JP2017205843A - 分水栓用カッター - Google Patents

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【課題】内部に詰まった切り屑が管の内部に落下することを回避しながらも、内部に詰まった切り屑を容易に取り出すことができる分水栓用カッターを提供する。
【解決手段】合成樹脂製の管に装着する分水栓に回転可能でかつ軸方向に移動可能に支持される回転軸と一体回転するように回転軸の先端に取り付けられ、回転軸側とは反対側の先端部に周方向に間隔を置いて複数の刃部12を有する刃体13を備え、各刃部12の厚み方向内面に回転軸の軸方向と交差する方向に延びる溝23を形成している。
【選択図】図4

Description

本発明は、合成樹脂製の管に装着する分水栓に分水するための孔を該管に形成する分水栓用カッターに関する。
近年、金属管よりも耐震性や腐食性等に優れた合成樹脂製の管が水道管として用いられている。前記合成樹脂製の管を水道管に使用するには、合成樹脂製の管の所定位置に分水栓を取り付け、その分水栓に分岐管を連結することになる。また、前記分水栓を取り付ける際に、前記合成樹脂製の管から分水するための孔を該管に分水栓用カッターによって形成する必要がある。
前記分水栓用カッターは、下端部に切刃を備えた下方開口型の円筒状部材から構成され、その円筒状部材を分水栓に回転可能でかつ上下方向に移動可能に支持される回転軸に取り付け、回転軸を回転させることによって分水栓用カッターが回転する。この回転する分水栓用カッターを下方へ移動させて管を切削していくと、合成樹脂の切り屑が円筒状部材の内部に入り込み、孔が形成されるにつれて円筒状部材の内部が切り屑で詰まった状態になる。そして、孔が形成された直後の状態では、円筒状部材の内部に納まらず、円筒状部材の下端から径方向外側に少し食み出した切り屑が存在する。この状態で分水栓用カッターを上方へ移動させて分水栓の外部へ回収する際に、前記食み出した切り屑が形成された孔の縁に引っ掛かってしまう。その状態で分水栓用カッターを上方へ移動させると、円筒状部材の内部に詰まった切り屑が下方へ引っ張られて管の内部に落下してしまう不都合が発生する。これを解消するために、前記円筒状部材の内面の開口側に螺旋溝を形成している。この螺旋溝に、円筒状部材の内部に入り込んだ切り屑を保持させることによって、分水栓用カッターを上方へ移動させて分水栓の外部へ回収する際に、前記食み出した切り屑が孔の縁に引っ掛かっても、前記螺旋溝の保持力で円筒状部材の内部に詰まった切り屑が管の内部に落下してしまうことを回避するようにしている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−277498号公報
上記構成の分水栓用カッターにより切削していると、切刃の回転による管との摩擦によって発生する熱によって、切り屑が柔らかくなる。この状況において円筒状部材の内部が切り屑で詰まってくると、柔らかくなった切り屑が螺旋溝の形状に沿うように変形して強固に食い込んだ状態になってしまう。そのため、切り屑が管の内部に落下してしまうことを回避することができるものの、孔の形成後に円筒状部材の螺旋溝に強固に食い込んでいる切り屑を工具により容易に取り出すことができないという不都合があり、改善の余地があった。
本発明は前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、内部に詰まった切り屑が管の内部に落下することを回避しながらも、内部に詰まった切り屑を容易に取り出すことができる分水栓用カッターを提供するものである。
本発明の分水栓用カッターは、前述の課題解決のために、合成樹脂製の管に装着する分水栓に分水するための孔を該管に形成する分水栓用カッターであって、筒状に形成され、該筒状における軸線方向の一方側である先端部に周方向に間隔を置いて複数の刃部を有する刃体を備え、前記各刃部の厚み方向内面に前記軸線方向と交差する方向に延びる溝を形成していることを特徴としている。
本発明によれば、複数の刃部が回転して合成樹脂製の管を切削することによって、分水栓に分水するための孔を管に形成する。前記切削により発生する切り屑が刃体の内部に入り込むと、各刃部に形成されている溝に切り屑が入り込んで保持される。これによって、孔の形成後に、分水栓の外部へ刃体を移動させる際に、刃部の外側に食み出した切り屑が孔の縁に引っ掛かっても、溝の保持力で刃体の内部に入り込んだ切り屑が管の内部に落下してしまうことを回避することができる。そして、分水栓の外部へ移動させた刃体の内部に入り込んだ切り屑を外部へ工具により取り出す際には、各刃部の溝に保持されている切り屑を溝から外すように工具を操作するだけの小さな力で済む。
又、本発明の分水栓用カッターは、前記刃部の先端に刃が形成され、該刃から前記溝までの距離が、前記管の厚みよりも小さく設定されていてもよい。
上記のように、刃から溝までの距離が、管の厚みよりも小さく設定されていれば、切削される切り屑が溝に確実に入り込んで保持される。
又、本発明の分水栓用カッターは、前記複数の刃部のうちの隣り合う刃部同士間に前記軸線方向に延びるスリットが形成され、該スリットのうちの少なくとも1つのスリットの前記軸線方向の深さを前記管の厚みよりも深くしていてもよい。
上記のように、スリットのうちの少なくとも1つのスリットの軸線方向の深さを管の厚みよりも深くしていれば、少なくとも1つのスリット間に位置する複数の刃部が撓み易くなる。従って、孔を形成する際には、少なくとも1つのスリット間で複数の刃部が撓むことで、刃部間で切り屑を良好に挟むことができ、また、孔を形成した後に刃体の内部に入り込んだ切り屑を取り出す際には、スリット間で刃部が撓むことで、切り屑の取り出しを容易に行える。
又、本発明の分水栓用カッターは、前記スリットを複数備え、該複数の全てのスリットの前記軸線方向の深さを前記管の厚みよりも深くしていてもよい。
上記のように、複数の全てのスリットの軸線方向の深さを管の厚みよりも深くしていれば、全てのスリット間に位置する複数の刃部が撓み易くなる。従って、孔を形成する際には、全てのスリット間で複数の刃部が撓むことで、刃部間で切り屑をより一層良好に挟むことができ、また、孔を形成した後に刃体の内部に入り込んだ切り屑を取り出す際には、全てのスリット間で刃部が撓むことで、切り屑の取り出しをより一層容易に行える。
又、本発明の分水栓用カッターは、前記溝が、各刃部の内面に対して直角となるように前記厚み方向外側へ向けて形成される端面と、該端面の外側端から前記軸線方向の他方側ほど内面側に位置する傾斜面と、を備えていてもよい。
上記のように、内面に対して直角となるように厚み方向外側へ向けて形成される端面で刃部の先端側へ移動しようとする切り屑を受け止めることができ、溝に入り込んでいる切り屑の刃部の先端側への移動を良好に阻止することができる。
本発明によれば、各刃部の厚み方向内面に軸線方向と交差する方向に延びる溝を形成することによって、内部に詰まった切り屑が管の内部に落下することを回避しながらも、内部に詰まった切り屑を容易に取り出すことができる分水栓用カッターを提供することができる。
サドル付分水栓の縦断面図である。 本発明の分水栓用カッターを有する穿孔機をサドル付分水栓に取り付けた状態の縦断面図である。 本発明の分水栓用カッターを示す一部切欠き縦断面図である。 同分水栓用カッターを示し、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は図4(a)におけるA−A線端面図である。 同分水栓用カッターの刃体を示し、(a)は縦断面図、(b)は図5(a)におけるB−B線端面図である。 (a)は管に分水用の孔を分水栓用カッターで貫通形成した直後の状態を示す縦断面図、(b)は図6(a)の分水栓用カッターを下から見た斜視図である。
図1は、給水用の本管である管1に装着されたサドル付分水栓2を示している。このサドル付分水栓2は、分水栓本体3と、この分水栓本体3が取り付けられるサドル4とを備えている。
分水栓本体3は、金属製であり、上端に円形の開口3aを有する上端部3Aと、上端部3Aから下方に延出された中間部3Bと、中間部3Bから更に下方に延出され下端に円形の開口3cを有する下端部3Cとを備えている。中間部3Bには、ボール弁(三方弁)5を備えるとともに、水道管(図示せず)を接続するための分岐継手6を備えている。
サドル4は、合成樹脂製であり、半円状の鞍部4Aと、鞍部4Aの上端中央部に上方に立ち上がる円筒状の首部4Bとを備えている。首部4Bには、インサート成形したブッシュ7を備えている。このサドル4は、図示していない電熱線等による加熱で管1に融着される。
図2に、本発明の分水栓用カッター8を有する穿孔機Zが分水栓本体3に装着された状態を示している。この穿孔機Zは、分水栓本体3の上端部3Aに螺合して装着が完了する。そして、水圧がかかっている場合のみ、穿孔機Zによる孔開けを行う前に分岐継手6の開口6aに図示していない開閉自在なドレンバルブを装着しておくことになる。
図2に示すように、穿孔機Zは、分水栓本体3の上端部3Aの螺子部3Nに螺合するナット9を下端部に有する固定部材としての円筒状部材10と、円筒状部材10の内側に形成されている螺子部10Nに螺合する螺子部11Nを有する回転軸11と、回転軸11に一体回転するように取り付けられた分水栓用カッター8と、回転軸11の上端に取り付けられ回転軸11を回転させるための操作レバー14と、を備えている。
図2及び図3に示すように、円筒状部材10は、下端部に水平方向に突出するフランジ部10Fを備え、ナット9の上端部に内側に突出形成された円板状の鍔部9Aを受けるようにしている。また、フランジ部10Fの下端面には、パッキン15を備えている。従って、ナット9を分水栓本体3の上端部3Aの螺子部3Nに螺合することによって、フランジ部10Fを分水栓本体3の上端部3Aの上端面にパッキン15を介して押し付けることで、円筒状部材10を分水栓本体3の上端部3Aにシールした状態で固定することができる。また、円筒状部材10の内側に形成されている螺子部10Nは、円筒状部材10の下端よりも少し上方の位置から上端部よりも少し下方の位置まで形成されており、図3に示す範囲Sで回転軸11が上下動できるようになっている。図3では、最下端位置に回転軸11が位置している。また、円筒状部材10の上端部には、円環状の空間16が形成されている。この空間16は、水平なフラット面を有する下壁16Aと、水平なフラット面を有する上壁16Bと、これら両者を繋ぐ縦方向に延びる縦壁16Cと、を備えている。
回転軸11は、図3に示すように、下端部に最も大きな直径となる下側軸部11Aと、上端部に最も小さな直径を有する上側軸部11Bと、下側軸部11Aと上側軸部11Bとを連結し、下側軸部11Aの直径よりも少し細く、かつ、上側軸部11Bの直径よりも少し太い中間軸部11Cと、を備えている。下側軸部11Aの外面に、円筒状部材10の螺子部10Nに螺合する螺子部11Nが形成されている。また、上側軸部11Bの下端部に螺子部11nが形成されている。そして、内面に螺子部17Nが形成された円筒状のストッパー17を上側軸部11Bの螺子部11nに螺合している。従って、図3に示すように、回転軸11が最下端位置に位置すると、円筒状部材10の上端面11Uにストッパー17の下端面17Dが当接することによって、回転軸11の下降が阻止(規制)されるようになっている。また、下側軸部11Aの上端には、リング18が装着されており、回転軸11が図3に示す範囲Sの最上端位置に位置した時に、リング18の上端面が前記空間16の上壁16Bに当接することによって、回転軸11の上昇が阻止(規制)されるようになっている。
図2に示すように、回転軸11の上端には、回転軸11を回転操作する操作レバー14の一端が連結されている。この操作レバー14の他端を握って回転操作することによって、回転軸11が回転しながら下降する。これによって、管1を切削して孔1Aを形成することができるようにしている。
前記分水栓用カッター8は、図3及び図4(a)に示すように、回転軸11の下側軸部11Aの内部に形成の螺子部11Mに螺合する螺子部19Nが形成された連結部19と、連結部19から下方に延びる連結部19よりも大径な軸部20と、この軸部20の下端(先端)に連結される刃体13と、を備えている。
刃体13は、円筒状(角筒状でもよい)に形成された円筒状部21から構成され、円筒状部21の軸線方向の一方側である先端部(図5(a)では下端部)に周方向に間隔を置いて複数(ここでは4つ)の刃部12を備えている。円筒状部21の上端部の内面に、前記軸部20の下端から下方に延びる螺子軸(図示せず)に螺合する螺子部21Nが形成されており、円筒状部21の上端部の螺子部21Nと軸部20の螺子軸とを螺合することにより、刃体13を軸部20に連結することができ、また、連結されている円筒状部21の上端部の螺子部21Nと軸部20の螺子軸との螺合を解除することにより、刃体13を軸部20から取り外すことができる。従って、前記回転軸11を回転させることによって、複数の刃部12を回転させることができる。
連結部19は、軸部20よりも小さな直径に構成されている。また、軸部20の下端部の断面形状が、図4(c)に示すように、小判状に形成され、その他の部分の断面形状が、円形に構成されている。
4つの刃部12は、回転軸11の軸方向(上下方向)に延びる4つの逆Uの字状のスリット12Sを挟んで同一間隔(異なる間隔でもよい)で配置されている。図6(a)に示すように、スリット12Sの円筒状部21における軸線方向(回転軸11の軸方向)の深さ12Hを管1の厚み1Dよりも深くしている。具体的には、スリット12Sの深さ12Hを管1の厚み1Dの1.5倍に設定している。
上記のように、スリット12Sの深さを管1の厚みよりも深くしていれば、複数の刃部12が撓み易くなる。従って、孔1Aを形成する際には、スリット12S,12S間で複数の刃部12が撓むことで、刃部12,12間で切り屑を良好に挟むことができ、また、孔1Aを形成した後に刃体13の内部に入り込んだ切り屑を取り出す際には、スリット12S,12S間で刃部12が撓むことで、切り屑22(図6(b)参照)の取り出しを容易に行える。また、刃部12が撓むことで、刃部12に作用する応力を逃がすので、刃部12の金属疲労を抑制し、刃体13の耐久性が増す。
図4(a),(b)及び図5(a)に示すように、各刃部12は、下端に刃12aが形成された刃先12Aを備えている。また、各刃部12の厚み方向内面の刃先12A側に、回転軸11の軸方向と直交する方向に延びる溝23を形成している。溝23は、各刃部12の幅方向(回転軸11の軸方向と直交する方向)の全域に亘って形成されている。また、刃12aから溝23までの距離が、管1の厚みよりも小さく設定されている。このように設定することによって、切削される切り屑が溝23に確実に入り込んで保持される。例えば、管1の厚みが10mmを超える場合には、刃12aから溝23までの距離を10mm以下に設定することになる。
溝23は、各刃部12の内面12Dに対して直角となるように前記厚み方向外側へ向けて形成される端面23Aと、端面23Aの外側端から前記軸線方向の他方側(図5(b)では上方側)ほど内面側に位置する傾斜面23Bと、を備えている。前記傾斜面23Bを備えることによって、切り屑が溝23内に入り易くなり、また、前記直角な端面23Aを備えることによって、入り込んだ切り屑が溝23外へ外れ難くなっている。また、溝23を形成することで、刃部12の強度低下を招く。これを抑制するために、溝23から刃先12Aの下端までの下側部分12Lと、下側部分12Lと略同一距離だけ溝23から上方に位置する上側部分12Mとを含む刃先12Aの外径を他の部分よりも大きくしている。このように構成することで、刃先12Aで切断する時の抵抗を減らすことができる利点もある。
上記のように、刃部12の内面12Dに対して直角となる端面23Aで刃部12の先端側へ移動しようとする切り屑を受け止めることができ、溝23に入り込んでいる切り屑の刃部12の先端側への移動を良好に阻止することができる。
上記のように、回転軸11を回転させて回転軸11の軸方向の一方側(図2では下方)に移動させることによって、一体回転する複数の刃部12が合成樹脂製の管1を切削する。これによって、分水栓本体3に分水するための孔1Aを管1に形成する。前記切削により発生する切り屑が刃体13の内部に入り込むと、各刃部12に形成されている溝23(図5(a),(b)参照)に切り屑が入り込んで保持される。これによって、孔1Aの形成後に、図6(a)に示すように、分水栓本体(図示せず)の外部(上方)へ刃体13を移動させる際に、刃部12の外側に食み出した切り屑22の外周縁22Aが孔の縁1Bに引っ掛かっても、溝23の保持力で刃体13の内部に入り込んだ切り屑22が管1の内部に落下してしまうことを回避することができる。そして、分水栓本体3の外部へ移動させた刃体13の内部に入り込んだ切り屑22を外部へ工具により取り出す際(図6(b)参照)には、各刃部12の溝23に保持されている切り屑を溝23から外すように工具を操作するだけの小さな力で済む。尚、穿孔機Zを取り外した後は、分水栓本体3の上端部3Aにキャップ(図示せず)を装着する。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、4つの刃部12を備えた分水栓用カッター8を示したが、2つの刃部又は3つの刃部、あるいは5つ以上の刃部を備えた分水栓用カッターであってもよい。
また、前記実施形態では、複数の刃部12が一体形成された刃体13から構成したが、各刃部を別体形成し、それら別体形成された刃部を刃体本体に取り付けて刃体を構成してもよい。
また、前記実施形態では、回転軸11を手動で回転させるようにしたが、電動モータ等の電動力を用いて回転させるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、電熱線等による加熱で管1にサドル4を融着する構成を示したが、管1をサドルとバンドで包囲してボルトでサドルとバンドを締付固定する構成であってもよい。
また、前記実施形態では、全てのスリット12Sの軸線方向(回転軸11の軸方向)の深さを管1の厚みよりも深くしたが、少なくとも一つのスリット12Sの軸線方向の深さを管1の厚みよりも深くしてもよいし、少なくとも一つ又は全てのスリット12Sの軸線方向の深さを管1の厚みと同一にしてもよい。
また、前記実施形態では、分水栓用カッター8を、連結部19と、軸部20と、刃体13とで構成したが、連結部19と軸部20を省略し、刃体13のみで構成してもよい。
1…管、1A…孔、1B…縁、2…サドル付分水栓、3…分水栓本体、3A…上端部、3B…中間部、3C…下端部、3N…螺子部、3a…開口、3c…開口、4…サドル、4A…鞍部、4B…首部、6…分岐継手、6a…開口、7…ブッシュ、8…分水栓用カッター、9…ナット、9A…鍔部、10…円筒状部材、10F…フランジ部、10N…螺子部、11…回転軸、11A…下側軸部、11B…上側軸部、11C…中間軸部、11M,11N…螺子部、11U…上端面、11n…螺子部、12…刃部、12A…刃先、12D…内面、12L…下側部分、12M…上側部分、12S…スリット、12a…刃、13…刃体、14…操作レバー、15…パッキン、16…空間、16A…下壁、16B…上壁、16C…縦壁、17…ストッパー、17D…下端面、17N…螺子部、18…リング、19…連結部、19N…螺子部、20…軸部、21…円筒状部、21N…螺子部、22…切り屑、22A…外周縁、23…溝、23A…端面、23B…傾斜面、Z…穿孔機

Claims (5)

  1. 合成樹脂製の管に装着する分水栓に分水するための孔を該管に形成する分水栓用カッターであって、
    筒状に形成され、該筒状における軸線方向の一方側である先端部に周方向に間隔を置いて複数の刃部を有する刃体を備え、前記各刃部の厚み方向内面に前記軸線方向と交差する方向に延びる溝を形成していることを特徴とする分水栓用カッター。
  2. 前記刃部の先端に刃が形成され、該刃から前記溝までの距離が、前記管の厚みよりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の分水栓用カッター。
  3. 前記複数の刃部のうちの隣り合う刃部同士間に前記軸線方向に延びるスリットが形成され、該スリットのうちの少なくとも1つのスリットの前記軸線方向の深さを前記管の厚みよりも深くしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の分水栓用カッター。
  4. 前記スリットを複数備え、該複数の全てのスリットの前記軸線方向の深さを前記管の厚みよりも深くしていることを特徴とする請求項3に記載の分水栓用カッター。
  5. 前記溝は、各刃部の内面に対して直角となるように前記厚み方向外側へ向けて形成される端面と、該端面の外側端から前記軸線方向の他方側ほど内面側に位置する傾斜面と、を備えていることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の分水栓用カッター。
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