JP2017210028A - フロントバンパのリインフォース - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図1から図7に基づいて本発明の実施形態1に係るフロントバンパのリインフォースについて説明する。なお、図中の前後左右は乗用車(車両)の前後左右に対応している。
フロントバンパ(図示省略)のバンパリインフォース20(以下、リインフォース20という)について説明する前に、図1に基づいて、車両10の前部構造等の概要について説明する。車両10の前部には、エンジンルーム12の左右両側に車両前後方向に延びる一対のサイドメンバ14が設けられている。左右のサイドメンバ14の前端には、それぞれクラッシュボックス16がほぼ同軸に取付けられている。クラッシュボックス16は、車両10の前方衝突時にフロントバンパのリインフォース20とサイドメンバ14間で潰れることにより、衝突荷重を吸収できるように構成されている。左右のクラッシュボックス16には、前記フロントバンパのリインフォース20の後面が左右の端部寄り位置22x(連結部位22x)で連結されている。
フロントバンパは、車両の前方衝突時の衝突荷重を受ける緩衝材である。フロントバンパは、図1に示すように、車幅方向に延びる梁状部材であるリインフォース20と、そのリインフォース20の前面に取付けられる緩衝材であるバンパアブソーバ(図示省略)と、前記バンパアブソーバ及びリインフォース20を前方から覆うバンパカバー(図示省略)とから構成されている。
フロントバンパのリインフォース20は、車幅方向に延びるリインフォース本体部22を備えている。リインフォース本体部22は、例えば、アルミ合金製で、図2に示すように、角筒状に形成されており、車幅方向における中央部が両端部に対して前方に凸となるように湾曲している。即ち、リインフォース本体部22の左右の端部22wは、図1等に示すように、端面に近づくにつれて後側に位置するように緩やかに後方に傾斜している。そして、上記したように、前記リインフォース20の後面における左右の端部寄り位置に形成された連結部位22xが左右のクラッシュボックス16の先端に連結されている。
次に、微小ラップ衝突時におけるフロントバンパのリインフォース20の動作について説明する。微小ラップ衝突の第1段階では、図3、図4に示すように、衝突物Gがリインフォース本体部22の衝突受け部20uに当接する。この段階では、リインフォース本体部22の衝突受け部20uよりも車幅方向外側に位置するブロック30の縦壁面32は衝突物Gに当接していない。このため、リインフォース本体部22の端部22wにブロック30(縦壁面32)を設けても、微小ラップ衝突によるリインフォース本体部22とサイドメンバ14等との連結部位22xを支点とするリインフォース本体部22の端部22wの曲げモーメントが大きくなることはない。即ち、リインフォース本体部22の端部22wにブロック30(縦壁面32)を設けることで、リインフォース本体部22の端部22wが連結部位22xで曲がり易くなることがない。
本実施形態に係るフロントバンパのリインフォース20によると、リインフォース本体部22の端部を補強することなく、リインフォース本体部22、及びブロック30により、衝突物Gによる衝突荷重を良好に受けられるようになる。さらに、リインフォース本体部22の縦壁面32は、リインフォース本体部22の端部22wの前面に平面視略楔形のブロック30を連結することにより構成されている。このため、リインフォース本体部22に対してブロック30を後付けすることで縦壁面32を形成できる。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態に係るフロントバンパのリインフォース20では、リインフォース本体部22の端部22wにブロック30をボルト止めすることにより、衝突物Gの衝突方向に対して垂直な縦壁面32を構成する例を示した。しかし、図6、図7に示すように、リインフォース本体部22の端部22wを衝突受け部20uの近傍で水平前方に曲げ、リインフォース本体部22の端部22wの前面を衝突物Gの衝突方向(前後方向)に対して垂直に保持することで、前記前面をリインフォース本体部22の縦壁面32とすることも可能である。これにより、縦壁面32を設けるために新たな部品(ブロック30)が不要となる。
14・・・・サイドメンバ
20・・・・リインフォース
20u・・・衝突受け部
22・・・・リインフォース本体部
22w・・・端部
22x・・・連結部位(支点)
30・・・・ブロック
32・・・・縦壁面
G・・・・・衝突物
Claims (4)
- 車両に取付けられているフロントバンパのリインフォースであって、
車幅方向における中央部が両端部に対して前方に凸となるように湾曲しているリインフォース本体部を備えており、
前記リインフォース本体部には、前記リインフォース本体部の端から所定寸法位置に微小ラップ衝突時において衝突物が衝突する衝突受け部が設けられており、
前記リインフォース本体部の衝突受け部の車幅方向外側には、前記衝突物の衝突方向に対して垂直な縦壁面が設けられており、
前記衝突物が前記リインフォース本体部の衝突受け部に当接した状態で、前記リインフォース本体部の縦壁面は前記衝突物に当接しないように構成されているフロントバンパのリインフォース。 - 請求項1に記載されたフロントバンパのリインフォースであって、
前記リインフォース本体部の縦壁面は、前記リインフォース本体部の端部の前面に平面視略楔形のブロックを連結することにより構成されているフロントバンパのリインフォース。 - 請求項1に記載されたフロントバンパのリインフォースであって、
前記リインフォース本体部の端部を前記衝突受け部の近傍で水平前方に曲げ、前記リインフォース本体部の端部の前面を前記衝突物の衝突方向に対して垂直に保持することで、前記前面を前記リインフォース本体部の縦壁面とするフロントバンパのリインフォース。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載されたフロントバンパのリインフォースであって、
前記リインフォース本体部の左右の端部寄り位置は、車両前後方向に延びる左右のサイドメンバの先端に連結されており、
前記リインフォース本体部の前記衝突受け部は、前記リインフォース本体部と前記サイドメンバとの連結部位よりも車幅方向外側に設けられているフロントバンパのリインフォース。
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- 2016-05-23 JP JP2016102547A patent/JP6706412B2/ja active Active
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CN113879239B (zh) * | 2020-07-01 | 2024-01-02 | 马自达汽车株式会社 | 车辆的前部车身结构 |
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