JP2017198461A - 組合せ秤 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装機の機種変更等が行われた場合でも対応可能な組合せ秤を提供する。【解決手段】複数のホッパ4と、内側シュート5と、2つの外側シュート6a,6bと、グループAのホッパ4の中から選択される第1の排出組合せと、グループBのホッパ4の中から選択される第2の排出組合せと、グループCのホッパ4の中から選択される第3の排出組合せとを求める第1の組合せ処理を繰り返し行う第1の動作モードと、全てのホッパ4の中から選択される第4の排出組合せと第5の排出組合せとを求める第2の組合せ処理を繰り返し行う第2の動作モードとを有する組合せ手段と、第1の組合せ処理が行われた場合に、第1、第2及び第3の排出組合せに選択されているホッパ4から被計量物を排出させ、第2の組合せ処理が行われた場合に、第4の排出組合せ及び第5の排出組合せに選択されているホッパ4から被計量物を排出させる排出制御手段と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、組合せ秤に関する。
従来、組合せ秤では、例えば、複数の計量ホッパの下方に集合シュートが配置されている。そして、被計量物の合計重量が所定重量範囲内となる計量ホッパの組合せ(以下、「排出組合せ」という)を求め、この排出組合せに選択された計量ホッパから排出される被計量物は集合シュートで集められて包装機等へ供給される。このような組合せ秤において、処理能力の向上を図るために、集合シュートを、内側シュート及び外側シュートを備えた2重構造とし、計量ホッパを内側シュートと外側シュートとへ択一的に被計量物を排出可能な構造にしたものが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1には、内側シュートと2つの外側シュートを備え、例えば、内側シュートへ被計量物を排出させる排出組合せと、外側シュートへ被計量物を排出させる排出組合せとの2つの排出組合せを求めて、2つの排出組合せに選択されている計量ホッパから同時に被計量物を排出させるための組合せ秤が記載されている。
また、特許文献2には、内側シュートと2つの外側シュートを備え、例えば、内側シュートへ被計量物を排出させる排出組合せと、一方の外側シュートへ被計量物を排出させる排出組合せと、他方の外側シュートへ被計量物を排出させる排出組合せとの3つの排出組合せを求めて、3つの排出組合せに選択されている計量ホッパから同時に被計量物を排出させるための組合せ秤が記載されている。
これらの組合せ秤では、内側シュート及び外側シュートの各排出口に集合ホッパが設けられ、計量ホッパから排出された被計量物を一旦集合ホッパで保持した後、集合ホッパから排出するよう構成されている。
特開2007−183237号公報 特開2009−121973号公報
上記のような組合せ秤の下方には包装機が配置され、組合せ秤から排出される被計量物は、包装機へ投入されて袋詰めされるのが一般的である。この包装機を機種の異なる包装機に変更する場合や、新たに組合せ秤及び包装機を設置する際に設置予定の包装機の機種変更がなされる場合がある。このように包装機の機種が変更される場合、包装機の投入口の個数や処理能力が変更される場合がある。
一方、例えば、特許文献1のように、2つの排出組合せを求めて同時に排出させる組合せ秤と、特許文献2のように、3つの排出組合せを求めて同時に排出させる組合せ秤とでは、それぞれ所望の組合せ精度を得るために設置されている計量ホッパの個数が異なる。すなわち、組合せ秤の装置自体が異なるものであり、処理能力も異なっている。よって、上述のように包装機の機種変更があった場合には、組合せ秤も包装機に応じたものに変更しなければならない場合がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、包装機の機種変更等が行われた場合でも対応可能な組合せ秤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある態様に係る組合せ秤は、予め2グループに分けられており、それぞれ、供給される被計量物を第1方向と第2方向とへ択一的に排出する複数のホッパと、前記ホッパに対応して配設され、前記ホッパから前記第1方向へ排出される被計量物を集合させて排出口から排出する第1シュートと、一方側のグループと他方側のグループとに分けられてなる前記一方側及び前記他方側のグループの前記ホッパの各々から、それぞれ、前記第2方向へ排出される被計量物を集合させて排出口から排出する2つの第2シュートと、第1の組合せ条件に基づいて、前記一方側のグループの前記ホッパの中から選択されて被計量物を前記第2方向へ排出させる前記ホッパの組合せからなる第1の排出組合せと、前記他方側のグループの前記ホッパの中から選択されて被計量物を前記第2方向へ排出させる前記ホッパの組合せからなる第2の排出組合せと、前記一方側及び前記他方側のグループの前記ホッパの中から選択されて被計量物を前記第1方向へ排出させる前記ホッパの組合せからなる第3の排出組合せとを求める第1の組合せ処理を繰り返し行う第1の動作モードと、第2の組合せ条件に基づいて、前記一方側及び前記他方側のグループの前記ホッパの中から選択されて被計量物を前記第2方向へ排出させる前記ホッパの組合せからなる第4の排出組合せと、前記一方側及び前記他方側のグループの前記ホッパの中から選択されて被計量物を第1方向へ排出させる前記ホッパの組合せからなる第5の排出組合せとを求める第2の組合せ処理を繰り返し行う第2の動作モードとを有し、前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとのうちから予め選択されたいずれか1つの動作モードを行う組合せ手段と、前記組合せ手段によって前記第1の組合せ処理が行われた場合に、前記第1の排出組合せ及び前記第2の排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記第2方向へ被計量物を排出させ、前記第3の排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記第1方向へ被計量物を排出させる第1の排出処理を行い、前記組合せ手段によって前記第2の組合せ処理が行われた場合に、前記第4の排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記第2方向へ被計量物を排出させ、前記第5の排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記第1方向へ被計量物を排出させる第2の排出処理を行う排出制御手段と、を備えている。
この構成によれば、第1の動作モードが選択された場合には、第1〜第3の3つの排出組合せが求められて、これら各々の排出組合せに選択されているホッパから被計量物が排出されることが繰り返されるので、組合せ秤の下方に包装機の投入口が3つ配置される場合に好都合である。一方、第2の動作モードが選択された場合には、第4及び第5の2つの排出組合せが求められて、これら各々の排出組合せに選択されているホッパから被計量物が排出されることが繰り返されるので、組合せ秤の下方に包装機の投入口が2つ配置される場合に好都合である。よって、包装機の機種変更等が行われた場合でも容易に対応できる。
前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとのうちからいずれか1つの動作モードを選択するモード選択手段をさらに備え、前記組合せ手段は、前記モード選択手段により選択された動作モードを行うよう構成されていてもよい。
前記第2の動作モードは第1サブモードと第2サブモードとを含み、前記モード選択手段により前記第2の動作モードの前記第1サブモードが選択された場合、前記組合せ手段は、前記第4の排出組合せと前記第5の排出組合せとを同時に繰り返し求めるようにして前記第2の組合せ処理を繰り返し行うよう構成され、前記モード選択手段により前記第2の動作モードの前記第2サブモードが選択された場合、前記組合せ手段は、前記第4の排出組合せと前記第5の排出組合せとを交互に繰り返し求めるようにして前記第2の組合せ処理を繰り返し行うよう構成されていてもよい。
前記第1シュートの排出口に設けられ、この排出口から排出される被計量物を一時保持して排出する第1集合ホッパと、前記2つの第2シュートのそれぞれの排出口に設けられ、この排出口から排出される被計量物を一時保持して排出する2つの第2集合ホッパと、をさらに備えていてもよい。
本発明は、以上に説明した構成を有し、包装機の機種変更等が行われた場合でも対応可能な組合せ秤を提供することができるという効果を奏する。
図1(A)は、本発明の実施形態に係る一例の組合せ秤を側方から視た一部断面の概略模式図であり、図1(B)は、同組合せ秤の内側シュート、外側シュート及び計量ホッパを上方から視た概略模式図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態)
図1(A)は、本発明の実施形態に係る一例の組合せ秤を側方から視た一部断面の概略模式図であり、図1(B)は、同組合せ秤の内側シュート、外側シュート及び計量ホッパを上方から視た概略模式図である。
この組合せ秤は、図1(A)に示すように、装置中央に配設されたセンター基体(ボディ)15の上部に、外部の供給装置から供給される被計量物を振動によって放射状に分散させる円錐形の分散フィーダ1が設けられている。分散フィーダ1の周囲には、分散フィーダ1から送られてきた被計量物を振動によって各供給ホッパ3に送りこむための複数のリニアフィーダ2が設けられている。各リニアフィーダ2の下方には供給ホッパ3が設けられ、さらにその下方には計量ホッパ4が設けられている。これらの供給ホッパ3及び計量ホッパ4はそれぞれセンター基体15の周囲に円状に複数配置されている。リニアフィーダ2、供給ホッパ3及び計量ホッパ4は、それぞれ対応して設けられている。また、各計量ホッパ4には、計量ホッパ4内の被計量物の重量を計測するロードセル等の重量センサ41が取り付けられ、各重量センサ41による計測値は制御装置31へ出力される。
円状に列設された計量ホッパ4の下方には、略逆円錐台形状の内側シュート(第1シュート)5が配設されるとともに、内側シュート5の周囲に上部開口が同心円状で、かつ2分割された2つの外側シュート(第2シュート)6a、6bが配設されている。各計量ホッパ4は、その下方の内側シュート5と外側シュート6a、6bとへ択一的に被計量物を排出可能なように2つの排出ゲートが設けられた構成である。なお、図1(A)中の円21内に、計量ホッパ4の実物に近い形状と、内側シュート5へ(第1方向へ)被計量物を排出するための第1排出ゲート22及び外側シュート6a、6bへ(第2方向へ)被計量物を排出するための第2排出ゲート23とを模式的に示す。
なお、図1(B)に示すグループAは、一方の外側シュート6aに対応する計量ホッパ4のグループであり、グループBは、他方の外側シュート6bに対応する計量ホッパ4のグループである。また、全ての計量ホッパ4からなるグループC(=A+B)は、内側シュート5の上方に配置されて内側シュート5に対応する計量ホッパ4のグループである。したがって、各計量ホッパ4は、ある1つの外側シュートに対応するグループと、1つの内側シュートに対応するグループとの2つのグループに属する。
また、内側シュート5の下部排出口5eには集合ホッパ(第1集合ホッパ)7が配設され、外側シュート6a、6bのそれぞれの下部排出口6ae、6beにも集合ホッパ(第2集合ホッパ)8a、8bが配設されている。各集合ホッパ7、8a、8bは、被計量物を一時保持して下方へ排出することができる。
この組合せ秤の下方には、例えば、包装機(図示せず)が配置され、集合ホッパ7、8a、8bから排出される被計量物は、包装機へ投入されて袋詰めにされる。
操作表示器32は、例えばタッチパネルディスプレイ等を用いて構成され、組合せ秤の運転の開始及び停止等の操作および組合せ条件の設定等を行うための入力手段と、運転速度、組合せ重量等の組合せ処理の結果等をスクリーン(ディスプレイ画面)に表示する表示手段とを備えている。
制御装置31は、CPUと、このCPUの動作プログラム及び動作パラメータ等が記憶されているROM及びRAMのメモリ等を備えたマイクロコントローラ等からなり、CPUがROMに記憶されている動作プログラムを実行することにより、この組合せ秤全体の動作を制御する。すなわち、制御装置31は、分散フィーダ1及びリニアフィーダ2の振動動作を制御するとともに、供給ホッパ3、計量ホッパ4及び集合ホッパ7、8a、8bの排出ゲートの開閉動作を制御する。また、制御装置31は、操作表示器32からの信号を入力するとともに、操作表示器32へ表示するデータ等の信号を出力する。なお、制御装置31は、集中制御する単独の制御装置によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置によって構成されていてもよい。
この組合せ秤では、第1及び第2の動作モードを有し、操作者が操作表示器32を操作することによって、第1及び第2の動作モードのうちのいずれか1つを選択して制御装置31に設定することができる。制御装置31は、被計量物を排出させる計量ホッパ4の組合せを求める組合せ処理を行うが、設定される動作モードによって組合せ処理が異なる。
このように、操作表示器32はモード選択手段としての機能を有している。また、制御装置31は組合せ手段及び排出制御手段としての機能を有している。
まず、第1の動作モードが制御装置31に設定された場合について説明する。この第1の動作モードにおける組合せ処理(第1の組合せ処理)では、第1の組合せ条件に基づいて、後述の3つの排出組合せa、b、cを求める。具体的には、図1(B)において右側のグループAの計量ホッパ4の中から、供給されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる計量ホッパ4の組合せ(以下、「適量組合せ」という)を1つ求めて、それを排出組合せ(第1の排出組合せ)aに決める。また、左側のグループBの計量ホッパ4の中から、適量組合せを1つ求めてそれを排出組合せ(第2の排出組合せ)bに決める。そしてさらに、グループCすなわち全ての計量ホッパ4の中から、適量組合せを1つ求めてそれを排出組合せ(第3の排出組合せ)cに決める。ここで、排出組合せa、bと排出組合せcとには、同一の計量ホッパ4が含まれないようにする。
そして、制御装置31は、所定のタイミングで、排出組合せa、b、cに選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。このとき、排出組合せaに選択されている計量ホッパ4の被計量物は外側シュート6aへ排出されて集合ホッパ8aで一時保持される。また、排出組合せbに選択されている計量ホッパ4の被計量物は外側シュート6bへ排出されて集合ホッパ8bで一時保持される。また、排出組合せcに選択されている計量ホッパ4の被計量物は内側シュート5へ排出されて集合ホッパ7で一時保持される。さらに制御装置31は、各集合ホッパ7、8a、8bで保持されている被計量物を、例えば所定のタイミングで同時に排出させる。
この第1の動作モードが設定される場合には、例えば、集合ホッパ7、8a、8bの各々の下方に包装機の投入口が配置されて、集合ホッパ7、8a、8bの各々から排出される被計量物が袋詰め品として生産される。
また、制御装置31は、被計量物が排出されて空になった計量ホッパ4の上方の供給ホッパ3の排出ゲートを開いて被計量物を排出させ、同計量ホッパ4へ供給する。さらに、空になった供給ホッパ3に対応するリニアフィーダ2を駆動させ、同供給ホッパ3へ被計量物を供給する。さらに、リニアフィーダ2の駆動と同時に分散フィーダ1を駆動させてリニアフィーダ2へ被計量物を供給する。制御装置31は、組合せ処理を繰り返し行い、組合せ処理を行うたびに以上の動作を行わせる。このことは、後述の第2の動作モードの場合も同様である。
上記で説明した排出組合せa、b、cに選択されている計量ホッパ4から被計量物を排出させるタイミングは一例であり、上記例に限られるものではない。例えば、排出組合せa、b、cをそれぞれ時間をずらして求め、それに応じて排出組合せa、b、cに選択されている計量ホッパ4から被計量物を排出させるタイミングをずらすようにしてもよい。また、各集合ホッパ7、8a、8bから被計量物を排出させるタイミングもずらすようにしてもよい。
本組合せ秤では、上記のように、3つの排出組合せa、b、cを同時に決定しても所望の組合せ精度が得られるように計量ホッパ4の個数が決められている。例えば、グループA、Bの各グループの計量ホッパ4の個数を、10個程度にしている。
次に、第2の動作モードが制御装置31に設定された場合について説明する。この第2の動作モードには、第1サブモードと第2サブモードとを含み、操作者が操作表示器32を操作して第1サブモードと第2サブモードとのいずれか一方を選択して制御装置31に設定することができる。
まず、第2の動作モードの第1サブモードが制御装置31に設定された場合について説明する。
この第1サブモードにおける組合せ処理(第2の組合せ処理)では、第2の組合せ条件(その1)に基づいて、後述の2つの排出組合せd、eを求める。具体的には、グループCすなわち全ての計量ホッパ4の中から、適量組合せを2つ同時に求めて、一方を外側シュート6a、6bへ被計量物を排出する排出組合せ(外側排出組合せ;第4の排出組合せ)dに決め、他方を内側シュート5へ被計量物を排出する排出組合せ(内側排出組合せ;第5の排出組合せ)eに決める。ここで、排出組合せdと排出組合せeとには、同一の計量ホッパ4が含まれないようにする。
そして、制御装置31は、所定のタイミングで、排出組合せd、eに選択されている計量ホッパ4から同時に被計量物を排出させる。このとき、排出組合せdに選択されている計量ホッパ4の被計量物は外側シュート6a、6bへ排出されて集合ホッパ8a、8bで一時保持される。また、排出組合せeに選択されている計量ホッパ4の被計量物は内側シュート5へ排出されて集合ホッパ7で一時保持される。さらに制御装置31は、各集合ホッパ7、8a、8bで保持されている被計量物を、例えば所定のタイミングで同時に排出させる。
この第1サブモードが設定される場合には、例えば、組合せ秤の下方に包装機の投入口が2つ配置されて、2つの集合ホッパ8a、8bから排出される被計量物が一方の投入口へ投入されて袋詰め品として生産され、集合ホッパ7から排出される被計量物が他方の投入口へ投入されて袋詰め品として生産される。この場合、2つの集合ホッパ8a、8bから排出される被計量物を包装機の一方の投入口へ導くためのファネル等の器具が必要となるが、簡単な器具で対応できる。また、必要に応じて、集合ホッパ7から排出される被計量物を包装機の他方の投入口へ導くためのファネルやパイプ等の簡単な器具を用いてもよい。
次に、第2の動作モードの第2サブモードが制御装置31に設定された場合について説明する。
この第2サブモードにおける組合せ処理(第2の組合せ処理)では、第2の組合せ条件(その2)に基づいて、後述の2つの排出組合せd、eを求める。具体的には、グループCすなわち全ての計量ホッパ4の中から、適量組合せからなり外側シュート6a、6bへ被計量物を排出する排出組合せdと、適量組合せからなり内側シュート5へ被計量物を排出する排出組合せeとを交互に求める。
この場合、排出組合せdと排出組合せeとが交互に求められることに応じて、排出組合せdに選択されている計量ホッパ4からの外側シュート6a、6bへの被計量物の排出と、排出組合せeに選択されている計量ホッパ4からの内側シュート5への被計量物の排出とが交互に行われ、さらに、集合ホッパ8a、8bからの被計量物の排出と集合ホッパ7からの被計量物の排出とが交互に行われる。
この第2サブモードが設定される場合も、第1サブモードの場合と同様に、組合せ秤の下方に包装機の投入口が2つ配置されて、2つの集合ホッパ8a、8bから排出される被計量物が一方の投入口へ投入され、集合ホッパ7から排出される被計量物が他方の投入口へ投入されるようにしてもよい。
また、第2サブモードが設定される場合には、例えば、組合せ秤の下方に包装機の投入口が1つだけ配置されてもよい。この場合、2つの集合ホッパ8a、8bから排出される被計量物と、集合ホッパ7から排出される被計量物とが、同一の投入口へ順次投入されて、それぞれ袋詰め品として生産される。この場合、3つの集合ホッパ7、8a、8bから排出される被計量物を包装機の1つの投入口へ導くためのファネル等の器具が必要となるが、簡単な器具で対応できる。
なお、第1の動作モードにおける排出組合せa、b、cとなる適量組合せを求める際に用いる所定重量範囲、及び第2の動作モードにおける排出組合せd、eとなる適量組合せを求める際に用いる所定重量範囲は、それぞれ、操作者が予め操作表示器32を操作して設定することができ、変更することも可能である。
本実施形態によれば、組合せ秤の下方に配置される包装機の投入口の個数等に応じて第1の動作モードと第2の動作モードとを選択することができる。さらに、第2の動作モードでは第1サブモードと第2サブモードとを選択することができる。よって、包装機の機種変更等があった場合でも組合せ秤を変えることなく、本組合せ秤で容易に対応することができる。
例えば、組合せ秤の下方に包装機の投入口が3つ配置される場合には、第1の動作モードを選択して組合せ秤を動作させればよく、組合せ秤の下方に包装機の投入口が2つ配置される場合には、第2の動作モードを選択して組合せ秤を動作させればよい。また、包装機の投入口が1つだけの場合には、第2の動作モードの第2サブモードを選択して対応することができる。
また、本実施形態では、内側シュート5及び外側シュート6a、6bの各排出口に集合ホッパ7、8a、8bを設けているが、組合せ秤から排出される被計量物を受け入れる包装機等の動作に支障をきたさなければ上記集合ホッパを設けない構成も可能である。
なお、本実施形態では、複数の計量ホッパ4及び供給ホッパ3が円状に列設されているが、円状に限らず、例えば楕円状、多角形状等の環状に列設された構成でもよい。複数の計量ホッパ4の列設形状に応じて内側シュート5及び外側シュート6a、6bの形状を決めればよい。
また、上述の実施形態では、排出組合せに選択される組合せ用ホッパとして計量ホッパ4を例示したが、これに限られない。例えば、1又は複数の計量ホッパ4に対応するメモリホッパ(図示せず)が設けられている場合は、このメモリホッパが組合せ用ホッパを構成する。
ここで、メモリホッパとは、計量ホッパ4から排出された被計量物を保持するホッパであり、そのメモリホッパに対応する計量ホッパ4において検出され、制御装置31のメモリに記憶された被計量物の計量値が、そのメモリホッパに保持された被計量物の重量値として用いられるホッパのことをいう。
さらに、上述の実施形態では、組合せ用ホッパをなす計量ホッパ4を環状に配置しているが、環状の一部をなす形状に配置してもよい。あるいは、直線状に配置してもよい。計量ホッパ4の配置形状は、各計量ホッパ4が、それぞれ個別に設けられた複数のシュートに選択的に被計量物を排出できるような形状であれば、どんな形状でもよい。
なお、計量ホッパ4の配置形状に合わせて、シュート5、6a、6bの形状(たとえば上部開口の形状)も変わりうる。たとえば、計量ホッパ4が楕円状に配置された場合には、シュートの上部開口の形状はたとえば楕円状となりうる。また、計量ホッパ4が多角形状に配置された場合には、シュートの上部開口の形状はたとえば多角形状となりうる。
また、計量ホッパ4は一列に配置されているが、計量ホッパ4とこれに対応する内側及び外側シュートを確保できれば、それぞれ上下左右にわたって複数列設けても良い。
また、計量ホッパ4と、シュート5、6a、6bとの間の位置関係は、上述のように、計量ホッパ4の下方にシュートが設けられているのに限られない。計量ホッパ4からシュートへの被計量物の排出に影響がない範囲において、両者は各々どのような位置関係でもよく、たとえば、排出経路などの所定の中継手段を介して両者を物理的に連結した上で、計量ホッパ4とシュートとを各々同じ高さに設けたり、計量ホッパ4とシュートとを各々空間的あるいは平面的に離れた位置に設けてもよい。
さらに、計量ホッパ4は、2方向だけでなく、3以上の異なる方向に被計量物を排出してもよく、この場合、それぞれの方向に対応する位置にシュートや集合ホッパが設けられる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、包装機の機種変更等が行われた場合でも対応可能な組合せ秤等として有用である。
4 計量ホッパ
5 内側シュート
6a,6b 外側シュート
7,8a,8b 集合ホッパ
31 制御装置
32 操作表示器

Claims (4)

  1. 予め2グループに分けられており、それぞれ、供給される被計量物を第1方向と第2方向とへ択一的に排出する複数のホッパと、
    前記ホッパに対応して配設され、前記ホッパから前記第1方向へ排出される被計量物を集合させて排出口から排出する第1シュートと、
    一方側のグループと他方側のグループとに分けられてなる前記一方側及び前記他方側のグループの前記ホッパの各々から、それぞれ、前記第2方向へ排出される被計量物を集合させて排出口から排出する2つの第2シュートと、
    第1の組合せ条件に基づいて、前記一方側のグループの前記ホッパの中から選択されて被計量物を前記第2方向へ排出させる前記ホッパの組合せからなる第1の排出組合せと、前記他方側のグループの前記ホッパの中から選択されて被計量物を前記第2方向へ排出させる前記ホッパの組合せからなる第2の排出組合せと、前記一方側及び前記他方側のグループの前記ホッパの中から選択されて被計量物を前記第1方向へ排出させる前記ホッパの組合せからなる第3の排出組合せとを求める第1の組合せ処理を繰り返し行う第1の動作モードと、第2の組合せ条件に基づいて、前記一方側及び前記他方側のグループの前記ホッパの中から選択されて被計量物を前記第2方向へ排出させる前記ホッパの組合せからなる第4の排出組合せと、前記一方側及び前記他方側のグループの前記ホッパの中から選択されて被計量物を第1方向へ排出させる前記ホッパの組合せからなる第5の排出組合せとを求める第2の組合せ処理を繰り返し行う第2の動作モードとを有し、前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとのうちから予め選択されたいずれか1つの動作モードを行う組合せ手段と、
    前記組合せ手段によって前記第1の組合せ処理が行われた場合に、前記第1の排出組合せ及び前記第2の排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記第2方向へ被計量物を排出させ、前記第3の排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記第1方向へ被計量物を排出させる第1の排出処理を行い、前記組合せ手段によって前記第2の組合せ処理が行われた場合に、前記第4の排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記第2方向へ被計量物を排出させ、前記第5の排出組合せに選択されている前記ホッパに対して前記第1方向へ被計量物を排出させる第2の排出処理を行う排出制御手段と、
    を備えた組合せ秤。
  2. 前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとのうちからいずれか1つの動作モードを選択するモード選択手段をさらに備え、
    前記組合せ手段は、前記モード選択手段により選択された動作モードを行うよう構成された、
    請求項1に記載の組合せ秤。
  3. 前記第2の動作モードは第1サブモードと第2サブモードとを含み、
    前記モード選択手段により前記第2の動作モードの前記第1サブモードが選択された場合、前記組合せ手段は、前記第4の排出組合せと前記第5の排出組合せとを同時に繰り返し求めるようにして前記第2の組合せ処理を繰り返し行うよう構成され、
    前記モード選択手段により前記第2の動作モードの前記第2サブモードが選択された場合、前記組合せ手段は、前記第4の排出組合せと前記第5の排出組合せとを交互に繰り返し求めるようにして前記第2の組合せ処理を繰り返し行うよう構成された、
    請求項2に記載の組合せ秤。
  4. 前記第1シュートの排出口に設けられ、この排出口から排出される被計量物を一時保持して排出する第1集合ホッパと、
    前記2つの第2シュートのそれぞれの排出口に設けられ、この排出口から排出される被計量物を一時保持して排出する2つの第2集合ホッパと、
    をさらに備えた、請求項1〜3のいずれかに記載の組合せ秤。
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