JP2017194421A - 色差算出装置、色差算出方法及びプログラム - Google Patents

色差算出装置、色差算出方法及びプログラム Download PDF

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裕介 金箱
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Abstract

【課題】検査対象物に複数の色が不規則に付与されている場合でも、検査対象物の見本との色差を算出する色差算出装置を提供する。【解決手段】色差算出装置100は、検査対象物を示す比較画像から、検査対象物の色を示す比較色情報を取得し、検査対象物の見本を示す基準画像から、見本の色を示す基準色情報を取得する取得部1と、比較色情報を複数の比較クラスタにクラスタリングし、基準色情報を複数の基準クラスタにクラスタリングするクラスタリング部3と、比較クラスタから比較代表色を選択し、比較クラスタに対応する基準クラスタから基準代表色を選択する選択部4と、比較代表色と、基準代表色と、の色差を算出する算出部5と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は色差算出装置、色差算出方法及びプログラムに関する。
様々な色、柄及び模様等を含む生産物(工業製品、カタログ及び商業用広告等)の色の検査では、依然として人の目視による検査が行われている。製品が作られる過程で作成される良品見本及び不良品見本等を用いても、目視により多色を一元に検査することは困難である。また、少量多品種の生産現場では、様々な柄及び色の製品が製造される場合、全ての製品の色の許容限度を設定することにより、品質管理を行うと多くの労力が掛かる。そのため、どの色がどれくらい見本から外れているか、定量的に判断することができる技術が必要とされている。
このような技術として、例えば検査対象の製品に接触させて測定するハンディタイプの測色器が従来から知られている。しかしながら、ハンディタイプの測色器は、点撮影のタイプであるため、狭いエリアの色しか測定できなかった。そのため、ハンディタイプの測色器は、多色の製品の色管理には適していなかった。
また近年では、検査対象の製品と非接触で、通常のカメラのように面で撮影できる測色器も開発されている。特許文献1には、印刷物をカメラで撮影することにより取得された画像データを利用して、印刷中の印刷物の色調変動を、当該画像データ上で分割されたブロック毎に監視する方法及び装置が開示されている。
しかしながら従来の技術では、検査対象物に複数の色が不規則に付与されている場合に、検査対象物の見本との色差を算出することが難しかった。例えば検査対象物が不規則なパターンを持つ柄模様等を有する場合には、検査対象物の見本との色差を算出することが難しかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、検査対象物に複数の色が不規則に付与されている場合に、検査対象物の見本との色差を算出することができる色差算出装置、色差算出方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、検査対象物を示す比較画像から、前記検査対象物の色を示す比較色情報を取得し、前記検査対象物の見本を示す基準画像から、前記見本の色を示す基準色情報を取得する取得部と、前記比較色情報を複数の比較クラスタにクラスタリングし、前記基準色情報を複数の基準クラスタにクラスタリングするクラスタリング部と、前記比較クラスタから比較代表色を選択し、前記比較クラスタに対応する前記基準クラスタから基準代表色を選択する選択部と、前記比較代表色と、前記基準代表色と、の色差を算出する算出部と、を備える。
本発明によれば、検査対象物に複数の色が不規則に付与されている場合でも、検査対象物の見本との色差を算出することができるという効果を奏する。
図1は実施形態の色差算出装置のハードウェア構成の例を示す図である。 図2は実施形態の色差算出装置の機能構成の例を示す図である。 図3は実施形態の比較L値の分布の例を示す図である。 図4は実施形態の比較L値のクラスタリング結果の例を示す図である。 図5は実施形態の比較クラスタから代表色を選択する方法の例を示す図である。 図6は実施形態の基準画像及び比較画像の例を示す図である。 図7は実施形態の基準L値及び比較L値の分布の例を示す図である。 図8は実施形態の基準代表色の選択方法の例を示すフローチャートである。 図9は実施形態の色差判定方法の例を示すフローチャートである。 図10Aは実施形態の基準代表色のスペクトルの例を示す図である。 図10Bは実施形態の比較代表色のスペクトルの例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、色差算出装置、色差算出方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
[色差算出装置のハードウェア構成]
図1は実施形態の色差算出装置100のハードウェア構成の例を示す図である。実施形態の色差算出装置100は、カメラ101、照明装置102、コンピュータ103、表示装置104及び入力装置105を備える。
カメラ101は検査対象物200を撮影する。具体的には、カメラ101は、カラーカメラ及び分光カメラ等である。なおカメラ101は、検査対象物200の見本も同様に撮影する。照明装置102は、検査対象物200を照らす照明である。
コンピュータ103は、色差算出装置100の各種の制御処理を行う装置である。コンピュータ103は、制御装置111、主記憶装置112、補助記憶装置113及び通信装置114を備える。制御装置111は補助記憶装置113から主記憶装置112に読み出されたプログラムを実行する。主記憶装置112はROM及びRAM等のメモリである。補助記憶装置113はHDD(Hard Disk Drive)及びSSD(Solid State Drive)等である。通信装置114は他の装置と情報を送受信する。具体的には、コンピュータ103はパーソナルコンピュータ等である。
表示装置104は、コンピュータ103から出力される情報を表示する装置である。コンピュータ103から出力される情報は、例えば色差算出処理の処理結果等を示す情報である。具体的には、表示装置104は液晶ディスプレイ等である。
入力装置105は、コンピュータ103に情報を入力する装置である。コンピュータ103に入力される情報は、例えば色差算出処理が実行される際に参照される設定情報等である。設定情報は、例えば後述のクラスタリング処理により分類するクラスタの数、及び、色情報の変換処理の実行有無等である。具体的には、入力装置105はキーボード及びマウス等である。
[色差算出装置の機能構成]
図2は実施形態の色差算出装置100の機能構成の例を示す図である。実施形態の色差算出装置100は、取得部1、変換部2、クラスタリング部3、選択部4、算出部5及び判定部6を備える。
取得部1は、検査対象物200を示す比較画像から、検査対象物200の色を示す比較色情報を取得する。また取得部1は、検査対象物200の見本を示す基準画像から、見本の色を示す基準色情報を取得する。以下、比較画像及び基準画像を区別しない場合は、単に画像という。また比較色情報及び基準色情報を区別しない場合は、単に色情報という。
なお色情報は、例えば色のスペクトル、及び、画像のRGB値等である。
<色情報の変換処理>
変換部2は、比較色情報をL色空間上の比較L値に変換する。また変換部2は、基準色情報をL色空間上の基準L値に変換する。具体的には、色情報がRGB値の場合、まず変換部2は、RGB値で表された色情報を、ITU−T BT.709に準拠した下記式(1)の変換式によりXYZ値に変換する。
Figure 2017194421
なお変換部2により使用される変換式は上記式(1)に限らず、他の変換式でもよい。
次に変換部2は、XYZ値を下記式(2)〜(4)によりL値に変換する。
Figure 2017194421
Figure 2017194421
Figure 2017194421
ここでXn、Yn及びZnは、画像のホワイトポイントの値を示す。またf(t)は下記式(5)により定義される。
Figure 2017194421
なお上述のL値の算出式(2)〜(5)はCIE1976に準拠しているが、L値の算出式は上記式(2)〜(5)に限られない。
図3は実施形態の比較L値の分布の例を示す図である。図3の例は、L値の算出式(2)〜(5)により算出された比較L値を、L空間にプロットした場合を示す。
なお変換部2による上述の色情報の変換処理は、省略してもよい。変換部2は、例えばユーザにより事前に色情報の変換処理を行わない設定がされていた場合、色情報の変換処理を省略する。クラスタリング処理の前に色情報の変換処理を行わない場合の説明は、実施形態の変形例で説明する。
<クラスタリング処理>
図2に戻り、クラスタリング部3は、比較L値を複数の比較クラスタにクラスタリングする。またクラスタリング部3は、基準L値を複数の基準クラスタにクラスタリングする。
図4は実施形態の比較L値のクラスタリング結果の例を示す図である。図4の例は、比較L値がK−means法により3つの比較クラスタにクラスタリングされた場合を示す。
ここでK−means法による比較L値のクラスタリングについて説明する。K−means法は、ユーザにより設定された数のクラスタにクラスタリングするクラスタリングアルゴリズムである。クラスタリング部3は、比較L値のそれぞれに、クラスタをランダムに設定する。次にクラスタリング部3は、比較クラスタ毎に、比較L値の分布の中心を求める。次にクラスタリング部3は、比較クラスタに含まれる比較L値の分布の中心と、比較L値との距離とを算出する。次にクラスタリング部3は、比較L値のそれぞれについて、分布の中心との距離が最も近い比較クラスタを、当該比較L値の比較クラスタに再設定する。以下、同様にして、クラスタリング部3は、比較クラスタに含まれる比較L値の分布の中心の算出、及び、比較L値に対する比較クラスタの再設定を、変化がなくなるまで繰り返す。これにより図4に示すクラスタリング結果が得られる。
なお図4の例では、クラスタリング部3は、分布の中心を算術平均により算出する。またクラスタリング部3は、比較クラスタに含まれる比較L値の分布の中心と、比較L値との距離を、ユークリッド距離により算出する。なお分布の中心の算出方法は、算術平均に限られない。また距離の算出方法は、ユークリッド距離に限られない。
また、クラスタリングの方法はK−means法に限る必要はなく、ユーザがクラスタ数を指定する必要が無いクラスタリングアルゴリズムを用いてもよい。ユーザがクラスタ数を指定する必要が無いクラスタリングアルゴリズムは、例えばx−means法等である。
基準L値を複数の基準クラスタにクラスタリングする方法の説明は、比較L値を複数の比較クラスタにクラスタリングする方法と同じなので省略する。
図2に戻り、選択部4は、比較クラスタから比較代表色を選択する。また選択部4は、基準クラスタから基準代表色を選択する。
図5は実施形態の比較クラスタから代表色を選択する方法の例を示す図である。点201a〜201cは、比較クラスタに含まれる比較L値の分布の中心である。具体的には、選択部4は、比較クラスタに含まれる色情報の分布の中心(L ,a ,b )から所定の閾値の範囲にある色の平均を、代表色として選択する。所定の閾値は、例えばΔE<2.0である。ここで選択部4は、下記式(6)のΔE算出式によりΔEを算出する。
Figure 2017194421
領域202a〜202cは、比較クラスタに含まれる比較L値の分布の中心からΔE<2.0の範囲にある領域を示す。なお、ここでは、ΔEの閾値の範囲を、一般的に色差の違いが分かりにくいとされているΔE<2.0としているが、所定の閾値は、ΔE<2.0に限られない。
なお選択部4は、クラスタに含まれる色情報の分布の中心(L ,a ,b )が示す色を、代表色として選択してもよい。
基準クラスタから基準代表色を選択する方法の説明は、比較クラスタから比較代表色を選択する方法と同じなので省略する。
<色差算出処理>
図2に戻り、算出部5は、上述のΔE算出式、又は、後述のCIEDE2000色差式により、比較代表色と、基準代表色と、の色差を算出する。
CIEDE2000色差式は、CIELの色差不均等性を改善した色差式である。算出部5は、CIEDE2000色差式を用いることで、より人の知覚と相関のある色差を得ることができる。実施形態の説明では、色差の算出にCIEDE2000色差式を用いる場合について説明する。以下に説明する式では、検査対象物200の見本の値に添え字refを使用し、検査対象物200の値に添え字tarを使用する。
まず算出部5は、比較代表色を示すL値、及び、基準代表色を示すL値のそれぞれについて、下記式(7)により定義されるクロマC abを算出する。
Figure 2017194421
次に算出部5は、L’=L、b’=bとし、a’については下記式(8)及び(9)により算出する。
Figure 2017194421
Figure 2017194421
ここで、(9)式のC*7 abバーは、検査対象物200のクロマC abと、検査対象物200の見本のクロマC abと、の算術平均を7乗した値を示す。
次に算出部5は、a’の値を使用して下記式(10)によりクロマC’を算出する。
Figure 2017194421
また算出部5は、色相h’を下記式(11)により定義する。
Figure 2017194421
次に算出部5は、ΔL’、ΔC’、Δh’及びΔH’を下記式(12)〜(15)により算出する。
Figure 2017194421
Figure 2017194421
Figure 2017194421
Figure 2017194421
次に算出部5は、下記式(16)により色差ΔE00を算出する。
Figure 2017194421
ここでS、S、S、T、R、Δθ及びRは、それぞれ下記式(17)〜(23)により算出される。
Figure 2017194421
Figure 2017194421
Figure 2017194421
Figure 2017194421
Figure 2017194421
Figure 2017194421
Figure 2017194421
なおk、k及びkは重みパラメータであるが、通常は、全て1にして式(16)の計算が行われる。
算出部5は、式(16)により算出された色差ΔE00を判定部6に入力する。
判定部6は、色差ΔE00が閾値以下である場合、検査対象物200が良品であると判定する。判定部6により使用される閾値は、例えばユーザにより設定される。また例えば判定部6により使用される閾値は、良品及び不良品を含む複数の検査対象物200を、事前に用意し、当該複数の検査対象物200から算出された色差ΔE00から決定してもよい。
なお上述の説明では、3次元のL空間上でL値をクラスタリングする場合について説明した。しかしながら、色情報としてnバンドのスペクトルデータが得られている場合は、クラスタリング部3が、n次元空間上でスペクトルデータのクラスタリングを行ってもよい。この場合は、選択部4が、各クラスタの平均スペクトルデータを代表スペクトルデータとして選択し、変換部2が、色差算出前に、代表スペクトルデータをL値に変換する。スペクトルデータをクラスタリングする場合の説明は、実施形態の変形例で説明する。
<検査対象物の例>
次に実施形態の検査対象物200の具体例について説明する。
図6は実施形態の基準画像211及び比較画像212の例を示す図である。図6の例は、検査対象物200の見本を示す基準画像211、及び、検査対象物200を示す比較画像212が、不規則な柄模様である場合を示す。検査対象物200の見本及び検査対象物200は、3種類の色から構成されており、そのうち1種類の色が異なる場合について説明する。また色情報が、400nmから700nmまで10nm刻みで取得されたスペクトルデータである場合について説明する。すなわち各画素が、31次元のスペクトルデータを有する場合について説明する。
はじめに、変換部2が、31次元のスペクトルデータをL値に変換する。
図7は実施形態の基準L値及び比較L値の分布の例を示す図である。領域Α1、Β1及びΓ1は、検査対象物200の見本の基準L値の分布を示す。領域Α2、Β2及びΓ2は、検査対象物200の比較L値の分布を示す。
次に、クラスタリング部3は、K−means法を用いて基準L値を3つの基準クラスタにクラスタリングする。そして選択部4が、3つの基準クラスタのそれぞれから基準代表色を選択する。
表1は実施形態の基準代表色の例を示す。
Figure 2017194421
基準代表色α1は、領域Α1から選択された基準代表色である。基準代表色β1は、領域Β1から選択された基準代表色である。基準代表色γ1は、領域Γ1から選択された基準代表色である。
また、クラスタリング部3は、K−means法を用いて比較L値を3つの比較クラスタにクラスタリングする。そして選択部4が、3つの比較クラスタのそれぞれから比較代表色を選択する。
表2は実施形態の比較代表色の例を示す。
Figure 2017194421
比較代表色α2は、領域Α2から選択された比較代表色である。比較代表色β2は、領域Β2から選択された比較代表色である。比較代表色γ2は、領域Γ2から選択された比較代表色である。
次に算出部5が、CIEDE2000色差式により、表1に示す基準代表色と、表2に示す比較代表色の色差ΔE00を算出する。
表3は実施形態の色差ΔE00の例を示す。
Figure 2017194421
代表色αは、表1に示す基準代表色α1と、表2に示す比較代表色α2との色差ΔE00を示す。代表色βは、表1に示す基準代表色β1と、表2に示す比較代表色β2との色差ΔE00を示す。代表色γは、表1に示す基準代表色γ1と、表2に示す比較代表色γ2との色差ΔE00を示す。表3の例では、代表色γの色差ΔE00が最も大きい。判定部6は、例えば閾値が1.0000の場合、代表色γの色差ΔE00が閾値以下でないため、検査対象物200が不良品であると判定する。
[色差算出方法]
次に実施形態の色差算出装置100の動作方法について説明する。
図8は実施形態の基準代表色の選択方法の例を示すフローチャートである。
はじめに、クラスタリング部3が、検査対象物200の見本の色を示す基準色情報を分類する基準クラスタの数を設定するか否かを判定する(ステップS1)。
基準クラスタ数が設定される場合(ステップS1、Yes)、クラスタリング部3は、ユーザにより設定された数の基準クラスタにクラスタリングするクラスタリングアルゴリズムを選択する(ステップS2)。ステップS2の処理により選択されるクラスタリングアルゴリズムは、例えばK−means法である。
基準クラスタ数が設定されない場合(ステップS1、No)、クラスタリング部3は、任意の基準クラスタ数(適切な基準クラスタ数)にクラスタリングするクラスタリングアルゴリズムを選択する(ステップS3)。ステップS3の処理により選択されるクラスタリングアルゴリズムは、例えばx−means法である。
次に、取得部1が、検査対象物200の見本を示す基準画像から基準色情報を取得する(ステップS4)。例えば基準画像を撮影するカメラ101が、一般的なカラーカメラの場合、基準色情報は、RGB値である。
次に、変換部2が、基準色情報の変換処理をするか否かを判定する(ステップS5)。
基準色情報の変換処理をする場合(ステップS5、Yes)、変換部2は、変換先の色空間を選択する(ステップS6)。変換先の色空間は、例えばL色空間及びHSV色空間等である。次に、変換部2は、基準色情報の変換処理を行う(ステップS7)。
基準色情報の変換処理をしない場合(ステップS5、No)、処理はステップS8に進む。
次に、クラスタリング部3が、ステップS2又はステップS3の処理により選択されたクラスタリングアルゴリズムを使用して、基準色情報を複数の基準クラスタにクラスタリングする(ステップS8)。なお、クラスタリング部3は、ステップS7の処理により基準色情報の変換処理が行われている場合、変換された色空間上で表された基準色情報を、複数の基準クラスタにクラスタリングする。変換された色空間上で表された基準色情報は、例えばL色空間上の基準L値等である。
次に、選択部4が、ステップS8の処理により分類された基準クラスタから基準代表色を選択する(ステップS9)。次に、選択部4は、ステップS9の処理により選択された基準代表色を補助記憶装置113に記憶する(ステップS10)。
次に、クラスタリング部3が、ステップS2又はステップS3の処理により選択されたクラスタリングアルゴリズムを識別する識別情報を補助記憶装置113に記憶する。また変換部2が、ステップS7の変換処理の実行有無を補助記憶装置113に記憶する(ステップS11)。
図9は実施形態の色差判定方法の例を示すフローチャートである。はじめに、算出部5が、上述のステップS10の処理(図8参照)により補助記憶装置113に記憶された基準代表色を読み込む(ステップS21)。
次に、クラスタリング部3が、上述のステップS11の処理(図8参照)により補助記憶装置113に記憶された、基準代表色選択時のクラスタリングアルゴリズムを識別する識別情報を読み込む。また変換部2が、上述のステップS11の処理(図8参照)により補助記憶装置113に記憶された基準色情報の変換処理の有無を読み込む(ステップS22)。
次に、取得部1が、検査対象物200を示す比較画像から比較色情報を取得する(ステップS23)。
次に、変換部2が、比較色情報の変換処理をするか否かを判定する(ステップS24)。具体的には、変換部2は、基準色情報の変換処理をしていた場合、比較色情報の変換処理を行うことを決定する。
比較色情報の変換処理をする場合(ステップS24、Yes)、変換部2は、比較色情報を基準色情報の変換先の色空間と同じ色空間上の情報に変換する変換処理を行う(ステップS25)。
比較色情報の変換処理をしない場合(ステップS24、No)、処理はステップS26に進む。
次に、クラスタリング部3が、ステップS22の処理により読み込まれたクラスタリングアルゴリズムを使用して、比較色情報を複数の比較クラスタにクラスタリングする(ステップS26)。なお、クラスタリング部3は、ステップS25の処理により比較色情報の変換処理が行われている場合、変換された色空間上で表された比較色情報を、複数の比較クラスタにクラスタリングする。変換された色空間上で表された比較色情報は、例えばL色空間上の比較L値等である。
次に、選択部4が、ステップS26の処理により分類された比較クラスタから比較代表色を選択する(ステップS27)。
次に、算出部5が、基準代表色と、当該基準代表色に対応する比較代表色との組毎に、色差を算出する(ステップS28)。算出部5は、例えば上述のCIEDE2000色差式により、基準代表色と、比較代表色との色差ΔE00を算出する。
次に、判定部6が、ステップS28の処理により算出された全ての色差が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS29)。全ての色差が閾値以下である場合(ステップS29、Yes)、判定部6は、検査対象物200が良品であると判定する(ステップS30)。全ての色差が閾値以下でない場合(ステップS29、No)、判定部6は、検査対象物200が不良品であると判定する(ステップS31)。
以上説明したように、実施形態の色差算出装置100では、取得部1が、検査対象物200を示す比較画像から、検査対象物200の色を示す比較色情報を取得し、検査対象物200の見本を示す基準画像から、見本の色を示す基準色情報を取得する。変換部2が、比較色情報をL色空間上の比較L値に変換し、基準色情報をL色空間上の基準L値に変換する。クラスタリング部3が、比較L値を複数の比較クラスタにクラスタリングし、基準L値を複数の基準クラスタにクラスタリングする。選択部4が、比較クラスタから比較代表色を選択し、比較クラスタに対応する基準クラスタから基準代表色を選択する。そして算出部5が、CIEDE2000色差式により、比較代表色と、基準代表色と、の色差を算出する。
これにより実施形態の色差算出装置100によれば、検査対象物200に複数の色が不規則に付与されている場合でも、検査対象物200の見本との色差を算出することができる。
(実施形態の変形例)
次に実施形態の変換例について説明する。実施形態の変形例の説明では、実施形態と同様の説明については省略し、実施形態と異なる箇所について説明する。実施形態の変形例では、クラスタリング処理の前に、変換部2が色情報を変換しない点が実施形態とは異なる。実施形態の変形例の説明では、色情報が色のスペクトルである場合を例にして説明する。なおスペクトルは、可視光を示すスペクトルに限られない。
クラスタリング部3は、取得部1により基準画像211(図6参照)から基準色情報として取得された色のスペクトルデータを、K−means法により3つの基準クラスタにクラスタリングする。またクラスタリング部3は、取得部1により比較画像212(図6参照)から比較色情報として取得された色のスペクトルデータを、K−means法により3つの比較クラスタにクラスタリングする。
選択部4は、基準クラスタから基準代表色を選択する。基準クラスタから基準代表色を選択する具体的な方法は、実施形態の説明と同様なので省略する。
図10Aは実施形態の基準代表色のスペクトルの例を示す図である。図10Aの例は、比較代表色α1、β1及びγ1のスペクトルの例を示す。
また選択部4は、比較クラスタから比較代表色を選択する。比較クラスタから比較代表色を選択する方法は、実施形態の説明と同様なので省略する。
図10Bは実施形態の比較代表色のスペクトルの例を示す図である。図10Bの例は、比較代表色α2、β2及びγ2のスペクトルの例を示す。
次に、変換部2が、基準代表色α1、β1及びγ1のスペクトルデータを、L値に変換する。
表4は実施形態の変形例の基準代表色α1、β1及びγ1のL値の例を示す。
Figure 2017194421
また変換部2は、比較代表色α2、β2及びγ2のスペクトルデータを、L値に変換する。
表5は実施形態の変形例の比較代表色α2、β2及びγ2のL値の例を示す。
Figure 2017194421
次に算出部5が、CIEDE2000色差式により、表4に示す基準代表色と、表5に示す比較代表色の色差ΔE00を算出する。
表6は実施形態の変形例の色差ΔE00の例を示す。
Figure 2017194421
代表色αは、表4に示す基準代表色α1と、表5に示す比較代表色α2との色差ΔE00を示す。代表色βは、表4に示す基準代表色β1と、表5に示す比較代表色β2との色差ΔE00を示す。代表色γは、表4に示す基準代表色γ1と、表5に示す比較代表色γ2との色差ΔE00を示す。表6の例では、代表色γの色差ΔE00が最も大きい。判定部6は、例えば閾値が1.0000の場合、代表色γの色差ΔE00が閾値以下でないため、検査対象物200が不良品であると判定する。
以上説明したように、実施形態の変形例によれば、上述の実施形態の場合と同様に、検査対象物200に複数の色が不規則に付与されている場合でも、検査対象物200の見本との色差を算出することができる。
なお上述の色差算出装置100の機能(図2参照)は、プログラム(ソフトウェア)により実現されてもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現されてもよい。また上述の色差算出装置100の機能は、ソフトウェアとハードウェアとを組み合わせることにより実現されてもよい。
実施形態及び変形例の色差算出装置100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、メモリカード、CD−R及びDVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されてコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供される。
また実施形態及び変形例の色差算出装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また実施形態及び変形例の色差算出装置100が実行するプログラムを、ダウンロードさせずにインターネット等のネットワーク経由で提供するように構成してもよい。
また実施形態及び変形例の色差算出装置100で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
実施形態及び変形例の色差算出装置100で実行されるプログラムは、上述の実施形態及び変形例の機能構成の一部又は全部を含むモジュール構成となっている。
制御装置111が補助記憶装置113等の記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、プログラムにより実現される機能が主記憶装置112にロードされる。すなわちプログラムにより実現される機能は、主記憶装置112上に生成される。
1 取得部
2 変換部
3 クラスタリング部
4 選択部
5 算出部
6 判定部
100 色差算出装置
101 カメラ
102 照明装置
103 コンピュータ
104 表示装置
105 入力装置
111 制御装置
112 主記憶装置
113 補助記憶装置
114 通信装置
200 検査対象物
特許第4391071号公報

Claims (10)

  1. 検査対象物を示す比較画像から、前記検査対象物の色を示す比較色情報を取得し、前記検査対象物の見本を示す基準画像から、前記見本の色を示す基準色情報を取得する取得部と、
    前記比較色情報を複数の比較クラスタにクラスタリングし、前記基準色情報を複数の基準クラスタにクラスタリングするクラスタリング部と、
    前記比較クラスタから比較代表色を選択し、前記比較クラスタに対応する前記基準クラスタから基準代表色を選択する選択部と、
    前記比較代表色と、前記基準代表色と、の色差を算出する算出部と、
    を備える色差算出装置。
  2. 前記比較色情報及び前記基準色情報は、色のスペクトルを示す、
    請求項1に記載の色差算出装置。
  3. 前記比較色情報は、前記比較画像のRGB値であり、前記基準色情報は、前記基準画像のRGB値である、
    請求項1に記載の色差算出装置。
  4. 前記クラスタリング部は、ユーザにより設定された数のクラスタにクラスタリングするクラスタリングアルゴリズムにより、前記比較色情報及び前記基準色情報をクラスタリングする、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の色差算出装置。
  5. 前記クラスタリング部は、任意の数のクラスタにクラスタリングするクラスタリングアルゴリズムにより、前記比較色情報及び前記基準色情報をクラスタリングする、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の色差算出装置。
  6. 前記選択部は、前記比較クラスタに含まれる前記比較色情報の分布の中心が示す色を、前記比較代表色として選択し、前記基準クラスタに含まれる前記基準色情報の分布の中心が示す色を、前記基準代表色として選択する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の色差算出装置。
  7. 前記選択部は、前記比較クラスタに含まれる前記比較色情報の分布の中心から所定の閾値の範囲にある色の平均を、前記比較代表色として選択し、前記基準クラスタに含まれる前記基準色情報の分布の中心から所定の閾値の範囲にある色の平均を、前記基準代表色として選択する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の色差算出装置。
  8. 前記比較色情報をL色空間上の比較L値に変換し、前記基準色情報をL色空間上の基準L値に変換する変換部を更に備え、
    前記クラスタリング部は、前記比較L値を前記複数の比較クラスタにクラスタリングし、前記基準L値を前記複数の基準クラスタにクラスタリングし、
    前記算出部は、ΔE算出式又はCIEDE2000色差式により、前記比較代表色と、前記基準代表色と、の色差を算出する、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の色差算出装置。
  9. 検査対象物を示す比較画像から、前記検査対象物の色を示す比較色情報を取得するステップと、
    前記検査対象物の見本を示す基準画像から、前記見本の色を示す基準色情報を取得するステップと、
    前記比較色情報を複数の比較クラスタにクラスタリングするステップと、
    前記基準色情報を複数の基準クラスタにクラスタリングするステップと、
    前記比較クラスタから比較代表色を選択するステップと、
    前記比較クラスタに対応する前記基準クラスタから基準代表色を選択するステップと、
    前記比較代表色と、前記基準代表色と、の色差を算出するステップと、
    を含む色差算出方法。
  10. コンピュータを、
    検査対象物を示す比較画像から、前記検査対象物の色を示す比較色情報を取得し、前記検査対象物の見本を示す基準画像から、前記見本の色を示す基準色情報を取得する取得部と、
    前記比較色情報を複数の比較クラスタにクラスタリングし、前記基準色情報を複数の基準クラスタにクラスタリングするクラスタリング部と、
    前記比較クラスタから比較代表色を選択し、前記比較クラスタに対応する前記基準クラスタから基準代表色を選択する選択部と、
    前記比較代表色と、前記基準代表色と、の色差を算出する算出部、
    として機能させるためのプログラム。
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