JP2017215894A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】生体認証において、セキュリティ性をより効果的に向上させることを可能とする技術を提供する。【解決手段】情報処理装置10は、登録用の生体情報を取得する生体情報取得部110と、登録済みの生体情報をグループと紐付けて格納している記憶手段(生体情報記憶部122)を参照し、登録用の生体情報と登録済みの生体情報との類似度を算出する類似度算出部120と、算出した類似度に基づいて登録用の生体情報と紐付けるグループを選択し、当該選択したグループと登録用の生体情報とを紐付けて記憶手段(生体情報記憶部122)に登録する情報登録部140と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、生体認証を利用するサービスを支援する技術に関する。
生体認証技術は、事前登録した生体情報(テンプレート)と認証時に装置により抽出した生体情報(サンプル)を比較する技術である。生体認証技術では、FRR(False Rejection Rate)およびFAR(False Acceptance Rate)という指標が用いられる。FRRは、権限を持つユーザ(本人)が誤って拒絶される割合であり、FARは、権限のないユーザ(他人)が誤って受け入れられてしまう割合である。FRR及びFARは、照合ソフトウェアの認証基準(例えば、照合の結果として得られるスコアに関して予め設定される、認証可否を決めるための閾値など)によってチューニングされる。このチューニングにおいて、FRR及びFARの双方を出来る限り0に近づけることが理想的である。
なお重要なサービスほど、FARがクリティカルな問題につながるため、FARを小さくすることが優先される。FRR及びFARを特定の目標値になるように設定した環境において、ユーザ規模(照合時の母集団)が増加していくと、FARは増加していく。
上述したような問題に対する技術の一例が下記特許文献1に開示されている。下記特許文献1には、利用者のパスワードを入力させ、当該入力されたパスワードに別途取得した利用者の指紋データと照合すべき個人情報(照合時の母集団)を絞り込む技術が開示されている。
特開2010−286920号公報
特許文献1の技術では、入力されたパスワードに基づいて照合すべき個人情報を絞り込むことで、FRRに影響を与えずにFARを下げることを試みている。しかしながら、パスワードの全てを入力しないため、利用者の指紋データと類似する個人情報(すなわち、FARを増加させる要因)も、絞り込み後の個人情報に含まれる可能性が残る。
本発明の目的は、生体認証において、セキュリティ性をより効果的に向上させることを可能とする技術を提供することにある。
本発明によれば、
登録用の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
登録済みの生体情報をグループと紐付けて格納している記憶手段を参照し、前記登録用の生体情報と前記登録済みの生体情報との類似度を算出する類似度算出手段と、
前記算出した類似度に基づいて前記登録用の生体情報と紐付けるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する情報登録手段と、
を備える情報処理装置が提供される。
本発明によれば、
コンピュータが、
登録用の生体情報を取得し、
登録済みの生体情報をグループと紐付けて格納している記憶手段を参照し、前記登録用の生体情報と前記登録済みの生体情報との類似度を算出し、
前記算出した類似度に基づいて前記登録用の生体情報と紐付けるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する、
ことを含む情報処理方法が提供される。
本発明によれば、
コンピュータを、
登録用の生体情報を取得する生体情報取得手段、
登録済みの生体情報をグループと紐付けて格納している記憶手段を参照し、前記登録用の生体情報と前記登録済みの生体情報との類似度を算出する類似度算出手段、
前記算出した類似度に基づいて前記登録用の生体情報と紐付けるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する情報登録手段、
として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、生体認証において、セキュリティ性を効果的に向上させることができる。
第1実施形態における情報処理装置の機能構成を概念的に示すブロック図である。 情報処理装置のハードウエア構成を概念的に示すブロック図である。 第1実施形態の情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態の第1の変形例における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態の第2の変形例における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 情報登録部の動作の概要を説明するための図である。 コード入力用インタフェースのキー配置例を示す図である。 第2実施形態における情報登録部の動作の第1の具体例を説明するための図である。 第2実施形態における情報登録部の動作の第2の具体例を説明するための図である。 第2実施形態における情報登録部の動作の第4の具体例を説明するための図である。 第3実施形態の認証システムに含まれる各装置の機能構成を概念的に示すブロック図である。 第3実施形態の認証システムの動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また各ブロック図において、特に説明がない限り、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく機能単位の構成を表している。
[第1実施形態]
〔機能構成〕
図1は、第1実施形態における情報処理装置10の機能構成を概念的に示すブロック図である。本実施形態の情報処理装置10は、照合処理において被照合用の生体情報と比較するための生体情報を登録するための装置である。図1に示されるように、情報処理装置10は、生体情報取得部110、類似度算出部120、生体情報記憶部122、コード取得部130、及び情報登録部140を備える。
生体情報取得部110は、登録用の生体情報を取得する。生体情報は、例えば、顔、指紋、声紋、虹彩、網膜、手や目の静脈パターン、脳波、筋電、心電といった、各人物固有の特徴を示す情報である。
類似度算出部120は、登録済みの生体情報をグループに紐付けて格納している生体情報記憶部122を参照し、生体情報取得部110により取得された登録用の生体情報と、当該生体情報記憶部122に記憶されている登録済みの生体情報との類似度を算出する。なお、生体情報記憶部122は、情報処理装置10と通信可能に接続される他の外部装置に備えられていてもよい。
情報登録部140は、類似度算出部120により算出された類似度に基づいて、登録用の生体情報と紐付けるグループを選択する。そして、情報登録部140は、選択したグループと登録用の生体情報とを紐付けて、生体情報記憶部122に登録する。
具体的には、情報登録部140は、類似度算出部120により算出された類似度が基準以上である登録済みの生体情報を特定する。そして、情報登録部140は、特定した登録済みの生体情報に紐付けられているグループとは異なるグループを、登録用の生体情報に紐付けて生体情報記憶部122に登録する。
なお本明細書でいう「グループ」は、照合処理を行う際の母集団を決定する(絞り込む)ために利用できる情報である。各グループには、少なくとも1つの生体情報が紐付けられる。以下では、グループが、1以上の文字または数字により構成されるコードで識別される例を示す。但し、グループを識別する情報はこれに限定されない。グループを識別する情報は、例えば、物理的または論理的に区別されたグループ別の記憶領域のそれぞれに割り当てられた識別子などであってもよい。
コード取得部130は、類似度算出部120により算出された類似度が基準以上である登録済みの生体情報を特定し、その登録済みの生体情報に紐付けられているコードを取得する。このコードは、照合処理において被照合用の生体情報と共に入力され、当該被照合用の生体情報と照合すべき登録済みの生体情報を絞り込むために使用される。なお以下の説明では、登録済みの生体情報に4桁のコードが紐付けられているケースを主に例示するが、コードの桁数は4桁に限定されない。また、全ての登録済みの生体情報に同一桁数のコードが紐付けられていなくてもよい。
〔ハードウエア構成〕
情報処理装置10の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、情報処理装置10に含まれる各装置の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図2は、情報処理装置10のハードウエア構成を概念的に示すブロック図である。
情報処理装置10は、バス101、プロセッサ102、メモリ103、ストレージ104、入出力インタフェース105、及び、通信インタフェース106を有する。バス101は、データを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ102、メモリ103、ストレージ104、入出力インタフェース105、及び、通信インタフェース106は、バス101を介して相互にデータを送受信する。但し、プロセッサ102などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ102は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ103は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。ストレージ104は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。また、ストレージ104は、RAMやROMなどのメモリであってもよい。
ストレージ104は、情報処理装置10の上記機能構成部(生体情報取得部110、類似度算出部120、コード取得部130、情報登録部140)を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ102は、これら各プログラムモジュールを実行することにより、そのプログラムモジュールに対応する各機能構成部を実現する。ここでプロセッサ102は、上記各プログラムモジュールを実行する際、これらのプログラムモジュールをメモリ103上に読み出してから実行してもよいし、メモリ103上に読み出さずに実行してもよい。また、生体情報記憶部122は、ストレージ104を用いて実現することができる。
入出力インタフェース105は、情報処理装置10と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。入出力インタフェース105には、マウスやキーボードなどの入力装置や、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイやLCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置、これら入力装置と表示装置が一体化したタッチパネルなどが接続される。なお、入出力インタフェース105には、これらの入力装置や表示装置が接続されていなくてもよい。
通信インタフェース106は、情報処理装置10と外部の装置とを、各種ネットワークを介して接続するためのインタフェースである。例えば、生体情報取得部110は、通信インタフェース106を介して、撮像装置、スキャナ装置、または音声入力装置などを備える外部装置(図示せず)などと通信し、登録用の生体情報を当該外部装置から取得することができる。
〔動作例〕
図3を用いて、第1実施形態の情報処理装置10の動作を説明する。図3は、第1実施形態の情報処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
生体情報取得部110は、登録用の生体情報を取得する(S102)。登録用の生体情報は、例えば、図示しない撮像装置、スキャナ装置、または音声入力装置などを用いて生成される。これらの装置は、例えば、情報処理装置10と通信可能に接続された他の外部装置に備えられている。この場合、生体情報取得部110は、当該外部装置から登録用の生体情報を取得する。
類似度算出部120は、生体情報記憶部122に記憶されている全ての登録済みの生体情報を読み出し、読み出した登録済みの生体情報のそれぞれについて、S102で取得した登録用の生体情報との類似度を算出する(S104)。
コード取得部130は、S104の結果を受け、類似度が所定の基準以上の登録済みの生体情報が存在するか否かを判定する(S106)。所定の基準は、任意のパラメータ(例えば、類似度をパーセンテージで表した場合で70%以上など)としてコード取得部130などに予め設定されている。
類似度が所定の基準以上の登録済みの生体情報が存在する場合(S106:YES)、コード取得部130は、その登録済みの生体情報に紐付けられているコードを取得する(S108)。なお、類似度が所定の基準以上の登録済みの生体情報が複数存在する場合、コード取得部130は、それぞれの生体情報からコードを取得する。一方、類似度が所定の基準以上の登録済みの生体情報が存在しない場合(S106:NO)、S108の処理は実行されない。
情報登録部140は、登録用の生体情報に紐付けるコードを決定する(S110)。S108の処理において、類似度が所定の基準以上の登録済みの生体情報に紐付けられているコードが取得されている場合、情報登録部140は、当該コードと少なくとも一部が異なるコードを、登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する。S108で複数のコードが取得されている場合、情報登録部140は、それらのコードの各々と少なくとも一部が異なるようなコードを決定する。また、S108の処理が実行されていない場合は、任意のコードを登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定できる。
情報登録部140は、S110で決定したコードと登録用の生体情報と紐付けて生体情報記憶部122に登録する(S112)。このように登録された生体情報(登録済みの生体情報)は、照合処理において、被照合用の生体情報と比較するための生体情報として利用される。
なお、作成可能なコードの数はコードの桁数に応じて上限が決まるため、生体情報記憶部122に記憶される登録済みの生体情報の数が増加すると、コードと生体情報との対応関係が1対多の関係となり得る。この場合、生体情報記憶部122は、1つのコードに対して、複数の生体情報を紐付けて記憶することになる。この場合、例えば、候補となるコード別に紐付けられている登録済みの生体情報の数をカウントし、当該カウント数が少ないコードを、登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定すればよい。
〔作用・効果〕
以上、本実施形態では、照合処理において被照合用の生体情報と比較するための生体情報を新たに登録する際、当該新たな生体情報に類似する登録済みの生体情報が特定される。そして、特定された登録済みの生体情報に紐付けられたコードとは少なくとも一部が異なるコードが新たに生成され、当該新たな生体情報に紐付けて所定の記憶装置に登録される。ここで、このコードは、照合処理時に被照合用の生体情報と共に入力され、当該被照合用の生体情報と照合すべき登録済みの生体情報を絞り込むために利用される。すなわち、照合処理時に、被照合用の生体情報と類似する登録済みの生体情報(FARを増加させる要因)を、比較対象から除外する仕組みが提供される。これにより、生体認証のセキュリティ性をより効果的に向上させることができる。
〔第1の変形例〕
上述の動作例では、情報登録部140は、基準以上の類似度を示す登録済みの生体情報に紐付けられているグループ(コード)と異なるグループ(コード)を、登録用の生体情報に紐付けて生体情報記憶部122に登録する例を示した。これに限らず、情報登録部140は、グループ毎に定まる類似度の最大値が所定の基準以下であるグループを選択し、当該選択したグループと登録用の生体情報とを紐付けて生体情報記憶部122に登録してもよい。
第1の変形例における処理の流れを、図4を用いて説明する。図4は、第1実施形態の第1の変形例における情報処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
生体情報取得部110は、登録用の生体情報を取得する(S202)。登録用の生体情報は、例えば、図示しない撮像装置、スキャナ装置、または音声入力装置などを用いて生成される。これらの装置は、例えば、情報処理装置10と通信可能に接続された他の外部装置に備えられている。この場合、生体情報取得部110は、当該外部装置から登録用の生体情報を取得する。
類似度算出部120は、生体情報記憶部122に記憶されている全ての登録済みの生体情報を読み出し、読み出した登録済みの生体情報のそれぞれについて、S202で取得した登録用の生体情報との類似度を算出する(S204)。
コード取得部130は、S204の結果を受け、グループ毎に定まる類似度の最大値が所定の基準以下であるグループが存在するか否かを判定する(S206)。具体的には、コード取得部130は次のように動作する。なお、コード取得部130の動作は、以下で説明する動作に限定されない。
まず、コード取得部130は、任意の登録済みの生体情報を1つ選択する。そして、130は、当該選択した生体情報に紐付けられているコードを用いて、当該選択した生体情報と同一のコード(グループ)に紐付けられている登録済みの生体情報を特定する。1つの登録済みの生体情報のみが存在するグループである場合、コード取得部130は、選択した生体情報について算出された類似度を「グループ毎に定まる類似度の最大値」として特定する。また、複数の登録済みの生体情報が存在するグループである場合、コード取得部130は、各生体情報の類似度の大小を比較し、最も大きな類似度を「グループ毎に定まる類似度の最大値」として特定する。そして、コード取得部130は、次の登録済み生体情報を選択して同様の処理を繰り返す。なお、コード取得部130は、例えば所定のフラグ情報などを用いて既に処理された登録済み生体情報を管理しておき、次の登録済み生体情報を選択する際、既に処理された登録済み生体情報が再度選択されないように制御してもよい。そして、コード取得部130は、上述したように特定される、グループ毎の類似度の最大値と所定の基準とを比較して、当該最大値が基準以下か否かをグループ毎に判定する。なお、所定の基準は、任意のパラメータ(例えば、類似度をパーセンテージで表した場合で30%以上など)としてコード取得部130などに予め設定されている。
グループ毎に定まる類似度の最大値が所定の基準以下であるグループが存在する場合(S206:YES)、コード取得部130は、そのグループに割り当てられているコードを取得する(S208)。具体的には、グループ毎に定まる類似度の最大値が所定の基準以下であるグループが1つの場合、コード取得部130は、そのグループのコードを取得する。また、グループ毎に定まる類似度の最大値が所定の基準以下であるグループが複数存在する場合、コード取得部130は、その中で最大値の大小を比較し、最も小さい値を有するグループを選択すればよい。
そして、情報登録部140は、S208で取得したコードを、登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する(S210)。情報登録部140は、S210で決定したコードと登録用の生体情報と紐付けて生体情報記憶部122に登録する(S212)。このように登録された生体情報(登録済みの生体情報)は、照合処理において、被照合用の生体情報と比較するための生体情報として利用される。
一方、グループ毎に定まる類似度の最大値が所定の基準以下であるグループが存在しない場合(S206:NO)、コード取得部130は、例えば、上述のパラメータに所定の値(例えば5%など)を加算して基準を調整する(S214)。言い換えると、コード取得部130は、類似度に基づく判定基準を緩和する。そして、コード取得部130は、調整後の基準を用いて、グループ毎に定まる類似度の最大値が所定の基準以下であるグループが存在するか否かを再度判定する(S206)。調整を繰り返すことによってパラメータが所定以上の値(例えば、50%以上など)となった場合、情報処理装置10は、登録エラーを通知して処理を終了してもよい。このようにすることで、登録用の生体情報を、当該生体情報と類似度の高い生体情報と同じグループに紐付けてしまうことを防止できる。
以上のような構成によっても、上述と同様の効果を得ることができる。また、上述の変形例において、コード取得部130は任意のパラメータを用いなくてもよい。例えば、コード取得部130は、グループ毎に定まる類似度の最大値が最も小さいグループを選択し、当該選択したグループと登録用の生体情報とを紐付けて生体情報記憶部122に登録してもよい。
〔第2の変形例〕
また、本実施形態の情報処理装置10は、以下に例示するような流れによって、登録用の生体情報とコード(グループ)とを紐付けて生体情報記憶部122に登録してもよい。
第2の変形例における処理の流れを、図5を用いて説明する。図5は、第1実施形態の第2の変形例における情報処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
生体情報取得部110は、登録用の生体情報を取得する(S302)。登録用の生体情報は、例えば、図示しない撮像装置、スキャナ装置、または音声入力装置などを用いて生成される。これらの装置は、例えば、情報処理装置10と通信可能に接続された他の外部装置に備えられている。この場合、生体情報取得部110は、当該外部装置から登録用の生体情報を取得する。
類似度算出部120は、任意のコード(グループ)を選択する(S304)。類似度算出部120は、例えば、昇順、降順、又はランダムに1つのグループを選択する。また、類似度算出部120は、コードに紐付けられている登録済み生体情報の数をカウントし、当該カウント数が少ないコードを優先して選択してもよい。
類似度算出部120は、生体情報記憶部122に記憶されている全ての登録済みの生体情報の中から、S304で選択されたコード(グループ)に紐付けられている登録済みの生体情報を読み出す。そして、類似度算出部120は、読み出した登録済みの生体情報のそれぞれについて、S302で取得した登録用の生体情報との類似度を算出する(S306)。そして、類似度算出部120は、S304で選択したコード(グループ)に紐付けられている全ての登録済み生体情報が所定の基準以下か否かを判定する(S308)。
所定の基準を超える登録済みの生体情報が存在する場合(S308:NO)、類似度算出部120は、全てのグループを選択したか否かを更に判定する(S310)。グループが選択済みか否かは、例えば、フラグ情報などを用いて管理できる。全てのグループが選択された場合(S310:YES)、類似度算出部120は、第1の変形例で説明したように、所定の基準を調整する(S312)。そして、類似度算出部120は、全てのグループを未選択状態に設定し、S304からの処理を再度繰り返す。一方、未だ選択されていないグループが存在する場合(S310:NO)、類似度算出部120は、当該選択されていないグループを選択し(S304)、上述の処理を繰り返す。
上述の処理において、類似度算出部120は、選択したコード(グループ)に属する登録済み生体情報の類似度を全て算出した後で、所定の基準を超える生体情報が存在するか否かを判定してもよい。またこれに限らず、類似度算出部120は、選択したコード(グループ)に属する登録済み生体情報を1つずつ順番(例えば登録順など)に選択し、当該選択した登録済み生体情報の類似度を算出して所定の基準と比較してもよい。後者の方法によれば、所定の基準を超える生体情報を発見した段階で次のグループに処理を移すことができ、余分な演算を削減させる効果が見込める。
一方、全ての登録済み生体情報が所定の基準以下の場合(S308:YES)、コード取得部130は、そのグループのコード(S304で選択したコード)を取得する(S314)。
そして、情報登録部140は、S314で取得されたコードを、登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する(S316)。情報登録部140は、S310で決定したコードと登録用の生体情報と紐付けて生体情報記憶部122に登録する(S318)。このように登録された生体情報(登録済みの生体情報)は、照合処理において、被照合用の生体情報と比較するための生体情報として利用される。
以上のような構成によっても、上述と同様の効果を得ることができる。
[第2実施形態]
本実施形態では、情報登録部140についてより詳細に説明する。
まず、図6を用いて、情報登録部140の動作の概要を説明する。図6は、情報登録部140の動作の概要を説明するための図である。図中右側の表は、生体情報記憶部122に記憶されている情報の一例を示している。図6の例において、生体情報記憶部122は、登録済みの生体情報(生データ或いは生データから抽出される特徴量)と、コード(グループ)とを紐付けて記憶している。情報登録部140は、登録用の生体情報と、生体情報記憶部122に記憶されている登録済み生体情報との類似度を算出することにより、登録用の生体情報と類似する生体情報が既に紐付けられているコード(グループ)を特定できる。そして、情報登録部140は当該特定したコードと登録用の生体情報とを紐付ける。なお図6の例では、コード「0001」とコード「0010」が使用されているものとする。また、登録済み生体情報それぞれの類似度は、図中右側の表の上から順に、80%、25%、30%、10%、20%であるとする。
情報登録部140が、上述の第1実施形態の動作例で説明したように動作する場合を考える。なお、ここでの「所定の基準」は「類似度が70%以上」であるものとする。この場合、情報登録部140は、所定の基準以上の登録済み生体情報(図中右表の一番上の生体情報)に紐付けられているコード「0001」を取得する。そして、情報登録部140は、第1実施形態の動作例で説明したように、取得したコード「0001」以外の任意のコードを登録用の生体情報に紐付ける。
また、情報登録部140が、上述の第1実施形態の第1の変形例で説明したように動作する場合を考える。なお、ここでの「所定の基準」は「類似度が30%以下」であるものとする。この場合、情報登録部140は、コード「0001」の類似度の最大値を「80%」、コード「0010」の類似度の最大値を「30%」と特定する。情報登録部140は、この結果に基づいて、コード「0001」は「所定の基準を超える」と判断し、また、コード「0010」は「所定の基準以下」と判断する。そして、情報登録部140は、コード「0010」を登録用の生体情報に紐付ける。なお、「0001」および「0010」以外のコードが使用可能である場合、これらのコードには生体情報が紐付けられていない(すなわち、登録用の生体情報に類似する生体情報が存在しない)ことになる。そのような場合、情報登録部140は、「0001」および「0010」以外に使用可能なコードを登録用の生態情報に紐付けてもよい。
また、情報登録部140が、上述の第1実施形態の第2の変形例で説明したように動作する場合を考える。なお、ここでの「所定の基準」は「類似度が30%以下」であるものとする。この場合、情報登録部140は、任意のコード(グループ)を選択する。ここでは、情報登録部140はコード「0001」から昇順で選択するものと仮定する。この場合、登録用の生体情報とコード「0001」の1つめの登録済み生体情報と比較した結果得られる類似度が、所定の基準を超える。そのため、情報登録部140は、次のコード「0010」を選択する。コード「0010」では、登録用の生体情報との類似度が所定の基準を超える登録済み生体情報が存在しないため、情報登録部140は、コード「0010」を登録用生体情報に紐付ける。なお、「0001」および「0010」以外のコードが使用可能である場合、これらのコードには生体情報が紐付けられていない(すなわち、登録用の生体情報に類似する生体情報が存在しない)ことになる。そのような場合、情報登録部140は、「0001」および「0010」以外に使用可能なコード(昇順の場合は「0002」)を登録用の生態情報に紐付けてもよい。
以下、第1実施形態の情報登録部140の動作を、いくつかの具体例を挙げてより詳細に説明する。
<第1の具体例>
1つの例として、情報登録部140は、コード取得部130が取得したコードの少なくとも一桁の文字または数字と、照合処理においてコードを入力する際に用いるインタフェースのキー配置を示す情報とに基づいて、登録用の生体情報と紐付けるコードを決定する。コード入力時に、例えば図7に示されるようなキー配置のインタフェースが利用されるものとする。図7は、コード入力用インタフェースのキー配置例を示す図である。図7では、0から9の数字を入力するためのインタフェースが例示されている。キー配置を示す情報は、例えば、図7に示されるようなインタフェースの各キーの座標情報を含む。情報登録部140は、この各キーの座標情報を用いて、それぞれのキーの間の距離などを算出することができる。また、それぞれのキーの間の距離は、既知の情報として予め設定されていてもよい。このような、インタフェースのキー配置を示す情報は、予めストレージ104などに記憶される。
より具体的には、情報登録部140は、コード取得部130が取得したコードの少なくとも一桁を、処理対象として選択する。そして、情報登録部140は、選択した桁の文字または数字に対応するキーと所定の閾値以上離れた(好ましくは、最も離れた)位置にある文字または数字に対応するキーを、上述したようなキー配置を示す情報を用いて特定する。そして、情報登録部140は、特定したキーの文字または数字を、選択した桁と同じ桁に有するコードを、当該登録用の生体情報に紐付けるコードして決定する登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する。
このような情報登録部140の具体的な動作の一例を、図8を用いて説明する。図8は、第2実施形態における情報登録部140の動作の第1の具体例を説明するための図である。ここでは、コード取得部130が4桁のコード「1234」を取得し、情報登録部140が、当該コードの全ての桁を選択するものと仮定する。図8において、実線の円は、コード取得部130が取得したコードの数字を示し、点線の円は、登録用の生体情報に紐付けるコードの数字を示す。まず、情報登録部140は、予め保持している各キーの座標情報を用いて、1桁目の「1」に対応するキーから最も離れている位置にあるキーを特定する。ここでは、「1」のキーの対角線上に位置する「9」のキーが特定される(図8(a))。ここで、登録用の生体情報と類似する登録済みの生体情報が複数存在する場合は、複数のコードがコード取得部130で取得される。このような場合、情報登録部140は、各々のコードと比較して距離の総和が最も大きくなる位置にあるキーを特定する。その他の桁についても、上述の流れと同様に、最も離れた位置にあるキーが特定される。具体的には、情報登録部140は、2桁目の「2」に対応するキーから最も離れている「7」のキーを、3桁目の「3」に対応するキーから最も離れている「7」のキーを、4桁目の「4」に対応するキーから最も離れている「3」のキーをそれぞれ特定する(図8(b)乃至(d))。ここで、2桁目および4桁目については、最も離れた位置にあるキーが複数存在する。このような場合、情報登録部140は、所定のルール(例えば、値の小さい方を優先するなど)に従ってそれら複数のキーの中の1つを決定すればよい。図8の例では、結果として、「9773」というコードが特定される。
上述のように、入力用インタフェースのキー配置を考慮して登録用の生体情報に紐付けるコードを決定することで、FARを更に低減させる効果が見込める。照合処理において、仮にコードの入力誤りがあったとしても、当該誤ったコードが、キー配置の関係上、類似する他人の登録済みの生体情報に紐付くコードに一致する確率が低下するためである。この効果は、対象とする桁数が多いほど向上する。
<第2の具体例>
他の例として、情報登録部140は、コード取得部130が取得したコードの特定の桁に割り当てられた文字または数字を入れ替えて作成可能なコード以外のコードを、登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する。
具体的な動作を、図9を用いて説明する。図9は、第2実施形態における情報登録部140の動作の第2の具体例を説明するための図である。図9の例では、コード取得部130が「0001」および「0002」のコードを取得したと仮定する。また、図9の例では、下1桁目と下2桁目(図中斜線部)が、処理対象となる「特定の桁」である。なお、「特定の桁」の桁数および範囲は、図9の例に限らず、任意に定めることができる。まず、情報登録部140は、取得されたコードの「0001」の下1桁目と下2桁目を入れ替えて作成可能な「0010」を、登録用の生体情報に紐付けることのできないコードと認識する。同様に、情報登録部140は、取得されたコード「0002」について、「0020」を登録用の生体情報に紐付けることのできないコードと認識する。情報登録部140は、「0010」および「0020」以外のコードの中から、任意のコード(例えば、「0030」など)を、登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する。
上述のように、特定桁を入れ替えたコード以外のコードの中から、登録用の生体情報に紐付けるコードを決定することで、FARを更に低減させる効果が見込める。照合処理において、コード入力時に特に起こりやすい桁間違いがあったとしても、当該誤ったコードが、キー配置の関係上、類似する他人の登録済みの生体情報に紐付くコードに一致する確率が低下するためである。
<第3の具体例>
他の例として、情報登録部140は、登録用の生体情報に類似する登録済みの生体情報に紐付けられているコード以外のコードのうち、例えば、値の最も小さい(または、値が最も大きい)ものを選択し、登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定してもよい。例えば、コード取得部130がコード「1234」を取得した場合、当該コードを除くコードで最も小さいコード「0000」が、登録用の生体上に紐付けるコードとして決定される。
この例によれば、互いに類似する生体情報に異なるコード紐付けるという構成を、単純な仕組みで実現できる。
<第4の具体例>
また、情報登録部140は、コードの中に、入力誤りを検出するためのチェックデジットを含めることができる。例えば、情報登録部140は、モジュラス10/3ウェイトなどの計算方法を用いて、チェックデジットを計算し、登録用の生体情報に紐付けるコードに含めることができる。なお情報登録部140は、モジュラス10/3ウェイト以外の他の計算方法を用いて、チェックデジットを計算してもよい。
モジュラス10/3ウェイトを用いた場合、図10に示すように、チェックデジットが計算される。図10は、第2実施形態における情報登録部140の動作の第4の具体例を説明するための図である。なお図10では、4桁のコードの1〜3桁目をデータ部(123)、4桁目をチェックデジット(CD)として用いる例を示す。まず、データ部の数字または文字に右端から番号が割り当てられる。図10の例では、最上位桁の「1」が3番目、次の桁の「2」が2番目、最後の桁の「3」が1番目となる。次いで、奇数番号の桁には3を、偶数番号の桁には1をそれぞれ乗じて、その総和を計算する。図10の例では、「1」×3+「2」×1+「3」×3=14が算出される。ここで、コードにアルファベット等の文字が用いられている場合、文字別に割り当てた所定の数字に置き換えて計算すればよい。最後に、得られた総和の下一桁の数字を10から減じる。ここで得られる数字が、チェックデジットとなる。図10の例では、「10−4」から得られる「6」という数字がチェックデジットとなる。
なおこの具体例において、情報登録部140は、登録用の生体情報と、当該生体情報に類似する登録済みの生体情報との間で、データ部の少なくとも一部が異なるような文字または数字の組み合わせを決定する。これは、上述の第1乃至第3の具体例で説明したような方法によって決定することができる。
上述のように、登録用の生体情報に紐付けるコードにチェックデジットを含めることで、単に入力誤りを検出するのみならず、FARを更に低減させる効果も見込める。照合処理において、類似する他人の登録済みの生体情報が、誤ったコードに基づいて比較すべき生体情報として選択されることが防止されるからである。
[第3実施形態]
本実施形態では、上述の各実施形態で登録された生体情報を利用する認証システム(決済認証システム)について説明する。ただし、本実施形態は、決済認証システムに限定されない。
〔機能構成〕
図11は、第3実施形態の認証システムに含まれる各装置の機能構成を概念的に示すブロック図である。図11の決済認証システムは、上述の各実施形態と同様の情報処理装置10と、店舗端末20とを含んで構成される。
図11に示されるように、本実施形態の情報処理装置10は、入力情報受付部150、生体情報読出部160、および、結果出力部170を更に備える。なお、図11において、生体情報取得部110、類似度算出部120、コード取得部130、及び情報登録部140は省略している。
入力情報受付部150は、照合処理の入力情報として、グループを示す情報(例えば、グループを識別するためのコード)および生体情報を受け付ける。また、生体情報読出部160は、入力された情報が示すグループに紐付けられている登録済みの生体情報を、生体情報記憶部122から読み出す。また、結果出力部170は、読み出した生体情報と、入力情報として受け付けた生体情報とを用いた照合処理の結果を出力する。結果出力部170から出力される結果は、店舗端末20に送信される。
店舗端末20は、所謂レジ端末であり、精算対象として登録された商品の決済処理を行うための端末である。店舗端末20は、決済処理に用いる各種機器(バーコードリーダ、イメージスキャナ、ディスプレイ、ドロワ、自動釣銭機)などを備える。その他にも、
店舗端末20は、顧客の生体情報を取得するための機器(撮像装置、スキャナ装置、音声入力装置など)およびコード入力用の機器(キーボード、タッチパネルなど)を備える。店舗端末20で取得された生体情報およびコードは、入力情報受付部150の入力として、情報処理装置10に送信される。また、店舗端末20は、結果出力部170から取得した照合処理の結果に基づいて、決済に関する所定のオペレーションを行う。
〔動作例〕
図12を用いて、第3実施形態の認証システムの動作を説明する。図12は、第3実施形態の認証システムの動作を示すシーケンス図である。
まず、店舗端末20は、撮像装置や音声入力装置を用いて、顧客の生体情報(被照合用の生体情報)を取得する(S402)。ここで取得する生体情報は、生体情報記憶部122に登録されている生体情報に依存する。また店舗端末20は、キーボードまたはタッチパネルなどを用いて、S402で取得した生体情報と共に情報処理装置10へ送信すべきコードを取得する(S404)。なお、S402の処理とS404の処理の順序は逆でもよい。そして、店舗端末20は、取得した生体情報およびコードを情報処理装置10に送信する(S406)。ここで、画像データや音声データのままの生体情報は顧客のプライバシーに関わる情報であるため、店舗端末20は、これらのデータの特徴量を生体情報として抽出する方が好ましい。また、特徴量を抽出した場合、元のデータは不要となるため、店舗端末20は当該元のデータを破棄してもよい。また、店舗端末20は、照合の精度を上げるために、画像データや音声データの中から特定の部分(例えば、人物画像の中の顔領域など)を検出し、特定の部分から特徴量を抽出してもよい。また、店舗端末20は、照合の精度を上げるために、画像データの画質や音声データの音質が十分か否かを事前にチェックし、不十分であれば生体情報を再度取得するよう促すメッセージなどを表示してもよい。
入力情報受付部150、店舗端末20から送信された生体情報およびコードを受け付ける。そして、生体情報読出部160は、受け付けたコード用いて生体情報記憶部122を検索し、そのコードに紐付けられている登録済みの生体情報を読み出す(S408)。そして、結果出力部170は、受け付けた生体情報と、コードを基に読み出した登録済みの生体情報とを照合する(S410)。S408で複数の登録済みの生体情報が読み出された場合は、結果出力部170は、全ての登録済みの生体情報を、受け付けた生体情報と照合する。なお照合処理において、結果出力部170は、既知の特徴量照合認証基盤を利用できる。具体的には、複数の登録済みの生体情報の中で最も類似度が高い生体情報が特定される。そして結果出力部170は、その類似度が所定の閾値以上か否かによって、認証の成否を決定する。また、結果出力部170は、特定された登録済み生体情報に紐付けられた顧客の識別情報(顧客ID)を取得してもよい。そして、結果出力部170は、照合処理の結果を店舗端末20に返却する(S412)。結果出力部170は、例えば、認証結果(認証成功/認証失敗)や、照合の結果として得られた顧客の顧客ID(Identifier)などを店舗端末20に返却する。
店舗端末20は、情報処理装置10から返却される照合処理の結果に基づいて、決済処理に関する所定のオペレーションを実行する(S414)。店舗端末20は、照合処理の結果を用いて、顧客のクレジット決済の実行可否を決定する。具体的には、店舗端末20は、認証成功を示す結果が返却された場合は、クレジット決済手続きを行う。またこの場合、店舗端末20は、レシートや電子メールなどによって、決済が完了した旨を顧客に通知する。また、店舗端末20は、認証失敗を示す結果が返却された場合は、クレジットカード決済手続きを拒否する。なおここで説明した動作は、クレジット決済に限らず、プリペイド型電子マネーやネットワーク型電子マネーなど、その他の決済方法でも活用できる。
〔作用・効果〕
以上、本実施形態によれば、第1実施形態および第2実施形態で用意される生体情報データベースを用いる。これにより、FRRに影響を与えずにFARを低減させることができるため、セキュリティ性および利便性が高い生体認証を用いたサービスを提供することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートやシーケンス図では、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
登録用の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
登録済みの生体情報をグループと紐付けて格納している記憶手段を参照し、前記登録用の生体情報と前記登録済みの生体情報との類似度を算出する類似度算出手段と、
前記算出した類似度に基づいて前記登録用の生体情報と紐付けるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する情報登録手段と、
を備える情報処理装置。
2.
前記情報登録手段は、
前記算出した類似度が基準以上である前記登録済みの生体情報に紐付けられているグループと異なるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する、
1.に記載の情報処理装置。
3.
前記情報登録手段は、
前記グループ毎に定まる前記類似度の最大値が所定の基準以下のグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に記憶する、
1.に記載の情報処理装置。
4.
照合処理の入力情報として、グループを示す情報および生体情報を受け付ける入力情報受付手段と、
前記受け付けた情報が示すグループに紐付けられている前記登録済みの生体情報を、前記記憶手段から読み出す生体情報読出手段と、
前記読み出した生体情報と前記受け付けた生体情報とを用いた照合処理の結果を出力する結果出力手段と、
を更に備える1.乃至3.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
5.
前記グループは、1以上の文字または数字により構成されるコードによって識別される、
1.乃至4.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
6.
前記情報登録手段は、
前記取得したコードを構成する各桁の文字または数字と、前記コードを入力する際に用いるインタフェースのキー配置を示す情報とに基づいて、前記登録用の生体情報に紐付けるコードを決定する、
5.に記載の情報処理装置。
7.
前記情報登録手段は、
前記取得したコードにおいて選択された少なくとも1つの桁の文字または数字に対応するキーと最も離れた位置にある文字または数字に対応するキーを、前記キー配置を示す情報を用いて特定し、
前記特定したキーの文字または数字を前記選択した桁と同じ桁に有するコードを、前記登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する、
6.に記載の情報処理装置。
8.
前記情報登録手段は、前記取得したコードの特定の桁に割り当てられた文字または数字を入れ替えて作成可能なコード以外のコードを、前記登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する、
5.に記載の情報処理装置。
9.
前記コードは入力誤り検出用のチェックデジットを含む、
5.乃至8.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
10.
前記記憶手段は、1つの前記グループに対して、2つ以上の前記登録済みの生体情報を紐付けて格納している、
1.乃至9.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
11.
コンピュータが、
登録用の生体情報を取得し、
登録済みの生体情報をグループと紐付けて格納している記憶手段を参照し、前記登録用の生体情報と前記登録済みの生体情報との類似度を算出し、
前記算出した類似度に基づいて前記登録用の生体情報と紐付けるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する、
ことを含む情報処理方法。
12.
前記コンピュータが、
前記算出した類似度が基準以上である前記登録済みの生体情報に紐付けられているグループと異なるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する、
ことを更に含む11.に記載の情報処理方法。
13.
前記コンピュータが、
前記グループ毎に定まる前記類似度の最大値が所定の基準以下のグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に記憶する、
11.に記載の情報処理方法。
14.
前記コンピュータが、
照合処理の入力情報として、グループを示す情報および生体情報を受け付け、
前記受け付けた情報が示すグループに紐付けられている前記登録済みの生体情報を、前記記憶手段から読み出し、
前記読み出した生体情報と前記受け付けた生体情報とを用いた照合処理の結果を出力する、
ことを更に含む11.乃至13.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
15.
前記グループは、1以上の文字または数字により構成されるコードによって識別される、
11.乃至14.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
16.
前記コンピュータが、
前記取得したコードを構成する各桁の文字または数字と、前記コードを入力する際に用いるインタフェースのキー配置を示す情報とに基づいて、前記登録用の生体情報に紐付けるコードを決定する、
ことを更に含む15.に記載の情報処理方法。
17.
前記コンピュータが、
前記取得したコードにおいて選択された少なくとも1つの桁の文字または数字に対応するキーと最も離れた位置にある文字または数字に対応するキーを、前記キー配置を示す情報を用いて特定し、
前記特定したキーの文字または数字を前記選択した桁と同じ桁に有するコードを、前記登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する、
ことを更に含む16.に記載の情報処理方法。
18.
前記コンピュータが、
前記取得したコードの特定の桁に割り当てられた文字または数字を入れ替えて作成可能なコード以外のコードを、前記登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する、
ことを更に含む15.に記載の情報処理方法。
19.
前記コードは入力誤り検出用のチェックデジットを含む、
15.乃至18.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
20.
前記記憶手段は、1つの前記グループに対して、2つ以上の前記登録済みの生体情報を紐付けて格納している、
11.乃至19.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
21.
コンピュータを、
登録用の生体情報を取得する生体情報取得手段、
登録済みの生体情報をグループと紐付けて格納している記憶手段を参照し、前記登録用の生体情報と前記登録済みの生体情報との類似度を算出する類似度算出手段、
前記算出した類似度に基づいて前記登録用の生体情報と紐付けるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する情報登録手段、
として機能させるためのプログラム。
22.
前記コンピュータを、
前記算出した類似度が基準以上である前記登録済みの生体情報に紐付けられているグループと異なるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する手段、
として更に機能させるための21.に記載のプログラム。
23.
前記コンピュータを、
前記グループ毎に定まる前記類似度の最大値が所定の基準以下のグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に記憶する手段、
として更に機能させるための21.に記載のプログラム。
24.
前記コンピュータを、
照合処理の入力情報として、グループを示す情報および生体情報を受け付ける入力情報受付手段、
前記受け付けた情報が示すグループに紐付けられている前記登録済みの生体情報を、前記記憶手段から読み出す生体情報読出手段、
前記読み出した生体情報と前記受け付けた生体情報とを用いた照合処理の結果を出力する結果出力手段、
として更に機能させるための21.乃至23.のいずれか1つに記載のプログラム。
25.
前記コンピュータを、
1以上の文字または数字により構成されるコードによって前記グループを識別する手段、
として更に機能させるための21.乃至24.のいずれか1つに記載のプログラム。
26.
前記コンピュータを、
前記取得したコードを構成する各桁の文字または数字と、前記コードを入力する際に用いるインタフェースのキー配置を示す情報とに基づいて、前記登録用の生体情報に紐付けるコードを決定する手段、
として更に機能させるための25.に記載のプログラム。
27.
前記コンピュータを、
前記取得したコードにおいて選択された少なくとも1つの桁の文字または数字に対応するキーと最も離れた位置にある文字または数字に対応するキーを、前記キー配置を示す情報を用いて特定し、
前記特定したキーの文字または数字を前記選択した桁と同じ桁に有するコードを、前記登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する手段、
として更に機能させるための26.に記載のプログラム。
28.
前記コンピュータを、
前記取得したコードの特定の桁に割り当てられた文字または数字を入れ替えて作成可能なコード以外のコードを、前記登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する手段、
として更に機能させるための25.に記載のプログラム。
29.
前記コンピュータを、
入力誤り検出用のチェックデジットを含む前記コードを生成する手段、
として更に機能させるための25.乃至28.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
30.
前記記憶手段は、1つの前記グループに対して、2つ以上の前記登録済みの生体情報を紐付けて格納している、
21.乃至29.のいずれか1つに記載のプログラム。
10 情報処理装置
101 バス
102 プロセッサ
103 メモリ
104 ストレージ
105 入出力インタフェース
106 通信インタフェース
110 生体情報取得部
120 類似度算出部
122 生体情報記憶部
130 コード取得部
140 情報登録部
150 入力情報受付部
160 生体情報読出部
170 結果出力部
20 店舗端末

Claims (12)

  1. 登録用の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    登録済みの生体情報をグループと紐付けて格納している記憶手段を参照し、前記登録用の生体情報と前記登録済みの生体情報との類似度を算出する類似度算出手段と、
    前記算出した類似度に基づいて前記登録用の生体情報と紐付けるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する情報登録手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記情報登録手段は、
    前記算出した類似度が基準以上である前記登録済みの生体情報に紐付けられているグループと異なるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報登録手段は、
    前記グループ毎に定まる前記類似度の最大値が所定の基準以下のグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に記憶する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 照合処理の入力情報として、グループを示す情報および生体情報を受け付ける入力情報受付手段と、
    前記受け付けた情報が示すグループに紐付けられている前記登録済みの生体情報を、前記記憶手段から読み出す生体情報読出手段と、
    前記読み出した生体情報と前記受け付けた生体情報とを用いた照合処理の結果を出力する結果出力手段と、
    を更に備える請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記グループは、1以上の文字または数字により構成されるコードによって識別される、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報登録手段は、
    前記取得したコードを構成する各桁の文字または数字と、前記コードを入力する際に用いるインタフェースのキー配置を示す情報とに基づいて、前記登録用の生体情報に紐付けるコードを決定する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報登録手段は、
    前記取得したコードにおいて選択された少なくとも1つの桁の文字または数字に対応するキーと最も離れた位置にある文字または数字に対応するキーを、前記キー配置を示す情報を用いて特定し、
    前記特定したキーの文字または数字を前記選択された桁と同じ桁に有するコードを、前記登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報登録手段は、前記取得したコードの特定の桁に割り当てられた文字または数字を入れ替えて作成可能なコード以外のコードを、前記登録用の生体情報に紐付けるコードとして決定する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  9. 前記コードは入力誤り検出用のチェックデジットを含む、
    請求項5乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記記憶手段は、1つの前記グループに対して、2つ以上の前記登録済みの生体情報を紐付けて格納している、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. コンピュータが、
    登録用の生体情報を取得し、
    登録済みの生体情報をグループと紐付けて格納している記憶手段を参照し、前記登録用の生体情報と前記登録済みの生体情報との類似度を算出し、
    前記算出した類似度に基づいて前記登録用の生体情報と紐付けるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する、
    ことを含む情報処理方法。
  12. コンピュータを、
    登録用の生体情報を取得する生体情報取得手段、
    登録済みの生体情報をグループと紐付けて格納している記憶手段を参照し、前記登録用の生体情報と前記登録済みの生体情報との類似度を算出する類似度算出手段、
    前記算出した類似度に基づいて前記登録用の生体情報と紐付けるグループを選択し、当該選択したグループと前記登録用の生体情報とを紐付けて前記記憶手段に登録する情報登録手段、
    として機能させるためのプログラム。
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