JP2017213703A - 流路継手および液体噴射装置 - Google Patents

流路継手および液体噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の流路が接続される部分における気泡の滞留を抑制する。【解決手段】管状体の内部の第1流路と流路部材の内部の第2流路とを接続する流路継手であって、弾性変形が可能な弾性部材と、前記弾性部材を支持する支持体とを具備し、前記弾性部材は、前記第2流路に連通する管形状の部分であり、前記管状体が圧入される圧入部と、前記支持体と前記流路部材との間に挟まれる封止部とを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の流路を相互に接続するための構造に関する。
複数の流路を相互に接続するための各種の構造が従来から提案されている。例えば特許文献1には、流入流路部(ホルダー)に保持された環状のシール部材にインク供給管を挿入することで、流入流路部の流路とインク供給管の流路とを相互に接続する構成が開示されている。
特開2012−148411号公報
しかし、特許文献1の技術では、例えば流入流路部に対してインク供給管が充分に挿入されていない状態において、流入流路部とシール部との間に隙間(段差)が形成され得る。したがって、流路内を流れる液体に混入した気泡が隙間に滞留し易いという問題がある。以上の事情を考慮して、本発明は、複数の流路が接続される部分における気泡の滞留を抑制することを目的とする。
[態様1]
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様(態様1)に係る流路継手は、管状体の内部の第1流路と流路部材の内部の第2流路とを接続する流路継手であって、弾性変形が可能な弾性部材と、弾性部材を支持する支持体とを具備し、弾性部材は、第2流路に連通する管形状の部分であり、管状体が圧入される圧入部と、支持体と流路部材との間に挟まれる封止部とを含む。態様1では、弾性部材の封止部が支持体と流路部材との間に挟まれるから、弾性部材と流路部材との間の隙間が低減される。したがって、第1流路と第2流路とが接続される部分における気泡の滞留を抑制することが可能である。
[態様2]
態様1の好適例(態様2)において、弾性部材は、圧入部の内壁面に形成された管内突起部であって、圧入部の周方向に沿う管内突起部を含む。態様2では、圧入部の内壁面に管内突起部が形成されるから、圧入部に対する管状体の圧入に必要な外力を抑制しながら、弾性部材と管状体との間のシール性を確保することが可能である。
[態様3]
態様1または態様2の好適例(態様3)に係る流路継手は、支持体と流路部材とを固定するための固定部を具備する。態様3では、相互に別体である流路部材と支持体が固定されるから、流路部材と支持体とが一体に形成された構成と比較して弾性部材の配置が容易である(組立性が良好である)という利点がある。
[態様4]
態様1から態様3の何れかの好適例(態様4)において、圧入部の内径と第2流路の内径との差分は、管状体のうち圧入部に圧入される部分の外径と圧入部の内径との差分を下回る。態様4では、圧入部の内径と第2流路の内径との差分が低減されるから、当該差分に起因した段差に気泡が滞留する可能性を低減することが可能である。
[態様5]
態様1から態様4の何れかの好適例(態様5)において、封止部は、圧入部の外壁面から突出する基礎部と、基礎部のうち圧入部とは反対側の表面から突出し、流路部材に接触する突起部とを含む。態様5では、封止部が基礎部と突起部とを含むから、弾性部材と流路部材との間の隙間を充分に低減しながら、弾性部材と支持体とのシール性を確保することが可能である。
[態様6]
態様1から態様5の何れかの好適例(態様6)において、圧入部は、支持体から離間した位置に配置され、弾性部材は、圧入部からみて管状体側にて支持体に支持される保持部を含む。態様6では、弾性部材のうち管状体が圧入される圧入部が支持体から離間した位置に配置されるから、圧入部が管状体の位置に応じて変形し得る。すなわち、第1流路と第2流路との間の位置誤差が圧入部の変形により吸収される。したがって、第1流路と第2流路との間の位置誤差の許容範囲を拡大することが可能である。他方、圧入部からみて管状体側にて弾性部材の保持部が支持体に支持されるから、管状体を圧入部に圧入するときの弾性部材の座屈を抑制することが可能である。
[態様7]
本発明の好適な態様(態様7)に係る液体噴射装置は、液体を噴射する液体噴射ヘッドと、液体噴射ヘッドに液体を供給するための第1流路が形成された管状体と、流路部材の内部の第2流路を第1流路に接続する流路継手とを具備し、流路継手は、弾性変形が可能な弾性部材と、弾性部材を支持する支持体とを具備し、弾性部材は、第2流路に連通する管形状の部分であり、管状体が圧入される圧入部と、支持体と流路部材との間に挟まれる封止部とを含む。
第1実施形態における液体噴射装置の構成図である。 管状体と流路部材とを流路継手により連結した状態の断面図である。 図2の各要素を分解した断面図である。 管状体と流路部材との間のZ方向における位置誤差の説明図である。 管状体と流路部材との間のX-Y平面内における位置誤差の説明図である。 第2実施形態における流路継手の断面図である。 第2実施形態の変形例における流路継手の断面図である。 第3実施形態における流路継手の断面図である。 第4実施形態における流路継手の断面図である。 第1管状体と第2管状体とを第4実施形態の流路継手により連結した状態の断面図である。 第1管状体と第2管状体との間に位置誤差がある場合の断面図である。 変形例における流路継手の断面図である。 変形例における流路継手の断面図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る液体噴射装置100を例示する構成図である。第1実施形態の液体噴射装置100は、液体の例示であるインクを媒体92に噴射するインクジェット方式の印刷装置である。媒体92は、典型的には印刷用紙であるが、樹脂フィルムまたは布帛等の任意の印刷対象が媒体92として利用され得る。図1に例示される通り、液体噴射装置100には、インクを貯留する液体容器94が設置される。例えば液体噴射装置100に着脱可能なカートリッジ、可撓性のフィルムで形成された袋状のインクパック、またはインクを補充可能なインクタンクが液体容器94として例示され得る。色彩が相違する複数種のインクが液体容器94に貯留され、供給管96を介して液体噴射ヘッド76に供給される。
図1に例示される通り、液体噴射装置100は、制御ユニット70と搬送機構72と移動機構74と液体噴射ヘッド76とを具備する。制御ユニット70は、例えばCPU(Central Processing Unit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路と半導体メモリ等の記憶回路とを含み、液体噴射装置100の各要素を統括的に制御する。搬送機構72は、制御ユニット70による制御のもとで媒体92を搬送する。
移動機構74は、制御ユニット70による制御のもとで、媒体92の搬送方向に交差(典型的には直交)する方向に液体噴射ヘッド76を往復させる。第1実施形態の移動機構74は、液体噴射ヘッド76を収容する略箱型の搬送体(キャリッジ)742と、搬送体742が固定された無端ベルト744とを具備する。なお、液体容器94を液体噴射ヘッド76とともに搬送体742に搭載することも可能である。
液体噴射ヘッド76は、液体容器94から供給されるインクを制御ユニット70による制御のもとで複数のノズルから媒体92に噴射するインクジェットヘッドである。具体的には、液体噴射ヘッド76は、複数のノズルの各々に対応する圧力室および圧電素子を具備し、画像データに応じた駆動信号の供給により各圧電素子を駆動させて圧力室内の圧力を変動させることで、圧力室内に充填されたインクを各ノズルから噴射する。なお、加熱により圧力室内に気泡を発生させて圧力室内の圧力を変化させる発熱素子を利用した熱方式の液体噴射ヘッドを利用することも可能である。搬送機構72による媒体92の搬送と搬送体742の反復的な往復とに並行して液体噴射ヘッド76が媒体92にインクを噴射することで媒体92の表面に所望の画像が形成される。
液体容器94に貯留されたインクを液体噴射ヘッド76に供給するための流路上には流路継手200Aが設置される。図2は、流路継手200Aの断面図であり、図3は、図2に図示された各要素を分解した状態の断面図である。以下の説明では、流路継手200Aの中心軸の方向をZ方向と表記し、Z方向に垂直なX-Y平面を想定する。
図2および図3に例示される通り、流路継手200Aは、管状体10と流路部材20とを連結するための構造体である。管状体10は流路部材20に対してZ方向の正側に位置する。管状体10は、第1流路Q1が内部に形成された管状の部材であり、流路部材20は、第2流路Q2が内部に形成された管状の部材である。第1実施形態の流路継手200Aは、管状体10の内部の第1流路Q1と流路部材20の内部の第2流路Q2とを相互に接続する継手である。
管状体10は、例えば液体噴射ヘッド76の一部である。他方、流路部材20は、液体容器94から供給管96を介して液体噴射ヘッド76に供給されるインクを中継する流路ユニットの一部である。流路ユニットは、例えば、液体容器94からのインクに混入した異物や気泡を捕集するフィルター、あるいは、流路の開閉または流路内の圧力を制御するための弁機構を具備する。なお、液体容器94の一部を流路部材20とすることも可能である。以上の説明から理解される通り、第1実施形態では、第1流路Q1が第2流路Q2の下流側に位置する。ただし、第1流路Q1と第2流路Q2との関係(上流/下流)は以上の例示に限定されない。例えば、流路ユニットまたは液体容器94の一部を管状体10とし、液体噴射ヘッド76の一部を流路部材20とした構成では、第1流路Q1が第2流路Q2の上流側に位置する。すなわち、「第1」および「第2」という表記は、複数の要素を区別するための便宜的な表記であり、要素間の順序または関係を規定する趣旨ではない。
図3に例示される通り、第1実施形態の流路部材20は、円環状の周縁部22と、周縁部22の外周縁からZ方向の正側に突起する円筒状の収容部24と、周縁部22の内周縁からZ方向の負側に突起する管状の流路部26とを具備する。周縁部22および流路部26の内側の空間が第2流路Q2である。なお、図3では、周縁部22と収容部24と流路部26とが一体に形成された構成を例示したが、周縁部22と収容部24と流路部26とを別体で構成して相互に接合することも可能である。
図2および図3に例示される通り、流路継手200Aは、弾性部材30と支持体(ホルダー)40とを具備する。弾性部材30は、弾性変形が可能な管状の部材であり、例えばゴムまたはエラストマー等の弾性材料で形成される。他方、支持体40は、弾性部材30を支持する構造体であり、弾性部材30と比較して剛性が高い材料(例えば樹脂材料や金属材料)で形成される。第1実施形態では、弾性部材30(特に後述の圧入部32)と比較して水分透過率が低い材料で支持体40が形成された場合を想定する。以上の構成によれば、弾性部材30を透過したインクの水分が支持体40を介して拡散すること(ひいては水分の蒸発に起因したインクの増粘)を抑制できるという利点がある。なお、第1実施形態では弾性部材30と支持体40とが別体で構成された場合を例示するが、弾性部材30と支持体40とを一体に形成(例えば2色成形)することも可能である。
図3に例示される通り、支持体40は、蓋状部42と側壁部44とを具備する。蓋状部42は、円形の開口部422が中央に形成された円環状の板状部分である。側壁部44は、蓋状部42の外周縁からZ方向の正側に突起する円筒状の部分である。図2および図3に例示される通り、側壁部44の内壁面と弾性部材30の外壁面とは相互に対向する。なお、第1実施形態では蓋状部42と側壁部44とが一体に形成された場合を想定するが、蓋状部42と側壁部44とを別体で構成して相互に接合することも可能である。
図2に例示される通り、支持体40は、流路部材20の収容部24の内側に配置される。具体的には、支持体40の側壁部44の外壁面が流路部材20の収容部24の内壁面に隙間なく密着する。以上のように支持体40を流路部材20の収容部24に嵌込むことで、流路継手200Aは流路部材20に固定される。
図3に例示される通り、弾性部材30は、圧入部32と拡径部34と保持部36と封止部38とを具備する。圧入部32に対してZ方向の負側(流路部材20側)に封止部38が位置し、圧入部32に対してZ方向の正側(管状体10側)に拡径部34および保持部36が位置する。拡径部34は圧入部32と保持部36との間に位置する。なお、第1実施形態では圧入部32と保持部36と拡径部34と封止部38とが一体に形成された場合を想定するが、各要素を別体で構成して相互に固定することも可能である。また、拡径部34を省略し、圧入部32と保持部36とを直接に連結した構成も採用され得る。
圧入部32は、断面円形の管形状の部分である。圧入部32および拡径部34は、支持体40の側壁部44に包囲される。図3から理解される通り、圧入部32は支持体40から離間した位置に配置される。すなわち、圧入部32の外壁面と支持体40の側壁部44の内壁面とは相互に間隔(空間R)をあけて対向する。保持部36は、圧入部32および拡径部34の外壁面から径方向に突出する鍔状の部分である。保持部36の内径は圧入部32と比較して大径であり、保持部36の外径は支持体40の外径と略同一である。図2および図3から理解される通り、保持部36は、支持体40からみてZ方向の正側(管状体10側)に位置し、支持体40の側壁部44の端面に形成された段差に係合する。すなわち、保持部36は、圧入部32からみて管状体10側にて支持体40(側壁部44)に支持される。拡径部34は、圧入部32から保持部36にかけて内径が増加するテーパ状の部分である。
管状体10は、保持部36と拡径部34とを介して圧入部32に圧入される。具体的には、管状体10がZ方向の正側から負側に進行しながら圧入部32に挿入され、圧入部32の軸方向における途中の位置まで到達した図2の状態で保持される。管状体10が圧入されていない状態における圧入部32の内径DAは管状体10の外径D1を下回る(DA<D1)。したがって、図2に例示される通り、管状体10が圧入されることで圧入部32は変形する。具体的には、圧入部32のうち管状体10が内部に存在する区間は、管状体10が存在しない区間と比較して拡張される。したがって、管状体10は、圧入部32からの圧力により締付けられた状態で圧入部32の内壁面との間の摩擦力により保持される。
管状体10の先端は、圧入部32の両端間の任意の地点に位置し得る。例えば図4に例示される通り、管状体10の先端が図2と比較してZ方向の正側に位置する状態(圧入量が小さい状態)でも管状体10は圧入部32に保持される。以上の説明から理解される通り、流路部材20(または流路継手200)に対する管状体10のZ方向における位置誤差は、弾性部材30の圧入部32により吸収される。
図2に例示される通り、圧入部32のうちZ方向の負側(流路部材20側)の端部は支持体40の蓋状部42の開口部422に挿入される。管状体10が圧入されていない状態の圧入部32の外径は、蓋状部42の開口部422の内径と実質的に同等または僅かに大径である。したがって、圧入部32の外壁面と蓋状部42の内壁面とは隙間なく相互に密着する。以上の説明から理解される通り、圧入部32の外壁面と支持体40の側壁部44の内壁面との間の空間Rは密閉されている。すなわち、空間Rは外気に実質的に連通しない。したがって、弾性部材30を透過したインクが外部に拡散することを有効に抑制できるという利点がある。
封止部38は、圧入部32のうちZ方向の負側の端部に設置される。図2に例示される通り、封止部38は、支持体40と流路部材20との間に挟まれる。具体的には、支持体40の蓋状部42のうちZ方向の負側の表面と流路部材20の周縁部22のうちZ方向の正側の表面との間に封止部38が介在する。図3に例示される通り、第1実施形態の封止部38は、基礎部382と突起部384とを包含する。基礎部382は、圧入部32の外壁面からX-Y平面に平行な方向に突出する円環状の板状部分である。基礎部382のうちZ方向の正側の表面は、支持体40の蓋状部42のうちZ方向の負側の表面に密着する。圧入部32のうち内部に管状体10が存在しない区間(すなわち管状体10の先端からみてZ方向の負側の区間)と基礎部382とは相等しい内径DAである。すなわち、弾性部材30の内壁面は基礎部382と圧入部32とにわたり連続する。
図3に例示される通り、圧入部32の内径(管状体10が圧入されていない状態の内径)DAと第2流路Q2の内径D2との差分(DA−D2)は、管状体10の外径D1と圧入部32の内径DAとの差分(D1−DA)を下回る(DA−D2<D1−DA)。例えば、圧入部32の内径DAと第2流路Q2の内径D2とは実質的に同等である(DA=D2)。すなわち、図2に例示される通り、弾性部材30(圧入部32および封止部38)の内壁面は流路部材20の第2流路Q2の内壁面に段差なく連続する。圧入部32および封止部38の内径DAと第2流路Q2の内径D2との差異がある場合、インクに混入した気泡が当該差異による段差に滞留し易いという問題が発生し得る。第1実施形態では、圧入部32の内径DAと第2流路Q2の内径D2との差分が抑制されるから、当該差分に起因した段差に気泡が滞留する可能性を低減することが可能である。なお、第2流路Q2の内径D2は、第2流路Q2のうち弾性部材30に接触する部分の内径を意味する。
図3に例示された封止部38の突起部384は、基礎部382のうち圧入部32とは反対側の表面から突起して流路部材20に接触する部分である。第1実施形態の突起部384は、Z方向からみて基礎部382の内周縁に沿って円環状に形成され、Z方向に平行な断面が円弧状(例えば半円状)の突起である。図2から理解される通り、支持体40と流路部材20との間に封止部38が挟まれた状態では、流路部材20の周縁部22からの押圧により突起部384は変形する。すなわち、封止部38は、支持体40と流路部材20との間をシールするシール部として機能する。
以上の説明から理解される通り、流路継手200Aが流路部材20に固定された状態では、弾性部材30の内部の空間は流路部材20の第2流路Q2に連通する。したがって、管状体10が圧入部32に圧入されることで、管状体10の第1流路Q1と流路部材20の第2流路Q2とが弾性部材30を介して相互に連通する。すなわち、前述の通り、流路継手200Aは、第1流路Q1と第2流路Q2とを相互に連通させる継手として機能する。管状体10と流路部材20との間に位置誤差がない理想的な状態では、図2に例示される通り、管状体10の中心軸と流路部材20の中心軸とが相互に合致する。
以上に説明した通り、第1実施形態では、弾性部材30のうち管状体10が圧入される圧入部32が支持体40から離間した位置に配置されるから、管状体10の位置に応じて圧入部32が変形し得る。したがって、流路部材20(第2流路Q2)に対する管状体10の位置誤差が圧入部32の変形により吸収される。例えば、図5には、流路部材20に対する管状体10の位置に誤差がある場合(管状体10の中心軸が流路部材20の中心軸からみてX方向の正側に位置する場合)が例示されている。図5に例示される通り、管状体10の中心軸と流路部材20の中心軸とが相互に合致しない状態でも、X-Y平面内における管状体10の位置に追従するように圧入部32が変形することで、管状体10の第1流路Q1と流路部材20の第2流路Q2とは適切に連通する。すなわち、第1実施形態によれば、第2流路Q2に対する管状体10の位置誤差(X-Y平面に平行な方向の誤差)の許容範囲を拡大することが可能である。
ところで、弾性部材30の圧入部32に管状体10を圧入する工程では、Z方向の負側に向かう外力が管状体10から弾性部材30に作用する。第1実施形態では、圧入部32からみて管状体10側(Z方向の正側)にて弾性部材30の保持部36が支持体40に支持されるから、管状体10を圧入部32に圧入するときの弾性部材30の座屈を抑制できるという利点がある。なお、流路部材20に対する管状体10の位置誤差に追従するように圧入部32を変形させるという前述の観点からは、弾性部材30が変形し易い構成が好適であるが、弾性部材30が変形し易い(すなわち剛性が低い)ほど管状体10の圧入時における弾性部材30の座屈が発生し易いという傾向がある。第1実施形態によれば、弾性部材30の座屈の抑制と、流路部材20に対する管状体10の位置誤差の吸収とを良好に両立できるという利点がある。
また、第1実施形態では、弾性部材30の封止部38が支持体40と流路部材20との間に挟まれるから、弾性部材30と流路部材20との間の隙間が低減される。したがって、第1流路Q1と第2流路Q2とが接続される部分における気泡の滞留を抑制できるという利点がある。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を説明する。なお、以下に例示する各形態において作用または機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図6は、第2実施形態における流路継手200Bの断面図である。図6では、弾性部材30に対する管状体10の圧入前の状態が例示されている。図6に例示される通り、第2実施形態の弾性部材30は、第1実施形態と同様の要素に加えて管内突起部322を具備する。管内突起部322は、圧入部32の内壁面に形成された突起である。第1実施形態の管内突起部322は、Z方向からみて圧入部32の周方向に沿う円環状に形成され、断面が円弧状(例えば半円状)の突起である。管内突起部322の頂上面における弾性部材30の内径DBは、管状体10の外径D1を下回る。管内突起部322は、圧入部32のうち内径が他の部分と比較して小さい部分とも換言され得る。
図6に破線で図示される通り、管内突起部322からみてZ方向の負側に管状体10の先端が到達するように、第2実施形態では管状体10が圧入部32に圧入される。したがって、管内突起部322は、管状体10の外壁面により押圧されて変形する。すなわち、管内突起部322は、管状体10の外壁面と圧入部32の内壁面との間をシールするシール部として機能する。
第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第2実施形態では、圧入部32の内壁面に管内突起部322が形成されるから、圧入部32に対する管状体10の圧入に必要な外力を抑制しながら、弾性部材30と管状体10との間のシール性を確保することが可能である。
なお、圧入部32のうち管内突起部322以外の部分の内径は、管状体10の外形D1と実質的に同等か僅かに小径である。以上の構成では、圧入部32のうち管内突起部322以外の部分の内壁面は管状体10の外壁面に対して隙間なく密着する。したがって、気泡が滞留し得る隙間が圧入部32と管状体10との間に形成される可能性を低減することが可能である。また、圧入部32のうち管内突起部322以外の部分の内径は、管内突起部322における内径DBと比較して大径である。したがって、管内突起部322により管状体10の外壁面とのシール性を確保しながら、管内突起部322以外の部分については管状体10の外壁面との摩擦を低減することで管状体10を圧入部32に容易に挿入することが可能である。
なお、図6では、断面が円弧状の管内突起部322を例示したが、管内突起部322の形状は適宜に変更され得る。例えば図7に例示される通り、Z方向に対して傾斜する傾斜面と円弧面とを組合せた形状の管内突起部322を形成することも可能である。
<第3実施形態>
図8は、第3実施形態の断面図である。第3実施形態では第1実施形態と同様の流路継手200Aが使用される。図8に例示される通り、第3実施形態の管状体10には鍔状部(フランジ)12が形成される。鍔状部12は、管状体10の外壁面からX-Y平面に平行な方向に突出する円環状の板状部分である。鍔状部12の外形は、弾性部材30のうち保持部36の外径を上回る。具体的には、鍔状部12の外径は、流路部材20の収容部24の外径と実質的に同等である。図8に例示される通り、鍔状部12のうちZ方向の負側の表面は、流路部材20の収容部24のうちZ方向の正側の端面と、弾性部材30の保持部36のうちZ方向の正側の表面とに当接する。以上の状態では、支持体40の側壁部44のうち管状体10側の端面と管状体10の鍔状部12との間に弾性部材30の保持部36が挟まれる。
管状体10を圧入部32に圧入する工程では、鍔状部12のうちZ方向の負側の表面が、支持体40の側壁部44のうちZ方向の正側の端面と、弾性部材30の保持部36のうちZ方向の正側の表面とに当接した段階で管状体10の進行が停止する。すなわち、流路部材20の収容部24または弾性部材30の保持部36に鍔状部12が当接することで、Z方向における管状体10の移動が規制される。したがって、圧入部32に対する管状体10の圧入量を高精度に管理できるという利点がある。
また、流路部材20の収容部24に管状体10の鍔状部12が当接した状態では、収容部24と鍔状部12とにより包囲された空間に弾性部材30が収容される。したがって、弾性部材30を透過したインクが外部に拡散することを抑制できるという利点もある。なお、第2実施形態で例示した管内突起部322は、第3実施形態における弾性部材30の圧入部32にも同様に形成され得る。
<第4実施形態>
図9は、第4実施形態における流路継手200Cの断面図であり、図10は、流路継手200Cが使用される状態の説明図である。図10に例示される通り、第4実施形態の流路継手200Cは、第1管状体10Aの内部の第1流路Q1と第2管状体10Bの内部の第2流路Q2とを接続する継手である。例えば、第1管状体10Aおよび第2管状体10Bの一方が液体噴射ヘッド76の一部であり、第1管状体10Aおよび第2管状体10Bの他方が流路ユニットの一部である。なお、第1流路Q1および第2流路Q2の何れが上流側に位置するかは不問である。第1管状体10Aの外壁面からX-Y平面に平行な方向に突出する円環状の鍔状部12Aが第1管状体10Aに形成される。同様に、第2管状体10Bの外壁面から突出する円環状の鍔状部12Bが第2管状体10Bに形成される。
図9および図10に例示される通り、第4実施形態の流路継手200Cは、弾性部材50と支持体60とを具備する。支持体60は、前述の各形態の支持体40と同様に、弾性部材50を収容および支持する円筒状の構造体であり、例えば樹脂材料や金属材料で形成される。なお、弾性部材50と支持体60とを一体に形成(例えば2色成形)することも可能である。
弾性部材50は、前述の各形態の弾性部材30と同様に、弾性変形が可能な管状の部材であり、例えばゴムまたはエラストマー等の弾性材料で形成される。図9および図10に例示される通り、第4実施形態の弾性部材50は、圧入部52と拡径部54Aと保持部56Aと拡径部54Bと保持部56Bとを含む略管状の部材である。なお、弾性部材50の各要素を別体で構成して相互に固定することも可能である。
圧入部52は、断面円形の管形状の部分である。前述の各形態と同様に、圧入部52は支持体60から離間した位置に配置される。すなわち、圧入部52の外壁面と支持体60の内壁面とは相互に間隔(空間R)をあけて対向する。圧入部52からみてZ方向の正側に保持部56Aが位置し、圧入部52からみてZ方向の負側に保持部56Bが位置する。拡径部54Aは、圧入部52から保持部56Aにかけて内径が増加するテーパ状の部分であり、拡径部54Bは、圧入部52から保持部56Bにかけて内径が増加するテーパ状の部分である。
図9に例示される通り、保持部56Aは、支持体60のうちZ方向の正側の端面に形成された段差に係合する。すなわち、保持部56Aは、圧入部52からみて第1管状体10A側にて支持体60に支持される。同様に、保持部56Bは、支持体60のうちZ方向の負側の端面に形成された段差に係合する。すなわち、保持部56Bは、圧入部52からみて第2管状体10B側にて支持体60に支持される。
第1管状体10Aは、保持部56Aと拡径部54Aとを介してZ方向の正側から負側に向けて圧入部52に圧入される。第1管状体10Aを圧入する過程では、第1管状体10Aの鍔状部12Aが弾性部材50の保持部56Aに当接した時点で第1管状体10Aの進行が停止する。すなわち、支持体60のうちZ方向の正側の端面と第1管状体10Aの鍔状部12Aとの間に弾性部材50の保持部56Aが挟まれる。
同様に、第2管状体10Bは、保持部56Bと拡径部54Bとを介してZ方向の負側から正側に向けて圧入部52に圧入され、第2管状体10Bの鍔状部12Bが弾性部材50の保持部56Bに当接した時点で第2管状体10Bの進行が停止する。すなわち、支持体60のうちZ方向の負側の端面と第2管状体10Bの鍔状部12Bとの間に弾性部材50の保持部56Bが挟まれる。以上の説明から理解される通り、第4実施形態では、支持体60と鍔状部12Aと鍔状部12Bとで包囲された円柱状の空間に弾性部材50が収容および支持される。なお、第1管状体10Aまたは第2管状体10Bの圧入により圧入部52が変形する構成は前述の各形態と同様である。
第4実施形態では、弾性部材50のうち第1管状体10Aおよび第2管状体10Bが圧入される圧入部52が支持体60から離間した位置に配置されるから、第1管状体10Aおよび第2管状体10Bの位置に応じて圧入部52が変形し得る。したがって、第1管状体10Aと第2管状体10Bとの間の位置誤差が圧入部52の変形により吸収される。例えば、図11には、第1管状体10Aと第2管状体10Bとの間に位置誤差がある場合が例示されている。図11に例示される通り、第1管状体10Aの中心軸と第2管状体10Bの中心軸とが相互に合致しない状態でも、X-Y平面内における第1管状体10Aおよび第2管状体10Bの位置に追従するように圧入部52が変形することで、管状体10の第1流路Q1と流路部材20の第2流路Q2とは適切に連通する。すなわち、第1実施形態によれば、第1流路Q1と第2流路Q2との間の位置誤差の許容範囲を拡大することが可能である。
<変形例>
以上に例示した各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
(1)第1実施形態から第3実施形態では、支持体40を流路部材20の収容部24に嵌込む構成を例示したが、図12に例示される通り、流路部材20と支持体40とを相互に固定するための固定部45を設置することも可能である。図12に例示された固定部45は、流路部材20の収容部24を貫通するとともに支持体40の側壁部44に固定されるネジである。図12に例示されたネジのほか、支持体40と流路部材20とを固定するための接着剤や熱カシメ等の種々の要素が固定部として利用され得る。また、支持体40の側壁部44の外壁面に形成されたネジ溝と流路部材20の収容部24の内壁面に形成されたネジ溝とを噛合わせることで、支持体40と流路部材20とを相互に固定することも可能である。
(2)第1実施形態から第3実施形態では、弾性部材30のうち封止部38について、基礎部382の内周縁に沿って円環状の突起部384が形成された構成を例示したが、封止部38における突起部384の位置は以上の例示に限定されない。例えば、図13に例示される通り、基礎部382のうち内周縁から離間した位置(例えば半径方向の途中の部分、または外周縁に沿った位置)に円環状の突起部384を設置することも可能である。
(3)前述の各形態では、液体噴射ヘッド76を搭載した搬送体742を往復させるシリアル方式の液体噴射装置100を例示したが、複数のノズルが媒体92の全幅にわたり分布するライン方式の液体噴射装置にも本発明を適用することが可能である。
(4)前述の各形態で例示した液体噴射装置100は、印刷に専用される機器のほか、ファクシミリ装置やコピー機等の各種の機器に採用され得る。もっとも、本発明の液体噴射装置の用途は印刷に限定されない。例えば、色材の溶液を噴射する液体噴射装置は、液晶表示装置のカラーフィルターを形成する製造装置として利用される。また、導電材料の溶液を噴射する液体噴射装置は、配線基板の配線や電極を形成する製造装置として利用される。
(5)前述の各形態で例示した流路継手200(200A,200B,200C)が使用される装置は液体噴射装置100に限定されない。すなわち、第1流路Q1と第2流路Q2とを相互に接続する任意の構成について、前述の各形態で例示した流路継手200を利用することが可能である。
100…液体噴射装置、200A,200B,200C…流路継手、10…管状体、10A…第1管状体、10B…第2管状体、12,12A,12B…鍔状部、20…流路部材、22…周縁部、24…収容部、26…流路部、30,50…弾性部材、32,52…圧入部、34,64A,64B…拡径部、36,66A,66B…保持部、38…封止部、382…基礎部、384…突起部、40,60…支持体、42…蓋状部、44…側壁部、70…制御ユニット、72…搬送機構、74…移動機構、76…液体噴射ヘッド、92…媒体、94…液体容器。

Claims (7)

  1. 管状体の内部の第1流路と流路部材の内部の第2流路とを接続する流路継手であって、
    弾性変形が可能な弾性部材と、
    前記弾性部材を支持する支持体とを具備し、
    前記弾性部材は、
    前記第2流路に連通する管形状の部分であり、前記管状体が圧入される圧入部と、
    前記支持体と前記流路部材との間に挟まれる封止部とを含む
    流路継手。
  2. 前記弾性部材は、前記圧入部の内壁面に形成された管内突起部であって、前記圧入部の周方向に沿う管内突起部を含む
    請求項1の流路継手。
  3. 前記支持体と前記流路部材とを固定するための固定部
    を具備する請求項1または請求項2の流路継手。
  4. 前記圧入部の内径と前記第2流路の内径との差分は、前記管状体のうち前記圧入部に圧入される部分の外径と前記圧入部の内径との差分を下回る
    請求項1から請求項3の何れかの流路継手。
  5. 前記封止部は、
    前記圧入部の外壁面から突出する基礎部と、
    前記基礎部のうち前記圧入部とは反対側の表面から突出し、前記流路部材に接触する突起部とを含む
    請求項1から請求項4の何れかの流路継手。
  6. 前記圧入部は、前記支持体から離間した位置に配置され、
    前記弾性部材は、前記圧入部からみて前記管状体側にて前記支持体に支持される保持部を含む
    請求項1から請求項5の何れかの流路継手。
  7. 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドに前記液体を供給するための第1流路が形成された管状体と、
    流路部材の内部の第2流路を前記第1流路に接続する流路継手とを具備し、
    前記流路継手は、
    弾性変形が可能な弾性部材と、
    前記弾性部材を支持する支持体とを具備し、
    前記弾性部材は、
    前記第2流路に連通する管形状の部分であり、前記管状体が圧入される圧入部と、
    前記支持体と前記流路部材との間に挟まれる封止部とを含む
    液体噴射装置。
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