JP2017194159A - 可変スクイーズフィルム・ダンパのためのシステム及び方法 - Google Patents

可変スクイーズフィルム・ダンパのためのシステム及び方法 Download PDF

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    • F16C2360/23Gas turbine engines

Abstract

【課題】 異なるレベルの制振を与えるように調整することができる制御可能なダンパを提供すること。
【解決手段】 ダンパ組立体(140;400;500)は、半径方向外側表面(208)を含む軸受組立体(138)を含む。ハウジング(214)は、軸受組立体を囲み、半径方向外側表面に面した半径方向内側表面(218)を含む。半径方向外側及び内側表面は、それらの間に複数の環(220)を定める。ダンパ組立体は、複数の環と流体連通状態で結合した、複数の環の各環に流体(250;254)を送給するように構成された複数の流体供給部(240;244)をさらに含む。複数の流体供給部の各流体供給部は、それぞれの環内の流体を独立して制御する。
【選択図】 図3

Description

本開示の分野は、一般にガスタービンエンジンに関し、より具体的には、ガスタービンエンジン内の可変スクイーズフィルム・ダンパに関する。
ガスタービンエンジンは、典型的には、ロータシャフトなどの回転構成要素に対する制振を可能にして振動を低減及び制御する、スクイーズフィルム・ダンパを含む。少なくとも幾つかの公知のスクイーズフィルム・ダンパは、転がり要素軸受支持シャフトの外側レースなどの軸受支持部材を含み、これが軸受支持部材の半径方向運動を制限する環状ハウジングチャンバ内に嵌合されている。外側レースの外側表面と対向する軸受ハウジングの内側表面との間に環状フィルム空間が定められ、その中にダンパオイルを導入することができるようになっている。シャフト及びその軸受の振動及び/又は半径方向運動は、制振目的の環状フィルム空間内のダンパオイル内に流体力学的力を発生させる。
公知のスクイーズフィルム・ダンパシステムにおいて、制振は、一般に、エンジン始動条件時及びエンジン巡航動作条件時に不変である。しかしながら、ガスタービンエンジンは、典型的には、湾曲ロータ始動時などのエンジン始動条件時の方が、過度の制振がエンジン効率を低下させる可能性がある正常なガスタービンエンジン巡航条件時よりも、大きい制振量を必要とする。
米国特許第8834095号明細書
1つの態様において、ダンパ組立体が提供される。ダンパ組立体は、半径方向外側表面を含む軸受組立体を含む。ハウジングは、軸受組立体を囲み、半径方向外側表面に面した半径方向内側表面を含む。半径方向外側及び内側表面は、それらの間に複数の環を定める。ダンパ組立体は、複数の環と流体連通状態で結合した、複数の環の各環に流体を送給するように構成された複数の流体供給部をさらに含む。複数の流体供給部の各流体供給部は、それぞれの環内の流体を独立して制御する。
別の態様において、ダンパ組立体が提供される。ダンパ組立体は、半径方向外側表面を含む円周方向軸受組立体を含む。ハウジングは、軸受組立体を少なくとも部分的に取り囲む半径方向内側表面を含む。ノッチが、半径方向外側表面及び半径方向内側表面の少なくとも一方の内部に定められ、そこから半径方向に延びている。ノッチと、半径方向外側及び内側表面とが、それらの間に環を定める。ダンパシールが、軸受組立体及びハウジングの少なくとも一方に結合し、それぞれのノッチ内に配置される。ダンパシールは、ノッチ内で半径方向に位置決めできるように構成され、その内部で環の容積を定める。ダンパ組立体は、環と流体連通状態で結合した、環に流体を送給するように構成された流体供給部をさらに含む。
さらに別の態様において、ターボファンエンジンを制振する方法が提供される。ターボファンエンジンは、ダンパ組立体に結合した回転可能なシャフトを含む。ダンパ組立体は、半径方向外側表面を含む軸受組立体を含む。ハウジングは、軸受組立体を少なくとも部分的に取り囲み、半径方向外側表面に面した半径方向内側表面を含む。半径方向外側及び内側表面は、それらの間に複数の環を定める。ダンパ組立体は、複数の環に流体連通状態で結合した複数の流体供給部をさらに含む。本方法は、流体の第1の流れを複数の流体供給部の第1の流体供給部から複数の環の第1の環に選択的に送ることを含む。本方法はまた、流体の第2の流れを複数の流体供給部の第2の流体供給部から複数の環の第2の環に選択的に送ることも含む。
本開示のこれら及び他の特徴、態様、並びに利点は、図面全体を通じて同様の参照符号が同様の要素を示す添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むと更に理解できるであろう。
本開示の例示的な実施形態による例示的なガスタービンエンジンの概略図。 図1に示すターボファンエンジンからの例示的な制振システムの断面図。 図2に示す制振システムの概略図。 図1に示すターボファンエンジンと共に用いることができる別の例示的な制振システムの概略図。 図1に示すターボファンエンジンと共に用いることができる、さらなる例示的な制振システムの概略図。 図1に示すターボファンエンジンと共に用いることができる付加的な例示的な制振システムの概略図。
別途指示されていない限り、本開示で提供される図面は、本開示の実施形態の特徴を例証するものとする。これらの特徴は、本開示の1又はそれ以上の実施形態を含む幅広い種類のシステムに適用可能であると考えられる。従って、図面は、本明細書で開示される実施形態の実施に必要とされる当業者には公知の従来の全ての特徴を含むことを意図するものではない。
以下の明細書及び請求項において幾つかの用語を参照するが、これらは以下の意味を有すると定義される。
単数形「a」、「an」、及び「the」は、前後関係から別段の明確な指示がない限り、複数形態を含む。
「随意」又は「場合により」とは、それに続いて記載されている事象又は状況が起こってもよいし起こらなくてもよいことを意味し、その記載はその事象が起こる場合と起こらない場合を含む。
本明細書及び請求項全体を通じてここで使用される近似表現は、関連する基本的機能の変更をもたらすことなく、許容範囲内で変わることのできるあらゆる定量的表現を修飾するのに適用することができる。従って、「約」、「およそ」及び「実質的に」などの1又は複数の用語により修飾される値は、指定される厳密な値に限定されるものではない。少なくとも一部の事例において、近似表現は、値を測定する計器の精度に対応するものとすることができる。ここで、並びに本明細書及び特許請求の範囲全体を通じて、範囲限定は、組み合わせること及び/又は相互交換することができ、このような範囲は識別され、文脈又は文言から別段の指示がない限りそれに包含される全ての下位範囲を含む。
本明細書で説明するような可変スクイーズフィルム・ダンパの実施形態は、異なるレベルの制振を与えるように調整することができる制御可能なダンパを提供し、エンジン性能の改善を促進する。詳細には、本明細書で説明する制振組立体及び方法は、エンジンの動作モードに応じて、制振を増大又は低減することを可能にする。制振組立体は、内側ハウジング表面と外側軸受表面との間に定められた、加圧された制振流体を受け入れる複数の環を含む。複数の環と流体連通状態で結合された複数の流体供給部は、内部の加圧流体を独立に制御する。制振量の増大を必要とするエンジン動作時、2つ又はそれ以上の流体供給部が各々それぞれの環内の流体を加圧する。制振量の低減を必要とするエンジン動作時、1つの流体供給部のみがそれぞれの環内の流体を加圧するか、又は、いずれの流体供給部もそれぞれの流体を加圧しない。代替的な実施形態において、制振組立体は、単一の環を含み、その中に可動ピストンが配置され、環の容積が制御されるようになっている。環の容積を減少させることは、制振組立体内の制振を増大させ、環の容積を増大することは、制振組立体内の制振を低減する。現在のエンジン動作条件に対して制振を調節することは、エンジン性能を高め、例えば、エンジン始動条件時の制振を増大することは、より短いエア・モータリング時間(air motoring times)を可能にし、高エンジン速度時の制振を低減することは、エンジン馬力を高める。
図1は、本開示の例示的な実施形態によるガスタービンエンジンの概略断面図である。例示的な実施形態において、ガスタービンエンジンは、高バイパス・ターボファンジェットエンジン110であり、本明細書では「ターボファンエンジン110」と呼ぶ。図1に示すように、ターボファンエンジン110は、軸線方向A(基準のために与えられる長手方向中心線112に対して平行に延びる)及び半径方向R(長手方向中心線112に対して垂直に延びる)を定める。一般に、ターボファンエンジン110は、ファンケース組立体114と、ファンケース組立体114の下流に配置されたコアガスタービンエンジン116とを含む。
コアガスタービンエンジン116は、環状入口120を定める実質的に管状の外側ケーシング118を含む。外側ケーシング118は、直列流関係で、ブースタ又は低圧(LP)圧縮機122及び高圧(HP)圧縮機124を含む圧縮機セクションと、燃焼セクション126と、高圧(HP)タービン128及び低圧(LP)タービン130を含むタービンセクションと、ジェット排気ノズルセクション132とを収容する。高圧(HP)シャフト又はスプール134は、HPタービン128をHP圧縮機124に駆動接続する。低圧(LP)シャフト又はスプール136は、LPタービン130をLP圧縮機122に駆動接続する。各シャフト134及び136は、制振システム140を有する複数の軸受組立体138によって支持される。圧縮機セクション、燃焼セクション126、タービンセクション、及び排気ノズルセクション132は、一緒にコア空気流路137を定める。
例示的な実施形態において、ファンケース組立体114は、ディスク146に離間様式で結合した複数のファンブレード144を有するファン142を含む。図示したように、ファンブレード144は、ディスク146から概ね半径方向Rに沿って外方に延びる。ファンブレード144及びディスク146は、LPシャフト136によって長手方向中心線112のまわりで一緒に回転可能である。
図1の例示的な実施形態をさらに参照すると、ディスク146は、複数のファンブレード144を通る空気流を促進するように空力的に輪郭付けられた回転可能な前方ハブ148によって覆われている。さらに、例示的なファンケース組立体114は、ファン142及び/又はコアガスタービンエンジン116の少なくとも一部分を円周方向に取り囲む環状ファンケーシング又は外側ナセル150を含む。ナセル150は、出口ガイドベーン組立体152によってコアガスタービンエンジン116に対して支持されるように構成することができることを認識されたい。さらに、ナセル150の下流セクション154は、コアガスタービンエンジン116の外側部分の上に延びることができ、それらの間にバイパス空気流通路156を定めるようになっている。
ターボファンエンジン110の動作時、ある量の空気158が、ナセル150の関連付けられた入口160及び/又はファンケース組立体114を通って、ターボファン110に入る。空気158がファンブレード144を横切って通過するとき、矢印162によって示される空気158の第1の部分は、バイパス空気流通路156内へ方向付けられ又は送られ、矢印164で示される空気158の第2の部分は、コア空気流路137内へ、又はより詳細にはブースタ圧縮機122内へ方向付けられ又は送られる。空気の第1の部分162と空気の第2の部分164との間の比率は、一般にバイパス比として知られる。空気の第2の部分164の圧力は、次いでHP圧縮機124を通って送られるにつれて増大して、燃焼セクション126に入り、そこで燃料と混合されて燃焼し、燃焼ガス166をもたらす。
燃焼ガス166は、HPタービン128を通って送られ、そこで、熱及び/又は運動エネルギーの一部が、外側ケーシング118に結合されたHPタービンステータベーン168とHPシャフト又はスプール134に結合されたHPタービンロータブレード170との逐次的な段を介して燃焼ガス166から抽出され、したがってHPシャフト又はスプール134の回転が生じ、それによりHP圧縮機124の動作を支持する。燃焼ガス166は、次にLPタービン130を通って送られ、そこで熱及び運動エネルギーの第2の部分が、外側ケーシング118に結合されたLPタービンステータベーン172とLPシャフト又はスプール136に結合されたLPタービンロータブレード174との逐次的な段を介して燃焼ガス166から抽出され、したがってLPシャフト又はスプール136の回転が生じ、それによりブースタ圧縮機122の動作及び/又はファン138の回転を支持する。燃焼ガス166は、その後、コアガスタービンエンジン116のジェット排気ノズルセクション132を通って送られ、推進推力をもたらす。同時に、空気の第1の部分162の圧力は、ターボファンエンジン110のファンノズル排気セクション176から排気される前に、空気の第1の部分162が出口ガイドベーン組立体152を通ることを含めてバイパス空気流通路156を通って送られるときに実質的に増大し、これもまた推進推力をもたらす。HPタービン128、LPタービン130、及びジェット排気ノズルセクション132は、コアガスタービンエンジン116を通して燃焼ガス166を送るための高温ガス路178を少なくとも部分的に定める。
動作時、各シャフト134及び/又は136は、一般に中心線112のまわりで回転する。しかしながら、限定されないが、湾曲ロータの始動及び/又は不均衡な荷重といったある種の動作条件時、シャフト134及び/又は136は、偏心又は軌道運動を受け、それが振動及びたわみを誘発し、これが他のターボファンエンジン110位置に伝搬又は移動する場合がある。例示的な実施形態において、制振システム140は、シャフト134及び/又は136の軸受位置に設けられ、回転するシャフト134及び/又は136によって引き起こされるターボファンエンジン110内の振動及びたわみ荷重を低減させる。代替的な実施形態において、制振システム140は、回転するシャフト134及び/又は136に沿った任意の位置に配置することができる。
しかしながら、図1に描かれた例示的なターボファンエンジン110は、単なる例示に過ぎないこと、及び、他の例示的な実施形態において、ターボファンエンジン110は、他のあらゆる適切な構成を有することができることを認識されたい。さらに他の例示的な実施形態において、本開示の態様は、他のいずれかの適切なガスタービンエンジンに組み込むことができることもまた認識されたい。例えば、他の例示的な実施形態において、本開示の態様は、例えば、ターボプロップエンジン、コアエンジン、補助動力ユニット、及び試験装置に組み込むことができる。
図2は、ターボファンエンジン110(図1に示す)からの制振システム140の断面図である。図3は、図2に示す制振システム140の略図である。例示的な実施形態において、制振システム140は、スクイーズフィルム・ダンパである。図2及び図3に示すように、HPシャフト134又はLPシャフト136などのシャフト200は、軸受組立体138によって回転可能に支持される。詳細には、軸受組立体138は、外側レース202と、内側レース204と、それらの間の複数のころ要素206とを含む、従来のころ軸受として示されている。外側レース202は、シャフト200を円周方向に囲み、半径方向外側表面208を含む。半径方向外側表面208は、図3に示すように複数の表面セクション210及び212を含む。シャフト200は、内側レース204によって円周方向に回転可能に支持される。代替的な実施形態において、軸受組立体138は、制振システム140を本明細書で説明するように機能させることが可能な他のいずれかの軸受である。
制振システム140は、軸受組立体138を円周方向に囲むハウジング214を含む。詳細には、ハウジング214は、固定フレーム構造体216から延びており、ハウジング214が回転しないようになっている。ハウジング214は、半径方向外側表面208に面した半径方向内側表面218を含む。内側ハウジング表面218及び外側レース表面208は、シールリング222によって分離された、オイル又は他のいずれかの適切な制振媒体などの半加圧非圧縮性制振流体を収容する複数の環220を定める。例示的な実施形態において、第1の環224は、内側ハウジング表面218と、シールリング222間の第1の表面セクション210とによって定められる。第1の環224は、第1の表面セクション210の長さ228と、内側ハウジング表面218から第1の表面セクション210までの距離230とによって定められる、容積226を有する。さらに、第2の環232は、内側ハウジング表面218と、シールリング222間の第2の表面セクション212とによって定められる。第2の環232は、第2の表面セクション212の長さ236と、内側ハウジング表面218から第2の表面セクション212までの距離238とによって定められる、容積234を有する。
例示的な実施形態において、第1の環の容積226は、第2の環の容積234と実質的に等しくない。すなわち、長さ228は、長さ236と実質的に等しくなく、距離230は、距離238と実質的に等しくない。代替的な実施形態において、第1及び第2の環の容積226及び234は、制振システム140を本明細書で説明するように機能させることが可能な他のいずれかの寸法を有する。
制振システム140は、ハウジング214内の入口242を介して第1の環224と流体連通状態で結合した第1の流体供給部240と、入口246を介して第2の環232と流体連通状態で結合した第2の流体供給部244とをさらに含む。圧力遮断弁248は、第1の環224内で第1の流体供給部240からの第1の流体250の圧力を制御し、圧力遮断弁252は、第2の環232内で第2の流体供給部244からの第2の流体254の圧力を制御する。例示的な実施形態において、弁248及び252は、オン/オフ弁であるが、調節弁を用いることもできる。代替的な実施形態において、第1及び第2の流体250及び254の圧力は、第1及び第2の流体供給部240及び244に動作可能に結合したコントローラ256によって制御される。
動作時、軸受組立体138の外側レース202は、ハウジング214に対して回転することが制限され、回転は、内側レース204及びシャフト200に制限されるようになっているが、軸受組立体138全体及びそのシャフト200は、振動及びシャフト200内の動荷重に応答して、ハウジング214内で半径方向及び軌道方向に自由に運動する。シャフト200荷重時、流体250及び254は、軸受組立体138及びシャフト200が半径方向に移動するときに加圧され、流体250及び254は、環224及び234内で自由に運動して、エンジン110に対する制振を与える。
例示的な実施形態において、各流体供給部240及び244は、独立に作動する。例えば、エンジン110の動作の第1相の間、例えばエンジン110がより低い毎分回転数(RPM)で動作し、シャフト200がより大きい荷重を誘発するロータ始動条件時には、両方の流体供給部240及び244を一緒に作動させて、制振を増大させる。各環224及び232内のそれぞれの流体250及び254は、弁248及び252及び/又はコントローラ256を介して加圧され、それによりオイルフィルムを形成し、シャフト200内の荷重を制振する。次いで、エンジン110の動作の第2相の間、例えばエンジン110がより高いRPMで動作する巡航速度時には、第1の流体供給部240のみを作動させる一方で、第2の流体供給部244はオフにされる。第1の環224内の第1の流体250のみが加圧され、それにより制振を低減する。高RPM動作時、シャフト200によって誘発される荷重は、一般に、より低いので、そのため、より少ない制振しか必要とせず、エンジン性能を向上させる。代替的な実施形態において、第1及び第2の流体供給部240及び244の両方をオフにして、制振を与えないようにすることができる。
別の例において、各流体供給部240及び244は、熱電対258によって測定された流体250及び254の温度に基づいて、独立に作動する。詳細には、より低温のオイル流体は、より高い粘性を有し、これは、より高温のオイル流体よりも大きい制振を導く。例えば、より低温動作条件下のエンジン始動条件において、第1の流体250は、制振を増大させる温度を有するので、したがって第1の流体供給部240のみを作動させる。第1の流体供給部240がより高温で動作している巡航エンジン速度時、第1の流体供給部240をオフにして、第2の流体供給部244のみを作動させることができ、又は、制振が必要ない場合には、両方の流体供給部240及び244を遮断することができる。代替的な実施形態において、制振システム140は、制振システム140を本明細書で説明するように機能させることが可能な他のいずれかのパラメータを介して制御することができる。
制振システム140内の各流体供給部240及び244毎の制振量は、各容積226及び234をそれぞれ配分することによって制御可能である。例えば、長さ228及び/又は長さ236を長くすること又は短くすることができる。さらに、制振は、各流体250及び254の加圧を調節することによってさらに制御可能である。例示的な実施形態において、流体250及び254は、実質的に等しい媒体である。代替的な実施形態において、流体250及び254は、実質的に等しくない媒体であり、例えば、第1の流体250は、第2の流体254のオイル重量と実質的に等しくない重量を有するオイルである。
図2及び図3は、2つの環224及び232を有する制振システム140を示し、そのため、両方の流体供給部240及び244が作動しているか、一方の流体供給部240又は244のみが作動しているか、又はどちらの流体供給部240及び244も作動していないか、それらのいずれかになる。代替的な実施形態において、制振システム140は、制振を制御することができる任意の数、例えば限定しないが4、6又は10個の環/流体供給部を有することができる。
図4は、ターボファンエンジン110(図1に示す)と共に用いることができる、別の例示的な制振システム400の概略図である。この例示的な実施形態において、制振システム400は、軸受組立体408の外側レース406の半径方向外側表面404を円周方向に囲むハウジング402を含む。ハウジング402は、外側レース表面404に対向する半径方向内側表面410を含む。内側ハウジング表面410及び外側レース表面404は、シールリング222によって分離された、制振流体を収容する複数の環412、414、及び416を定める。第1の環412は、第1の表面セクション422の長さ420と、内側ハウジング表面410から第1の表面セクション422までの距離424とによって定められる、容積418を有する。第2の環414は、第2の表面セクション430の長さ428と、内側ハウジング表面410から第2の表面セクション430までの距離432とによって定められる、容積426を有する。第3の環416は、第3の表面セクション438の長さ436と、内側ハウジング表面410から第3の表面セクション438までの距離440とによって定められる、容積434を有する。
この例示的な実施形態において、第1の環の容積418は、第3の環の容積434と実質的に等しい。すなわち、長さ420は、長さ436と実質的に等しく、距離424は、距離440と実質的に等しい。第2の環の容積426は、第1の環の容積418又は第3の環の容積434のいずれとも実質的に等しくない。すなわち、長さ428は、長さ420又は長さ436のいずれとも実質的に等しくなく、距離432は、距離424又は距離440のいずれとも実質的に等しくない。
制振システム400は、ハウジング402内の入口444及び446を介して第1の環412及び第3の環416と流体連通状態で結合した、第1の流体供給部442をさらに含む。第2の流体供給部448は、入口450を介して第2の環414と流体連通状態で結合する。圧力遮断弁452は、第1の環412及び第3の環416内で流体供給部442からの第1の流体454の圧力を制御する。圧力遮断弁456は、第2の環414内で第2の流体供給部448からの第2の流体458の圧力を制御する。代替的な実施形態において、第1及び第2の流体454及び458の圧力は、第1及び第2の流体供給部442及び448に動作可能に結合したコントローラ256によって制御される。
この例示的な実施形態において、各流体供給部442及び448は、独立に作動する。第1の流体454は、第1の流体供給部442から第1及び第3の環412及び416の両方の中で加圧され、第2の流体458は、第2の流体供給部448から第2の環414の中で加圧され、ロータシャフト200(図2に示す)を制振する。ターボファンエンジン110の動作時、低エンジンRPMにおける制振の増大のために両方の流体供給部442及び448が加圧され、高エンジンRPMにおける制振の低減のために流体供給部442又は448の一方のみが加圧される。
図5は、ターボファンエンジン110(図1に示す)と共に用いることができる、さらなる例示的な制振システム500の概略図である。この例示的な実施形態において、制振システム500は、軸受組立体508の外側レース506の半径方向外側表面504を円周方向に囲むハウジング502を含む。ハウジング502は、外側レース表面504に対向する半径方向内側表面510を含む。内側ハウジング表面510及び外側レース表面504は、シールリング222によって分離された、制振流体を収容する複数の環512、514、及び516を定める。第1の環512は、第1の表面セクション522の長さ520と、内側ハウジング表面510から第1の表面セクション522までの距離524とによって定められる、容積518を有する。第2の環514は、第2の表面セクション530の長さ528と、内側ハウジング表面510から第2の表面セクション530までの距離532とによって定められる、容積526を有する。第3の環516は、第3の表面セクション538の長さ536と、内側ハウジング表面510から第3の表面セクション538までの距離540とによって定められる、容積534を有する。
この例示的な実施形態において、第1の環の容積518は、第2の環の容積526と実質的に等しくなく、第2の環の容積526は、第3の環の容積534と実質的に等しくない。すなわち、長さ520は、長さ528と実質的に等しくなく、長さ528は、長さ536と実質的に等しくない。加えて、距離512は、距離532と実質的に等しくなく、距離532は、距離540と実質的に等しくない。
制振システム500は、ハウジング502内の入口544を介して第1の環512と流体連通状態で結合した、第1の流体供給部542をさらに含む。第2の流体供給部546は、入口548を介して第2の環514と流体連通状態で結合する。第3の流体供給部550は、入口552を介して第3の環516と流体連通状態で結合する。圧力遮断弁554は、第1の環512内で第1の流体供給部542からの第1の流体556の圧力を制御する。圧力遮断弁558は、第2の環514内で第2の流体供給部546からの第2の流体560の圧力を制御する。圧力遮断弁562は、第3の環516内で第3の流体供給部550からの第3の流体564の圧力を制御する。代替的な実施形態において、第1、第2、及び第3の流体556、560、及び564の圧力は、各流体供給部542、546、及び550に動作可能に結合したコントローラ256によって制御される。
この例示的な実施形態において、各流体供給部542、546、及び550は、独立に作動する。第1の流体556は、第1の流体供給部542から第1の環512内で加圧され、第2の流体560は、第2の流体供給部546から第2の環514の中で加圧され、第3の流体564は、第3の流体供給部550から第3の環516の中で加圧され、ロータシャフト200(図2に示す)を制振する。ターボファンエンジン110の動作時、低エンジンRPMにおける制振の増大ために、3つの流体供給部542、546、及び550全てが加圧され、一方、中程度のエンジンRPMにおける制振のために、2つの流体供給部、例えば第1及び第2の供給部542及び546が加圧され、高エンジンRPMにおける制振の低減ために、1つの流体供給部のみ、例えば546が加圧される。
図6は、ターボファンエンジン110(図1に示す)と共に用いることができる、付加的な例示的な制振システム600の概略図である。この例示的な実施形態において、制振システム600は、軸受組立体608の外側レース606の半径方向外側表面604を円周方向に囲むハウジング602を含む。ハウジング602は、外側レース表面604に対向する半径方向内側表面610を含む。内側ハウジング表面610及び外側レース表面604は、制振流体を収容する環612を定める。内側ハウジング表面610は、矩形ノッチ614を含み、その中にダンパシール616が配置される。例示的な実施形態において、ダンパシール616は、ノッチ614内で半径方向に可動のピストンであり、それにより環612の可変の容積618を定める。代替的な実施形態におい、ダンパシール616は、本明細書で説明するように容積618を定めることを可能にする、膨張シールリングなどの、他のいずれかのシールである。容積618は、表面セクション622の長さ620と、内側ハウジング表面610から表面セクション622までの距離624とによって定められる。さらに、容積618は、ダンパシール616を半径方向外方に距離626だけ移動させてノッチ614内の環612を延ばすことによって、拡張することができる。代替的な実施形態において、ノッチ614は、外側軸受表面604内に配置することができる。制振システム600は、ハウジング602内の入口630を介して環612と流体連通状態で結合した流体供給部628をさらに含み、流体634を環612に供給する。圧力遮断弁632は、環612内で流体供給部628からの流体634の圧力を制御する。代替的な実施形態において、流体の圧力は、流体供給部628に動作可能に結合したコントローラ256によって制御される。
この例示的な実施形態において、制振は、環の容積618を調整することによって制御され、ロータシャフト200(図2に示す)を制振する。詳細には、容積618が減少したときに制振が増大し、容積618が増大したときに制振が低減する。例えば、ターボファンエンジン110の動作時、低エンジンRPMにおいては、外側レース表面604に向かうダンパシール616によって容積618を減少させ、それにより制振を増大させ、一方、高エンジンRPMにおいては、ダンパシール616を外側レース表面604から遠ざかる方向に移動させることによって容積618を増大させ、それにより制振を低減させる。
上述の可変スクイーズフィルム・ダンパの実施形態は、異なるレベルの制振を与えるように調整することができる制御可能なダンパを提供し、エンジン性能の改善を促進する。詳細には、本明細書で説明する制振組立体及び方法は、エンジンの動作モードに応じて、制振を増大又は低減することを可能にする。制振組立体は、内側ハウジング表面と外側軸受表面との間に定められた、加圧制振流体を受け入れる複数の環を含む。複数の環と流体連通状態で結合された複数の流体供給部は、その中の加圧流体を独立に制御する。制振量の増大を必要とするエンジン動作時、2つ又はそれ以上の流体供給部が、各々それぞれの環内の流体を加圧する。制振量の低減を必要とするエンジン動作時、1つの流体供給部のみがそれぞれの環内の流体を加圧するか、又は、いずれの流体供給部もそれぞれの流体を加圧しない。代替的な実施形態において、制振組立体は、単一の環を含み、その中に可動ピストンが配置され、環の容積が制御されるようになっている。環の容積を減少させることは、制振組立体内の制振を増大させ、環の容積を増大することは、制振組立体内の制振を低減する。現在のエンジン動作条件に対して制振を調節することは、エンジン性能を高め、例えば、エンジン始動条件時の制振を増大することは、より短いエア・モータリング時間を可能にし、高エンジン速度時の制振を低減することは、エンジン馬力を高める。
本明細書で説明した方法、システム、及び装置の例示的な技術的効果は、(a)所定のエンジン動作条件時の制振を増大すること、(b)他の所定のエンジン動作条件時の制振を低減すること、(c)エンジン性能を高めること、(d)エンジン始動条件時のエア・モータリング時間を減らすこと、及び(e)高エンジン速度条件時のエンジン馬力を高めること、のうちの少なくとも1つを含む。
可変スクイーズフィルム・ダンパのための方法、システム、及び装置の例示的な実施形態は、本明細書で説明した特定の実施形態に限定されず、むしろ、システムの構成要素及び/又は方法のステップは、本明細書で説明する他の構成要素及び/又はステップとは独立して別個に利用することができる。例えば、本方法は、制振組立体を必要とする他のシステム及び関連した方法との組合せで用いることもでき、本明細書で説明するようなシステム及び方法による実施のみに限定されない。むしろ、例示的な実施形態は、回転可能なシャフトを制振することによる利益を受けることができる他の多くの用途、装置、及びシステムとの関連で実装及び利用することができる。
本開示の種々の実施形態の特定の特徴は、一部の図面において示され、他の図面では示されていないが、これは、便宜上のことに過ぎない。本開示の原理によれば、図面のあらゆる特徴は、他のいずれかの図面のあらゆる特徴と組み合わせて言及し及び/又は特許請求することができる。
本明細書は最良の形態を含む実施例を使用して、本発明の実施形態を開示し、また当業者が、あらゆる装置又はシステムを製作し且つ使用しまたあらゆる組込み方法を実行することを含む本発明の実施を行うことを可能にもする。本開示の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、又は請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
最後に、代表的な実施態様を以下に示す。
[実施態様1]
半径方向外側表面を備えた軸受組立体と、
上記軸受組立体を囲み、上記半径方向外側表面に面した半径方向内側表面を備え、上記半径方向外側及び内側表面がそれらの間に複数の環を定める、ハウジングと、
上記複数の環と流体連通状態で結合した、上記複数の環の各環に流体を送給するように構成された複数の流体供給部と、
を備え、上記複数の流体供給部の各流体供給部が、上記それぞれの環内の上記流体を独立して制御する、
ダンパ組立体。
[実施態様2]
上記複数の環が、上記複数の流体供給部の第1の流体供給部に流体連通状態で結合した第1の環と、上記複数の流体供給部の第2の流体供給部に流体連通状態で結合した第2の環とを含み、上記第1の環の容積が、上記第2の環の容積と等しくない、実施態様1に記載の組立体。
[実施態様3]
上記複数の環が、上記複数の流体供給部の第1の流体供給部に流体連通状態で結合した第1の環と、上記複数の流体供給部の第2の流体供給部に流体連通状態で結合した第2の環と、上記第1の流体供給部に流体連通状態で結合した第3の環とを含み、上記第1の環の容積が、上記第3の環の容積と等しく、上記第1の環及び第3の環の上記容積が、上記第2の環の容積と等しくない、実施態様1に記載の組立体。
[実施態様4]
上記複数の環が、上記複数の流体供給部の第1の流体供給部に流体連通状態で結合した第1の環と、上記複数の流体供給部の第2の流体供給部に流体連通状態で結合した第2の環と、上記複数の流体供給部の第3の流体供給部に流体連通状態で結合した第3の環とを含み、上記第1の環の容積が、上記第2の環の容積と等しくなく、上記第2の環の容積が、上記第3の環の容積と等しくなく、上記第3の環の容積が、上記第1の環の容積と等しくない、実施態様1に記載の組立体。
[実施態様5]
上記複数の流体供給部の各流体供給部が、上記それぞれの環内の上記流体を制御するように構成された遮断弁を備えた、実施態様1に記載の組立体。
[実施態様6]
上記軸受組立体が、回転可能なシャフトに結合し、上記遮断弁の各々が、コントローラに動作可能に結合し、上記コントローラが、上記シャフトの回転速度に基づいて上記遮断弁の各々を作動するように構成された、実施態様5に記載の組立体。
[実施態様7]
上記複数の流体供給部の各流体供給部が、コントローラに動作可能に結合した調節弁を備え、上記コントローラが、上記調節弁を用いて上記それぞれの環内の上記流体を制御するように構成された、実施態様1に記載の組立体。
[実施態様8]
上記流体の温度を測定するように構成された熱電対をさらに備え、上記複数の流体供給部の各流体供給部が、上記温度の測定に基づいて上記それぞれの環内の上記流体を制御する、実施態様1に記載の組立体。
[実施態様9]
半径方向外側表面を備えた円周方向軸受組立体と、
上記軸受組立体を少なくとも部分的に取り囲む半径方向内側表面を備えたハウジングと、
上記半径方向外側表面及び上記半径方向内側表面の少なくとも一方の内部に定められてそこから半径方向に延びるノッチであって、上記ノッチと上記半径方向外側及び内側表面とがそれらの間に環を定める、ノッチと、
上記軸受組立体及び上記ハウジングの少なくとも一方に結合した、上記それぞれのノッチ内に配置されたダンパシールであって、上記ノッチ内で半径方向に位置決めできるように構成され、その内部で上記環の容積を定める、ダンパシールと、
上記環と流体連通状態で結合し、上記環に流体を送給するように構成された流体供給部と
を備えた、ダンパ組立体。
[実施態様10]
上記流体供給部が、上記環内の流体を制御するように構成された遮断弁を備えた、実施態様9に記載の組立体。
[実施態様11]
上記軸受組立体が、回転可能なシャフトに結合し、上記遮断弁の各々が、コントローラに動作可能に結合し、上記コントローラが、上記シャフトの回転速度に基づいて上記遮断弁の各々を作動するように構成された、実施態様10に記載の組立体。
[実施態様12]
上記流体供給部が、コントローラに動作可能に結合した調節弁を備え、上記コントローラが、上記調節弁を用いて上記環内の上記流体を制御するように構成された、実施態様9に記載の組立体。
[実施態様13]
上記流体の温度を測定するように構成された熱電対をさらに備え、上記流体供給部が、上記温度の測定に基づいて上記環内の上記流体を制御する、実施態様9に記載の組立体。
[実施態様14]
ターボファンエンジンを制振する方法であって、上記ターボファンエンジンは、ダンパ組立体に結合した回転可能なシャフトを含み、上記ダンパ組立体は、半径方向外側表面を含む軸受組立体と、上記軸受組立体を少なくとも部分的に取り囲むハウジングであって、上記半径方向外側表面に面した半径方向内側表面を含み、上記半径方向外側及び内側表面がそれらの間に複数の環を定めるハウジングと、上記複数の環に流体連通状態で結合した複数の流体供給部と、を含み、上記方法は、
流体の第1の流れを上記複数の流体供給部の第1の流体供給部から上記複数の環の第1の環に選択的に送るステップと、
流体の第2の流れを上記複数の流体供給部の第2の流体供給部から上記複数の環の第2の環に選択的に送るステップと、
を含む、方法。
[実施態様15]
上記第2の流体供給部を選択的にオフにするステップをさらに含む、実施態様14に記載の方法。
[実施態様16]
上記流体の第1の流れを上記第1の流体供給部から選択的に送るステップ及び上記流体の第2の流れを上記第2の流体供給部から選択的に送るステップの少なくとも一方が、上記回転可能なシャフトの回転速度を用いて決定される、実施態様14に記載の方法。
[実施態様17]
上記流体の第1の流れを上記第1の流体供給部から選択的に送るステップ及び上記流体の第2の流れを上記第2の流体供給部から選択的に送るステップの少なくとも一方が、上記流体の温度によって決定される、実施態様14に記載の方法。
[実施態様18]
流体の第3の流れを上記複数の流体供給部の第3の流体供給部から上記複数の環の第3の環に選択的に送るステップをさらに含む、実施態様14に記載の方法。
[実施態様19]
上記流体の第1の流れを上記第1の流体供給部から選択的に送るステップが、流体を上記第1の流体供給部から上記複数の環の第3の環に選択的に流すステップをさらに含む、実施態様14に記載の方法。
[実施態様20]
上記流体の第1の流れを上記第1の流体供給部から選択的に送るステップ及び上記流体の第2の流れ上記第2の流体供給部からを選択的に送るステップの少なくとも一方が、遮断弁及び調節弁の少なくとも1つを通して制御される、実施態様14に記載の方法。
110:ターボファンエンジン
112:長手方向中心線
114:ファンケース組立体
116:コアガスタービンエンジン
118:外側ケーシング
120:環状入口
122:低圧圧縮機
124:高圧圧縮機
126:燃焼セクション
128:高圧タービン
130:低圧タービン
132:ジェット排気ノズルセクション
134:高圧シャフト
136:低圧シャフト
137:コア空気流路
138:軸受組立体
140:制振システム
142:ファン
144:ファンブレード
146:ディスク
148:前方ハブ
150:外側ナセル
152:出口ガイドベーン組立体
154:下流セクション
156:バイパス空気流通路
158:空気
160:入口
162:第1の空気部分
164:第2の空気部分
166:燃焼ガス
168:HPタービンステータベーン
170:HPタービンロータブレード
172:LPタービンステータベーン
174:LPタービンロータブレード
176:ファンノズル排気セクション
178:高温ガス路
200:シャフト
202:外側レース
204:内側レース
206:ころ要素
208:外側表面
210:第1の表面セクション
212:第2の表面セクション
214:ハウジング
216:フレーム
218:内側表面
220:環
222:シールリング
224:第1の環
226:容積
228:長さ
230:距離
232:第2の環
234:容積
236:長さ
238:距離
240:第1の流体供給部
242:入口
244:第2の流体供給部
246:入口
248:第1の弁
250:第1の流体
252:第2の弁
254:第2の流体
256:コントローラ
258:熱電対
400:制振システム
402:ハウジング
404:外側表面
406:外側レース
408:軸受組立体
410:内側表面
412:第1の環
414:第2の環
416:第3の環
418:容積
420:長さ
422:第1の表面セクション
424:距離
426:容積
428:長さ
430:第2の表面セクション
432:距離
434:容積
436:長さ
438:第3の表面セクション
440:距離
442:第1の流体供給部
444:入口
446:入口
448:第2の流体供給部
450:入口
452:第1の弁
454:第1の流体
456:第2の弁
458:第2の流体
500:制振システム
502:ハウジング
504:外側表面
506:外側レース
508:軸受組立体
510:内側表面
512:第1の環
514:第2の環
516:第3の環
518:容積
520:長さ
522:第1の表面セクション
524:距離
526:容積
528:長さ
530:第2の表面セクション
532:距離
534:容積
536:長さ
538:第3の表面セクション
540:距離
542:第1の流体供給部
544:入口
546:第2の流体供給部
548:入口
550:第3の流体供給部
552:入口
554:第1の弁
556:第1の流体
558:第2の弁
560:第2の流体
562:第3の弁
564:第3の流体
600:制振システム
602:ハウジング
604:外側表面
606:外側レース
608:軸受組立体
610:内側表面
612:環
614:ノッチ
616:ダンパシール
618:容積
620:長さ
622:表面セクション
624:距離
626:距離
628:流体供給部
630:入口
632:弁
634:流体

Claims (15)

  1. 半径方向外側表面(208)を備えた軸受組立体(138)と、
    前記軸受組立体を囲み、前記半径方向外側表面に面した半径方向内側表面(218)を備え、前記半径方向外側及び内側表面がそれらの間に複数の環(220)を定める、ハウジング(214)と、
    前記複数の環と流体連通状態で結合した、前記複数の環の各環に流体(250;254)を送給するように構成された複数の流体供給部(240;244)と、
    を備え、前記複数の流体供給部の各流体供給部が、前記それぞれの環内の前記流体を独立して制御する、
    ダンパ組立体(140;400;500)。
  2. 前記複数の環が、前記複数の流体供給部の第1の流体供給部(240)に流体連通状態で結合した第1の環(224)と、前記複数の流体供給部の第2の流体供給部(244)に流体連通状態で結合した第2の環(232)とを含み、前記第1の環の容積(226)が、前記第2の環の容積(234)と等しくない、請求項1に記載の組立体(140)。
  3. 前記複数の流体供給部の各流体供給部が、前記それぞれの環内の前記流体を制御するように構成された遮断弁(248;252)を備えた、請求項1に記載の組立体(140)。
  4. 前記軸受組立体が、回転可能なシャフト(134;136)に結合し、前記遮断弁の各々が、コントローラ(256)に動作可能に結合し、前記コントローラが、前記シャフトの回転速度に基づいて前記遮断弁の各々を作動するように構成された、請求項3に記載の組立体(140)。
  5. 前記複数の流体供給部の各流体供給部が、コントローラ(256)に動作可能に結合した調節弁(248;252)を備え、前記コントローラが、前記調節弁を用いて前記それぞれの環内の前記流体を制御するように構成された、請求項1に記載の組立体(140)。
  6. 前記流体の温度を測定するように構成された熱電対(258)をさらに備え、前記複数の流体供給部の各流体供給部が、前記温度の測定に基づいて前記それぞれの環内の前記流体を制御する、請求項1に記載の組立体(140)。
  7. 前記複数の環が、前記複数の流体供給部の第1の流体供給部(442)に流体連通状態で結合した第1の環(412)と、前記複数の流体供給部の第2の流体供給部(448)に流体連通状態で結合した第2の環(414)と、前記第1の流体供給部に流体連通状態で結合した第3の環(416)とを含み、前記第1の環の容積(418)が、前記第3の環の容積(434)と等しく、前記第1の環及び第3の環の前記容積が、前記第2の環の容積(426)と等しくない、請求項1に記載の組立体(400)。
  8. 前記複数の流体供給部の各流体供給部が、前記それぞれの環内の前記流体を制御するように構成された遮断弁(452;456)を備えた、請求項7に記載の組立体(400)。
  9. 前記複数の環が、前記複数の流体供給部の第1の流体供給部(542)に流体連通状態で結合した第1の環(512)と、前記複数の流体供給部の第2の流体供給部(546)に流体連通状態で結合した第2の環(514)と、前記複数の流体供給部の第3の流体供給部(550)に流体連通状態で結合した第3の環(516)とを含み、前記第1の環の容積(518)が、前記第2の環の容積と等しくなく、前記第2の環の容積(526)が、前記第3の環の容積と等しくなく、前記第3の環の容積(534)が、前記第1の環の容積と等しくない、請求項1に記載の組立体(500)。
  10. 前記複数の流体供給部の各流体供給部が、前記それぞれの環内の前記流体を制御するように構成された遮断弁(554;558;562)を備えた、請求項9に記載の組立体(500)。
  11. 半径方向外側表面(604)を備えた円周方向軸受組立体(608)と、
    前記軸受組立体を少なくとも部分的に取り囲む半径方向内側表面(610)を備えたハウジング(602)と、
    前記半径方向外側表面及び前記半径方向内側表面の少なくとも一方の内部に定められてそこから半径方向に延びるノッチ(614)であって、前記ノッチと前記半径方向外側及び内側表面とがそれらの間に環(612)を定める、ノッチと、
    前記軸受組立体及び前記ハウジングの少なくとも一方に結合した、前記それぞれのノッチ内に配置されたダンパシール(616)であって、前記ノッチ内で半径方向に位置決めできるように構成され、その内部で前記環の容積(618)を定める、ダンパシールと、
    前記環と流体連通状態で結合し、前記環に流体(634)を送給するように構成された流体供給部(628)と
    を備えた、ダンパ組立体(600)。
  12. 前記流体供給部が、前記環内の流体を制御するように構成された遮断弁(632)を備えた、請求項11に記載の組立体。
  13. 前記軸受組立体が、回転可能なシャフト(134;136)に結合し、前記遮断弁の各々が、コントローラ(256)に動作可能に結合し、前記コントローラが、前記シャフトの回転速度に基づいて前記遮断弁の各々を作動するように構成された、請求項12に記載の組立体。
  14. 前記流体供給部が、コントローラ(256)に動作可能に結合した調節弁(632)を備え、前記コントローラが、前記調節弁を用いて前記環内の前記流体を制御するように構成された、請求項11に記載の組立体。
  15. 前記流体の温度を測定するように構成された熱電対(258)をさらに備え、前記流体供給部が、前記温度の測定に基づいて前記環内の前記流体を制御する、請求項11に記載の組立体。
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