JP2017201443A - 運転計画立案装置、プログラム及び運転計画立案方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】手作業による計算を行わずとも、調整池及び逆調整池の貯水量を考慮して、水力発電所の発電機を高い出力で運転できるような、更に火力発電所の発電コストを抑えられるような運転計画を立案できるようにする。【解決手段】運転計画立案装置の演算処理装置は、運転パターンの組合せの中から、計画期間中の全時間帯の予想貯水量が適正な範囲内にある運転パターンを選択し、選択された運転パターンに従って発電機を運転したときの発電電力量を火力発電所で発電した場合に要する発電コストを時間帯毎に時系列で表した火力発電コストデータ列を運転パターン毎に算出し、選択された運転パターン毎に、火力発電コストデータ列の発電コストを積算することによって発電総コストを算出し、選択された運転パターンの中から最大の発電総コストをとる運転パターンを抽出する。【選択図】図4
Description
本発明は、水力発電システムの運転計画を立案する運転計画立案装置及び運転計画立案方法に関するとともに、その運転計画立案装置のコンピュータが実行可能なプログラムに関する。
逆調整池式水力発電所では、貯水池に貯水された水を水車発電機を経由して逆調整池に流すことで発電を行い、逆調整池に貯水された水を下流河川に放流することによって下流河川の流量を所定の状態に維持する。また、逆調整池の水位・貯水量が適正な範囲内に収まるようにするべく、逆調整池の水位が下がった場合に、貯水池から逆調整池への水流によって水車発電機を運転し、逆調整池の水位が上がった場合に、水を止めて水車発電機を停止する。
一方、中央給電指令所は、時々刻々と変化する電力需要及び発電コストを予測しながら、広域にわたって点在する水力発電所、火力発電所、太陽光発電所、原子力発電所等に発電量を調整する指令を絶えず出している。各発電所の管理所は、中央給電指令所から出された指令に基づいて発電機等の運転を行う。中央給電指令所や各発電所の管理所における運用者の負担を軽減すべく、運用計画の作成を支援したり、発電システムを制御したりする技術が開発されている(例えば、特許文献1〜8参照)。
ところで、太陽光発電所の発電量は天気に影響されるので、火力発電所の発電量も天気に応じて調整することになる。そのため、火力発電所の発電単価も天気に影響されて時々刻々と変化する上、発電単価の高い時間帯も日々変化する。そのため、火力発電所の発電単価の高い時間帯で、水力発電所で発電を行うことによって、その時間帯における火力発電所の発電量及び発電コストを抑えることが求められる。一方、水車発電機の水車効率は、定格出力又はその近傍で水車発電機を運転した場合に最も高くなるので、水車発電機はなるべく高い出力で運転することが求められる。そのため、運用者は、調整池及び逆調整池の貯水量・水位を計算して予測しつつ、水車発電機を高い出力で運転できるような、更に火力発電所の発電コストを抑えられるような運転計画を立案する。そして、その運転計画に基づいて水車発電機を運転する。
ところが、運転計画の立案は手作業の計算によるものであるので、煩雑である。
ところが、運転計画の立案は手作業の計算によるものであるので、煩雑である。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものである。本発明が解決しようとする課題は、手作業による計算を行わずとも、調整池及び逆調整池の貯水量を考慮して、水力発電所の発電機を高い出力で運転できるような、更に火力発電所の発電コストを抑えられるような運転計画を立案できるようにすることである。
以上の課題を解決するための発明は、貯水池に貯水された水を発電機を経由して逆調整池に流すことで発電をし、逆調整池に貯水された水を下流河川に放流する水力発電システムの運転計画を立案する運転計画立案装置であって、計画期間中の前記発電機の運転総時間から、前記計画期間中の前記発電機の運転の有無を単位時間長の時間帯毎に時系列で表した運転パターンの組合せを作成する組合せ作成手段と、前記計画期間中の前記貯水池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第一貯水量データ列と、前記計画期間中の前記逆調整池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第二貯水量データ列とを前記組合せの運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する貯水量データ列算出手段と、前記組合せの中から、前記第一貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記貯水池の適正貯水量範囲内にあり且つ前記第二貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記逆調整池の適正貯水量範囲内にある運転パターンを選択する選択手段と、前記発電機を最大発電電力となるような状態で前記選択された運転パターンに従って前記発電機を運転したときの発電電力量を火力発電所で発電した場合に要する発電コストを時間帯毎に時系列で表した火力発電コストデータ列を、前記選択された運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する発電コスト算出手段と、前記選択された運転パターン毎に、前記火力発電コストデータ列の発電コストを積算することによって、前記計画期間中の発電総コストを算出する発電総コスト算出手段と、前記選択された運転パターンの中から、最大の発電総コストをとる運転パターンを抽出する抽出手段と、を備えることを特徴とする運転計画立案装置である。
また、以上の課題を解決するための発明は、貯水池に貯水された水を発電機を経由して逆調整池に流すことで発電をし、逆調整池に貯水された水を下流河川に放流する水力発電システムの運転計画を立案するコンピュータに、計画期間中の前記発電機の運転総時間から、前記計画期間中の前記発電機の運転の有無を単位時間長の時間帯毎に時系列で表した運転パターンの組合せを作成する組合せ作成手段、前記計画期間中の前記貯水池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第一貯水量データ列と、前記計画期間中の前記逆調整池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第二貯水量データ列とを前記組合せの運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する貯水量データ列算出手段、前記組合せの中から、前記第一貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記貯水池の適正貯水量範囲内にあり且つ前記第二貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記逆調整池の適正貯水量範囲内にある運転パターンを選択する選択手段、前記発電機を最大発電電力となるような状態で前記選択された運転パターンに従って前記発電機を運転したときの発電電力量を火力発電所で発電した場合に要する発電コストを時間帯毎に時系列で表した火力発電コストデータ列を、前記選択された運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する発電コスト算出手段、前記選択された運転パターン毎に、前記火力発電コストデータ列の発電コストを積算することによって、前記計画期間中の発電総コストを算出する発電総コスト算出手段、前記選択された運転パターンの中から、最大の発電総コストをとる運転パターンを抽出する抽出手段、として機能させるためのプログラムである。
また、以上の課題を解決するための発明は、貯水池に貯水された水を発電機を経由して逆調整池に流すことで発電をし、逆調整池に貯水された水を下流河川に放流する水力発電システムの運転計画を立案する運転計画立案方法であって、コンピュータが、計画期間中の前記発電機の運転総時間から、前記計画期間中の前記発電機の運転の有無を単位時間長の時間帯毎に時系列で表した運転パターンの組合せを作成する組合せ作成処理と、前記計画期間中の前記貯水池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第一貯水量データ列と、前記計画期間中の前記逆調整池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第二貯水量データ列とを前記組合せの運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する貯水量データ列算出処理と、前記組合せの中から、前記第一貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記貯水池の適正貯水量範囲内にあり且つ前記第二貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記逆調整池の適正貯水量範囲内にある運転パターンを選択する選択処理と、前記発電機を最大発電電力となるような状態で前記選択された運転パターンに従って前記発電機を運転したときの発電電力量を火力発電所で発電した場合に要する発電コストを時間帯毎に時系列で表した火力発電コストデータ列を、前記選択された運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する発電コスト算出処理と、前記選択された運転パターン毎に、前記火力発電コストデータ列の発電コストを積算することによって、前記計画期間中の発電総コストを算出する発電総コスト算出処理と、前記選択された運転パターンの中から、最大の発電総コストをとる運転パターンを抽出する抽出処理と、を実行することを特徴とする運転計画立案方法である。
本発明によれば、抽出した運転パターンは、火力発電所における最大の発電総コストをとるものである。つまり、抽出した運転パターンは、火力発電所における発電単価の高い時間帯に水力発電システムの発電機を運転するような運転パターンである。よって、火力発電所の発電コストを抑えられる運転パターンで水力発電システムの発電機を運転することができる。
また、火力発電コストデータ列は、発電機を最大発電電力となるような状態で運転パターンに従って発電機を運転したときの発電電力量を火力発電所で発電した場合に要する発電コストを時間帯毎に時系列で表したものであるので、抽出した運転パターンに従って水力発電システムの発電機を最大発電電力で運転することができる。水力発電システムの発電機は最大発電電力で運転する場合に水車効率が高いので、水量に対する発電機の出力電力量の効率が高い。
また、運転パターンの組合せの中から、全時間帯の貯水池及び逆調整池の予想貯水量が適正な範囲内にある運転パターンを選択したので、貯水池及び逆調整池の水不足や越水を抑えることができる。
また、運転パターンを抽出するに際してコンピュータによって演算を行うので、運用者の負担が軽減する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、水系統に構築された水力発電システムの概略構成を示した図である。図2は、この水力発電システムの運転計画を立案する運転計画立案装置20のブロック図である。
図1に示すように、水系統の上流側にダム1が設置され、ダム1により貯水池2に水が貯水されている。ダム1の下流にダム11が設置され、ダム11により逆調整池12に水が貯水されている。貯水池2には水位計測器3が設置され、その水位計測器3により貯水池2の水位が計測され、水位計測器3により計測される水位から貯水池2の貯水量を換算することができる。同様に、逆調整池12にも水位計測器13が設置されている。水位計測器3,13は、計測値を表す信号を運転計画立案装置20に出力する。
ダム1には取水口5が設けられ、その取水口5には開閉可能なゲート6が設けられている。ゲート6が開かれると、貯水池2の水が取水口5、水路7及び水車発電機8等を介して逆調整池12に流れる。その水の流動エネルギー・落下エネルギーにより水車発電機8の水車が回転されて、水車発電機8により発電される。ダム11には排水口15が設けられ、排水口15には開閉可能なゲート16が設けられている。ゲート16が開かれると、逆調整池12の水が排水口15及び放水路17等を介して下流の河川に放流される。
水力発電システムが設置された発電所内には管理建屋18等が設置されており、運転計画立案装置20が制御システム19とともに管理建屋内に設置されている。制御システム19はゲート6の開閉制御をすることにより水車発電機8の運転・停止をしたり、ゲート16の開閉制御をすることにより逆調整池12の放流・放流停止をしたりする。制御システム19と運転計画立案装置20は相互に通信可能である。
ところで、広域にわたって点在する発電所等からなる電力系統を運用するに際して、電力系統全体で見て、予想電力需要に計画電力供給を一致させつつ経済的に運用するための計画を立てた上で、その計画に従って電力系統を運用する。そうした中で、この水力発電システムは所定の計画期間(例えば、24時間)の運転計画に従って日々運用されるが、その運転計画は、貯水池2及び逆調整池12の貯水量と、下流河川への責任放流流量と、火力発電所の発電コストとを考慮したものである。この運転計画は図2に示す運転計画立案装置20の演算処理によって立案され、その運転計画に従って制御システム19が計画期間中にゲート6,16の開閉制御をする。以下、運転計画立案装置20について詳細に説明する。
この運転計画立案装置20は、演算処理装置21、入力部22、表示部23、通信装置24及び記憶部25等を備える。
演算処理装置21は、CPU、GPU、ROM、RAM及びハードウェアインタフェース等を有するコンピュータである。
入力部22は、スイッチ、キーボード、ポインティングデバイス等の入力装置である。この入力部22は、操作されることによって操作内容に応じた信号を演算処理装置21に出力する。演算処理装置21は、入力部22から入力した信号に従った演算処理を行う。
表示部23は、画面表示を行うディスプレイ装置である。演算処理装置21が演算処理に従ったビデオ信号を表示部23に出力し、この表示部23がそのビデオ信号を入力してそのビデオ信号に従った表示を行う。
通信装置24は演算処理装置21の指令に従ってネットワーク40を介してサーバー50と通信を行うものである。サーバー50は例えば中央給電司令所に設置されている。
記憶部25は、半導体メモリ又はハードディスクドライブ等からなる記憶装置である。記憶部25には、演算処理装置21によって実行可能なプログラム31が格納されている。
演算処理装置21は、CPU、GPU、ROM、RAM及びハードウェアインタフェース等を有するコンピュータである。
入力部22は、スイッチ、キーボード、ポインティングデバイス等の入力装置である。この入力部22は、操作されることによって操作内容に応じた信号を演算処理装置21に出力する。演算処理装置21は、入力部22から入力した信号に従った演算処理を行う。
表示部23は、画面表示を行うディスプレイ装置である。演算処理装置21が演算処理に従ったビデオ信号を表示部23に出力し、この表示部23がそのビデオ信号を入力してそのビデオ信号に従った表示を行う。
通信装置24は演算処理装置21の指令に従ってネットワーク40を介してサーバー50と通信を行うものである。サーバー50は例えば中央給電司令所に設置されている。
記憶部25は、半導体メモリ又はハードディスクドライブ等からなる記憶装置である。記憶部25には、演算処理装置21によって実行可能なプログラム31が格納されている。
記憶部25には、予想流入総量 [m3] を表すデータ32(以下、予想流入総量データ32という。)が格納されている。予想流入総量とは、計画期間中に貯水池2に流入する水の総量の予想値である。予想流入総量データ32は、運用者が入力部22を操作することによって演算処理装置21により記憶部25に記録されたものでもよいし、サーバー50から通信装置24を介して演算処理装置21に転送されることによって演算処理装置21により記憶部25に記録されたものでもよい。
記憶部25には、計画貯水量[m3] を表すデータ33(以下、計画貯水量データ33という。)が格納されている。計画貯水量とは、計画期間終了時における貯水池2の貯水量の計画値(目標値)であって、過去の実測値等に基づいて計画されたものである。計画貯水量は、貯水池2の水位の計画値(目標値)で換算されてもよい。計画貯水量データ33は、運用者が入力部22を操作することによって演算処理装置21により記憶部25に記録されたものでもよいし、サーバー50から通信装置24を介して演算処理装置21に転送されることによって演算処理装置21により記憶部25に記録されたものでもよい。
記憶部25には、最大出力流量 [m3/h] を表すデータ34(以下、最大出力流量データ34という。)が格納されている。最大出力流量とは、水車発電機8を最大発電電力で運転するのに必要な流量(流れる水の単位時間当たりの量)をいう。最大出力流量データ34は、運用者が入力部22を操作することによって演算処理装置21により記憶部25に記録されたものでもよいし、サーバー50から通信装置24を介して演算処理装置21に転送されることによって演算処理装置21により記憶部25に記録されたものでもよい。
記憶部25には、最大出力電力量 [kwh] を表すデータ35(以下、最大出力電力量データ35という。)が格納されている。最大出力電力量とは、水車発電機8を最大発電電力(具体的には定格出力) [kw] となるような状態で水車発電機8を単位時間運転した場合の発電電力量をいう。最大出力電力量データ35は、運用者が入力部22を操作することによって演算処理装置21により記憶部25に記録されたものでもよいし、サーバー50から通信装置24を介して演算処理装置21に転送されることによって演算処理装置21により記憶部25に記録されたものでもよい。
記憶部25には、貯水池2の適正貯水量の範囲(以下、第一適正範囲という。)を表すデータ36(以下、第一適正範囲データ36という。)が格納されている。また、記憶部25には、逆調整池12の適正貯水量の範囲(以下、第二適正範囲という。)を表すデータ37(以下、第二適正範囲データ37という。)が格納されている。適正範囲データ36,37は、貯水量の上限値である上閾値と、貯水量の下限値である下閾値とから構成されている。適正範囲データ36,37は、運用者が入力部22を操作することによって演算処理装置21により記憶部25に記録されたものでもよいし、サーバー50から通信装置24を介して演算処理装置21に転送されることによって演算処理装置21により記憶部25に記録されたものでもよい。
記憶部25には、発電単価データ列38が格納されている。発電単価データ列38は、図3に示すように、火力発電所で単位電力量[kwh] を発電するのに要する単価[通貨単位] を時間帯毎に時系列で表したものである。時間帯の長さを単位時間といい、単位時間の整数倍が計画期間になる。具体的には、単位時間が1時間であり、計画期間が24時間(1日間)である。発電単価データ列38は、運用者が入力部22を操作することによって演算処理装置21により記憶部25に記録されたものでもよいし、サーバー50から通信装置24を介して演算処理装置21に転送されることによって演算処理装置21により記憶部25に記録されたものでもよい。
続いて、図4を参照して、プログラム31が演算処理装置21に実行させる処理について説明する。なお、以下の説明において、演算処理装置21の演算により得られた各種データは、図4に示す処理が終了するまで、演算処理装置21によりRAM又は記憶部25に一時的に記憶される。
まず、演算処理装置21が記憶部25から予想流入総量データ32、計画貯水量データ33、最大出力流量データ34、最大出力電力量データ35及び適正範囲データ36,37を取得する(ステップS1)。なお、運用者が入力部22を操作して予想流入総量データ32、計画貯水量データ33、最大出力流量データ34、最大出力電力量データ35及び適正範囲データ36,37を入力することによって、或いは、予想流入総量データ32、計画貯水量データ33、最大出力流量データ34、最大出力電力量データ35及び適正範囲データ36,37がサーバー50から演算処理装置21に転送されることによって、演算処理装置21が予想流入総量データ32、計画貯水量データ33、最大出力流量データ34、最大出力電力量データ35及び適正範囲データ36,37を取得してもよい。
まず、演算処理装置21が記憶部25から予想流入総量データ32、計画貯水量データ33、最大出力流量データ34、最大出力電力量データ35及び適正範囲データ36,37を取得する(ステップS1)。なお、運用者が入力部22を操作して予想流入総量データ32、計画貯水量データ33、最大出力流量データ34、最大出力電力量データ35及び適正範囲データ36,37を入力することによって、或いは、予想流入総量データ32、計画貯水量データ33、最大出力流量データ34、最大出力電力量データ35及び適正範囲データ36,37がサーバー50から演算処理装置21に転送されることによって、演算処理装置21が予想流入総量データ32、計画貯水量データ33、最大出力流量データ34、最大出力電力量データ35及び適正範囲データ36,37を取得してもよい。
次に、演算処理装置21が水位計測器3の出力信号に基づいて貯水池2の現在貯水量 [m3] を取得するとともに、水位計測器13の出力信号に基づいて逆調整池12の現在貯水量を現在貯水量 [m3] を取得する(ステップS2)。なお、運用者が貯水池2及び逆調整池12の水位を計測して、その計測水位から貯水池2及び逆調整池12の貯水量を計算し、入力部22を操作してその計算結果を入力することによって、演算処理装置21が貯水池2及び逆調整池12の現在貯水量を取得してもよい。
責任放流総量とは、計画期間中に逆調整池12から下流河川へ放流すべき水の総量をいう。責任放流流量とは、計画期間中に逆調整池12から下流河川へ放流すべき水の単位時間当たりの量をいう。
なお、運用者が責任放流総量及び責任放流流量を計算してもよい。この場合、運用者が入力部22を操作して計算結果を入力することによって、演算処理装置21が責任放流総量及び責任放流流量を取得する。
なお、運用者が責任放流総量及び責任放流流量を計算してもよい。この場合、運用者が入力部22を操作して計算結果を入力することによって、演算処理装置21が責任放流総量及び責任放流流量を取得する。
次に、演算処理装置21が、責任放流総量及び最大出力流量データ34から次式に基づいて、計画期間中の水車発電機8の運転総時間 [h] を算出する(ステップS4)。
なお、運用者が運転総時間を計算してもよい。この場合、運用者が入力部22を操作して計算結果を入力することによって、演算処理装置21が運転総時間を取得する。
次に、演算処理装置21が算出した運転総時間に基づいて運転パターンの組合せを作成する(ステップS5)。運転パターンとは、計画期間中に水車発電機8を運転総時間だけ運転するとした場合に、水車発電機8を運転するか否かを時間帯毎に時系列で表したものであり、その一例を図5に示す。これら運転パターンの集合が運転パターンの組み合わせである。なお、運転パターンの組合せ数は次式で表される。
次に、演算処理装置21が運転パターン毎に、運転パターンに基づいて貯水池貯水量データ列(第一貯水量データ列)及び逆調整池貯水量データ列(第二貯水量データ列)を算出して、貯水池貯水量データ列及び逆調整池貯水量データ列を運転パターンに対応付ける(ステップS6)。貯水池貯水量データ列とは、貯水池2の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表したものであり、逆調整池貯水量データ列とは、逆調整池12の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表したものである。運転パターンに対応付けられた貯水池貯水量データ列及び逆調整池貯水量データ列の一例を図6に示す。
ここで、貯水池2及び逆調整池12の予想貯水量は次式で表され、演算処理装置21による演算には次式が利用される。
上記式において「時間」とは、計画期間開始時から時間帯までの時間をいい、「運転時間」とは、運転パターンにおける計画期間開始時から時間帯までの運転有りの数に単位時間を乗じたものをいう。単位時間が1時間であれば、「運転時間」は運転パターンにおける計画期間開始時から時間帯までの運転有りの数に等しい。また、上記式において、「貯水池の現在貯水量」及び「逆調整池の現在貯水量」には、ステップS2で取得した貯水池2の現在貯水量及び逆調整池12の現在貯水量をそれぞれ当て嵌め、予想流入総量及び最大出力流量には、ステップS1で取得した予想流入総量データ32及び最大出力流量データ34を当て嵌め、「責任放流流量」には、ステップS4で算出した責任放流流量を当て嵌める。
次に、演算処理装置21が、運転パターンの組み合わせの中から、貯水池貯水量データ列の全時間帯の予想貯水量が第一適正範囲内にあり且つ逆調整池貯水量データ列の全時間帯の予想貯水量が第二適正範囲内にある運転パターンを選択する(ステップS7)。以下、選択した運転パターンを選択運転パターンという。
次に、演算処理装置21が記憶部25から発電単価データ列38を取得する(ステップS8)。なお、運用者が入力部22を操作して発電単価データ列38を入力することによって、或いは、発電単価データ列38がサーバー50から演算処理装置21に転送されることによって、演算処理装置21が発電単価データ列38を取得してもよい。
次に、演算処理装置21が、選択運転パターン毎に、選択運転パターン及び発電単価データ列38に基づいて火力発電コストデータ列を算出して、火力発電コストデータ列を運転パターンに対応付ける(ステップS9)。火力発電コストデータ列とは、水車発電機8を最大発電電力となるような状態で選択運転パターンに従って水車発電機8を運転したときの発電電力量を仮に火力発電所で発電した場合に要する発電コストを時間帯毎に時系列で表したものである。つまり、発電コストとは、水車発電機8の発電電力量に等しい発電電力量を火力発電所によって発電した場合に要する予想コストである。
ここで、選択運転パターンにおける運転無しの時間帯の発電コスト(火力発電所における予想コスト)はゼロであり、運転有りの時間帯の発電コスト(火力発電所における予想コスト)は次式で表され、演算処理装置21による演算には次式が利用される。
上記式において、「発電単価」には、ステップS8で取得した発電単価データ列38の各時間帯の発電単価を当て嵌め、「最大出力電力量」には、ステップS1で取得した最大出力電力量データ35を当て嵌める。
上記ステップS9において算出された火力発電コストデータ列の一例を図7に示す。図7に示すように、21〜22時の時間帯では、水車発電機8を運転する予定であるので、その時間帯の水車発電機8の発電電力量(最大出力電力量)にその時間帯の火力発電所の発電単価(図3の場合、発電単価は12.3.である)を乗ずれば、その時間帯の火力発電所の予想発電コストを得ることができ、その値は24,600 である。一方、23〜24時の時間帯では、水車発電機8を運転しない予定であるので、その時間帯の水車発電機8の発電電力量(ゼロ)にその時間帯の火力発電所の発電単価(図3の場合、発電単価は13.1である)を乗じても、その時間帯の火力発電所の予想発電コストはゼロである。ステップS9の処理では、このような演算が各選択運転パターンの全ての時間帯について行われる。
上記ステップS9において算出された火力発電コストデータ列の一例を図7に示す。図7に示すように、21〜22時の時間帯では、水車発電機8を運転する予定であるので、その時間帯の水車発電機8の発電電力量(最大出力電力量)にその時間帯の火力発電所の発電単価(図3の場合、発電単価は12.3.である)を乗ずれば、その時間帯の火力発電所の予想発電コストを得ることができ、その値は24,600 である。一方、23〜24時の時間帯では、水車発電機8を運転しない予定であるので、その時間帯の水車発電機8の発電電力量(ゼロ)にその時間帯の火力発電所の発電単価(図3の場合、発電単価は13.1である)を乗じても、その時間帯の火力発電所の予想発電コストはゼロである。ステップS9の処理では、このような演算が各選択運転パターンの全ての時間帯について行われる。
次に、演算処理装置21は、選択運転パターン毎に、ステップS9で算出した火力発電コストデータ列の発電コストを積算することによって、計画期間中の発電総コストを算出する(ステップS10)。そして、演算処理装置21は、算出した発電総コストを選択運転パターンに対応付ける。
次に、演算処理装置21は、選択運転パターンの集合の中から、ステップS10で算出した発電総コストが最も高い選択運転パターンを抽出する(ステップS11)。
次に、演算処理装置21は、抽出した選択運転パターンを表示部23に表示させる(ステップS12)。これにより、例えば、図8に示すように、水車発電機8を運転するか否かを時間帯毎に時系列で表した表60が表示部23に表示される。
次に、演算処理装置21は、抽出した選択運転パターンを表示部23に表示させる(ステップS12)。これにより、例えば、図8に示すように、水車発電機8を運転するか否かを時間帯毎に時系列で表した表60が表示部23に表示される。
次に、演算処理装置21は、抽出した選択運転パターン及び責任放流流量を制御システム19に転送する(ステップS13)。転送された選択運転パターン及び責任放流流量は運転計画であり、制御システム19は、逆調整池12から排水口15及び放水路17等を介して下流の河川に放流される水の流量が責任放流流量になるようにゲート16の開度を調整する。また、制御システム19は、入力した選択運転パターンに従ってゲート6を開閉する。具体的には、運転有りの時間帯になったら制御システム19がゲート6を開き、運転無しの時間帯になったら制御システム19がゲート6を閉じる。
以上の実施の形態によれば、火力発電所における発電単価の高い時間帯に水力発電システムの水車発電機8を運転するような運転計画(ステップS11において抽出した運転パターン)を立案できるので、火力発電所の発電コストを抑えることができる。
また、ステップS6において貯水池2及び逆調整池12の予想貯水量を計算するに際して、最大出力流量を利用する。この最大出力流量は水車発電機8を最大発電電力で運転するのに必要な流量であり、水車発電機8は最大発電電力で運転する場合に水車効率が高いので、水量に対する水車発電機8の出力電力量の効率が高い。
また、ステップS9において火力発電コストデータ列を算出するに際して、最大出力電力量を利用する。最大出力電力量は水車発電機8を最大発電電力で単位時間運転した時の電力量であり、水車発電機8は最大発電電力で運転する場合に水車効率が高いので、水量に対する水車発電機8の出力電力量の効率が高い。
また、ステップS6において逆調整池12の予想貯水量を計算するに際して、責任放流流量を考慮したので、下流河川の流量を適切に維持することができる。
また、ステップS7において選択された運転パターンは全時間帯の貯水池2及び逆調整池12の予想貯水量が適正範囲内になるようなパターンであるので、貯水池2及び逆調整池12の水不足や越水を抑えることができる。
また、運転計画(ステップS11において抽出した運転パターン)を立案するに際して、運用者が手作業の計算を行うのではなく、演算処理装置21により計算を行ったので、運用者の作業負担が軽減する。
以上の説明では、24時間の運転計画(運転パターン)を立案する場合を例に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、12時間(半日間)といった24時間未満の運転計画を立案するようにしてもよいし、2日間、3日間、1週間、1ヶ月間といった24時間を超えた運転計画を立案するようにしてもよい。時間帯の長さは1時間であったが、0.5時間といった1時間未満の時間帯長であってもよいし、2時間といった1時間を超えた時間帯長であってもよい。何れにしても、計画期間は時間帯長の整数倍であることが好ましい。
2…貯水池, 8…水車発電機(発電機), 12…逆調整池, 20…運転計画立案装置, 21…演算処理装置(コンピュータ), 25…記憶部, 31…プログラム, S5…ステップ(組合せ作成処理), S6…ステップ(貯水量データ列算出処理), S7…ステップ(選択処理), S9…ステップ(発電コスト算出処理), S10…ステップ(発電総コスト算出処理), S11…ステップ(抽出処理)
Claims (3)
- 貯水池に貯水された水を発電機を経由して逆調整池に流すことで発電をし、逆調整池に貯水された水を下流河川に放流する水力発電システムの運転計画を立案する運転計画立案装置であって、
計画期間中の前記発電機の運転総時間から、前記計画期間中の前記発電機の運転の有無を単位時間長の時間帯毎に時系列で表した運転パターンの組合せを作成する組合せ作成手段と、
前記計画期間中の前記貯水池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第一貯水量データ列と、前記計画期間中の前記逆調整池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第二貯水量データ列とを前記組合せの運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する貯水量データ列算出手段と、
前記組合せの中から、前記第一貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記貯水池の適正貯水量範囲内にあり且つ前記第二貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記逆調整池の適正貯水量範囲内にある運転パターンを選択する選択手段と、
前記発電機を最大発電電力となるような状態で前記選択された運転パターンに従って前記発電機を運転したときの発電電力量を火力発電所で発電した場合に要する発電コストを時間帯毎に時系列で表した火力発電コストデータ列を、前記選択された運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する発電コスト算出手段と、
前記選択された運転パターン毎に、前記火力発電コストデータ列の発電コストを積算することによって、前記計画期間中の発電総コストを算出する発電総コスト算出手段と、
前記選択された運転パターンの中から、最大の発電総コストをとる運転パターンを抽出する抽出手段と、を備えることを特徴とする運転計画立案装置。 - 貯水池に貯水された水を発電機を経由して逆調整池に流すことで発電をし、逆調整池に貯水された水を下流河川に放流する水力発電システムの運転計画を立案するコンピュータに、
計画期間中の前記発電機の運転総時間から、前記計画期間中の前記発電機の運転の有無を単位時間長の時間帯毎に時系列で表した運転パターンの組合せを作成する組合せ作成手段、
前記計画期間中の前記貯水池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第一貯水量データ列と、前記計画期間中の前記逆調整池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第二貯水量データ列とを前記組合せの運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する貯水量データ列算出手段、
前記組合せの中から、前記第一貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記貯水池の適正貯水量範囲内にあり且つ前記第二貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記逆調整池の適正貯水量範囲内にある運転パターンを選択する選択手段、
前記発電機を最大発電電力となるような状態で前記選択された運転パターンに従って前記発電機を運転したときの発電電力量を火力発電所で発電した場合に要する発電コストを時間帯毎に時系列で表した火力発電コストデータ列を、前記選択された運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する発電コスト算出手段、
前記選択された運転パターン毎に、前記火力発電コストデータ列の発電コストを積算することによって、前記計画期間中の発電総コストを算出する発電総コスト算出手段、
前記選択された運転パターンの中から、最大の発電総コストをとる運転パターンを抽出する抽出手段、として機能させるためのプログラム。 - 貯水池に貯水された水を発電機を経由して逆調整池に流すことで発電をし、逆調整池に貯水された水を下流河川に放流する水力発電システムの運転計画を立案する運転計画立案方法であって、
コンピュータが、
計画期間中の前記発電機の運転総時間から、前記計画期間中の前記発電機の運転の有無を単位時間長の時間帯毎に時系列で表した運転パターンの組合せを作成する組合せ作成処理と、
前記計画期間中の前記貯水池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第一貯水量データ列と、前記計画期間中の前記逆調整池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第二貯水量データ列とを前記組合せの運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する貯水量データ列算出処理と、
前記組合せの中から、前記第一貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記貯水池の適正貯水量範囲内にあり且つ前記第二貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記逆調整池の適正貯水量範囲内にある運転パターンを選択する選択処理と、
前記発電機を最大発電電力となるような状態で前記選択された運転パターンに従って前記発電機を運転したときの発電電力量を火力発電所で発電した場合に要する発電コストを時間帯毎に時系列で表した火力発電コストデータ列を、前記選択された運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する発電コスト算出処理と、
前記選択された運転パターン毎に、前記火力発電コストデータ列の発電コストを積算することによって、前記計画期間中の発電総コストを算出する発電総コスト算出処理と、
前記選択された運転パターンの中から、最大の発電総コストをとる運転パターンを抽出する抽出処理と、を実行することを特徴とする運転計画立案方法。
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JP2016092376A JP2017201443A (ja) | 2016-05-02 | 2016-05-02 | 運転計画立案装置、プログラム及び運転計画立案方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019169064A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 東芝エネルギーシステムズ株式会社 | 水力発電所の出力配分装置および水力発電システム |
JP2021026496A (ja) * | 2019-08-05 | 2021-02-22 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 水力発電所の発電原価算出サーバ、水力発電所の発電原価算出システムおよび水力発電所の発電原価算出方法 |
-
2016
- 2016-05-02 JP JP2016092376A patent/JP2017201443A/ja active Pending
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