JP2017208788A - 自主放送装置および自主放送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】4Kまたは8K解像度の自主放送を伝送する、自主放送装置及び自主放送システムを提供する。【解決手段】1または複数の4Kまたは8K解像度の自主放送信号を入力する入力手段(HEVCエンコーダ11)と、自主放送毎の番組情報としての各局SIを生成する各局SI生成手段(各局SI生成部41)と、入力される全ての自主放送に関する番組情報としての全局SIを生成する全局SI生成手段(全局SI生成部42)と、各局SIを対応する自主放送信号に対してそれぞれ付加する各局SI付加手段(MUX13)と、全局SIを自主放送信号の全てに対して付加する全局SI付加手段(MUX13、TLV生成部14)と、各局SIと全局SIとが付加された自主放送信号を周波数多重する周波数多重手段(混合部16)と、多重化された自主放送信号を送信する送信手段(E/O19−1〜19−n)と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、自主放送装置および自主放送システムに関するものである。
特許文献1には、例えば、学校の教室や、ホテルの客室に配置されたテレビ受像機に自主放送を配信する自主放送システムに関する技術が開示されている。
特開2011−199859号公報
ところで、近年では、解像度が3840×2160ピクセルおよび7680×4320ピクセルの4Kおよび8Kの試験放送が開始され、4Kおよび8Kへの期待が高まっている。しかしながら、特許文献1に開示された技術では、例えば、4Kまたは8K解像度の自主放送信号を伝送することができないという問題点がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、4Kまたは8K解像度の自主放送信号を伝送可能な自主放送装置および自主放送システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、自主放送信号を送信する自主放送装置において、1または複数の4Kまたは8K解像度の自主放送信号を入力する入力手段と、前記自主放送信号に含まれる番組に関する番組情報であって、自主放送毎の番組情報としての各局SI(Service Information)を生成する各局SI生成手段と、前記自主放送信号に含まれる番組に関する番組情報であって、入力される全ての自主放送に関する番組情報としての全局SIを生成する全局SI生成手段と、前記各局SI生成手段によって生成された前記各局SIを、対応する前記自主放送信号に対してそれぞれ付加する各局SI付加手段と、前記全局SI生成手段によって生成された前記全局SIを、前記自主放送信号の全てに対して付加する全局SI付加手段と、前記各局SI付加手段および前記全局SI付加手段によって前記各局SIと前記全局SIとが付加された前記自主放送信号を周波数多重する周波数多重手段と、前記周波数多重手段によって多重化された前記自主放送信号を送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、4Kまたは8K解像度の自主放送信号を伝送することが可能になる。
また、本発明は、高度BS/CS放送信号を受信する高度BS/CS放送信号受信手段と、前記高度BS/CS放送信号受信手段によって受信された前記高度BS/CS放送信号に含まれている全局SIを抽出する抽出手段と、をさらに有し、前記全局SI生成手段は、前記抽出手段によって抽出された前記全局SIと、入力される全ての自主放送に関する番組情報とから全局SIを生成するとともに、前記全局SI付加手段は、前記全局SI生成手段によって得られた前記全局SIを前記自主放送信号と前記高度BS/CS放送信号の全てに対して付加し、前記周波数多重手段は、前記入力手段から入力された前記自主放送信号と、前記高度BS/CS放送信号受信手段によって受信された前記高度BS/CS放送信号とを周波数多重する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、自主放送信号に加えて高度BS/CS放送信号も伝送することが可能になる。
また、本発明は、前記入力手段から入力される前記自主放送信号を2K以下の解像度の放送信号に変換する変換手段をさらに有し、前記周波数多重手段は、前記変換手段によって得られた前記自主放送信号も周波数多重する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、受信側において、4Kまたは8K解像度の放送信号を視聴する環境が完全に整っていない場合でも自主放送を視聴することができる。
また、本発明は、自主放送信号を送信する自主放送装置と、前記自主放送信号を受信する受信装置とを有する自主放送システムにおいて、前記自主放送装置は、1または複数の4Kまたは8K解像度の自主放送信号を入力する入力手段と、前記自主放送信号に含まれる番組に関する番組情報であって、自主放送毎の番組情報としての各局SI(Service Information)を生成する各局SI生成手段と、前記自主放送信号に含まれる番組に関する番組情報であって、入力される全ての自主放送に関する番組情報としての全局SIを生成する全局SI生成手段と、前記各局SI生成手段によって生成された前記各局SIを、対応する前記自主放送信号に対してそれぞれ付加する各局SI付加手段と、前記全局SI生成手段によって生成された前記全局SIを、前記自主放送信号の全てに対して付加する全局SI付加手段と、前記各局SI付加手段および前記全局SI付加手段によって前記各局SIと前記全局SIとが付加された前記自主放送信号を周波数多重する周波数多重手段と、前記周波数多重手段によって多重化された前記自主放送信号を送信する送信手段と、を有し、前記受信装置は、前記光伝送路を伝送される前記自主放送信号を受信する受信手段を有する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、4Kまたは8K解像度の自主放送信号を伝送することが可能になる。
本発明によれば、4Kまたは8K解像度の自主放送信号を伝送することが可能な自主放送装置および自主放送システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る自主放送システムの構成例を示す図である。 図1に示す自主放送装置の構成例を示す図である。 各局SIと全局SIの一例を示す図である。 図1に示す受信装置の構成例を示す図である。 MMTプロトコルスタックを示す図である。 第1実施形態において混合部から出力される信号の周波数配列状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る自主放送装置の構成例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る自主放送装置の構成例を示す図である。 第3実施形態における受信装置の構成例を示す図である。 第3実施形態において混合部から出力される信号の周波数配列状態を示す図である。 第3実施形態の各局SI生成部において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。 第3実施形態の全局SI生成部において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)本発明の第1実施形態の構成の説明
図1は、本発明の第1実施形態に係る自主放送システムの構成例を示す図である。図1に示すように、第1実施形態に係る自主放送システムは、自主放送装置1、光伝送路2−1〜2−n(n≧1)、および、受信装置3−1〜3−n等を主要な構成要素とする。
ここで、自主放送装置1は、例えば、自主放送を作成する放送局や、スポーツイベントを開催する競技場、娯楽イベントを開催する施設等に配置される。もちろん、これら以外の場所に設置されてもよい。自主放送装置1は、図示しない編集装置から4Kまたは8K解像度の映像信号(以下では「4K/8K映像信号」と称する)を入力し、符号化処理等を行った後、光信号に変換して光伝送路2−1〜2−nを介して受信装置3−1〜3−nに送信する。
光伝送路2−1〜2−nは、例えば、光ファイバによって構成され、光信号を自主放送装置1から受信装置3−1〜3−nに伝送する。
受信装置3−1〜3−nは、例えば、ホテル、学校、病院等に設置され、自主放送装置1から光伝送路2−1〜2−nを介して伝送される光信号を受信して電気信号に変換し、例えば、ホール等に配置される4Kまたは8K解像度のテレビ受像機に供給する。
図2は、図1に示す自主放送装置1の構成例を示す図である。自主放送装置1は、自主放送部10−1〜10−m(m≧1)、混合部16、4K(8K)TV17、分配部18、E/O(Electrical/Optical)19−1〜19−n、各局SI(Service Information)生成部41、および、全局SI生成部42を有している。
自主放送部10−1〜10−mは、4K/8K映像信号を入力して符号化し、各局SIおよび全局SIを付与した後、16APSK(Amplitude and Phase Shift Keying)によって変調して出力する。
自主放送部10−1〜10−mのそれぞれは、同様の構成とされているので、以下では自主放送部10−1を例に挙げて説明する。自主放送部10−1は、HEVC(High Efficiency Video Coding)エンコーダ11、バッファ12−1,12−2、MUX(Multiplexer)13、TLV(Type Length Value)生成部14、16APSK変調部15を有している。
HEVCエンコーダ11は、例えば、編集装置等から供給される4K/8K映像信号を入力してHEVCによるエンコーディングを実行し、得られたデータをMUX13に出力する。
バッファ12−1は、例えば、半導体メモリ等によって構成され、各局SI生成部41から供給される各局SIを構成する情報を格納し、MUX13に供給する。バッファ12−2は、例えば、半導体メモリ等によって構成され、全局SI生成部42から供給される全局SIを構成する情報を格納し、MUX13に供給する。
MUX13は、HEVCエンコーダ11から供給される情報と、バッファ12−1,12−2から供給される情報とを重畳し、TLV生成部14に供給する。
TLV生成部14は、HEVCエンコーダ11によってエンコードされた放送信号をMMTP(MPEG Media Transport Protocol)パケットに格納し、IP(Internet Protocol)パケット化した後、TLV多重化方式により多重化する。なお、TLV生成部14は、全局SI生成部42から供給される、TLV多重化方式の制御情報であるTLV−NIT(Network Information Table)をTLVパケットに付加する。
16APSK変調部15は、TLV生成部14から供給されるTLVパケットに対して16APSK変調を施して混合部16に供給する。
混合部16は、自主放送部10−1〜10−mから出力される周波数が異なる変調信号を混合した後、4K(8K)TV17および分配部18に供給する。
4K(8K)TV17は、例えば、競技場に配置される4Kまたは8K解像度のテレビ受像機によって構成され、混合部16から供給される4K/8K映像信号を表示部に表示する。
分配部18は、混合部16から出力される信号を分配して、E/O19−1〜19−nに供給する。
E/O19−1〜19−nは、分配部18から供給される電気信号を、対応する光信号に変換し、光伝送路2−1〜2−nに送出する。
各局SI生成部41は、自主放送部10−1〜10−mのそれぞれに対して、各局SIを個別に生成して出力する。なお、各局SIの一例を図3に示す。この図3の例では、各局SIは、AMT、MPT、PLT、MH−SDT、MH−EIT(p/f actual)、および、MH−EIT(schedule)を有している。
全局SI生成部42は、自主放送部10−1〜10−mのそれぞれに対して、全局SIを生成して出力する。全局SIの一例を図3に示す。この図3の例では、全局SIは、TLV−NIT、MH−SDT、MH−BIT、および、MH−TOTを有している。
図4は、図1に示す受信装置3−1〜3−nの構成例を示す図である。なお、受信装置3−1〜3−nおよび光伝送路2−1〜2−nは同様の構成を有するので、以下では、これらを受信装置3および光伝送路2として説明する。
受信装置3は、O/E(Optical/Electrical)31および4K(8K)TV32を有している。ここで、O/E31は、光伝送路2を伝送される光信号を対応する電気信号に変換して出力する。4K(8K)TV32は、4Kまたは8K解像度のテレビ受像機によって構成され、O/E31から出力される電気信号に含まれている放送信号から所望のチャンネルの放送を選択して復調し、映像を表示部に表示するとともに、音声をスピーカから放音する。
(B)本発明の第1実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第1実施形態の動作について説明する。なお、以下では、自主放送装置1が競技場に配置され、受信装置3−1〜3−nがホテルに配置される場合を例に挙げて説明する。
競技場において開催されるイベントを撮影し、図示しない編集装置によって編集された4K/8K解像度の映像信号(音声信号等を含む)が自主放送装置1の自主放送部10−1に供給されると、HEVCエンコーダ11がH.265(ISO/IEC 23008−2)に基づいて放送信号をエンコード(圧縮)して出力する。同様にして、他のイベントを撮影し、編集された4K/8K解像度の映像信号が自主放送装置1の自主放送部10−2〜10−mに対して供給されると、それぞれの自主放送部10−2〜10−mが有するHEVCエンコーダ11がH.265に基づいて映像信号をエンコードして出力する。なお、自主放送部10−1〜10−mに供給される映像信号は、それぞれが異なるチャンネルの放送であるものとする。
各局SI生成部41は、自主放送部10−1〜10−mに供給される自主放送信号のそれぞれに対応する各局SIを生成し、自主放送部10−1〜10−mのそれぞれのバッファ12−1に供給する。より詳細には、例えば、各局SI生成部41は、ARIB STD−B10第2部5.1.3項の規定に基づいて、自主放送部10−1〜10−mに供給される自主放送信号を構成する個々の番組のタイトルや放送予定時刻などの番組情報(SI:Service Information)を生成し、自主放送部10−1〜10−mのそれぞれのバッファ12−1に供給する。なお、各局SIの具体例としては、例えば、図3のような情報がある。また、各局SI生成部41は、日付が変わるタイミング、または、番組編成が変更されたタイミングで、各局SIを生成して、自主放送部10−1〜10−mのそれぞれのバッファ12−1に供給する。
全局SI生成部42は、自主放送部10−1〜10−mに供給される全ての自主放送信号に対応する全局SIを生成し、自主放送部10−1〜10−mのそれぞれのバッファ12−2に供給する。より詳細には、前述した各局SIは、自主放送部10−1〜10−mのそれぞれが出力する放送に関する個別の情報しか有していないので、視聴者が所定のチャンネルの放送を視聴している場合には他のチャンネルの放送の各局SIを取得することができない。そこで、全てのチャンネルの放送に関する情報としての全局SIを、自主放送部10−1〜10−mのそれぞれが出力する放送に対して付加することで、視聴している以外のチャンネルの放送についても、内容を知ることができる。なお、全局SIの具体例としては、例えば、図3のような情報があり、バッファ12−2にはTLV−NITを除く情報が格納される。また、全局SI生成部42は、サービス編成が変更された場合(例えば、自主放送部10−1〜10−mが増減された場合)に、全局SIを生成または更新して、自主放送部10−1〜10−mのそれぞれのバッファ12−2に供給する。
MUX13は、HEVCエンコーダ11から出力されるデータに対して、バッファ12−1に格納される各局SIと、バッファ12−2に格納される全局SIとをMMT−SIとして付加したMMTP(MMT Protocol)パケットを生成し、生成したMMTPパケットをIP(Internet Protocol)パケット化して出力する。より詳細には、MUX13は、放送信号に含まれる映像信号、音声信号、および、データをMFU/MPU(Media Fragment Unit/Media Processing Unit)によって符号化し、MMTPペイロードに乗せてMMTPパケット化した後に、IPパケット化する。また、放送番組に関連するデータコンテンツや字幕についてもMFU/MPUで符号化し、MMTPペイロードに乗せてMMTPパケット化した後に、IPパケット化する。
TLV生成部14は、MUX13から出力されるIPパケットを、TLV多重化方式に基づいて多重化するとともに、全局SI生成部42から供給されるTLV−NITをTLVパケットに付加して出力する。なお、TLVは、ARIB STD−B32(3.6版)第3部9およびSTD−B10(5.8版)に規定されている。図5は、MMTプロトコルスタックを示す図である。MMTでは配信のための形式としてMMTパケットとMMTペイロードを規定するとともに、コンテンツの論理的な構成としてパッケージを規定している。MMTパケットは、IP層の上の層のUDP(User Datagram Protocol)またはTCP(Transmission Control Protocol)等のプロトコルで伝送するパケットである。IPパケットでの伝送に適するように可変長となっており、その大きさは下位レイヤで指定される。1つのMMTパケットには1つのMMTペイロードが格納される。MMTペイロードには同じメディアのデータだけを格納することができ、異なるメディアのデータや制御信号を混載することはできない。異なるメディアのデータを格納した複数のMMTパケットを同じIPデータフローに多重して伝送することが可能である。ハイブリッド配信において、コンポーネントを同期して再生するために、MPUの先頭のアクセスユニットの表示時刻を制御信号に記述する。また、MPUヘッダーにはMPU内のアクセスユニットの表示期間を記述する。クライアント端末は制御信号を解析してコンテンツを構成するMPUとその表示時刻を特定し、MPUの内部を解析してアクセスユニット毎の表示期間を特定する。このようにすることで、異なる伝送路で伝送するMPUを同期して利用することができる。
16APSK変調部15は、TLV生成部14から出力されるパケットを、ARIB−STD−B44(2.1版)の規定に従い16APSK変調し、所定の周波数の信号として出力する。なお、以上のような動作は、自主放送部10−2〜10−mでも同様に実行されるので、自主放送部10−1〜10−mからは、異なる周波数によって16APSK変調された複数の信号が出力される。
混合部16は、自主放送部10−1〜10−mから供給される信号を混合(周波数多重)して出力する。図6は、混合部16から出力される信号の周波数配列状態を示す図である。混合部16から出力される信号は、BSの左旋偏波に対応する2,224MHz〜2,681MHzの帯域またはCSの左旋偏波に対応する2,748MHz〜3,224MHzの帯域のいずれかの位置に対して配置される。なお、これらの帯域には、通常、高度BS/CS放送が割り当てられているが、本実施形態では、このような帯域を流用することで、市販されている既存の4K(8K)TVを用いて、4K/8K解像度の自主放送を視聴することができる。
混合部16から出力される信号(電気信号)は、分配部18によって分配され、E/O19−1〜19−nに供給されるとともに、4K(8K)TV17に供給される。E/O19−1〜19−nは、分配部18から供給される電気信号を対応する光信号に変換し、光伝送路2−1〜2−nを介して受信装置3−1〜3−nに供給する。また、4K(8K)TV17では、電気信号に含まれている所定の周波数の16APSK変調された信号を抽出して復調し、映像信号および音声信号を再生し、表示部に表示するとともにスピーカから放音する。これにより、自主放送部10−1〜10−mによって生成された自主放送信号から所望の自主放送を選択して4K(8K)TV17によって視聴することができる。
一方、光伝送路2−1〜2−nを伝送された光信号は、図4に示すように、O/E31によって対応する電気信号に変換された後、4K(8K)TV32に供給される。4K(8K)TV32は、電気信号に含まれている所定の周波数の16APSK変調された信号を抽出して復調し、映像信号および音声信号を再生し、表示部に表示するとともにスピーカから放音する。これにより、4K(8K)TV32が配置されたホテル等の施設では、自主放送部10−1〜10−mによって生成された自主放送信号から所望の自主放送を選択して4K(8K)TV32によって視聴することができる。また、各局SI41および全局SI42によって付加された各局SIおよび全局SIを参照することで、個々の番組のタイトルや放送予定時刻などの番組情報を得ることができる。
以上に説明したように、本発明の第1実施形態では、高度BS/CS放送が割り当てられている周波数帯域を用いることで、既存の4K(8K)TVを用いて、4K/8K解像度の自主放送を視聴することができる。
また、本発明の第1実施形態では、各局SI41および全局SI42によって各局SIおよび全局SIを付加するようにしたので、受信装置3−1〜3−nでは、個々の番組のタイトルや放送予定時刻などの番組情報を知ることができる。
(C)本発明の第2実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態においては、図1に示す構成において、自主放送装置1の構成が異なっている。第2実施形態の自主放送装置1の構成例について、図7を参照して説明する。
図7は、第2実施形態の構成例を示す図である。図7において、図2と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図7では、図2と比較すると、高度BS/CS再放送装置20−1〜20−pが新たに付加されている。これら以外の構成は、図2と同様であるので、以下では、高度BS/CS再放送装置20−1〜20−pを中心に説明する。
高度BS/CS再放送装置20−1〜20−pは、それぞれ同様の構成とされているので、以下では、高度BS/CS再放送装置20−1を例に挙げて説明する。高度BS/CS再放送装置20−1は、16APSK復調部21、TLV&MMT抽出部22、MMT置換部23、TLV置換部24、16APSK変調部25を有している。
ここで、16APSK復調部21は、図示しないパラボラアンテナによって受信された高度BS/CS放送信号を入力し、16APSK復調を施し、得られたデータをMMT置換部23およびTLV&MMT抽出部22に供給する。TLV&MMT抽出部22は、16APSK復調部21から供給されるデータからTLV−NIT、MMT−SD、および、MMT−BITを抽出して全局SI生成部42に供給する。
MMT置換部23は、全局SI生成部42から供給されるMMT−SDおよびMMT−BITによって、16APSK復調部21から出力されるデータにもともと含まれているMMT−SDTおよびMMT−BITを置換する。
TLV置換部24は、全局SI生成部42から供給されるTLV−NITによって、16APSK復調部21から出力されるデータにもともと含まれているTLV−NITを置換する。
16APSK変調部25は、TLV置換部24から供給されるデータを、16APSK変調して混合部16に供給する。
なお、第2実施形態では、自主放送部10−1〜10−mから出力される自主放送信号は、高度BS/CS再放送装置20−1〜20−pから出力される放送信号と、周波数が重複しないように配置される。また、高度BS/CS再放送装置20−1〜20−pは、高度BS/CS放送の全ての放送信号を受信するのではなく、所定の放送信号のみを受信するように設定することができる。
(D)本発明の第2実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第2実施形態の動作について説明する。第2実施形態では、高度BS/CS再放送装置20−1〜20−pは、高度BS/CS放送に含まれる全局SIを抽出して全局SI生成部42に供給する。全局SI生成部42は、自主放送の全局SIと、高度BS/CS放送に含まれる全局SIとを合成し、得られた全局SIによって、16APSK復調部21から出力されるデータにもともと含まれている全局SIを置換して出力する。
より詳細には、16APSK復調部21は、例えば、図示しないパラボラアンテナから供給される放送信号から所望の周波数の放送信号を選択して16APSK復調を施し、得られたデータをTLV&MMT抽出部22とMMT置換部23に供給する。
TLV&MMT抽出部22は、APSK復調部21から供給されるデータから、TLV−NIT、MMT−SD、および、MMT−BITを抽出して全局SI生成部42に供給する。
全局SI生成部42は、第1実施形態の場合と同様に自主放送に関する全局SIを生成する。また、全局SI生成部42は、TLV&MMT抽出部22から供給されるTLV−NIT、MMT−SD、および、MMT−BITによって生成される高度BS/CS放送の全局SIと、自主放送の全局SIとを合成し、高度BS/CS放送および自主放送の全ての番組に対する全局SIを生成する。このようにして生成された全局SIは、MMT置換部23およびTLV置換部24に供給される。なお、自主放送に設定された情報(例えば、出力周波数、変調方式、変調パラメータ等)と、高度BS/CS放送から抽出された全局SIより得られる同様の情報を用いて、高度BS/CS放送および自主放送の全ての番組に対する全局SIを生成するようにしてもよい。
MMT置換部23は、16APSK復調部21から供給されるデータにもともと含まれているMMT−SDTとMMT−BITとを、全局SI生成部42から供給されるMMT−SDTとMMT−BITとによって置換する。また、TLV置換部24は、MMT置換部23から供給されるデータにもともと含まれているTLV−NITを、全局SI生成部42から供給されるTLV−NITによって置換する。なお、このような処理は、高度BS/CS再放送装置20−1〜20−pの全てにおいて実行されるので、高度BS/CS再放送装置20−1〜20−pから出力される放送信号に含まれている全局SIには、高度BS/CS放送の全局SIだけでなく、自主放送の全局SIも含まれることになる。同様に、自主放送部10−1〜10−nから出力される放送信号に含まれている全局SIには、自主放送の全局SIだけでなく、高度BS/CS放送の全局SIも含まれることになる。
混合部16は、高度BS/CS再放送装置20−1〜20−pから出力される放送信号と、自主放送部10−1〜10−mから出力される自主放送信号とを混合し、4K(8K)TV17と分配部18に供給する。4K(8K)TV17では、自主放送部10−1〜10−mおよび高度BS/CS再放送装置20−1〜20−pから出力される放送信号から所望の放送信号を選択して視聴することができる。
一方、光伝送路2−1〜2−nを伝送された光信号は、O/E31によって対応する電気信号に変換された後、4K(8K)TV32に供給される。4K(8K)TV32は、電気信号に含まれている所定の周波数の16APSK変調された信号を抽出して復調し、映像信号および音声信号を再生し、表示部に表示するとともにスピーカから放音する。これにより、自主放送部10−1〜10−mおよび高度BS/CS再放送装置20−1〜20−pによって生成された放送信号から所望の放送を選択して4K(8K)TV17によって視聴することができる。また、各局SI41および全局SI42によって付加された各局SIおよび全局SIを参照することで、自主放送と高度BS/CS放送に含まれる個々の番組のタイトルや放送予定時刻などの番組情報を得ることができる。
以上に説明したように、本発明の第2実施形態では、高度BS/CS放送が配される周波数帯域を用いて、所望の高度BS/CS放送と混合して4K/8K解像度の自主放送を行うことができる。
また、本発明の第2実施形態では、各局SI41および全局SI42によって生成した各局SIおよび全局SIを放送信号に付加するようにしたので、受信装置3−1〜3−nでは、高度BS/CS放送だけでなく、自主放送の個々の番組のタイトルや放送予定時刻などの番組情報を知ることができる。
(E)本発明の第3実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第3実施形態について説明する。なお、第3実施形態では、図1に示す、自主放送装置1と受信装置3−1〜3−nの構成が異なっている。以下では、第3実施形態の自主放送装置1の構成例について図8を参照して説明し、受信装置3−1〜3−nの構成例について図9を参照して説明する。
図8は、第3実施形態の構成例を示す図である。なお、図8において、図7と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図8では、図7と比較すると、自主放送部10−1〜10−mのそれぞれに対して、4K/2K変換部51、バッファ52、MUX53、および、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調部54が追加され、SI生成部43が自主放送部10−1〜10−mの外部に追加されている。これら以外の構成は、図7と同様である。
4K/2K変換部51は、HEVCエンコーダ11から供給される4K解像度(または8K解像度)の放送信号を2K解像度の放送信号に変換して出力する。バッファ52は、SI生成部43から供給される共通運用SIおよび個別運用SIを格納し、MUX53に供給する。
MUX52は、4K/2K変換部51から供給される2K解像度の放送信号と、バッファ52から供給される共通運用SIおよび個別運用SIとを重畳し、MPEG−2 TSを生成して出力する。OFDM変調部54は、MUX52から出力されるMPEG−2 TSをOFDM変調して出力する。
つぎに、図9を参照して、受信装置3−1〜3−nの構成例について説明する。なお、図9において、図4と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図9では、図4と比較すると、2KTV33−1〜33−qが追加されている。これら以外の構成は、図4と同様である。
ここで、2KTV33−1〜33−qは、2K解像度の放送信号(地上デジタル放送)を表示可能なテレビ受像機である。2KTV33−1〜33−qは、例えば、ホテルの客室にそれぞれ配置され、例えば、建物の壁内等に敷設された同軸ケーブルによってO/E31と接続されている。
(F)本発明の第3実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第3実施形態の動作について説明する。なお、第3実施形態において、SI生成部43、4K/2K変換部51、バッファ52、MUX53、および、OFDM変調部54以外の動作は第2実施形態と同様であるので、以下ではこれらの動作について説明する。
4K/2K変換部51は、HEVCエンコーダ11によってエンコードされた自主放送の放送信号を入力し、4K解像度の映像信号を2K解像度にダウンコンバートして出力する。
SI生成部43は、自主放送部10−1〜10−mに供給される自主放送のそれぞれに対応する個別運用SIと、全ての放送に対応する共通運用SIを生成してバッファ52に供給する。この結果、自主放送部10−1〜10−mのそれぞれが有するバッファ52には、それぞれの自主放送に対応する個別運用SIと、全ての自主放送に対応する共通運用SIが格納される。
MUX53は、4K/2K変換部51から供給される放送信号と、バッファ52に格納されている共通運用SIおよび個別運用SIを重畳し、MPEG−2 TSを生成して出力する。
OFDM変調部54は、MUX53から出力されるMPEG−2 TSを、CATV下り信号の周波数帯域(90〜770MHz)に含まれる所定の周波数のOFDM信号に変換して出力する。
OFDM変調部54から出力されるOFDM信号は、混合部16によって16APSK変調部15,25から出力される信号と混合(周波数多重)された後、分配部18と4K(8K)TV17に供給される。
図10は、混合部16から出力される信号の周波数配列状態を示す図である。16APSK変調部15,25から出力される信号は、BSの左旋偏波に対応する2,224MHz〜2,681MHzの帯域またはCSの左旋偏波に対応する2,748MHz〜3,224MHzの帯域のいずれかの位置に配置される。また、OFDM変調部54から出力される信号は、CATV下り信号の周波数帯域である90MHz〜770MHzのいずれかの位置に配置される。なお、この場合当該信号を地上デジタル放送信号と混合して出力するようにしてもよい。
分配部18は、混合部16から供給される信号を分配してE/O19−1〜E/O19−nに供給する。E/O19−1〜E/O19−nは、分配部18から供給される電気信号を対応する光信号に変換し、光伝送路2−1〜2−nを介して、受信装置3−1〜3−nに伝送する。
受信装置3−1〜3−nでは、光伝送路2−1〜2−nを介して伝送される光信号を受信する。なお、受信装置3−1〜3−nおよび光伝送路2−1〜2−nは同様の構成とされているので、以下では、受信装置3−1〜3−nを受信装置3とし、光伝送路2−1〜2−nを光伝送路2として説明する。
受信装置3では、光伝送路2を介して伝送された光信号をO/E31によって対応する電気信号に変換し、例えば、ロビー等に配置されている4K(8K)TV32に供給する。この結果、ロビーにいる宿泊客等は、4K(8K)TV32によって再生される4Kまたは8K解像度の自主放送または高度BS/CS放送を視聴することができる。
また、O/E31から出力される信号は、同軸ケーブルを経由して、各客室に配置された2K解像度の2KTV33−1〜33−qに供給される。この結果、客室にいる宿泊客は、2KTV33−1〜33−qによって再生される2K解像度の自主放送を視聴することができる。
つぎに、図11および図12を参照して、各局SI生成部41および全局SI生成部42において実行される処理について説明する。
図11は、各局SI生成部41において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10では、各局SI生成部41は、日付が変わったか否かを判定し、日付が変わったと判定した場合(ステップS10:Y)にはステップS11に進み、それ以外の場合(ステップS10:N)にはステップS13に進む。例えば、午前0時を経過して日付が変わった場合にはYと判定してステップS11に進む。
ステップS11では、各局SI生成部41は、全ての自主放送用の各局SIを生成する。例えば、全ての自主放送部10−1〜10−mによって生成された自主放送に関する各局SIを生成する。なお、各局SIとしては、全局SIで記述対象の期間以降の最大32日後までの番組に関するSIを生成することができる。
ステップS12では、各局SI生成部41は、ステップS11で生成した各局SIを、自主放送部10−1〜10−mのそれぞれが有するバッファ12−1に供給する。例えば、自主放送部10−1に対する各局SIを、自主放送部10−1が有するバッファ12−1に対して供給する。同様にして、自主放送部10−2〜10−mに対する各局SIを、自主放送部10−2〜10−mのそれぞれが有するバッファ12−1に対して供給する。この結果、MUX13は、バッファ12−1に格納されている各局SIを、HEVCエンコーダ11から供給される放送信号に対して重畳する。
ステップS13では、各局SI生成部41は、番組編成が変わったか否かを判定し、番組編成が変わったと判定した場合(ステップS13:Y)にはステップS14に進み、それ以外の場合(ステップS13:N)には処理を終了する。例えば、自主放送の番組の内容や、番組の放送時間が変更になった場合にはYと判定してステップS14に進む。
ステップS14では、各局SI生成部41は、番組編成が変更になった自主放送の各局SIを生成する。例えば、自主放送部10−1が生成する放送の番組編成が変更になった場合には、自主放送部10−1に関する各局SIを生成する。
ステップS15では、ステップS14で生成した各局SIを、自主放送部10−1〜10−mの対応するバッファ12−1に供給する。例えば、自主放送部10−1の番組編成が変更になった場合には、自主放送部10−1が有するバッファ12−1に対してステップS14で生成した各局SIを供給する。この結果、MUX12−1は、バッファ12−1に格納されている各局SIを、HEVCエンコーダ11から供給される放送信号に対して重畳する。
以上の処理により、日付の変更または番組編成の変更のタイミングで各局SIを生成して自主放送部10−1〜10−mに供給することができる。
つぎに、図12を参照して、全局SI生成部42において実行される処理について説明する。図12に示すフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS30では、全局SI生成部42は、サービス編成が変わったか否かを判定し、サービス編成が変ったと判定した場合(ステップS30:Y)にはステップS31に進み、それ以外の場合(ステップS30:N)には処理を終了する。例えば、自主放送装置1に対して新たに自主放送部が追加されたり、既存の自主放送部が廃止されたりした場合にはYと判定してステップS31に進む。
ステップS31では、全局SI生成部42は、自主放送用の全局SIを生成する。例えば、サービス編成が改変された場合には、新たに追加または廃止された自主放送部の内容を含む(または含まない)全局SIが生成される。
ステップS32では、全局SI生成部42は、TLV&MMT抽出部22によって抽出された高度BS/CS用の全局SIを取得する。この結果、高度BS/CS用の全ての放送局に対応する全局SIが取得される。
ステップS33では、全局SI生成部42は、ステップS31で生成した自主放送用の全局SIと、ステップS32で取得した高度BS/CS用の全局SIを合成する。これにより、自主放送と高度BS/CS放送に含まれる全ての放送に関する全局SIを得る。
ステップS34では、全局SI生成部42は、ステップS33で生成した全局SIを自主放送部10−1〜10−mのそれぞれに対して供給する。この結果、MUX13は、バッファ12−1に格納されている各局SIを、HEVCエンコーダ11から供給される放送信号に対して重畳する。また、TLV生成部14は、MUX13から供給されるデータに含まれているTLV−NITを、全局SI生成部42から供給されるTLV−NITによって置換する。
ステップS35では、全局SI生成部42は、ステップS33で生成した全局SIを高度BS/CS再放送部20−1〜20−pのそれぞれに対して供給する。この結果、MMT置換部23は、16APSK復調部21から出力されるデータにもともと含まれているMMT−SDTおよびMMT−BITを、全局SI生成部42から供給されるMMT−SDTおよびMMT−BITによって置換する。また、TLV置換部24は、MMT置換部23から出力されるデータにもともと含まれているTLV−NITを、全局SI生成部42から供給されるTLV−NITによって置換する。
以上の処理によれば、サービス改変がなされた場合には、改変に対応した新たな全局SIを生成して、自主放送部10−1〜10−mと、高度BS/CS再放送部20−1〜20−pのそれぞれに対して供給することができる。
(G)変形実施形態の説明
以上の各実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の各実施形態では、2つのバッファ12−1,12−2を設けるようにしたが、これらをまとめて1つのバッファとしてもよい。
また、以上の各実施形態では、自主放送装置1に4K(8K)TV17を設けるようにしたが、4K(8K)TV17を設けない構成としてもよい。あるいは、複数台の4K(8K)TVを設けるようにしてもよい。
また、SI生成部43、4K/2K変換部51、バッファ52、MUX53、および、OFDM変調部54を、図2に示す第1実施形態に追加し、受信装置3−1〜3−nを図9に示す構成としてもよい。そのような構成によれば、ホテル等の客室においても自主放送を視聴することができる。
また、第3実施形態では、SI生成部43を別個に設けるようにしたが、SI生成部43を、各局SI生成部41または全局SI生成部42に含める構成としてもよい。
また以上の実施形態では、全局SIがTLV−NIT、MH−SDT、MH−BIT、MH−TOTを有する構成を示したが、これ以外の構成であってもよい。より詳細には、例えば、後段に配される4K(8K)TVの仕様によって適宜省略してもよい。なお、全局SIがTLV−NITを有することで、後段に配される4K(8K)TVでの自主放送の選局が可能となるため、少なくともTLV−NITを有する全局SIを用いるのが好ましい。
1 自主放送装置
2−1〜2−n 光伝送路
3−1〜3−n 受信装置
11 HEVCエンコーダ(入力手段)
12−1,12−2 バッファ
13 MUX(各局SI付加手段、全局SI付加手段)
14 TLV生成部(全局SI付加手段)
15 16APSK変調部
16 混合部(周波数多重手段)
17 4K(8K)TV
18 分配部
19−1〜19−n E/O(送信手段)
20 高度BS/CS再放送装置
20−1〜20−p 高度BS/CS再放送部
21 16APSK復調部(高度BS/CS放送信号受信手段)
22 TLV&MMT抽出部(抽出手段)
23 MMT置換部
24 TLV置換部
25 16APSK変調部
31 O/E(受信手段)
32 4K(8K)TV
33−1〜33−q 2KTV
41 各局SI生成部(各局SI生成手段)
42 全局SI生成部(全局SI生成手段、合成手段)
43 SI生成部
51 4K/2K変換部(変換手段)
52 バッファ
53 MUX
54 OFDM変調部

Claims (4)

  1. 自主放送信号を送信する自主放送装置において、
    1または複数の4Kまたは8K解像度の自主放送信号を入力する入力手段と、
    前記自主放送信号に含まれる番組に関する番組情報であって、自主放送毎の番組情報としての各局SI(Service Information)を生成する各局SI生成手段と、
    前記自主放送信号に含まれる番組に関する番組情報であって、入力される全ての自主放送に関する番組情報としての全局SIを生成する全局SI生成手段と、
    前記各局SI生成手段によって生成された前記各局SIを、対応する前記自主放送信号に対してそれぞれ付加する各局SI付加手段と、
    前記全局SI生成手段によって生成された前記全局SIを、前記自主放送信号の全てに対して付加する全局SI付加手段と、
    前記各局SI付加手段および前記全局SI付加手段によって前記各局SIと前記全局SIとが付加された前記自主放送信号を周波数多重する周波数多重手段と、
    前記周波数多重手段によって多重化された前記自主放送信号を送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする自主放送装置。
  2. 高度BS/CS放送信号を受信する高度BS/CS放送信号受信手段と、
    前記高度BS/CS放送信号受信手段によって受信された前記高度BS/CS放送信号に含まれている全局SIを抽出する抽出手段と、をさらに有し、
    前記全局SI生成手段は、前記抽出手段によって抽出された前記全局SIと、入力される全ての自主放送に関する番組情報とから全局SIを生成するとともに、前記全局SI付加手段は、前記全局SI生成手段によって得られた前記全局SIを前記自主放送信号と前記高度BS/CS放送信号の全てに対して付加し、
    前記周波数多重手段は、前記入力手段から入力された前記自主放送信号と、前記高度BS/CS放送信号受信手段によって受信された前記高度BS/CS放送信号とを周波数多重する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自主放送装置。
  3. 前記入力手段から入力される前記自主放送信号を2K以下の解像度の放送信号に変換する変換手段をさらに有し、
    前記周波数多重手段は、前記変換手段によって得られた前記自主放送信号も周波数多重する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自主放送装置。
  4. 自主放送信号を送信する自主放送装置と、前記自主放送信号を受信する受信装置とを有する自主放送システムにおいて、
    前記自主放送装置は、
    1または複数の4Kまたは8K解像度の自主放送信号を入力する入力手段と、
    前記自主放送信号に含まれる番組に関する番組情報であって、自主放送毎の番組情報としての各局SI(Service Information)を生成する各局SI生成手段と、
    前記自主放送信号に含まれる番組に関する番組情報であって、入力される全ての自主放送に関する番組情報としての全局SIを生成する全局SI生成手段と、
    前記各局SI生成手段によって生成された前記各局SIを、対応する前記自主放送信号に対してそれぞれ付加する各局SI付加手段と、
    前記全局SI生成手段によって生成された前記全局SIを、前記自主放送信号の全てに対して付加する全局SI付加手段と、
    前記各局SI付加手段および前記全局SI付加手段によって前記各局SIと前記全局SIとが付加された前記自主放送信号を周波数多重する周波数多重手段と、
    前記周波数多重手段によって多重化された前記自主放送信号を送信する送信手段と、を有し、
    前記受信装置は、
    前記光伝送路を伝送される前記自主放送信号を受信する受信手段を有する、
    ことを特徴とする自主放送システム。
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