JP2017197869A - サイクリングショーツ - Google Patents

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修平 邑本
Shuhei Muramoto
修平 邑本
祐史 宮本
Yushi Miyamoto
祐史 宮本
務 味戸
Tsutomu Ajito
務 味戸
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    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
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    • A41D1/08Trousers specially adapted for sporting purposes
    • A41D1/084Trousers specially adapted for sporting purposes for cycling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】ペダリング時の抵抗を抑制して力のロスを低減することができるサイクリングショーツを提供する。【解決手段】サイクリストが自転車に搭乗する際に装着するためのサイクリングショーツであって、サイクリストの左右の太ももの内側に位置する左右の内股部分14L,14Rの生地が、他の部分の生地10,12に比べて動摩擦係数が低い生地から構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、サイクリストが自転車に搭乗する際に着用するサイクリングショーツに関する。
かかるサイクリングショーツは、例えばロードレーサーやマウンテンバイク等のスポーツ走行を目的とする自転車に搭乗する際に着用し、肌に密着するように伸縮性を有する薄い生地で構成されている。具体的には、ショーツ本体と、ショーツ本体の後側の上端に縫合される背面部と、ショーツ本体の前側の上端から搭乗者の両肩を経由して背面部の上端まで延出される左右一対の肩紐部とを有するオーバーオール型のサイクリングショーツが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−241300号公報
ところで、サイクリストが自転車のサドルに腰掛けてペダルを回転させて走行している間中、サイクリストの左右の太ももの内側に位置するサイクリングショーツの左右の内股部分がサドルの側面に擦れるため、ペダルを踏み込む時や引き上げる時などのペダルを回転させる際(ペダリングと称する)の抵抗になってしまう。その結果、ペダリング時の力のロスを招き、改善の余地があった。
本発明は、前述の状況に鑑みてなされ、ペダリング時の抵抗を抑制して力のロスを低減することができるサイクリングショーツを提供することにある。
本発明のサイクリングショーツは、サイクリストが自転車に搭乗する際に着用するサイクリングショーツであって、サイクリストの左右の太ももの内側に位置する左右の内股部分の生地が、他の部分の生地に比べて動摩擦係数が低い生地から構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、サイクリストの左右の太ももの内側に位置する左右の内股部分の生地が、他の部分の生地に比べて動摩擦係数が低い生地から構成されているので、ペダリング時に、サドルの側面にサイクリングショーツの左右の内股部分が擦れても、ペダリング時の抵抗を抑制することができる。
また、本発明のサイクリングショーツは、前記左右の内股部分の上方に位置する股間部分の生地が、前記動摩擦係数が低い生地から構成されていてもよい。
上記のように、左右の内股部分の上方に位置する股間部分を、動摩擦係数が低い生地から構成することによって、左右の内股部分から股間部分に亘る広い範囲に亘ってサドルとの擦れによる抵抗を小さくすることができる。
また、本発明のサイクリングショーツは、前記動摩擦係数が低い生地が、該生地の表面が平滑化された編地から構成されていてもよい。
上記のように、動摩擦係数が低い生地を、その表面が平滑化された編地から構成することによって、動摩擦係数が低い特殊素材で生地を構成する場合に比べて、コスト面において有利になる。
本発明のように、サイクリストの左右の太ももの内側に位置する左右の内股部分の生地を、他の部分の生地に比べて動摩擦係数が低い生地から構成することによって、ペダルを踏み込む時の抵抗を抑制することができるので、ペダリング時の抵抗を抑制して力のロスを低減することができるサイクリングショーツを提供することができる。
本発明のサイクリングショーツの正面図である。 同サイクリングショーツの背面図である。 同サイクリングショーツの側面図である。 同サイクリングショーツの左右の内股部分の展開図である。 同サイクリングショーツを着たサイクリストが自転車に乗って走行している状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に、本発明のサイクリングショーツ1を示している。サイクリングショーツ1は、図5に示すように、例えばロードレーサーやマウンテンバイク等のスポーツ走行を目的とする自転車2に搭乗する際にサイクリストMが着用するものである。また、サイクリングショーツ1は、肌に密着する伸縮性を有する薄い生地(例えばポリエステル繊維で構成される生地)で構成されている。
具体的には、サイクリングショーツ1は、ショーツ本体3と、ショーツ本体3の後側の上端に縫合される背面部4と、ショーツ本体3の前側の上端から搭乗者の両肩を経由して背面部4の上端まで延出される左右一対の肩紐部5,5とを有するオーバーオール型に構成されている。
ショーツ本体3は、前側部6と、後側部7と、一対の脚開口部8,8の間に位置する股部9とを備えている。
前側部6は、縦長状の左右一対の第1生地10,10を左右中央部で縫合して構成されている。これら第1生地10,10の下部のそれぞれには、多数の小凹陥(ディンプル)が形成された第1ディンプル形成部11が形成されている。第1ディンプル形成部11は、編組織の変化やエンボス加工により形成される。
後側部7は、第1生地10,10と同一の素材で構成され、かつ、第1生地10,10よりも上下長さが長い縦長状の左右一対の第2生地12,12で構成されている。これら第2生地12,12は、左右中央部で縫合されている。また、各第2生地12の左右方向の幅は、左右の横側部から前方までを覆う第1生地10の左右幅よりも幅広な寸法に構成されており、これら第2生地12,12の左右端部と第1生地10,10の左右端部とが縫合されて一体化されている。また、各第2生地12の下部のそれぞれには、第1生地10と同様に、多数の小凹陥(ディンプル)13aが形成された第2ディンプル形成部13(図1の拡大した断面図参照)が形成されている。第2ディンプル形成部13は、編組織の変化やエンボス加工により形成される。
股部9は、サイクリストの左右の太ももの内側に位置する左右の内股部分14L,14Rと、内股部分14L,14Rの上方に位置する股間部分15とからなっている。また、左側の内股部分14Lと股間部分15の左側部分15Lとが、一枚の第3生地16で構成され、右側の内股部分14Rと股間部分15の右側部分15Rとが、一枚の第4生地17(第3生地16と同一の生地)で構成されている。これら第3生地16及び第4生地17の上端部で縫合されて一体化されている。また、第3生地16及び第4生地17が、他の部分の生地、前記第1〜第2生地10,12に比べて動摩擦係数が低い生地から構成されている。動摩擦係数は次に示す方法で測定した。即ち、水平な台上に第3生地16を固定し、その上に重さ10kgのおもりを100mm/minの速度で水平に移動させ、その際の動摩擦抵抗値を測定した。得られた動摩擦抵抗値(約2.5kgf)とおもりの重さ(10kg)から、動摩擦係数を算出し、0.25であった。
図4に示すように、第3生地16の左側の内股部分14Lは、下端から上端まで同一幅に構成され、第3生地16の股間部分15の左側部分15Lは、後側へ広がっており、左側の内股部分14Lよりも幅が広くなっている。また、第4生地17の右側の内股部分14Rは、下端から上端まで同一幅に構成され、第4生地17の股間部分15の右側部分15Rは、後側へ広がっており、右側の内股部分14Rよりも幅が広くなっている。
上記のように、サイクリストの左右の太ももの内側に位置する左右の内股部分14L,14Rの第3生地16及び第4生地17が、他の部分の生地である第1生地10及び第2生地12に比べて動摩擦係数が低い生地から構成されているので、図5に示すように、サイクリストMがペダル2Pを踏み込む時や引き上げる時などのペダルを回転させる際(ペダリングと称する)に、サドル2Sの側面にサイクリングショーツ1の左右の内股部分14L,14Rが擦れても、ペダリング時の抵抗を抑制して力のロスを低減することができる。
また、左右の内股部分14L,14Rと、内股部分14L,14Rの上方に位置する股間部分15とが、動摩擦係数が低い生地から構成されているので、左右の内股部分14L,14Rから股間部分15に亘る広い範囲に亘ってサドル2Sとの擦れによる抵抗を小さくすることができる。
前記動摩擦係数が低い第3生地16及び第4生地17は、第1生地10及び第2生地12と同一の素材(例えばポリエステル繊維)で構成され、生地の表面が平滑化された編地から構成されている。この編地は、前記ポリエステル繊維を用いたトリコット編地から構成されている。このように生地の表面が平滑化された編地で動摩擦係数を低くすることによって、動摩擦係数が低い特殊素材で生地を構成する場合に比べて、コスト面において有利になる。
背面部4は、多数の孔が形成された生地(第1生地10〜第4生地17とは異なる素材)から構成され、通気性に優れている。この背面部4の下端部が後側部7の上端部に縫合されている。
肩紐部5,5は、伸縮性を有する生地(第1生地10〜第4生地17とは異なる素材)で構成され、肩紐部5,5の一端部が背面部4の上端部における左右端部に縫合され、肩紐部5,5の一端部が前側部6の上端部における左右端部に縫合されている。
また、股間部分15から後側部7の下端部までの範囲に亘って走行時におけるサドル2Sからの衝撃力を緩和するためのクッション材(図示せず)が生地の裏側に縫い付けられたパッド部18(図1〜図3参照)を備えている。尚、走行中に、サドルに着座したお尻がサドルからずれないように後側部7のお尻が当たるパッド部18に対応する生地を他の生地よりも動摩擦係数が高い生地で構成することが好ましい。
本発明のサイクリングショーツは、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、左右の内股部分14L,14Rと、内股部分14L,14Rの上方に位置する股間部分15とが、動摩擦係数が低い生地から構成されていたが、左右の内股部分14L,14Rのみを動摩擦係数が低い生地から構成してもよい。
また、前記実施形態では、編地を変更することによって、動摩擦係数を低くするようにしたが、動摩擦係数が低い特殊素材で生地を構成してもよい。
また、前記実施形態では、肩紐部を有するオーバーオール型のサイクリングショーツを示したが、肩紐部が無いサイクリングショーツであってもよいし、半そで又は長袖のボディスーツ付きのサイクリングショーツであってもよい。
また、前記実施形態で示した動摩擦係数が低い生地の表面に、ポリウレタン樹脂やシリコン樹脂を塗布して、更に動摩擦係数を低くしてもよい。
1…サイクリングショーツ、2…自転車、2P…ペダル、2S…サドル、3…ショーツ本体、4…背面部、5…肩紐部、6…前側部、7…後側部、8…脚開口部、9…股部、10…第1生地、11…第1ディンプル形成部、12…第2生地、13…第2ディンプル形成部、14L,14R…内股部分、15…股間部分、15L…左側部分、15R…右側部分、16…第3生地、17…第4生地、18…パッド部、M…サイクリスト

Claims (3)

  1. サイクリストが自転車に搭乗する際に装着するサイクリングショーツであって、
    サイクリストの左右の太ももの内側に位置する左右の内股部分の生地が、他の部分の生地に比べて動摩擦係数が低い生地から構成されていることを特徴とするサイクリングショーツ。
  2. 前記左右の内股部分の上方に位置する股間部分の生地が、前記動摩擦係数が低い生地から構成されていることを特徴とする請求項1に記載のサイクリングショーツ。
  3. 前記動摩擦係数が低い生地が、該生地の表面が平滑化された編地から構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のサイクリングショーツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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