JP2017194788A - 貼付物およびコードシンボル読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、不正を防止しつつ、読取精度を低下させない貼付物およびコードシンボル読取装置を提供することである。【解決手段】実施形態のコードシンボル読取装置は、可視光線を発光する第1発光部と、不可視光線を発光する第2発光部と、前記第1発光部からの前記可視光線の発光と前記第2発光部からの前記不可視光線の発光とを切り換える切換手段と、コードシンボルと請求項1乃至4のいずれか一に記載の貼付物とが付された撮像対象物に対して前記切換手段が切り換えた前記可視光線および前記不可視光線を発光し前記コードシンボルまたは前記貼付物からの反射光線に基づいて撮像する撮像部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、貼付物およびコードシンボル読取装置に関する。
従来、商品に貼付された割引情報を印刷した割引シールは、バーコード等の商品を特定するコードシンボルに近接させて商品に貼付されていた。そして、コードシンボル読取装置によって商品を撮像し、コードシンボルの読み取りを行うとともに、文字認識技術を用いて割引シール等の文字を読み取っていた。
しかしながら、文字認識技術による文字の読み取りは、コードシンボルの読み取りに比べ、コードシンボルに対するコードシンボル読取装置の翳し方によって読取精度が低下したり、誤読が発生する可能性が高かった。
また、このような割引シールは、誰でも簡単に作成や複製が可能であるため、不正が行われる危険があった。
本発明が解決しようとする課題は、不正を防止しつつ、読取精度を低下させない貼付物およびコードシンボル読取装置を提供することである。
実施形態のコードシンボル読取装置は、可視光線を発光する第1発光部と、不可視光線を発光する第2発光部と、前記第1発光部からの前記可視光線の発光と前記第2発光部からの前記不可視光線の発光とを切り換える切換手段と、コードシンボルと請求項1乃至4のいずれか一に記載の貼付物とが付された撮像対象物に対して前記切換手段が切り換えた前記可視光線および前記不可視光線を発光し前記コードシンボルまたは前記貼付物からの反射光線に基づいて撮像する撮像部と、を備える。
図1は、第1実施形態に係るPOS端末を示す斜視図である。 図2は、割引シールの構成を示す図である。 図3は、POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、コードリーダのハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、コードリーダの機能構成を示す機能ブロック図である。 図6は、コードリーダの制御処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、POS端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、第2実施形態に係る割引シールの構成を示す図である。 図9は、第2実施形態に係るコードリーダのハードウェア構成を示すブロック図である。 図10は、第2実施形態に係るコードリーダの制御処理の流れを示すフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、第1実施形態について詳細に説明する。第1実施形態では、コードリーダをコードシンボル読取装置の一例として説明する。また、第1実施形態では、割引シールを貼付物の一例として説明する。また、第1実施形態では、商品を撮像対象物の一例として説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、第1実施形態にかかるPOS端末1を、オペレータ側から見た斜視図である。POS端末1は、店舗で販売される商品の売上登録処理および決済処理を実行する。売上登録処理とは、販売される商品に付されたバーコード等のコードシンボルを光学的に読み取って商品コードを取得し、入力した商品コードに基づいて読み出した、当該商品の商品名や価格(商品情報)を表示するとともに、当該商品情報をRAM等に記憶する処理をいう。決済処理とは、売上登録処理に伴いRAM等に記憶された商品情報に基づいて、当該取引に係る合計金額の表示、顧客から預かった預り金に基づいて釣銭を計算して表示する処理、釣銭の発行を釣銭機に指示する処理、商品情報や決済情報(合計金額、預り金額、釣銭額等)を印字したレシートを発行する処理等をいう。
POS端末1は、本体2と金銭収納箱3とを有する。金銭収納箱3は、金銭を収納するドロワを有し、顧客から預かった紙幣や貨幣の金銭や商品券等の有価証券類、および顧客に手渡す釣銭等を収納している。
本体2は、操作部21、オペレータ用表示部22、客用表示部23、印字部24、カード読取部25、コードリーダ30を備えている。操作部21は数字を入力する置数キー、売上登録の終了を宣言する小計キー、取引の終了を宣言する預/現計キー等のキーを備えたキーボードである。オペレータ用表示部22は、液晶表示器等で構成され、操作者に情報を表示する。客用表示部23は、液晶表示器等で構成され、顧客に情報を表示する。
印字部24は、本体2内に収納されたロール状のレシート用紙を引き出して、例えば熱転写型の印字ヘッドを備えたサーマルプリンタ等で商品情報や決済情報等を印字し、レシートとして発行する。カード読取部25は、顧客が提示したクレジットカード等のカードからカード情報を読み取る。
コードリーダ30は、ハンディタイプのコードリーダである。コードリーダ30は、商品に付されたコードシンボルを読み取る。コードリーダ30は、第1発光部である可視光線発光部42(図4を参照)と第2発光部である赤外線発光部43(図4を参照)を備える。可視光線発光部42は、可視光線を発光する。赤外線発光部43は、不可視光線である赤外線を発光する。
また、コードリーダ30は、撮像部44(図4を参照)を備える。撮像部44は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)で構成されたカメラ式のエリアセンサを有する。撮像部44は、例えば、可視光領域の380nm〜780nmの光線を受光する。また撮像部44は、赤外線領域の780nm〜1100nmの光線を受光する。コードリーダ30は、撮像部44で可視光線を受光して画像を撮像する。そのため、コードリーダ30は、撮像部44によって、可視光線を反射するインクで印刷されたコードシンボル(通常のコードシンボル)を撮像する。また、コードリーダ30は、撮像部44で赤外線を受光して画像を撮像する。そのため、コードリーダ30は、撮像部44によって、赤外線を反射するインクで印刷されたコードシンボルを撮像する。
コードリーダ30は、可視光線と赤外線によって商品の画像を撮像する。コードリーダ30は、撮像した商品の画像から商品に付されたバーコードや2次元コード等のコードシンボルの画像を切り出す。そしてコードリーダ30は、切り出したコードシンボルの画像に基づいてコードシンボルを読み取る。
また、コードリーダ30は、デコード部46(図4を参照)を備える。デコード部46は、撮像部44が撮像した画像から切り出したコードシンボルをデジタル情報に変換してコード情報を生成する。コードリーダ30は、生成したコード情報に含まれるチェックデジットに基づいて、コードシンボルを正しく読み取ったか否かを判断する。
次に、コードリーダ30が赤外線によってコードシンボルを読み取る割引シールPについて説明する。割引シールPは、割引きされた商品に貼付するラベルである。図2は、割引シールPの構成を示す図である。図2に示すように、割引シールPは、台紙P1と、コードシンボル層P2と表記層P3とを備え、台紙P1上にコードシンボル層P2と表記層P3を順次積層印刷して形成した構成である。
台紙P1は、割引シールPの基礎部であり、裏面に、割引シールPを商品に貼付するための粘着部を有する。コードシンボル層P2は、台紙P1上に印刷(形成)される。コードシンボル層P2は、商品価格の割引を示す割引情報をシンボル化したコードシンボルである。コードシンボル層P2は、赤外線を反射するインクで印刷される。なお、割引情報とは、当該商品を割引くことを示す情報と割引率の情報である。なお、割引情報は、当該商品を割引くことを示す情報のみであってもよい。図2の例では、コードシンボル層P2にはコードシンボルであるバーコードが印刷されている。
表記層P3は、コードシンボル層P2上に印刷(形成)される。表記層P3は、商品の割引情報である。図2の例では、「表示価格の半額」の割引情報や背景が印刷されている。表記層P3に印刷された割引情報は赤外線は透過し、かつ可視光線を反射するインクで印刷されているため、可視化することができる。そして、表記層P3に印刷された割引情報は、コードシンボル層P2に印刷されたコードシンボルによって邪魔されずに視認することができる。その理由は、コードシンボル層P2で反射した赤外線は人の目では視認できないからである。
このような第1実施形態に係る割引シールPは、表記層P3に印刷した情報は人が視認可能であり、また、コードシンボル層P2のコードシンボルは人が視認できないため、コードシンボルの印刷によって表記層P3に表記された情報が邪魔されない。また、第1実施形態に係る割引シールPは、コードシンボル層P2が赤外線を反射するインクで印刷されているため、割引シールPの複写が困難である。そのため、人為的な不正を防止することができる。
続いて、POS端末1の構成について説明する。図3は、POS端末1のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、POS端末1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は制御主体となる。ROM12は各種プログラムを記憶する。RAM13はプログラムや各種データを展開する。メモリ部14は各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
RAM13は、商品情報部131を備えている。商品情報部131は、コードリーダ30で読み取ったコードシンボルから取得した商品コードに基づいて売上登録処理された商品の商品情報(商品名、商品の価格、等)を記憶する。
メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部141を備える。
また、制御部100は、バス15およびコントローラ16を介して、操作部21、オペレータ用表示部22、客用表示部23、印字部24、カード読取部25、コードリーダ30と接続している。コントローラ16は、制御部100からの指示を受けて、操作部21、オペレータ用表示部22、客用表示部23、印字部24、カード読取部25、コードリーダ30を制御する。ただ、説明の都合上、コントローラ16が行う制御を制御部100が行うとして説明する。
また、制御部100は、バス15を介して、通信部26と接続している。通信部26は、通信回線を介して、店内に設置された他のPOS端末1や店舗サーバ(図示せず)と電気的に接続している。店舗サーバは、店舗に設置されているすべてのPOS端末1と電気的に接続しており、各POS端末1から商品情報や決済情報を収集する。店舗サーバは、POS端末1から収集した商品情報や決済情報を、本部に設置された本部サーバ(図示せず)に送信する。
続いて、コードリーダ30の構成について説明する。図4は、コードリーダ30のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に示すように、コードリーダ30は、CPU31、ROM32、RAM33、メモリ部34等を備えている。CPU31は制御主体となる。ROM32は各種プログラムを記憶する。RAM33はプログラムや各種データを展開する。メモリ部34は各種プログラムを記憶する。CPU31、ROM32、RAM33、メモリ部34は、互いにバス35を介して接続されている。CPU31とROM32とRAM33が、制御部300を構成する。すなわち、制御部300は、CPU31がROM32やメモリ部34に記憶されRAM33に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
メモリ部34は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部341を備える。
また、制御部300は、バス35およびコントローラ36を介して、表示部41、可視光線発光部42、赤外線発光部43、撮像部44、デコード部46と接続している。コントローラ36は、制御部300からの指示を受けて、表示部41、可視光線発光部42、赤外線発光部43、撮像部44、デコード部46を制御する。ただ、説明の都合上、コントローラ36が行う制御を制御部300が行うとして説明する。
また、制御部300は、バス35を介して、通信部47とタイマー48と接続している。通信部47は、通信回線を介して、コントローラ36と電気的に接続している。タイマー48は、時間を計時する。
ここからは、コードリーダ30の制御について詳細に説明する。図5は、コードリーダ30の機能構成を示す機能ブロック図である。制御部300は、ROM32やメモリ部34の制御プログラム部341に記憶された制御プログラムに従うことで、切換手段301として機能する。
切換手段301は、第1発光部である可視光線発光部42からの可視光線の発光と第2発光部である赤外線発光部43からの不可視光線の発光とを切り換える機能を有する。
撮像手段は、コードシンボルと請求項1乃至4のいずれか一に記載の貼付物とが付された撮像対象物に対して前記切換手段が切り換えた前記可視光線および前記不可視光線を発光し前記コードシンボルまたは前記貼付物からの反射光線に基づいて画像を撮像する機能を有する。
図6は、コードリーダ30の制御処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、制御部300は、可視光線発光部42を駆動して可視光線を発光する(S11)。発光した可視光線は商品を照射する。そして制御部300は、撮像部44を駆動して、商品および商品に付されたコードシンボルで反射した可視光線の反射光線に基づいて画像を撮像する(S12)。
次に制御部300は、S12で撮像した画像に基づいて、可視光線を照射した商品に付されたコードシンボルを読み取ったか否かを判断する(S13)。可視光線の反射光で読み取るコードシンボルは、商品に付され、付された商品を特定する商品コードを含むコードシンボルである。商品コードを含むコードコードシンボルを読み取ったと判断した場合には(S13のYes)、制御部300は、当該商品に割引シールPが貼付されているか否かを判断する(S14)。
店舗の店員等は、商品に割引シールPを貼付した際に、割引シールを貼付したことを示す印シール(図示せず)をコードシンボル付近に貼付する。印シールは、例えば、二重丸のような印が印刷されたシールである。制御部300は、S12で撮像した画像に基づいて、商品に印シールが貼付されているかを判断する。商品に印シールが貼付されている場合に、制御部300は、当該商品に割引シールが貼付されていると判断する。また、商品に印シールが貼付されていない場合には、制御部300は、当該商品に割引シールが貼付されていないと判断する。
すなわち、制御部300(貼付物貼付判断手段)は、撮像対象物に貼付物が貼付されているかを判断し、制御部300(貼付物貼付判断手段)が撮像対象に貼付物が貼付されていることを判断した場合に、制御部300(切換手段301)は、第1発光部である可視光線発光部42からの可視光線の発光を第2発光部である赤外線発光部43からの不可視光線の発光に切り換える。
当該商品に割引シールが貼付されていると判断した場合には(S14のYes)、制御部100は、S13で読み取ったコードシンボルに含まれる商品コードをRAM33に一時的に記憶する。そして制御部300は、タイマー(図示せず)を起動して計時を開始する(S16)。次に制御部300は、タイマーが所定時間を経過したことを計時したか否かを判断する(S17)。この所定時間は、後述するS19で撮像した画像に割引シールが撮像されたか否かを判断するための時間である。
所定時間は経過したことを計時していないと判断した場合には(S17のYes)、制御部300は、赤外線発行部43を駆動して赤外線を発光する(S18)。発光した赤外線は商品を照射する。そして制御部300は、撮像部44を駆動して、割引シールPで反射した赤外線の反射光に基づいて、割引シールPのコードシンボル層P2に赤外線を反射するインクで印刷されたコードシンボルの画像を撮像する(S19)。コードシンボル層P2に印刷されたコードシンボルは、商品を割引く割引コードを含む。割引コードは、商品を割引く割引率を含む。
次に制御部300は、S19の処理で割引シールのコードシンボル層P2に印刷された割引コードを含むコードシンボルを読み取ったか否かを判断する(S20)。読み取ったと判断した場合には(S20のYes)、制御部300は、S15でRAM33に一時的に記憶したコードシンボルをデコードした商品コードと、S20で読み取ったコードシンボルをデコードした割引コードとを合体した合体コードを生成する(S21)。S21で生成した合体コードは、例えばコード128のコード体系で構成される。そして制御部300は、S21で生成した合体コードを、POS端末1に出力する(S22)。そして制御部300は、タイマーによる計時を終了してS11に戻る。
なお、S20において、コードシンボルを読み取っていないと判断した場合には(S20のNo)、制御部300は、S17に戻る。また、S17において、所定時間を経過したと判断した場合には(S17のNo)、制御部300は、S15でRAM33に記憶したコードシンボルをデコードした商品コードをPOS端末1に出力する(S23)。そして制御部300は、タイマーによる計時を終了してS11に戻る。なお、S14において、商品に割引シールが貼付されていないと判断した場合には(S14のNo)、制御部300は、S23の処理を実行する。そして制御部300は、S11に戻る。また、S13において、可視光線を照射した商品に付されたコードシンボルを読み取ってはいないと判断した場合には(S13のNo)、制御部300は、S11に戻る。
次に、POS端末1の制御処理に付いて説明する。図7は、POS端末1の制御処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、制御部100は、コードリーダ30からコード情報を入力したか否かを判断する(S31)。コード情報を入力したと判断した場合には(S31のYes)、制御部100は、入力されたコード情報がS23で出力された商品コードであるか否かを判断する(S32)。入力されたコード情報が商品コードであると判断した場合には(S32のYes)、制御部100は、当該商品コードに基づいて売上登録処理を実行する(S33)。すなわち、制御部100は、入力した商品コードに対応した商品情報を商品マスタ(図示せず)から読み出して、商品情報を商品情報部131に記憶する。そして制御部100は、S31に戻る。
また、入力されたコード情報が商品コードではないと判断した場合には(S32のNo)、制御部100は、入力されたコード情報がS22で出力された合成コードであるか否かを判断する(S34)。入力されたコード情報が合成コードであると判断した場合には(S34のYes)、制御部100は、当該合成コードに含まれている商品コードに基づいて、売上登録処理を実行する(S35)。また、制御部100は、当該合成コードに含まれている割引コードに基づいて、商品の価格を割引く割引処理を実行して商品情報部131に記憶する(S36)。そして制御部100は、S31に戻る。
一方、コードリーダ30からコード情報を入力していないと判断した場合には(S31のNo)、制御部100は、操作部21に備えられた決済キー(図示せず)が操作されたか否かを判断する(S41)。決済キーが操作されたと判断した場合には(S41のYes)、制御部100は、商品情報部131に記憶されている商品情報に基づいて決済処理を実行する(S42)。そして制御部100は、印字部24を制御して、売上登録処理した商品の商品情報と決済処理した決済情報を印字したレシートを発行する(S43)。そして制御部100は、S31に戻る。
このように、第1実施形態のコードリーダ30は、可視光線を発光する可視光線発光部42と赤外線を発光する赤外線発光部43を備える。そして、コードリーダ30は、可視光線発光部42から発光され、商品コードを含むコードシンボルで反射した可視光線を受光して撮像部44が画像を撮像する。また、コードリーダ30は、赤外線発光部43から発光され、割引シールPに印刷された割引コードを含むコードシンボルで反射した赤外線を受光して撮像部44が画像を撮像する。
そのため、コードリーダ30は、発光した可視光線によって通常のコードシンボルを読み取ることができる。また、コードリーダ30は、発光した赤外線によって割引シールPに印刷されたコードシンボルを読み取ることができる。このような第1実施形態のコードリーダ30は、割引シールPのコードシンボルを読み取るため、翳し方に係わらず、コードリーダ30の読取精度を低下させることがない。また、コードリーダ30による誤読も少ない。また、割引シールPをコピーした不正シールは、コードシンボル層P2に印刷されたコードシンボルはコピーされない。そのため、コードリーダ30は、このような不正シールからはコードシンボルを読めないため、人為的な不正を防止することができる。
(第2実施形態)
ここからは、第2実施形態について説明する。第2実施形態において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
図8は、第2実施形態に係る割引シールPの構成を示す図である。図8に示すように、割引シールPは、台紙P1と、表記層P4とコードシンボル層P5とを備え、台紙P1上に表記層P4とコードシンボル層P5とを順次積層印刷して形成した構成である。
台紙P1は、割引シールPの基礎部であり、裏面に商品に貼付する粘着部を有する。表記層P4は、台紙P1上に印刷(形成)される。表記層P4は、商品の割引情報を表す情報である。図8の例では、「表示価格の半額」の割引情報および背景が印刷されている。
コードシンボル層P5は、表記層P4上に印刷(形成)される。コードシンボル層P5は、商品の割引情報を示す割引コードをシンボル化したコードシンボルである。コードシンボル層P5は、紫外線を反射し可視光線を透過させるインクで印刷される。そのため、コードシンボル層P5にはコードシンボルであるバーコードが印刷されているが、人はこのコードシンボル層P5を視認することはできない。
このような第2実施形態に係る割引シールPは、表記層P4上に印刷されたコードシンボル層P5のコードシンボルは人は視認できない。そのため、コードシンボルの印刷によって表記層P4に表記された情報が邪魔されない。また、第2実施形態に係る割引シールPは、コードシンボル層P5が紫外線を反射するインクで印刷されているため、割引シールPの複写が困難である。そのため、人為的な不正を防止することができる。
図9は、第2実施形態に係るコードリーダ30のハードウェア構成を示すブロック図である。第2実施形態のコードリーダ30は、第1実施形態のコードリーダ30と比べ、赤外線発光部43に代わり紫外線発光部49を備えたことが特徴である。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
紫外線発光部49は、不可視光線である紫外線を発光する。コードリーダ30は、第2発光部である紫外線発光部49で発光した紫外線を撮像部44で受光して画像を撮像する。
図10は、第2実施形態に係るコードリーダ30の制御処理の流れを示すフローチャートである。図10のフローチャートは、図6のフローチャートに比べて、S18の処理である、赤外線発光部43から赤外線を発光する、を、紫外線発光部49から紫外線を発光する(S51)、に変更したものである。それ以外の図10の処理は、図6のフローチャートと同様の処理を実行する。
すなわち、制御部300(貼付物貼付判断手段)は、撮像対象物に貼付物が貼付されているかを判断し、制御部300(貼付物貼付判断手段)が撮像対象に貼付物が貼付されていることを判断した場合に、制御部300(切換手段301)は、第1発光部である可視光線発光部42からの可視光線の発光を第2発光部である紫外線発光部49からの不可視光線の発光に切り換える。
このように、第2実施形態のコードリーダ30は、可視光線を発光する可視光線発光部42と紫外線を発光する紫外線発光部49を備える。そして、コードリーダ30は、可視光線発光部42から発光された可視光線を受光して撮像部44が画像を撮像する。また、コードリーダ30は、紫外線発光部49から発光された紫外線を受光して撮像部44が画像を撮像する。
そのため、コードリーダ30は、発光した可視光線によって商品コードを含む通常のコードシンボルを読み取ることができる。また、コードリーダ30は、発光した紫外線によって割引シールPに印刷された割引コードを含むコードシンボルを読み取ることができる。このような第2実施形態のコードリーダ30は、割引シールPのコードシンボルを読み取るため、翳し方に係わらず、コードリーダ30の読取精度を低下させることがない。また、コードリーダ30による誤読も少ない。また、割引シールPをコピーした不正シールは、コードシンボル層P3に印刷されたコードシンボルはコピーされない。そのため、コードリーダ30は、このような不正シールからはコードシンボルを読めないため、人為的な不正を防止することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、割引シールPを貼付物の一例として説明したが、これに限らず、例えば、貼付物は、商品を値引く値引きラベルや商品の情報を表す情報ラベル等であってもよい。
また、実施形態では、バーコードをコードシンボルの一例として説明したが、これに限らず、コードシンボルは、例えば二次元コードや多段バーコード等であってもよい。
また、実施形態では、タッチ式のコードリーダ30をコードシンボル読取装置の一例として説明したが、コードシンボル読取装置は、例えば、定置式や縦型式等の据え置き式のコードリーダであってもよい。
また、実施形態では、コードリーダ30が撮像した画像からバーコードを切り出して、デコードしたコード情報をPOS端末1に出力した。しかしながら、コードリーダ30は、撮像した画像をそのままPOS端末1に出力するようにしてもよい。また、コードリーダ30は、切り出した画像をPOS端末1に出力するようにしてもよい。これらの場合、POS端末1において画像に含まれるコードシンボルをデコードしてコード情報に変換する。
また、実施形態では、商品コードと割引コードとを合成した合成コードをPOS端末1に出力した。しかしながら、商品コードと割引コードとを合成することなく、S22において、商品コードと割引コードとをそれぞれをPOS端末1に送信するようにしてもよい。
なお、実施形態のコードシンボル読取装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態のコードシンボル読取装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態のコードシンボル読取装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、実施形態のコードシンボル読取装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 POS端末
21 操作部
24 印字部
30 コードリーダ
42 可視光線発光部
43 赤外線発光部
44 撮像部
49 紫外線発光部
100 制御部
300 制御部
301 切換手段
P 割引シール
P1 台紙
P2 コードシンボル層
P3 表記層
P4 表記層
P5 コードシンボル層
特開2012−014528号公報

Claims (6)

  1. 不可視光線を反射するインクで情報の内容を表すコードシンボルを表記したコードシンボル層と、
    前記コードシンボル層上に形成され、可視光線を反射しかつ不可視光線を透過させるインクで前記情報を表記した表記層と、
    を備えた貼付物。
  2. 前記不可視光線は赤外線である、
    請求項1に記載の貼付物。
  3. 可視光線を反射するインクで情報を表記した表記層と、
    前記表記層上に積層され、不可視光線を反射し可視光線を透過させるインクで前記情報の内容を表すコードシンボルを表記したコードシンボル層と、
    を備えた貼付物。
  4. 前記不可視光線は紫外線である、
    請求項3に記載の貼付物。
  5. 可視光線を発光する第1発光部と、
    不可視光線を発光する第2発光部と、
    前記第1発光部からの前記可視光線の発光と前記第2発光部からの前記不可視光線の発光とを切り換える切換手段と、
    コードシンボルと請求項1乃至4のいずれか一に記載の貼付物とが付された撮像対象物に対して前記切換手段が切り換えた前記可視光線および前記不可視光線を発光し前記コードシンボルまたは前記貼付物からの反射光線に基づいて撮像する撮像部と、
    を備えたコードシンボル読取装置。
  6. 可視光線を発光する第1発光部と不可視光線を発光する第2発光部と、コードシンボルと請求項1乃至4のいずれか一に記載の貼付物とが付された撮像対象物に対して前記可視光線および前記不可視光線を発光し前記コードシンボルまたは前記貼付物からの反射光線に基づいて撮像する撮像部と、を備えたコンピュータを、
    前記第1発光部からの前記可視光線の発光と前記第2発光部からの前記不可視光線の発光とを切り換える切換手段、
    として機能させるためのプログラム。
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