JP2017211261A - 色調検査装置、及び色調検査方法 - Google Patents

色調検査装置、及び色調検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017211261A
JP2017211261A JP2016104154A JP2016104154A JP2017211261A JP 2017211261 A JP2017211261 A JP 2017211261A JP 2016104154 A JP2016104154 A JP 2016104154A JP 2016104154 A JP2016104154 A JP 2016104154A JP 2017211261 A JP2017211261 A JP 2017211261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
sensor
light
inspection apparatus
output control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016104154A
Other languages
English (en)
Inventor
山口 孝好
Takayoshi Yamaguchi
孝好 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2016104154A priority Critical patent/JP2017211261A/ja
Publication of JP2017211261A publication Critical patent/JP2017211261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

【課題】光の色調をより正確に検査できる技術を提供する。
【解決手段】色調検査装置100は、複数のカラーセンサ1a〜1dと、センサ選択部32と、出力制御部21と、を備える。カラーセンサは、受光した光の輝度を複数の波長毎に検出する。センサ選択部は、センサ出力する第1カラーセンサを複数のカラーセンサのうちから選択する選択信号Sva〜Svdを出力する。出力制御部は、選択信号に基づいて第1カラーセンサからセンサ信号を出力させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、色調検査装置、及び色調検査方法に関する。
従来、LEDなどの発光素子から出射される光はフォトトランジスタ、CDSセルなどの光伝導セルを有する光センサなどを用いて検出していた。これらの光センサでは、発光素子から受光した光の輝度に応じて生じる電圧の高低をマイコンなどで読み込むことにより、発光素子の発光及び発光輝度を検出する。
また、近年では、マルチカラー発光素子が登場している。マルチカラー発光素子は、たとえば、1チップで複数色の光を出射したり、1個の発光素子内に異なる発光色の発光チップを備えたりする。このようなマルチカラー発光素子を上述のような光センサを用いて検査した場合、マルチカラー発光素子から受光した光自体の輝度は検出することができる。
なお、本発明に関連する従来技術の一例として、たとえば特許文献1を挙げることができる。特許文献1は、LED素子から発せられた光により、数字及び文字を空気調和機の表示板に表示する。ユーザは、表示板の表示を目視することにより、LED素子の発光を識別することができる。
特開2012−149816号公報
しかしながら、マルチカラー発光素子の出射光を上述のような光センサを用いて検査した場合、発光の有無及び輝度を発光色毎に検出することはできない。すなわち、マルチカラー発光素子がどの色の光をどのような輝度で発光しているかを検出できない。そのため、受光した光自体の輝度が同程度であれば、色調の異なる光を識別できず、たとえば、発光色毎の輝度が均等である場合と、一部の発光色の輝度が高く且つ残りの発光色の輝度が低い場合とを識別することはできない。
また、特許文献1のように目視で確認すると、目視する者の注意力に依存した確認しかできないので、一部の発光色の輝度の変化を見落とす恐れがあり、発光素子の発光色の違いを見過ごす恐れもある。そのため、製品のチェックを行う際、発光素子の部品誤り、マルチカラー発光素子の取り付けの際の極性誤りなどに起因する発光素子の関連の不具合を看過して流出させてしまう恐れがある。
本発明は、上記の状況を鑑みて、光の色調をより正確に検査できる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一の態様による色調検査装置は、複数のカラーセンサと、センサ選択部と、出力制御部と、を備え、各々のカラーセンサは、受光した光の輝度を複数の波長毎に検出し、センサ選択部は、センサ出力する第1カラーセンサを複数のカラーセンサのうちから選択する選択信号を出力し、出力制御部は、選択信号に基づいて第1カラーセンサからセンサ信号を出力させる構成とされる。
上記の色調検査装置において、出力制御部は複数であって、複数のカラーセンサはいずれかの出力制御部に接続され、センサ選択部は、第1カラーセンサが接続された出力制御部を通知する通知信号を各々の出力制御部に出力する構成であってもよい。
また、上記の色調検査装置において、外部装置と通信可能な通信部をさらに備え、出力制御部は、選択信号に基づいて、第1カラーセンサを通信部と通信可能にする構成であってもよい。
また、上記の色調検査装置において、通信部は、カラーセンサとIC(Inter-Integrated Circuit)通信可能である構成であってもよい。
また、上記の色調検査装置において、出力制御部は、各々のカラーセンサに接続される切替部を複数有し、選択信号は、各々の切替部に入力される切替信号を含み、各々の切替部は、切替信号に基づいて、該切替部に接続された第2カラーセンサを通信部と通信可能及び通信不可のうちの一方に切り替える構成であってもよい。
また、上記の色調検査装置において、出力制御部はICバスICであり、選択信号は、ICバスICに入力されるシリアルデータ信号である構成であってもよい。
また、上記の色調検査装置において、カラーセンサの受光部を囲む遮光部材をさらに備える構成であってもよい。
また、上記の色調検査装置において、カラーセンサが実装される基板をさらに備え、基板は、光の光源が配置される基体の溝部に嵌合して該溝部の長手方向に滑動可能な凸部を有し、カラーセンサは凸部の長手方向に沿って該凸部上に並んで配置される構成であってもよい。
また、上記目的を達成するために本発明の一の態様による色調検査方法は、上述の色調検査装置を用いて光の輝度を複数の波長毎に検出する色調検査方法であって、光源から出射された光が光ファイバを用いてカラーセンサの受光部に導かれるステップと、カラーセンサが光の輝度を波長毎に検出するステップと、を備える構成とされる。
上記の色調検査方法は、光源から出射された光が集光部材を用いて光ファイバの入光端に集光されるステップをさらに備える構成であってもよい。
本発明によると、光の色調をより正確に検査できる技術を提供することができる。
第1実施形態に係る色調検査装置の構成例を示す概略図である。 Z方向から見た色調検査装置の上面図である。 Y方向から見た色調検査装置の側面図である。 X方向から見た色調検査装置の側面図である。 電圧信号の組み合わせに対応するカラーセンサの決定例を示す表である。 遮光部材の他の構成例を示す斜視図である。 色調検査装置を用いた色調の検査例を示す斜視図である。 白色LED素子の基体に取り付けた色調検査装置をY方向から見た断面図である。 白色LED素子の基体に取り付けた色調検査装置をX方向から見た断面図である。 第2実施形態に係る色調検査装置の構成例を示す概略図である。 第2実施形態に係る切替回路の構成例を示す図である。 第3実施形態に係る色調検査方法を示す図である。
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
<第1実施形態>
色調検査装置100は、カラーセンサ1を用いて光源の出射光の色調を検査する装置である。図1は、第1実施形態に係る色調検査装置100の構成例を示すブロック図である。図2A〜図2Cは、色調検査装置100の三面図である。図2Aは、Z方向から見た色調検査装置100の上面図である。図2Bは、Y方向から見た色調検査装置100の側面図である。図2Cは、X方向から見た色調検査装置100の側面図である。なお、X方向、Y方向、及びZ方向は互いに直交している。X方向及びY方向は後述する実装基板4におけるカラーセンサ1の実装面と平行な方向である。Z方向は該実装面の法線と平行な方向である。これらは他の図でも同様である。
色調検査装置100は、4個のカラーセンサ1a〜1dと、切替回路2と、マイコン3と、実装基板4と、を備えている。なお、第1実施形態では、複数のカラーセンサ1a〜1dを総称して、カラーセンサ1と呼ぶことがある。また、カラーセンサ1の数は、上述の例示には限定されず、後述するバッファ211の数に応じて4以外の複数であってもよい。
カラーセンサ1は、受光部10で受光した光の輝度を複数の波長毎に検出する光センサである。カラーセンサ1は、たとえばRGBセンサであり、赤色光R、緑色光G、及び青色光Bの輝度を波長別に検出する。赤色光Rは波長がたとえば640nm〜770nmの光である。緑色光Gは波長がたとえば490nm〜550nmの光である。青色光Bは波長がたとえば430nm〜490nmの光である。なお、カラーセンサ1が検出可能な光は、この例示に限定されず、赤色光R、緑色光G、及び青色光Bのうちの少なくとも1つであってもよいし、他の波長の光(たとえば赤外光、紫外光)を含んでいてもよい。
カラーセンサ1は、IC(Inter-Integrated Circuit)通信に対応し、電源電圧VCCが供給される電源端子と、シリアルクロックSCLが入力されるシリアルクロック端子と、シリアルデータ信号SDAの入出力を行うシリアルデータ端子と、接地電位GNDに接続される接地端子と、を有する。また、各カラーセンサ1には、固有のアドレスが割り当てられている。以下では、各カラーセンサ1に割り当てられたアドレスをセンサアドレスと呼ぶ。カラーセンサ1は、シリアルクロック端子にシリアルクロックSCLが入力されるとIC通信によるセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAの出力を開始し、シリアルクロックSCLの入力が停止するとIC通信によるセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAの出力を停止する。
切替回路2は、カラーセンサ1とマイコン3との間に設けられ、カラーセンサ1及びマイコン3とIC通信可能に接続されている。切替回路2は、8個のポートP1〜P8と、6個の抵抗素子R1〜R6と、バッファIC21と、を有する。
ポートP1は電源線(不図示)に接続された電源端子であり、たとえば3.3Vの電源電圧VCCが電源線からポートP1に供給される。ポートP2及びP3はIC通信用のポートである。ポートP2は、シリアルクロック端子であり、シリアルクロックSCL(すなわち同期信号)がマイコン3からポートP2に入力される。ポートP3は、マイコン3とIC通信信号(すなわちシリアルデータ信号SDA)を送受信するシリアルデータ端子であり、たとえばセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAをマイコン3に送信したりマイコン3からシリアルデータ信号SDAを受信したりする。ポートP4は、接地電位GNDに接続された接地端子である。ポートP5〜P8は、Loレベル又はHiレベルの電圧信号Sva〜Svdがマイコン3から入力される端子である。電圧信号Sva〜Svdは、センサ出力するカラーセンサ1を複数のカラーセンサ1a〜1dのうちから選択するセンサ選択信号であり、たとえば図3のような組み合わせで入力される。なお、以下では、電圧信号Sva〜Svdを総称して、電圧信号Svと呼ぶことが有る。
また、ポートP1は、カラーセンサ1a〜1dの電源端子及びバッファIC21の電源端子に接続されている。ポートP2は、バッファIC21のシリアルクロック入力端子後述するバッファ211a〜211dの入力端に接続されている。ポートP3は、カラーセンサ1a〜1dのシリアルデータ端子に接続されている。ポートP4は、カラーセンサ1a〜1dの接地端子及びバッファIC21の接地端子と接続されている。ポートP5〜P8はそれぞれ、バッファ211a〜211dに接続されている。
抵抗素子R1〜R6の一端はポートP1に接続されている。抵抗素子R1〜R6の他端はそれぞれ、ポートP2〜P8とカラーセンサ1a〜1d又はバッファIC21との間に接続されている。抵抗素子R1〜R6はそれぞれ、ポートP2〜P8とカラーセンサ1a〜1d又はバッファIC21との間での不定電位の発生を防止する。
バッファIC21は、電圧信号Sva〜Svdに基づいてカラーセンサ1(図3参照)からセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAをポートP3に出力させる出力制御部であり、4個のローアクティブ型のバッファ211a〜211dを有する。バッファ211a〜211dの入力端はポートP2に接続されている。バッファ211a〜211dの出力端はそれぞれカラーセンサ1a〜1dのシリアルクロック端子に接続されている。さらに、各バッファ211a〜211dには電圧信号Sva〜Svdがそれぞれ入力される。各バッファ211a〜211dは、入力された電圧信号Sva〜Svdに基づいて該バッファ211a〜211dに接続されたカラーセンサ1a〜1dをマイコン3と通信可能及び通信不可のうちの一方に切り替える切替部である。そして、通信可能となってバッファ211からシリアルクロックSCLが入力されたカラーセンサ1はセンサ出力を開始する。
たとえば、ポートP5に入力される電圧信号SvaがLoレベルの場合、バッファ211aはポートP2から入力されるシリアルクロックSCLをカラーセンサ1aに出力する。カラーセンサ1aは、シリアルクロックSCLの入力に応じてセンサ出力を開始して、センサ信号を含むシリアルデータ信号SDAをポートP3に出力する。一方、ポートP5に入力される電圧信号SvaがHiレベルの場合、バッファ211aはシリアルクロックSCLの出力を停止する。カラーセンサ1aは、シリアルクロックSCLの入力停止に応じて、センサ出力を停止する。なお、バッファ211b〜211dの動作はバッファ211aと同様であるため、これらの説明は割愛する。
なお、上述の例示に限定されず、バッファ211の数は4以外の複数であってもよい。また、バッファ211a〜211dの少なくとも何れかはハイアクティブ型であってもよい。ハイアクティブ型のバッファ211は、Hiレベルの電圧信号Svの入力に応じてシリアルクロックSCLをカラーセンサ1に出力し、Loレベルの電圧信号Svの入力に応じてシリアルクロックSCLの出力を停止する。そのため、センサ出力をさせるカラーセンサ1に接続されたバッファ211がハイアクティブ型である場合、該バッファ211にはHiレベルの電圧信号Svが入力される。この際、他のハイアクティブ型のバッファ211にはLoレベルの電圧信号Svが入力され、他のローアクティブ型のバッファ211にはHiレベルの電圧信号Svが入力される。
マイコン3は、不揮発性のメモリ(不図示)に格納されたプログラム及び制御情報を用いた制御を行う制御部であり、通信部31とセンサ選択部32とを有する。
通信部31は、外部の情報処理装置PCと通信可能に接続される。また、通信部31は、電圧信号Sva〜Svdに基づいて選択されるカラーセンサ1とIC通信可能とされる。
センサ選択部32は、情報処理装置PCの通信信号に基づいて、該通信信号で指定されたセンサアドレスのカラーセンサ1からセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAをポートP3に出力させる。なお、この際、センサ選択部32は、他のカラーセンサ1のセンサ出力を停止させることは言うまでもない。たとえばセンサ選択部32は、通信部31が情報処理装置PCから受信した通信信号に基づいて電圧信号Sva〜Svd(図3参照)を生成し、該電圧信号Sva〜SvdをポートP5〜P8にそれぞれ出力する。
実装基板4は、図2A〜図2Cに示すように、カラーセンサ1、切替回路2、及びマイコン3を搭載する。これらが実装された実装基板4の実装面には、台部41、ステージ42、配線43、及び遮光部材44が設けられている。
台部41は、実装基板4の上面から隆起した凸部であり、Z方向から見た平面視(図2A参照)においてY方向に帯状に設けられている。台部41の上面には、ステージ42がY方向に複数並んで設けられる。ステージ42は台部41の上面においてカラーセンサ1を配置可能な領域である。たとえば図2Aでは、Y方向に並ぶステージ42上にカラーセンサ1a〜1dが一つ置きに配置されている。なお、ステージ42の配列及びカラーセンサ1の配置は、この例示に限定されず、色調検査装置100の検査状況(たとえば光源の配置状態など)に応じて任意に設定可能である。
配線43は、導電材料を用いて実装面上に形成され、ステージ42上に実装されたカラーセンサ1を切替回路2などと電気的に接続する。
遮光部材44は、台部41の上面から突出してカラーセンサ1(特に受光部10)を囲む突壁である。遮光部材44は、台部41と一体であってもよいし、台部41とは別体であってもよい。遮光部材44は、ステージ42に配置されたカラーセンサ1の周囲に設けられて、たとえばカラーセンサ1の側方から受光部10に入射する光を制限する。なお、遮光部材44は、この例示に限定されない。図4は、遮光部材44の他の構成例を示す斜視図である。たとえば図4に示すように遮光部材44は、断熱材シートなどの所定の厚さと遮光性とを有するシートに開口44aを形成したシート状の部材であってもよい。この場合、シート状の遮光部材44が台部41の上面に貼り付けられ、カラーセンサ1(特に受光部10)の直上に開口44aが形成される。
次に、色調検査装置100を用いた色調の検査例を説明する。図5A〜図5Cは、色調検査装置100を用いた検査例を示す図である。図5Aは、色調検査装置100を用いた色調の検査例を示す斜視図である。図5Bは、白色LED素子201の基体202に取り付けた色調検査装置100をY方向から見た断面図である。図5Cは、白色LED素子201の基体202に取り付けた色調検査装置100をX方向から見た断面図である。
色調検査装置100は、図5A〜図5Cにおいて、白色LED(light emitting diode)素子201から出射される白色光の色調の検査に用いられ、該白色光の輝度を複数の波長(R、G、B)毎に検出する。白色LED素子201は、色調検査装置100を用いて検査される光源の一例であり、発光駆動装置(不図示)に接続され、たとえば情報処理装置PCにより発光制御される。白色LED素子201は、たとえば青色LEDチップ(不図示)と黄色蛍光体(不図示)とを有する。青色LEDチップは青色光Bを出射する。黄色蛍光体は青色光Bで励起されて発光する。黄色蛍光体の出射光は緑色光G及び赤色光Rを含んでいる。白色LED素子201は青色光Bと黄色蛍光体の出射光とによって白色光を実現している。
白色LED素子201の基体202には、Y方向に延びる帯状の溝部203に形成される。溝部203の底面には、凹部204が形成されている。白色LED素子201は、凹部204の底面に設けられている。白色LED素子201の色調を検査する際には、実装基板4の台部41が溝部203に嵌め込まれ、遮光部材44が凹部204に嵌め込まれる。このように取り付けることによって、カラーセンサ1は白色LED素子201と対向し、Z方向から見た平面視においてカラーセンサ1の受光部10の中心位置が白色LED素子201の中心位置と重なる。なお、X方向において台部41の幅は溝部203の幅と同じであり、台部41は着脱可能な程度に溝部203に嵌合して、該溝部203の長手方向に滑動可能である。また、X方向及びY方向と平行なXY平面において遮光部材44の外縁のサイズは凹部204の内縁のサイズと同じであり、遮光部材44も着脱可能な程度に凹部204にフィットする。そのため、白色LED素子201の色調を検査する際、外部から凹部204内への太陽光、照明器具の光などの外来光の入射が防止される。従って、カラーセンサ1は遮光された凹部204内で白色LED素子201から出射される白色光の波長毎の輝度を検出することができる。
情報処理装置PCは、所望の白色LED素子201を発光させるとともに、マイコン3には該白色LED素子201に対向するカラーセンサ1を指定して、該カラーセンサ1からセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAを出力させる。マイコン3は、該シリアルデータ信号SDAに含まれるセンサ信号に基づいてカラーセンサ1が受光した白色光に含まれる赤色光R、緑色光G、及び青色光Bの輝度をそれぞれ検知し、その検知結果を情報処理装置PCに送信する。なお、この例示に限定されず、カラーセンサ1から出力されたセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAは、マイコン3を経由して情報処理装置PCに送信されてもよい。この場合、情報処理装置PCは、受信したシリアルデータ信号SDAに含まれるセンサ信号に基づいて、カラーセンサ1が受光した白色光に含まれる赤色光R、緑色光G、及び青色光Bの輝度をそれぞれ検知する。
以上、本実施形態によれば、色調検査装置100は、複数のカラーセンサ1a〜1dと、センサ選択部32と、出力制御部21と、を備える。各々のカラーセンサ1a〜1dは、受光した光の輝度を複数の波長毎に検出する。センサ選択部32は、センサ出力する第1カラーセンサ1を複数のカラーセンサ1a〜1dのうちから選択する選択信号Svを出力する。出力制御部21は、選択信号Svに基づいて第1カラーセンサ1からセンサ信号を出力させる。
この構成によれば、光の輝度を第1カラーセンサ1で複数の波長毎に検出して、該第1カラーセンサ1からセンサ信号を出力させることができる。従って、センサ信号から複数の光成分(赤色光R、緑色光G、青色光Bなど)の輝度を波長毎に検知し、たとえば、波長の異なる各光成分の割合を数値化して管理することもできる。よって、第1カラーセンサ1で受光した光の色調をより正確に検査することができる。
また、カラーセンサ1で受光した光の色調を検査することにより、たとえば、該光の光源201が取り付けられた製品の品質管理を行う際、取り付けられた光源201の部品誤り、及び電気的な接続を行う際の極性誤りなどの不具合の看過を抑制することができる。従って、該光源201を取り付けた製品の品質を向上させることができる。
また、色調検査装置100は、外部装置PCと通信可能な通信部31をさらに備え、出力制御部21は、選択信号Svに基づいて、第1カラーセンサ1を通信部31と通信可能にする。
この構成によれば、色調検査装置100は通信部31を介して外部装置PCと通信できる。従って、第1カラーセンサ1から出力されたセンサ信号が示す検出結果を外部装置PCに送信することができ、たとえば外部装置PCで検出結果を管理したり分析したりすることができる。また、外部装置PCを用いて複数のカラーセンサ1を制御することもできる。
また、通信部31は、カラーセンサ1とIC(Inter-Integrated Circuit)通信可能である。
この構成によれば、IC規格に対応したシリアルバス通信ができるので、色調検査装置100の構成を簡素にして、製造コストを抑えることができる。
また、出力制御部21は、各々のカラーセンサ1a〜1dに接続される切替部211を複数有し、選択信号Svは、各々の切替部211a〜211dに入力される切替信号Sva〜Svdを含み、各々の切替部211a〜211dは、切替信号Sva〜Svdに基づいて、該切替部211に接続された第2カラーセンサ1を通信部31と通信可能及び通信不可のうちの一方に切り替える。
この構成によれば、切替部211a〜211dを用いて、各カラーセンサ1a〜1dと通信部31との間の通信状態を切替信号Sva〜Svdに基づいて通信可能又は通信不可に切り替えることができる。
また、色調検査装置100は、カラーセンサ1の受光部10を囲む遮光部材44をさらに備える。
この構成によれば、遮光部材44を用いて検査対象(たとえば白色LED素子201)から出射された光以外の余分な光(太陽光、照明器具の光など)の受光部10への入射を抑制又は防止することができる。従って、カラーセンサ1での波長別の輝度の検出精度を向上させることができる。
また、色調検査装置100は、カラーセンサ1が実装される基板4をさらに備え、基板4は、光の光源201が配置される基体202の溝部203に嵌合して該溝部203の長手方向に滑動可能な凸部41を有し、カラーセンサ1は凸部41の長手方向に沿って該凸部41上に並んで配置される。
この構成によれば、基体202の溝部203に凸部41を嵌めた状態で、溝部203の長手方向に基板4を滑動させることができる。従って、溝部203に配置された光源201に対するカラーセンサ1の位置合わせがし易くなり、光源201上にカラーセンサ1を移動して対向させ易くなる。よって、光源201から出射される光の色調が検査し易くなる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、切替回路2は複数であり、複数のカラーセンサ11a〜18hがいずれかの切替回路2に接続される。また、各切替回路2には、ICバスIC22が用いられる。以下では、第1実施形態と異なる構成について説明する。また、第1実施形態と同様の構成部には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
図6は、第2実施形態に係る色調検査装置100の構成例を示す概略図である。図6に示すように、色調検査装置100は、複数のカラーセンサ11a〜18hと、8個の切替回路2a〜2hと、マイコン3と、実装基板4と、を備えている。なお、以下では、切替回路2a〜2hを総称して、切替回路2と呼ぶことがある。また、各切替回路2が有するICバスIC22a〜22hを総称して、ICバスIC22と呼ぶことがある。また、各切替回路2に接続されたカラーセンサ11a〜18hを総称して、カラーセンサ1と呼ぶことがある。
各切替回路2は、8個のカラーセンサ1とマイコン3との間に設けられている。各切替回路2は、固有のアドレスが割り当てられたICバスIC22を有する。以下では、各ICバスIC22に割り当てられたアドレスをICアドレスと呼ぶ。各切替回路2は、該8個のカラーセンサ1及びマイコン3とIC通信可能に接続されている。つまり、切替回路2aは8個のカラーセンサ11a〜11h及びマイコン3とIC通信可能に接続されている。切替回路2bは8個のカラーセンサ12a〜12h及びマイコン3とIC通信可能に接続されている。切替回路2cは8個のカラーセンサ13a〜13h及びマイコン3とIC通信可能に接続されている。切替回路2dは8個のカラーセンサ14a〜14h及びマイコン3とIC通信可能に接続されている。切替回路2eは8個のカラーセンサ15a〜15h及びマイコン3とIC通信可能に接続されている。切替回路2fは8個のカラーセンサ16a〜16h及びマイコン3とIC通信可能に接続されている。切替回路2gは8個のカラーセンサ17a〜17h及びマイコン3とIC通信可能に接続されている。切替回路2hは8個のカラーセンサ18a〜18h及びマイコン3とIC通信可能に接続されている。
なお、図6の例示に限定されず、色調検査装置100が備える切替回路2の数は1であってもよいし8以外の複数であってもよい。また、各切替回路2に接続されるカラーセンサ1の数も、図6の例示に限定されず、1であってよいし8以外の複数であってもよい。
次に、切替回路2の具体的な構成例を説明する。なお、切替回路2a〜2hの構成は同様である。そのため、以下では、切替回路2aの構成を説明し、切替回路2b〜2hの説明は割愛する。
図7は、第2実施形態に係る切替回路2aの構成例を示す図である。図7に示すように、切替回路2aは、4個のポートP1a〜P4aと、ICバスIC22aと、16個の抵抗素子R0a〜R7bと、を有する。
ポートP1aは電源線(不図示)に接続された電源端子であり、たとえば3.3Vの電源電圧VCCが電源線からポートP1aに供給される。ポートP2a及びP3aはIC通信用のポートである。ポートP2aはシリアルクロック端子であり、シリアルクロックSCL(すなわち同期信号)がマイコン3からポートP2aに入力される。ポートP3aは、マイコン3とIC通信データを送受信するシリアルデータ端子である。たとえば、ポートP3aは、センサ信号を含むシリアルデータ信号SDAをマイコン3に送信する。また、ポートP3aは、ICアドレス及びセンサアドレスを含むシリアルデータ信号SDAをマイコン3のセンサ選択部32から受信する。本実施形態において、ポートP3aで受信するシリアルデータ信号SDAは、センサ出力するカラーセンサ1が接続されたICバスIC22aを通知する通知信号であり、センサ出力するカラーセンサ1をカラーセンサ11a〜18hのうちから選択するセンサ選択信号でもある。また、ポートP4aは、接地電位GNDに接続された接地端子である。
また、ポートP1aは、カラーセンサ11a〜11hの電源端子及びICバスIC22aの電源端子に接続されている。ポートP2aはICバスIC22aのシリアルクロック入力端子に接続されている。ポートP3aはICバスIC22aのシリアルデータ入出力端子に接続されている。ポートP4aは、カラーセンサ11a〜11hの接地端子及びICバスIC22aの接地端子と接続されている。
CバスIC22aは、ポートP3aから入力されるシリアルデータ信号SDAに基づいて、カラーセンサ1からセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAをポートP3aに出力させる出力制御部である。ICバスIC22aの8個のシリアルクロック出力端子SCL0〜SCL7はそれぞれカラーセンサ11a〜11hのシリアルクロック端子に接続されている。ICバスIC22aの8個のシリアルデータ端子SDA0〜SDA7はそれぞれカラーセンサ11a〜11hのシリアルデータ端子に接続されている。
16個の抵抗素子R0a〜R7bの一端はポートP1aに接続されている。8個の抵抗素子R0a〜R7aの他端はそれぞれICバスIC22aのシリアルクロック出力端子SCL0〜SCL7とカラーセンサ11a〜11hのシリアルクロック端子との間に接続されている。8個の抵抗素子R0b〜R7bの他端はそれぞれICバスIC22aのシリアルデータ端子SDA0〜SDA7とカラーセンサ11a〜11hのシリアルデータ端子との間に接続されている。16個の抵抗素子R0a〜R7bはそれぞれ、ICバスIC22aのシリアルクロック出力端子SCL0〜SCL7又はシリアルデータ端子SDA0〜SDA7とカラーセンサ11a〜11hとの間での不定電位の発生を防止する。
CバスIC22a〜22hはそれぞれ、センサ選択部32から受信するシリアルデータ信号SDAに含まれるICアドレスに基づいてアクティブとなる。以下では、切替回路2aがアクティブとされる場合を説明する。この場合、他の切替回路2b〜2hは不活性とされる。なお、「アクティブ」はポートP3aからセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAをマイコン3に出力する状態を意味し、「不活性」はセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAをマイコン3に出力しない状態を意味する。
CバスIC22aは、ポートP3aに入力されるシリアルデータ信号SDAに含まれるICアドレスがICバスIC22aを示す場合にアクティブとなる。そして、ICバスIC22aは、該シリアルデータ信号SDAに含まれるセンサアドレスに基づいて、センサ出力を行うカラーセンサ1をカラーセンサ11a〜11hのうちから選択し、選択されたカラーセンサ1にシリアルクロックSCLを出力する。なお、選択されないカラーセンサ1にはシリアルクロックSCLが出力されないことは言うまでもない。
たとえば、マイコン3のセンサ選択部32がICバスIC22aのICアドレスとカラーセンサ11aのセンサアドレスとを含むシリアルデータ信号SDAをICバスIC22aに送信する場合を考える。この場合、ICバスIC22aはシリアルクロック出力端子SCL0からカラーセンサ11aにシリアルクロックSCLを出力する。カラーセンサ11aは、シリアルクロックSCLの入力に応じて、シリアルデータ端子からICバスIC22aのシリアルデータ端子SDA0にセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAを出力する。この際、他のカラーセンサ11b〜11hは、シリアルクロックSCLの入力がないため、センサ信号を含むシリアルデータ信号SDAを出力しない。ICバスIC22aは、シリアルデータ端子SDA0に入力されたセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAをポートP3aを介してマイコン3に出力する。
次に、マイコン3のセンサ選択部32がICバスIC22aのICアドレスとカラーセンサ11bのセンサアドレスとを含むシリアルデータ信号SDAをICバスIC22aに送信する場合を考える。この場合、ICバスIC22aはカラーセンサ11bにシリアルクロックSCLを出力する。カラーセンサ11bはシリアルデータ端子SDA1にセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAを出力する。ICバスIC22aは、シリアルデータ端子SDA1に入力されたセンサ信号を含むシリアルデータ信号SDAをポートP4aを介してマイコン3に出力する。なお、カラーセンサ11c〜11hのセンサ出力も同様であるため、これらの説明は割愛する。
カラーセンサ11hのセンサ出力の後、センサ選択部32は、たとえば、シリアルデータ信号SDAのICアドレスをICバスIC22bのICアドレスに変更して、切替回路2bをアクティブにする。なお、他の切替回路2a及び2c〜2hは不活性となる。以降、切替回路2b〜2hにおいて同様の処理が行われる。切替回路2b〜2hがアクティブとなる場合の動作は切替回路2aがアクティブとなる場合と同様であるため、これらの説明は割愛する。
切替回路2hでのカラーセンサ18hのセンサ出力の後、マイコン3は、切替回路2aを再びアクティブにして、上述の動作を繰り返す。
以上、本実施形態によれば、色調検査装置100は、複数のカラーセンサ11a〜18hと、センサ選択部32と、出力制御部22(22a〜22h)と、を備える。各々のカラーセンサ11a〜18hは、受光した光の輝度を複数の波長毎に検出する。センサ選択部32は、センサ出力する第1カラーセンサ1を複数のカラーセンサ11a〜18hのうちから選択する選択信号SDAを出力する。出力制御部22は、選択信号SDAに基づいて第1カラーセンサ1からセンサ信号を出力させる。
この構成によれば、光の輝度を第1カラーセンサ1で複数の波長毎に検出して、該第1カラーセンサ1からセンサ信号を出力させることができる。従って、センサ信号から複数の光成分(赤色光R、緑色光G、青色光Bなど)の輝度を波長毎に検知し、たとえば、波長の異なる各光成分の割合を数値化して管理することもできる。よって、第1カラーセンサ1で受光した光の色調をより正確に検査することができる。
また、カラーセンサ1で受光した光の色調を検査することにより、たとえば、該光の光源201が取り付けられた製品の品質管理を行う際、取り付けられた光源201の部品誤り、及び電気的な接続を行う際の極性誤りなどの不具合の看過を抑制することができる。従って、該光源201を取り付けた製品の品質を向上させることができる。
また、出力制御部22は複数であって、複数のカラーセンサ1(11a〜18h)はいずれかの出力制御部22に接続され、センサ選択部32は、第1カラーセンサ1が接続された出力制御部22を通知する通知信号SDAを各々の出力制御部22に出力する。
この構成によれば、複数のカラーセンサ1が接続された出力制御部22を色調検査装置100に複数備えることができるので、色調検査装置100が備えるカラーセンサ1の数を大幅に増加させることができる。
また、出力制御部22はICバスIC22であり、選択信号SDAはICバスIC22に入力されるシリアルデータ信号SDAである。
この構成によれば、ICバスIC22を用いて、該ICバスIC22に接続された各カラーセンサ1と通信部31との間の通信状態をICバスIC22に入力されるシリアルデータ信号SDAに基づいて通信可能又は通信不可に切り替えることができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、色調検査装置100は、導光部材を用いて受光部10に導かれた光の輝度を波長毎に検出する。以下では、第1及び第2実施形態と異なる構成について説明する。また、第1及び第2実施形態と同様の構成部には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
図8は、第3実施形態に係る色調検査方法を示す図である。白色LED素子201から出射された光Lは、集光部材CLを用いて光ファイバLFの一端に集光され、光ファイバLFを通じてカラーセンサ1の受光部10に導かれる。なお、光ファイバLFは導光部材の一例である。カラーセンサ1は、光ファイバLFの他端から出射されて受光部10で受光した光Lの波長毎の輝度を検出し、その検出結果をマイコン3に出力する。該検出結果は、通信部31から情報端末装置PCに送信される。
このように、導光部材を用いて色調を検査すれば、カラーセンサ1の受光部10を白色LED素子201に対向させなくても、色調検査装置100は白色LED素子201の出射光Lの色調を検査することができる。すなわち、たとえば、受光部10が白色LED素子201に対向する位置に色調検査装置100を配置できない場合、或いは、色調検査装置100の位置が白色LED素子201から十分に遠い場合であっても、色調検査装置100は光Lの色調を検査することができる。
なお、本実施形態では集光部材CLを用いて光Lの色調を検査しているが、この例示に限定されず、集光部材CLを用いずに検査してもよい。すなわち、白色LED素子201から出射された光Lは光ファイバLFの一端に直接に入射させてもよい。
以上、本実施形態の色調検査方法は、色調検査装置100を用いて光Lの輝度を複数の波長毎に検出する色調検査方法であって、光源201から出射された光Lが光ファイバLFを用いてカラーセンサ1の受光部10に導かれるステップと、カラーセンサ1が光Lの輝度を波長毎に検出するステップと、を備える。
この構成によれば、カラーセンサ1を直接に光源201と対向させ難い状態であっても、光源201から出射された光Lを光ファイバLFを通じて受光部10に導いて、出射光Lの輝度を波長毎に検出することができる。
また、本実施形態の色調検査方法は、光源201から出射された光Lが集光部材CLを用いて光ファイバLFの入光端に集光されるステップをさらに備える。
この構成によれば、集光部材CLを用いて、光源201から出射された光Lを光ファイバLFの入光端に入射する際の光損失を抑制又は防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、上述の実施形態は例示であり、その各構成要素及び各処理の組み合わせに色々な変形が可能であり、本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
たとえば、上述の第1〜第3実施形態では、可視光の輝度を波長毎に検出しているが、本発明はこの例示に限定されない。色調検査装置100は、可視光以外の光(赤外光、紫外光など)の輝度も検出できる構成であってもよい。こうすれば、色調検査装置100で検出可能な光の波長帯域が広くなるので、色調検査装置100をより多種多様の光源の検査に用いることができる。
また、上述の第1〜第3実施形態では、色調を検査する目的で色調検査装置100を使用しているが、この例示に限定されず、色調検査装置100は受光装置の調整に用いることもできる。たとえば、色調検査装置100が受光装置と同じ光源から同じ受光条件で受光した光の検査結果と、該受光装置の受光結果とを比較することにより、受光装置の受光機能を調整できる。
100 色調検査装置
1、1a〜1d、11a〜18h カラーセンサ
10 受光部
2、2a〜2h 切替回路
21 バッファIC
211、211a〜211d バッファ
22、22a〜22h ICバスIC
3 マイコン
31 通信部
32 センサ選択部
4 実装基板
41 台部
42 ステージ
43 配線
44 遮光部材
44a 開口
201 白色LED素子
202 基体
203 溝部
204 凹部
PC 情報処理装置
R1〜R6、R0a〜R7b 抵抗素子
P1〜P8、P1a〜P4h ポート
Sva〜Svd 電圧信号
LF 光ファイバ
CL 集光部材
L 光

Claims (8)

  1. 複数のカラーセンサと、センサ選択部と、出力制御部と、を備え、
    各々の前記カラーセンサは、受光した光の輝度を複数の波長毎に検出し、
    前記センサ選択部は、センサ出力する第1カラーセンサを複数の前記カラーセンサのうちから選択する選択信号を出力し、
    前記出力制御部は、前記選択信号に基づいて前記第1カラーセンサからセンサ信号を出力させる色調検査装置。
  2. 前記出力制御部は複数であって、
    複数の前記カラーセンサはいずれかの前記出力制御部に接続され、
    前記センサ選択部は、前記第1カラーセンサが接続された出力制御部を通知する通知信号を各々の前記出力制御部に出力する請求項1に記載の色調検査装置。
  3. 外部装置と通信可能な通信部をさらに備え、
    前記出力制御部は、前記選択信号に基づいて、前記第1カラーセンサを前記通信部と通信可能にする請求項1又は請求項2に記載の色調検査装置。
  4. 前記出力制御部は、各々の前記カラーセンサに接続される切替部を複数有し、
    前記選択信号は、各々の前記切替部に入力される切替信号を含み、
    各々の前記切替部は、前記切替信号に基づいて、該切替部に接続された第2カラーセンサを前記通信部と通信可能及び通信不可のうちの一方に切り替える請求項3に記載の色調検査装置。
  5. 前記カラーセンサの受光部を囲む遮光部材をさらに備える請求項1〜請求項4のいずれかに記載の色調検査装置。
  6. 前記カラーセンサが実装される基板をさらに備え、
    前記基板は、前記光の光源が配置される基体の溝部に嵌合して該溝部の長手方向に滑動可能な凸部を有し、
    前記カラーセンサは前記凸部の長手方向に沿って該凸部上に並んで配置される請求項1〜請求項5のいずれかに記載の色調検査装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の色調検査装置を用いて光の輝度を複数の波長毎に検出する色調検査方法であって、
    前記光源から出射された前記光が光ファイバを用いてカラーセンサの受光部に導かれるステップと、
    前記カラーセンサが前記光の輝度を前記波長毎に検出するステップと、
    を備える色調検査方法。
  8. 前記光源から出射された前記光が集光部材を用いて前記光ファイバの入光端に集光されるステップをさらに備える請求項7に記載の色調検査方法。
JP2016104154A 2016-05-25 2016-05-25 色調検査装置、及び色調検査方法 Pending JP2017211261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016104154A JP2017211261A (ja) 2016-05-25 2016-05-25 色調検査装置、及び色調検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016104154A JP2017211261A (ja) 2016-05-25 2016-05-25 色調検査装置、及び色調検査方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017211261A true JP2017211261A (ja) 2017-11-30

Family

ID=60475457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016104154A Pending JP2017211261A (ja) 2016-05-25 2016-05-25 色調検査装置、及び色調検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017211261A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109859648B (zh) 一种显示面板及显示装置
KR101320021B1 (ko) 백라이트용 광원 및 백라이트 어셈블리 그리고 이를포함하는 액정 표시 장치
JP6042402B2 (ja) 照明モジュール及びこれを用いる外観検査システム
JP6141347B2 (ja) 光源装置及び表示装置
US20140048828A1 (en) Led display panel and led display apparatus
US20110157101A1 (en) Electronic whiteboard system
CN113169250A (zh) 转移装置和使用该转移装置制造微型led显示器的方法
US8178827B2 (en) Universal LED testing device
US20180352619A1 (en) METHOD AND ICT DEVICE FOR INSPECTING MODULES OF A LIGHTING DEVICE CONTAINING AT LEAST TWO LEDs
KR102211153B1 (ko) 카메라 모듈형 센서 장치 및 카메라 모듈
TW200819770A (en) Adjustable illumination apparatus and AOI system using the same
CN112385027B (zh) 电子装置、用于制造led模块的方法和计算机可读记录介质
KR20120088885A (ko) 엘이디 테스트 시스템 및 이의 테스트 방법
JP2017211261A (ja) 色調検査装置、及び色調検査方法
US10211078B2 (en) Position-detecting and chip-separating device
WO2019172594A1 (ko) 전기 소자용 기판 및 그 제조 방법
KR20130032107A (ko) 조명 장치 및 그 제어 방법
US11423864B2 (en) Under-display sensor
JP2008227301A (ja) 電子回路部品装着検査方法および装置
CN102982765A (zh) 一种照明方法
JP5530122B2 (ja) 光センサの試験装置
JP2011095116A (ja) 点灯検査装置、方法、及び、プログラム
TWI813932B (zh) 光電封裝體和鍵盤
CN112396967B (zh) 光传感模组、屏幕组件、电子设备、检测方法和存储介质
JP2015115148A (ja) 基板ユニット