JP2017199618A - 照明具 - Google Patents

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Abstract

【課題】多様な取付面に取り付けあるいは固定することのできる照明具を提供する。【解決手段】発光素子を搭載した発光体1を収容した照明具Aは、発光体1を収容する筐体2と、発光体1を筐体2内に固定する平面視略X字状の留め具3とからなる。筐体は2、発光体1が固定される略平板状の固定部21と、固定部21の両側端に設けられた一対の側面部22と、を有し、一対の側面部22の内側には、長さ方向に延びる突条22aと条溝22bが交互に複数段、形成されている。また、留め具3は、中心から外側に向かって延び、固定部21上の発光体1の上面において、先端部が筐体2内の条溝22b内に嵌入する共に突条22aに係止し、固定部21上に発光体1を留め置く四対の係止片を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、発光体を収容した照明具に関する。
近年、照明用の光源として、電球などに変わって発光ダイオード(LED)が様々なところで用いられている。
発光ダイオードは、消費電力が少なく、また寿命も長いことから、様々な照明用の光源として、又は信号機などの表示用の光源として用いられている。
本願出願人は、LEDの照明具の製造、販売の先駆的なメーカーとして、各種のLED照明具を提供してきた。特に特許文献1において提案されるフレキシブル発光体は、ホテルや飲食店等の様々なところで、間接照明として利用されている。
このフレキシブル発光体は、配線を設けてなるフレキシブル基板の一面側に所定の間隔をおいて発光素子が配置され、上記フレキシブル基板が中空のチューブ状の軟性樹脂の中に挿入された発光体であって、上記フレキシブル基板には、数個の上記発光素子を一組とした一つのユニットが複数配列され、上記フレキシブル基板にはユニットごとに、上記発光素子を電気的に接続する配線が両面に設けられると共に、当該両面に設けられた配線を電気的に接続する貫通孔が設けられており、上記フレキシブル基板のユニット間には、上記ユニット間を電気的に接続すると共に、幅方向に切断可能な電極が設けられており、上記ユニット間が切断された際、切断された上記ユニット間には、上記フレキシブル基板の上記発光素子が配置された一面側に当該切断箇所から配線可能な正負の電極が形成されることを特徴とするものである。
特許第5490279公報
このフレキシブル発光体は、棚板や壁面、天井等の取付面に直に取り付けて使用することができるが、より多様な取付面に対応することができれば便利である。
そこで本発明は、多様な取付面に取り付けあるいは固定することのできる照明具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る照明具は、発光素子を搭載した発光体を収容した照明具であって、上記発光体を収容する筐体と、上記発光体を上記筐体内に固定する平面視略X字状の留め具と、からなり、上記筐体は、上記発光体が固定される略平板状の固定部と、上記固定部の両側端に設けられた一対の側面部と、を有し、上記一対の側面部の内側には、長さ方向に延びる突条と条溝が形成されており、上記留め具は、中心から外側に向かって延び、上記固定部上の上記発光体の上面において、先端部が上記筐体内の条溝内に嵌入する共に上記突条に係止し、上記固定部上に上記発光体を留め置く四対の係止片、を有し、上記筐体の固定部において、上記発光体が固定される面とは反対側の面に、上記筐体を取付面に取り付けあるいは固定するための構造が設けられていることを特徴とする。
また、上記留め具は、上記四対の係止片に比して、中心部が相対的に厚いものとしてもよい。
また、上記留め具は、四対の係止片の先端が略直角な角型形状からなるものとしてもよい。
本発明によれば、発光体が筐体内に確実に固定され、当該筐体内に発光体が収容された照明具は、多様な取付面に取り付けあるいは固定することができる。
本発明の実施形態に係る照明具を示した外観斜視図である。 本実施形態に係る照明具を構成する発光体を示した外観斜視図である。 本実施形態に係る照明具を構成する筐体を示した外観斜視図である。 本実施形態に係る照明具を構成する留め具を示した(a)平面図、(b)側面図である。 本実施形態に係る照明具において、留め具によって発光体を筐体に固定した状態を示した(a)断面図、(b)平面図である。 本実施形態に係る照明具を構成する発光体に取り付けて使用されるキャップを示した外観斜視図である。 本実施形態に係る照明具を構成する発光体にキャップを取り付けた状態を示す(a)外観斜視図、(b)断面図である。 本実施形態において、照明具に取り付けて使用されるカバーの一例を示した外観斜視図である。 本実施形態において、照明具に一の例に係るカバーを取り付けた状態を示した正面図である。 本実施形態において、照明具に取り付けて使用されるカバーの別の例を示した外観斜視図である。 本実施形態において、照明具に別の例に係るカバーを取り付けた状態を示した正面図である。 本実施形態において、照明具に取り付けて使用されるカバーの別の例を示した外観斜視図である。 本実施形態において、照明具に取り付けて使用されるカバーの別の例を示した外観斜視図である。 本実施形態において、照明具に別の例に係るカバーを取り付けた状態を示した正面図である。 本実施形態に係る照明具を構成する筐体に取り付けて使用されるキャップを示した外観斜視図である。 本実施形態に係る照明具を構成する筐体に対し、キャップを取り付ける様子を示した外観斜視図である。 本実施形態において、一対の照明具を連結する連結具を示した外観斜視図である。 本実施形態において、一対の照明具を連結具によって連結する様子を示した(a)外観斜視図、(b)平面図である。 本実施形態に係る照明具を取付面に取り付けるための取付部材を示した外観斜視図である。 本実施形態に係る照明具を取付部材によって取付面に取り付けた状態を示す断面図である。 本実施形態に係る照明具を固定部材によって取付面に固定した状態を示す外観斜視図である。 本実施形態に係る照明具と固定部材の構造を示した分解斜視図である。 本実施形態に係る照明具を固定部材によって取付面に固定する様子を示した図であって、(a)固定前、(b)固定後を示す。 本実施形態に係る照明具を取付面に懸吊させるための懸吊部材を示した外観斜視図である。 本実施形態に係る照明具を懸吊部材によって取付面に懸吊させた状態を示す外観斜視図である。 本実施形態に係る照明具を懸吊部材によって取付面に懸吊させた状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る照明具について、図を参照して説明する。
本実施形態に係る照明具Aは、図1に示されるように、筐体2の内部に発光体1を収容した長尺の照明具であって、主に間接照明として棚や壁、天井等の取付面に取り付けあるいは固定して使用される。
この照明具Aは、発光体1、発光体1を収容する筐体2、及び発光体1を筐体2内に固定する留め具3からなる。
発光体1は、図2に示されるように、両端が開口した中空のチューブ11と、発光素子12aを搭載した基板12とからなり、筐体2同様に長尺である。
なお、発光体1は、図示を省略しているが、発光素子12a以外の抵抗やコンデンサといったその他の素子、外部電源に接続するためのコネクタ等を備える。
チューブ11は、透明又は半透明の透光性を有する軟性樹脂からなり、中空の内部は貫通孔11aを構成し、当該貫通孔11a内に基板12が開口部から挿入されている。
基板12は、可撓性を有するフレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)であり、取付面の曲面形状等に沿ってチューブ11ごと適宜に撓ませることができる。この基板12上には、一定のピッチで発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)によって構成される発光素子12aが複数、搭載されている。
筐体2は、図3に示されるように、内部に発光体1を収容する断面略H字状の長尺部材であり、アルミ等の金属材料を用いた射出成形等によって作製される。
この筐体2は、発光体1が固定される固定部21と、固定部21の両側端に設けられた一対の側面部22とからなる。また、固定部21の一面側は、発光体1が収容される挿込部2aを形成し、他面側は、筐体2を取付面に取り付けるための各種の取付部材が取り付けられたり挿し込まれたりする挿込部2bを形成する。
固定部21の上面側ないしは挿込部2b側の中心部には、上方に突出すると共に、断面略円形状の溝を備えた突条溝21aが長さ方向に形成されている。
一方、この固定部21の下面側ないし挿込部2a側には発光体1が配設され、留め具3によって当該発光体1が固定部21の表面上に留め置かれる
一対の側面部22は、略矩形状の平板状部材であって、固定部21の一面側に挿込部2aを形成すると共に、他面側に挿込部2bを形成する。
挿込部2aにおいて、一対の側面部22の内側には、長さ方向に延びる突条22aと条溝22bが交互に複数段、形成されている。条溝22bには留め具3の係止片31の先端が嵌入し、突条22aには、条溝22bに嵌入した係止部31の先端が係止する。留め具3はこのように、係止片31の先端が条溝22b内に嵌入すると、下方へ抜出不能となる。
挿込部2bにおいて、一対の側面部22の上端部には夫々、直角に折曲して内側に僅かに延出したフランジ23が設けられている。
留め具3は、図4に示されるように、発光体1を筐体2内に固定する平面視略X字状の部材であり、ポリカーボネート等、僅かな弾性を有する樹脂からなる。
この留め具3は、中心から外側に向かって点対称に延びる四対の係止片31と、中心部の球状突起32とからなる。
また、留め具3の外形寸法について、長さと幅は同寸法であり、筐体2内で相対する一対の条溝22bの溝底間の距離と略同じである。また、その厚みは、係止片31の先端部分において、筐体2内の一の条溝22bの幅、あるいは隣接する突条22a間の距離と略同じである。
四対の係止片31は、中心から外側に向かって徐々に幅広且つ肉薄に形成されると共に、先端部は略直角な角型形状を形成している。
この四対の係止片31は、筐体2の固定部21上に配設された発光体1の上面側において、先端部が筐体2内の条溝22bに嵌入すると共に、突条22aに係止する。
球状突起32は、中心部の一面側と他面側の両面において半球状に突起した部分である。
この球状突起32は、筐体2内において発光体1に当接し、当該発光体1を固定部21上に押さえつける。
以上の構成からなる筐体2と留め具3により、発光体1を筐体2内に固定した構造を図5に示す。
筐体2内に発光体1を固定する工程からこの構造を説明すると、まず、筐体2を挿込部2aが上に向いた状態にして、筐体2内の固定部21上に発光体1を配設する。このとき、発光素子12aの発光面が固定部21と反対側を向くようにする。
そして、図5(a)のように、一対の側面部22の間に、上方から発光体1上に留め具3を挿し入れる。このとき、留め具3が発光体1の発光素子12a上に位置しないよう、隣接する発光素子12aの間に留め具3を配置する。
係止片31を上方から押してやると、係止片31は僅かに弾性変形し、係止片31の先端部分が相対する一対の突条22aの下面に押し入れられる。
ここで、留め具3はその中心部が肉厚であり、さらに球状突起32が形成されていることから、係止片31の先端部分は僅かに弾性変形しつつ、その反発力によって、突条22aに係止する。
これにより、留め具3は、係止片31の先端部が条溝22b内に嵌入すると共に、突条22aに係止し、発光体1は留め具3によってその表面から固定部21上に押しつけられる。
このように、一定の間隔ごとに、留め具3によって発光体1を固定部21上に固定することで、発光体1が筐体2内に固定される。
なお、発光体1を留めるために用いる留め具3の数は特に限定されないが、発光体1の長さに応じて、発光体1を筐体2内に固定するのに十分な数を用いるとよい。
また、本例の留め具3を用いることによって、発光体1は簡易に筐体2内に固定することができるが、接着剤等を用いて発光体1を筐体2内の固定部21上に接着させることもできる。
<発光体用キャップ>
上述した筐体2内に固定される発光体1に好適なキャップを図6に示す。
キャップ4は、発光体1の長さ方向の端部に取り付けて使用され、発光体1のチューブ11の開口端部を閉止する。
キャップ4は、略矩形状の基台部41、基台部41の上端から直角に折曲し、発光体1の上面側に延出する延出部42、基台部41の内側の略中央部分において延出部42と略平行に突出し、発光体1の貫通孔11a内に嵌入する嵌入部42から構成される。
基台部41は外径寸法において、その幅が発光体1の幅と略等しく、また、延出部42の厚みを除いた高さが発光体1の高さと略等しい。これにより、キャップ4を発光体1に取り付けた際、発光体1の幅方向及び下面側において、キャップ4が外側へはみ出ない。その結果、発光体1にキャップ4を取り付けた状態においても、発光体1は筐体2内に収容可能である。
基台部41の内側は、嵌入部43の周縁部分が僅かに凹んでいる。この部分は、キャップ4をチューブ11に接着剤で接着させた際に生じる接着剤の余りが収容される凹部41aを構成する。
なお、別の実施例においては、凹部41aを形成しないものとすることもできる。
延出部42は、先端部分が徐々に肉薄且つ幅狭になっている。これにより、キャップ4が発光体1に取り付けられた際、発光体1の表面とキャップ4の間において、段差による光の影などが生じにくいようになっている。
嵌入部43は、基台部41から外側に向かって、徐々に肉厚且つ幅狭に形成されている。基台部41に近い基端部分は、発光体1のチューブ11の貫通孔11aの開口部形状と略同等もしくは開口部形状よりも僅かに大きく、キャップ4が発光体1に取り付けられた際、当該貫通孔11aの開口部から嵌入部43が抜け出にくいようになっている。
発光体1にキャップ4を取り付けた状態を図7に示す。
キャップ4の延出部42は、発光体1の上面に延出している。
また、嵌入部43は、発光体1の貫通孔11a内に嵌入している。図7の例では、嵌入部43の厚みによって、僅かにチューブ11が弾性変形する程度に、嵌入部43が貫通孔11a内に嵌入し、容易に抜け出ないようになっている。
キャップ4は上述のとおり、幅方向において、チューブ11の幅と略等しく、また、延出部42の厚みを除いた高さがチューブ11の厚みと略等しい。これにより、キャップ4が発光体1に取り付けられた状態において、チューブ11の幅方向外側及び下方にキャップ4がはみだすことがないし、発光体1は、キャップ4が取り付けられた状態で筐体2内に収まる。
<カバー>
筐体2に取り付けて使用される照明具1のカバー51を図8に示す。
カバー51は透明又は半透明のポリカーボネート等の樹脂からなり、発光体1の光が照射される箇所に取り付けて使用される長尺の部材である。
このカバー51は、発光体1の光を外部に透過させる平板状の透光部511と、透光部511の両側端から上方に立ち上がると共に、部分的に外側に向かって膨らんだ一対の係止部512とから構成される。
図9に示されるように、カバー51は、筐体2の発光体1が固定される挿込部2a側の下面側開口部近傍に取り付けられる。カバー51は、係止部512が挿込部2aの開口部から内側に収まり、係止部512の外側に膨らんだ部分が条溝22bに係止する。なお、図9において、発光体1は筐体2の固定部21上に留め具3によって固定されているが、留め具3は図示を省略している。
透光部511は、その幅が筐体2の幅と略等しく、その長さは筐体2の長さに略等しいため、カバー51が筐体2に取り付けられた状態において、カバー51側からは照明具Aを見たとき、筐体2がカバー51に隠れた状態となる。
発光体1から発せられる光は、カバー51を介して外部に発せられる。そのため、カバー51を半透明にすることで、一定のピッチで基板12上に取り付けられた発光素子12aによる光のドット感を和らげたり、カバー51の色味を任意のものとすることで任意の色合いの光が発せられたりする。
別の実施例に係るカバー52を図10に示す。
カバー52は、カバー51と同様、透明又は半透明のポリカーボネート等の樹脂からなり、発光体1の光が照射される箇所に取り付けて使用される長尺の部材である。
このカバー52は、発光体1の光を外部に透過させる平板状の透光部521と、透光部521の一側端から鋭角に上方へ折曲して立ち上がった平板状の立設部522、立設部522の一側端部及び透光部521の一側端部から立ち上がると共に、部分的に外側に向かって膨らんだ一対の係止部523とから構成される。
図11に示されるように、カバー52は、筐体2の発光体1が固定される挿込部2a側の下面側開口部近傍に取り付けられる。カバー52は、係止部523が挿込部2aの開口部から内側に収まり、係止部523の外側に膨らんだ部分が条溝22bに係止する。なお、図11において、発光体1は筐体2の固定部21上に留め具3によって固定されているが、留め具3は図示を省略している。
透光部521は、その水平方向の幅が筐体2の幅と略等しく、その長さは筐体2の長さに略等しいため、カバー51が筐体2に取り付けられた状態において、カバー51側からは照明具Aを見たとき、筐体2がカバー51に隠れた状態となる。
発光体1から発せられる光は、カバー52を介して外部に発せられる。このとき、カバー52の透光部521は、発光体1からの光の照射方向に対して斜めであることから、発光体1から発せられた光は、カバー52の透光部521を透過する際に屈曲して、透光部521が面する方向を照らす。
これにより、図11のように、照明具Aを壁際に取り付けたとき、壁と反対の方向に透光部521が向くようにカバー52を筐体2に取り付けると、壁とは反対の向きに発光体1からの光を多く向けることができる。
さらに別の実施例に係るカバー53を図12に示す。
カバー53は、カバー51と同様に透明又は半透明のポリカーボネート等の樹脂からなり、発光体1の光が照射される箇所に取り付けて使用される平板状且つ長尺の部材である。
このカバー53は、筐体2の幅及び長さに対応した寸法からなり、その厚みは、筐体2の条溝22bの幅に対応したものなっている。
このような寸法からなるカバー53は、複数段形成されている筐体2の条溝22bのうち、任意の位置の条溝22bに挿し込まれ、これにより筐体2に固定される。
さらに別の実施例に係るカバー54を図13に示す。
カバー54は、カバー51と同様に透明又は半透明のポリカーボネート等の樹脂からなり、発光体1の光が照射される箇所に取り付けて使用される略平板状且つ長尺の部材である。
このカバー54は、幅方向の中央部が膨らんでおり、この膨らみがレンズの役割を果たす。
図14に示されるように、カバー54はカバー51と同様、複数段形成されている筐体2の条溝22bのうち、任意の位置の条溝22bに挿し込まれ、これにより筐体2に固定される。
カバー54は、レンズとしての役割を兼ね備えるため、筐体2に取り付けて発光体1を発光させることで、光を収束させるなどの効果をもたらすことができる。
<筐体用キャップ>
筐体2に取り付けて使用されるキャップ6を図15に示す。
キャップ6は、筐体2の長さ方向の端部に取り付けて使用される略平板状の部材であって、筐体2の端部形状に応じた形状からなる。
キャップ6には、筐体2の突条溝21aに対応した位置にネジ孔6aが形成されている。また、筐体2に取り付けられる面には、凸部61、62が夫々、一対ずつ設けられている。
キャップ6は図16に示されるように、筐体2の開口端部に取り付けられる際、凸部61、62が夫々、筐体2の挿込部2b又は条溝22bに嵌合する。また、ネジ孔6aを介して突条溝21aにタッピンネジ等のネジ6bを螺合させる。
これにより、キャップ6は筐体2の開口端部を閉止する。
<連結具>
一対の照明具Aを連結させる連結具7を図17に示す。
連結具7は、略矩形形状からなる平板状の部材である。
この連結具7は、その幅が筐体2の挿込部2bの幅と同じあるいはそれよりも僅かに小さく、挿込部2bのフランジ23の下面部分に挿し込むことができる。
また、幅方向の中心より外側の位置であって、互いに点対称となる位置に一対のネジ孔7aが形成されている。
図18(a)に示されるように、この連結具7は一対の照明具Aを連結させる際、長さ方向の一端部が一の照明具Aの挿込部2bに挿し込まれ、他端部が他の照明具Aの挿込部2bに挿し込まれる。
さらに、図18(b)に示されるように、一対の照明具Aの筐体2の端部同士が当接するまで連結具7を一対の照明具Aの挿込部2bに挿し込んだ後、ネジ孔7aにネジ7bを螺合させる。
ネジ孔7aは、幅方向の中心より外側に寄った位置に設けられていることから、ネジ7bの先端は、突条溝21aを避けて、固定部21に当接する。また、連結具7はフランジ23に下面から当接し、これにより、一対の照明具Aが互いと離間しないように連結される。
<取付部材>
照明具Aを壁面等の取付面に取り付ける際に使用される取付部材81を図19に示す。
取付部材81は、略矩形状の平板を長さ方向の所定の位置で直角に折曲させた形状からなり、筐体2の上面側に係止する略平板状の係止部811と、係止部811の一側端部から直角に折曲して延出した延出部812から構成される。
係止部811には、裏面側ないしは筐体2側に四対の係止爪811aが設けられている。係止爪811aは、係止部811が筐体2の上面側に取り付けられた際、フランジ23の下面側に係止する。
また、延出部812には貫通孔812aが形成されている。なお、この貫通孔812aは、ネジ812bのネジ頭が埋設するよう、ネジ頭の形状に即した形状を有している。
このような構成からなる取付部材81により、照明具Aを取付面に取り付けた状態を図20に示す。
照明具Aを取付面に取り付ける際には、まず、取付部材81を取付面の所定の位置に配置し、貫通孔812aを介して取付面にネジ812bを螺合せしめる。このように取付部材81を取付面に取り付けた後、筐体2の上部を取付部材81の係止部811に押し当てる。これにより、係止部811の裏面に設けられている係止爪811aが筐体2のフランジ23の下面に係止し、照明具Aが取付部材81に取り付けられると共に、取付部材81を介して取付け面に固定される。
<固定部材>
照明具Aを、互いに離間した一対の棚板等の取付面の間に固定する固定部材82を図21に示す。
固定部材82は、押え部材83、嵌合部材84、及びネジ棒85と併用されて、互いに離間した取付面の間に照明具Aを固定する部材である。
この固定部材82は、上面部821、上面部821の両側端部から直角に折曲して延出した一対の側面部822、側面部822の端部から外側に延び出たフランジ823から構成される。
上面部821は、平面視略平行四辺形状からなり、中央に貫通孔821aが形成されている。なお、貫通孔821aの内周面にはネジ溝が形成されていてもよい。
また、一対の側面部822の間の距離は、筐体2の幅よりも長く、筐体2に上方から固定部材82を被せると、筐体2の側面部22と固定部材82の側面部822との間には隙間が形成される。
固定部材82と併用される押え部材83は、矩形状の上面部831、上面部831の両側端部から直角に折曲して延出した一対の側面部832、側面部832の端部から外側に延び出たフランジ833から構成される。
一対の側面部832の間の距離ないしは上面部831の幅は、筐体2の幅と略等しく、筐体2に上方から押え部材83を被せると、一対の側面部823の間に筐体2が隙間なく収まる。
嵌合部材84は、図22に示されるように、下面側からネジ棒85が貫通すると共に、ネジ棒85のネジ頭が抜出不能に係止する貫通孔84aが形成された略円柱状の部材である。この嵌合部材84の外周面からは、一対のフランジ841が外側に張り出している。一対のフランジ841は、点対称な形状からなり、一の角部が直角に形成されると共に、他の角部が弧状に形成されている。また、一のフランジ841の端部から他のフランジ841の端部までの長さは、筐体2の挿込部2bの内寸の幅と等しい。なお、貫通孔84aの内周面には、ネジ溝が形成されていてもよい。
ネジ棒85には、一端側に、軸部よりも径の大きいネジ頭が形成されている。ネジ棒85は、嵌合部材84の貫通孔84aに挿通されると、ネジ頭が嵌合部材84内に収まるようになっている。
固定部材82、押え部材83、嵌合部材84、及びネジ棒85により、照明具Aを取付面に固定する場合の工程について、図22、図23を参照して説明する。なお、筐体2の固定部21には、嵌合部材84の略円柱状の部分を貫通させる貫通孔を予め設けておく。
まず、筐体2の所定の位置において、固定部材82と押え部材83を筐体2の上面に被せる。このとき、固定部材82は、側面部822が筐体2の側面部22と平行になるように筐体2に被せておく。また、固定部材82の上面部821と筐体2の固定部21の間、ないしは挿込部2b内には、フランジ841を筐体2の長さ方向にそろえた状態で、嵌合部材84を挟み込ませる。
そして、固定部材82と押え部材83を被せた筐体2を一対の取付面の間に下方から挿し入れる。このとき、押え部材83は、取付面の下面側にフランジ833が係止する。一方、固定部材82は、一対の取付面の間をすり抜けて、取付面の上面側へ抜け出る。
筐体2の固定部21の下面側から、固定部21に形成した貫通孔及び固定部材82の上面部821の貫通孔821aにネジ棒85を螺合させる。このとき、ネジ棒85の回転に応じて、嵌合部材84が回転すると、嵌合部材84の一対のフランジ841が筐体2の挿込部2bの幅方向を向き、嵌合部材84は挿込部2b内に固定される。
また、同様にして、ネジ棒85の回転に応じて固定部材82が回転する。このとき、図23に示されるように、固定部材82の略平行四辺形状の上面部821が回転した結果、その長辺が筐体2の幅方向と略直角に至ったとき、フランジ823の一部が取付面に迫り出し、フランジ823が取付面に上面側から係止する。
これにより、取付面の上面側及び下面側夫々に対して、固定部材82のフランジ823と押え部材83のフランジ833が係止し、筐体2が一対の取付面の間に固定される。
さらに、筐体2の固定部21上に発光体1を取り付ければ、棚板等の互いと離間した一対の取付面の間に照明具Aが固定される。
<懸吊部材>
照明具Aを天井等の取付面から懸吊させる懸吊部材86を図24に示す。
懸吊部材86は、挿込部材87と併用されて、照明具Aを天井等の取付面から懸吊させる部材である。
この懸吊部材86は、照明具Aを吊るす懸吊紐861と、懸吊紐861の先端に取り付けられた球状の抜止部材862から構成される。
なお、懸吊紐861は、紐のほかに、棒状部材によって構成されていてもよい。
挿込部材87は、略矩形の平板状の上面部871と、上面部871の両側端部から直角に折曲して延出した一対の側面部872から構成される。
上面部871には、懸吊部材86の懸吊紐861が挿通させられる貫通孔871aが形成されている。
この上面部871の幅は、筐体2の挿込部2bの内寸の幅と等しく、挿込部2b内に挿し込まれる。
懸吊部材86及び挿込部材87により、照明具Aが天井等の取付面から懸吊された状態を図25及び図26に示す。
挿込部材87は、筐体2の挿込部2b内に挿し込まれている。挿込部材87の側端部は、筐体2のフランジ23に下面側から係止し、挿込部材87が筐体2から上方へ抜け出ないようになっている。
挿込部材87の上面部871に形成されている貫通孔871aには、下面側から懸吊部材86の懸吊紐861が通されている。懸吊紐861の一端に取り付けられた抜止部材862は、筐体2の固定部21と挿込部材87の上面部871の間に収まっている。上面部871の貫通孔871aの直径は、球状の抜止部材862の直径よりも小さく、これにより抜止部材862は、上面部871の貫通孔871aの縁部分に下面側から係止し、懸吊紐861によって照明具Aが懸吊される。
以上の本実施形態に係る照明具Aによれば、各種との部材と適宜併用することで、様々な取付面に取り付けて使用することができる。
A 照明具
1 発光体
2 筐体
3 留め具
4 キャップ
51 カバー
52 カバー
53 カバー
54 カバー
6 キャップ
7 連結具
81 取付部材
82 固定部材
83 押え部材
84 嵌合部材
85 ネジ棒
86 懸吊部材
87 挿込部材

Claims (3)

  1. 発光素子を搭載した発光体を収容した照明具であって、
    上記発光体を収容する筐体と、
    上記発光体を上記筐体内に固定する平面視略X字状の留め具と、からなり、
    上記筐体は、
    上記発光体が固定される略平板状の固定部と、
    上記固定部の両側端に設けられた一対の側面部と、を有し、
    上記一対の側面部の内側には、長さ方向に延びる突条と条溝が形成されており、
    上記留め具は、
    中心から外側に向かって延び、上記固定部上の上記発光体の上面において、先端部が上記筐体内の条溝内に嵌入する共に上記突条に係止し、上記固定部上に上記発光体を留め置く四対の係止片、を有し、
    上記筐体の固定部において、上記発光体が固定される面とは反対側の面に、上記筐体を取付面に取り付けあるいは固定するための構造が設けられている、
    ことを特徴とする照明具。
  2. 上記留め具は、上記四対の係止片に比して、中心部が相対的に厚い、
    請求項1記載の照明具。
  3. 上記留め具は、四対の係止片の先端が略直角な角型形状からなる、
    請求項1又は2記載の照明具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021168246A (ja) * 2020-04-09 2021-10-21 株式会社Risas Led照明固定具、矩形チューブ、ホルダー及びled照明装置

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