JP2017205385A - 内視鏡洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような内視鏡洗浄装置に関する技術が、特許文献1によって開示されている。
洗浄時には、洗浄によって内視鏡からとれた汚れやゴミが液面に浮くが、このような液面上の汚れやゴミが排出され難いという問題がある。洗浄液等の排出は洗浄槽の底に設けられる排出口から行われるため、液面上に浮いている汚れやゴミは最後まで残ってしまう傾向にあるからである。
このような問題に対し、特許文献1の図3等にあるように、洗浄槽にオーバーフロー口2Cを設けることで、オーバーフローによって排出される液と一緒に液面上に浮いている汚れやゴミを排出するものがある。これによれば、洗浄中に液面上に浮いている汚れやゴミを効率的に排出でき、非常に有用なものである。
ここで、従来のオーバーフロー口は、例えば特許文献1の図3等に示されるごとく、洗浄槽2の中央付近に設けられる環状の側壁によって形成される凹部の底に設けられているもの(オーバーフロー口2C)であり、側壁を越境したもの(オーバーフロー分)を排出するものであった。従って、オーバーフローを行わせない消毒工程においては、必然的に消毒液の液面を側壁より低くする必要があり、消毒液が触れない側壁面上部等については消毒がされないものであった。
内視鏡を洗浄・消毒するための槽であって、中央部に島を有する洗浄消毒槽と、前記島の上面に設けられたオーバーフロー口と、前記オーバーフロー口に設けられた開閉蓋と、前記開閉蓋を駆動する開閉機構と、を備えることを特徴とする内視鏡洗浄装置。
前記島の上面が傾斜面を有し、前記オーバーフロー口が前記傾斜面の最も高い位置に形成されることを特徴とする構成1に記載の内視鏡洗浄装置。
前記島の上面の中央部に前記オーバーフロー口が形成され、前記島の上面が外周に向けて低くなる傾斜面を有することを特徴とする構成1又は構成2に記載の内視鏡洗浄装置。
内視鏡の洗浄工程又はすすぎ工程において前記開閉蓋を開けるように制御され、内視鏡の消毒工程において前記開閉蓋を閉めるように制御されることを特徴とする構成1から構成3の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
前記オーバーフロー口が、前記島の上面より高くなるように形成されることを特徴とする構成1から構成4の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
内視鏡の消毒工程において、前記洗浄消毒槽にためる消毒液の液面が、前記オーバーフロー口の開閉蓋より高くなるように制御されることを特徴とする構成1から構成5の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
内視鏡の消毒工程において、前記洗浄消毒槽にためる消毒液の液面が、前記オーバーフロー口と同等以下となるように制御されることを特徴とする構成1から構成5の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
消毒液の廃棄工程、又は、消毒液の廃棄工程直前の内視鏡の消毒工程において、前記洗浄消毒槽にためる消毒液の液面が、前記オーバーフロー口の開閉蓋より高くなるように制御されることを特徴とする構成7に記載の内視鏡洗浄装置。
前記洗浄消毒槽に消毒液をためた際に、前記開閉蓋の開閉が行われることを特徴とする構成8に記載の内視鏡洗浄装置。
前記オーバーフロー口と前記開閉蓋との間の密閉を高めるためのパッキンであって、外周方向に撓むシール襞を有するパッキンを備えることを特徴とする構成1から構成9の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
前記パッキンが、何れも外周方向に撓む前記シール襞を2重以上有することを特徴とする構成10に記載の内視鏡洗浄装置。
前記開閉機構における、前記開閉蓋を支持する支持部材が、揺動機構を備えることを特徴とする構成1から構成11の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
前記開閉蓋の上面が傾斜面を有することを特徴とする構成1から構成12の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
前記洗浄消毒槽を開閉する洗浄槽カバーと、前記洗浄槽カバーの開閉を検知するカバー開閉検知センサと、を備え、前記開閉検知センサにより、前記洗浄槽カバーが開いていると検知されたときは、前記開閉蓋を閉める制御とすることを特徴とする構成1から構成13の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
洗浄消毒槽11に内視鏡をセットする際には、内視鏡の吸引口、送気・送水口、鉗子口に、洗浄消毒槽11の配管(洗浄液・消毒液・すすぎ水や、エアーを内視鏡内に供給するチューブ)を接続し、中央部の島111に巻き付けるように、内視鏡を載置する。
これにより、洗浄消毒槽11内に洗浄液・消毒液が溜まった状態で内視鏡の外部が洗浄・消毒されると共に、内部も同時に洗浄・消毒される。
図2に示されるように、洗浄消毒槽11は、中央付近に形成される島111と、装置手前側(図2における左側)において形成される、主に内視鏡の操作部や接続部が載置される深底部112と、装置奥側(図2における右側)において形成される、主に内視鏡の挿入部が載置される浅底部113と、を備える。
洗浄消毒槽11の深底部112には循環口114が形成され、浅底部113には洗浄消毒槽の液面レベルを検知するフロートスイッチ17が配される。
また、洗浄消毒槽11には、洗浄工程において洗浄消毒槽11に溜められた洗浄液に渦流を与える渦流ノズル20(正転渦流ノズル201、逆転渦流ノズル202)や、洗浄槽カバー13の裏面を洗浄・消毒するための蓋裏ノズル21、消毒液を洗浄消毒槽11に供給する消毒蛇口18、水(給水元から供給される水道水)を洗浄消毒槽11に供給する給水口19が備えられる。
その他、洗浄消毒槽11には、洗浄液・消毒液・すすぎ水や、エアーを内視鏡内に供給するチューブを接続するための各カプラ等の部材も備えられるが、本発明に直接的に関係するものではないため、ここでの説明を省略する。
本実施形態においては、島111の上面の中央付近にオーバーフロー口が形成され、島111の上面は緩やかな球面状に形成される。従って、島111の上面は、外周に向けて低くなる傾斜面を有するものであり、オーバーフロー口が当該傾斜面の最も高い位置に形成されるものである。
また、図2(c)に示されるように、オーバーフロー口(オーバーフロー口を形成するOF弁ボディ上部材122の上端)が、島111の最上面より僅かに高くなるように形成される。
図3に示されるように、OF弁ユニット12は、オーバーフロー口を開閉する開閉蓋であるOF弁121と、オーバーフロー口を形成するOF弁ボディ上部材122と、排水パイプと接続されてオーバーフローした液体を導出するOF弁ボディ123と、OF弁121の開閉を検知するOF弁開閉センサ124と、OF弁121を駆動する開閉機構125と、開閉機構125を内視鏡洗浄装置1の本体内に固定するためのブラケット材126と、OF弁121を揺動可能に支持する支持部材127と、開閉機構125を防水する防水機構128と、オーバーフロー口(OF弁ボディ上部材122)とOF弁121との間の密閉を高めるためのパッキン129と、を備える。
また、OF弁121は、側面視略T字状に形成され、その軸部は略円筒状(即ち内部が空洞)に形成される。この円筒状部分には、以下で説明する支持部材127の固定ピン1273を挿通するための穴が形成される。
図2(c)に示されるように、OF弁ボディ上部材122を屈曲ボディ1231に螺合させることにより、OF弁ボディ上部材122のフランジ部と屈曲ボディ1231のフランジ部とによって、島111を挟み込んで固定される構成となる(それぞれパッキンを介して挟み込むことで防水される)。
屈曲ボディ1231は、基本態様が円筒を屈曲させた形状をしており、両端がフランジ状に形成され、上端側の内面にネジ溝が形成される。屈曲部分の下側側面における、OF弁121の中心の鉛直下方となる位置には、開閉機構125(シャフト1252)を外部に導出するための穴が形成されている。
ホース接続フランジ1233は、一端に排水タンクとの間を接続する排水パイプを接続するための接続口を有し、他端は、屈曲ボディ1231と接続されるフランジ状に形成される。
ソレノイド1251はマイコンからのON・OFF制御によってプランジャーが上下するものであり、本実施形態ではON状態でプランジャーが持ち上げられ、OFF状態では下に下がるものである。
従って、ソレノイド1251のOFF状態では、各部材(OF弁121、支持部材127、シャフト1252、リンク1253、ソレノイド1251のプランジャー等)の自重と、バネ1254の付勢力により、これらの部材が下に下がった状態となり(即ちOF弁121が閉まり)、ON状態になると、ソレノイド1251によって、各部材の自重及び、バネ1254の付勢力に抗して、OF弁121が開けられるものであり、これによってOF弁121の開閉が行われる。
ロッドエンドベアリング1271は、シャフト頭部材1281を介してシャフト1252に対して固定(ネジで締結)され、ベアリング内にボール部1272が任意方向に回転可能に嵌められる。
OF弁121の略円筒状の軸部に形成されている穴と、ボール部1272に設けられた穴を固定ピン1273で通して固定することにより、ボール部1272の回転と一緒にOF弁121も動く構成となる(OF弁121が揺動可能に支持される)。これにより、支持部材127が揺動機構を備えるものである。
なお、OF弁121の軸部の下端とシャフト頭部材1281が干渉するように構成することによって、OF弁121の可動域が必要以上に大きくならないようにしている。
図4は、パッキン129を示す図であり、図4(a):上面図、図4(b):図4(a)のD−D線に沿った断面図、図4(c):図4(b)のEで示した部分を拡大した図である。
図4に示されるように、パッキン129は、基本態様がドーナッツ状に形成され、その下面側の、OF弁ボディ上部材122の上端部フランジと接する箇所において、何れも外周方向に撓む2重のシール襞1291、1292を有する。
シール襞1291、1292は、何れも全周(リング状)に形成され、45°に傾斜して突出する形で、パッキン129の下面側に形成される。パッキン129はゴム等の弾性部材で形成されるため、OF弁121が閉まった際に、OF弁ボディ上部材122に押し付けられることで、シール襞1291、1292は何れも外周方向に撓み、オーバーフロー口の密閉を高めるものである。
図に示されるように、内視鏡洗浄装置1は、装置全体の制御等を行うマイコン15と、ソレノイド1251を駆動するためのソレノイド駆動部16、消毒液(消毒剤)が溜められる消毒タンク22、排水する液体を一時的に溜めるバッファである排水タンク23、洗浄液(洗剤)が溜められる洗剤タンク24等を備える。
また、SV・MV・HV・CV・RVで表わされる各種のバルブ(電磁バルブ、モータバルブ、ハンドバルブ、逆止弁、圧力調整バルブ)や、Pで表わされる各ポンプ、Frで表わされる各フィルター、Ftsで表わされる各フロートスイッチ(液面センサ)、PsMで表わされる各圧力センサ等を備える。なお、図の見やすさの観点からマイコン15から各バルブやポンプ、各センサ・スイッチ等への接続線は記載していないが、各バルブ(手動バルブを除く)やポンプはマイコン15によって制御され、各センサからの信号はマイコンに入力されるものである。
なお、内視鏡の吸引口、送気・送水口、鉗子口に、洗浄液・消毒液・すすぎ水や、エアーを供給するための流体系統については図示を簡略化している。
所定の期間洗浄処理を行ったら、洗浄を終了する。
洗浄後すすぎ処理では、OF弁121を開けて給水口19からの水の供給を継続しつつ(ステップ603)、ポンプP3による循環を行う事によって実行する(ステップ604)。
すすぎ処理においては、正転渦流ノズル201と逆転渦流ノズル202(図2(a)参照)から両方同時に噴出させる処理とする。これは泡切れをよくするため(発泡を抑制するため)に、渦流を起こさないものである。
すすぎ処理では、水の供給が継続されつつオーバーフロー口が空いているため、オーバーフローした洗浄液が排水タンクへと排出される。これにより、オーバーフローによって排出される液と一緒に液面上に浮いている汚れやゴミも排出される。
所定の期間洗浄後すすぎ処理を行ったら、洗浄後すすぎを終了する(給水停止(SV1閉める)、ポンプP3停止)。
排水終了後、排水経路のバルブMV2とOF弁121を閉めて、消毒蛇口18からの消毒液の供給(ポンプP1稼働)が行われ、フロートスイッチ17によって測定される薬液面が所定レベルに達したら、注液を停止し(ステップ606)、消毒処理(消毒液に浸漬)を行う(ステップ607)。なお、洗浄消毒槽11へ供給する消毒液が、“所定レベル”の半分程度まで溜まった段階で、ポンプP3を稼働して正転渦流ノズル201と逆転渦流ノズル202、蓋裏ノズル21(図2(a)参照)から消毒液を交互に噴出させる(及び内視鏡の各チャネルへの消毒液の送液をする)処理を開始し、消毒処理中の間この処理を継続(もしくは断続的に継続)する。
本実施形態では、図2(b)、(c)に示されるように、消毒液の液面が、液面レベルLLとなるように制御される。即ち、消毒液の液面が、OF弁ボディ上部材122の上端(オーバーフロー口)と同等以下となるように、且つ、島111の上面と同等以上となるように制御される。従って、本実施形態では、消毒処理においてOF弁121の上部は消毒液に浸漬されないが、蓋裏ノズル21からの消毒液の噴出等により、OF弁121の上部にも消毒液が掛かるため、ある程度の消毒効果が期待できる。なお、消毒処理における消毒液の液面レベルLLをOF弁121より上とし、これによってOF弁121の消毒を行うものとしてもよい。
所定の期間、消毒液に浸漬したら、消毒を終了する。
消毒液回収後は、消毒後のすすぎ処理を行う(ステップ609)。消毒後のすすぎ処理は、排水経路のバルブ(MV1及びMV2)を閉めた上で、給水口19からの水の供給を行い、液面が所定レベルに達したら注水を停止して、ポンプP3を稼働して正転渦流ノズル201と逆転渦流ノズル202(図2(a)参照)から両方同時に噴出させてすすぎを行う。すすぎが終了したら、洗浄消毒槽11を排水して処理を終了する。
なお、ここでは省略しているが、消毒後すすぎが終了した後は、内視鏡の吸引口、送気・送水口、鉗子口のそれぞれに対してアルコールを所定量噴出し、その後送気を行って乾燥させる処理を行う。
消毒液の廃棄指示があった場合には、排水経路のバルブ(MV1及びMV2)とOF弁121を閉めた上で、消毒タンク22にある消毒液の全量を洗浄消毒槽11へと注入する(ステップ701)。
消毒液の全量注入により、消毒液の液面はOF弁121より上になる(なんらかの事情により消毒タンク22内の消毒液が規定量より少なくなっている場合を除く)。なお、本実施形態では、この状態を所定時間保持する処理(浸漬)は行わないが(処理時間を優先)、OF弁121を消毒液に所定時間浸漬することでOF弁121の消毒を行うものとしてもよい。
OF弁121の開閉処理の終了後は、排水経路のバルブMV2を開けてポンプP3を駆動し、洗浄消毒槽11の排液(消毒液の廃棄)を行う(ステップ703)。
なお、新しい消毒液の充填は、新しい消毒液を洗浄消毒槽11に注入することにより行う(消毒液の充填モードでは、バルブMV1が開けられてポンプP3を駆動し、循環口114から消毒タンク22へ新しい消毒液が供給される)。
上記説明のごとく、本実施形態の内視鏡洗浄装置1におけるOF弁121は、ノーマリークローズ(ソレノイド1251がオンされない限り閉まっている)であるため、通常は“OF弁121を閉める制御”は必要ないが、例えば、すすぎ処理中(OF弁121が空いている最中)に、ユーザが誤って(若しくは意図的に)洗浄槽カバー13を開けた場合には、OF弁121を閉める制御(ソレノイド1251をオフ)がなされるものである。これにより、オーバーフロー口から異物が入り込んでしまうことを抑止し、また、排水系から異臭が上ってくることを防止するものである。
内視鏡洗浄装置1のランニングコストにおいて、所定回数で交換しなければならない消毒液のコストが占める割合は高く、従って、消毒液を極力無駄にしない内視鏡洗浄装置が求められている。
本実施形態の内視鏡洗浄装置1では、島111の上面にオーバーフロー口を設け、これの開閉蓋であるOF弁121を備えるため、島111の上面までも消毒をしつつ、消毒液がオーバーフロー口から廃液されることを防止できるものであり、洗浄消毒槽11内における消毒剤に接触しない部分を極力減らすと同時に、消毒液を極力無駄にしない内視鏡洗浄装置が得られるものである。
一般的なパッキンの形状としては、UパッキンやVパッキン(シール襞が開くように動作するもの)がよく用いられる。(図4(d)にこのようなパッキンの例を示した)
しかしながら、本実施形態の内視鏡洗浄装置に、図4(d)に示したようなシール襞1291´、1292´を有するパッキンを用いると、OF弁121を閉めた際に、シール襞1291´、1292´が開くように圧着され、これが吸盤の役割をしてOF弁121の開動作が妨げられる場合がある。
これに対し、本実施形態のパッキン129によれば、何れも外周方向に撓む2重のシール襞1291、1292を有するため、オーバーフロー口の密閉を高めることができ、且つ、OF弁121の開動作が妨げられることを防止することができるものである。
なお、本実施形態では、2重のシール襞を有するものを例としているが、1重のシール襞であるもの、若しくは、3重以上のシール襞を有するものとしてもよい。
なお、本実施形態では、ロッドエンドベアリング1271を用いて揺動機構とするものを例としているが、その他の手法にて揺動機構を実現するものであってよい。図8にはその一例を示した。図8の例では、シャフト頭部材1281´と、OF弁121´に軸止されるOF弁軸部1211と、の間を弾性部材であるゴム継手127´によって接続することで、揺動機構としている。
11...洗浄消毒槽
111...島
12...OF弁ユニット
121...OF弁(開閉蓋)
122...OF弁ボディ上部材(オーバーフロー口)
125...開閉機構
127...支持部材(揺動機構)
129...パッキン
1291、1292...シール襞
13...洗浄槽カバー
Claims (14)
- 内視鏡を洗浄・消毒するための槽であって、中央部に島を有する洗浄消毒槽と、
前記島の上面に設けられたオーバーフロー口と、
前記オーバーフロー口に設けられた開閉蓋と、
前記開閉蓋を駆動する開閉機構と、
を備えることを特徴とする内視鏡洗浄装置。 - 前記島の上面が傾斜面を有し、前記オーバーフロー口が前記傾斜面の最も高い位置に形成されることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記島の上面の中央部に前記オーバーフロー口が形成され、前記島の上面が外周に向けて低くなる傾斜面を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内視鏡洗浄装置。
- 内視鏡の洗浄工程またはすすぎ工程において前記開閉蓋を開けるように制御され、内視鏡の消毒工程において前記開閉蓋を閉めるように制御されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記オーバーフロー口が、前記島の上面より高くなるように形成されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
- 内視鏡の消毒工程において、前記洗浄消毒槽にためる消毒液の液面が、前記オーバーフロー口の開閉蓋より高くなるように制御されることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
- 内視鏡の消毒工程において、前記洗浄消毒槽にためる消毒液の液面が、前記オーバーフロー口と同等以下となるように制御されることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
- 消毒液の廃棄工程、又は、消毒液の廃棄工程直前の内視鏡の消毒工程において、前記洗浄消毒槽にためる消毒液の液面が、前記オーバーフロー口の開閉蓋より高くなるように制御されることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記洗浄消毒槽に消毒液をためた際に、前記開閉蓋の開閉が行われることを特徴とする請求項8に記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記オーバーフロー口と前記開閉蓋との間の密閉を高めるためのパッキンであって、外周方向に撓むシール襞を有するパッキンを備えることを特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記パッキンが、何れも外周方向に撓む前記シール襞を2重以上有することを特徴とする請求項10に記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記開閉機構における、前記開閉蓋を支持する支持部材が、揺動機構を備えることを特徴とする請求項1から請求項11の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記開閉蓋の上面が傾斜面を有することを特徴とする請求項1から請求項12の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
- 前記洗浄消毒槽を開閉する洗浄槽カバーと、
前記洗浄槽カバーの開閉を検知するカバー開閉検知センサと、
を備え、前記開閉検知センサにより、前記洗浄槽カバーが開いていると検知されたときは、前記開閉蓋を閉める制御とすることを特徴とする請求項1から請求項13の何れかに記載の内視鏡洗浄装置。
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CN108856111A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-11-23 | 练陈敏 | 一种用于再处理医疗装置的设备 |
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