JP2017210851A - 雨水等の貯留浸透施設 - Google Patents

雨水等の貯留浸透施設 Download PDF

Info

Publication number
JP2017210851A
JP2017210851A JP2016106741A JP2016106741A JP2017210851A JP 2017210851 A JP2017210851 A JP 2017210851A JP 2016106741 A JP2016106741 A JP 2016106741A JP 2016106741 A JP2016106741 A JP 2016106741A JP 2017210851 A JP2017210851 A JP 2017210851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
peripheral wall
storage space
column
units
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016106741A
Other languages
English (en)
Inventor
林 慎一郎
Shinichiro Hayashi
慎一郎 林
林 和志郎
Washio Hayashi
和志郎 林
林 宏三郎
Kozaburo Hayashi
宏三郎 林
林 加奈子
Kanako Hayashi
加奈子 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashi Bussan Co Ltd
Original Assignee
Hayashi Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayashi Bussan Co Ltd filed Critical Hayashi Bussan Co Ltd
Priority to JP2016106741A priority Critical patent/JP2017210851A/ja
Publication of JP2017210851A publication Critical patent/JP2017210851A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、テーブル状単位部材を用いた雨水貯留浸透施設の省資源化の提案である。【解決手段】本発明は、テーブル状単位部材をその脚部を対向させた状態で組み合わせたユニットを地下に配列することで貯留空間を形成し、当該貯留空間をシートで覆った雨水等の貯留浸透施設において、当該貯留空間はユニットを配置した貯留空間の周壁と、当該周壁内に配列されるユニットを縦方向に配置したユニット柱と、周壁内を覆う天井板から構成され、ユニット柱と周壁との距離、ユニット間同士の距離を同間隔とし、天井部材を周壁とユニット柱、ユニット柱間にまたがるように覆い、且つ天井部材とユニット柱、天井部材と周壁とを支柱で貫通して貯留空間とした雨水等の貯留浸透施設である。【選択図】図1

Description

本発明は、雨水等の貯留浸透施設の技術に属する。
雨水等の流出抑制を目的として、プラスチックなどで製造された単位部材を地下に配列充填しその周囲を適宜シートで覆った雨水貯留浸透施設が普及している。この目的のため各種の異なる形状の単位部材が例えば特開平10-252108、特開平11-222886などに提案且つ使用されている。いずれの方法も単位部材を地下に配列し、その周囲を透水性若しくは遮水性のシートで包み、その内部空間に雨水等を貯留する浸透・貯留施設とするものであった。
上記単位部材の配列を工夫することで省資源を図る方法として本発明者らは特開2008-280775、特開2010-048010、特開2010-059729の方法を提案したがよりいっそうの省資源を図る方法の提案である。。
特開平10-252108 特開平11-222886 特開2008-280775 特開2010-048010 特開2010-059729
本発明は、単位部材を用いた雨水貯留浸透施設の省資源化の提案である。
本発明は、テーブル状単位部材をその脚部を対向させた状態で組み合わせたユニットを地下に配列することで貯留空間を形成し、当該貯留空間をシートで覆った雨水等の貯留浸透施設において、当該貯留空間はユニットを配置した貯留空間の周壁と、当該周壁内に配列されるユニットを縦方向に配置したユニット柱と、周壁内を覆う天井板から構成され、ユニット柱と周壁との距離、ユニット間同士の距離を同間隔とし、天井部材を周壁とユニット柱、ユニット柱間にまたがるように覆い、且つ天井部材とユニット柱、天井部材と周壁とを支柱で貫通して貯留空間とした雨水等の貯留浸透施設である。
本発明は、ユニット柱を周壁内に配列する際、ユニット柱と周壁との距離、ユニット間同士の距離を同間隔とし、且つ天井部材とユニット柱、天井部材と周壁とを支柱で貫通して貯留空間としたため、以下の効果がある。
1.周壁内にユニット柱の存在しない場所があるため省資源効果が大きい。
2.天井部材とユニット柱、天井部材と周壁とを支柱で貫通しているため、ユニット柱の移動を防ぐと共に貯留空間の水平強度が高くなる。
貯留空間を示す概念図である。 天板の無い状態の貯留空間を示す概念図である。 テーブル状部材とユニット形状を示す概念図である。 雨水等の貯留浸透施設の概念図である。 テーブル状部材の例を示す。
以下、本発明を図によって、より詳細に説明する。図で正方形として示している部分はユニットである。
図1は、本発明の貯留浸透施設を構成する貯留空間の概念図である。
図1aは、平面図であり、図1bは、断面図である。
図2は、天井材を配置する前の状態を示す平面図である。
図2に示すように、本貯留空間はユニットを上下左右に配列して貯留空間の周壁を形成する。得られた周壁内にユニットを縦方向に配列したユニット柱を等間隔に配置する。図では、ユニット柱と周壁までの距離、ユニット柱間の距離はユニットの幅に等しく設定されている。この幅は必要に応じてユニットの整数倍の距離とすることができる。また周壁も必要に応じてユニットの整数倍の厚さとすることができる。また、ユニット柱も図2に示す2つのテーブル状部材で形成されるものでなく、例えば上下共に4個のテーブル状部材で対向させた大きなユニットを形成しそれを用いて形成する柱であってもよく、柱の太さも変えることができる。
貯留空間は周壁内を天板で覆って完成する。図1aに示すように、ユニット幅の2倍を有する天板で覆っている。天板とユニットを形成するテーブル状部材の平盤部端部には支柱で貫通できるよう支柱孔が設けられている。
図1bに示すようにユニット柱と天板は支柱で貫通固定される。
支柱は金属製のパイプ、棒あるいは塩化ビニール管が使用できる。
支柱は図2に示すとおり天板を配設する前に挿入しておいてもよく、天板配設後に挿入してもよい。
本発明に使用するテーブル状部材は図3aに示すとおり、平盤部と平盤部に開口する脚部から形成される。平盤部は図示しないが水が流下できるよう孔部が設けられている。脚部は図では断面円形であり、運搬貯蔵の便からテーパが設けられ、入れ子状に積み重ね可能となっている。また脚底部には孔部が設けられている。
図3bは、本テーブル状部材を脚部を対向させるようにして組み合わせたユニットの例である。
図4は本貯留空間を遮水シート及び保護シートで覆った貯留槽にドロだめ枡、オリフィス枡等の付帯設備を設けた雨水流出抑制施設として利用する例を示している。図5に本発明の雨水等の貯留浸透施設に使用可能なテーブル状部材の例を示す。テーブル状部材の脚部は円形以外、多角形、梅鉢状など使用可能であり脚部の個数も一つに限定されない。
テーブル状部材、壁材、天板の材質は従来の単位部材を用いる方法と同様ポリプロピレンなどの射出成形可能なポリオレフィンあるいはステンレススチールなどの金属製とすることができる。天板はコンクリート製としてもよい。
雨水等の流出抑制施設として利用可能である。
1 貯留空間
2 テーブル状部材
3 ユニット
41 周壁
42 ユニット柱
5 天板
51 支柱孔
52 支柱

Claims (1)

  1. テーブル状単位部材をその脚部を対向させた状態で組み合わせたユニットを地下に配列することで貯留空間を形成し、当該貯留空間をシートで覆った雨水等の貯留浸透施設において、当該貯留空間はユニットを配置した貯留空間の周壁と、当該周壁内に配列されるユニットを縦方向に配置したユニット柱と、周壁内を覆う天井板から構成され、ユニット柱と周壁との距離、ユニット間同士の距離を同間隔とし、天井部材を周壁とユニット柱、ユニット柱間にまたがるように覆い、且つ天井部材とユニット柱、天井部材と周壁とを支柱で貫通して貯留空間とした雨水等の貯留浸透施設。
JP2016106741A 2016-05-27 2016-05-27 雨水等の貯留浸透施設 Pending JP2017210851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016106741A JP2017210851A (ja) 2016-05-27 2016-05-27 雨水等の貯留浸透施設

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016106741A JP2017210851A (ja) 2016-05-27 2016-05-27 雨水等の貯留浸透施設

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017210851A true JP2017210851A (ja) 2017-11-30

Family

ID=60475220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016106741A Pending JP2017210851A (ja) 2016-05-27 2016-05-27 雨水等の貯留浸透施設

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017210851A (ja)

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0632395A (ja) * 1992-07-13 1994-02-08 Koken Sangyo Kk 地下式貯水槽
JPH0941434A (ja) * 1995-07-31 1997-02-10 C I Kasei Co Ltd 簡易貯水槽の構造
JPH09111848A (ja) * 1996-06-10 1997-04-28 Asahi Concrete Works Co Ltd 地下遊水構造物
JP2007332694A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Shinichiro Hayashi 雨水等の貯留用空間
JP2008255767A (ja) * 2006-10-24 2008-10-23 Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk 補強を施した雨水等の貯留浸透施設
JP2008280775A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk 単位部材を離して配列した雨水等の貯留浸透施設
JP2009235784A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Sekisui Plastics Co Ltd 地下貯水設備
JP2011149269A (ja) * 2010-06-08 2011-08-04 Furukawa Electric Co Ltd:The 骨格ブロックの嵌合構造
US20110255921A1 (en) * 2010-04-20 2011-10-20 Polyguard Products, Inc. Water retention cell structures
JP2014095214A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Hayashi Bussan Co Ltd ユニット部材
JP2016020571A (ja) * 2014-07-14 2016-02-04 株式会社トーテツ 貯留複合体の構造並びにこれを用いた貯留槽及び貯留浸透槽
JP2016050423A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 株式会社 林物産発明研究所 雨水等の貯留槽

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0632395A (ja) * 1992-07-13 1994-02-08 Koken Sangyo Kk 地下式貯水槽
JPH0941434A (ja) * 1995-07-31 1997-02-10 C I Kasei Co Ltd 簡易貯水槽の構造
JPH09111848A (ja) * 1996-06-10 1997-04-28 Asahi Concrete Works Co Ltd 地下遊水構造物
JP2007332694A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Shinichiro Hayashi 雨水等の貯留用空間
JP2008255767A (ja) * 2006-10-24 2008-10-23 Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk 補強を施した雨水等の貯留浸透施設
JP2008280775A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk 単位部材を離して配列した雨水等の貯留浸透施設
JP2009235784A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Sekisui Plastics Co Ltd 地下貯水設備
US20110255921A1 (en) * 2010-04-20 2011-10-20 Polyguard Products, Inc. Water retention cell structures
JP2011149269A (ja) * 2010-06-08 2011-08-04 Furukawa Electric Co Ltd:The 骨格ブロックの嵌合構造
JP2014095214A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Hayashi Bussan Co Ltd ユニット部材
JP2016020571A (ja) * 2014-07-14 2016-02-04 株式会社トーテツ 貯留複合体の構造並びにこれを用いた貯留槽及び貯留浸透槽
JP2016050423A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 株式会社 林物産発明研究所 雨水等の貯留槽

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101454648B1 (ko) 방파제 구조물
JP2008255767A (ja) 補強を施した雨水等の貯留浸透施設
JP2010048010A (ja) 雨水等の貯留浸透施設
KR101379040B1 (ko) 방파제 구조물
JP5700742B2 (ja) 構築物および構築物を用いた雨水等の流出抑制施設
JP2017210851A (ja) 雨水等の貯留浸透施設
KR101268334B1 (ko) 수중축조물 공사용 물막이 구조물
JP2018003326A (ja) 雨水等の貯留浸透施設
JP2016050423A (ja) 雨水等の貯留槽
JP6765624B2 (ja) 雨水等の貯留浸透施設
JP2017210849A (ja) 雨水などの貯留浸透施設
JP2008280775A (ja) 単位部材を離して配列した雨水等の貯留浸透施設
MY191700A (en) Connection using steel tube column infilled with concrete and method of producing same
JP2018131788A (ja) 雨水などの流出抑制用貯留槽
JP2017210850A (ja) 雨水などの流出抑制用貯留槽
JP6818503B2 (ja) 建物
JP2009057695A (ja) テーブル状単位部材およびそれを用いる雨水等の貯留浸透施設
JP2017210848A (ja) 2重脚部を有するテーブル状単位部材を用いた雨水等の貯留浸透施設
JP2018131787A (ja) 雨水等の貯留浸透施設用の貯留空間
US20160083959A1 (en) Method of constructing passive that reduce heat loss of a building, as well as the costs and consumption of materials
JP2019138081A (ja) 雨水の流出抑制用施設の貯留槽構築用の貯留空間
KR20150003558U (ko) 유공관
JP2018131786A (ja) 雨水等の貯留浸透槽
JP5620850B2 (ja) 雨水等貯留浸透設備
JP2017106247A (ja) 貯留槽

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210119