JP2017209841A - 樹脂貯留装置及び造形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】槽の底である透光性シートが伸びるように変形しても、その透光性シートの撓みを抑制する。【解決手段】樹脂貯留装置40は、枠状に設けられた堰止枠62と、堰止枠62の開口を閉塞するように堰止枠62に設けられ、可撓性を有する透光性シート63と、透光性を有する支持台42と、支持台42に凸設され、堰止枠62によって囲繞され、透光性シート63によって被覆され、透光性を有する凸状ステージ44と、透光性シート63と凸状ステージ44との接触面に沿う方向の張力を透光性シート63に付与するとともに、透光性シート63を張った状態に弾性的に維持するテンション維持機構50と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、光が照射される光硬化性樹脂が貯留される樹脂貯留装置に関するとともに、その樹脂貯留装置を備える造形装置に関する。
特許文献1には、槽の透明な底が台の開口をその上から閉塞するように台上に載置された状態で、その槽に貯留された光硬化性樹脂に対して槽の下方から開口を通じて光を照射することによって光硬化性樹脂を硬化させつつ、硬化樹脂を段階的に上昇させ、これにより硬化樹脂の積層体たる造形物を製造する造形装置が開示されている。硬化樹脂の上昇の際には、硬化樹脂の下面が槽の底から剥離する。
特開2015−33825号公報
ところで、硬化樹脂が槽の底から剥離しやすくするために、槽の底の材料を選定する必要がある。選定された材料の弾性率が低い場合や槽の底が薄い場合、槽の底が可撓性を有する。硬化樹脂を槽の底から剥離する際に槽の底が上方に引っ張られて撓み、硬化樹脂の剥離後に槽の底の撓みが解消される。槽の底の撓み及びその解消が繰り返されると、槽の底が疲労によって伸びてしまう。また、光硬化性樹脂の重み等によって槽の底に張力が作用し、その張力によるクリープ現象によって槽の底が伸びてしまう。槽の底が伸びてしまうと、槽の底が撓んだ状態となる。そのため、槽の中の光硬化性樹脂の硬化不良や形状不良等が生じてしまう。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、槽の底である透光性シートが伸びるように変形しても、その透光性シートの撓みを抑制することである。
上記課題を解決するための主たる発明は、枠状に設けられた堰止枠と、前記堰止枠の開口を閉塞するように前記堰止枠に設けられ、可撓性を有する透光性シートと、を備え、前記堰止枠の内側の前記透光性シート上に光硬化性樹脂が貯留される樹脂貯留装置であって、透光性を有する支持台と、前記支持台に凸設され、前記堰止枠によって囲繞され、前記透光性シートによって被覆され、透光性を有する凸状ステージと、前記透光性シートと前記凸状ステージとの接触面に沿う方向の張力を前記透光性シートに付与するとともに、前記透光性シートを張った状態に弾性的に維持するテンション維持機構と、を備える樹脂貯留装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、透光性シートが伸びるように変形しても、その透光性シートの撓みを抑えることができる。
図1は、造形装置の鉛直断面図である。 図2は、第1実施形態に係る樹脂貯留装置の平面図である。 図3は、図2に示すIII−IIIに沿った面を矢印方向に見た断面図である。 図4は、第2実施形態に係る樹脂貯留装置の平面図である。 図5は、図4に示すV−Vに沿った面を矢印方向に見た断面図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
枠状に設けられた堰止枠と、前記堰止枠の開口を閉塞するように前記堰止枠に設けられ、可撓性を有する透光性シートと、を備え、前記堰止枠の内側の前記透光性シート上に光硬化性樹脂が貯留される樹脂貯留装置であって、透光性を有する支持台と、前記支持台に凸設され、前記堰止枠によって囲繞され、前記透光性シートによって被覆され、透光性を有する凸状ステージと、前記透光性シートと前記凸状ステージとの接触面に沿う方向の張力を前記透光性シートに付与するとともに、前記透光性シートを張った状態に弾性的に維持するテンション維持機構と、を備える樹脂貯留装置が明らかとなる。
また、前記樹脂貯留装置と、前記凸状ステージの上方に配されたホルダと、前記ホルダを前記光硬化性樹脂に浸漬した状態から上昇させる引揚装置と、前記支持台の下方から前記ホルダと前記透光性シートとの間の前記光硬化性樹脂に光を照射することによって、前記光硬化性樹脂に画像を投影する投影装置と、を備える造形装置が明らかとなる。
以上によれば、透光性シートの張った状態が弾性的に維持されるので、透光性シートが伸びるように変形しても、透光性シートの撓みを抑えることができる。そのため、光が投影装置によって支持台、凸状ステージ及び透光性シートを介して光硬化性樹脂に照射される際、光硬化性樹脂の硬化不良や形状不良を抑えることができる。
前記テンション維持機構が、前記支持台上において前記凸状ステージに対して接離するよう変位可能に設けられた押圧子と、前記押圧子と前記凸状ステージとの間に設けられた弾性材と、を有し、前記透光性シートが前記凸状ステージとともに前記押圧子及び前記弾性材を被覆して前記凸状ステージ及び前記押圧子に押し付けられ、前記押圧子が前記弾性材の弾性力によって前記凸状ステージから離間するように付勢され、前記透光性シートが前記押圧子により押し広げられて張られた状態にあることが望ましい。
これにより、押圧子が弾性材の弾性力によって付勢された上で、押圧子が凸状ステージに対して接離するように変位可能であるので、透光性シートの張った状態が弾性的に維持される。つまり、透光性シートが徐々に伸びるように変形したものとしても、透光性シートの伸びに伴い押圧子が弾性材の弾性力により凸状ステージから徐々に離間するよう変位するので、透光性シートが張った状態に保たれる。そのため、透光性シートの撓みを抑えられる。
前記堰止枠が前記支持台に突き当てられた状態で保持されていることが望ましい。
これにより、透光性シートの張力や弾性材の弾性力が安定し、透光性シートが撓まずに凸状ステージに張り付けられた状態が維持される。
前記樹脂貯留装置が、前記支持台のうち前記押圧子の変位軌道に設けられた目盛りを更に備えることが望ましい。
これにより、押圧子の変位量・位置を目盛りにより測定することができ、押圧子の変位量・位置から透光性シートの劣化度合いを推定することができる。
前記テンション維持機構が、前記堰止枠を前記支持台に近づく方向に弾性力によって付勢する弾性材を有し、前記堰止枠が前記弾性材により付勢されることによって前記透光性シートが前記押圧子に押し付けられて張られた状態にあり、前記堰止枠が前記支持台から離間した状態にあることが望ましい。
これにより、堰止枠が支持台から離間しているので堰止枠が支持台に対して接離するように変位可能な上、堰止枠が弾性材の弾性力によって付勢されているので、透光性シートの張った状態が弾性的に維持される。つまり、透光性シートが徐々に伸びるように変形したものとしても、透光性シートの伸びに伴い堰止枠が弾性材の弾性力により支持台に近づくように変位するので、透光性シートが張った状態に保たれる。そのため、透光性シートの撓みを抑えられる。
前記樹脂貯留装置が、前記堰止枠に設けられた第一接触端子と、前記第一接触端子から離間した状態で前記第一接触端子に対向するよう前記支持台に設けられた第二接触端子と、を更に備え、前記第一接触端子と前記第二接触端子によってスイッチが構成されていることが望ましい。
これにより、堰止枠が支持台に当たるまで変位すると、第一接触端子と第二接触端子が互いに接触するので、スイッチが切り替わる。これにより、堰止枠がそれ以上変位し得ないことを検出することができる。
前記樹脂貯留装置が、前記凸状ステージ及び前記堰止枠を取り囲むように前記支持台上に設けられた囲い枠を更に備え、前記囲い枠の内側の前記支持台上に透光性液体が貯留され、前記凸状ステージが前記透光性液体に浸漬され、前記透光性液体が前記堰止枠によって堰き止められた状態で前記堰止枠の下部及び前記透光性シートが前記透光性液体に浸かっていることが望ましい。
これにより、透光性液体が透光性シートと凸状ステージとの間の微小なすき間に浸透し、透光性シートと凸状ステージとの間の微小なすき間の脱泡が実現される。そのため、光が投影装置によって支持台、凸状ステージ及び透光性シートを介して光硬化性樹脂に照射される際、透過光の乱反射や表面反射等を抑えることができ、透過光の透過率が向上する。
===第1実施形態===
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
<造形装置について>
図1は造形装置1の断面図である。
図1に示すように、造形装置1は、筐体10、脚部12、台座部13、ホルダ24、引揚装置20、投影装置30及び樹脂貯留装置40等を備える。造形装置1は、いわゆる3Dプリンタである。つまり、造形装置1は、ホルダ24の下に二次元的なスライス造形物を順次生成して積層することによって、これらスライス造形物の積層体である三次元的な造形物を造形する装置である。
<筐体、脚部及び台座部について>
筐体10は中空を有した箱状に形成されている。筐体10の底板11には、少なくとも3体の脚部12が設けられている。脚部12の高さが調整可能であり、脚部12の高さを個別に調整することによって直交三軸回りの筐体10の傾斜角を調整することができる。
筐体10の上面には板状の台座部13が設けられており、その台座部13には開口14が台座部13を上下に貫通するように形成されている。なお、開口14が開放されていてもよいし、投影装置30の照射光に対して透過性を有する透明板によって開口14が閉塞されてもよい。
<投影装置について>
筐体10内の底板11上には投影装置30が設けられている。この投影装置30は、光(例えば紫外線)の明暗の分布によって表される画像(例えば、モノクロ画像又は二値画像)を開口14に向けて投影するものである。この投影装置30は、光(例えば紫外線)を発する光源(例えば、レーザーダイオード又は発光ダイオード)と、二次元画像を表示する表示素子(液晶表示素子、デジタルマイクロミラーデバイス)と、光源によって発せられた光を表示素子に照射する照射光学系と、表示素子に照射された光の透過光又は反射光を開口14に向けて照射することによって表示素子に表示された二次元画像を投影・結像する投影光学系と、を有する。ここで、光学系とは、レンズ単体、レンズの組合せ、或いは、反射鏡とレンズの組合せ等をいう。投影装置30による投影像面(投影光学系の合焦面)は、台座部13の上面の上方に設定されている。
造形装置1による造形動作の際、画像データがコンピュータ等から投影装置30に順次転送される。投影装置30は、画像データを入力する度に、その画像データに基づく画像を投影する。
<ホルダ及びその引揚装置について>
ホルダ24は引揚装置20によって昇降される。引揚装置20はガイド21、昇降体22、支持腕23及び直動駆動機構等を有する。
ガイド21は、上下方向に延在するように、台座部13の開口14の周辺に立設されている。ガイド21には昇降体22が取り付けられている。この昇降体22はガイド21によって上下方向に案内され、直動駆動機構によって上下方向に駆動される。直動駆動機構は、モーターと、そのモーターの動力を昇降体22に伝動する伝動機構(例えばベルト伝動機構、チェーン伝動機構、ボールねじ伝動機構又はピニオンラック機構等)とを有する。
昇降体22には、支持腕23が取り付けられている。この支持腕23は昇降体22から開口14の上方に延出する。支持腕23の先端部には、三次元造形物を保持するホルダ24が垂下するように取り付けられている。このホルダ24は開口14の上方にある。
造形装置1による造形処理の際、ホルダ24は引揚装置20によって一定距離だけ間欠的に上昇される。
<樹脂貯留装置について>
図2及び図3を参照して、樹脂貯留装置40について詳細に説明する。図2は樹脂貯留装置40の平面図であり、図3はIII−III断面図である。
樹脂貯留装置40は、台座部13上に設けられている。樹脂貯留装置40は液槽41、テンション維持機構50及び樹脂槽61を備える。
液槽41は支持台42、囲い枠43及び凸状ステージ44を有する。支持台42が矩形板状に形成されている。この支持台42は台座部13上に載置されて、台座部13の開口14を上から閉塞する。囲い枠43は、4つの側板を有して矩形枠状に設けられているとともに、支持台42の上面の周縁部に立設されている。支持台42と囲い枠43は、一体成形、接合、接着、組み付け或いはアセンブリー等により一体化された状態にある。
凸状ステージ44は、支持台42の上面のうち、台座部13の開口14に重なる位置に凸設されている。凸状ステージ44の上面は平坦に形成されている。凸状ステージ44は、投影装置30の照射光を透過させる性質を有する。支持台42は、少なくとも凸状ステージ44及び開口14に重なる部位が投影装置30の照射光を透過させる性質を有する。凸状ステージ44は支持台42に対して当接、密接又は密着した状態にあるか、或いは、支持台42に対して一体成形された状態にある。
液槽41は台座部13に対して着脱可能であり、第一留め具によって液槽41が台座部13にロックされる。第一留め具をロック解除して、台座部13に対する液槽41の拘束を解除することで、液槽41を台座部13から取り外すことができる。
液槽41の底、つまり支持台42には、押圧子51〜53及び圧縮ばね54〜56が以下のようにして取り付けられている。
押圧子51〜53は、支持台42上の凸状ステージ44の周囲に配置されている。具体的には、上から見て、押圧子52,53が並列され、凸状ステージ44がこれら押圧子52,53の間に配置され、押圧子51と凸状ステージ44が押圧子52,53及び凸状ステージ44の配列方向に対して直交する方向に配列されている。
押圧子51〜53は支持台42の上面に沿って凸状ステージ44に対して接離移動可能となって支持台42上に設けられている。具体的には、上から見て、押圧子51の移動方向と押圧子52,53の移動方向が直交する。押圧子51と支持台42との間には圧縮ばね54が設けられており、押圧子51が支持台42に近接して圧縮ばね54が自然長よりも圧縮された状態では、押圧子51を支持台42から離間する方向の弾性力が圧縮ばね54によって押圧子51に作用する。同様に、押圧子52と支持台42との間に圧縮ばね55が設けられ、押圧子53と支持台42との間にも圧縮ばね56が設けられている。
支持台42のうち押圧子51の変位の軌道には、目盛り57が設けられている。目盛り57は押圧子51の変位方向に一定ピッチで配列された位置表示線からなり、押圧子51の位置を目盛り57によって読み取ることができる。同様に、支持台42のうち押圧子52の変位の軌道上に目盛り58が設けられ、支持台42のうち押圧子53の変位の軌道上に目盛り58が設けられている。なお、目盛り57の位置表示線が1本でもよく、目盛り58,59についても同様である。
凸状ステージ44上には、樹脂槽61が設置されている。樹脂槽61は、堰止枠62と、可撓性・軟性の透光性シート63と、を有する。堰止枠62が4つの側板を有して矩形枠状に設けられている。透光性シート63が堰止枠62の下面開口を閉塞するようにして堰止枠62の下面に貼着されることによって、透光性シート63と堰止枠62が一体化された状態にある。堰止枠62の上面開口は開放されている。樹脂槽61には液状の光硬化性樹脂(紫外線硬化性樹脂)90が貯留される。
堰止枠62は、透光性シート63よりも剛性が高い剛体である。また、堰止枠62は樹脂材料、金属材料、ガラス材料又はセラミック材料からなる。例えば、堰止枠62は、投影装置30の照射光を透過させるアクリル樹脂からなる。
透光性シート63は、投影装置30の照射光を透過させる性質を有する。また、透光性シート63は、例えばポリプロピレン又はポリエチレンからなり、投影装置30の照射光により硬化する光硬化性樹脂90に対して非親和性を有する。従って、光硬化性樹脂90が透光性シート63に付着した状態で硬化しても、硬化樹脂と透光性シート63が接着・結合しない。なお、本実施形態及び後述の第2実施形態において、投影装置30の照射光の透過性を有する透光性材料は何れも、可視光を透過させる性質も有するので、透明である。
樹脂槽61は、凸状ステージ44、押圧子51〜53及び圧縮ばね54〜56を堰止枠62によって取り囲むようにして支持台42上に設置されている。具体的には、透光性シート63が凸状ステージ44、押圧子51〜53及び圧縮ばね54〜56をそれらの上から被覆し、堰止枠62の下面が透光性シート63の周縁部を介して支持台42の上面に突き当てられ、第二留め具によって樹脂槽61が支持台42にロックされている。第二留め具をロック解除して、支持台42に対する樹脂槽61の拘束を解除することで、樹脂槽61を支持台42から取り外すことができる。
樹脂槽61が支持台42上に設置された状態では、押圧子51〜53が支持台42に近接しており、圧縮ばね54〜56が自然長よりも圧縮された状態となっている。また、透光性シート63が凸状ステージ44及び押圧子51〜53に対して下方に押し当てられた状態となっている。これにより、透光性シート63の中央部が凸状ステージ44及び押圧子51〜53によって隆起した状態となっている。押圧子51〜53が圧縮ばね54〜56の弾性力によって凸状ステージ44から離間するように付勢されているので、透光性シート63の隆起した部分が凸状ステージ44の上面に沿って押し広げられて張られた状態にあり、透光性シート63の張力と圧縮ばね54〜56の弾性力が釣り合っている。押圧子51〜53が凸状ステージ44に対して接離するように変位可能であるので、透光性シート63の張った状態が弾性的に維持される。堰止枠62が透光性シート63の周縁部を介して支持台42の上面に突き当られた状態に保持されているので、堰止枠62が上下方向に変位せず、透光性シート63の張力や圧縮ばね54〜56の弾性力が安定し、透光性シート63が撓まずに凸状ステージ44の上面に張り付けられた状態が保たれる。
液槽41には水等の透光性液体95が貯留され、その透光性液体95が囲い枠43によって堰き止められている。堰止枠62の下部及び透光性シート63が透光性液体95に浸かっており、その透光性液体95が堰止枠62によって堰き止められている。透光性液体95が透光性シート63と凸状ステージ44との間の微小なすき間に浸透し、透光性シート63と凸状ステージ44との間の微小なすき間の脱泡が実現される。特に、透光性シート63が可撓性を有するので、透光性液体95による脱泡が効果的である。
なお、液槽41に透光性液体95が貯留されてなくてもよく、この場合には囲い枠43が設けられていなくてもよい。
<造形装置の使用法及び動作について>
続いて、造形装置1の使用法及び動作について説明する。
まず、直動駆動機構を作動させて、昇降体22及びホルダ24を直動駆動機構によって上昇させる。
次に、液槽41の凸状ステージ44を開口14に重ねるようにして、液槽41の支持台42を台座部13上に載置し、開口14を支持台42によって閉塞する。そして、第一留め具によって液槽41を台座部13に固定する。
次に、液槽41に水等の透光性液体95を注入する。
次に、押圧子51〜53を凸状ステージ44に近づけて、圧縮ばね54〜56を圧縮した状態にする。そして、透光性シート63を凸状ステージ44、押圧子51〜53及び圧縮ばね54〜56の上に被せて、堰止枠62の下面を透光性シート63の周縁部を介して支持台42の上面に突き当てる。この際、透光性シート63と凸状ステージ44との間に透光性液体95が浸透し、透光性シート63と凸状ステージ44が透光性液体95によって密着する。透光性シート63を凸状ステージ44の上面に敷設する際には、透光性シート63と凸状ステージ44との間に気泡が残留しないようにする。もし気泡が透光性シート63と凸状ステージ44との間に発生したら、透光性シート63の上から気泡を凸状ステージ44の上面の外縁の外に押し出す。
透光性シート63によって凸状ステージ44、押圧子51〜53及び圧縮ばね54〜56をそれらの上から被覆する際には、押圧子51〜53を解放する。そうすると、圧縮ばね54〜56の弾性力によって押圧子51〜53が凸状ステージ44から離間するように変位する。これにより、透光性シート63の隆起した部分が押圧子51〜53及び凸状ステージ44によって押し広げられ、透光性シート63に張力が生じて、圧縮ばね54〜56の弾性力と透光性シート63の張力が釣り合う。
次に、第二留め具によって樹脂槽61を支持台42に固定して、堰止枠62の下面を透光性シート63の周縁部を介して支持台42の上面に突き当てた状態に保持する。なお、気泡が透光性シート63と凸状ステージ44との間に残留していたら、その気泡を凸状ステージ44の上面の外縁の外に押し出す。
次に、樹脂槽61に未硬化の光硬化性樹脂90を注入する。
次に、脚部12の高さを調整し、凸状ステージ44の上面を水平面に対して傾斜させる。具体的には、図1中の左側の脚部12を右側の脚部12よりも高く調整し、凸状ステージ44の上面を図1中の右下りに傾斜させる。そうすると、透光性液体95が図1中の凸状ステージ44及び開口14側に片寄るので、その後、凸状ステージ44と透光性シート63との間への気泡の侵入を抑えられる。なお、脚部12の高さを調整することで、凸状ステージ44の上面を水平にしてもよい。
以上のように樹脂貯留装置40を設置したら、造形装置1の造形動作が開始する。
まず、直動駆動機構が作動して、昇降体22及びホルダ24が直動駆動機構によって下降されて、ホルダ24の下部が光硬化性樹脂90に浸漬される。この際、ホルダ24の下面が透光性シート63に当接せず、ホルダ24の下面と透光性シート63との間には光硬化性樹脂90が介在する。
次に、投影装置30の光源が点灯されて、ホルダ24と透光性シート63との間の光硬化性樹脂90に画像が投影装置30によって所定露光時間だけ投影される。これにより、光硬化性樹脂90のうち画像の明部に相当する部分(露光部分)が光(例えば紫外線)によって硬化し、画像の明部の形状をした二次元的なスライス造形物(硬化樹脂)がホルダ24と透光性シート63との間に形成される。スライス造形物は所定の厚み(例えば、ホルダ24と透光性シート63との間の間隔)を有したものである。
投影装置30による投影・露光の際、光が凸状ステージ44及び透光性シート63を透過する。凸状ステージ44と透光性シート63との間が脱泡されているので、透過光の乱反射が起こらず、透過光の透過率が向上する。
また、凸状ステージ44と透光性シート63との間に浸透した透光性液体95は空気よりも屈折率が高く、その透光性液体95の屈折率は空気の屈折率よりも凸状ステージ44や透光性シート63の屈折率に近似している。凸状ステージ44と透光性シート63との間の界面における表面反射が発生しづらく、透過光の透過率が向上する。
投影装置30による投影・露光後、直動駆動機構が作動して、昇降体22及びホルダ24が直動駆動機構によってスライス造形物の厚み分だけ上昇される。そうすると、形成されたスライス造形物がホルダ24に保持された状態で透光性シート63から剥離する。この際、透光性シート63は僅かに上方に引っ張られて、スライス造形物の剥離後に元に復元する。ホルダ24の上昇後は、ホルダ24の下面に形成されたスライス造形物の全体又は下部は未硬化の光硬化性樹脂90に浸漬されているが、スライス造形物は透光性シート63から離間している。
以後、投影装置30による投影・露光とホルダ24の上昇とが交互に繰り返されることで、ホルダ24の下の三次元的な造形物が下方へ成長する。
ところで、以上のような三次元造形物の造形処理が連続的又は断続的に長時間行われると、透光性シート63が劣化して伸びてしまう。具体的には、スライス造形物の剥離の際の引張の繰り返しによって透光性シート63の疲労現象が生じたり、張力による透光性シート63のクリープ現象が生じたりする。透光性シート63が徐々に伸びるように変形したものとしても、透光性シート63の伸びに伴い押圧子51〜53が圧縮ばね54〜56の弾性力により凸状ステージ44から徐々に離間するよう変位するので、透光性シート63が張った状態に保たれる。そのため、透光性シート63が常に撓まず、スライス造形物を正常に造形することができる。また、透光性シート63が伸びるように劣化しても、透光性シート63を使用し続けることができ、樹脂槽61の長寿命化を図れる。
押圧子51〜53の変位に伴う押圧子51〜53の変位量・位置を目盛り57〜59により測定することができ、押圧子51〜53の変位量・位置から透光性シート63の劣化度合いを推定することができる。例えば、押圧子51〜53が目盛り57〜59の何れかの位置表示線(例えば、複数の位置表示線のうち凸状ステージ44から最も離れた位置に付されたもの)に到達したら、透光性シート63の劣化度合いが許容限界に達したことを推定でき、これにより樹脂槽61の交換タイミングを知らしめることができる。
===第2実施形態===
図4は第2実施形態の樹脂貯留装置140の平面図であり、図5はV−V断面図である。この樹脂貯留装置140は、第1実施形態の樹脂貯留装置40の代わりに、図1に示す造形装置1に設けられるものである。つまり、第1実施形態の造形装置1と同様に、第2実施形態の造形装置は筐体10、脚部12、台座部13、ホルダ24、引揚装置20及び投影装置30を備えるが、これら筐体10、脚部12、台座部13、ホルダ24、引揚装置20及び投影装置30は第1実施形態と同様に構成されている。
樹脂貯留装置140は、台座部13上に設けられている。樹脂貯留装置140は液槽141、テンション維持機構150及び樹脂槽161を備える。
樹脂槽161は堰止枠162及び透光性シート163を有する。樹脂槽161の堰止枠162及び透光性シート163は第1実施形態の樹脂槽61の堰止枠62及び透光性シート63と同一であるので、堰止枠162及び透光性シート163の詳細な説明を省略する。
液槽141は支持台142、囲い枠143及び凸状ステージ144を有する。液槽141の支持台142、囲い枠143及び凸状ステージ144は、凸状ステージ144のサイズを除いて、第1実施形態の液槽41の支持台42、囲い枠43及び凸状ステージ44と同一である。ここで、第1実施形態では、上から見て、凸状ステージ44が台座部13の開口14と合同形又は相似形であり、凸状ステージ44のサイズが開口14のサイズと同一又はほぼ同一であった。それに対して、第2実施形態では、上から見て、凸状ステージ144のサイズが開口14のサイズよりも大きく、凸状ステージ144が開口14の外縁からはみ出ている。なお、液槽141は、第1実施形態の液槽41と同様に、ロック可能・ロック解除可能な第一留め具によって台座部13に固定され、液槽141の支持台142によって開口14が閉塞されている。
樹脂槽161の透光性シート163が凸状ステージ144をその上から被覆し、堰止枠162が凸状ステージ144を囲繞する。そして、堰止枠162はテンション維持機構150の複数の圧縮ばね151の弾性力によって下方に押し付けられた状態にある。具体的には、テンション維持機構150の複数の押え部152が堰止枠162の上面から上方に離間した状態で液槽141の囲い枠143又は支持台142に固定されており、圧縮ばね151が圧縮された状態で堰止枠162と押え部152との間に挟持されている。押え部152はネジ等の締結具によって液槽141の囲い枠143又は支持台142に固定されており、締結具の固定を解除すれば、押え部152を液槽141の囲い枠143又は支持台142から取り外すことができる。なお、押え部152が筐体10又は台座部13に固定されるものとしてもよい。
透光性シート163が凸状ステージ144に押し付けられることによって、透光性シート163の中央部が隆起した状態となっている。更に、透光性シート163が凸状ステージ144の上面に沿って張られた状態に設けられ、透光性シート163の張力と圧縮ばね151の弾性力が釣り合っている。ここで、堰止枠162の下面及び透光性シート163の周縁部が支持台142の上面から離間した状態にあり、堰止枠162が上下方向に変位可能であるので、透光性シート163の張った状態が弾性的に維持される。
液槽141には水等の透光性液体95が貯留されている。透光性液体95が透光性シート163と凸状ステージ144との間の微小なすき間に浸透している。なお、液槽141に透光性液体95が貯留されてなくてもよく、この場合には囲い枠143が設けられていなくてもよい。
堰止枠162の下端には、スイッチの接触端子(接点)171が設けられている。一方、支持台142の周縁部の上面にも、スイッチの接触端子(接点)172が設けられ、これら接触端子171,172が離間した状態で上下に対向する。接触端子171,172が回路を介して報知器(例えば、ランプ、LED、スピーカー等)の正端子、負端子にそれぞれ接続されている。
第2実施形態の造形装置の造形動作、つまり投影装置30及び引揚装置20の動作タイミングは第1実施形態と同様である。第2実施形態の造形装置を長期間使用すると、透光性シート163が疲労又はクリープによって徐々に伸びるように変形する。透光性シート163の伸びに伴って、圧縮ばね151の弾性力により堰止枠162が支持台142に近づくように変位する。そのため、透光性シート163が張った状態に保たれ、スライス造形物を正常に造形することができる。
透光性シート163の劣化度合いが許容限界に達すると、接触端子171,172が互いに接触して、堰止枠162がそれ以上変位し得ないことを検出することができる。接触端子171,172が互いに接触すると、報知器が作動する。具体的には、報知器がランプ或いはLEDであれば、報知器が点灯又は点滅し、報知器がスピーカーであれば、報知器が音声を出力する。よって、透光性シート163の劣化度合いが許容限界に達したことを推定でき、これにより樹脂槽161の交換タイミングを知らしめることができる。
樹脂貯留装置140の設置方法について説明する。
まず、直動駆動機構を作動させて、昇降体22及びホルダ24を直動駆動機構によって上昇させる。
次に、液槽141の凸状ステージ144の一部を開口14に重ねるようにして、液槽141の支持台142を台座部13上に載置し、開口14を支持台142によって閉塞する。そして、第一留め具によって液槽141を台座部13に固定する。
次に、液槽141に水等の透光性液体95を注入する。
次に、樹脂槽161を凸状ステージ144に載置して、透光性シート163を凸状ステージ144に被せるとともに、堰止枠162を凸状ステージ144の外縁の外側に配置する。この際、透光性シート163と凸状ステージ144との間に透光性液体95が浸透し、透光性シート163と凸状ステージ144が透光性液体95によって密着する。もし透光性シート163と凸状ステージ144との間に気泡が存在する場合には、その気泡を押し出す。
次に、圧縮ばね151を堰止枠162の上に設置し、押さ部152を圧縮ばね151に押し付けて圧縮ばね151を圧縮し、押え部152を液槽141の囲い枠143又は支持台142に固定する。そうすると、透光性シート163の張力と圧縮ばね151の弾性力が釣り合うまで、圧縮ばね151の弾性力により堰止枠162が支持台142に近づくように変位する。透光性シート163の張力と圧縮ばね151の弾性力が釣り合った状態では、堰止枠162の下面及び透光性シート163の周縁部が支持台142の上面から離間している。
次に、樹脂槽161に未硬化の光硬化性樹脂90を注入する。
次に、脚部12の高さを調整し、凸状ステージ144の上面を水平面に対して傾斜させる。なお、脚部12の高さを調整することで、凸状ステージ44の上面を水平にしてもよい。
1…造形装置, 20…引揚装置, 24…ホルダ, 30…投影装置, 40…樹脂貯留装置, 41…液槽, 42…支持台, 43…囲い枠, 44…凸状ステージ, 50…テンション維持機構, 51〜53…押圧子, 54〜56…圧縮ばね(弾性材), 57〜59…目盛り, 61…樹脂槽, 62…堰止枠, 63…透光性シート, 90…光硬化性樹脂, 95…透光性液体, 140…樹脂貯留装置, 141…液槽, 142…支持台, 143…囲い枠, 144…凸状ステージ, 150…テンション維持機構, 151…圧縮ばね(弾性材), 152…押え部, 161…樹脂槽, 162…堰止枠, 163…透光性シート, 171…接触端子(第一接触端子), 172…接触端子(第二接触端子)

Claims (8)

  1. 枠状に設けられた堰止枠と、
    前記堰止枠の開口を閉塞するように前記堰止枠に設けられ、可撓性を有する透光性シートと、を備え、前記堰止枠の内側の前記透光性シート上に光硬化性樹脂が貯留される樹脂貯留装置であって、
    透光性を有する支持台と、
    前記支持台に凸設され、前記堰止枠によって囲繞され、前記透光性シートによって被覆され、透光性を有する凸状ステージと、
    前記透光性シートと前記凸状ステージとの接触面に沿う方向の張力を前記透光性シートに付与するとともに、前記透光性シートを張った状態に弾性的に維持するテンション維持機構と、を備える樹脂貯留装置。
  2. 前記テンション維持機構が、
    前記支持台上において前記凸状ステージに対して接離するよう変位可能に設けられた押圧子と、
    前記押圧子と前記凸状ステージとの間に設けられた弾性材と、を有し、
    前記透光性シートが前記凸状ステージとともに前記押圧子及び前記弾性材を被覆して前記凸状ステージ及び前記押圧子に押し付けられ、
    前記押圧子が前記弾性材の弾性力によって前記凸状ステージから離間するように付勢され、前記透光性シートが前記押圧子により押し広げられて張られた状態にある請求項1に記載の樹脂貯留装置。
  3. 前記堰止枠が前記支持台に突き当てられた状態で保持されている請求項2に記載の樹脂貯留装置。
  4. 前記支持台のうち前記押圧子の変位軌道に設けられた目盛りを更に備える請求項2又は3に記載の樹脂貯留装置。
  5. 前記テンション維持機構が、前記堰止枠を前記支持台に近づく方向に弾性力によって付勢する弾性材を有し、
    前記堰止枠が前記弾性材により付勢されることによって前記透光性シートが前記押圧子に押し付けられて張られた状態にあり、前記堰止枠が前記支持台から離間した状態にある請求項1に記載の樹脂貯留装置。
  6. 前記堰止枠に設けられた第一接触端子と、
    前記第一接触端子から離間した状態で前記第一接触端子に対向するよう前記支持台に設けられた第二接触端子と、を更に備え、
    前記第一接触端子と前記第二接触端子によってスイッチが構成されている請求項5に記載の樹脂貯留装置。
  7. 前記凸状ステージ及び前記堰止枠を取り囲むように前記支持台上に設けられた囲い枠を更に備え、
    前記囲い枠の内側の前記支持台上に透光性液体が貯留され、前記凸状ステージが前記透光性液体に浸漬され、前記透光性液体が前記堰止枠によって堰き止められた状態で前記堰止枠の下部及び前記透光性シートが前記透光性液体に浸かっている請求項1から6の何れか一項に記載の樹脂貯留装置。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の樹脂貯留装置と、
    前記凸状ステージの上方に配されたホルダと、
    前記ホルダを前記光硬化性樹脂に浸漬した状態から上昇させる引揚装置と、
    前記支持台の下方から前記ホルダと前記透光性シートとの間の前記光硬化性樹脂に光を照射することによって、前記光硬化性樹脂に画像を投影する投影装置と、を備える造形装置。
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