JP2017206982A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃費向上とエンジンの駆動により発生する振動の抑制とを両立させることが可能な仕組みを提供する。
【解決手段】発電機の発電負荷の変動が推定される発電負荷情報と、前記発電機へエンジンの出力を伝達する補機ベルトの張力の変動が推定されるベルト張力情報と、を受け付ける入力部と、前記発電負荷情報に係る値の第1の変動ピークと前記ベルト張力情報に係る値の第2の変動ピークとの一致性を判定する判定部と、前記判定部により前記第1の変動ピークと前記第2の変動ピークとが一致すると判定される場合に、前記補機ベルトに伝達される振動の周波数を変えるための指令を出力する制御部と、を備える制御装置。
【選択図】図8

Description

本発明は、エンジンの振動低減制御装置に関する。
近年、自動車における静粛性を向上させるための技術について研究開発が行われている。当該静粛性を向上させるための技術として、エンジンに関わる補機ベルトシステム(以下、単に補機ベルトシステムとも称する。)における共振を抑制する技術がある。
例えば、特許文献1では、発電機が発生させる交流電圧の特定周波数成分と所定値との比較に基づいて補機ベルトが共振していると判定される場合、発電機の発電負荷を変更する制御装置に係る発明が開示されている。
他方で、燃費向上のための技術について研究開発が行われている。燃費向上のための技術のうちの1つとして、補機ベルトにおけるフリクションを低減する技術がある。具体的には、補機ベルトの張力を低減する技術がある。詳細には、エンジン補機のうちの1つである発電機、例えばオルタネータの構成要素をソリッドプーリからオルタネータダンパ(以下、ALTダンパとも称する。)へ変更することにより、オルタネータのトルク変動が抑制される。ALTダンパは、プーリと、当該プーリとオルタネータシャフト(以下、ALTシャフトとも称する。)との間に設けられるスプリング(以下、ALTスプリングとも称する。)とを有し、当該ALTスプリングがトルク変動を抑制する。
特開2009−118696号公報
しかし、特許文献1に代表される従来技術では、オルタネータに上述したようなALTダンパが適用される場合、振動を抑制することができないおそれがあるという問題があった。例えば、概してALTスプリングの固有振動数がエンジンクランクシャフトの回転変動周波数(以下、クランク回転変動周波数とも称する。)または車両の共振周波数と異なるALTダンパが設置されるが、経年劣化などにより事後的にALTスプリングの固有振動数が変化する場合がある。そのため、変化後のALTスプリングの固有振動数がクランク回転変動周波数と一致するときには共振が発生し、エンジンから伝達される振動が増幅される。その結果、車体フロアに増幅された振動が伝達され、車両の乗員に不快感を与えたり、エンジン制御に悪影響を及ぼしたりするおそれがある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、燃費向上とエンジンの駆動により発生する振動の抑制とを両立させることが可能な仕組みを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、発電機の発電負荷の変動が推定される発電負荷情報と、前記発電機へエンジンの出力を伝達する補機ベルトの張力の変動が推定されるベルト張力情報と、を受け付ける入力部と、前記発電負荷情報に係る値の第1の変動ピークと前記ベルト張力情報に係る値の第2の変動ピークとの一致性を判定する判定部と、前記判定部により前記第1の変動ピークと前記第2の変動ピークとが一致すると判定される場合に、前記補機ベルトに伝達される振動の周波数を変えるための指令を出力する制御部と、を備える制御装置が提供される。
また、前記発電負荷情報は、前記発電機が発生させる電流の値に係る情報を含んでもよい。
また、前記制御部は、前記エンジンの出力軸の回転数に係るエンジン回転数情報に基づいて変更後の前記振動の周波数を決定してもよい。
また、前記指令は、発電の程度を前記発電機に低下させる指令を含んでもよい。
また、前記指令は、前記エンジンの出力軸の回転数を前記エンジンに増加させる指令を含んでもよい。
また、前記制御部は、前記発電機の発電の程度の変更可否に応じて、発電の程度を前記発電機に変更させる第1の指令または前記エンジンの出力軸の回転数を前記エンジンに変更させる第2の指令のうちの少なくとも一方を出力してもよい。
また、前記制御部は、前記エンジンがアイドル状態である場合に、前記指令を出力してもよい。
以上説明したように本発明によれば、燃費向上とエンジンの駆動により発生する振動の抑制とを両立させることが可能な仕組みが提供される。
エンジンに関わる補機ベルトシステムの構成の例を示す図である。 ALTダンパの構成の例を示す図である。 オルタネータの内部構成の例を示す図である。 エンジン振動が増幅される現象を説明するためのフローチャートである。 ALTスプリングの固有振動数の変化による特性の変化の例を示すグラフである。 エンジン振動が増幅される場合のオルタネータに関する各指標の変化の例を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る制御システムの構成の例を概略的に示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る制御装置の処理の例を概念的に示すフローチャートである。 従来の補機ベルトシステムの動作例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る制御装置を備える補機ベルトシステムの動作例を示す図である。 従来の補機ベルトシステムの動作例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る制御装置を備える補機ベルトシステムの動作例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.序論>
まず、発明経緯について説明する。始めに、図1を参照して、エンジンに関わる補機ベルトシステムについて説明する。図1は、エンジンに関わる補機ベルトシステムの構成の例を示す図である。
図1に示したように、補機ベルトシステムは、クランクプーリ10、オルタネータ20、空調装置(コンプレッサ)30、水ポンプ40、アイドラ50および補機ベルト1を備える。
補機ベルト1は、エンジンの駆動により回転するクランクプーリ10のトルクをオルタネータ20などの補機に伝達する。オルタネータ20などの補機は、伝達されるトルクにより作動する。例えば、オルタネータ20は、補機ベルト1を介して伝達されるトルクによりALTシャフトが回転することにより発電を行う。ALTシャフトは、従来ではソリッドプーリを介して補機ベルト1と接続されていたが、近年では燃費向上のためALTダンパを介して補機ベルト1と接続されることがある。ALTダンパは、プーリおよびスプリングを備える。図2を参照して、ALTダンパの構成について詳細に説明する。図2は、ALTダンパの構成の例を示す図である。
図2に示したように、ALTダンパ22は、プーリ23およびALTスプリング24を備える。プーリ23には補機ベルト1が架けられ、プーリ23は補機ベルト1の動きに応じて回転する。ALTスプリング24は、プーリ23およびALTシャフト21と接続され、プーリ23の回転に応じて回転することによりALTシャフト21を回転させる。さらに、図3を用いてオルタネータ20の内部構成について説明する。図3は、オルタネータ20の内部構成の例を示す図である。
図3に示したように、オルタネータ20は、レギュレータ25および回路として示されるオルタネータASSYを備える。レギュレータ25は、制御装置としてのECU(Electronic Control Unit)100から入力される信号に応じてオルタネータASSYの動作を制御する。例えば、レギュレータ25は、ECU100から入力される信号に応じてオルタネータASSYの有するコイルへの励磁の有無を切り替えることにより、オルタネータASSYによる発電を制御する。オルタネータASSYは、図3に示したように、例えば三相交流回路を有し、ALTシャフト21の回転により交流電圧および交流電流を発生させる。なお、発生した交流電流は整流回路で直流電流に整流され、他の補機またはバッテリへ供給される。
ここで、ALTダンパ22を用いたオルタネータ20では、エンジンの駆動により発生する振動(以下、エンジン振動とも称する。)が増幅される場合がある。図4を参照して、エンジン振動が増幅される現象について説明する。図4は、エンジン振動が増幅される現象を説明するためのフローチャートである。
まず、エンジンアイドル状態において、シフトがDレンジに設定され、空調装置が起動されるとする(ステップS1)。ここで、空調装置30の作動には電力が要される。そのため、空調装置30へ電力を供給するオルタネータ20の発電量を増加させることを目的としてエンジン回転数が上昇させられる。
エンジン回転数が上昇することにより、クランク回転変動周波数がALTスプリング24の固有振動数と一致する(ステップS2)。ここで、補機ベルトシステムの設計時または製造時においては、ALTスプリング24の固有振動数と、エンジンアイドル状態におけるクランク回転変動周波数と、が一致しないALTスプリング24が選択される。しかし、使用または経年による劣化などにより、ALTスプリング24の固有振動数とクランク回転変動周波数とが一致する場合がある。さらに、図5を参照して、ALTスプリング24の固有振動数の変化について説明する。図5は、ALTスプリング24の固有振動数の変化による特性の変化の例を示すグラフである。
上述したようにALTスプリング24の固有振動数は、経年劣化などにより変化する。ALTスプリング24の固有振動数の変化は、ALTスプリング24に付加されるトルクとトルクに応じた捩れ量との関係において表れる。例えば、図5に示したように、劣化前のALTスプリング24については、トルクN1が付加される場合、捩れ量がθ1である。このとき、トルクNに対して以下のような式(1)が成立する。
Figure 2017206982
上記式(1)におけるkはスプリング定数を示し、θはALTスプリング24の捩れ量を示す。さらに、上記式(1)から劣化前のALTスプリング24の固有振動数fnは、以下のような式(2)で表される。
Figure 2017206982
上記式(2)におけるJはALTシャフトのイナーシャを示す。
しかし、劣化後のALTスプリング24については、同じトルクN1が付加される場合であっても、捩れ量がθ1+Δθとなり、捩れ量が増加する。このとき、トルクNに対して以下のような式(3)が成立する。
Figure 2017206982
さらに、上記式(3)から劣化後のALTスプリング24の固有振動数fnは、以下のような式(4)で表される。
Figure 2017206982
式(2)および式(4)を参照すると、劣化後のALTスプリング24の固有振動数が劣化前のALTスプリング24の固有振動数よりも低下している。そのため、想定されるエンジンアイドル状態におけるクランク回転変動周波数よりも固有振動数が高いALTスプリング24が設置される場合であっても劣化によりクランク回転変動周波数と固有振動数とが一致するおそれがある。
図4を参照して、エンジン振動が増幅される現象についての説明に戻ると、クランク回転変動周波数とALTスプリング24の固有振動数とが一致することにより、ALTスプリング24の捩れ量の位相と補機ベルト1の張力の位相とが一致する(ステップS3)。具体的には、補機ベルト1の張力の変動はクランク回転変動に対応しているため、クランク回転変動周波数がALTスプリングの固有振動数と一致すると、補機ベルト1の張力の位相とALTスプリング24の捩れ量の位相とが一致するようになる。
ALTスプリング24の捩れ量の位相と補機ベルト1の張力の位相とが一致することにより、ALTスプリング24にて共振が発生する(ステップS4)。具体的には、ALTスプリング24の捩れタイミングに応じたタイミングで補機ベルト1の張力によりトルクがALTスプリング24に付加されることにより、ALTスプリング24にて共振が発生する。
ALTスプリング24にて共振が発生すると、クランク回転変動の振幅が増幅される(ステップS5)。具体的には、ALTスプリング24の捩れ量すなわちALTスプリング24にかかるトルクが増大することに伴い、クランク回転変動に応じて変動する補機ベルト1の張力も増大する。
その結果、エンジンおよび補機ベルトシステムが格納されるマウントを通じて、車体フロアに振動が伝達される(ステップS6)。
さらに、図6を参照して、エンジン振動の増幅を推定することができるオルタネータ20に関する指標について説明する。図6は、エンジン振動が増幅される場合のオルタネータ20に関する各指標の変化の例を示すグラフである。図6の上段には、プーリ回転およびALTシャフト回転の変化がそれぞれ示されている。図6の中段には、補機ベルト張力の変化が示されている。図6の下段には、ALTスプリングに付加されるトルクの変化が示されている。
図6に示したように、時間t1以降において、補機ベルト張力の位相とALTスプリングトルクの位相とが一致している。例えば、時間t2およびt4において、補機ベルト張力の上昇ピークとALTスプリングトルクの上昇ピークとが一致している。また、時間t3およびt5において、補機ベルト張力の下降ピークとALTスプリングトルクの下降ピークとが一致している。そのため、ALTスプリング24において共振が発生し、エンジンから伝達される振動が増幅される。
そこで、本発明の一実施形態では、燃費向上とエンジンの駆動により発生する振動の抑制とを両立させることが可能な制御システムおよび当該制御システムを実現させるための制御装置を提案する。
<2.本発明の一実施形態>
次に、本発明の一実施形態に係る制御システムおよび制御装置ついて説明する。
<2−1.装置の構成>
まず、図7を参照して、本発明の一実施形態に係る制御装置の機能構成について説明する。図7は、本発明の一実施形態に係る制御システムの構成の例を概略的に示すブロック図である。
図7に示したように、本発明の一実施形態に係る制御システムは、オルタネータ20および他の補機、ブラケット歪量センサ60、クランク回転センサ61、バッテリ70、シフトレバーユニット80、エンジン90ならびに制御装置100を備える。さらに、制御装置100は、入出力部101、判定部102および制御部103を備える。
(入出力部)
入出力部101は、入力部として、制御装置100の外部装置からの情報を受け付ける。具体的には、入出力部101は、オルタネータ20の発電負荷の変動が推定される発電負荷情報と、補機ベルト1の張力の変動が推定されるベルト張力情報と、を受け付ける。発電負荷情報としては、オルタネータ20が発生させる電流の値に係る情報(以下、ALT電流情報とも称する。)がある。また、ベルト張力情報としては、補機を支持するブラケットの歪量に係る情報(以下、BKT歪量情報とも称する。)がある。例えば、入出力部101は、オルタネータ20からALT電流情報を受け付け、ブラケット歪量センサ60からBKT歪量情報を受け付ける。
また、入出力部101は、制御部の一部として、制御装置100の外部装置へ情報を出力する。具体的には、入出力部101は、外部装置の動作を制御する指令を出力する。より具体的には、入出力部101は、補機ベルト1に伝達される振動の周波数を変えるための指令を出力する。詳細には、入出力部101は、後述する第1の指令をオルタネータ20またはオルタネータ20の動作を制御する装置へ出力する。また、入出力部101は、後述する第2の指令をエンジン90またはエンジン90の動作を制御する装置へ出力する。例えば、第1の指令および第2の指令は制御部103により決定され、入出力部101は決定された第1の指令または第2の指令を出力する。
(判定部)
判定部102は、補機ベルトシステムにおける共振の発生有無を判定する。具体的には、判定部102は、発電負荷情報とベルト張力情報とに基づいてALTダンパすなわちALTスプリングの共振の発生有無を判定する。より具体的には、判定部102は、発電負荷情報に係る値の第1の変動ピークとベルト張力情報に係る値の第2の変動ピークとの一致性を判定する。詳細には、判定部102は、ALT電流情報の示す値の上昇ピークおよびBKT歪量情報の示す値の上昇ピークのタイミングが一致しているかを判定する。例えば、判定部102は、ALT電流情報の示す値およびBKT歪量情報の示す値を微分することにより得られる値の各々が0または0と判定される値であるかを判定する。さらに、判定部102は、微分により得られた値の各々が0または0と判定される値であるとの判定が所定の期間継続したかを判定する。なお、判定部102は、微分により得られた値の各々が0または0と判定される値であると所定の回数連続して判定されたかを判定してもよい。また、上昇ピークの代わりに下降ピークが当該一致性の判定に用いられてもよく、上昇ピークおよび下降ピークの両方が当該一致性の判定に用いられてもよい。
(制御部)
制御部103は、車両に搭載される装置の動作を制御する。具体的には、制御部103は、車両の状態に応じて共振抑制モードの設定有無を制御する。より具体的には、制御部103は、エンジン90およびシフトレバーユニット80の状態に応じて共振抑制モードの設定有無を制御する。例えば、エンジン90がアイドル状態で、シフトレバーがDレンジに設定されている場合、制御部103は、共振抑制モードをONに設定する。なお、エンジン90およびシフトレバーユニット80の状態は、エンジン90およびシフトレバーユニット80から得られる情報に基づいて判定されてよい。
共振抑制モードでは、制御部103は、判定部102の判定結果に基づいて共振を抑制するための指令を入出力部101に出力させる。具体的には、制御部103は、判定部102により上記第1の変動ピークと上記第2の変動ピークとが一致すると判定される場合に、補機ベルト1に伝達される振動(以下、ベルト伝達振動とも称する。)の周波数を変えるための指令を入出力部101に出力させる。詳細には、制御部103は、エンジン90の出力軸の回転数に係るエンジン回転数情報に基づいて変更後のベルト伝達振動の周波数を決定する。例えば、制御部103は、エンジン90の出力軸の回転の周波数すなわちクランク回転変動周波数よりも高い周波数への変更を決定する。これは、共振が発生している間のベルト伝達振動の周波数すなわち共振周波数は、クランク回転変動周波数と一致するためである。言い換えると、クランク回転変動に係る振動により発生している共振を抑制するためである。そして、制御部103は、ベルト伝達振動の周波数が決定された周波数に変化するような動作を指示する指令を入出力部101に出力させる。なお、エンジン回転数情報は、クランク回転センサ61から受け付けられる。
ベルト伝達振動の周波数を変えるための指令としては、上述したように第1の指令および第2の指令がある。第1の指令として、制御部103は、発電の程度をオルタネータ20に変更させる指令を決定する。具体的には、制御部103は、発電の程度をオルタネータ20に低下させる指令を決定する。例えば、制御部103は、オルタネータ20に発電させる目標電圧を設定されている目標電圧から所定値を引き下げる。これにより、発電により得られる電流量が低下すると共にALTスプリングにかかるトルクが低下する。従って、ALTスプリングにかかるトルクの変動幅が縮小することによりトルク変動の周波数が上昇する。
また、第2の指令として、制御部103は、エンジン90の出力軸の回転数をエンジン90に変更させる指令を決定する。具体的には、制御部103は、エンジン90の出力軸の回転数をエンジン90に増加させる指令を決定する。例えば、制御部103は、目標エンジン回転数を設定されている目標エンジン回転数から所定値を引き上げる。これにより、エンジン回転数が増加すると共にクランク回転変動周波数が上昇する。
そして、制御部103は、オルタネータ20の状態に基づいて、入出力部101に出力させる指令を第1の指令および第2の指令から選択する。具体的には、制御部103は、オルタネータ20の発電の程度の変更可否に応じて、第1の指令または第2の指令のうちの少なくとも一方を入出力部101に出力させる。詳細には、制御部103は、オルタネータ20における発電負荷(以下、発電量とも表現する。)の増加可否に応じて指令の種類を選択する。例えば、制御部103は、バッテリ70から提供されるバッテリ電圧情報に基づいて、上述のようにオルタネータ20に発電の程度を低下させた場合にもバッテリ70において所定量の電力が維持されるかを判定する。バッテリ70において所定量の電力が維持されると判定される場合、制御部103は、第1の指令を入出力部101に出力させる。他方で、バッテリ70において所定量の電力が維持されないと判定される場合は、制御部103は、第2の指令を入出力部101に出力させる。これにより、オルタネータ20の発電量が低下することによるバッテリ70の電力不足のせいでバッテリ70の電力を用いて作動する装置が停止することを回避することができる。
<2−2.装置の処理>
次に、図8を参照して、本発明の一実施形態に係る制御装置100の処理について説明する。図8は、本発明の一実施形態に係る制御装置100の処理の例を概念的に示すフローチャートである。
制御装置100は、エンジン90がアイドル状態であるかを判定する(ステップS201)。具体的には、制御部103は、エンジン90から得られる情報に基づいてエンジン90がアイドル状態であるかを判定する。なお、シフトレバーユニット80の状態も判定されてよい。
エンジン90がアイドル状態であると判定されると(ステップS201/YES)、制御装置100は、ベルト張力値およびALT電流値について変動ピークのタイミングが把握される情報を生成する(ステップS202)。具体的には、制御部103は、エンジン90がアイドル状態であると判定されると、共振抑制モードをONに設定する。共振抑制モードがONに設定されると、判定部102は、ブラケット歪量センサ60から提供されるBKT歪量情報の示す値と、オルタネータ20から提供されるALT電流情報の示す値と、を微分する。
次に、制御装置100は、変動ピークのタイミングが同じであるかを判定する(ステップS203)。具体的には、判定部102は、BKT歪量情報の示す値およびALT電流情報の示す値の微分により得られる値の各々が0または0と判定される値であるかを判定する。さらに、判定部102は、微分により得られた値の各々が0または0と判定される値であるとの判定が所定の期間継続したかを判定する。
変動ピークのタイミングが同じであると判定されると(ステップS203/YES)、制御装置100は、クランク回転数からクランク回転変動周波数を算出する(ステップS204)。具体的には、制御部103は、クランク回転数すなわちエンジン回転数からクランク回転変動周波数の一次成分を算出する。
なお、変動ピークのタイミングが同じでないと判定されると(ステップS203/NO)、処理がステップS201へ戻される。具体的には、後述するオルタネータ20またはエンジン90の制御が実行されていることにより共振が抑制されている場合、または当該制御が実行されていない状態で共振が発生していない場合に、処理がステップS201へ戻され、共振の発生有無についての監視が継続される。
次に、制御装置100は、ALT電流値が所定値以下であるかを判定する(ステップS205)。具体的には、制御部103は、現時点におけるALT電流情報の示す値が所定値以下であるかを判定する。これは、共振抑制のための制御としてオルタネータ20の発電量を低下させても電力の供給不足が生じないかを判定するためである。例えば、オルタネータ20の発電量が低下することにより、オルタネータ20が供給している電流量すなわち消費されている電流量が低下し、電流が供給される補機の動作に影響を及ぼすおそれがあるためである。
ALT電流値が所定値以下であると判定されると(ステップS205/YES)、制御装置100は、目標電圧を変更する(ステップS206)。具体的には、制御部103は、目標電圧を引き下げ、オルタネータ20の発電電圧を引き下げられた目標電圧へ変更させる第1の指令を入出力部101に出力させる。
次に、制御装置100は、オルタネータ20の端子電圧が急峻に低下したかを判定する(ステップS207)。具体的には、制御部103は、第1の指令を入出力部101に出力させた後、オルタネータ20の発電電圧が所定の早さ以上で低下したかを判定する。
オルタネータ20の端子電圧が急峻に低下したと判定されると(ステップS207/NO)、処理がステップS201へ戻される。他方で、オルタネータ20の端子電圧の低下量が所定量以上であると判定されると(ステップS207/YES)、処理が後述するステップS210へ進められる。
他方で、ALT電流値が所定値超過であると判定されると(ステップS205/NO)、制御装置100は、目標エンジン回転数を変更する(ステップS208)。具体的には、制御部103は、目標エンジン回転数を引き上げ、エンジン回転数を引き上げられた目標エンジン回転数へエンジン90に変更させる第2の指令を入出力部101に出力させる。
なお、エンジン90がアイドル状態でないと判定されると(ステップS201/NO)、制御装置100は、目標電圧または目標エンジン回転数が変更済みであるかを判定する(ステップS209)。具体的には、制御部103は、共振抑制モードがOFFであるか、または共振抑制モードがONでありかつ目標電圧または目標エンジン回転数が既に変更済みであるか、を判定する。
目標電圧または目標エンジン回転数が変更済みであると判定されると(ステップS209/YES)、制御装置100は、目標電圧または目標エンジン回転数を復帰させる(ステップS210)。具体的には、制御部103は、共振抑制モードがONでありかつ目標電圧または目標エンジン回転数が既に変更済みであると判定される場合、目標電圧または目標エンジン回転数を通常値へ復帰させる。次いで、制御部103は、共振抑制モードをOFFに設定する。
他方で、目標電圧または目標エンジン回転数が変更済みでないと判定されると(ステップS209/NO)、処理が終了する。具体的には、制御部103は、共振抑制モードがOFFであると判定される場合、目標電圧または目標エンジン回転数を維持する。
<2−3.動作例>
以上、本発明の一実施形態に係る制御装置100の処理について説明した。次に、制御装置100を備える補機ベルトシステムの動作例について、従来の補機ベルトシステムの動作例と対比して説明する。また、オルタネータ20の発電量を制御する場合とエンジン回転数を制御する場合とに分けて説明する。
(オルタネータの発電量の制御)
まず、図9および図10を参照して、オルタネータ20の発電量が制御される場合について説明する。図9は、従来の補機ベルトシステムの動作例を示す図である。図10は、本発明の一実施形態に係る制御装置100を備える補機ベルトシステムの動作例を示す図である。
従来の補機ベルトシステムでは、共振を抑制するための制御が実行されないため、オルタネータ20において、共振が発生する前の制御と実質的に同一の制御すなわち図9に示したように発電のための内部トリガの切り替えが継続されている。そのため、図9に示したように発電電流値であるALT電流値はレンジr1の範囲で変動し、ALTシャフト回転数はレンジr2の範囲で変動している。ここで、ALT電流値はALTスプリングにかかるトルクに応じて変動するため、ALTスプリングにかかるトルクが図9に示したALT電流値のように変動していると推定される。
これに対し、制御装置100を備える補機ベルトシステムでは、共振を抑制するためにオルタネータ20に発電電圧値であるALT電圧値を低下させることにより、ALT電流値が低下させられる。例えば、オルタネータ20における内部トリガの切り替えが図10に示したように小刻みに切り替えられることにより、ALT電流値はレンジr1よりも狭いレンジr3の範囲で変動している。また、ALTシャフト回転数も同様に、レンジr2よりも狭いレンジr4の範囲で変動している。上述したように、ALTスプリングにかかるトルクはALT電流値に応じて変化するため、ALTスプリングにかかるトルクの変動が抑制されていることになる。すなわち、ALTスプリングの共振が抑制されていることになる。
(エンジン回転数の制御)
続いて、図11および図12を参照して、エンジン回転数が制御される場合について説明する。図11は、従来の補機ベルトシステムの動作例を示す図である。図12は、本発明の一実施形態に係る制御装置100を備える補機ベルトシステムの動作例を示す図である。
従来の補機ベルトシステムでは、共振を抑制するための制御が実行されないため、ALTスプリングの固有振動数がクランク回転変動周波数の一次成分F1と一致する振動数へ変化すると、図11に示したように周波数F1において許容値L1を超える振動レベルの振動が発生する。これは、周波数がF1であるクランク回転変動に係る振動がALTスプリングの共振により増幅されたためである。
これに対し、制御装置100を備える補機ベルトシステムでは、共振を抑制するためにエンジン回転数すなわちクランク回転数が上昇させられる。そのため、クランク回転変動周波数が例えばF1から図12に示したようなF2へ変化する。その結果、ALTスプリングの共振周波数F1とクランク回転変動周波数F2とが異なることにより、図12に示したように周波数F1において振動が発生しなくなる。すなわち、ALTスプリングの共振が抑制されていることになる。なお、クランク回転変動に係る振動は周波数F2において発生しているが、当該振動の振動レベルは許容値L1未満である。
<3.むすび>
以上、本発明の一実施形態によれば、制御装置100は、発電機の発電負荷の変動が推定される発電負荷情報と、発電機へエンジンの出力を伝達する補機ベルトの張力の変動が推定されるベルト張力情報と、を受け付ける。そして、制御装置100は、発電負荷情報に係る値の第1の変動ピークとベルト張力情報に係る値の第2の変動ピークとの一致性を判定し、第1の変動ピークと第2の変動ピークとが一致すると判定される場合に、補機ベルトに伝達される振動の周波数を変えるための指令を出力する。
従来では、燃費向上を目的としてオルタネータにALTダンパが適用される場合、ALTダンパの有するALTスプリングの劣化によりALTスプリングが共振し、補機ベルトに伝達されるエンジンの出力に係る振動が増幅されるおそれがあった。また、劣化後のALTスプリングの固有振動数は予め把握することが困難であった。
これに対し、制御装置100によれば、劣化後のALTスプリング24の固有振動数を把握することなく、ALTスプリング24の共振を抑制することができる。従って、ALTスプリングを有するALTダンパが適用された補機ベルトシステムにおいて事後的な固有振動数の変動により発生する共振を抑制することができ、燃費向上とエンジンの駆動により発生する振動の抑制とを両立させることが可能となる。
また、上記発電負荷情報は、発電機が発生させる電流の値に係る情報を含む。ここで、共振を発生させる振動はALTスプリング24にかかるトルクの変動により発生する。しかし、ALTスプリング24にかかるトルクを測定することは困難である。そこで、ALTスプリング24にかかるトルクの変動に応じて変動するALT電流情報を利用することにより、ALTスプリング24にかかるトルクを測定することなく、共振の有無の判定を行うことができる。なお、仮にALTスプリング24にかかるトルクを測定することが可能である場合には、ALT電流情報の代わりにALTスプリング24にかかるトルクを示す情報が利用されてもよい。
また、制御装置100は、エンジンの出力軸の回転数に係るエンジン回転数情報に基づいて変更後の上記振動の周波数を決定する。ここで、エンジン90の出力による振動は、共振により増幅され車両の静粛性を妨げるおそれのある振動の1つである。そこで、エンジン90の出力による振動の周波数に相当するエンジン回転変動すなわちクランク回転変動の周波数と異なる周波数にALTスプリング24の振動周波数をシフトすることにより、エンジン90の出力による振動の増幅を回避することができる。従って、車両における振動を効果的に抑制することが可能となる。
なお、抑制のターゲットとなる振動は、エンジン90の出力による振動以外の振動であってもよい。例えば、抑制のターゲットとなる振動は、車体の他のユニットの動作が起因となる振動であってよい。制御装置100は、ALTスプリング24の共振の原因と推定される振動の周波数を特定し、ALTスプリング24の固有振動数が特定される振動の周波数と異なるようにオルタネータ20の発電量を制御してよい。
また、上記指令は、発電の程度を発電機に変更させる第1の指令を含む。このため、エンジン回転数の変更なしに共振による振動の増幅を抑制することができる。従って、エンジンの出力が変化することを回避することができ、車両の走行に影響を与えるおそれを抑制することが可能となる。
また、上記第1の指令は、発電の程度を発電機に低下させる指令を含む。このため、オルタネータ20の発電量を増加させることなく、共振を抑制することができる。従って、オルタネータ20においてバッテリ70の容量を超える過剰な発電を防止しながら、共振を抑制することが可能となる。
また、上記指令は、エンジンの出力軸の回転数をエンジンに変更させる第2の指令を含む。このため、オルタネータ20による発電量の変更なしに共振による振動の増幅を抑制することができる。従って、オルタネータ20による発電量が変化することを回避することができ、共振抑制のための制御により電力の供給が不安定となるおそれを回避することが可能となる。
また、第2の指令は、エンジンの出力軸の回転数をエンジンに増加させる指令を含む。このため、エンジン回転数が低下することなく、共振を抑制することができる。従って、エンジン回転数の低下による駆動力の低下または車速もしくは加速の低下などのドライバビリティの悪化の要因となりかねない現象の発生を抑制することが可能となる。
また、制御装置100は、発電機の発電の程度の変更可否に応じて、発電の程度を発電機に変更させる第1の指令またはエンジンの出力軸の回転数をエンジンに変更させる第2の指令のうちの少なくとも一方を出力する。このため、高い電力消費のためにオルタネータ20の発電量を下げることができない場合であっても、共振抑制のための制御を実行することができる。従って、より多くの場面で共振を抑制することが可能となる。なお、オルタネータ20の発電量およびエンジン回転数の両方が制御されてもよい。この場合、オルタネータ20の発電量の制御のみが行われる場合と比べて、発電量の低下の程度を小さくすることができる。
また、制御装置100は、エンジンがアイドル状態である場合に、上記指令を出力する。ここで、エンジンがアイドル状態である場合すなわち車両が走行していない場合には、概して車両の乗員は車体の振動を感じやすい。そこで、エンジンがアイドル状態にある場合に、ALTスプリング24の共振による振動の増幅が抑制されることにより、乗り心地の悪化を回避することができる。従って、車両の静粛性を効果的に乗員に印象付けることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、制御装置100は、クランク回転変動周波数の一次成分に係る共振を抑制する制御を実行するとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、制御装置100は、クランク回転変動周波数の二次以上の成分に係る共振を抑制する制御を実行してもよい。
また、上記実施形態では、エンジンがアイドル状態である場合に共振抑制のための制御が実行される例を説明したが、車両の乗員に振動が感じとられやすい他の場合において当該制御が実行されてもよい。当該他の場合としては、車両が低速で走行している場合がある。例えば、エンジン回転数が所定値以下で車速が所定値以下である場合が想定される。
また、上記の実施形態のフローチャートに示されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的にまたは個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
また、制御装置100に内蔵されるハードウェアに上述した制御装置100の各論理構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムが記憶された記憶媒体も提供される。
1 補機ベルト
10 クランクプーリ
20 オルタネータ
30 空調装置
40 水ポンプ
50 アイドラ
60 ブラケット歪量センサ
61 クランク回転センサ
70 バッテリ
80 シフトレバーユニット
90 エンジン
100 制御装置
101 入出力部
102 判定部
103 制御部

Claims (7)

  1. 発電機の発電負荷の変動が推定される発電負荷情報と、前記発電機へエンジンの出力を伝達する補機ベルトの張力の変動が推定されるベルト張力情報と、を受け付ける入力部と、
    前記発電負荷情報に係る値の第1の変動ピークと前記ベルト張力情報に係る値の第2の変動ピークとの一致性を判定する判定部と、
    前記判定部により前記第1の変動ピークと前記第2の変動ピークとが一致すると判定される場合に、前記補機ベルトに伝達される振動の周波数を変えるための指令を出力する制御部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記発電負荷情報は、前記発電機が発生させる電流の値に係る情報を含む、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記エンジンの出力軸の回転数に係るエンジン回転数情報に基づいて変更後の前記振動の周波数を決定する、
    請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記指令は、発電の程度を前記発電機に低下させる指令を含む、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記指令は、前記エンジンの出力軸の回転数を前記エンジンに増加させる指令を含む、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、前記発電機の発電の程度の変更可否に応じて、発電の程度を前記発電機に変更させる第1の指令または前記エンジンの出力軸の回転数を前記エンジンに変更させる第2の指令のうちの少なくとも一方を出力する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、前記エンジンがアイドル状態である場合に、前記指令を出力する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御装置。
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