JP2017207376A - データ選択装置、及びデータ選択プログラム - Google Patents

データ選択装置、及びデータ選択プログラム Download PDF

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【課題】時間の経過に応じて得られる複数の波形データの中から、異常な波形データを排除し、正常な波形データを選択することが容易なデータ選択装置、及びデータ選択プログラムを提供する。【解決手段】時間の経過に応じて得られる数値を表す波形データD1〜Dnを記憶する記憶部3と、ディスプレイ装置4の表示画面に時間軸と数値軸とを設定し、波形データD1〜Dnを含む集団の分布を表す態様で、表示画面に波形データD1〜Dnに基づく波形である集団波形G4を表示させる表示処理部21と、波形データD1〜Dnの中からユーザが選択又は排除しようとする波形データを指定するための指定情報を、マウス5によって受け付ける指定情報受付部24と、指定情報に基づいて、波形データD1〜Dnのうち一部の波形データを選択する選択処理部25とを備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の波形データから所定の波形データを選択するためのデータ選択装置、及びデータ選択プログラムに関する。
従来から、作業工程中に測定した振動値、温度、電流値等のアナログ信号をデジタル変換すると共に、作業工程の1サイクルのデジタルデータを時系列的に記憶し、記憶した前記デジタルデータと後続サイクルのものから基準値を求めると共に上下限値を設定し、以降の作業工程中に測定した振動値、温度、電流値等を前記上下限値と比較し、比較した値が前記上下限値より外れたときに警報を発する監視方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平06−201398号公報
ところで、上述の監視方法で設定される上限値及び下限値のような判定値は、正常と異常とを区別するための数値範囲を示す値であるから、正常な作業工程で得られるサンプリングデータのばらつきの範囲を正常な範囲として設定される。しかしながら、判定値を設定するために測定された複数サイクル分のサンプリングデータの中に、異常なデータが混在している場合がある。このような場合、異常なデータを正常なばらつきとして判定値が設定される結果、このような判定値に基づいて異常の有無を判定すると、正しく判定できないという不都合があった。
そのため、サンプリングデータのように、時間の経過に応じて得られる複数の波形データの中から、異常な波形データを排除し、正常な波形データを選択したいというニーズがあった。
本発明の目的は、時間の経過に応じて得られる複数の波形データの中から、異常な波形データを排除し、正常な波形データを選択することが容易なデータ選択装置、及びデータ選択プログラムを提供することである。
本発明に係るデータ選択装置は、時間の経過に応じて得られる数値を表す波形データを複数、予め記憶する記憶部と、画像を表示する表示画面を有する表示部と、前記表示画面に前記時間に対応する時間軸と前記数値に対応する数値軸とを設定し、前記複数の波形データを含む集団の分布を表す態様で、前記表示画面に前記複数の波形データに基づく波形である集団波形を表示させる表示処理部と、前記複数の波形データの中からユーザが選択又は排除しようとする波形データを指定するための指定情報を、GUIによって受け付ける指定情報受付部と、前記指定情報に基づいて、前記複数の波形データのうち一部の波形データを選択する選択処理部とを備える。
また、本発明に係るデータ選択プログラムは、時間の経過に応じて得られる数値を表す波形データを複数、予め記憶する記憶部と、画像を表示する表示画面を有する表示部の前記表示画面に前記時間に対応する時間軸と前記数値に対応する数値軸とを設定し、前記複数の波形データを含む集団の分布を表す態様で、前記表示画面に前記複数の波形データに基づく波形である集団波形を表示させる表示処理部、前記複数の波形データの中からユーザが選択又は排除しようとする波形データを指定するための指定情報を、GUIによって受け付ける指定情報受付部、前記指定情報に基づいて、前記複数の波形データのうち一部の波形データを選択する選択処理部として、コンピュータを機能させる。
これらの構成によれば、時間の経過に応じて得られる数値を表す複数の波形データに基づく集団波形が表示されるので、ユーザが、表示された集団波形に基づき、異常な波形データと正常な波形データとを視覚的に判別することが容易となる。そして、ユーザがGUI操作によって選択又は排除しようとする波形データを指定することができるので、時間の経過に応じて得られる複数の波形データの中から、異常な波形データを排除し、正常な波形データを選択することが容易となる。
また、前記集団波形が表示された前記表示画面上で、GUIによって前記時間軸に対応する所定の時間を指定するための時間指定データを受け付ける時間指定データ受付部と、前記複数の波形データにおいて前記時間指定データ受付部により受け付けられた時間指定データに応じた時間に対応する数値である第一数値に基づくグラフを、前記表示画面に表示させるグラフ表示部をさらに備え、前記指定情報受付部は、前記グラフが表示された前記表示画面上で、GUIによって前記指定情報を受け付けることが好ましい。
正常な波形データと異常な波形データとは、特定の時間範囲でその差異が顕著になる場合がある。このような場合、集団波形が表示された表示画面上で、ユーザがその差異が顕著に表れている位置をGUI操作で指定することで、その位置に対応する時間指定データが時間指定データ受付部で受け付けられ、その時間指定データに応じた時間に対応する数値である第一数値に基づくグラフが、グラフ表示部によって表示される。そうすると、このようなグラフは正常な波形データと異常な波形データとでその差異が顕著に表れるから、ユーザが正常な波形データと異常な波形データとを判別することがさらに容易になる。そして、この表示画面上で、ユーザのGUIによる指定情報が指定情報受付部によって受け付けられるので、ユーザが選択又は排除しようとする波形データを指定することが容易となる。
また、前記グラフは、一方の軸に前記各波形データを識別する識別情報を対応させ、他方の軸に前記第一数値の値を対応させた二次元座標上に、前記各識別情報で識別される波形データに対応する第一数値をプロットしたものであり、前記指定情報受付部は、前記二次元座標上で前記GUIによって指定された位置に対応する前記第一数値の値に基づき、前記指定情報を取得することが好ましい。
この構成によれば、波形データの中のユーザがGUIで指定した時間に対応する数値である第一数値が、一方の軸に各波形データを識別する識別情報を対応させ他方の軸に第一数値の値を対応させた二次元座標上にプロットされるので、ユーザは、異常な波形データの識別情報を一見して判別することができる。そして、異常な波形データの識別情報が一見して判別可能な二次元座標上で、ユーザがGUIによって指定した位置に対応する第一数値の値に基づき指定情報が取得されるので、ユーザが選択又は排除しようとする波形データを指定することが容易となる。
また、前記グラフは、一方の軸に前記第一数値の値を対応させ、他方の軸にその第一数値の出現頻度を対応させた二次元座標上のヒストグラムであり、前記指定情報受付部は、前記二次元座標上で前記GUIによって指定された位置に対応する前記第一数値の値に基づき、前記指定情報を取得するようにしてもよい。
異常な波形データの第一数値は出現頻度が少ないと考えられる。そこで、この構成によれば、一方の軸に第一数値の値を対応させ、他方の軸にその第一数値の出現頻度を対応させた二次元座標上のヒストグラムによって、ユーザが異常な波形データを判別することが容易であり、このように異常な波形データを判別容易な二次元座標上でGUIによってユーザが指定した第一数値の値に基づいて指定情報が取得されるので、ユーザが選択又は排除しようとする波形データを指定することが容易となる。
また、前記指定情報は、前記複数の波形データの中からユーザが排除しようとする波形データを指定するための情報であり、前記指定情報受付部は、前記GUIによって指定された前記二次元座標上の位置に対応する数値が、前記第一数値の平均値より大きいとき前記指定情報としてその数値以上の第1数値に対応する波形データを指定する情報を取得し、前記第一数値の平均値より小さいとき前記指定情報としてその数値以下の第1数値に対応する波形データを指定する情報を取得することが好ましい。
ユーザが二次元座標上の一点をGUIで指定した場合、その一点を基準にどちら側を指定するのかを特定する必要がある。この構成によれば、GUIによって指定された二次元座標上の位置に対応する数値と平均値との大小関係に基づき指定情報が取得されるので、GUI操作による指定情報の指定操作が容易となる。
また、前記指定情報は、前記複数の波形データの中からユーザが選択しようとする波形データを指定するための情報であり、前記指定情報受付部は、前記GUIによって指定された前記二次元座標上の位置に対応する数値が、前記第一数値の平均値より大きいとき前記指定情報としてその数値以下の第1数値に対応する波形データを指定する情報を取得し、前記第一数値の平均値より小さいとき前記指定情報としてその数値以上の第1数値に対応する波形データを指定する情報を取得することが好ましい。
ユーザが二次元座標上の一点をGUIで指定した場合、その一点を基準にどちら側を指定するのかを特定する必要がある。この構成によれば、GUIによって指定された二次元座標上の位置に対応する数値と平均値との大小関係に基づき指定情報が取得されるので、GUI操作による指定情報の指定操作が容易となる。
また、前記集団波形は、前記複数の波形データのそれぞれに対応する複数の波形を含むことが好ましい。
この構成によれば、複数の波形データのそれぞれに対応する複数の波形が集団波形として一画面に表示されるので、集団波形から、複数の波形データを含む集団の分布を把握することが可能となる。
また、前記集団波形は、前記複数の波形データの平均波形と、前記複数の波形データの最大波形と、前記複数の波形データの最小波形とを含むことが好ましい。
この構成によれば、複数の波形データの平均波形と、複数の波形データの最大波形と、複数の波形データの最小波形とが集団波形として一画面に表示されるので、集団波形から、複数の波形データを含む集団の分布を把握することが可能となる。
また、前記集団波形は、前記複数の波形データの平均波形と、前記複数の波形データの標準偏差を前記平均波形に加えた標準偏差加算波形と、前記複数の波形データの標準偏差を前記平均波形から差し引いた標準偏差減算波形とを含むことが好ましい。
この構成によれば、複数の波形データの平均波形と、複数の波形データの標準偏差を平均波形に加えた標準偏差加算波形と、複数の波形データの標準偏差を平均波形から差し引いた標準偏差減算波形とが集団波形として一画面に表示されるので、集団波形から、複数の波形データを含む集団の分布を把握することが可能となる。
また、前記複数の波形データから、当該複数の波形データに対応する各波形の画像を順次連続的に動画として表示するための動画データを生成する動画データ生成部をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、動画データによって表示される動画から、各波形の変化を把握することができる。
このような構成のデータ選択装置、及びデータ選択プログラムによれば、時間の経過に応じて得られる複数の波形データの中から、異常な波形データを排除し、正常な波形データを選択することが容易である。
本発明の一実施形態に係るデータ選択装置の構成の一例を示すブロック図である。 記憶部に記憶されている複数の波形データの一例を説明するための波形図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。 ディスプレイ装置に表示される画像の一例を示す画面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の一実施形態に係るデータ選択装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すデータ選択装置1は、例えば、本体部2、記憶部3、ディスプレイ装置4、マウス5、及びキーボード6を備えている。データ選択装置1は、例えばパーソナルコンピュータを用いて構成されている。ディスプレイ装置4は、例えば液晶表示装置やEL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等のディスプレイ装置である。
記憶部3は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置を用いて構成されている。あるいは、記憶部3は、USB(Universal Serial Bus)メモリやSDメモリカード等の記憶媒体であってもよい。記憶部3には、例えば本発明の一実施形態に係るデータ選択プログラムが記憶されている。また、記憶部3には、n個(nは2以上の整数)の波形データD1〜Dnが記憶されている。以下、波形データD1〜Dnを総称して波形データDと称する。各波形データは、記号Dに識別情報の一例であるデータ番号iを付して、波形データDiのように表記する。
波形データD1〜Dnは、それぞれ、例えば所定のセンサで検出された検出値であるセンサ値(数値)を、例えば一定の時間間隔でサンプリングすることにより時間の経過に応じて取得されたデータであり、このようなデータは、時間に対応する時間軸とセンサ値に対応する数値軸とからなる座標平面(二次元座標)上にプロットすることにより、波形として把握することが可能である。
上述のセンサは、例えばワークを加工する加工機の加工用モータの負荷電流を検出する電流センサである。そして、1つのワークを加工する加工工程の開始から終了までの1サイクル中に複数サンプリングして得られたセンサ値が一つの波形データDとされ、このようなサイクルをn回繰り返すことによって、波形データD1〜Dnが得られる。
ここで、1回目のサイクルで得られた波形データのデータ番号を1、2回目のサイクルで得られた波形データのデータ番号を2、n回目のサイクルで得られた波形データのデータ番号をnとする。これにより、波形データD1〜Dnは、データ番号順に、時間の経過(サイクル数の増加)に伴いデータ番号が増加するようになっている。
なお、センサは電流センサに限らない。例えば電圧センサ、温度センサ、トルクセンサ、あるいは圧力センサ等であってもよい。また、波形データDの数値は、センサで検出された値に限らず、時間の経過に伴い得られる数値であればよい。
図2(a)〜図2(d)は、記憶部3に記憶されている波形データD1〜Dnの一例を説明するための波形図である。図2(a)〜図2(d)に示す波形図は、横軸(時間軸)を時間、縦軸(数値軸)をセンサ値とする座標平面(二次元座標)上に、波形データD1,D2,D3,Dnがプロットされたものである。図2(a)〜図2(d)に示すように、波形データD1,D2,D3,Dnは、同じ種類のワークを加工するサイクルが繰り返されたものなので、波形データD1,D2,D3,Dnを表す波形は略同じような波形となる。
図2に示す例では、図2(c)に示す波形データD3の波形が、10秒前後の時間位置で他の波形と僅かに異なっているが、図2(a)〜図2(d)の波形を一見しただけでは、波形データD3が異常なのか、波形データD3と他の波形データとの差異はデータばらつきの範囲内なのかを判断することは困難である。
また、波形データDの数nは、例えば200個〜2000個である。そのため、このような多数の波形をユーザが一つずつ目視して、数多くの波形データの中から異常な波形データを判別することは、困難かつ煩雑である。
本体部2は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、外部と通信するための外部インターフェイス部27、及びこれらの周辺回路等を備えて構成されている。そして、本体部2は、記憶部3に記憶されたデータ選択プログラムを実行することによって、表示処理部21、時間指定データ受付部22、グラフ表示部23、指定情報受付部24、選択処理部25、及び動画データ生成部26として機能する。
外部インターフェイス部27は、例えばセンサの検出値を受信するセンサインターフェイス回路であり、本体部2は、例えば外部インターフェイス部27で受信されたセンサ値を、波形データD1〜Dnとして記憶部3に記憶させてもよい。あるいは、外部インターフェイス部27は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等の通信インターフェイス回路であり、外部の測定装置によって取得された波形データD1〜Dnを外部インターフェイス部27で受信し、本体部2が記憶部3に記憶させてもよい。
表示処理部21は、ディスプレイ装置4の表示画面に時間に対応する時間軸とセンサ値に対応する数値軸とを設定し、波形データD1〜Dnを含む集団の分布を表す態様で、ディスプレイ装置4の表示画面に波形データD1〜Dnに基づく波形である集団波形を表示させる。
時間指定データ受付部22は、波形データD1〜Dnに基づく集団波形が表示された表示画面上で、マウス5の操作によるGUI(Graphical User Interface)によって時間軸に対応する所定の時間を指定するための時間指定データを受け付ける。
グラフ表示部23は、波形データD1〜Dnにおいて時間指定データ受付部22により受け付けられた時間指定データに応じた時間に対応する数値である第一数値に基づくグラフを、ディスプレイ装置4に表示させる
指定情報受付部24は、波形データD1〜Dnの中からユーザが排除しようとする波形データを指定するための指定情報を、マウス5の操作によるGUIによって受け付ける。
選択処理部25は、指定情報受付部24によって受け付けられた指定情報に基づいて、波形データD1〜Dnの内の一部の波形データを選択する。
動画データ生成部26は、波形データD1〜Dnから、波形データD1〜Dnに対応する各波形の画像を順次連続的に動画として表示するための動画データを生成する。ここで、上述したように、波形データD1〜Dnは、時間の経過(サイクル数の増加)に伴いデータ番号が増加するようになっているので、データ番号順に、例えば0.1秒間隔で順次、波形データD1〜Dnに対応する波形を表示すると、波形データD1〜Dnの波形の時間経過に伴う変化を表す動画が得られる。動画データ生成部26は、このようにして得られる動画のデータを、例えばMPEG、AVI、MOV等の公知の動画フォーマットに変換し、記憶部3に記憶させる。なお、必ずしも動画データ生成部26を備える例に限らず、動画データ生成部26を備えていなくてもよい。
図3〜図16は、ディスプレイ装置4に表示される画像の一例を示す説明図である。以下、図3〜図16を参照しながらデータ選択装置1の動作を説明する。まず、表示処理部21は、ディスプレイ装置4に、波形データD1〜Dnの一覧リストG1を選択可能に表示する。データ選択装置1は、ウィンドウ画面をディスプレイ装置4に表示し、ウィンドウ画面内に一覧リストG1のようなテキストや波形画像等の画像を表示するようになっている。
次に、ユーザがマウス5やキーボード6等を用いて一覧リストG1の波形データD1〜Dnを選択すると、表示処理部21によってディスプレイ装置4に、選択された波形データD1〜Dnのリストが、選択されていることを示すように選択表示される。図4は、選択表示をハッチングで示す選択表示画面G2を示している。
次に、例えばユーザが選択表示画面G2にマウスポインタ(マウスカーソル)を置いて、マウス5の右ボタンを操作すると、表示処理部21によってディスプレイ装置4に、図5に示す選択メニューリストG3が表示される。選択メニューリストG3には、例えば「シンプル重ね書きグラフ」、「統計グラフ」、及び「シンプルアニメーション」の三つの選択メニューが選択可能に表示される。
次に、ユーザがマウス5を操作して、例えば「シンプルアニメーション」を選択すると、動画データ生成部26によって上述の動画データが生成され、あるいは波形データD1〜Dnの波形が動画表示される。
次に、ユーザがマウス5を操作して、例えば「シンプル重ね書きグラフ」を選択すると、表示処理部21によってディスプレイ装置4に、選択された波形データD1〜Dnに対応するn個の波形を含む集団波形グラフG4(図6)が表示される。集団波形グラフG4に表示されたn個の波形が集団波形の一例に相当している。集団波形グラフG4は、横軸が時間、縦軸がセンサ値とされている。なお、横軸には、例えばサンプリングの順番を示す番号、あるいはサイクルの始めからのサンプリング数(以下、サンプリング番号と称する)を記載してもよい。サンプリング間隔が一定であれば、サンプリング番号は、実質的に時間を表すことになる。以後のグラフについても同様である。
図6に示す集団波形グラフG4によれば、大部分の波形は波形W1で示されるように略同一形状であるのに対し、波形W1とは異なる波形W2,W3が存在することが一見して把握できる。このように、集団波形グラフG4を表示することによって、ユーザが、波形データD1〜Dnの中に異常なデータが混在していることを、容易に知ることができる。
一方、図5に示す選択メニューリストG3が表示されている状態で、ユーザがマウス5を操作して、例えば「統計グラフ」を選択すると、表示処理部21によってディスプレイ装置4に、図7に示すグラフ選択画面G31が表示される。グラフ選択画面G31は、例えばドロップダウンメニューとされており、「最大最小」、「標準偏差」、及び「全統計」の三種類のグラフを選択可能とされている。
「最大最小」が選択されると、表示処理部21は、ディスプレイ装置4に、波形データD1〜Dnのうち最大値(max)の波形W5と、波形データD1〜Dnのうち最小値(min)の波形W6と、波形データD1〜Dnの平均値(μ)の波形W7とを含む集団波形グラフG5を表示する(図8)。波形W5、W6、W7は、集団波形の一例に相当している。波形W5、W6、W7は、例えば互いに異なる色で表示され、波形W5、W6、W7を互いに判別可能にされている。
図8に示す集団波形グラフG5によれば、波形データD1〜Dnに異常なデータが混在していた場合、波形データD1〜Dnの平均値(μ)の波形W7に対して、波形W5、W6の少なくとも一方が異なる波形になる。そして、波形W5、W6のうち波形W7と異なる波形に対応する波形データが、異常なデータである可能性が高い。このように、集団波形グラフG5を表示することによって、ユーザが、波形データD1〜Dnのうちの異常なデータを特定することが容易となる。
「標準偏差」が選択されると、表示処理部21は、ディスプレイ装置4に、波形データD1〜Dnの平均値(μ)の平均波形と、波形データD1〜Dnの平均値μに標準偏差σを加算した標準偏差加算波形と、波形データD1〜Dnの平均値μから標準偏差σを減算した標準偏差減算波形とを含む集団波形グラフG51を表示する(図9)。平均波形、標準偏差加算波形、及び標準偏差減算波形は、集団波形の一例に相当している。これらの波形は、例えば互いに異なる色で表示され、互いに判別可能にされている。平均波形、標準偏差加算波形、及び標準偏差減算波形によれば、ユーザは、波形データD1〜Dnのばらつきを確認することが容易となる。
「全統計」が選択されると、表示処理部21は、ディスプレイ装置4に、波形データD1〜Dnのうち最大値(max)の波形と、波形データD1〜Dnのうち最小値(min)の波形と、波形データD1〜Dnの平均値(μ)の波形と、波形データD1〜Dnの平均値μに標準偏差σを加算した標準偏差加算波形と、波形データD1〜Dnの平均値μから標準偏差σを減算した標準偏差減算波形と、波形データD1〜Dnの平均値μに3σを加算した3σ加算波形と、波形データD1〜Dnの平均値μから3σを減算した3σ減算波形とを含む集団波形グラフG52を表示する(図10)。これらの波形は、例えば互いに異なる色で表示され、互いに判別可能にされている。これらの波形によれば、ユーザは、波形データD1〜Dnのばらつきや異常値を確認することが容易となる。
図6に示す「最大最小」の集団波形グラフG4によれば、10秒付近で波形W1,W2,W3の波形が異なっていることが一見して把握できる。そこで、ユーザが、マウス5を操作して、集団波形グラフG4が表示された画面上で10秒の位置にマウスポインタを位置させ、右クリックすると、時間指定データ受付部22によって、時間指定データとして10秒が受け付けられる。なお、波形データD1〜Dnを得るためのサンプリング間隔が例えば10msecであった場合、10秒の時間は、サイクルの始めから1001回目のサンプリングタイミングに対応する。従って、時間指定データ受付部22は、10秒といった時間の代わりに、1001といったサンプリング番号を時間指定データとして受け付けてもよい。
集団波形グラフG4,G5,G51,G52は、それぞれ集団波形の一例に相当している。なお、集団波形グラフG4が表示された表示画面上でのユーザによるGUI操作によって、時間指定データ受付部22が時間指定データを受け付ける例を示したが、時間指定データ受付部22は、集団波形グラフG5,G51,G52が表示された表示画面上でのユーザによるGUI操作によって時間指定データを受け付ける構成であってもよい。
時間指定データ受付部22によって時間指定データが受け付けられると、グラフ表示部23は、例えば図11に示すヒストグラムG6と、図12に示すグラフG7とをディスプレイ装置4によって表示させる。
ヒストグラムG6は、波形データD1〜Dnにおいて時間指定データ受付部22により受け付けられた時間指定データに応じた時間に対応するセンサ値である第一数値のヒストグラムを示すグラフである。ヒストグラムG6は、横軸がセンサ値、縦軸が横軸のセンサ値の頻度(出現頻度)とされている。頻度は、波形データD1〜Dnにおける、時間指定データ(10秒又はサンプリング番号1001)に対応するn個のセンサ値のうち、横軸のセンサ値に対応する値のセンサ値の個数である。
ヒストグラムG6によれば、センサ値が18〜19の範囲に集中しているのに対し、その集中している領域から大きく外れて、14.5の値と、21.5付近の値とをとるセンサ値が、僅かに存在していることが、ユーザが一見して把握することができる。これにより、ユーザは、時間指定データで指定された時間において、14.5の値と、21.5付近の値とをとるセンサ値を含む波形データDが異常であると容易に判断することができる。
図12に示すグラフG7は、波形データD1〜Dnにおいて時間指定データ受付部22により受け付けられた時間指定データに応じた時間に対応するセンサ値である第一数値を、波形データD1〜Dnのデータ番号に対応してプロットしたものである。グラフG7は、縦軸(数値軸)を、波形データD1〜Dnにおいて時間指定データ受付部22により受け付けられた時間指定データに応じた時間に対応するセンサ値とし、横軸を波形データD1〜Dnのデータ番号としたグラフである。
グラフ表示部23は、例えば、グラフG7に、上述の波形データD1〜Dnにおいて時間指定データに応じた時間に対応するn個のセンサ値について、その平均値を示す平均ラインL(μ)と、その最大値を示す最大ラインL(max)と、その最小値を示す最小ラインL(min)とを表示する。
グラフG7によれば、ユーザは、データG71とデータG72が異常値であることを、一見して把握することができる。また、データG71は、ヒストグラムG6で異常と考えられる「14.5」の値に対応し、データG72は、ヒストグラムG6で異常と考えられる「21.5付近」の値に対応しているので、これらのデータが異常であることの確実性が高まる。
従って、異常な波形データを排除し、正常な波形データを選択するために、データG71とデータG72とに関わる波形データを排除することがのぞましい。以下、データG71に関わる波形データを排除する場合を例に、ユーザの操作及びデータ選択装置1の動作について説明する。
データG71に関わる波形データを排除する場合、ユーザは、図12に示すように、グラフG7の画面上で、データG71のみが存在するセンサ値の領域に、マウスポインタP1を位置させる。図12に示す例では、マウスポインタP1が、センサ値が17.5の位置に置かれている例を示している。
この状態で例えばユーザがマウス5を右クリックすると、マウスポインタP1で示されるセンサ値(図12では17.5)が、指定情報受付部24によって、ユーザが排除しようとする波形データを指定するための閾値として受け付けられる。そして、指定情報受付部24は、図13に示す判別閾値設定画面G9を、ディスプレイ装置4によって表示させる。
判別閾値設定画面G9には、例えば、受け付けられた閾値V1と、ユーザからの操作指示を受け付けるためのOKボタンB1とキャンセルボタンB2とが表示される。
指定情報受付部24は、その閾値V1が、平均ラインL(μ)で示される平均値、すなわち波形データD1〜Dnにおいて時間指定データに応じた時間に対応するn個のセンサ値(第一数値)の平均値より大きいときその閾値V1以上の数値範囲を指定情報として受け付け、その閾値V1が、上記平均値より小さいときその閾値V1以下の数値範囲を指定情報として受け付ける。
指定情報受付部24は、受け付けられた指定情報で示される数値範囲を、図13に示すグラフG7に、例えば図13に示すハッチングH1によって表示する。グラフG7にハッチングH1が表示されることにより、ユーザは、排除すべきデータが適切に選択されたかどうかを視覚的に確認することが可能になる。
判別閾値設定画面G9において、ユーザがマウス5を操作してOKボタンB1をクリックすると、選択処理部25は、ハッチングH1で示される領域に重なるデータG71に対応する波形データD3を排除するべき波形データとして選択する一方、波形データD1〜Dnから波形データD3を除いた残余(一部)の波形データD1,D2,D4〜Dnを、選択すべき選択対象波形データとして選択する。
選択処理部25によって選択対象波形データが選択されると、表示処理部21は、例えば波形データD1〜Dnの一覧リストを図14に示す選択結果表示画面G10に表示し、排除された波形データD3を除く選択対象波形データのみにハッチングを付して、ユーザに対して選択された選択対象波形データを容易に把握可能な態様で通知する。
さらに、表示処理部21は、選択された選択対象波形データD1,D2,D4〜Dnに基づき、図8に示す集団波形グラフG5と同様の集団波形グラフG11をディスプレイ装置4に表示させる(図15)。集団波形グラフG11によれば、ユーザは、集団波形グラフG5に表示されていた波形W6がなくなり、最小値の波形W8は、平均値の波形W7と近似する波形となっていることが一見して把握可能である。
波形W5に対応する波形データについても、波形W6に対する操作と同様の操作によって排除することができ、異常と考えられる波形データを排除して、正常と考えられる選択対象波形データを容易に選択することができる。
選択処理部25は、このようにして得られた選択対象波形データを記憶部3に記憶させてもよく、記憶部3に記憶されている波形データD1〜Dnから排除すべき波形データとして選択されたデータを削除することで選択対象波形データを記憶部3に記憶させてもよく、選択対象波形データを識別するためのデータ番号を記憶部3に記憶させてもよい。
以上説明したように、データ選択装置1及びデータ選択プログラムによれば、時間の経過に応じて得られる波形データD1〜Dnの中から、異常な波形データを排除し、正常な波形データを選択することが容易である。
なお、指定情報受付部24は、図12に示すグラフG7上で指定情報を受け付ける代わりに、図11に示すヒストグラムG6上で指定情報を受け付ける構成であってもよい。例えばヒストグラムG6上でユーザがマウス5を操作して、マウスポインタP1でセンサ値17.5を指示すると、指定情報受付部24は、マウスポインタP1で指示されるセンサ値(図11では17.5)を、ユーザが排除しようとする波形データを指定するための閾値として受け付け、以下、上述と同様の動作により指定情報を受け付ける構成であってもよい。
そして、指定情報受付部24は、受け付けられた指定情報で示される数値範囲を、ヒストグラムG6に、例えば図16に示すハッチングH1によって表示してもよい。ヒストグラムG6にハッチングH1が表示されることにより、ユーザは、排除すべきデータが適切に選択されたかどうかを視覚的に確認することが可能になる。指定情報が受け付けられた後は、上述と同様の動作により、容易に正常な波形データを選択することが可能となる。
また、指定情報受付部24が、波形データD1〜Dnの中からユーザが排除しようとする波形データを指定するための指定情報を受け付ける例を示したが、指定情報受付部24が受け付ける指定情報は、波形データD1〜Dnの中からユーザが選択しようとする波形データを指定するための情報であってもよい。
指定情報が、ユーザが選択しようとする波形データを指定するための情報である場合、指定情報受付部24は、その閾値V1が、平均ラインL(μ)で示される平均値より大きいときその閾値V1以下の数値範囲を指定情報として受け付け、その閾値V1が、上記平均値より小さいときその閾値V1以上の数値範囲を指定情報として受け付ける構成としてもよい。
また、GUIとしてマウス5を用いる例を示したが、GUIはマウス5に限らない。GUIとして、例えばディスプレイ装置4としてタッチパネルディスプレイを用いて、マウス5の操作の代わりにタッチ操作を用いる構成としてもよい。
また、ヒストグラムG6及びグラフG7を表示する構成を示したが、ヒストグラムG6及びグラフG7のうち、いずれか一つのみを表示可能な構成であってもよい。また、ヒストグラムG6及びグラフG7を表示せず、集団波形グラフG4,G5,G51,G52において、ユーザがGUI操作によって、選択又は排除しようとする波形を選択することにより、そのGUIで選択された波形に対応する波形データを示す情報が指定情報として指定情報受付部24によって受け付けられる構成としてもよい。
1 データ選択装置
2 本体部
3 記憶部
4 ディスプレイ装置
5 マウス
6 キーボード
21 表示処理部
22 時間指定データ受付部
23 グラフ表示部
24 指定情報受付部
25 選択処理部
26 動画データ生成部
27 外部インターフェイス部
B1 OKボタン
B2 キャンセルボタン
D,Di,D1〜Dn 波形データ
G1 一覧リスト
G2 選択表示画面
G3 選択メニューリスト
G4,G5 集団波形グラフ
G6 ヒストグラム
G7 グラフ
G9 判別閾値設定画面
G10 選択結果表示画面
G11 集団波形グラフ
G31 グラフ選択画面
G71,G72 データ
H1 ハッチング
i データ番号(識別情報)
L(max) 最大ライン
L(min) 最小ライン
L(μ) 平均ライン
P1 マウスポインタ
V1 閾値
W1〜W3,W5〜W8 波形
μ 平均値
σ 標準偏差

Claims (11)

  1. 時間の経過に応じて得られる数値を表す波形データを複数、予め記憶する記憶部と、
    画像を表示する表示画面を有する表示部と、
    前記表示画面に前記時間に対応する時間軸と前記数値に対応する数値軸とを設定し、前記複数の波形データを含む集団の分布を表す態様で、前記表示画面に前記複数の波形データに基づく波形である集団波形を表示させる表示処理部と、
    前記複数の波形データの中からユーザが選択又は排除しようとする波形データを指定するための指定情報を、GUIによって受け付ける指定情報受付部と、
    前記指定情報に基づいて、前記複数の波形データのうち一部の波形データを選択する選択処理部とを備えるデータ選択装置。
  2. 前記集団波形が表示された前記表示画面上で、GUIによって前記時間軸に対応する所定の時間を指定するための時間指定データを受け付ける時間指定データ受付部と、
    前記複数の波形データにおいて前記時間指定データ受付部により受け付けられた時間指定データに応じた時間に対応する数値である第一数値に基づくグラフを、前記表示画面に表示させるグラフ表示部をさらに備え、
    前記指定情報受付部は、前記グラフが表示された前記表示画面上で、GUIによって前記指定情報を受け付ける請求項1記載のデータ選択装置。
  3. 前記グラフは、一方の軸に前記各波形データを識別する識別情報を対応させ、他方の軸に前記第一数値の値を対応させた二次元座標上に、前記各識別情報で識別される波形データに対応する第一数値をプロットしたものであり、
    前記指定情報受付部は、前記二次元座標上で前記GUIによって指定された位置に対応する前記第一数値の値に基づき、前記指定情報を取得する請求項2記載のデータ選択装置。
  4. 前記グラフは、一方の軸に前記第一数値の値を対応させ、他方の軸にその第一数値の出現頻度を対応させた二次元座標上のヒストグラムであり、
    前記指定情報受付部は、前記二次元座標上で前記GUIによって指定された位置に対応する前記第一数値の値に基づき、前記指定情報を取得する請求項2記載のデータ選択装置。
  5. 前記指定情報は、前記複数の波形データの中からユーザが排除しようとする波形データを指定するための情報であり、
    前記指定情報受付部は、前記GUIによって指定された前記二次元座標上の位置に対応する数値が、前記第一数値の平均値より大きいとき前記指定情報としてその数値以上の第1数値に対応する波形データを指定する情報を取得し、前記第一数値の平均値より小さいとき前記指定情報としてその数値以下の第1数値に対応する波形データを指定する情報を取得する請求項3又は4に記載のデータ選択装置。
  6. 前記指定情報は、前記複数の波形データの中からユーザが選択しようとする波形データを指定するための情報であり、
    前記指定情報受付部は、前記GUIによって指定された前記二次元座標上の位置に対応する数値が、前記第一数値の平均値より大きいとき前記指定情報としてその数値以下の第1数値に対応する波形データを指定する情報を取得し、前記第一数値の平均値より小さいとき前記指定情報としてその数値以上の第1数値に対応する波形データを指定する情報を取得する請求項3又は4に記載のデータ選択装置。
  7. 前記集団波形は、前記複数の波形データのそれぞれに対応する複数の波形を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ選択装置。
  8. 前記集団波形は、前記複数の波形データの平均波形と、前記複数の波形データの最大波形と、前記複数の波形データの最小波形とを含む請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ選択装置。
  9. 前記集団波形は、前記複数の波形データの平均波形と、前記複数の波形データの標準偏差を前記平均波形に加えた標準偏差加算波形と、前記複数の波形データの標準偏差を前記平均波形から差し引いた標準偏差減算波形とを含む請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ選択装置。
  10. 前記複数の波形データから、当該複数の波形データに対応する各波形の画像を順次連続的に動画として表示するための動画データを生成する動画データ生成部をさらに備える請求項1〜9のいずれか1項に記載のデータ選択装置。
  11. 時間の経過に応じて得られる数値を表す波形データを複数、予め記憶する記憶部と、
    画像を表示する表示画面を有する表示部の前記表示画面に前記時間に対応する時間軸と前記数値に対応する数値軸とを設定し、前記複数の波形データを含む集団の分布を表す態様で、前記表示画面に前記複数の波形データに基づく波形である集団波形を表示させる表示処理部、
    前記複数の波形データの中からユーザが選択又は排除しようとする波形データを指定するための指定情報を、GUIによって受け付ける指定情報受付部、
    前記指定情報に基づいて、前記複数の波形データのうち一部の波形データを選択する選択処理部として、コンピュータを機能させるデータ選択プログラム。
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JP7139476B1 (ja) 2021-03-24 2022-09-20 アンリツ株式会社 波形観測装置及びマスクマージンの計算方法

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