JP2017205429A - 信頼性判定装置及び信頼性判定方法 - Google Patents

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【課題】シートの着座者について計測した心電信号の信頼性を精度良く判定する。【解決手段】乗員状態判定機器1は、車両用シートSに着座する着座者の心電信号を計測し、計測される心電信号からR波として抽出された出力ピークの間隔であるRRIを算出し、心電信号において連続するRRIの差の絶対値を算出し、対象区間において連続するRRIの差の絶対値の平均値を、対象区間におけるRRIの平均値で除した第1評価値を算出し、第1評価値と第1閾値との比較結果に基づいて、対象区間に計測された心電信号の信頼性を判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、シートの着座者について計測した心電信号の信頼性を判定する信頼性判定装置及び信頼性判定方法に関する。
シートに着座者の身体信号を計測するセンサを設けて、着座者の心拍を検出する機能を備えたシートが知られている。例えば、下記の特許文献1においては、車両用シートに心電センサ(心拍センサ)を設けてシートの着座者の心電信号を計測すること等について開示されている。なお、心拍の間隔は、心電信号からR波を抽出するR波抽出処部の出力ピークの間隔であるRRI(RR Interval)により表される。
特開2013−220322号公報
ところで、シートに加えられる振動、着座者の体動、電気ノイズ等の多様な原因により、着座者の心電信号にはノイズが重畳されていることがある。特に、車両等の乗物においては、こうしたノイズの影響が無視できないものとなっている。そのため、心電信号に重畳されるノイズの影響で、R波抽出処理部が心電信号において本来R波のピークではない部分をR波と誤検出してしまうことがある。
また、ノイズが重畳された心電信号に基づいて着座者の状態を判定すると、着座者の状態の判定精度を低下させてしまう。そのため、計測した心電信号の信頼性を精度良く判定することが課題となっている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、シートの着座者について計測した心電信号の信頼性を精度良く判定できる信頼性判定装置及び信頼性判定方法を提供することにある。
上記の課題は、シートに着座する着座者の心電信号を計測する計測部と、前記計測部により計測される心電信号からR波として抽出された出力ピークの間隔であるRRIを算出するRRI算出部と、前記計測部により計測される心電信号において連続するRRIの差の絶対値を算出する差分算出部と、対象区間におけるRRIについて前記差分算出部により算出される差の絶対値の平均値を、前記対象区間におけるRRIの平均値で除した第1評価値を算出する第1評価値算出部と、前記第1評価値と第1閾値との比較結果に基づいて、前記対象区間に計測された心電信号の信頼性を判定する信頼性判定部と、を備えることを特徴とする信頼性判定装置により解決される。
また、上記の課題は、信頼性判定装置が、シートに着座する着座者の心電信号を計測する計測ステップと、前記計測ステップで計測される心電信号からR波として抽出された出力ピークの間隔であるRRIを算出するRRI算出ステップと、前記計測ステップで計測される心電信号において連続するRRIの差の絶対値を算出する差分算出ステップと、対象区間におけるRRIについて前記差分算出ステップで算出される差の絶対値の平均値を、前記対象区間におけるRRIの平均値で除した第1評価値を算出する第1評価値算出ステップと、前記第1評価値と第1閾値との比較結果に基づいて、前記対象区間に計測された心電信号の信頼性を判定する信頼性判定ステップと、を実行することを特徴とする信頼性判定方法により解決される。
上記の信頼性判定装置及び信頼性判定方法によれば、シートの着座者について計測した心電信号が信頼性のあるデータか否かを精度良く判定することができる。また、区間ごとに計測された心電信号の信頼性を判定することができる。
上記の信頼性判定装置において、前記信頼性判定部は、前記第1評価値が前記第1閾値未満である場合に、前記対象区間に計測された心電信号の信頼性を高く判定することとしてよい。
こうすることで、高い信頼性の心電信号が計測された区間を特定できる。
上記の信頼性判定装置において、前記対象区間において前記R波として抽出されたピーク値の標準偏差を、前記対象区間において前記R波として抽出されたピーク値の平均値で除した第2評価値を算出する第2評価値算出部を備え、前記信頼性判定部は、前記第1評価値と前記第1閾値との比較結果と、前記第2評価値と第2閾値との比較結果に基づいて、前記対象区間に計測された心電信号の信頼性を判定することとしてよい。
こうすることで、着座者について計測した心電信号の信頼性をより高い精度で判定できる。
上記の信頼性判定装置において、前記信頼性判定部は、前記第1評価値が前記第1閾値未満であり、且つ前記第2評価値が前記第2閾値未満である場合に、前記対象区間に計測された心電信号の信頼性を高く判定することとしてよい。
こうすることで、高い信頼性の心電信号が計測された区間を特定できる。
上記の信頼性判定装置において、前記計測部は、前記着座者の身体電位を非接触で計測する静電容量結合型センサを有することとしてよい。
こうすることで、着座者にセンサを取り付ける手間を削減できる。
上記の信頼性判定装置において、前記シートは、シートバックと、シートクッションとを備え、前記静電容量結合型センサは、第1の電極ペアと、第2の電極ペアと、アース電極とを備え、前記第1の電極ペアは、前記シートバックに取り付けられ、前記第2の電極ペアと前記アース電極は、前記シートクッションに取り付けられることとしてよい。
こうすることで、着座者の心電信号を精度良く計測することができる。
上記の信頼性判定装置において、前記信頼性判定部により信頼性が高いと判定された心電信号に基づいて、前記着座者の状態を判定する状態判定部を備えることとしてよい。
こうすることで、着座者について計測された心電信号に基づいて算出されたRRIのうち信頼性の高いデータを用いて着座者の状態を判定することができる。これにより、着座者の状態の誤判断を防止できる。
本発明によれば、シートの着座者について計測した心電信号が信頼性のあるデータか否かを判定できる。
本発明の一態様によれば、高い信頼性の心電信号が計測された区間を特定できる。
本発明の一態様によれば、着座者について計測した心電信号の信頼性をより高い精度で判定できる。
本発明の一態様によれば、高い信頼性の心電信号が計測された区間を特定できる。
本発明の一態様によれば、着座者にセンサを取り付ける手間を削減できる。
本発明の一態様によれば、着座者の心電信号を精度良く計測することができる。
本発明の一態様によれば、着座者の状態の誤判断を防止できる。
本実施形態に係る車両用シートの全体構成を示す図である。 シートバックを模式的に示す正面図である。 シートクッションを模式的に示す上面図である。 乗員状態判定機器のハードウェア構成を示す図である。 乗員状態判定機器の機能構成を示す図である。 心電信号の信頼性を判定するための第1評価値を説明する図である。 心電信号の信頼性を判定するための第2評価値を説明する図である。 第1評価値及び第2評価値と、検出成績との関係を示す図である。 高信頼性データ取得処理のフロー図である。 変形例に係る高信頼性データ取得処理のフロー図である。
以下、図1乃至図9を参照しながら、本発明の実施の形態(以下、本実施形態)に係る乗員状態判定機器1(信頼性判定装置の一例)を備える車両用シートSについて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。なお、以下において、前後、左右、上下の各方向は、車両用シートSの着座者から見た各方向と一致することとする。
まず、図1、図2A及び図2Bに基づいて、車両用シートSの全体構成について説明する。ここで、図1は、本実施形態に係る車両用シートSの全体構成を示す図である。図2Aは、心拍センサ10を構成するバック電極11を備えるシートバックS1を示す模式的な正面図である。図2Bは、心拍センサ10を構成するクッション電極12及びアース電極13を備えるシートクッションS2を示す模式的な上面図である。なお、図1、図2A及び図2Bにおいては、心拍センサ10の配置を分かり易く示すため、導線等の一部の構成部品については省略している。
図1に示すように、車両用シートSは、着座者の背凭れに当たる部位であるシートバックS1と、着座者の座る部位であるシートクッションS2と、乗員状態判定機器1とを備える。シートバックS1は、シートクッションS2の後部に回動可能に取り付けられている。
乗員状態判定機器1は、車両用シートSの着座者の心電信号(心拍データ)を計測し、計測した心電信号に基づいて着座者の状態(乗員状態)を判定する機器である。詳細については後述するが、乗員状態判定機器1は、心拍センサ10により計測した心電信号の信頼性(心電信号の計測状況の信頼性)を判定し、信頼性が高いと判定された心電信号から得られるRRIに基づいて乗員状態の判定処理を実行することとする。
ここで、心電信号の信頼性が高いとは、良好な計測状況で心電信号が計測されたことを意味し、心電信号の信頼性が低いとは、R波の誤検出や検出漏れが起こりやすい状況で心電信号が計測されたことを意味する。
なお、乗員状態とは、乗員(着座者)の覚醒状態、注意集中度合い、ヒヤリ・ハット等の各種状態を含むものである。例えば、乗員状態判定機器1は、乗員が通常状態(第1の状態)にあるのか、非通常状態(第2の状態)にあるのかを、計測されたRRIに基づく評価値を予め定められた基準値等と比較することにより判定することとしてよい。
図1に示されるように、本実施形態においては、乗員状態判定機器1は、心拍センサ10、検出装置21、演算処理装置22及びアラート装置23を備え、上記の処理を実行する。以下、乗員状態判定機器1を構成する各部の構成について説明する。
心拍センサ10は、容量結合型電極により着座者の心電信号を非接触により計測するセンシングデバイスである。ここで、心電信号とは、着座者の心臓の拍動に伴って生じる活動電位信号のことをいう。
図1に示されるように、本実施形態では、心拍センサ10は、ペアのバック電極11と、ペアのクッション電極12と、アース電極13を備える。バック電極11とクッション電極12は着座者の身体電位を計測するものである。また、アース電極13は接地されており、バック電極11とクッション電極12の信号に含まれるオフセット信号を除去する際の基準電位を取得するものである。なお、バック電極11、クッション電極12及びアース電極13はそれぞれ導線を介して検出装置21に接続している。
また、シートバックS1は、ウレタン製のクッションパッドS1aと、クッションパッドS1aを被覆する表皮材S1bとを備える。ここで、図1及び図2Aに示すように、ペアのバック電極11は、シートバックS1の着座者の腰部に対向する位置に、左右に並んで配設されている。
シートクッションS2は、ウレタン製のクッションパッドS2aと、クッションパッドS2aを被覆する表皮材S2bとを備える。ここで、図1及び図2Bに示すように、ペアのクッション電極12が、シートクッションS2の着座者の臀部に対向する位置に左右に並んで配設されている。また、アース電極13が、右側のクッション電極12の前方において着座者の右腿部に対向する位置に配設されている。
このように心拍センサ10を構成するバック電極11、クッション電極12及びアース電極13を着座者との接触が維持され易い箇所に配置することで着座者の身体電位を好適に検出できる。また、アース電極13を着座者の心臓から離れた位置に配置することで、心電信号の影響の少ない電位を得ることができる。
なお、図1、図2A及び図2Bにおいては、心拍センサ10を構成する各電極が着座面上に配置された構成を示しているがこれに限られるものではない。例えば、これらの電極をクッションパッドS1aと表皮材S1bの間、又はクッションパッドS2aと表皮材S2bの間に配置するようにしてもよい。こうすることで、車両用シートSの外観意匠を向上させるとともに、各電極の保護、位置ずれを防止することができる。もちろん、心拍センサ10を構成する電極の数や、各電極の配置は上記の例に限られるものではなく、他の態様としても構わない。
次に、乗員状態判定機器1に備えられる検出装置21及び演算処理装置22の詳細について説明する。
検出装置21は、バック電極11及びクッション電極12が検出した電位信号並びにアース電極13から供給された基準電位に基づいて心電信号を検出する。具体的には、図3に示されるように、検出装置21は、計装アンプ21A、DC成分除去回路21B、反転増幅器21C、帯域フィルタ21D及びA/D変換回路21Eを備える。
計装アンプ21Aは、バック電極11、クッション電極12及びアース電極13からの電位信号の入力を受け付けて、基準電位と電位信号の差信号を増幅してDC成分除去回路21Bに出力する。
DC成分除去回路21Bは、計装アンプ21Aから入力された電位差信号における直流成分を除去し、直流成分を除去した電位差信号を反転増幅器21Cに出力する。
反転増幅器21Cは、直流成分が除去された電位差信号の極性を反転し、更に増幅する機能を有する。そして、反転増幅器21Cで増幅された電位差信号は帯域フィルタ21Dに出力される。
帯域フィルタ21Dは、反転増幅器21Cから入力された電位差信号の一部の帯域を抽出する。具体的には、帯域フィルタ21Dは、電位差信号から低周波成分及び高周波成分を除去することで心電信号に対応する帯域を抽出する。そして、帯域フィルタ21Dにより帯域が抽出された電位差信号(心電信号)がA/D変換回路21Eに出力される。
A/D変換回路21Eは、帯域フィルタ21Dから入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するものである。そして、A/D変換回路21Eは、デジタル信号に変換した心電信号を演算処理装置22に出力する。
次に、演算処理装置22の構成について説明する。本実施形態では、演算処理装置22は、検出装置21から入力された心電信号に基づいて、R波の計測、RRIの算出等を行う。そして、演算処理装置22は、算出したRRIの(評価対象区間内の)統計的性質からその区間の信頼性を判定し、信頼性が高いデータを用いて着座者が通常状態(第1の状態)にあるか非通常状態(第2の状態)にあるかを判定する。そして、演算処理装置22は、上記の判定の結果、着座者が非通常状態(第2の状態)にある場合には、アラート装置23から着座者に警告を発する。
図3に示されるように、演算処理装置22は、制御部22A、記憶部22B及び入出力部22Cを備えるコンピュータである。
制御部22Aは、例えば中央処理装置(Central Processing Unit)を含み構成され、記憶部22Bに記憶されるプログラムやデータに基づいて各種の演算処理を実行するとともに、演算処理装置22の各部を制御する。
記憶部22Bは、例えばメモリ、磁気ディスク装置を含み構成され、各種のプログラムやデータを記憶するほか、制御部22Aのワークメモリとしても機能する。なお、記憶部22Bには、フラッシュメモリ、光学ディスク等の情報記憶媒体を含むこととしてよい。
入出力部22Cは、検出装置21、アラート装置23等の各種デバイスと通信する。例えば、入出力部22Cには、検出装置21から着座者の心電信号が入力される。また、入出力部22Cは、制御部22Aの指示に応じて、アラート装置23に警告信号を出力する。アラート装置23は、警告信号の入力に応じて、所定の警告(警告音、表示、刺激等)を実行する。
次に、図4に基づいて、乗員状態判定機器1に備えられる機能について説明する。図4に示されるように、乗員状態判定機器1は、機能として、計測部100、RRI算出部110、差分算出部120、第1評価値算出部130、第2評価値算出部140、信頼性判定部150及び乗員状態判定部160を備える。
なお、上記の機能のうち計測部100以外の機能については、演算処理装置22の制御部22Aが、記憶部22Bに記憶されるプログラムに基づいて演算処理装置22のハードウェアを動作させることにより実現されるものである。なお、演算処理装置22は、上記のプログラムを、情報記憶媒体から読み込むこととしてもよいし、入出力部22C又は通信部により、他のデバイスから取得することとしてもよい。以下、各部の機能の詳細について説明する。
計測部100は、主に心拍センサ10及び検出装置21により実現される。計測部100は、車両用シートSの着座者の心電信号を計測する。なお、心拍センサ10及び検出装置21による心電信号の計測は上述した通りであるため、詳細な説明は省略する。
RRI算出部110は、主に演算処理装置22の制御部22A、記憶部22B及び入出力部22Cにより実現される。RRI算出部110は、検出装置21から出力される心電信号を、入出力部22Cを介して順次取得し、心電信号の波形データを生成する。そして、RRI算出部110は、波形データのピークをR波として抽出し、抽出したR波の間隔をRRIとして算出する。
ここで、具体例を用いてRRIの算出処理について説明する。図5(A)には、心電信号の波形データの一例を示した。図5(A)において、縦軸は電位差を、横軸は時間を示している。RRI算出部110は、波形データにおけるピークの位置を特定し、一のピークから次のピークまでの時間間隔をそれぞれRRIとして算出する。図5(A)において、RRIは第1のピークから第2のピークまでの時間間隔であり、RRIは第2のピークから第3のピークまでの時間間隔である。このようにRRIとは、第iのピークから第(i+1)のピークまでの時間間隔を表す。
差分算出部120は、主に演算処理装置22の制御部22A及び記憶部22Bにより実現される。差分算出部120は、RRI算出部110により算出されたRRIに関し、連続するRRIの差の絶対値(ΔRRI)を算出する。具体的には、差分算出部120は、RRIとRRIi+1の差の絶対値ΔRRIを以下の式(1)により算出する。
式(1): ΔRRI=|RRI−RRIi+1
ここで、具体例を用いてΔRRIの算出処理について説明する。図5(B)には、RRIと時間との関係を示した。図5(B)において、縦軸にはRRIを、横軸には時間を示している。差分算出部120は、各RRIについて次のRRIとの差をそれぞれ計算する。具体的には、RRIとRRIの差の絶対値ΔRRI=|RRI−RRI|として計算し、それ以降のRRIについても同様に計算する。
第1評価値算出部130は、主に演算処理装置22の制御部22A及び記憶部22Bにより実現される。第1評価値算出部130は、RRI算出部110により算出されるRRIと、差分算出部120により算出されるΔRRIに基づいて、対象区間(所定時間(例えば30秒)毎に設定される区間)におけるRRIの信頼性を判定するための第1評価値(dRRI_var)を算出する。
具体的には、第1評価値算出部130は、対象区間における第1評価値dRRI_var(%)を以下の式(2)により算出する。
式(2): dRRI_var=(ΔRRImean/RRImean)×100
ここで、ΔRRImeanは、対象区間におけるRRIについて算出されるΔRRIの平均値であり、RRImeanは、対象区間におけるRRIの平均値である。具体的には、図5(A)におけるRRIの始期を始点とする対象区間(30秒)についてのRRIの平均値をRRImeanとして算出する。そして、図5(B)におけるRRIの終期を始点とするΔRRImean算出区間(30秒)についてのΔRRIの平均値をΔRRImeanとして算出する。
第2評価値算出部140は、主に演算処理装置22の制御部22A及び記憶部22Bにより実現される。第2評価値算出部140は、対象区間(所定時間(例えば30秒)毎に設定される区間)におけるR波のピーク値の標準偏差と、ピーク値の平均値に基づいてRRIの信頼性を判定するための第2評価値(peak_cv)を算出する。
具体的には、第2評価値算出部140は、対象区間における第2評価値peak_cv(%)を以下の式(3)により算出する。
式(3): peak_cv=(peakSD/peak_mean)×100
ここで、peakSDは、対象区間におけるR波のピーク値(電位差)について算出されるR波のピーク値の標準偏差であり、peak_meanは、対象区間におけるR波のピーク値の平均値である。具体的には、図6におけるRRIの始期を始点とする対象区間(30秒)に含まれるR波のピーク値の標準偏差をpeakSDとして、R波の平均値をpeak_meanとして算出する。
信頼性判定部150は、主に演算処理装置22の制御部22A及び記憶部22Bにより実現される。信頼性判定部150は、対象区間のRRIについて第1評価値算出部130により算出された第1評価値(dRRI_var)に基づいて、対象区間において計測された心電信号の信頼性を判定する。具体的には、信頼性判定部150は、対象区間のRRIについて算出された第1評価値(dRRI_var)が第1閾値(TH1)よりも小さい場合には、対象区間に計測された心電信号が高信頼データと判定し、第1評価値(dRRI_var)が第1閾値(TH1)以上である場合には、対象区間に計測された心電信号が低信頼データと判定する。
また、信頼性判定部150は、対象区間のRRIについて第1評価値算出部130により算出された第1評価値(dRRI_var)と第2評価値算出部140により算出された第2評価値(peak_cv)に基づいて、対象区間に計測された心電信号の信頼性を判定することとしてもよい。具体的には、信頼性判定部150は、対象区間のRRIについて算出された第1評価値(dRRI_var)が第1閾値(TH1)よりも小さく、且つ第2評価値(peak_cv)が第2閾値(TH2)よりも小さい場合には、対象区間に計測された心電信号が高信頼データと判定し、そうでない場合には低信頼データと判定する。
ここで、上記の第1閾値と第2閾値の設定例について図7を参照しながら説明する。図7には、第1評価値(dRRI_var)と第2評価値(peak_cv)と、RRIの正常検出及び誤検出の対応関係を示した。ここで、FPはR波の誤検出を、FNはR波の検出漏れに対応し、(%FP+%FN)/2は誤検出と検出漏れの割合であり、この値が大きい程、データの信頼性が低いことを示している。
図7においては、横軸に第1評価値(dRRI_var)、縦軸に第2評価値(peak_cv)を取り、誤検出率の結果をプロットしている。図7に示されるように、第1評価値(dRRI_var)が20%未満である場合には、誤検出率が10%以下のデータを概ねスクリーニング可能となっている。また、更に第1評価値(dRRI_var)が20%未満であり、且つ第2評価値(peak_cv)が100%未満である場合には、誤検出率が10%以下のデータをより精度良くスクリーニング可能となっている。そのため、第1閾値を20%、第2閾値を100%に設定することで、対象区間に計測された心電信号の信頼度(計測状況の信頼度)を精度良く判定することができる。また、第1閾値を更に小さく設定することにより、心電信号の信頼度の判定精度を更に向上させることができる。具体的には、第1閾値を10%とした場合には、殆どの誤検出データを排除することができ、更に第1閾値5%とした場合には、誤検出率が0%のデータを選択的に抽出できるようになる。
乗員状態判定部160は、主に演算処理装置22の制御部22A及び記憶部22Bにより実現される。乗員状態判定部160は、検出装置21が検出した心電信号のうち、信頼性判定部150により信頼性が高いと判定された区間の心電信号に基づいて、着座者の状態を判定する。
次に、図8乃至図9を参照しながら、乗員状態判定機器1により実行される処理の一例について説明する。図8は、着座者の状態を判定するためのデータ(高信頼データ)の取得処理に関するフローである。また、図9は、着座者の状態を判定するためのデータ(高信頼データ)の取得処理に関する変形例を示すフローである。
図8に示されるように、制御部22Aは、検出装置21により検出した心電信号に基づいてR波を計測する(S21)。そして、制御部22Aは、心電信号に基づく波形データに対して、バンドパスフィルタにより所定の帯域を抽出した上で、絶対値に変換(すなわち正の値に変換)する処理を施す。さらに、制御部22Aは、絶対値に変換した電位信号にローパスフィルタをかけてから、設定した閾値を超える電圧(R波電位)が現れるピークを検出する。このピークは、心電信号が問題なく計測されていればR波に該当するが、計測不備があるときはその限りでない。
次に、制御部22Aは、心電信号のうち信頼性判定の対象とする区間(対象区間)を設定するとともに、上記検出したピークに基づいて、対象区間に含まれるR波の間隔であるRRIを算出するとともに(S22)、対象区間における各RRIについて連続するRRIとの差の絶対値(ΔRRI)を算出する(S23)。例えば、上記の対象区間は30秒ごとに更新される30秒の時間間隔としてよい。
次に、制御部22Aは、対象区間におけるRRIの平均値(RRImean)を算出するとともに(S24)、対象区間におけるΔRRIの平均値(ΔRRImean)を算出する(S25)。
次に、制御部22Aは、S24で算出したRRImeanと、S25で算出したΔRRImeanと、上述した式(2)に基づいて、対象区間に関する第1評価値(dRRI_var)を算出する(S26)。
また、制御部22Aは、対象区間におけるR波のピーク値の標準偏差(peakSD)と、ピーク値の平均値(peak_mean)を算出する(S27)。そして、制御部22Aは、S27で算出したpeakSD及びpeak_meanと、上述した式(3)に基づいて、対象区間に関する第2評価値(peak_cv)を算出する(S28)。
次に、制御部22Aは、第1評価値(dRRI_var)が第1閾値(TH1で例えば20%)未満であり(S29:Y)、且つ、第2評価値(peak_cv)が第2閾値(TH2で例えば100%)未満である場合には(S30:Y)、対象区間のデータ(心電信号、RRI等)を高信頼データとして取得する(S31)。
一方、制御部22Aは、第1評価値(dRRI_var)が第1閾値以上であるか(S29:N)、第2評価値(peak_cv)が第2閾値以上である場合には(S30:Y)、対象区間のデータ(心電信号、RRI等)を低信頼データと判定し、S21に戻る。
制御部22Aは、終了指示がない場合には(S32:N)、S21に戻って処理を継続し、終了指示がある場合には(S32:Y)、処理を終了する。
なお、上述した例においては、高信頼データの取得処理において、第1評価値と第2評価値の両者を用いて各区間に計測された心電信号の信頼性を判定する例について説明したが、図9に示すように、第1評価値のみを用いて心電信号の信頼性を判定することとしてもよい。なお、図9に示すフローは、図8に示すフローにおいて第2評価値に係るS27,S28,S30の各処理を省略したものであり、それ以外の処理においては共通するため説明を省略する。
以上説明した乗員状態判定機器1によれば、車両用シートSの着座者について、区間ごとに心拍センサ10により計測した心電信号が信頼性のあるデータか否かを判定することができる。
また、乗員状態判定機器1によれば、心拍センサ10により計測された心電信号のうち信頼性が高い区間に計測された心電信号を特定できる。
また、乗員状態判定機器1によれば、第1評価値(dRRI_var)と第2評価値(peak_cv)の両者を用いて心電信号の信頼性を判定することで、計測された心電信号が信頼性のあるデータか否かをより高い精度で判定できる。
また、乗員状態判定機器1によれば、心拍センサ10に着座者の身体電位を非接触で計測する静電容量結合型センサを用いることで、着座者にセンサを取り付ける必要がないため、センサの装着の手間を軽減できる。また、着座者が着座してから直ぐに心電信号の計測を開始できる。
また、乗員状態判定機器1によれば、バック電極11、クッション電極12、アース電極13を設置する位置を着座者の腰部、臀部、右腿部に対向する位置に設けたことで、着座者の心電信号を精度良く計測できる。
また、乗員状態判定機器1によれば、心拍センサ10により計測された心電信号のうち信頼性の高いデータを用いて着座者の状態を判定することで、着座者の状態の誤判断を防止できる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態において、乗員状態判定機器1が、着座者が非通常状態にあることを判定した場合に、アラート装置23によって、着座者に警告を発するものとして説明したが、アラート装置23は以下の形態によって警告を発するようにしてよい。例えば、乗員状態判定機器1は、着座者が非通常状態と判定した場合に、スピーカーによってアラーム音声を発するようにしてもよく、発光器によって、光を発するようにしてもよい。更に、アラート装置23は、同乗者に知らせるように、車内に設けられたディスプレイに表示するようにしてもよい。また、アラート装置23は、着座者に振動刺激を加えるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、具体例として乗員状態判定機器1を車両用シートに搭載した例について説明したが、これに限定されることなく、飛行機、船等の乗物用シート、事務椅子、映画館や劇場用のシート、リラクゼーションシート等の各種シートに搭載してもよい。
また、上記の実施形態において、計測された心電信号の信頼性が高いか低いかの二段階ではなく、3段階以上の信頼性のランクを定めることとしてもよい。例えば、信頼性のランクを高い順から以下のようにランクA〜Dに分け、各ランクに第1評価値と第2評価値の範囲を設定して、対象区間に計測された心電信号が以下のランクのいずれに該当するかを判定することとしてもよい。
(A)100%正しく計測されている可能性が高い
(B)10%未満の計測ミスがある可能性があるが利用できる
(C)10%以上20%未満の計測ミスがある可能性があるが用途によっては利用できる
(D)20%以上の計測ミスがあると考えられ利用しないほうがよい
S 車両用シート
S1 シートバック
S1a クッションパッド
S1b 表皮材
S2 シートクッション
S2a クッションパッド
S2b 表皮材
1 乗員状態判定機器
10 心拍センサ
11 バック電極
12 クッション電極
13 アース電極
21 検出装置
21A 計装アンプ
21B DC成分除去回路
21C 反転増幅器
21D 帯域フィルタ
21E A/D変換回路
22 演算処理装置
22A 制御部
22B 記憶部
22C 入出力部
23 アラート装置
100 計測部
110 RRI算出部
120 差分算出部
130 第1評価値算出部
140 第2評価値算出部
150 信頼性判定部
160 乗員状態判定部

Claims (8)

  1. シートに着座する着座者の心電信号を計測する計測部と、
    前記計測部により計測される心電信号からR波として抽出された出力ピークの間隔であるRRIを算出するRRI算出部と、
    前記計測部により計測される心電信号において連続するRRIの差の絶対値を算出する差分算出部と、
    対象区間におけるRRIについて前記差分算出部により算出される差の絶対値の平均値を、前記対象区間におけるRRIの平均値で除した第1評価値を算出する第1評価値算出部と、
    前記第1評価値と第1閾値との比較結果に基づいて、前記対象区間に計測された心電信号の信頼性を判定する信頼性判定部と、
    を備えることを特徴とする信頼性判定装置。
  2. 前記信頼性判定部は、前記第1評価値が前記第1閾値未満である場合に、前記対象区間に計測された心電信号の信頼性を高く判定することを特徴とする請求項1に記載の信頼性判定装置。
  3. 前記対象区間において前記R波として抽出されたピーク値の標準偏差を、前記対象区間において前記R波として抽出されたピーク値の平均値で除した第2評価値を算出する第2評価値算出部を備え、
    前記信頼性判定部は、前記第1評価値と前記第1閾値との比較結果と、前記第2評価値と第2閾値との比較結果に基づいて、前記対象区間に計測された心電信号の信頼性を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の信頼性判定装置。
  4. 前記信頼性判定部は、前記第1評価値が前記第1閾値未満であり、且つ前記第2評価値が前記第2閾値未満である場合に、前記対象区間に計測された心電信号の信頼性を高く判定することを特徴とする請求項3に記載の信頼性判定装置。
  5. 前記計測部は、前記着座者の身体電位を非接触で計測する静電容量結合型センサを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の信頼性判定装置。
  6. 前記シートは、シートバックと、シートクッションとを備え、
    前記静電容量結合型センサは、第1の電極ペアと、第2の電極ペアと、アース電極とを備え、
    前記第1の電極ペアは、前記シートバックに取り付けられ、
    前記第2の電極ペアと前記アース電極は、前記シートクッションに取り付けられることを特徴とする請求項5に記載の信頼性判定装置。
  7. 前記信頼性判定部により信頼性が高いと判定された心電信号に基づいて、前記着座者の状態を判定する状態判定部を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の信頼性判定装置。
  8. 信頼性判定装置が、
    シートに着座する着座者の心電信号を計測する計測ステップと、
    前記計測ステップで計測される心電信号からR波として抽出された出力ピークの間隔であるRRIを算出するRRI算出ステップと、
    前記計測ステップで計測される心電信号において連続するRRIの差の絶対値を算出する差分算出ステップと、
    対象区間におけるRRIについて前記差分算出ステップで算出される差の絶対値の平均値を、前記対象区間におけるRRIの平均値で除した第1評価値を算出する第1評価値算出ステップと、
    前記第1評価値と第1閾値との比較結果に基づいて、前記対象区間に計測された心電信号の信頼性を判定する信頼性判定ステップと、を実行することを特徴とする信頼性判定方法。
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