されている。
例えば、電池セル1が過充電されると、密閉されたケース11内でガスが発生し、ケース11内の圧力が上昇する。この場合、図5に示されるように、ケース11内の圧力が第1変形板51に作用し、第1変形板51は、中央部が下方(電極組立体12側)に突出した状態から、中央部が上方(通電板53側)に突出した状態へと変形する。すなわち、第1変形板51の中央部の突出する方向が反転する。第1変形板51がこのように変形することにより、突起52が通電板53にぶつかる。これにより、通電板53が破断溝53aを起点として破断し、通電板53の一部が分離される。
通電板53から分離した一部は、第2変形板54の中央部と当接し、第2変形板54は、中央部が下方(通電板53側)に突出した状態から、中央部が上方(負極端子14側)に突出した状態へと変形する。すなわち、第2変形板54の中央部の突出する方向が反転する。第2変形板54がこのように変形することにより、通電経路Pが破断され、負極端子14と電極組立体12との間を流れる電流が遮断される。通電経路Pが破断した後は、突起52によって、通電板53と第2変形板54とが再接触することが防止される。
図6は、図1に示される電池セルが受ける拘束荷重について説明するための図であって、電池モジュールを筐体と反対側から見た平面図である。図6では、電池セル1及び伝熱プレート3以外の図示が省略されている。図6に示されるように、隣り合う電池セル1間には伝熱プレート3の第1部分31が配置されている。電池セル1及び伝熱プレート3は、このように配置された状態で、一対のブラケット4(図1参照)によりX方向に沿う拘束荷重Lを受ける。
具体的には、上述のように、第1部分31は、第1側壁11aのうちX方向から見て電極組立体12(図2参照)と重なる第1領域R1に配置されている。したがって、電極組立体12は、第1部分31を介して拘束荷重Lを受ける。これに対して、第1部分31は、第1側壁11aのうちX方向から見て電流遮断装置50と重なる第2領域R2には配置されていない。したがって、電流遮断装置50は、第1部分31を介して拘束荷重Lを受けない。
仮に電流遮断装置50がX方向又はY方向に沿って外力を受けると、ケース11内の圧力が所定レベルに達していなくても、第1変形板51が外力を受けて上方に反転し、電流遮断装置50が誤作動するおそれがある。本実施形態に係る電池モジュール10では、電流遮断装置50が拘束荷重Lを受けないように、伝熱プレート3が配置されているので、電流遮断装置50の誤作動を抑制可能となる。しかも、第2領域R2は、隣り合う電池セル1間に形成された空間に面している。これにより、電流遮断装置50にはX方向の外力が付加され難い。この結果、電流遮断装置50の誤作動を更に抑制可能となる。
第1領域R1と第2領域R2とは、互いに離間している。このため、第1領域R1と第2領域R2とが互いに離間していない場合にくらべて、第1部分31を介した拘束荷重Lの影響が電流遮断装置50に及び難い。これにより、電流遮断装置50の誤作動を更に抑制可能となる。第1部分31は、X方向から見て第2領域R2と重ならないように配置されている。このため、拘束荷重Lが第1部分31を介して電流遮断装置50に加わるのを容易に防ぐことができる。これにより、電流遮断装置50の誤作動を確実に抑制可能となる。
第1領域R1と第2領域R2とのZ方向における離間距離、すなわち、第1部分31と電流遮断装置50とのZ方向における離間距離は、例えば、1.0mm以上2.0mm以下である。1.0mm以上であることで、第1部分31を介して電流遮断装置50がブラケット4による拘束荷重をより受け難くなり、電流遮断装置50の誤作動を更に抑制できる。また、2.0mm以下であることで、第1部分31のZ方向の寸法を必要以上に短くしすぎることなく、第1部分31において電池セル1の熱を吸熱する能力を維持し易い。
また、図1に示される第2部分32は、X方向に沿って延在している。このため、第2部分32と筐体20との接触面積が増し、電池セル1の熱が第2部分32を通じて筐体20に放出され易い。これにより、電池セル1の放熱性が向上する。また、第1部分31は、第1領域R1の全体を覆うように配置されている。電池セル1の熱は、主に電極組立体12から発生するため、第1部分31を通じて吸収され易い。これにより、電池セル1の放熱性が更に向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、または他のものに適用したものであってもよい。
例えば、伝熱プレート3の第1部分31は、第1領域R1に加えて、第1側壁11aのうち第1領域R1の上方、かつ、Y方向の中央部に配置されていてもよい。すなわち、第1部分31は、一対の第2領域R2の間に配置されていてもよい。この場合、第1部分31が第1側壁11aを覆う面積が増えるため、電池セル1の熱が第1部分31により更に吸収され易い。これにより、電池セル1の放熱性が更に向上する。また、第1部分31は、必ずしも第1領域R1の全体を覆っていなくてもよい。
図7は、変形例に係る伝熱プレートについて説明するための図である。変形例に係る伝熱プレート3Aは、第1部分31及び第2部分32に加えて、第3部分33を更に有している。第3部分33は、矩形平板状を呈し、X方向に交差する面(第3面)33a及び面(第4面)33bを有している。面33a及び面33bは、互いに逆方向を向いている。第3部分33は、X方向から見て第2領域R2と重なって配置されている。すなわち、第3部分33は、X方向から見て電流遮断装置50と重なって配置されている。第3部分33のX方向の長さd33は、第1部分31のX方向の長さd31よりも短い。長さd33は、例えばd31の30%以上70%以下である。
面31a、面33a、面33b、及び面31bは、X方向においてこの順に配置されている。すなわち、面31a、面33a、面33b、及び面31bは、X方向において互いに離間して配置されている。したがって、隣り合う電池セル1間において、第3部分33は、各第2領域R2からX方向において離間する。第3部分33と第2領域R2とのX方向における離間距離は、第1部分31と第1領域R1とのX方向における離間距離よりも長い。
これにより、電池セル1がX方向に膨張した場合でも、第3部分33が各第2領域R2に接触するのを抑制することができる。よって、拘束荷重Lが第3部分33を介して電流遮断装置50に加わるのを防ぐことができる。また、第3部分33の分だけ熱容量が増えるので、電池セル1の熱が更に吸収され易い。したがって、伝熱プレート3Aによれば、電流遮断装置50の誤作動を抑制可能としながら、電池セル1の放熱性を更に向上させることができる。
第3部分33は、第1部分31の上端に接続され、第3部分33のX方向の中央部と、第1部分31のX方向の中央部とは、互いに一致している。したがって、第3部分33は、各第2領域R2からX方向に沿って等距離ずつ離間する。これにより、第3部分33が各第2領域R2に接触するのを更に抑制することができる。第3部分33は、第1部分31と接続されず、第2部分32と接続されていてもよいし、第3部分33のX方向の中央部と、第1部分31のX方向の中央部とは、互いに一致していなくてもよい。
伝熱プレート3は、例えば、断面U字状又は断面T字状の板状部材であってもよい。断面U字状の場合、伝熱プレート3は、例えば、第1部分31とX方向に沿って対向すると共に、筐体20側の一端が第2部分32に接続される矩形平板状の第4部分を更に有するものとすることができる。また、断面T字状の場合、伝熱プレート3は、例えば、第1部分31の筐体20側の一端が、第2部分32のX方向の中央部に接続されるものとすることができる。また、伝熱プレート3は、矩形平板状を呈し、第2部分32は、第1部分31の一端部であってもよい。
電流遮断装置50は、電極組立体12と負極端子14とを電流遮断装置50を介して電気的に直列に接続できる位置であれば、どのような位置に配置されてもよい。また、電流遮断装置50は、電極組立体12と正極端子13とを電流遮断装置50を介して電気的に直列に接続できる位置に配置され、ケース11内の圧力が所定レベルを超えて上昇したときに、電極組立体12と正極端子13との間を流れる電流を遮断する構成としてもよい。各第1側壁11aは、一対の第2領域R2を有しているが、電池セル1の配列及び電流遮断装置50の配置によっては、1つの第2領域R2のみを有していてもよい。
1…電池セル、3,3A…伝熱プレート、31…第1部分、32…第2部分、33…第3部分、31a…面、31b…面、33a…面、33b…面、4…ブラケット、10…電池モジュール、11…ケース、11a…第1側壁、12…電極組立体、14…負極端子、20…筐体、50…電流遮断装置、R1…第1領域、R2…第2領域。
Claims (6)
- 筐体に取り付けられる電池モジュールであって、
一方向に沿って配列された複数の電池セルと、
前記複数の電池セルを前記一方向に沿って拘束する拘束部材と、
前記複数の電池セルのうち隣り合う電池セル間に配置された伝熱部材と、を備え、
前記複数の電池セルのそれぞれは、
前記一方向と交差する側壁を含むケースと、
前記ケース内に収容された電極組立体と、
前記ケースに取り付けられた端子と、
前記ケース内に配置され、前記ケース内の圧力に応じて前記電極組立体と前記端子との間を流れる電流を遮断する電流遮断装置と、を有し、
前記側壁は、前記一方向から見て前記電極組立体と重なる第1領域と、前記一方向から見て前記電流遮断装置と重なる第2領域と、を有し、
前記伝熱部材は、前記第1領域に配置された第1部分と、前記第1部分の一端に接続され、前記筐体に接触する第2部分と、を有している、電池モジュール。 - 前記第1領域と前記第2領域とは、互いに離間している、請求項1に記載の電池モジュール。
- 前記第1部分は、前記一方向から見て前記第2領域と重ならないように配置されている、請求項1又は2に記載の電池モジュール。
- 前記伝熱部材は、前記一方向から見て前記第2領域と重なって配置された第3部分を更に有し、
前記第3部分の前記一方向の長さは、前記第1部分の前記一方向の長さよりも短く、
前記第1部分は、前記一方向に交差する第1面及び第2面を有し、
前記第3部分は、前記一方向に交差する第3面及び第4面を有し、
前記第1面、前記第3面、前記第4面、及び前記第2面は、前記一方向においてこの順に配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電池モジュール。 - 前記第2部分は、前記一方向に沿って延在する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池モジュール。
- 前記第1部分は、前記第1領域の全体を覆うように配置されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電池モジュール。
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