JP2017213826A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】情報処理装置の省電力状態からの不要な復帰を抑制する。
【解決手段】印刷装置101が画像処理コントローラ102を介してネットワークに接続されていると判定された場合には、前記印刷装置101が第1の電力モードよりも低電力で動作する第2の電力モードで動作しているときにリンクアップしても、前記第1の電力モードへの移行を指示せずに、前記第2の電力モードでの動作を継続させ、前記印刷装置101が画像処理コントローラ102を介してネットワークに接続されていないと判定された場合には、前記印刷装置101が前記第2の電力モードで動作しているときにリンクアップすると、前記第1の電力モードへの移行を指示する。
【選択図】図1
【解決手段】印刷装置101が画像処理コントローラ102を介してネットワークに接続されていると判定された場合には、前記印刷装置101が第1の電力モードよりも低電力で動作する第2の電力モードで動作しているときにリンクアップしても、前記第1の電力モードへの移行を指示せずに、前記第2の電力モードでの動作を継続させ、前記印刷装置101が画像処理コントローラ102を介してネットワークに接続されていないと判定された場合には、前記印刷装置101が前記第2の電力モードで動作しているときにリンクアップすると、前記第1の電力モードへの移行を指示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラムに関し、省電力で動作する機能を有する情報処理装置に用いて好適なものである。
省電力化を実現するために、省電力機能を有する情報処理装置がある。省電力機能は、アクセスや操作が一定時間なされなかった場合に、機器内の電力供給を、所定のハードウェアを残して部分的に停止するか、または、機器の機能を一時的に停止する機能である。所定のハードウェアとして、例えば、NIC(Network Interface Card)や操作部が挙げられる。また、この省電力機能を用いる際に、ネットワークリンクを切断し、PHY(Physical Layer)の通信速度を最低速度で再接続してから省電力モードに遷移することで、ネットワーク通信が可能なままに省電力化を図る技術も存在する。このような技術として、特許文献1には、情報処理装置がリンクパートナであるハブの通信能力に基づいて、省電力モードにおけるPHYの通信速度を、リンクパートナと通信可能な最低速度に低下させることで省電力化を図る技術が提示されている。
省電力機能を有する情報処理装置では、省電力モードで動作中に特定の条件を満たした場合、省電力モードから通常電力モードへ復帰する。所定の条件として、例えば、情報処理装置の操作部においてユーザによる操作が行われたことや、NICにおいて省電力モードからの復帰条件に適合するパケットがネットワークから受信されたこと等が挙げられる。この他、所定の条件として、NICにおいてネットワークリンクが切断および再接続してリンクアップしたこと等も挙げられる。所定の条件に、リンクアップが挙げられる理由は、ネットワークリンクの再接続が発生した場合に、再接続前とは異なるネットワークに接続された可能性を考慮する必要があるためである。再接続されたネットワーク環境で動作するためには通常電力モードに復帰して、例えばDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)でIPアドレスを再取得する等の処理を行う必要がある。
ところで、前述した情報処理装置には画像形成装置等の機器も含まれる。画像形成装置と連携して画像処理を行う画像処理コントローラがLAN(Local Area Network)ケーブル等を介して画像形成装置と接続された画像形成システムとして画像形成装置が使用されることがある。特許文献2には、画像形成装置が省電力モードに移行した場合、当該画像形成装置に接続された画像処理コントローラは当該画像形成装置との定期的な通信を控えることで当該画像形成装置が省電力モードを維持する技術が提示されている。
また、画像処理コントローラは、画像形成装置が省電力モードに移行した後、一定時間何も印刷データを処理しなかった場合や、ネットワーク上の他の情報処理装置から一定時間アクセスがなかった場合に省電力モードに移行する。
また、画像処理コントローラは、画像形成装置が省電力モードに移行した後、一定時間何も印刷データを処理しなかった場合や、ネットワーク上の他の情報処理装置から一定時間アクセスがなかった場合に省電力モードに移行する。
しかしながら、画像形成装置と連携して画像処理を行う画像処理コントローラがLAN(Local Area Network)ケーブル等を介して画像形成装置と接続された画像形成システムとして画像形成装置を使用する場合に次のような問題があった。画像処理コントローラは、画像形成装置が省電力モードで動作している状況で省電力モードに移行する。また、画像処理コントローラは、省電力モードに移行する際に、前述した省電力機能でネットワークリンクを切断し、PHYの通信速度を最低速度としてネットワークに再接続してから省電力モードに遷移する。そのため、省電力モードのときにリンクアップを契機に通常電力モードへ復帰する画像形成装置は、画像処理コントローラによる再接続処理の際にリンクアップを検知して通常電力モードに復帰してしまう。つまり、画像形成システムにおいて画像処理コントローラと画像形成装置との両装置を省電力モードで動作させることが出来ない課題がある。以上のことは、画像形成装置および画像処理コントローラに限らず、情報処理装置と、当該情報処理装置と連携して情報処理を行う外部コントローラにおいても同様である。以上のように従来の技術では、情報処理装置が省電力の状態から復帰する必要がない状況で省電力の状態から復帰する虞があるという問題点がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、情報処理装置の省電力状態からの不要な復帰を抑制することを目的とする。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、情報処理装置の省電力状態からの不要な復帰を抑制することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、第1の電力モードと、前記第1の電力モードよりも低電力で動作する第2の電力モードとの何れかの電力モードで動作する情報処理装置であって、前記電力モードに応じて前記情報処理装置の各部に供給する電力を制御する電力制御手段と、前記電力制御手段に対して、前記電力モードの移行を指示する指示手段と、前記情報処理装置が外部装置を介してネットワークに接続されているか否かを判定する判定手段と、を有し、前記指示手段は、前記判定手段により、前記情報処理装置が外部装置を介してネットワークに接続されていると判定された場合には、前記情報処理装置が前記第2の電力モードで動作しているときにリンクアップしても、前記第1の電力モードへの移行を指示せずに、前記第2の電力モードでの動作を継続させ、前記判定手段により、前記情報処理装置が外部装置を介してネットワークに接続されていないと判定された場合には、前記情報処理装置が前記第2の電力モードで動作しているときにリンクアップすると、前記第1の電力モードへの移行を指示することを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置の省電力状態からの不要な復帰を抑制することができる。
以下、図面を用いて実施形態を説明する。
図1は、ネットワーク構成の一例を示す図である。画像形成システム100は、印刷装置101と、画像処理コントローラ102と、を備える。画像形成システム100は、ネットワーク104に接続され、PC(Personal Computer)103等の外部端末と相互に通信することが可能である。印刷装置101と画像処理コントローラ102は、LANケーブル105を介して相互に接続される。本実施形態では、印刷装置101は、ネットワーク104に直接接続されていない。つまり、印刷装置101とPC103等の外部端末とは、画像処理コントローラ102を介して通信する。本実施形態では、印刷装置101および画像処理コントローラ102が、10Mbps/100Mbps/1Gbpsの何れかの通信速度で通信する能力を有する場合を例に挙げて説明する。また、印刷装置101および画像処理コントローラ102は、通常電力モード時には、ネットワーク接続時に、AutoNegotiation処理を行って通信速度を決定するものとする。
図1は、ネットワーク構成の一例を示す図である。画像形成システム100は、印刷装置101と、画像処理コントローラ102と、を備える。画像形成システム100は、ネットワーク104に接続され、PC(Personal Computer)103等の外部端末と相互に通信することが可能である。印刷装置101と画像処理コントローラ102は、LANケーブル105を介して相互に接続される。本実施形態では、印刷装置101は、ネットワーク104に直接接続されていない。つまり、印刷装置101とPC103等の外部端末とは、画像処理コントローラ102を介して通信する。本実施形態では、印刷装置101および画像処理コントローラ102が、10Mbps/100Mbps/1Gbpsの何れかの通信速度で通信する能力を有する場合を例に挙げて説明する。また、印刷装置101および画像処理コントローラ102は、通常電力モード時には、ネットワーク接続時に、AutoNegotiation処理を行って通信速度を決定するものとする。
画像処理コントローラ102は、印刷装置101と連携して画像処理を行う。また、画像処理コントローラ102は、通常電力モードと、通常電力モードよりも消費電力が低い状態で動作する省電力モードとの何れかで動作する。画像処理コントローラ102は、通常電力モードで動作中に、一定時間、操作やアクセスがなされない場合、省電力モードに移行する。また、画像処理コントローラ102は、省電力モードにおけるPHYの通信速度を、リンクパートナと通信可能な最低速度に低下させることで省電力化を図る。
PC103は、印刷装置101における印刷を実行するためのアプリケーションを起動し、当該アプリケーションによる処理の結果に基づいて印刷装置101に対して印刷指示等を行う。
尚、本実施形態では、印刷装置101は、プリント機能のみを備えるプリンタを想定しているが、スキャナ機能等を有する複合機であってもよい。また、例えば、印刷装置101に替えて、印刷以外の処理を行う情報処理装置を用いてもよい。この場合、画像処理コントローラ102に替えて、当該情報処理装置における処理を当該情報処理装置と連携して行う外部コントローラを用いることになる。
尚、本実施形態では、印刷装置101は、プリント機能のみを備えるプリンタを想定しているが、スキャナ機能等を有する複合機であってもよい。また、例えば、印刷装置101に替えて、印刷以外の処理を行う情報処理装置を用いてもよい。この場合、画像処理コントローラ102に替えて、当該情報処理装置における処理を当該情報処理装置と連携して行う外部コントローラを用いることになる。
図2は、本実施形態における印刷装置101のハードウェアの構成の一例を示す図である。
CPU202を含む制御部200は、印刷装置101全体の動作を制御する。制御部200では、システムバス201で各種ハードウェアが接続され、システムバス201を介して各種ハードウェアがデータや各種命令をやり取りする。
CPU202を含む制御部200は、印刷装置101全体の動作を制御する。制御部200では、システムバス201で各種ハードウェアが接続され、システムバス201を介して各種ハードウェアがデータや各種命令をやり取りする。
CPU202は、ROM204に記憶された制御プログラム300(図3を参照)を読み出して通信制御等の各種制御を実行する。RAM203は、CPU202の主メモリおよびワークエリア等の一時領域として用いられる。HDD205は、各種データやプログラム、あるいは情報テーブルを記憶する。
プリンタI/F206は、プリンタエンジンであるプリンタ部207と制御部200とを相互に接続する。プリンタ部207は、プリンタI/F206を介して入力された印刷データに基づいて、不図示の給紙カセットから給紙された用紙に対して印刷処理を実行する。
操作部I/F208は、操作部209と制御部200とを相互に接続する。操作部209は、出力装置210と、入力装置211と、節電ボタン212とを備える。出力装置210は、例えば、液晶表示部を備え、印刷装置101の設定等を表示する。また、出力装置210にタッチパネル機能を設け、出力装置210が入力装置としての機能を兼ねてもよい。入力装置211は、例えば、タッチパネル機能を有する液晶表示部、キーボード、および各種ファンクションキー等である。前述したように、液晶表示部は、入力装置としての機能と出力装置の機能との双方の機能を有してもよい。印刷装置101は、入力装置211および出力装置210を通じて、各種の設定等を行うための画面を表示したり、ユーザからの指示を受け付けたりすることができる。節電ボタン212は、印刷装置101の電力モードを、通常電力モードから省電力モードへ移行させることと、省電力モードから通常電力モードに復帰させることとを実行するために、ユーザからの指示を受け付ける。
LANI/F213とLANI/F216は、画像処理コントローラ102とネットワーク部214とを相互に接続するためのインターフェースである。ネットワーク部214は、ネットワークを介して外部装置とLANネットワーク通信をするための機能を提供する。例えば、印刷装置101は、画像処理コントローラ102からネットワーク部214を介して印刷データを受信し、プリンタ部207で印刷を実行する等の各種命令やデータを受信することができる。尚、ネットワーク部214は、CPU217、RAM218、ROM219、MAC(Media Access Control)220、PHY221、およびLANI/F216を有し、それぞれがシステムバス215に接続される。CPU217は、ROM219に記憶される制御プログラムを読み出して通信制御等の各種制御を実行する。RAM218は、CPU217の主メモリおよびワークエリア等の一時領域として用いられる。PHY221は、印刷装置101がLANネットワークに接続するにあたり、接続先との電気的な信号のやり取りを行う物理層である。MAC220は、PHY221を介して受信したデータ信号を、印刷装置101内のデバイスが取り扱うデータフレームに変換する。
さらに印刷装置101は、電源部223から受容したDC電源を、印刷装置101の内部の所定のハードウェアへ供給するための電源制御部224を備える。電源制御部224は、制御部200、プリンタ部207、操作部209、およびネットワーク部214に対して個別に電力の供給および停止のための処理を行うことができる。印刷装置101は、電源制御部224により各種ハードウェアの電源を制御することで省電力モードを実現する。
尚、制御部200およびネットワーク部214は、それぞれ1つのCPUが1つのメモリを用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の態様であっても構わない。例えば、複数のCPUや複数のメモリを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行するようにすることもできる。
図3は、本実施形態における印刷装置101のソフトウェアの構成の一例を示す図である。図3に示す各機能部の処理は、例えば、CPU202がROM204やHDD205に記憶された制御プログラム300を実行することで実現される。
制御プログラム300は、印刷装置101の内部動作を制御するために、電力状態制御部310と、操作制御部320と、通信制御部330と、記憶部340とを備える。
制御プログラム300は、印刷装置101の内部動作を制御するために、電力状態制御部310と、操作制御部320と、通信制御部330と、記憶部340とを備える。
電力状態制御部310は、電源制御部224に指示を送り、印刷装置101が備える図2に記載の各種ハードウェアの電力供給の処理を制御し、各省電力モードへの移行および各省電力モードからの復帰を行うための処理を実行する。尚、電力状態制御部310は、全てのハードウェアに対して給電されている通常電力モード311と、部分的にハードウェアへの給電を停止することで通常電力モードよりも低電力で動作する省電力モード312とを備える。本実施形態では、通常電力モード311が第1の電力モードの一例であり、省電力モード312が第2の電力モードの一例である。
図2に示す各種ハードウェアの電源系統別に分類すると、以下のようになる。
・電力系統A
RAM203、電源制御部224、節電ボタン212、ネットワーク部214
・電力系統B
システムバス201、CPU202、ROM204、HDD205、プリンタI/F206、プリンタ部207、操作部I/F208、LANI/F213、出力装置210、入力装置211
・電力系統A
RAM203、電源制御部224、節電ボタン212、ネットワーク部214
・電力系統B
システムバス201、CPU202、ROM204、HDD205、プリンタI/F206、プリンタ部207、操作部I/F208、LANI/F213、出力装置210、入力装置211
このように本実施形態では、RAM203、電源制御部224、節電ボタン212、およびネットワーク部214が電力系統Aに属するものとする。また、システムバス201、CPU202、ROM204、HDD205、プリンタI/F206、プリンタ部207、操作部I/F208、LANI/F213、出力装置210、および入力装置211が電力系統Bに属するものとする。尚、以上の各電力系統A、Bに分類されるハードウェアの組み合わせは一例であり、他の組み合わせであってもよい。例えば、プリンタ部207が電力系統Aに分類されてもよい。
電力状態制御部310では、各種ハードウェアを2つの電力系統A、Bに分類して制御し、各種ハードウェアに対する給電および停止の処理を実行する。
表1に、各電力モードにおいて、それぞれの電力系統A、Bに対して電源部223からの給電がなされるハードウェアの一例を示す。
表1に、各電力モードにおいて、それぞれの電力系統A、Bに対して電源部223からの給電がなされるハードウェアの一例を示す。
省電力モード312は、電源部223から電源系統Aにのみ給電がされている状態である。省電力モード312では、電源系統Bへの給電を停止するため、印刷装置101は、通常電力モード311よりも低電力の状態で動作する。
更に、省電力モード312では、電源系統Aに対して通信がなされているので、節電ボタン212やネットワーク部214からの割り込みを以って、通常電力モード311に復帰(スリープ復帰)することができる。本実施形態では、節電ボタン212およびネットワーク部214からの割り込みで通常電力モード311に復帰する。
更に、省電力モード312では、電源系統Aに対して通信がなされているので、節電ボタン212やネットワーク部214からの割り込みを以って、通常電力モード311に復帰(スリープ復帰)することができる。本実施形態では、節電ボタン212およびネットワーク部214からの割り込みで通常電力モード311に復帰する。
操作制御部320は、操作部209を制御する。例えば、操作制御部320は、操作部209の出力装置210に操作画面を表示したり、入力装置211を介してユーザからの指示を受け付けたりする。更に、操作制御部320は、入力装置211を介して受け付けたユーザからの指示を他の機能部に対して通知したり、入力装置211を介して受け付けたユーザからの指示に応じて、出力装置210に表示する操作画面を更新したりする。また、操作制御部320は、ユーザにより節電ボタン212が押下されたことを検出し、そのことを電力状態制御部310へ通知する。
通信制御部330は、LANI/F213およびネットワーク部214が有するネットワーク通信機能を制御する。また、通信制御部330は、印刷装置101を省電力モード312から通常電力モード311に復帰させるために、ネットワーク部214が割り込みを行う条件(スリープ復帰条件)をネットワーク部214に設定する。ネットワーク部214に設定するスリープ復帰条件には、ネットワークからの特定のネットワークパケットの受信やネットワーク接続イベントの発生(リンクアップ)等がある。本実施形態では、ネットワークからの特定のパケット受信と、リンクアップをスリープ復帰条件とする場合を例に挙げて説明する。尚、特定のパケットとは、例えば、印刷装置101宛てのユニキャストパケット等である。
通信制御部330は、スリープ復帰条件を設定する際に、印刷装置101に画像処理コントローラ102が接続されているかどうかを示す構成情報を、記憶部340から読み出して使用する。この構成情報によって、リンクアップによる省電力モードからの復帰を有効にするか否かを決定することが可能になる。後述するように、構成情報は、ユーザにより入力装置211を用いて入力・設定される。
記憶部340は、他の機能部からの指示により、指定されたデータをRAM203やHDD205に記憶したり、または記憶しているデータを読み出したりする。
記憶部340は、他の機能部からの指示により、指定されたデータをRAM203やHDD205に記憶したり、または記憶しているデータを読み出したりする。
図4は、本実施形態における印刷装置101の動作構成を設定するための設定画面の一例を示す図である。印刷装置101に画像処理コントローラ102を接続する構成で画像形成システム100を使用する場合、ユーザは、「外部コントローラを接続する」401を選択する。この選択により、印刷装置101に画像処理コントローラ102が接続されていることを示す構成情報が生成される。一方、画像処理コントローラ102を接続せずに印刷装置101が直接ネットワーク104へ接続する構成で印刷装置101を動作させる場合、ユーザは、「外部コントローラを接続しない」402を選択する。図4に示す設定画面によって、ユーザは印刷装置101を使用する際の機器構成に応じた適切な設定を行うことができる。この選択により、印刷装置101に画像処理コントローラ102が接続されていないことを示す構成情報が生成される。
図5は、通信制御部330がネットワーク部214に対して、スリープ復帰条件として「リンクアップによるスリープ復帰」を設定する際の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS501において、通信制御部330は、記憶部340から、図4で設定した構成情報を取得する。前述したように構成情報は、印刷装置101に画像処理コントローラ102が接続されているかどうかを示す情報である。
まず、ステップS501において、通信制御部330は、記憶部340から、図4で設定した構成情報を取得する。前述したように構成情報は、印刷装置101に画像処理コントローラ102が接続されているかどうかを示す情報である。
次に、ステップS502において、通信制御部330は、印刷装置101に画像処理コントローラ102が接続されているか否かを、構成情報に基づいて判定する。即ち、通信制御部330は、構成情報が、印刷装置101に画像処理コントローラ102が接続されていることを示す情報であるか否かを判定する。この判定の結果、構成情報が、印刷装置101に画像処理コントローラ102が接続されていることを示す情報である場合、ステップS503に進む。ステップS503に進むと、通信制御部330は、ネットワーク部214に対して、スリープ復帰条件の「リンクアップによるスリープ復帰」を無効に設定する。これにより、印刷装置101は、リンクアップがあっても、省電力モード312から復帰せずに、省電力モード312の状態を継続することができる。そして、図5のフローチャートによる処理を終了する。
一方、ステップS502の判定の結果、構成情報が、印刷装置101に画像処理コントローラ102が接続されていないことを示す情報である場合、ステップS504に進む。ステップS504に進むと、通信制御部330は、ネットワーク部214に対して、スリープ復帰条件の「リンクアップによるスリープ復帰」を有効に設定する。これにより、印刷装置101は、リンクアップがあると、省電力モード312から通常電力モード311に復帰することができる。そして、図5のフローチャートによる処理を終了する。
尚、図5のフローチャートによるシーケンスは、通常電力モード311の電力状態において実行される。また、図5のフローチャートによるシーケンスが実行されるタイミングは、印刷装置101の起動時や各種設定の変更時等の任意のタイミングでよい。
図6は、本実施形態における印刷装置101が省電力モード312へ移行する際の処理の一例を示すフローチャートである。図6のフローチャートの処理は、印刷装置101が通常電力モード311の状態で開始される。
ステップS601において、電力状態制御部310は、印刷装置101が省電力モード312への移行条件を満たしたか否かの判定を実施し、印刷装置101が省電力モードへの移行条件を満たすまで待機する。印刷装置101が省電力モード312への移行条件を満たすと、ステップS602に進む。ステップS602に進むと、電力状態制御部310は、省電力モード312への移行準備を開始する。このとき、電力状態制御部310は、通信制御部330等のソフトウェア各部に対して省電力モード312への移行を通知し、各部で当該通知に応じた処理が実行される。
ステップS601において、電力状態制御部310は、印刷装置101が省電力モード312への移行条件を満たしたか否かの判定を実施し、印刷装置101が省電力モードへの移行条件を満たすまで待機する。印刷装置101が省電力モード312への移行条件を満たすと、ステップS602に進む。ステップS602に進むと、電力状態制御部310は、省電力モード312への移行準備を開始する。このとき、電力状態制御部310は、通信制御部330等のソフトウェア各部に対して省電力モード312への移行を通知し、各部で当該通知に応じた処理が実行される。
省電力モード312への移行の通知を受け取った通信制御部330は、ステップS603において、通信制御を行う。即ち、通信制御部330は、リンク速度をAutoNegotiationから低速に変更する。前述したように本実施形態では、印刷装置101および印刷装置101のリンクパートナである画像処理コントローラ102が共に10Mbpsをサポートする。よって、通信制御部330は、リンク速度を10Mbpsに固定してネットワークへの再接続を行う。つまり、印刷装置101は、省電力モード312において、通信速度10Mbpsのみをサポートするものとして動作する。
次に、ステップS604において、電力状態制御部310は、省電力モード312への全ての移行準備が完了するまで待機する。省電力モード312への全ての移行準備が完了すると、ステップS605に進む。ステップS605に進むと、電力状態制御部310は、印刷装置101の電力制御を行う。即ち、電力状態制御部310は、電源系統Aへの給電のみを残してその他の電源系統Bに対する給電を停止する。これにより、印刷装置101は、省電力モード312で動作できる。そして、図6のフローチャートによる処理を終了する。尚、ステップS604において、省電力モードへの全ての移行準備が完了しない場合には、タイムアウト等の任意の条件を設けて、省電力モード312への移行を中止してもよいし、強制的に印刷装置101を再起動する等の任意の処理を実施してもよい。
図7は、本実施形態における印刷装置101が省電力モード312で動作している際のネットワーク部214の処理の一例を示すフローチャートである。図7のフローチャートの各処理はCPU217によって実行される。
ステップS701において、ネットワーク部214は、スリープ復帰要因が発生するまで待機する。スリープ復帰要因とは、印刷装置101が省電力モード312から通常電力モード311に復帰する必要となる要因を指す。本実施形態では、ネットワークからの特定のパケット受信またはリンクアップにより、スリープ復帰要因が発生するものとする。
ステップS701において、ネットワーク部214は、スリープ復帰要因が発生するまで待機する。スリープ復帰要因とは、印刷装置101が省電力モード312から通常電力モード311に復帰する必要となる要因を指す。本実施形態では、ネットワークからの特定のパケット受信またはリンクアップにより、スリープ復帰要因が発生するものとする。
スリープ復帰要因が発生すると、ステップS702に進む。ステップS702に進むと、ネットワーク部214は、発生したスリープ復帰要因を特定し、特定したスリープ復帰要因がリンクアップであるか否かを判定する。この判定の結果、スリープ復帰要因がリンクアップである場合には、ステップS703に進む。ステップS703に進むと、ネットワーク部214は、スリープ復帰条件の「リンクアップでスリープ復帰」が有効であるか否かを判定する。尚、スリープ復帰条件の「リンクアップでスリープ復帰」の有効または無効への設定は、前述した図5のフローチャートによる処理で既に行われているものとする。
一方、ステップS702の判定の結果、スリープ復帰要因がリンクアップでない場合には、ステップS704に進む。ステップS704に進むと、ネットワーク部214は、電源制御部224に対してスリープ復帰割込を通知する。この通知によって、ネットワーク部214による電源制御部224に対する割り込みが行われる。これにより、電力状態制御部310は、印刷装置101の電力制御を行う。を行う。即ち、電力状態制御部310は、給電が停止されていた電源系統Bに対する給電を再開する。そして、図7のフローチャートによる処理を終了する。
ステップS703の判定の結果、スリープ復帰条件の「リンクアップでスリープ復帰」が有効である場合には、ステップS704に進む。ステップS704に進むと、前述したように、ネットワーク部214は、電源制御部224に対してスリープ復帰割込を通知する。一方、ステップS703の判定の結果、スリープ復帰条件の「リンクアップでスリープ復帰」が無効である場合には、ステップS701に戻る。この場合、ステップS704の処理は行われない。即ち、印刷装置101は省電力モード312での動作を継続する。
図8は、本実施形態における印刷装置101の省電力モード312からの復帰処理の一例を示すフローチャートである。図8のフローチャートの処理は、印刷装置101が省電力モード312の状態で開始される。
ネットワーク部214からスリープ復帰割込が通知されると、ステップS801において、電源制御部224は、電源系統Bへの給電を再開し、CPU202に対してリセットを解除する。これにより印刷装置101は通常電力モード311に移行する。その後、ステップS802において、通信制御部330は、通信制御を行う。即ち、通信制御部330は、リンク速度を低速から、例えば、変更前の元のAutoNegotiationに変更してネットワークへの再接続処理を行う。前述したように本実施形態では、印刷装置101と、印刷装置101のリンクパートナである画像処理コントローラ102が共に1Gbpsをサポートしていることから、AutoNegotiation処理の結果、通信速度は1Gbpsになる。
ネットワーク部214からスリープ復帰割込が通知されると、ステップS801において、電源制御部224は、電源系統Bへの給電を再開し、CPU202に対してリセットを解除する。これにより印刷装置101は通常電力モード311に移行する。その後、ステップS802において、通信制御部330は、通信制御を行う。即ち、通信制御部330は、リンク速度を低速から、例えば、変更前の元のAutoNegotiationに変更してネットワークへの再接続処理を行う。前述したように本実施形態では、印刷装置101と、印刷装置101のリンクパートナである画像処理コントローラ102が共に1Gbpsをサポートしていることから、AutoNegotiation処理の結果、通信速度は1Gbpsになる。
次に、図9を用いて、本実施形態における画像形成システム100の構成で動作する印刷装置101および画像処理コントローラ102が省電力モードに移行する場合に、両装置間の通信速度がどのように変更されるかを説明する。尚、図9では、上から下に向けて時間が進むものとする(即ち、相対的に下にあるブロックの内容は、相対的に上にあるブロックの内容よりも後に行われるものとする)。
(ステップS901)
印刷装置101と画像処理コントローラ102はどちらも通常電力モードで動作している。印刷装置101と画像処理コントローラ102は、ネットワーク接続時に相互にAutoNegotiation処理を行い、その結果、1Gbpsの通信速度で相互に接続される。
印刷装置101と画像処理コントローラ102はどちらも通常電力モードで動作している。印刷装置101と画像処理コントローラ102は、ネットワーク接続時に相互にAutoNegotiation処理を行い、その結果、1Gbpsの通信速度で相互に接続される。
(ステップS902)
印刷装置101の省電力モード312への移行条件が満たされ、印刷装置101は、省電力モード312への移行を決定し、省電力モードへの移行処理を開始する。
(ステップS903)
印刷装置101は、AutoNegotiation(=1Gbps)から、印刷装置101のリンクパートナである画像処理コントローラ102と通信可能な最低速度の10Mbps固定に通信速度を変更してネットワークに再接続する。
印刷装置101の省電力モード312への移行条件が満たされ、印刷装置101は、省電力モード312への移行を決定し、省電力モードへの移行処理を開始する。
(ステップS903)
印刷装置101は、AutoNegotiation(=1Gbps)から、印刷装置101のリンクパートナである画像処理コントローラ102と通信可能な最低速度の10Mbps固定に通信速度を変更してネットワークに再接続する。
(ステップS904)
画像処理コントローラ102は、通信速度をAutoNegotiationとして動作しているため、印刷装置101との再接続処理でAutoNegotiation処理を行う。印刷装置101の通信速度は10Mbpsで固定であるため、印刷装置101と画像処理コントローラ102は、10Mbpsの通信速度で相互に接続される。
画像処理コントローラ102は、通信速度をAutoNegotiationとして動作しているため、印刷装置101との再接続処理でAutoNegotiation処理を行う。印刷装置101の通信速度は10Mbpsで固定であるため、印刷装置101と画像処理コントローラ102は、10Mbpsの通信速度で相互に接続される。
(ステップS905)
印刷装置101は、省電力モード312へ移行する。
(ステップS906)
画像処理コントローラ102は、省電力モードへの移行を決定し、省電力モードへの移行処理を開始する。
(ステップS907)
画像処理コントローラ102は、AutoNegotiationから、画像処理コントローラ102のリンクパートナである印刷装置101と通信可能な最低速度の10Mbps固定に通信速度を変更してネットワークに再接続する。
印刷装置101は、省電力モード312へ移行する。
(ステップS906)
画像処理コントローラ102は、省電力モードへの移行を決定し、省電力モードへの移行処理を開始する。
(ステップS907)
画像処理コントローラ102は、AutoNegotiationから、画像処理コントローラ102のリンクパートナである印刷装置101と通信可能な最低速度の10Mbps固定に通信速度を変更してネットワークに再接続する。
(ステップS908)
印刷装置101と画像処理コントローラ102の通信速度はどちらも10Mbpsで固定であるため、両者は10Mbpsの通信速度で相互に接続される。
ここで、印刷装置101は、省電力モード312で動作中に画像処理コントローラ102との再接続(リンクアップ)を行うことになる。ここでは、図4に示した設定画面において、「外部コントローラを接続する」401が選択され、印刷装置101に画像処理コントローラ102が接続されていることを示す構成情報が生成されているものとする。この場合、スリープ復帰条件の「リンクアップでスリープ復帰」が無効に設定されている(図5のステップS502、S503を参照)。そのため、印刷装置101は、省電力モード312で動作中にリンクアップが発生してもスリープ復帰せずに省電力モード312を維持することができる。
(ステップS909)
画像処理コントローラ102は、省電力モードへ移行する。
印刷装置101と画像処理コントローラ102の通信速度はどちらも10Mbpsで固定であるため、両者は10Mbpsの通信速度で相互に接続される。
ここで、印刷装置101は、省電力モード312で動作中に画像処理コントローラ102との再接続(リンクアップ)を行うことになる。ここでは、図4に示した設定画面において、「外部コントローラを接続する」401が選択され、印刷装置101に画像処理コントローラ102が接続されていることを示す構成情報が生成されているものとする。この場合、スリープ復帰条件の「リンクアップでスリープ復帰」が無効に設定されている(図5のステップS502、S503を参照)。そのため、印刷装置101は、省電力モード312で動作中にリンクアップが発生してもスリープ復帰せずに省電力モード312を維持することができる。
(ステップS909)
画像処理コントローラ102は、省電力モードへ移行する。
次に、図10を用いて、本実施形態における画像形成システム100の構成で動作する印刷装置101および画像処理コントローラ102が省電力モードから通常電力モードへ復帰する場合に、両装置間の通信速度がどのように変更されるかを説明する。
図10では、画像処理コントローラ102がPC103等の外部端末からネットワーク104経由で印刷ジョブ等の復帰要因パケットを受信するケースを例に挙げて示す。尚、図10でも図9と同様に、上から下に向けて時間が進むものとする。
図10では、画像処理コントローラ102がPC103等の外部端末からネットワーク104経由で印刷ジョブ等の復帰要因パケットを受信するケースを例に挙げて示す。尚、図10でも図9と同様に、上から下に向けて時間が進むものとする。
(ステップS1001)
印刷装置101と画像処理コントローラ102は、どちらも省電力モードで動作している。省電力モード時の通信速度は10Mbpsで固定であるため、印刷装置101と画像処理コントローラ102は、10Mbpsの通信速度で相互に接続されている。
(ステップS1002)
画像処理コントローラ102は、PC103等の外部端末からネットワーク104経由で印刷ジョブ等の復帰要因パケットを受信する。
印刷装置101と画像処理コントローラ102は、どちらも省電力モードで動作している。省電力モード時の通信速度は10Mbpsで固定であるため、印刷装置101と画像処理コントローラ102は、10Mbpsの通信速度で相互に接続されている。
(ステップS1002)
画像処理コントローラ102は、PC103等の外部端末からネットワーク104経由で印刷ジョブ等の復帰要因パケットを受信する。
(ステップS1003)
画像処理コントローラ102は、通常電力モードへ復帰する。
(ステップS1004)
画像処理コントローラ102は、通信速度を10Mbps固定からAutoNegotiationに変更して、ネットワークに再接続する。
画像処理コントローラ102は、通常電力モードへ復帰する。
(ステップS1004)
画像処理コントローラ102は、通信速度を10Mbps固定からAutoNegotiationに変更して、ネットワークに再接続する。
(ステップS1005)
画像処理コントローラ102は、印刷装置101との再接続処理でAutoNegotiation処理を行う。印刷装置101の通信速度は10Mbpsで固定であるため、印刷装置101と画像処理コントローラ102は、10Mbpsの通信速度で相互に接続される。
(ステップS1006)
画像処理コントローラ102は、ステップS1002で受信した復帰要因パケットを印刷装置101へ転送する。
画像処理コントローラ102は、印刷装置101との再接続処理でAutoNegotiation処理を行う。印刷装置101の通信速度は10Mbpsで固定であるため、印刷装置101と画像処理コントローラ102は、10Mbpsの通信速度で相互に接続される。
(ステップS1006)
画像処理コントローラ102は、ステップS1002で受信した復帰要因パケットを印刷装置101へ転送する。
(ステップS1007)
印刷装置101は、復帰要因パケットを受信する。
(ステップS1008)
印刷装置101は、通常電力モード311へ復帰する。
(ステップS1009)
印刷装置101は、10Mbps固定からAutoNegotiationに通信速度を変更して、ネットワークに再接続する。
印刷装置101は、復帰要因パケットを受信する。
(ステップS1008)
印刷装置101は、通常電力モード311へ復帰する。
(ステップS1009)
印刷装置101は、10Mbps固定からAutoNegotiationに通信速度を変更して、ネットワークに再接続する。
(ステップS1010)
印刷装置101と画像処理コントローラ102の通信速度はどちらもAutoNegotiationである。印刷装置101と画像処理コントローラ102は、ネットワーク接続時にお互いにAutoNegotiation処理を行う。その結果、印刷装置101と画像処理コントローラ102は、1Gbpsの通信速度で相互に接続される。
印刷装置101と画像処理コントローラ102の通信速度はどちらもAutoNegotiationである。印刷装置101と画像処理コントローラ102は、ネットワーク接続時にお互いにAutoNegotiation処理を行う。その結果、印刷装置101と画像処理コントローラ102は、1Gbpsの通信速度で相互に接続される。
以上のように本実施形態では、印刷装置101は、印刷装置101が画像処理コントローラ102と接続されている状態で、省電力モード312時にリンクアップすると、通常電力モード311に復帰せずに省電力モード312を継続する。従って、印刷装置101と画像処理コントローラ102とがLANケーブル105を介して相互に接続され相互に連携して動作する構成であっても、印刷装置101がリンクアップで通常電力モード311に復帰することを抑制し省電力モード312を維持できる。
また、本実施形態では、図4の設定画面において、「外部コントローラを接続する」401および「外部コントローラを接続しない」402の何れかをユーザに選択させる。「外部コントローラを接続する」401が選択された場合には、スリープ復帰条件の「リンクアップによるスリープ復帰」を無効にし、省電力モード312時にリンクアップしても、印刷装置101が省電力モード312を継続するようにする。一方、「外部コントローラを接続しない」402が選択されると、スリープ復帰条件の「リンクアップによるスリープ復帰」を有効にし、省電力モード312時にリンクアップすると、印刷装置101が通常電力モード311に復帰するようにする。従って、ユーザが使用する機器の構成(即ち、画像処理コントローラ102と連携させて印刷装置101を動作させるか否か)に合わせて、リンクアップにより印刷装置101が省電力モード312を継続するか否かを切り替えることができる。
ここで、本実施形態では、図4の設定画面による選択の結果を示す構成情報に基づいて印刷装置101が画像処理コントローラ102に接続されているか否かを判定する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、印刷装置101が、画像処理コントローラ102が接続されているか否かを問い合わせるためのパケットを送信し、当該パケットに対する返信の有無および内容の少なくとも何れか一方に基づいて、かかる判定を行ってもよい。この場合、構成情報に基づく判定は、必ずしも行う必要はないが、画像処理コントローラ102が接続されているか否かを問い合わせるためのパケットと構成情報との双方を用いて、かかる判定を行ってもよい。例えば、パケットに基づく判定と構成情報に基づく判定の内容が一致した場合に限り、当該判定の結果に応じて「リンクアップによるスリープ復帰」を有効または無効に設定し、当該判定の内容が一致していない場合にはエラーとすることができる。
尚、前述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
(その他の実施例)
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:印刷装置、102:画像処理コントローラ、103:PC、104:ネットワーク、105:LANケーブル
Claims (9)
- 第1の電力モードと、前記第1の電力モードよりも低電力で動作する第2の電力モードとの何れかの電力モードで動作する情報処理装置であって、
前記電力モードに応じて前記情報処理装置の各部に供給する電力を制御する電力制御手段と、
前記電力制御手段に対して、前記電力モードの移行を指示する指示手段と、
前記情報処理装置が外部装置を介してネットワークに接続されているか否かを判定する判定手段と、を有し、
前記指示手段は、前記判定手段により、前記情報処理装置が外部装置を介してネットワークに接続されていると判定された場合には、前記情報処理装置が前記第2の電力モードで動作しているときにリンクアップしても、前記第1の電力モードへの移行を指示せずに、前記第2の電力モードでの動作を継続させ、前記判定手段により、前記情報処理装置が外部装置を介してネットワークに接続されていないと判定された場合には、前記情報処理装置が前記第2の電力モードで動作しているときにリンクアップすると、前記第1の電力モードへの移行を指示することを特徴とする情報処理装置。 - 前記情報処理装置が前記外部装置を介してネットワークに接続されているか否かを特定するための情報を取得する取得手段を更し、
前記判定手段は、前記取得手段により取得された情報に基づいて、前記情報処理装置が外部装置を介してネットワークに接続されているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置が前記外部装置を介してネットワークに接続される構成であるか否かを選択するための画面を表示装置に表示させる表示手段を更に有し、
前記取得手段は、前記画面に対するユーザによる操作の内容に基づいて、前記情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置が前記第2の電力モードで動作しているときにリンクアップした場合の前記第1の電力モードへの移行に関する設定を、前記判定手段による判定の結果に基づいて行う設定手段を更に有し、
前記設定手段は、前記判定手段により、前記情報処理装置が外部装置を介してネットワークに接続されていると判定された場合には、前記第1の電力モードへ移行することが無効であることを設定し、前記判定手段により、前記情報処理装置が外部装置を介してネットワークに接続されていないと判定された場合には、前記第1の電力モードへ移行することが有効であることを設定し、
前記指示手段は、前記第1の電力モードへ移行することが無効であることが前記設定手段により設定されている場合には、前記第1の電力モードへの移行を指示せず、前記第1の電力モードへ移行することが有効であることが前記設定手段により設定されている場合には、前記第1の電力モードへの移行を指示することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置が前記第2の電力モードで動作しているときに前記情報処理装置で発生した要因であって、前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ電力モードを移行させる条件となる要因を特定する特定手段を更に有し、
前記要因には、リンクアップが含まれ、
前記指示手段は、前記特定手段により、前記要因がリンクアップと異なる要因であることが特定された場合には、前記第1の電力モードへの移行を指示し、前記特定手段により、前記要因がリンクアップであることが特定された場合には、前記判定手段による判定の結果に基づいて、前記第1の電力モードへの移行を指示するか否かを決定することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置の外部との通信速度を制御する通信制御手段を更に有し、
前記通信制御手段は、前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行する際に、前記情報処理装置の外部との通信速度を、前記第1の電力モードにおける前記情報処理装置の外部との通信速度よりも低い通信速度に変更することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記通信制御手段は、前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに移行する際に、前記情報処理装置の外部との通信速度を、前記変更を行う前の通信速度に戻すことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
- 第1の電力モードと、前記第1の電力モードよりも低電力で動作する第2の電力モードとの何れかの電力モードで動作する情報処理装置の制御方法であって、
前記電力モードに応じて前記情報処理装置の各部に供給する電力を制御する電力制御工程と、
前記電力制御工程に対して、前記電力モードの移行を指示する指示工程と、
前記情報処理装置が外部装置を介してネットワークに接続されているか否かを判定する判定工程と、を有し、
前記指示工程は、前記判定工程により、前記情報処理装置が外部装置を介してネットワークに接続されていると判定された場合には、前記情報処理装置が前記第2の電力モードで動作しているときにリンクアップしても、前記第1の電力モードへの移行を指示せずに、前記第2の電力モードでの動作を継続させ、前記判定工程により、前記情報処理装置が外部装置を介してネットワークに接続されていないと判定された場合には、前記情報処理装置が前記第2の電力モードで動作しているときにリンクアップすると、前記第1の電力モードへの移行を指示することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 請求項1〜7の何れか1項に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016110930A JP2017213826A (ja) | 2016-06-02 | 2016-06-02 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム |
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