JP2017197272A - 定量吐出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】定量吐出器において、ノズル部から吐出される内容物の広がりを抑制する。【解決手段】シリンダ部3と、シリンダ部3の内周面に沿ってシリンダ軸方向に摺動可能なピストン部4と、ピストン部4を操作するピストン操作部5と、シリンダ部3内の液室32に連通された筒状の吸込み部6と、吸込み部6の内側に配設され、ピストン部4の引戻し動作に連動して開けられる開閉可能な吸込み弁7と、シリンダ部3の側方に向かって突出していると共に、シリンダ部3に直結されて液室32に連通されたノズル部8と、ノズル部8の内側に配設され、ピストン部4の押込み動作に連動して開けられる開閉可能な吐出弁9と、を備え、ノズル部8の内周面に、ノズル径方向の内側に向けて突出する環状突部83gが設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、定量吐出器に関するものである。
従来、定量吐出器として、下記特許文献1に示されるように、シリンダ部と、シリンダ部の内周面に沿ってシリンダ軸方向に摺動可能なピストン部と、ピストン部を操作するピストン操作部と、シリンダ部内の液室に連通された管状の吸込み部と、吸込み部の内側に配設され、ピストン部の引戻し動作に連動して開けられる開閉可能な吸込み弁と、シリンダ部の側方に向かって突出していると共にシリンダ部に直結されて液室に連通された筒状のノズル部と、ノズル部の内側に配設され、ピストン部の押込み動作に連動して開けられる開閉可能な吐出弁と、を備えるものが知られている。
上記定量吐出器によれば、ピストン操作部を操作してピストン部を押し込むことで、シリンダ部内の液室に貯留された内容物を、吐出弁及びノズル部を通じて外部に吐出することができる。その後、ピストン部が引き戻されることで、吸込み弁及び吸込み部を通じて内容物をシリンダ部内の液室に吸い込んで貯留することができる。
特開2015−127242号公報
しかしながら、ノズル部の内部を流れる内容物が、ノズル部から吐出されたときにノズル部の径方向に拡散する場合がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、定量吐出器において、ノズル部から吐出される内容物の拡散を抑制することを目的とする。
本発明に係る定量吐出器は、シリンダ部と、上記シリンダ部の内周面に沿ってシリンダ軸方向に摺動可能なピストン部と、上記ピストン部を操作するピストン操作部と、上記シリンダ部内の液室に連通された筒状の吸込み部と、上記吸込み部の内側に配設され、上記ピストン部の引戻し動作に連動して開けられる開閉可能な吸込み弁と、上記シリンダ部の側方に向かって突出していると共に、上記シリンダ部に直結されて上記液室に連通されたノズル部と、上記ノズル部の内側に配設され、上記ピストン部の押込み動作に連動して開けられる開閉可能な吐出弁と、を備え、上記ノズル部の内周面に、ノズル径方向の内側に向けて突出する環状突部が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る定量吐出器によれば、ノズル部の内周面に設けられた環状突部によって、ノズル部の内側を流れる内容物をノズル径方向に収束させることができる。つまり、ノズル部の内部を流れる内容物のうち、ノズル部の内周面近傍を流れる一部が、環状突部と衝突することにより、環状突部を迂回するようにしてノズル径方向に案内される。これによって、内容物は、ノズル部の内側に収束された状態でノズル部から吐出される。
また、本発明に係る定量吐出器においては、上記環状突部は、下部にノズル軸方向に貫通する間欠部を有することが好ましい。
吐出後に、ノズル部の内側の内容物が、環状突部に堰き止められて、ノズル部の内側における下部に溜ろうとしても、間欠部を通して、ノズル部の吐出口に向けて流すことが可能になり、ノズル部の内部に内容物が残留するのを抑制することができる。
また、本発明に係る定量吐出器においては、上記ノズル部が、ノズル軸方向に連結された複数の筒状部材により構成され、上記環状突部は、複数の上記筒状部材のうち、少なくとも1つにおけるノズル軸方向に沿うシリンダ部側と反対側の開口端縁上に配置されていることが好ましい。
これによって、複数の筒状部材を組み合わせるときに、環状突部を通常部材における吐出口側の先端開口端縁上に突き当てることが可能となり、例えば、ノズル軸方向の位置を調整する等の必要がなく、容易にノズル部の内部に環状突部を配置することができる。このため、定量吐出器の組み立て作業が容易となる。
本発明に係る定量吐出器によれば、内容物がノズル径方向の内側に収束された状態でノズル部から吐出される。従って、内容物がノズル径方向の内側に収束されない場合と比較して、ノズル部から吐出される内容物の拡散を抑制することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る定量吐出器を示す縦断面図である。 図1に示すノズル部周辺を拡大した縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の第2実施形態に係る定量吐出器の図3に対応する断面図である。 本発明の第3実施形態に係る定量吐出器のノズル部周辺を拡大した縦断面図である。 本発明の第4実施形態に係る定量吐出器のノズル部周辺を拡大した縦断面図である。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明に係る定量吐出器の一実施形態について説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
<定量吐出器の構成>
図1に示すように、定量吐出器1は、容器本体10の口部11に装着された装着キャップ2と、装着キャップ2に連結されたシリンダ部3と、シリンダ部3内に摺動可能に配設されたピストン部4と、このピストン部4を操作するピストン操作部5と、シリンダ部3内の液室32に連通された管状の吸込み部6と、吸込み部6の内側に配設されると共にピストン部4の動作に伴って開閉可能とされた吸込み弁7と、シリンダ部3の側方に向かって突出すると共にシリンダ部3に直結されてシリンダ部3内の液室32に連通された筒状のノズル部8と、ノズル部8の内側に配設された吐出弁9と、を備えている。
以下、シリンダ部3の横断面がなす円形状の中央を通るシリンダ軸Oに沿って、ピストン操作部5側を上側、容器本体10側を下側という。また、シリンダ軸O方向から見た平面視において、シリンダ軸O回りに周回する方向を周方向といい、シリンダ軸Oに直交する方向を径方向という。
(容器本体)
容器本体10は、例えばガラス瓶、合成樹脂製ボトル等であり、内部に内容物Yが収容される。容器本体10の口部11の外周面には、雄ねじ12が形成されている。また、この口部11の内側には、筒状の中栓13が装着されている。この中栓13は、円筒形状の筒状部材であり、シリンダ軸Oを共通軸にして口部11と同軸上に配設されている。
また、中栓13の軸方向中間部の外周面には、径方向外側に向けて突出したフランジ部14が形成されている。このフランジ部14は、周方向の全周に亘って形成された円環状に形成されている。このフランジ部14は、中栓13を支持するための支持部であり、口部11の上端開口縁上に載置されている。
(装着キャップ)
装着キャップ2は、円筒形状に形成され、シリンダ軸Oと同軸に配設されている。装着キャップ2の内周面には、口部11の雄ねじ12に螺合された雌ねじ20が形成されている。
(シリンダ部)
シリンダ部3は、有底筒状に形成され、その内側に容器本体10内の内容物Yを貯留する液室32が形成されると共に、容器本体10の上方に配置されている。
シリンダ部3には、装着キャップ2に接続され、口部11に装着された装着筒部30が設けられている。装着筒部30は、シリンダ部3の底壁部31から下方に向けて延在し、シリンダ軸Oと同軸に配置されている。装着筒部30の下端部は、装着キャップ2の上端部内にアンダーカット嵌合されている。装着筒部30には、中栓13のフランジ部14上に配置された支持フランジ部30aが形成されている。
シリンダ部3の外周面には、被係止部34が径方向の外側に向けて突設されている。なお、被係止部34は、シリンダ部3の外周面において、シリンダ軸Oを径方向に挟んで互いに反対となる位置に各別に形成されている。但し、被係止部34の数は2つに限定されるものではない。
(ピストン部)
ピストン部4は、シリンダ部3内に配設されて上記液室32を画成している。
このピストン部4は、図1に示すように、シリンダ軸Oに直交する底壁部40と、底壁部40の外縁から上方に向けて延びる周壁部41と、周壁部41を径方向の外側から囲繞し、且つシリンダ部3内に摺動自在に嵌合された筒状の摺接部43と、を備えている。
底壁部40は、液室32に面する平面視円形の壁部であり、シリンダ部3の底壁部31の上方に間隔をあけて対向配置されている。この底壁部40の外周部の上面には後述する連結部材53のフランジ部53bが当接されており、このフランジ部53bによって底壁部40が上方から押さえられている。
周壁部41は、円筒形状の筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にしてシリンダ部3と同軸上に配設されている。摺接部43は、シリンダ軸Oを共通軸にしてシリンダ部3と同軸上に配設された略円筒形状の筒部であり、この摺接部43の軸方向中間部は、上記した周壁部41の上端部に連結されている。摺接部43の上端部は、上側に向かうに従い漸次拡径されたテーパー形状に形成されており、また、摺接部43の下端部は、下側に向かうに従い漸次拡径されたテーパー形状に形成されている。そして、これら摺接部43の上下端部は、それぞれシリンダ部3の内周面に全周に亘って密に摺動自在に当接している。
(ピストン操作部)
ピストン操作部5は、シリンダ部3の上端部に被着された中蓋50と、シリンダ部3に対して相対的に押し下げ可能な押下ヘッド51と、押下ヘッド51を上方に付勢するコイルスプリング52と、押下ヘッド51とピストン部4とを連結する連結部材53と、を備えている。
中蓋50は、シリンダ軸Oに対して垂直に配設された円環状の天壁部50aと、天壁部50aの外縁から下方に向かって延びる外筒部50bと、天壁部50aの内縁から下方に向かって延びる内筒部50cと、内筒部50cの下端部から径方向の内側に向けて延びる円環状の底壁部50dと、底壁部50dの内縁から立設されたガイド筒部50eと、を備えている。天壁部50aは、シリンダ部3の上方に配置され、シリンダ部3の上端開口縁上に載置されている。外筒部50bは、シリンダ部3の上端部の外周に周設された円筒形状の筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にしてシリンダ部3と同軸上に配置されていると共にシリンダ部3の上端部にアンダーカット嵌合されている。内筒部50cは、シリンダ部3の上端部の内側に配設された略円筒形状の筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にしてシリンダ部3及び外筒部50bと同軸上に配置されている。底壁部50dは、シリンダ軸Oに対して垂直に配設された円環状の板部である。また、底壁部50dの下面には、連結部材53の後述するフランジ部53bに上方から当接するストッパ50fが設けられている。ガイド筒部50eは、内筒部50cの内側に配設された円筒形状の直筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にして内筒部50cと同軸上に配置されている。
押下ヘッド51は、シリンダ軸Oに対して垂直に配設された円環状の天壁部51aと、天壁部51aの外縁から下方に向かって延びる周壁部51bと、天壁部51aの内縁から下方に向かって延びる内筒部51cと、天壁部51aの下面から下方に向かって延びる筒状のスプリング保持部51dと、を備えている。天壁部51aは、中蓋50の天壁部50aの上方に配設されている。周壁部51bは、中蓋50の外筒部50b及びシリンダ部3の外周に周設された円筒形状の直筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にして中蓋50の外筒部50b及びシリンダ部3と同軸上に配置されている。内筒部51cは、周壁部51bの内側に配設された円筒形状の直筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にして周壁部51bと同軸上に配置されている。また、内筒部51cの外径は、中蓋50のガイド筒部50eよりも小径であり、内筒部51cは、ガイド筒部50eの内側に挿入されている。スプリング保持部51dは、コイルスプリング52の上端部を保持する円筒形状の筒部であり、周壁部51bの上端部と内筒部51cの上端部との間に配設されている。
コイルスプリング52は、押し込まれたピストン部4を引き戻す付勢力を付与するための付勢部材であり、上記した中蓋50と押下ヘッド51との間に介装されている。詳しく説明すると、コイルスプリング52は、押下ヘッド51の周壁部51bの内側に配設されており、コイルスプリング52の下端は、上記した中蓋50の底壁部50dの上面に係止され、コイルスプリング52の上端は、上記した押下ヘッド51のスプリング保持部51dの内側に嵌め込まれて押下ヘッド51の天壁部51aの下面に係止されている。
連結部材53は、押下ヘッド51の内筒部51cの内側に嵌合された嵌合部53aと、嵌合部53aの下端から径方向外側に突出したフランジ部53bと、を備えている。嵌合部53aは、有頂筒状の筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にして押下ヘッド51の内筒部51cと同軸上に延設されている。この嵌合部53aの上端部は、押下ヘッド51の内筒部51cにアンダーカット嵌合されており、嵌合部53aの上端面は、押下ヘッド51の天壁部51aの上面と面一に形成されている。フランジ部53bは、周方向の全周に亘って形成された円環状の板部であり、ピストン部4の底壁部40の上面に載置されていると共にピストン部4の周壁部41の内側にアンダーカット嵌合されている。また、フランジ部53bは、中蓋50の底壁部50dの下面に設けられたストッパ50fと当接可能とされており、これにより、コイルスプリング52による押下ヘッド51(ピストン部4)の上昇が制限されて押下ヘッド51(ピストン部4)のストロークの上端位置が位置決めされている。
(吸込み部)
吸込み部6は、容器本体10の内部に収容された内容物Yをシリンダ部3内の液室32に吸い込むための管状部であり、その概略構成としては、シリンダ部3の底壁部31の下面から下方に向かって延びていると共にシリンダ部3の内側に連通した接続筒部60と、接続筒部60に接続されたディップチューブ61と、を備えている。
接続筒部60は、上記した装着筒部30の内側に配設されていると共にシリンダ軸Oを共通軸にして同軸上に配設された筒部である。この接続筒部60のうち、上端部は他の部分よりも拡径されている。すなわち、接続筒部60は、シリンダ部3の内部に向けて開口された大径の上筒部62と、上筒部62の下方に段差を介して連設された小径の下筒部63と、を備えている。下筒部63の上端部の内周面には、全周に亘って径方向内側に突出した円環状の弁座部64が形成されている。また、下筒部63は、上記した中栓13の内側に嵌合されている。なお、接続筒部60は、上記したシリンダ部3と一体に形成されている。
ディップチューブ61は、容器本体10の内側に配置されて容器本体10内の内容物Yを吸い上げるためのチューブであり、例えば可撓性を有するフレキシブルチューブからなる。なお、ディップチューブ61は、単なる円筒状のパイプであってもよい。ディップチューブ61の下端開口は、容器本体10内に開放されており、ディップチューブ61の上端開口は、上記した接続筒部60の内側に嵌合されて上記した上筒部62を介してシリンダ部3の内部に連通されている。
(吸込み弁)
吸込み弁7は、吸込み部6の上筒部62内に嵌合された周壁部70と、周壁部70の内側に配設されて弁座部64の内側を開閉する板状の弁体部71と、弁体部71の外周面と周壁部70の内周面とを連結する弾性変形可能な連結片72と、を備えている。
周壁部70は、吸込み部6の上筒部62内にアンダーカット嵌合されている。弁体部71は、弁座部64の上面に密に当接している。連結片72は、例えば周方向に間欠的に複数配設され、弁体部71の外周面と周壁部70の内周面とを繋いでいる。
なお、吸込み弁7は、1つの連結片72で弁体部71を支持した一点弁でもよい。さらに、本実施形態では、弁座部64に着座する弁体部71を利用することで吸込み部6の内側を開閉する吸込み弁7を例に挙げたが、この場合に限定されるものではなく、例えばボール弁を吸込み弁として採用しても構わない。
(ノズル部)
ノズル部8は、シリンダ部3内の液室32に貯留された内容物Yを外部に吐出させるための筒状部であり、その概略構成としては、シリンダ部3の底壁部31の下面から側方(シリンダ軸Oに交差する方向)に向かって突出していると共にシリンダ部3の内側に連通したノズル本体80と、ノズル本体80に脱着可能に接続された補助ノズル81と、を備えている。ノズル本体80は、後述するように根元筒部82と、先端筒部83とが連結されることにより構成されている。このため、本実施形態の定量吐出器1においては、ノズル部8は、補助ノズル81と、根元筒部82と、先端筒部83との3つの筒状部材がノズル軸方向に連結されることにより分割可能に構成されている。なお、ノズル部8は、分割不能としても良い。
ノズル本体80は、略円筒形状の筒部であり、先端側に向かって下向きに傾斜している。なお、図1にLで示す鎖線は、このノズル本体80の中心軸線を示しており、以下、単に「ノズル軸L」と記す。また、ノズル軸Lに沿った方向を「ノズル軸方向」といい、ノズル軸L方向から見てノズル軸Lに直交する方向を「ノズル径方向」といい、ノズル軸L回りの方向を「ノズル周方向」という。さらに、ノズル軸Lに沿った方向のうち、シリンダ部3側を後側といい、その反対側を先端側という。
ノズル本体80は、シリンダ部3と一体化されると共に装着筒部30の外周面から突出する略円筒形状の根元筒部82と、根元筒部82の先端に嵌合された先端筒部83と、を備えている。根元筒部82の基端部は、端壁部82aによって閉塞されており、また、根元筒部82の基端部の上部は、シリンダ部3の内部に向けて開口されている。また、根元筒部82の内側には、ノズル軸Lに対して垂直に配設された隔壁部82bが配設されている。この隔壁部82bには、ノズル軸方向に貫通する挿通孔82cが形成されている。この挿通孔82cは、ノズル軸Lを中心軸線にして隔壁部82bの中央部分に形成されている。また、隔壁部82bには、ノズル軸方向に貫通する複数の流通孔82dが形成されている。この流通孔82dは、内容物Yが流通する流路であり、挿通孔82cの周囲に間欠的に形成されている。
根元筒部82の基端部の外周面には、先端筒部83の後述する外装筒部83aの後端開口縁と対向された対向部82eが突設されている。この対向部82eは、ノズル周方向に連続して環状に形成されている。また、根元筒部82の外周面のうち、対向部82eよりも先端側には、先端筒部83の外装筒部83aがアンダーカット嵌合された嵌合突起82fが設けられている。この嵌合突起82fは、ノズル周方向に連続して環状に形成されている。また、根元筒部82の外周面のうち、嵌合突起82fよりも先端側に位置する部分には、先端筒部83の外装筒部83aの内周面に形成された後述の溝部83cに挿入されることで先端筒部83の根元筒部82に対する回転を防止する周止めリブ82gが設けられている。この周止めリブ82gは、各々がノズル軸方向に沿って直線状に形成され、ノズル周方向に離散的に等間で複数形成されている。
この根元筒部82の先端開口縁には、先端筒部83の後述する環状突部83gが当接している。このように根元筒部82の先端開口縁に先端筒部83の環状突部83gが突き当てられることにより、先端筒部83が根元筒部82に対してノズル軸方向に位置決めされている。
先端筒部83は、根元筒部82に外装された略円筒形状の外装筒部83aと、外装筒部83aの先端縁に接続されると共に外装筒部83aよりも小径の略円筒形状の被外装筒部83bとを備えている。外装筒部83aは、根元筒部82に外装され、後端部が根元筒部82の嵌合突起82fにアンダーカット嵌合されている。このように外装筒部83aは、根元筒部82に強固に嵌合されている。このため、補助ノズル81を先端筒部83から脱離させる際に、先端筒部83が根元筒部82から脱離することが防止される。また、外装筒部83aの内周面には、根元筒部82の周止めリブ82gが挿入された溝部83cがノズル周方向に離散的に等間隔で複数形成されている。これらの溝部83cの各々は、ノズル軸方向に沿って直線状に形成されている。
被外装筒部83bは、補助ノズル81が外装された略円筒形状の部位である。被外装筒部83bの後端部には、外周面から突出する環状突起83dが設けられている。この環状突起83dは、補助ノズル81の後述する係止突起81eが後側から係止された部位であり、ノズル周方向に延びるように環状に形状されている。
また、被外装筒部83bの外周面のうち、環状突起83dよりも先端側に位置する部分は、補助ノズル81の後述する案内溝部81fに挿入されることで補助ノズル81のノズル本体80に対する回転を防止すると共に脱着時に補助ノズル81を案内する案内リブ83fが設けられている。この案内リブ83fは、各々がノズル軸方向に直線状に形成され、ノズル周方向に離散的に等間で複数形成されている。
また、先端筒部83は、被外装筒部83bの後端部の内周面に設けられた環状突部83gを有している。この環状突部83gは、被外装筒部83bの内周面からノズル径方向に突出し、ノズル軸Lを中心とした環状形状とされている。なお、環状突部83gは、ノズル軸Lに対して偏心した環状形状であっても良い。この環状突部83gは、ノズル部8の内部を流れる内容物Yのうち、ノズル径方向の外側(すなわち内周面)に沿って流れる内容物Yをノズル径方向の内側に案内する。このような環状突部83gを備えることにより、根元筒部82内を流れる内容物Yのうち、根元筒部82の内周面近傍を流れる内容物Yが、環状突部83gに衝突して流速が低下するとともに、ノズル径方向の内側に迂回するように流れる。これによって、ノズル部8の内部を流れる内容物Yがノズル部8のノズル径方向の内側に収束される。
補助ノズル81は、内容物Yを吐出するための筒部材であり、内容物Yを吐出する吐出口81aを有している。この補助ノズル81は、ノズル本体80の被外装筒部83bに外装された略筒状形状の本体筒部81bと、本体筒部81bの先端からノズル軸Lに沿って突出する略筒状形状の延出筒部81cと、延出筒部81cの先端から下方に突出すると共に先端開口が吐出口81aとされた屈曲筒部81dとを備えている。
本体筒部81bは、後端の内周面に突設された係止突起81eを備えている。係止突起81eは、ノズル軸Lを中心とする環状形状とされている。このような係止突起81eは、ノズル本体80の被外装筒部83bに備えられた環状突起83dに、環状突起83dの後側からアンダーカット嵌合されている。
また、本体筒部81bの内周面のうち、係止突起81eよりも先端側に位置する部分には、ノズル本体80の被外装筒部83bが備える案内リブ83fが挿入された案内溝部81fがノズル周方向に離散的に等間隔で複数形成されている。これらの案内溝部81fは、各々がノズル軸方向に直線状に形成されている。
このような本体筒部81bの先端部は、ノズル軸Lに沿って先端部側に向かうに連れて縮径されており、延出筒部81cが接続されている。延出筒部81cは、本体筒部81bよりも小径とされると共に、ノズル軸Lを共通軸として同軸配置されている。屈曲筒部81dは、延出筒部81cと略同一径とされており、吐出口81aが略下方を向くように延出筒部81cに対して屈曲して接続されている。このように屈曲筒部81dが延出筒部81cに対して屈曲して接続されることにより、ノズル軸Lも延出筒部81cに対する屈曲筒部81dの屈曲角度と同一角度で屈曲している。
(吐出弁)
吐出弁9は、ノズル部8内からシリンダ部3内の液室32への内容物Y及び空気の流入を止める逆止弁であり、ピストン部4の押込み動作(下方移動)に連動して開けられる。
詳しく説明すると、吐出弁9は、挿通孔82cの内側に挿通された挿通部90と、挿通部90の両端部に設けられた一対の係止部(第一係止部91及び第二係止部92)と、ノズル部8のノズル本体80の内周面に全周に亘って密に当接する弁体部93と、が備えられている。
挿通部90は、ノズル軸方向に延在する円柱形状の柱状部であり、ノズル軸Lを共通軸に挿通孔82cと同軸上に延設されている。一対の係止部(第一係止部91及び第二係止部92)は、挿通部90に対して拡径された拡径部であり、隔壁部82bの両側にそれぞれ配置されており、隔壁部82bに対してそれぞれ係止されている。一対の係止部(第一係止部91及び第二係止部92)のうち、隔壁部82bのノズル基端側に配設された一方の係止部(第一係止部91)は、ノズル基端側に向かうに従い漸次縮径された略円錐台形状に形成されており、この第一係止部91を上述したテーパー状の挿通孔82cの先端側端部から挿通孔82c内に挿入させることで、吐出弁9が挿通孔82cに挿装されている。また、隔壁部82bの先端側に配設された他方の係止部(第二係止部92)は、円柱形状に形成されている。弁体部93は、先端側に向かって漸次拡径されて弾性的に縮径変形可能なテーパー状の筒部であり、第二係止部92の先端側の端部外縁から先端側に向かって突設されている。この弁体部93の先端部(最大径部)は、ノズル本体80の内周面に密に当接している。
<定量吐出器の作用>
上記した定量吐出器1を用いて内容物Yを吐出する際には、液室32に内容物Yが貯留された状態で、押下ヘッド51の天壁部51aの上面を押圧し、コイルスプリング52の付勢力に抵抗しながら押下ヘッド51を押し下げる。これにより、コイルスプリング52が軸方向に圧縮されると共に、連結部材53を介して押下ヘッド51に連結されたピストン部4が、押下ヘッド51と共にシリンダ部3に対して相対的に下降してシリンダ部3の底壁部31側に押し込まれ、液室32が減容される。そして、液室32の減容化によって液室32の内圧が所定の正圧まで上昇することで、その内圧によって弁体部93が弾性的に縮径変形し、弁体部93の先端部とノズル本体80の内周面との間に隙間が形成されて吐出弁9が開かれる。これにより、液室32内の内容物Yがノズル本体80の基端部の内側に流入した後、隔壁部82bの流通孔82d及び上記した隙間を通ってノズル本体80内を先端側に向かって流通し、さらに、ノズル本体80内から補助ノズル81内に流入して補助ノズル81内を通って補助ノズル81の吐出口81aから外部に吐出される。
そして、上記した押下ヘッド51の押し下げ操作を止めてピストン部4の押込み動作(下降)を停止させると、弁体部93が弾性により復元変形して拡径される。これにより、弁体部93の先端部がノズル本体80の内周面に全周に亘って再び密に当接して吐出弁9が閉じられ、その結果、ノズル部8からの内容物Yの吐出が停止される。
次に、押下ヘッド51への押圧力を解除すると、コイルスプリング52の付勢力によって押下ヘッド51が押し上げられ、連結部材53を介して押下ヘッド51に連結されたピストン部4が、押下ヘッド51と共にシリンダ部3に対して相対的に上昇してシリンダ部3の上端側に引き戻され、液室32の容積が増大される。その結果、液室32の内圧が負圧となり、その内圧によってピストン部4の底壁部40が引っ張られる。
また、上述したように液室32の内圧が負圧となると、その内圧によって吸込み弁7の弁体部71が引っ張られ、吸込み弁7の連結片72を弾性変形させながら弁体部71が引き上げられ、弁体部71が弁座部64から離間して吸込み弁7が開かれる。これにより、容器本体10内の内容物Yがディップチューブ61内に流入してディップチューブ61内を上方に向かって流通し、弁座部64の内側を通って吸込み弁7の周壁部70の内側に流入する。そして、その内容物Yは、周壁部70と弁体部71との間の隙間を通って流通し、接続筒部60の上筒部62の内側を通過して液室32内に吸い込まれる。
そして、連結部材53のフランジ部53bの上面が中蓋50の底壁部50dの下面のストッパ50fに当接することで、押下ヘッド51の上昇が停止してピストン部4の引戻し動作が停止する。これにより、吸込み弁7の連結片72の弾性によって弁体部71が引き下げられ、弁体部71が弁座部64に着座して密に当接して吸込み弁7が閉じられ、その結果、液室32内への内容物Yの吸い込みが停止される。
このような本実施形態の定量吐出器1によれば、補助ノズル81が吐出口81aから外部に吐出される際に、ノズル部8を流れる内容物Yのうち、ノズル部8の内周面近傍を流れる一部は、環状突部83gによって、ノズル部8の内側を流れる内容物Yをノズル径方向の内側に収束される。このため、ノズル径方向の内側における内容物Yの流量がノズル径方向の外側と比較して増大し、かつ、ノズル径方向の外側における内容物Yの流速がノズル径方向の内側と比較して低下する。この結果、環状突部83gが設けられていない場合と比較して、補助ノズル81の吐出口81aから吐出される内容物Yがノズル径方向に拡散することが抑制され、吐出口81aの下方に配置されたジョッキやグラスの外側に内容物Yが飛散することを防止することができる。
また、本実施形態の定量吐出器1においては、ノズル部8が、ノズル軸方向に沿って配列された3つの筒状部材(補助ノズル81、根元筒部82、及び、先端筒部83)により分割可能に構成されている。環状突部83gは、これらの複数の筒状部材のうちの1つである先端筒部83に設けられており、他の1つの筒状部材である根元筒部82の先端側(ノズル軸方向のシリンダ部3側と反対側)の開口端縁上に配置されている。これによって、ノズル部8を構成する複数の筒状部材を組み合わせるときに、環状突部83gを根元筒部82の先端開口端縁上に突き当てることが可能になり、例えば、ノズル軸方向の位置を調整する等の必要がなく、容易にノズル部8を組み立てることができる。このため、環状突部83gを別体として組み付ける場合等と比較して、定量吐出器1の組み立て作業が容易となる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る定量吐出器の第2実施形態について図4を参照して説明する。
上記第1実施形態の定量吐出器1では、環状突部83gは、ノズル周方向の全域に形成されていた。これに対して、本実施形態に係る定量吐出器の環状突部83gは、図4に示すように、下部に間欠部83hが設けられている。間欠部83hは、環状突部83gのノズル周方向の一部領域である下部領域をノズル軸方向に貫通して形成されている。
このような本発明に係る定量吐出器では、吐出後に、ノズル部8の内側の内容物が、環状突部83gに堰き止められて、ノズル部8の内側における下部に溜ろうとしても、間欠部83hを通して、ノズル部8の吐出口81aに向けて流すことが可能になり、ノズル部8の内部に内容物Yが残留するのを抑制することができる。このため、定量吐出器を持ち運ぶ際やノズル部8を分解する際等に、ノズル部8から内容物が垂れることを防止することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る定量吐出器の第3実施形態について図5を参照して説明する。
上記第1実施形態の定量吐出器1では、ノズル本体80の被外装筒部83bの内周面に対して環状突部83gが設けられていた。本実施形態に係る定量吐出器は、第1実施形態の環状突部83gに換えて、補助ノズル81における延出筒部81cと屈曲筒部81dとの接続部位に、延出筒部81cの内周面からノズル径方向に突出する環状の一段壁81g(環状突部)を有する。屈曲筒部81dの内径が延出筒部81cよりも縮径され、これによって屈曲筒部81dと延出筒部81cの接続部位に一段壁81gが形成されている。
この一段壁81gは、上記第1実施形態の定量吐出器1の環状突部83gと同様に、ノズル部8の内部を流れる内容物Yのうち、ノズル部8の内周面近傍を流れる一部をノズル径方向の内側に案内する。このため、本実施形態に係る定量吐出器によれば、補助ノズル81が吐出口81aから外部に吐出される際に、ノズル部8を流れる内容物Yのうち、ノズル部8の内周面近傍を流れる一部が、一段壁81gによって、ノズル径方向の内側に収束される。したがって、ノズル径方向の内側における内容物Yの流量がノズル径方向の外側と比較して増大し、かつ、ノズル径方向の外側における内容物Yの流速がノズル径方向の内側と比較して低下する。この結果、一段壁81gが設けられていない場合と比較して、補助ノズル81の吐出口81aから吐出される内容物Yがノズル径方向に拡散することが抑制され、吐出口81aの下方に配置されたジョッキやグラスの外側に内容物Yが飛散することを防止することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る定量吐出器の第4実施形態について図6を参照して説明する。
本実施形態に係る定量吐出器は、第1実施形態の環状突部83gに換えて、補助ノズル81における本体筒部81bと延出筒部81cとの接続部位に、本体筒部81bの内周面からノズル径方向に突出する環状の突出壁81h(環状突部)を有する。延出筒部81cの内径が本体筒部81b及びノズル本体80の被外装筒部83bよりも縮径され、これによって本体筒部81bと延出筒部81cの接続部位に突出壁81hが形成されている。この突出壁81hには、ノズル本体80の被外装筒部83bの先端開口縁が後側から当接されている。
この突出壁81hは、上記第1実施形態の定量吐出器1の環状突部83gと同様に、ノズル部8の内部を流れる内容物Yのうち、ノズル部8の内周面近傍を流れる一部をノズル径方向の内側に案内する。このため、本実施形態に係る定量吐出器によれば、補助ノズル81が吐出口81aから外部に吐出される際に、ノズル部8を流れる内容物Yのうち、ノズル部8の内周面近傍を流れる一部が、突出壁81hによって、ノズル径方向の内側に収束される。したがって、ノズル径方向の内側における内容物Yの流量がノズル径方向の外側と比較して増大し、かつ、ノズル径方向の外側における内容物Yの流速がノズル径方向の内側と比較して低下する。この結果、突出壁81hが設けられていない場合と比較して、補助ノズル81の吐出口81aから吐出される内容物Yがノズル径方向に拡散することが抑制され、吐出口81aの下方に配置されたジョッキやグラスの外側に内容物Yが飛散することを防止することができる。
以上、本発明に係る定量吐出器の実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、ノズル軸方向における環状突部の位置は上記実施形態に限定されるものではない。ただし、上記第1実施形態のように、ノズル軸方向において、ノズル部の中央よりも後側に環状突部を配置することが好ましい。これによって、内容物Yをノズル部8の入口近傍で収束させることができる。
1 定量吐出器
3 シリンダ部
8 ノズル部
80 ノズル本体
81 補助ノズル(筒状部材)
81a 吐出口
81g 一段壁(環状突部)
81h 突出壁(環状突部)
82 根元筒部(筒状部材)
83 先端筒部(筒状部材)
83g 環状突部
83h 間欠部
L ノズル軸
Y 内容物

Claims (3)

  1. シリンダ部と、
    前記シリンダ部の内周面に沿ってシリンダ軸方向に摺動可能なピストン部と、
    前記ピストン部を操作するピストン操作部と、
    前記シリンダ部内の液室に連通された筒状の吸込み部と、
    前記吸込み部の内側に配設され、前記ピストン部の引戻し動作に連動して開けられる開閉可能な吸込み弁と、
    前記シリンダ部の側方に向かって突出していると共に、前記シリンダ部に直結されて前記液室に連通されたノズル部と、
    前記ノズル部の内側に配設され、前記ピストン部の押込み動作に連動して開けられる開閉可能な吐出弁と、を備え、
    前記ノズル部の内周面に、ノズル径方向の内側に向けて突出する環状突部が設けられていることを特徴とする定量吐出器。
  2. 前記環状突部は、下部にノズル軸方向に貫通する間欠部を有することを特徴とする請求項1記載の定量吐出器。
  3. 前記ノズル部が、ノズル軸方向に連結された複数の筒状部材により構成され、
    前記環状突部は、複数の前記筒状部材のうち、少なくとも1つにおけるノズル軸方向に沿うシリンダ部側と反対側の開口端縁上に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の定量吐出器。
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