JP2017212491A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】設定された出力日時に、未出力の出力対象ファイルのみを出力すること。【解決手段】ファイルサーバと接続されたMFP100において、印刷済みの印刷ファイルのファイル名を含む印刷済情報を記憶部120に登録する登録管理部103と、印刷ファイルの指定とともに、指定された印刷ファイルの印刷日時を受け付ける入力受付部101と、受け付けた印刷ファイルの指定と印刷日時とを対応付けて設定した印刷スケジュールを記憶部120に登録する設定管理部105と、印刷スケジュールに設定された印刷日時に、指定された印刷ファイルのファイル名を取得し、取得したファイル名が印刷済情報に含まれるファイル名と一致しない場合、さらに、ファイルサーバから指定された印刷ファイルを取得する取得部104と、取得した印刷ファイルを印刷する印刷制御部122と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、およびプログラムに関する。
従来、画像処理装置からファイルサーバに直接アクセスして印刷文書などの出力対象ファイルを取得することで、PC(Personal Computer)などの情報処理装置を介さずに印刷などの出力を行うプルプリント機能が知られている。また、このプルプリント機能を利用する際、ユーザの指示による即時出力だけでなく、ユーザが設定した出力日時に、指定したファイルを自動で出力する技術が知られている。
例えば、画像形成装置または該画像形成装置と接続された情報処理装置において印刷日時を設定し、設定した印刷日時になると、画像形成装置においてプルプリント機能を利用した印刷を行なう印刷システムが知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、上述した印刷システムでは、設定された出力日時になると、指定したファイルが既に出力済みであったとしても自動で出力が実行されてしまうので、誤って同じファイルを重複して出力し無駄が生じる、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、設定した出力日時に、未出力の出力対象ファイルのみを出力でき、重複出力を回避できる画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、出力対象ファイルを、前記出力対象ファイルを識別するファイル識別情報に関連付けて保存する外部装置とネットワークを介して接続された画像処理装置において、出力済みの前記出力対象ファイルの前記ファイル識別情報を含む出力済情報を記憶部に登録する登録管理部と、前記出力対象ファイルの指定とともに、指定された前記出力対象ファイルの出力日時を受け付ける入力受付部と、受け付けた前記出力対象ファイルの指定と前記出力日時とを対応付けて設定した出力スケジュールを前記記憶部に登録する設定管理部と、前記出力スケジュールに設定された前記出力日時に、指定された前記出力対象ファイルの前記ファイル識別情報を取得し、取得した前記ファイル識別情報が前記出力済情報に含まれる前記ファイル識別情報と一致しない場合、さらに、前記外部装置から指定された前記出力対象ファイルを取得する取得部と、取得した前記出力対象ファイルを出力する出力制御部と、を備える。
本発明によれば、設定した出力日時に、未出力の出力対象ファイルのみを出力でき、重複出力を回避できるという効果を奏する。
図1は、実施形態の通信システムの全体構成図である。 図2は、実施形態のファイルサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態のMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態のファイルサーバの構成を示す機能ブロック図である。 図5は、実施形態のMFPの構成を示す機能ブロック図である。 図6は、MFPの記憶部に登録されている印刷済情報の一例を示す図である。 図7は、MFPの記憶部に登録されている印刷スケジュールの一例を示す図である。 図8は、MFPの記憶部に登録されているキャッシュ管理情報の一例を示す図である。 図9は、実施形態のMFPにおけるファイル選択画面の表示処理を示すシーケンス図である。 図10は、MFPからファイルサーバに送信するファイル情報の一覧の取得要求の一例を示す説明図である。 図11は、MFPがファイルサーバから受信するファイル情報の一例を示す説明図である。 図12は、ファイルサーバからMFPに送信するファイル情報の一覧の一例を示す説明図である。 図13は、ファイル選択画面の一例を示す図である。 図14は、実施形態のMFPにおけるサムネイル生成処理の流れを示すフローチャートである。 図15は、実施形態のMFPにおける印刷ファイルの印刷処理を示すシーケンス図である。 図16は、実施形態のMFPにおける印刷スケジュールに基づく印刷ファイルの印刷処理を示すシーケンス図である。 図17は、スケジュール設定画面の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、実施形態の通信システムの全体構成図である。図1に示すように、通信システムは、MFP(Multifunction Peripheral)100、200と、ファイルサーバ300とがネットワーク30を介して接続されている。MFP100、200とファイルサーバ300との間の通信には、例えば、ネットワークファイル共有プロトコルとして広く利用されているSMB(Server Message Block)が用いられている。
MFP100、200は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を有する装置(複合機)であって、画像処理装置、または画像処理システムの一例である。図1に示す通信システムでは、2台のMFP100、200が接続されているが、MFPの台数は任意であって、1台または3台以上設置されていてもよい。また、MFP100、200には、印刷アプリケーション(以下、「印刷アプリ」と称する。)50がインストールされている。印刷アプリケーション50(印刷アプリ50)がアプリケーションの一例である。
印刷アプリ50は、MFP100、200の機能を利用して、画像データやドキュメントなどの出力対象ファイル(一例として印刷ファイル)を用紙などの記録媒体に印刷(出力の一例)する機能を提供するためのソフトウェアである。印刷アプリ50は、例えば、操作部20(図3等参照)で実行されるAndroid(登録商標)上で動作するJava(登録商標)のアプリケーションである。本実施形態では、印刷アプリ50は、MFP100、200にインストールするタイプのアプリケーションであるが、ブラウザアプリケーションを介してMFP100、200にて操作可能なWebタイプのアプリケーションでもよい。印刷アプリ50は、出力対象ファイルを出力する機能を提供するアプリケーションの一例である。なお、出力には印刷以外の例として、ファイルを添付したメール送信や、ファイル転送、FAX送信などがある。
ファイルサーバ300は、MFP100、200によって印刷可能な形式の画像や文書等の印刷ファイルや、当該印刷ファイルに関する情報等を保存する装置であって、外部装置の一例である。ファイルサーバ300は、MFP100、200からの要求により、印刷ファイル等を送信したり、印刷ファイルに関する各種情報を保存する装置である。
本実施形態の通信システムは、例えば、店舗に設置したMFPが、予め定めた指定時刻に、予め指定された本部のファイルサーバのフォルダ(GoogleDrive(登録商標)、DropBox(登録商標)等)に保存された印刷ファイル(Word、PDFやJPEG等)をダウンロードして取得する。そして、店舗のMFPにおいて、取得した印刷ファイルを印刷する。具体的には、例えば、本部において作成されたポップなどの広告の印刷ファイルを、店舗で指定時刻(例えば、毎朝7時00分)に取得して印刷し、印刷した広告を店舗に掲示するような場合に利用できる。これにより、各店舗で共通の広告を店頭に掲示することができる。
次に、ファイルサーバ300のハードウェア構成について説明する。図2は、実施形態のファイルサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、ファイルサーバ300は、CPU(Central Processing Unit)601と、ROM(Read Only Memory)602と、RAM(Random Access Memory)603と、HDD(Hard Disk Drive)604と、ディスプレイ605と、通信I/F(インターフェース)606と、キーボード607と、マウス608と、を備えている。
CPU601は、ファイルサーバ300全体の動作を制御する。CPU601は、RAM603をワークエリアとしてROM602またはHDD604等に格納されたプログラムを実行することで、ファイルサーバ300全体の動作を制御する。
ディスプレイ605は、文字または画像等の各種情報を表示する表示部である。ディスプレイ605は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。
通信I/F606は、ネットワーク30と接続してデータ通信をするためのインターフェースである。通信I/F606は、例えば、10Base-T、100Base-TXまたは1000Base-T等のEthernet(登録商標)に対応したインターフェースである。
キーボード607は、文字、数字、各種指示の選択等を行う入力装置である。マウス608は、各種指示の選択および実行、処理対象の選択等を行うための入力装置である。
上述のCPU601、ROM602、RAM603、HDD604、ディスプレイ605、通信I/F606、キーボード607、およびマウス608は、アドレスバスおよびデータバス等のバス611によって互いに通信可能に接続されている。なお、ディスプレイ(表示・入力手段)、キーボード、マウス(入力手段)は、ファイルサーバ300に、通信I/F606を介して接続可能な端末(PCやスマートデバイス等)に備え、利用者が当該端末を使ってファイルサーバ300に出力対象ファイルを登録する構成としてもよい。
次に、MFP100のハードウェア構成について説明する。なお、MFP200についても同様である。図3は、実施形態のMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、MFP100は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、およびプリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体10と、ユーザによる操作入力を受け付ける操作部20とを備えている。なお、操作部20が第1の情報処理装置の一例であって、本体10が第2の情報処理装置の一例である。
なお、ユーザによる操作入力を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む。)を受け付けることを含む概念である。本体10と操作部20は、専用の通信路40を介して相互に通信可能に接続されている。通信路40は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
また、本体10は、操作部20で受け付けた操作入力に応じた動作を行うことができる。本体10は、ファイルサーバ300等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体10のハードウェア構成例について説明する。図3に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD14と、通信I/F15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク30と接続するためのインターフェースである。接続I/F16は、通信路40を介して操作部20と通信するためのインターフェースである。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理および通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等の記録媒体への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクスなどを備えている。さらに、印刷済み記録媒体を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置:Auto Document Feeder)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成例について説明する。図3に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27と、外部接続I/F28とを備え、これらがシステムバス29を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22またはフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの後述する各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク30と接続するためのインターフェースである。接続I/F26は、通信路40を介して本体10と通信するためのインターフェースである。外部接続I/F28は、ICカードリーダなどと接続するためのインターフェースである。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば、受け付けた操作入力に応じた情報、各種画面など)を表示する。この例では、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えてまたはこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。なお、操作パネル27は表示部の一例である。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のソフトウェアと操作部20側のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステム(OS)で互いに独立して動作する。例えば、本体10側のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態のMFP100において、本体10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。
ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容などが挙げられる。
次に、ファイルサーバ300の機能構成について説明する。図4は、実施形態のファイルサーバの構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、ファイルサーバ300は、通信制御部301と、保存制御部302と、記憶部310とを備えており、互いに接続されている。
記憶部310は、各種情報や画面等を保存するものであって、ROM602やHDD604(図2参照)により実現される。本実施形態では、記憶部310は、画像や文書等の印刷ファイルを保存している。印刷ファイルは、画像データやドキュメントなどのファイルであって、上述した店舗と本部の例では、画像や文書を用いて作成された広告や告知等の顧客に提示する情報である。
記憶部310は、印刷ファイルを、印刷ファイルを識別するファイル識別情報に関連付けて保存している。具体的には、例えば、本実施形態の記憶部310は、印刷ファイルに、印刷ファイルを識別する固有のファイル名(ファイル識別情報の一例)を付して保存している。さらに、記憶部310では、フォルダ名を付したフォルダに、関連する複数の印刷ファイルをまとめて保存している。フォルダには、当該フォルダを識別する固有のフォルダ名が付けられている。
通信制御部301は、MFP100、200などのネットワーク30を介して接続された外部装置との間で、通信I/F606(図2参照)により行われる通信を制御する。例えば、本実施形態の通信制御部301は、MFP100、200からの要求を受信し、当該要求に応じた情報をMFP100、200に送信する。
具体的には、例えば、通信制御部301は、MFP100、200から、指定されたフォルダのフォルダ名と、印刷ファイルのファイル名の一覧および当該ファイル名が示す印刷ファイルの更新日時の取得要求を受信した場合、記憶部310を参照し、受信したフォルダ名が示すフォルダに保存されている印刷ファイルのファイル名の一覧および更新日時をMFP100、200に送信する。以下では、「印刷ファイルのファイル名の一覧および当該ファイル名が示す印刷ファイルの更新日時」を「ファイル情報」と称する場合がある。
また、通信制御部301は、MFP100、200から、印刷ファイルの取得要求を受信した場合、記憶部310を参照し、要求された印刷ファイルをMFP100、200に送信する。
ここで、ファイルサーバ300は、このような各種情報の要求を受信してそれに応じた情報の送信(情報の要求および送信)を行う際には、ユーザがMFP100、200を介して各種情報を取得する権限を有するか否かを判断する認証処理を行う。このため、通信制御部301は、MFP100、200との間で情報の要求および送信を行う場合、まずは、情報の要求を送信したMFP100、200に認証情報の要求を送信し、MFP100、200からユーザによって入力された認証情報を受信する。そして、ファイルサーバ300は、受信した認証情報を用いて認証処理を行い、認証成功した場合に要求された情報の送信を行う。認証情報とは、ユーザを識別可能な情報であって、例えば、ユーザIDおよびパスワードなどである。
本実施形態の認証処理は、例えば、MFP100、200から要求した認証情報を受信すると、その受信した認証情報と、ファイルサーバ300に予め登録されている認証情報(情報を取得する権限を有するユーザの認証情報)とを比較する。そして、受信した認証情報と登録されている認証情報とが一致する場合は、ユーザは情報を取得する権限を有すると判断する。一方、受信した認証情報と登録されている認証情報とが一致しない場合は、ユーザは情報を取得する権限を有していないと判断する。そして、その判断結果をMFP100、200に送信する。
保存制御部302は、記憶部310に各種情報の保存や更新、削除を行う。本実施形態では、保存制御部302は、例えば、記憶部310に、外部装置から受信した印刷ファイル等の保存や更新、削除を行う。
次に、MFP100の機能構成について説明する。MFP200も同様の構成となっているため省略する。図5は、実施形態のMFPの構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、MFP100の操作部20は、上述したように、Android(登録商標)などのOS150が搭載されており、OS150の機能を利用して、印刷アプリ50がOS150の上で動作している。印刷アプリ50は、入力受付部101と、表示制御部102と、登録管理部103と、取得部104と、設定管理部105と、通信制御部106と、判定部107と、印刷実行管理部108と、サムネイル生成部109と、接続制御部110とを備えており、関連機能は互いに接続されている。そして、操作部20は、記憶部130を備えている。OS150がオペレーティングシステムの一例である。
また、MFP100の本体10は、通信制御部121と、印刷制御部122と、接続制御部123と、記憶部120とを備えており、関連機能は互いに接続されている。また、操作部20と本体10は互いに、接続制御部110と接続制御部123によって接続されている。
ここで、本実施形態のMFP100は、本体10と操作部20とが一つの装置に含まれている構成となっているが、複数の装置に分かれて構成されていてもよい。すなわち、本実施形態のように本体装置(本体)と操作装置(操作部)とが一つの装置であってもよいし、操作装置がタブレット端末装置のように、本体装置とは別体の装置であってもよい。
記憶部130は、操作部20に備えられ、各種情報や画面等を登録するものであって、ROM22やフラッシュメモリ24(図3参照)により実現される。本実施形態では、例えば、記憶部130は、各種画面を構成する情報などを登録している。
記憶部120は、本体10に備えられ、各種情報や画面等を登録するものであって、HDD14(図3参照)により実現される。本実施形態では、記憶部120は、ファイルサーバ300に関する情報であるサーバ情報、印刷済みの印刷ファイルのファイル名等を登録した印刷済情報、印刷ファイルの印刷日時や印刷条件を設定した印刷スケジュール、印刷ファイル、印刷ファイルから生成されたサムネイル、および登録されているサムネイルに関する情報を管理するキャッシュ管理情報等を登録する。記憶部120は記憶部の一例である。
ここで、サーバ情報とは、MFP100からファイルサーバ300にアクセスする際に必要となる情報であって、例えば、ファイルサーバのアドレス(IPアドレス等)や、認証情報(ユーザID、パスワード)などが登録されている。なお、本実施形態では、ファイルサーバ300のサーバ情報のみを登録しているが、複数台のファイルサーバと接続されている場合は接続されている全てのサーバ情報を登録してもよい。
また、印刷済情報とは、MFP100において既に印刷された印刷ファイルを識別可能なファイル識別情報が登録されている。この印刷済情報は、ファイルサーバ300などの外部装置から取得した印刷ファイルが既に印刷済みのファイルであるか否かの判定に用いる情報であって、出力済情報の一例である。図6は、MFPの記憶部に登録されている印刷済情報の一例を示す図である。図6に示すように、印刷済情報には、例えば、印刷ファイルの印刷日時と、印刷ファイルのファイル名と、印刷ファイルの更新日時とを含み、それぞれが対応付けられて登録されている。印刷済情報は、例えば、印刷ファイルが印刷された場合、その印刷された印刷ファイルのファイル名等が登録される。
「印刷日時」とは、印刷ファイルの印刷を実行した日時である。図6では、例えば、「2016/03/24/07:00:00」と登録されており、印刷ファイルを実行した日時が2016年3月24日7時00分00秒であることを示している。この印刷日時は、例えば、印刷済情報の容量が予め定めた既定サイズより大きくなった場合、印刷日時の古い印刷ファイルの登録から順に削除する場合等に利用できる。
なお、ここでは、印刷済情報の容量が規定サイズより大きくなった場合に、印刷日時の古い印刷ファイルの登録から削除する構成について説明したが、ファイルサーバ300から印刷ファイルが削除された場合に、対応する印刷済情報の印刷ファイルの登録を削除する構成としてもよい。この場合、例えば、定期的にMFP100がファイルサーバ300からファイル名の一覧を取得して、取得したファイル名の一覧と印刷済情報を照合する。そして、印刷済情報に登録されたファイル名が取得したファイル名の一覧にない場合、当該ファイル名が示す印刷ファイルは削除されていると判断し、当該ファイル名を印刷済情報から削除する。
「印刷ファイルのファイル名」とは、印刷済の印刷ファイルを識別可能な情報であって、本実施形態では、ファイルサーバ300における印刷ファイルの所在を示す所在情報である。具体的には、印刷ファイルのファイル名は、例えば、印刷済の印刷ファイルのフルパスである。図6では、例えば、「\\192.168.0.1\SharedFiles\POPFiles\チラシA.pdf」と登録されている。フルパスとは、ファイルやフォルダの所在を示す文字列(パス)の表記法であって、階層構造の頂点である最上位階層(ここでは、ファイルサーバ300のアドレス)から目的の印刷ファイルまでの道筋を省略なくすべて記述した情報である。このように、印刷済情報に、印刷ファイルのフルパスを登録することで、別のフォルダや別のファイルサーバに存在する同一ファイル名の印刷ファイル等と区別することができる。
「印刷ファイルの更新日時」とは、印刷ファイルの作成者が最後に印刷ファイルを修正した日時である。また、印刷ファイルが修正されていない場合には、印刷ファイルの作成日時が更新日時となる。図6では、例えば、「2016/03/23/13:00:05」と登録されており、印刷ファイルの更新日時が2016年3月23日13時00分05秒であることを示している。印刷ファイルの更新日時は、ファイルサーバ300において標準的に登録されているものである。印刷ファイルの更新日時を、印刷ファイルが印刷済みか否かの判定に利用することで、既に印刷済みの印刷ファイルに対して、印刷ファイルの作成者が再編集(修正)を行った場合、再度、未印刷の印刷ファイルとしてユーザに印刷を促すことができる。
本実施形態の印刷済情報では、印刷ファイルのファイル名、および印刷ファイルの更新日時を、印刷ファイルのファイル識別情報の一例として登録しているが、これに限定されることはない。すなわち、印刷ファイルを識別可能な情報であればいずれでもよく、例えば、印刷ファイルのファイルサイズ等でもよい。
また、印刷スケジュールとは、MFP100で印刷する印刷ファイルの印刷予定日時を設定したものであって、ユーザによって定められる。印刷スケジュールは、出力スケジュールの一例である。図7は、MFPの記憶部に登録されている印刷スケジュールの一例を示す図である。図7に示すように、印刷スケジュールには、例えば、印刷ファイルのファイル名と、印刷ファイルの印刷を予定する日である印刷日と、印刷ファイルの印刷を予定する時刻である印刷時刻と、未印刷の印刷ファイルのみを印刷するか、指定された印刷ファイルを全て印刷するかを定める印刷条件とが対応付けて登録されている。図7のように、「未印刷時のみ印刷」(印刷条件)に「○」が付してある場合、未印刷の印刷ファイルのみを印刷する旨の印刷条件(出力条件の一例)が設定されていることを示している。また、例えば、「未印刷時のみ印刷」(印刷条件)が空欄や「×」が付してある場合、指定された印刷ファイルを全て印刷する旨の印刷条件が設定されていることを示す。
図7を参照すると、例えば、印刷ファイルのファイル名(フルパス)「\\192.168.0.1\SharedFiles\POPFiles\チラシA.pdf」と、印刷日「毎日」と、印刷時刻「07:00:00」と、未印刷時のみ印刷(印刷条件)「○」とが対応づけられている。これにより、ファイル名「\\192.168.0.1\SharedFiles\POPFiles\チラシA.pdf」の印刷ファイルが、未印刷であった場合のみ、毎日7時00分00秒に印刷するように設定されている。
また、キャッシュ管理情報とは、MFP100に登録されている印刷ファイルのサムネイルに関する情報であって、印刷ファイルのサムネイルが登録されているか否かの判断に用いる。図8は、MFPの記憶部に登録されているキャッシュ管理情報の一例を示す図である。図8に示すように、キャッシュ管理情報には、例えば、印刷ファイルのファイル名と、サムネイルの生成日時と、サムネイルの登録場所とが対応付けて登録されている。
図8では、例えば、印刷ファイルのファイル名「\\192.168.0.1\SharedFiles\POPサンプル\SALE.pdf」と、サムネイルの生成日時「2016/02/27/12:00:30」と、サムネイルの登録場所「Cache\1231248yt3.jpg」とが対応付けられている。これにより、ファイル名「\\192.168.0.1\SharedFiles\POPサンプル\SALE.pdf」のサムネイルが、2016年2月27日12時00分30秒に生成され、記憶部120における「Cache\1231248yt3.jpg」に登録されていることがわかる。
次に、MFP100の本体10の機能について説明する。通信制御部121は、ネットワーク30を介してファイルサーバ300などの外部装置との間で各種情報や画面等を送受信するものであって、通信I/F15により実現される。通信制御部121が通信制御部の一例である。また、接続制御部123は、操作部20との間で各種情報や画面等を送受信するものであって、接続I/F16により実現される。接続制御部123が第2の接続制御部の一例である。
印刷制御部122は、操作部20の印刷実行管理部108からの印刷指示を受信した場合、ユーザにより指定された印刷ファイルを記憶部120から取得して印刷するものであって、エンジン部17により実現される。また、印刷制御部122は、出力制御部の一例である。
次に、MFP100の操作部20の機能について説明する。入力受付部101は、操作パネル27(図3参照)から、ユーザによる各種操作入力を受け付ける制御を行う。具体的には、例えば、入力受付部101は、印刷アプリ50の起動指示を受け付ける。また、入力受付部101は、印刷ファイルの即時印刷を行なう場合、印刷ファイルの指定とともに印刷指示を受け付ける。また、入力受付部101は、印刷ファイルの印刷日時等のスケジュールを設定する場合、スケジュール設定画面の表示指示を受け付け、その後、印刷ファイルの指定とともに、指定された印刷ファイルの印刷を所望する印刷日時、未印刷の印刷ファイルのみを印刷する旨の印刷条件の可否を受け付ける。
表示制御部102は、操作パネル27(図3参照)に、設定画面等の各種画面や各種情報を表示する制御を行う。具体的には、例えば、表示制御部102は、印刷を所望する印刷ファイルの選択を受け付けるファイル選択画面(図13参照)を表示する。また、表示制御部102は、印刷ファイルの印刷日時を設定するスケジュール設定画面(図17参照)を表示する。各種画面の詳細については後述する。
登録管理部103は、接続制御部110および接続制御部123を介して、記憶部120に登録される情報を管理するものであり、記憶部120に対して情報を登録したり、情報を取得、削除する制御を行う。
具体的には、例えば、登録管理部103は、印刷アプリ50が起動され、本体10の起動を確認した場合、記憶部120からサーバ情報を取得する。また、登録管理部103は、ファイルサーバ300から印刷ファイルが取得された場合、取得された印刷ファイルを記憶部120に登録する。また、登録管理部103は、印刷ファイルが印刷された場合、当該印刷済の印刷ファイルの印刷日時、印刷ファイルのファイル名、および印刷ファイルの更新日時を対応付けた印刷済情報を記憶部120に登録する。また、登録管理部103は、サムネイル生成部109によりサムネイルが生成された場合、生成されたサムネイルを記憶部120に登録する。
取得部104は、接続制御部110、接続制御部123、および通信制御部121を介して、ファイルサーバ300から各種情報を取得するものである。具体的には、例えば、取得部104は、印刷アプリ50が起動された場合、サーバ情報を用いて、印刷ファイルのファイル情報(ファイル名および更新日時)の一覧をファイルサーバ300から取得する。また、取得部104は、印刷スケジュールに設定された印刷日時になった場合、指定された印刷ファイルのファイル情報(ファイル名および更新日時)をファイルサーバ300から取得する。また、取得部104は、未印刷の印刷ファイルのみを印刷する旨の印刷条件を受け付けており、かつユーザにより指定された印刷ファイルのファイル名および更新日時の少なくとも一つが印刷済情報に含まれるファイル名および更新日時と一致しない場合、指定された印刷ファイルをファイルサーバ300から取得する。
設定管理部105は、接続制御部110および接続制御部123を介して、入力受付部101により受け付けた印刷ファイルの指定と、印刷日時と、未印刷の印刷ファイルのみを印刷するか否かの印刷条件とを対応付けて設定した印刷スケジュールを管理するものである。具体的には、設定管理部105は、記憶部120に印刷スケジュールを登録する。また、設定管理部105は、印刷スケジュールの印刷日時に基づいて、印刷アプリ50の起動日時を算出し、OS150に印刷アプリ50の起動日時を設定する。起動日時は、例えば、受け付けた印刷日時としてもよいし、印刷日時に印刷が開始できるように当該印刷日時より印刷アプリ50の起動時間分前の日時としてもよい。
通信制御部106は、例えば、スマートフォンやタブレット等の携帯端末との間で各種情報を送受信するものであり、通信I/F25により実現される。
判定部107は、記憶部120に登録されている印刷済情報を用いて、印刷ファイルが未印刷か否かを判定する。具体的には、判定部107は、取得部104によりファイルサーバ300から取得した印刷ファイルのファイル名および更新日時と、印刷済情報のファイル名および更新日時を比較する。そして、受信したファイル名および更新日時のうち、印刷済情報のファイル名および更新日時と、少なくともいずれか一方が一致しない印刷ファイルを未印刷と判定する。
また、判定部107は、ファイル選択画面を表示する際に、記憶部120に登録されたキャッシュ管理情報に表示を所望する印刷ファイルのサムネイルが登録されているか否かを判定する。
印刷実行管理部108は、ファイルサーバ300から取得した印刷ファイルを印刷する場合、接続制御部110および接続制御部123を介して、本体10に印刷ファイルの指定および印刷指示を送信する。
サムネイル生成部109は、印刷ファイルを縮小してサムネイルを生成する。サムネイルは、多数の画像や文書を一覧表示するために印刷ファイルを本来のサイズより縮小した画像データである。本実施形態では、記憶部120に登録されたキャッシュ管理情報に表示を所望する印刷ファイルのサムネイルが登録されていない場合に、サムネイル生成部109は、サムネイルを生成する。具体的には、サムネイル生成部109は、通信制御部121によりファイルサーバ300から受信した印刷ファイルを、接続制御部110および接続制御部123を介して取得し、取得した印刷ファイルを縮小してサムネイルを生成する。生成したサムネイルは、登録管理部103により、接続制御部110および接続制御部123を介して記憶部120に登録される。
接続制御部110は、本体10と間で各種情報や画面等を送受信するものであって、接続I/F26により実現される。接続制御部110が第1の接続制御部の一例である。
OS150は、操作部20のハードウェアに対する基本的な制御機能や、様々なソフトウェアが共通して利用する機能をまとめたソフトウェアであって、印刷アプリ50を機能させている。OS150は、設定管理部105により設定された印刷アプリ50の印刷日時になった場合、印刷アプリ50に起動指示を送信する(インテント)。これは、例えば、OS150にインストールされたAlermManagerなどのタイマーアプリケーションの仕組みを利用して指定日時に印刷アプリ50を起動する。
次に、印刷アプリ50が起動した場合に、ファイルサーバ300に保存された印刷ファイルの一覧や設定項目を含むファイル選択画面をMFP100に表示する処理について説明する。図9は、実施形態のMFPにおけるファイル選択画面の表示処理を示すシーケンス図である。
まず、印刷アプリ50の入力受付部101は、ユーザからの印刷アプリ50の起動指示を受け付け(ステップS10)、印刷アプリ50が起動する。次に、印刷アプリ50は、本体10が起動しているかを確認するため、接続制御部110および接続制御部123を介して起動確認を本体10に送信し、起動している場合は、その旨の応答を受信する(ステップS11、12)。
本体10が起動していた場合、印刷アプリ50の登録管理部103は、接続制御部110および接続制御部123を介して、記憶部120に登録されているサーバ情報(ファイルサーバ300のIPアドレス、ユーザIDやパスワードなどの認証情報)の取得要求を送信し、サーバ情報を取得する(ステップS13、14)。
次に、印刷アプリ50の取得部104は、取得されたサーバ情報を用いて、接続制御部110、接続制御部123および通信制御部121を介して、ファイルサーバ300にファイル情報の一覧の取得要求を送信し、ファイル情報の一覧を取得する(ステップS15、16)。この時、ユーザにより指定されたフォルダに保存されたファイルのファイル情報を取得する場合、ファイル情報の一覧の取得要求にフォルダ名を含める。
ここで、MFP100からファイルサーバ300に送信するファイル情報の一覧の取得要求について図10を参照して説明する。図10は、MFPからファイルサーバに送信するファイル情報の一覧の取得要求の一例を示す説明図である。図10に示すように、ファイルサーバ300に送信する情報の項目として、コマンド、指定されたフォルダのフォルダ名、および認証情報であるユーザID、パスワードがある。そして、図10では、これらの項目に対応する具体的な内容が示されている。すなわち、MFP100は、コマンド“ファイル情報の一覧の取得”、によって、フォルダ名“\\192.168.0.1\SharedFiles\POPFiles”に保存されたファイルに対応するファイル情報の一覧の取得要求をファイルサーバ300に送信し、さらに、認証情報としてユーザ名“userB”とパスワード“password”とをファイルサーバ300に送信する。
次に、MFP100がファイルサーバ300から受信するファイル情報について、図11を参照して説明する。図11は、MFPがファイルサーバから受信するファイル情報の一例を示す説明図である。図11に示すように、ファイルサーバ300から受信する情報の項目として、種別と、名前、アクセス許可情報、所有者、作成日時、最終更新日時、およびサイズがある。そして、図11では、これらの項目に対応する具体的な内容が示されている。
すなわち、「種別」は、フラグ型であって、フォルダ/印刷ファイルのいずれかを示すものである。また、「名前」は、文字型のデータ形式であって、印刷ファイルのファイル名または印刷ファイルが保存されたフォルダのフォルダ名を示すものである。図11では、種別が印刷ファイルであった場合の名前の例であって、印刷ファイル名「\\192.168.0.1\SharedFiles\POPFiles\チラシA.pdf」を示している。また、「アクセス許可情報」は、フラグ型であって、読み書き可能/読み込みのみ/アクセス不可のいずれかを示すものである。また、「所有者」は、文字型のデータ形式であって、印刷ファイルを生成した者を示しており、図11では、“userB”を示している。また、印刷ファイルの「作成日時」および「最終更新日時」は、整数のデータ形式であり、図11では、作成日時「2016/02/25/13:00:05」であり、最終更新日時「2016/03/23/13:00:05」である旨を示している。また、「サイズ」は、整数のデータ形式であり、印刷ファイルのサイズとして、図11では、1048576バイトである旨を示している。
また、ファイルサーバ300に保存されている1つのフォルダには、例えば、複数の印刷ファイルが存在する場合がある。このため、図12を参照して、ファイルサーバ300から図11に示した項目に対して複数の情報が応答として送信される場合について説明する。図12は、ファイルサーバからMFPに送信するファイル情報の一覧の一例を示す説明図である。
ファイルサーバ300に保存されているフォルダに複数の印刷ファイルが存在する場合、図12に示すように、各項目(種別と、名前、アクセス許可情報、所有者、作成日時、最終更新日時、およびサイズ)に対応して複数の情報が応答される。図12では、3つの印刷ファイルが保存されている例を示している。
図9に戻り、印刷アプリ50の表示制御部102は、受信したファイル情報の一覧を用いて、ファイル選択画面を表示する(ステップS17)。
ここで、ファイル選択画面について説明する。図13は、ファイル選択画面の一例を示す図である。図13に示すように、ファイル選択画面D1は、左側に印刷ファイルの一覧d1が表示され、右側にメニュー欄d2が表示される。
印刷ファイルの一覧d1には、フォルダ「POPサンプル」の印刷ファイルのサムネイルS1〜S6が表示されている。また、メニュー欄d2には、プレビューを行うプレビューボタンb1、印刷ファイルの印刷設定(用紙サイズや、カラー/白黒等)を行う印刷設定ボタンb2、印刷ファイルの印刷日時等を設定するための印刷スケジュール設定ボタンb3、および印刷指示を行う印刷ボタンb4が表示されている。利用者によって、印刷スケジュール設定ボタンb3が押下されると、スケジュール設定画面に遷移し、当該画面から印刷日時等が入力される。なお、スケジュール設定画面については後述する(図17参照)。
次に、ファイル選択画面に表示される、印刷ファイルのサムネイルを生成する処理について説明する。MFP100では、図9のファイル選択画面(図13参照)の表示処理の実行と並行して、サムネイルの生成処理を非同期で行っている。図14は、実施形態のMFPにおけるサムネイル生成処理の流れを示すフローチャートである。
まず、印刷アプリ50の登録管理部103は、ファイル選択画面を表示する際、接続制御部110および接続制御部123を介して、キャッシュ管理情報(図8)を参照して、印刷ファイルのサムネイルが記憶部120に登録されているか否かを検索する(ステップS20)。サムネイルが登録されている場合(ステップS21:Yes)、記憶部120に登録されているサムネイルを取得する(ステップS22)。
一方、サムネイルが登録されていない場合(ステップS21:No)、印刷アプリ50の取得部104は、接続制御部110、接続制御部123および通信制御部121を介して、ファイルサーバ300に印刷ファイルの取得要求を送信する(ステップS23)。ファイルサーバ300は、要求された印刷ファイルを本体10経由で操作部20に送信する(ステップS24)。
印刷アプリ50の取得部104が、接続制御部110、接続制御部123および通信制御部121を介して、ファイルサーバ300から印刷ファイルを取得すると(ステップS25)、サムネイル生成部109は、取得した印刷ファイルからサムネイルを生成する(ステップS26)。登録管理部103は、接続制御部110および接続制御部123を介して、生成したサムネイルを記憶部120に登録するとともに、キャッシュ管理情報に生成したサムネイルの情報を登録する(ステップS27)。
そして、印刷アプリ50の表示制御部102は、図14のステップS22において取得したサムネイルと、図14のステップS26において生成したサムネイルとを用いてファイル選択画面(図13参照)を表示する。
次に、ファイルサーバ300から印刷ファイルを取得してMFP100で印刷する処理について説明する。図15は、実施形態のMFPにおける印刷ファイルの印刷処理を示すシーケンス図である。
ファイル選択画面(図13参照)が表示されると、印刷アプリ50の入力受付部101は、ユーザにより、印刷ファイルの一覧d1から印刷を所望する印刷ファイルの指定および印刷ボタンb4の押下によって印刷指示を受け付ける(ステップS30)。印刷アプリ50の取得部104は、接続制御部110、接続制御部123および通信制御部121を介して、ファイルサーバ300に印刷ファイルの取得要求を送信し、印刷ファイルを取得する(ステップS31、32)。
印刷ファイルを取得すると、登録管理部103は、接続制御部110および接続制御部123を介して、取得した印刷ファイルを記憶部120に登録し、登録が完了した旨の応答を受け取る(ステップS33、34)。印刷実行管理部108は、接続制御部110および接続制御部123を介して、取得した印刷ファイルの印刷指示を本体10に送信し、印刷指示が完了した旨の応答を受け取る(ステップS35、36)。そして、表示制御部102は、印刷指示が完了した旨を表示する(ステップS37)。
次に、印刷制御部122は、印刷アプリ50からの印刷指示に基づいて、操作部20と非同期で、記憶部120に登録されている指定された印刷ファイルの印刷を実行する(ステップS38)。印刷が完了すると、印刷制御部122は、接続制御部110および接続制御部123を介して、印刷が完了した旨を印刷アプリ50に送信する(ステップS39)。
そして、印刷アプリ50の登録管理部103は、接続制御部110および接続制御部123を介して、印刷日時、印刷が完了した印刷ファイルのファイル名、印刷ファイルの更新日時を対応付けた印刷済情報を記憶部120に登録する(ステップS40)。登録が完了すると、登録管理部103は、登録が完了した旨の応答を受け取る(ステップS41)。
次に、印刷ファイルの印刷日時を設定して、当該印刷日時になった場合にファイルサーバ300から印刷ファイルを取得してMFP100で印刷する処理について説明する。図16は、実施形態のMFPにおける印刷スケジュールに基づく印刷ファイルの印刷処理を示すシーケンス図である。
まず、ファイル選択画面(図13参照)から印刷スケジュールを設定する場合、印刷アプリ50の入力受付部101は、ユーザにより、印刷スケジュール設定ボタンb3が押下されることで、スケジュール設定画面の表示指示を受け付ける。そして、表示制御部102は、スケジュール設定画面を表示する。
ここで、スケジュール設定画面について説明する。図17は、スケジュール設定画面の一例を示す図である。図17に示すように、スケジュール設定画面D2は、左側には、縦にファイル名の一覧d3が列挙され、各ファイル名に対応させて現在の印刷スケジュールの設定d4が表示されている。そして、右側には、設定項目d5が表示されている。印刷日時等の印刷スケジュールの設定は、ファイル単位で設定可能となっている。
設定項目d5の印刷日b11は、ドロップダウンメニューから印刷日を選択して設定する。例えば、毎週(月曜日)や毎日などの設定が行われる。また一回のみの印刷日を設定する場合は、今日、明日、明後日等、もしくは日付が設定できるようにしてもよい。
また、設定項目d5の印刷時刻b12は、ドロップダウンメニューから時刻を選択して設定する。また、「未印刷時のみ」のチェック欄b13は、チェックをした場合、設定された印刷日時に、印刷を所望する印刷ファイルが印刷済みかどうかを判定して、未印刷であった場合のみ印刷を行うという印刷条件の設定ができる。
図16に戻り、スケジュール設定画面が表示されると、印刷アプリ50の入力受付部101は、ユーザにより、印刷ファイルの指定を受け付け、当該印刷ファイルの印刷日、印刷時刻、および未印刷時のみ印刷か否かの印刷条件の可否を受け付ける(ステップS50)。設定管理部105は、受け付けた各種設定を、接続制御部110および接続制御部123を介して、記憶部120の印刷スケジュールに設定して登録し(ステップS51)、登録が完了すると、設定管理部105は、登録が完了した旨の応答を受け取る(ステップS52)。なお、図16では、未印刷時のみのチェック欄b13にチェックが入っている場合について説明する。
次に、設定管理部105は、印刷スケジュールに設定された印刷日時に基づいて、印刷アプリ50の起動日時を算出し、OS150に印刷アプリ50の起動日時を設定(インテント)する(ステップS53)。設定が完了すると、設定管理部105は、設定が完了した旨の応答を受け取る(ステップS54)。
印刷スケジュールに設定された印刷日時になるとOS150は、印刷アプリ50に起動指示(インテント)を送信し(ステップS55)、印刷アプリ50が起動する。次に、印刷アプリ50は、本体10が起動しているかを確認するため、接続制御部110および接続制御部123を介して起動確認を本体10に送信し、起動している場合、その旨の応答を受信する(ステップS56、57)。
本体10が起動していた場合、印刷アプリ50の登録管理部103は、接続制御部110および接続制御部123を介して、記憶部120に登録されているサーバ情報(ファイルサーバ300のIPアドレス、ユーザIDやパスワードなどの認証情報)の取得要求を送信し、サーバ情報を取得する(ステップS58、59)。
次に、印刷アプリ50の取得部104は、サーバ情報を用いて、接続制御部110、接続制御部123および通信制御部121を介して、ファイルサーバ300に指定された印刷ファイルのファイル情報の取得要求を送信し、ファイル情報を取得する(ステップS60、61)。この時、ファイル情報が取得できず、ファイルサーバ300に印刷ファイルが保存されていなかった場合、印刷は行わない。
ファイル情報を取得すると、登録管理部103は、接続制御部110および接続制御部123を介して、記憶部120に登録されている印刷済情報の取得要求を送信し、印刷済情報を取得する(ステップS62、63)。印刷アプリ50の判定部107は、取得したファイル情報と印刷済情報とから、指定された印刷ファイルが未印刷か否かの判定を行う(ステップS64)。
指定された印刷ファイルが印刷済であった場合、印刷は行わない。一方、指定された印刷ファイルが未印刷であった場合、印刷アプリ50は、ファイルサーバ300から印刷ファイルを取得する。なお、印刷ファイルの取得から、印刷済情報に各種情報の登録までの処理(ステップS65〜75)は、図15のステップS31〜41までと同様であるため説明を省略する。
このように、本実施形態の通信システムでは、本実施形態のMFP100は、ファイルサーバ300に保存されている印刷ファイルの印刷時に、MFP100の記憶部120に印刷済情報(印刷ファイルの印刷日時、ファイル名、更新日時)を登録する。その後、MFP100は、指定された印刷ファイルを印刷する際、即時印刷、または指定された印刷日時での印刷のうちいずれかが選択され、即時印刷が選択された場合は、ファイルサーバ300から印刷ファイルを取得して印刷する。一方、MFP100は、指定された印刷日時での印刷が選択された場合、印刷スケジュールに設定された印刷日時になると、印刷ファイルを取得して印刷を行なう。このとき、印刷スケジュールにおいて、未印刷の印刷ファイルのみを印刷する旨の印刷条件が設定がされていた場合、MFP100は、ファイルサーバ300から印刷ファイルのファイル情報を取得し、取得したファイル情報と、登録された印刷済情報とから、印刷を所望する印刷ファイルが未印刷か否かを判定し、未印刷であった場合のみ、印刷ファイルを取得して印刷を行なう。これにより、印刷ファイルの印刷スケジュールを管理するための専用ファイルサーバやソフトウェアが接続されていなく、市販のファイルサーバのみが接続された環境であっても、印刷スケジュールに設定された印刷日時に印刷ファイルを印刷できるとともに、予め未印刷の印刷ファイルのみを印刷する旨の印刷条件を設定することで、未印刷の印刷ファイルのみを印刷することができ、重複印刷を回避できる。
ここで、上述した実施形態の通信システムでは、ファイルサーバ300から受信した印刷ファイルを印刷する構成となっていたが、これに限定されることはない。すなわち、出力の印刷以外の例として、ファイルのスキャン送信、ファイルを添付したメール送信、ファイル転送、またはFAX送信する構成としてもよい。
なお、本実施形態のMFP100で実行されるプログラム(印刷アプリ50)は、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態のMFP100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のMFP100で実行されるプログラム(印刷アプリ50)を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のMFP100で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態のMFP100で実行されるプログラム(印刷アプリ50)は、上述した各部(入力受付部、表示制御部、登録管理部、取得部、設定管理部、通信制御部、判定部、印刷実行管理部、サムネイル生成部、接続制御部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。また、例えば、上述した各部の機能のうちの一部または全部が専用のハードウェア回路で実現されてもよい。
なお、上記の実施形態では、本発明の画像処理装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機(MFP)に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の出力機能を備えた画像処理装置であればいずれにも適用することができる。
100、200 MFP
10 本体
20 操作部
50 印刷アプリ
101 入力受付部
102 表示制御部
103 登録管理部
104 取得部
105 設定管理部
106 通信制御部
107 判定部
108 印刷実行管理部
109 サムネイル生成部
110 接続制御部
120 記憶部
121 通信制御部
122 印刷制御部
123 接続制御部
130 記憶部
300 ファイルサーバ
301 通信制御部
302 保存制御部
310 記憶部
特開2004−222321号公報

Claims (9)

  1. 出力対象ファイルを、前記出力対象ファイルを識別するファイル識別情報に関連付けて保存する外部装置とネットワークを介して接続された画像処理装置において、
    出力済みの前記出力対象ファイルの前記ファイル識別情報を含む出力済情報を記憶部に登録する登録管理部と、
    前記出力対象ファイルの指定とともに、指定された前記出力対象ファイルの出力日時を受け付ける入力受付部と、
    受け付けた前記出力対象ファイルの指定と前記出力日時とを対応付けて設定した出力スケジュールを前記記憶部に登録する設定管理部と、
    前記出力スケジュールに設定された前記出力日時に、指定された前記出力対象ファイルの前記ファイル識別情報を取得し、取得した前記ファイル識別情報が前記出力済情報に含まれる前記ファイル識別情報と一致しない場合、さらに、前記外部装置から指定された前記出力対象ファイルを取得する取得部と、
    取得した前記出力対象ファイルを出力する出力制御部と、
    を備える、画像処理装置。
  2. 前記入力受付部は、さらに、前記出力対象ファイルの指定とともに、未出力の前記出力対象ファイルのみを出力する旨の出力条件を受け付け、
    前記取得部は、前記出力条件を受け付け、かつ取得した前記ファイル識別情報が前記出力済情報に含まれる前記ファイル識別情報と一致しない場合、前記外部装置から指定された前記出力対象ファイルを取得する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記出力対象ファイルを出力する機能を提供するアプリケーションを機能させるオペレーティングシステムを備え、
    前記設定管理部は、前記出力スケジュールに設定された前記出力日時に基づいて、前記アプリケーションの起動日時を前記オペレーティングシステムに設定し、
    前記オペレーティングシステムは、設定された前記起動日時に、前記アプリケーションの起動を指示し、
    前記取得部は、前記出力スケジュールに設定された前記出力日時に前記アプリケーションが起動された場合であって、前記出力条件を受け付け、かつ取得した前記ファイル識別情報が前記出力済情報に含まれる前記ファイル識別情報と一致しない場合、前記外部装置から指定された前記出力対象ファイルを取得する、請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記登録管理部は、取得した前記出力対象ファイルが出力された場合、当該出力対象ファイルの前記ファイル識別情報を含む前記出力済情報を前記記憶部に登録する、請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  5. 前記ファイル識別情報は、前記出力対象ファイルを示すファイル名、および前記出力対象ファイルの更新日時のうち少なくともいずれか一つを含む、請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理装置は、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とを備え、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記登録管理部と、
    前記入力受付部と、
    前記設定管理部と、
    前記取得部と、
    前記第2の情報処理装置との間で通信を行う第1の接続制御部と、を備え、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記出力制御部と、
    前記第1の情報処理装置との間で通信を行う第2の接続制御部と、
    前記外部装置と情報の送受信を行う通信制御部と、
    を備える、請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  7. 出力対象ファイルを、前記出力対象ファイルを識別するファイル識別情報に関連付けて保存する外部装置とネットワークを介して接続された画像処理装置で実行される画像処理方法において、
    出力済みの前記出力対象ファイルの前記ファイル識別情報を含む出力済情報を記憶部に登録する登録管理ステップと、
    前記出力対象ファイルの指定とともに、指定された前記出力対象ファイルの出力日時を受け付ける入力受付ステップと、
    受け付けた前記出力対象ファイルの指定と前記出力日時とを対応付けて設定した出力スケジュールを前記記憶部に登録する設定管理ステップと、
    前記出力スケジュールに設定された前記出力日時に、指定された前記出力対象ファイルの前記ファイル識別情報を取得し、取得した前記ファイル識別情報が前記出力済情報に含まれる前記ファイル識別情報と一致しない場合、さらに、前記外部装置から指定された前記出力対象ファイルを取得する取得ステップと、
    取得した前記出力対象ファイルを出力する出力制御ステップと、
    を含む、画像処理方法。
  8. 出力対象ファイルを、前記出力対象ファイルを識別するファイル識別情報に関連付けて保存する外部装置とネットワークを介して接続された画像処理システムにおいて、
    出力済みの前記出力対象ファイルの前記ファイル識別情報を含む出力済情報を記憶部に登録する登録管理部と、
    前記出力対象ファイルの指定とともに、指定された前記出力対象ファイルの出力日時を受け付ける入力受付部と、
    受け付けた前記出力対象ファイルの指定と前記出力日時とを対応付けて設定した出力スケジュールを前記記憶部に登録する設定管理部と、
    前記出力スケジュールに設定された前記出力日時に、指定された前記出力対象ファイルの前記ファイル識別情報を取得し、取得した前記ファイル識別情報が前記出力済情報に含まれる前記ファイル識別情報と一致しない場合、さらに、前記外部装置から指定された前記出力対象ファイルを取得する取得部と、
    取得した前記出力対象ファイルを出力する出力制御部と、
    を備える、画像処理システム。
  9. 出力対象ファイルを、前記出力対象ファイルを識別するファイル識別情報に関連付けて保存する外部装置とネットワークを介して接続されたコンピュータに、
    出力済みの前記出力対象ファイルの前記ファイル識別情報を含む出力済情報を記憶部に登録する登録管理ステップと、
    前記出力対象ファイルの指定とともに、指定された前記出力対象ファイルの出力日時を受け付ける入力受付ステップと、
    受け付けた前記出力対象ファイルの指定と前記出力日時とを対応付けて設定した出力スケジュールを前記記憶部に登録する設定管理ステップと、
    前記出力スケジュールに設定された前記出力日時に、指定された前記出力対象ファイルの前記ファイル識別情報を取得し、取得した前記ファイル識別情報が前記出力済情報に含まれる前記ファイル識別情報と一致しない場合、さらに、前記外部装置から指定された前記出力対象ファイルを取得する取得ステップと、
    取得した前記出力対象ファイルを出力する出力制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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