JP2017193110A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017193110A
JP2017193110A JP2016084644A JP2016084644A JP2017193110A JP 2017193110 A JP2017193110 A JP 2017193110A JP 2016084644 A JP2016084644 A JP 2016084644A JP 2016084644 A JP2016084644 A JP 2016084644A JP 2017193110 A JP2017193110 A JP 2017193110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation panel
main body
paper
paper guide
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016084644A
Other languages
English (en)
Inventor
季正 横尾
Suemasa Yokoo
季正 横尾
博巳 鹿野
Hiromi Kano
博巳 鹿野
啓一 藤野
Keiichi Fujino
啓一 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2016084644A priority Critical patent/JP2017193110A/ja
Publication of JP2017193110A publication Critical patent/JP2017193110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

【課題】用紙排出方向の下流側に、操作ユニットが設けられている場合でも、排出される用紙の排出不良や用紙の損傷等を防止することができるようにする。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、用紙排出方向の下流側に、操作パネルを有する操作ユニットを備える画像形成装置において、操作ユニットは、操作パネル本体と、操作パネル本体の回動を支持する回動部と、操作パネル本体の回動に連動して可倒自在又は伸縮自在に設けれたものであって、操作パネル本体の起立により操作パネル本体の背面に展開され、操作パネル本体の倒れにより操作パネル本体の裏面に収納される用紙ガイド部とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置に関し、例えば、操作ユニットを備える画像形成装置に適用し得る。
従来、画像形成装置には、操作状態等を表示する表示部と、ユーザ操作を受け付ける操作部とを有する操作ユニットを有するものがある(特許文献1参照)。ユーザによる操作ユニットの視認性や操作性を考慮して、操作ユニットは画像形成装置の上部前面に設けられているものが多く見受けられる。また、角度調整が可能な操作ユニットもある。
また、画像形成装置には、ユーザが排出された用紙の取り出しを容易にするために、排出した用紙を画像形成装置本体の前面に向けて排出する前排出型の画像形成装置がある。
特開2006−062183号公報
しかしながら、前排出型の画像形成装置において、画像形成装置の上部前面側に操作ユニットが設けられている場合、排出された用紙が操作ユニットに衝突してしまい、排出不良や用紙の損傷等が生じ得る。
そのため、用紙排出方向の下流側に、操作ユニットが設けられている場合でも、排出される用紙の排出不良や用紙の損傷等を防止することができる画像形成装置が求められている。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、用紙排出方向の下流側に、操作パネルを有する操作ユニットを備える画像形成装置において、操作ユニットは、(1)操作パネル本体と、(2)操作パネル本体の回動を支持する回動部と、(3)操作パネル本体の回動に連動して可倒自在又は伸縮自在に設けれたものであって、操作パネル本体の起立により操作パネル本体の背面に展開され、操作パネル本体の倒れにより操作パネル本体の裏面に収納される用紙ガイド部とを備えたことを特徴とする。
本発明は、上記特徴を有することにより、排出される用紙の排出不良や用紙の損傷等を防止することができる。
第1の実施形態に係る前排出型画像形成装置を示す説明図(操作パネル格納状態)である。 第1の実施形態に係る前排出型画像形成装置を示す説明図(操作パネル展開状態)である。 第1の実施形態に係る操作パネル格納状態を示す説明図である。 第1の実施形態に係る操作パネル展開状態を示す説明図である。 第1の実施形態に係る操作パネル展開状態を横から示した模式図である。 第2の実施形態に係る操作パネル格納状態を示す説明図である。 第2の実施形態に係る操作パネル展開状態を示す説明図である。 第2の実施形態に係る操作パネルの動きを示す説明図である。 第3の実施形態に係る操作パネル格納状態を示す説明図である。 第3の実施形態に係る操作パネル展開状態を示す説明図である。 第3の実施形態に係る操作パネルの断面を示す模式図である 変形実施形態において操作パネルに延長ガイドを設けた構造を示す説明図である。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態では、前排出型のプリンタに本発明を適用する場合を例示する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態に係る前排出型の画像形成装置の外観構成を示す外観構成図である。
図1において、第1の実施形態に係る画像形成装置10は、用紙収納部1、手差し給紙トレイ2、排出用紙載置部3、操作ユニット4を有する。以下では、操作ユニット4が配置されている側を前面とし、当該前面に対向する側を後面として説明する。
用紙収納部1は、画像形成装置10の本体下部に設けられて、用紙を収納するものである。例えば、画像形成装置10と接続する上位装置(図示しない)から印刷指令が与えられると、用紙収納部1に収納されている用紙が繰り出されて、当該用紙上に画像が形成されて、排出用紙載置部3に用紙が排出される。
手差し給紙トレイ2は、装置本体に対して開閉可能なものであり、ユーザにより手差し給紙がなされる際に、装置本体に対して開状態となり、手差し用の用紙を載置する。例えば、手差し給紙トレイ2に載置されている用紙は、画像形成装置10内に給紙され、当該用紙上に画像が形成されて、排出用紙載置部3に用紙が排出される。
排出用紙載置部3は、画像形成装置10の後面側から前面側に向けて用紙が排出され、その排出された用紙を載置するものである。
操作ユニット4は、画像形成装置10の状態や入力情報等を表示する表示部と、ユーザにより操作される操作部とを有するものである。操作ユニット4は、排出用紙載置部3における用紙排出方向の下流側に配置されている。例えば、図1に示すように、操作ユニット4は、画像形成装置10の本体の上部前面に配置されている場合を例示する。
また、操作ユニット4は、ユーザによる視認性や操作性を良くするために、画像形成装置10本体の上部前面における中央部に配置されている。操作ユニット4は、装置本体の前記上部前面に対して可倒自在なものであり、操作ユニット4の姿勢を、装置本体の上部前面の部材に収納されている状態から前面側に起立させたり、逆に前面側に起立させた状態から前記上部前面に収納させたりすることができる。なお、操作ユニット4の構造の詳細な説明は後述する。
図3は、第1の実施形態において、格納されている状態の操作ユニット4の構成を説明する説明図である。図4は、第1の実施形態において、展開されている状態の操作ユニット4の構成を説明する説明図である。図5は、第1の実施形態における操作ユニットの構成を示す側面図である。
図3及び図4において、第1の実施形態に係る操作ユニット4は、操作パネル本体11、第1の用紙ガイド部21、第2の用紙ガイド部22を有する。
操作パネル本体11は、例えばLCDディスプレイ等の表示部と、操作ボタン等の操作部とを有するものである。
操作パネル本体11の下部には、回動部31が設けられており、操作パネル本体11は、回動部31の回動軸31aを回動中心として回動可能なものである。つまり、操作パネル本体11は、画像形成装置10に対して回動軸31aを中心に回転でき、操作パネル本体11の姿勢を可倒自在にできる。回動部31は、操作パネル本体11の姿勢を前後に回動させる部材を広く適用でき、例えばヒンジ等を用いることができる。
なお、画像形成装置10本体において、操作ユニット4が設けられている箇所には、操作パネル本体11を収納できるようにするためパネル収納部12が設けられている。操作パネル本体11がパネル収納部12に収納されることで、操作パネル本体11の収納面をフラットな構造とすることができる。
操作パネル本体11の裏面には、排出された用紙を案内する第1の用紙ガイド部21と第2の用紙ガイド部22とが設けられている。第1の用紙ガイド部21及び第2の用紙ガイド部22は、例えば、平板部材等で構成されている。
第1の用紙ガイド部21及び第2の用紙ガイド部22はそれぞれ、操作パネル本体11の回動に連動して揺動可能に連結されている。
より具体的には、操作パネル本体11の上部には、第1の用紙ガイド部21との接続を固定すると共に、第1の用紙ガイド部21の回動を支持する第2のガイド支持部21bが設けられている。
また、第1の用紙ガイド部21と第2の用紙ガイド部22との連結部分には、第1のガイド支持部21aが設けられている。さらに、第2の用紙ガイド部22は、第1の用紙ガイド部21との連結端部と対向する端部に、第2の用紙ガイド部22の回動を支持する第3のガイド支持部22aが設けられている。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態に係る操作ユニット4の動作を、図面を参照しながら説明する。
操作パネル本体11が、ユーザ操作により、図3に示す矢印Aの方向に回動される場合、すなわち、操作パネル本体11が収納状態から起立状態となる場合の動作を説明する。
操作パネル本体11が、図3の矢印A方向に動かされると、操作パネル本体11は回動軸31aを中心として回動する。
このとき、操作パネル本体11の上部は、回動軸31aを中心として円弧軌道に沿って上方に移動する。
これに伴い、第2のガイド支持部21bの位置が上方に移動し、第1の用紙ガイド部21が、第2のガイド支持部21bを中心として回動し、第1の用紙ガイド部21と第2の用紙ガイド部22との連結部分が、上方に移動し、操作パネル本体11の裏面から離れるように移動する。
さらに、第1の用紙ガイド部21の回動に伴い、第1の用紙ガイド部21と第2の用紙ガイド部22の連結部分が上方に移動し、第2の用紙ガイド部22が第3のガイド支持部22aを回動中心として矢印Aの逆方向に回動する。これにより、第1の用紙ガイド部21及び第2の用紙ガイド部22が展開する。
このような動作により、起立姿勢となった操作パネル本体11の裏面において、第1の用紙ガイド部21のガイド面と、第2の用紙ガイド部22のガイド面とが、同一又は連続した平面となるように展開される。
これにより、排出用紙載置部3から用紙が排出されても、排出された用紙は、操作パネル本体11と衝突しないで、第1の用紙ガイド部21及び第2の用紙ガイド部22のガイド面に沿って案内される(図5参照)。そのため、排出不良や用紙の損傷等を防ぐことができる。
また、上記のように、操作パネル本体11が起立状態となると、第1の用紙ガイド部21及び第2の用紙ガイド部22が展開され、排出された用紙を案内できるため、画像形成装置10の上部前面の中央部に操作ユニット4を配置することができる。
次に、操作パネル本体11が、ユーザ操作により、図4に示す矢印Bの方向に回動される場合、すなわち操作パネル本体11が起立状態から収納状態(すなわち、倒れ状態とも呼ぶ。)となる場合の動作を説明する。
操作パネル本体11が、ユーザ操作により図4の矢印Bの方向に動かされると、操作パネル本体11は回動軸31aを中心として回動する。
このとき、操作パネル本体11の上部は、回動軸31aを中心として円弧軌道に沿って下方に移動する。
これに伴い、第2のガイド支持部21bの位置が下方に移動し、第1の用紙ガイド部21が、第2のガイド支持部21bを中心として回動し、第1の用紙ガイド部21及び第2の用紙ガイド部22の連結部分が下方に移動し、前記連結部分が操作パネル本体11の裏面に近づくように移動する。
さらに、第1の用紙ガイド部21の回動に伴い、第1の用紙ガイド部21と第2の用紙ガイド部22の連結部分が下方に移動し、第2の用紙ガイド部22が第3のガイド支持部22aを回動中心として矢印Bの逆方向に回動する。これにより、第1の用紙ガイド部21及び第2の用紙ガイド部22が、連結部分で折り畳まれて、操作パネル本体11の裏面に収納される。
このような動作により、操作パネル本体11の裏面において、第1の用紙ガイド部21のガイド面と、第2の用紙ガイド部22のガイド面とが対向して収納される。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、操作パネル本体11の回動に合わせて、操作パネル本体11の裏面に設けられた第1の用紙ガイド部21及び第2の用紙ガイド部22が連動して展開される。その結果、排出された用紙が操作パネル本体11に衝突しないので、排出不良や用紙の損傷を回避できる。
また、第1の実施形態によれば、操作ユニット4は、排出された用紙をガイドできるため、画像形成装置10の上部前面の中央部に操作ユニット4を配置させることができる。その結果、ユーザによる操作パネル本体11の視認性や操作性を良くすることができる。
上記のように、第1の実施形態によれば、操作パネル本体11の操作性及び用紙除去性を向上させることができる。
さらに、第1の実施形態によれば、画像形成装置10を前排出型にできるので、用紙の確認、回収が容易となり、画像形成装置の操作性、運用における利便性も向上できる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
第2の実施形態においても、第1の実施形態の図1に示す画像形成装置10と同一又は対応する外観構成を有する。
図6は、第2の実施形態において、格納されている状態の操作ユニット4Aの構成を説明する説明図である。図7は、第2の実施形態において、展開されている状態の操作ユニット4Aの構成を説明する説明図である。図8は、第2の実施形態において、展開されている状態の操作ユニット4Aの動きを説明する説明図である。
なお、図6〜図8では、第1の実施形態の図3〜図4で示す構成要素と同一又は対応する構成要素には、同一符号を付している。
図6〜図8において、第2の実施形態に係る操作ユニット4Aは、操作パネル本体11、2個の第3の用紙ガイド部23を有する。
また、画像形成装置10本体のパネル収納部12の2つの側壁のそれぞれには、長穴51が形成されている。長穴51は、操作パネル本体11を収納するパネル収納部12の両サイドの壁面に設けられており、操作パネル本体11の両サイドに設けられている第3の用紙ガイド部23の端部にある係合部23aと係合しており、操作パネル本体11の回動に伴い、係合部23aの移動をガイドする。
操作パネル本体11は、第1の実施形態と同様に、当該操作パネル本体11の下部に回動部31を有しており、操作パネル本体11は回動部31の回動軸31aを中心に回動し、姿勢を可倒する。
操作パネル本体11の両端上部のそれぞれには、第3の用紙ガイド部23との連結を固定すると共に、第3の用紙ガイド部23の回動を支持する回動部33を有する。
回動部33は、操作パネル本体11の背面に設けられ、例えばヒンジなどを用いることができ、第3の用紙ガイド部23は、回動部33の回動軸33aを中心に回動する。また、回動部33と同軸状に用紙ガイド部23の展開を円滑にするためのねじりスプリングを設けてもよい。
操作パネル本体11の両サイドに連結している2個の第3の用紙ガイド部23のそれぞれの一方の端部は、回動部33により支持されており、第3の用紙ガイド部23の他方の端部のそれぞれには、パネル収納部12の側壁の長穴51と係合する係合部23aが設けられている。操作パネル本体11と連結する第3の用紙ガイド部23の各係合部23aは、長穴51と係合し、長穴51の内面に摺動可能である。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、第2の実施形態に係る操作ユニット4Aの動作を、図面を参照しながら説明する。
操作パネル本体11が、ユーザ操作により、図6に示す矢印Cの方向に回動される場合、すなわち、操作パネル本体11が収納状態から起立状態となる場合の動作を説明する。
操作パネル本体11が、図6の矢印C方向に動かされると、操作パネル本体11は回動軸31aを中心として回動する。
このとき、操作パネル本体11の上部は、回動軸31aを中心として円弧軌道に沿って上方に移動する。
これに伴い、回動部33の位置が上方に移動し、第3の用紙ガイド部23は、回動部33の回動軸33aを中心に回動する。また、操作パネル本体11の回動に伴い、操作パネル本体11の両サイドにある係合部23aが長穴51の内面に沿って、図6の矢印E方向に移動する。このようにして、操作ユニット4Aは展開される。
これにより、操作パネル本体11が収納状態から起立状態になるまでの間、第3の用紙ガイド部23の係合部23aが長穴51の内面に沿って摺動しながら、長穴51の手前側の端部から奥側の端部まで移動する。ここで、長穴51の形状及び奥側の暗部の位置は矢印G方向の力に対して、係合部23aが矢印F方向に回帰しない位置に設けられるものとする。第3の用紙ガイド部23は、回動部33の回動軸33aを中心に回動して、操作パネル本体11の裏側で起こされた状態となる。
また、図7のように、起立姿勢の状態で、ユーザにより操作パネル本体11にある操作ボタンが矢印G方向に押下されても、第3の用紙ガイド部23の係合部23aが長穴51の奥側の端部に配置されているため、操作パネル本体11の姿勢を支持できる。
図7に示すように、起立姿勢の操作パネル本体11の裏側で第3の用紙ガイド部23が起こされた状態の場合、排出された用紙は、第3の用紙ガイド部23に案内されるため、排出された用紙が操作パネル本体11に衝突することを回避できるため、排出不良や用紙の損傷等を防止できる。
次に、操作パネル本体11が、ユーザ操作により、図7に示す矢印Dの方向に回動される場合、すなわち操作パネル本体11が起立状態から収納状態となる場合の動作を図7及び図8を参照して説明する。
操作パネル本体11が、ユーザ操作により用紙ガイド部23の上面を矢印N方向に押下すると、係合部23aが長穴51に案内されて矢印F方向に移動し、これにより、操作パネル本体11は回動軸31aを中心として矢印D方向に回動する。
このとき、操作パネル本体11の上部は、回動軸31aを中心として円弧軌道に沿って下方に移動する。
すなわち、操作パネル本体11が起立状態から収納状態になるまでの間、第3の用紙ガイド部23の係合部23aが長穴51の内面に沿って摺動しながら、長穴51の奥側の端部から手前側の端部まで移動する。第3の用紙ガイド部23は、回動部33の回動軸33aを中心に回動して、操作パネル本体11の裏側で折り畳まれた状態となる。このようにして、操作ユニット4Aは、収納される。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、以下の効果を奏する。
第2の実施形態によれば、操作パネル本体11の展開時に、第3の用紙ガイド部23の係合部23aが、長穴51の内面に沿って摺動することによって、第3の用紙ガイド部23が起こされて展開状態となる。
また、第3の用紙ガイド部23の係合部23aが図7及び図8の矢印G方向の力に対して、長穴51の奥側端部に当接するように構成されているため、操作パネル本体11を手前から方向G向きに指で押して操作しても、長穴51の奥側端部が係合部23aに対する支持部として機能するため、操作パネル本体11の姿勢を所定の角度に維持することができる。
さらに、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、操作パネルの操作ボタンを押下する際の力を気にせずに操作パネル本体11の操作が可能となるため、利便性の向上が期待できる。
(C)第3の実施形態
次に、本発明に係る画像形成装置の第3の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(C−1)第3の実施形態の構成
第3の実施形態においても、第1及び第2の実施形態の図1に示す画像形成装置10と同一又は対応する外観構成を有する。
図9は、第3の実施形態において、格納されている状態の操作ユニット4Bの構成を説明する説明図である。図10は、第3の実施形態において、展開されている状態の操作ユニット4Bの構成を説明する説明図である。
なお、図9及び図10では、第1の実施形態の図3〜図4で示す構成要素と同一又は対応する構成要素には、同一符号を付している。
図9及び図10において、第3の実施形態に係る操作ユニット4Bは、操作パネル本体11、用紙ガイド部としての用紙ガイドシート部61、操作パネル本体11の両サイドに設けられて、操作パネル本体11を支持する操作パネル2個の支持部71を有する。
操作パネル本体11は、第1及び第2の実施形態と同様に、操作ボタン等の操作部と表示部とを備えるものである。操作パネル本体11の下部には、操作パネル支持部71との連結を固定すると共に、操作パネル本体11を回動するための回動部34が設けられている。操作パネル本体11は、回動部34の回動軸34aを中心として回動して、操作パネル本体11の姿勢を可倒する。
操作パネル支持部71は、操作パネル本体11の両サイドのそれぞれに設けられるものであり、操作パネル本体11の姿勢を支持するものである。操作パネル支持部71は、操作パネル本体11の下部において回動部34により操作パネル本体11と連結されており、操作パネル本体11の可倒可能に支持するものである。
操作パネル支持部71の一方の端部は、回動部34により操作パネル本体11と連結されており、他方の端部は、操作パネル支持部71とパネル収納部12と固定すると共に、操作パネル支持部71の回転自在とする回動部35を有する。
用紙ガイドシート部61は、シート収納部13(図11参照)に収納されており、操作パネル本体11が起立状態となると、操作パネル本体11の動作に伴い、シート収納部13から引き出されるものである。例えば、用紙ガイドシート部61は、フィルム等を用いることができる。
用紙ガイドシート部61は、操作パネル本体11の背面と連結しており、操作パネル本体11の起立状態への移動に伴い、シート収納部13から引き出され、操作パネル本体11の背面に用紙ガイドシート部61が張架する。
用紙ガイドシート部61の一方の端部は、操作パネル本体11の裏面の上部端部と結合しており、他方の端部は、シート収納部13内で重り部81と結合している。
このように、用紙ガイドシート部61の他方の端部に重り部81が結合しているため、操作パネル本体11の起立状態への移動に伴い用紙ガイドシート部61が引き出されても、用紙ガイドシート部61に対して引っ張り方向に荷重が作用し、用紙ガイドシート部61の表面が張架する。また、用紙ガイドシート部61をシート収納部13に収納する際も、図11のように、操作P萎える本体11を立てることで、重り部81が鉛直方向(図11の矢印L方向)に荷重がかかるため、用紙ガイドシート部61をシート収納部13内に収納できる。
シート収納部13は、用紙ガイドシート部61を収納するものである。シート収納部13は、例えば図11に示すように、パネル収納部12の後面側に配置されており、所定の空間内に用紙ガイドシート部61を収納する。シート収納部13は、引き出し口14を有しており、この引き出し口14から用紙ガイドシート部61が引き出される。
(C−2)第3の実施形態の動作
次に、第3の実施形態に係る操作ユニット4Bの動作を、図面を参照しながら説明する。
操作パネル本体11が、ユーザ操作により、図9に示す矢印Hの方向に回動される場合、すなわち、操作パネル本体11が収納状態から起立状態となる場合の動作を説明する。
操作パネル本体11が、図9の矢印H方向に動かされると、操作パネル本体11は回動軸34aを中心として回動する。
このとき、操作パネル本体11の回動に連動して、操作パネル本体11の裏面の上部で結合している用紙ガイドシート部61が、シート収納部13の引き出し口14から引き出されて展開される。
ここで、用紙ガイドシート部61は、他方の端部に設けられている重り部81から荷重を受けているため、用紙ガイドシート部61は操作パネル本体11の背面で張架した状態となる。従って、用紙が排出されても、用紙は用紙ガイドシート部61に案内されるため、排出用紙が操作パネル本体11に衝突せず、用紙の排出不良や用紙の損傷などを防止できる。
また、操作パネル本体11は、図10の矢印K方向に持ち上げ(上昇)させることができる。このとき、操作パネル本体11の持ち上げに伴い、操作パネル支持部71が回動部35を中心に回動する。このとき、操作パネル支持部71は操作パネル本体11の姿勢を維持する。従って、操作パネル本体11の高さや傾きを調整できる。
次に、操作パネル本体11が、ユーザ操作により、図10に示す矢印Jの方向に回動される場合、すなわち、操作パネル本体11が収納状態から起立状態となる場合の動作を説明する。
このとき、シート収納部13内において、用紙ガイドシート部61は重り部81により鉛直方向に荷重がかかっている。従って、図10の矢印J方向若しくは図11の矢印L方向に、操作パネル本体11を回動したときに、緩むことなく、用紙ガイドシート部61はシート収納部13内に収納される。
(C−3)第3の実施形態の効果
以上のように、第3の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、以下の効果を奏する。
第3の実施形態によれば、排出用紙をガイドする用紙ガイドシート部61とすることで、操作ユニット4Bの展開の際に、操作パネル本体11の背面にシート状の用紙ガイドシート部61が形成される。これにより、用紙の排出不良や用紙の損傷等を防止できる。また、用紙ガイドシート部61は重り部81により引っ張り方向の荷重が作用するため、緩むことなくシート収納部13に収納される。
また、第3の実施形態によれば、操作パネル本体11が操作パネル支持部71と結合しているため、操作パネル本体11の前後方向の角度だけでなく、高さ方向の位置も調整できる。その結果、操作パネル本体11の操作性や利便性を更に向上させることができる。
さらに、第3の実施形態によれば、用紙ガイドシート部61としてフィルム等とすることにより、操作パネル本体11の角度や高さを調整する場合でも、柔軟に調整できる。つまり、前後方向、高さ方向等の様々な方向に、操作パネル本体11が移動する場合でも、常に操作パネル本体11の背面に用紙ガイドシート部61が存在するため、常に排出不良や用紙への損傷を抑えることができる。
また、第3の実施形態によれば、用紙ガイドシート部61として例えば透明性のフィルムを用いることにより、操作パネル本体11を持ちあげた際、用紙のサイズに関わらずに排出された用紙を視認でき、装置の操作性及び装置運用における利便性の向上に期待できる。
(D)他の実施形態
上述した第1〜第3の実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用できる。
(D−1)第1、第2、第3の実施形態では、プリンタに本発明を適用する場合を例示したが、操作パネルの角度や高さを調整できる操作ユニットを備える様々な装置であれば、FAX装置、スキャナ装置、複合機等の装置に広く適用できる。
(D−2)第1、第2、第3の実施形態の変形実施形態として、操作パネル本体11が延長ガイドを備えるようにしてもよい。例えば、図12は、第1の実施形態の操作ユニット4において、操作パネル本体11に延長ガイド24を備えた場合の構成を示す構成図である。図12に示すように、操作パネル本体11の上部端部に、回動可能な延長ガイド24を有することで、長尺の用紙を排出する場合でも、用紙を保持できるため、用紙の損傷等を防止できる。
(D−3)第3の実施形態では、用紙ガイドシート部61が重り部81の荷重により、用紙ガイドシート部61の張架や収納を実現する場合を例示した。しかし、操作パネル本体11の姿勢に応じて用紙ガイドシート部61の引き出しや収納が可能であれば、様々な方法を適用できる。例えば、用紙ガイドシート部61の他方の端部が軸と結合しており、収納されている状態では、前記軸に用紙ガイドシート部61を巻き取り、引き出し時に、巻かれている用紙ガイドシート部61を引き出す巻回機構としてもよい。
10…画像形成装置、4、4A、4B、4C…操作ユニット、11…操作パネル本体、12…パネル収納部、13…シート収納部、14…引き出し口、21…第1の用紙ガイド部、21a…第1のガイド支持部、21b…第2のガイド支持部、22…第2の用紙ガイド部、22a…第3のガイド支持部、23…第3の用紙ガイド部、23a…係合部、31…回動部、31a…回動軸、
51…長穴、33…回動部、33a…回動軸、61…用紙ガイドシート部、71…操作パネル支持部、34…回動部、34a…回動軸、81…重り部。

Claims (8)

  1. 用紙排出方向の下流側に、操作パネルを有する操作ユニットを備える画像形成装置において、
    前記操作ユニットは、
    操作パネル本体と、
    前記操作パネル本体の回動を支持する回動部と、
    前記操作パネル本体の回動に連動して可倒自在又は伸縮自在に設けれたものであって、前記操作パネル本体の起立により前記操作パネル本体の背面に展開され、前記操作パネル本体の倒れにより前記操作パネル本体の裏面に収納される用紙ガイド部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記用紙ガイド部が、起立状態の前記操作パネル本体の背面の開放部に展開されるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記用紙ガイド部が、
    回動連結部で折り畳み可能な複数の用紙ガイド部材を有し、
    前記複数の用紙ガイド部材が、前記操作パネル本体の起立状態への移動に連動して前記回動連結部で展開され、
    前記複数の用紙ガイド部材が、前記操作パネル本体の倒れ状態への移動に連動して前記回動連結部で折り畳まれて前記操作パネル本体の裏面に収納される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記用紙ガイド部が、
    前記操作パネル本体の上部両端と回動可能に連結された2つの用紙ガイド部材を有し、
    前記各用紙ガイド部材の端部が、前記操作パネル本体を収納するパネル収納部の側壁に形成されたガイド部と係合する係合部を有し、
    前記各用紙ガイド部材の前記係合部が、前記操作パネル本体の起立状態への移動に連動して前記操作パネル本体から離れる方向に移動し、
    前記各用紙ガイド部材の前記係合部が、前記操作パネル本体の倒れ状態への移動に連動して前記操作パネル本体に近づく方向に移動する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記用紙ガイド部が、前記操作パネル本体の回動に連動して引き出し又は収納可能なシート部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 前記シート部材である前記用紙ガイド部が、巻回されて収納されるものであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記シート部材である前記用紙ガイド部が、一方の端部が前記操作パネル本体の上部端部と連結しており、他方の端部が荷重部と連結していることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記操作ユニットが、画像形成装置本体の上部前面の中央部に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2016084644A 2016-04-20 2016-04-20 画像形成装置 Pending JP2017193110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016084644A JP2017193110A (ja) 2016-04-20 2016-04-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016084644A JP2017193110A (ja) 2016-04-20 2016-04-20 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017193110A true JP2017193110A (ja) 2017-10-26

Family

ID=60155811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016084644A Pending JP2017193110A (ja) 2016-04-20 2016-04-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017193110A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3265876B1 (en) Spontaneous pop-up display device
CN104821138B (zh) 一种柔性显示面板打开折叠辅助装置及柔性显示设备
EP2526680B1 (en) Electronic device with at least one extendable flexible display section
JP3706071B2 (ja) 撮像装置
WO2009133808A1 (ja) 可搬式スクリーン装置及びそれに用いる伸縮支柱並びに操作具
JP2014160261A (ja) 携帯用端末機の軟性ディスプレイ装置
US11689651B2 (en) Slidable flexible display device
JP2009211041A (ja) 携帯型スクリーン
JP2022518987A (ja) ディスプレイフォールディング型携帯端末機
US20180284589A1 (en) Improved Spontaneous Pop-Up Display Device
JP2010264732A (ja) 移動式スクリーンを備える黒板装置
JP5612341B2 (ja) 黒板装置
JP2017193110A (ja) 画像形成装置
JP5895036B2 (ja) 黒板装置
US20230209745A1 (en) Retractable screen mobile device
US12055846B2 (en) Spontaneous pop-up display device with attached screen
JP3133866U (ja) 折り畳み式デスク
JP6666197B2 (ja) 用紙積載装置
JP2006327798A (ja) 用紙供給装置
CN113253801B (zh) 一种便携式折叠型计算机一体机及其使用方法
JP2010128424A (ja) スクリーン
CN112037660B (zh) 显示装置
JP2010210972A (ja) スクリーン
JP2010210971A (ja) スクリーン
JP4748485B2 (ja) 記録紙スタッカ