JP2017192599A - 折り畳み式杖 - Google Patents

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和雄 梅村
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Abstract

【課題】石突と把手の間で軸方向に大きな引張力が働いてもパイプが接続箇所で分離することがなく使用に支障をきたすことがない折り畳み式杖を提供すること。【解決手段】パイプ同士を接続することにより杖のシャフトが構成される折り畳み式杖であって、一方のパイプP1の接続部に該パイプ側面より突出した係合突部11を有し、他方のパイプP2の接続部に前記係合突部と係合する係合部21を有し、前記パイプ同士の軸を中心とする相対的な回転により前記係合突部と前記係合部を係合させ、係合位置で少なくとも軸方向への動きを規制するロック機構を備えた。【選択図】図3

Description

本発明は、パイプ同士を接続することにより杖のシャフトが構成される折り畳み式杖に関する。
携行の便宜のために、杖のシャフト部分を複数本のパイプで構成して折り畳み可能とするとともに、使用時にはスプリングやゴム紐などの張力により複数本のパイプを接続するようにした折り畳み式杖が用いられるようになってきている。そして、パイプを接続した際に、スプリングやゴム紐などの張力のみではなく、パイプ相互の継手が嵌合することにより接続状態が保持されるように工夫されているものもある。
例えば、特許文献1として示す特開2007−209418号公報には凸継手の終端部に外側へ突起した被係止部を備え、凹継手に前記被係止部と嵌合する係止部を備えた杖の管継手が記載されている。
また、特許文献2として示す特開2009−189666号公報にはテーパ接続軸部の先端部に係合溝を備え、テーパ接続穴部に前記係合溝と係合する弾発係合部を備えた折り畳み式ステッキの接続装置が記載されている。
特開2007−209418号公報 特開2009−189666号公報
特許文献1に記載されている凸継手の被係止部と嵌合する係止部を凹継手に備えた杖の管継手や、特許文献2に記載されているテーパ接続軸部の係合溝と係合する弾発係合部をテーパ接続穴部に備えた接続装置は、いずれも折り畳み式杖の組み立て使用時におけるパイプの接続を強固にする効果はそれなりあるとは思われる。しかし、これらは単に差し込んでいるだけであっていずれの場合も凹部に対し凸部が係合する構成であるため、石突と把手の間で軸方向に大きな引張力が働くと両者の係合が解かれパイプが接続箇所で分離して使用に支障をきたすおそれがある。
そこで本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、石突と把手の間で軸方向に大きな引張力が働いてもパイプが接続箇所で分離することがなく使用に支障をきたすことがない折り畳み式杖を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明による折り畳み式杖は、パイプ同士を接続することにより杖のシャフトが構成される折り畳み式杖であって、一方のパイプの接続部に該パイプ側面より突出した係合突部を有し、他方のパイプの接続部に前記係合突部と係合する係合部を有し、前記パイプ同士の軸を中心とする相対的な回転により前記係合突部と前記係合部を係合させ、係合位置で少なくとも軸方向への動きを規制するロック機構を備えたことを特徴としている。
また、本発明の折り畳み式杖においては、接続する前記パイプ同士を引き合うように付勢する付勢手段が備えられていることが好ましい。
また、本発明の折り畳み式杖においては、前記ロック機構の前記係合突部は断面が角形または円形であり、前記係合部は、前記パイプ同士を回転させた際に前記係合突部が前記係合部にスライド挿入可能なように一端に開口部が形成されたスライド挿入部と、該スライド挿入部に続けて設けられ前記係合突部と係合する係合溝と、軸方向で前記係合溝と対向する位置に設けられ前記係合突部が当接して軸方向の移動が規制される軸方向移動規制部とを有していることが好ましい。
また、本発明の折り畳み式杖においては、前記スライド挿入部は、前記開口部側から前記係合溝側に向かって傾斜していることが好ましい。
また、本発明の折り畳み式杖においては、接続する前記パイプ同士を軸上に位置合わせした状態において、一方のパイプの前記係合突部が他方のパイプの前記スライド挿入部に当接するように、他方のパイプに前記係合部が複数設けられていることが好ましい。
また、本発明の折り畳み式杖においては、前記ロック機構の前記係合突部はパイプの軸方向に対して垂直の方向に所望の突出量の第1の突出部と該第1の突出部よりも突出量が大きな第2の突出部が円周方向に続けて形成され、前記係合部は前記パイプ同士を回転させた際に前記第1の突出部と第2の突出部が挿入可能な断面がコの字形の溝部と該溝部の内部に接続完了位置で前記第2の突出部が当接する回転規制部を有していることが好ましい。
また、本発明の折り畳み式杖においては、前記ロック機構の前記係合突部はパイプの軸方向に対して垂直の方向に所望の突出量の第1の突出部と該第1の突出部よりも突出量が大きな第2の突出部が円周方向に続けて形成され、前記係合部は前記パイプ同士を回転させた際に前記第1の突出部の片側の面と摺動する面を有する断面がL字形の鉤部を有し、接続完了位置で前記第2の突出部が前記係合部の端部に当接することが好ましい。
また、本発明の折り畳み式杖においては、前記係合突部は前記パイプの外周側面より外側へ突出していることが好ましい。
また、本発明の折り畳み式杖においては、前記係合突部は前記パイプの内周側面より内側へ突出していることが好ましい。
本発明によれば、パイプ同士の軸を中心とする相対的な回転により係合突部と係合部が係合し、少なくとも軸方向への動きが規制されるロック機構を備えたため、石突と把手の間で軸方向に大きな引張力が働いてもパイプが接続箇所で分離することがなく使用に支障をきたすことがない。
実施例1の折り畳み式杖のロック機構を構成する係合部が設けられた係合部用リングを示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図、(d)は斜視図である。 実施例1の折り畳み式杖のロック機構を構成する係合突部が設けられた係合突部用リングを示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は斜視図である。 実施例1の折り畳み式杖のロック機構の係合過程を示す説明図である。 実施例2の折り畳み式杖のロック機構を構成する係合部が設けられた係合部用リングを示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は斜視図である。 実施例2の折り畳み式杖のロック機構を構成する係合突部が設けられた係合突部用リングを示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。 実施例2の折り畳み式杖のロック機構の係合過程を示す説明図である。 実施例2の変形例を示す図であり、(a)は係合突部用リングの斜視図、(b)は係合部用リングの斜視図、(c)は係合部用リングと係合突部用リングをパイプに取り付けた状態の正面図である。 実施例3の折り畳み式杖のロック機構を構成する係合突部が設けられたパイプ接続部となる凸状継手の正面図である。 実施例3の折り畳み式杖のロック機構を構成する係合部が設けられたパイプ接続部となる凹状継手を示す図であり、(a)は正面図、(b)は係合部の展開図である。 実施例3の折り畳み式杖のロック機構の係合過程を示す説明図である。 本件発明者が先に発明し特許出願した折り畳み式杖などに使用するパイプ接続構造を示す図であり、(a)は一般的な折り畳み式杖の正面図、(b)はパイプ接続構造の内部機構を示す説明図である。
実施形態の説明に先立ち、本発明を導出するに至った経緯及び本発明の作用効果について説明する。
本発明を導出する以前に着想した発明
本件発明者は、先に折り畳み式杖で折り畳み時にパイプの分離状態が保持され杖を簡単に折り畳むことができる図11に示すパイプ接続構造を発明し特許出願をした(特許第3876418号参照)。
このパイプ接続構造は、折り畳み時にパイプP1とパイプP2を引き離す方向に引っ張った際に、ポリウレタンチューブTが被覆されたワイヤロープWが連結されたストッパー金具Aの先端かぎ部分BがパイプP1の樹脂製スリーブCの上端Dに掛かり、コイルスプリングEの力に抗してパイプP1とパイプP2の分離状態が保持されるため、力の弱い年配者などでも簡単に杖を折り畳むことができ好評を博している。
本発明を導出する以前に着想した発明における課題
折り畳み時にはコイルスプリングの張力が作用しないため、折り畳み時にもスプリングやゴム紐などの張力が作用してしまう一般的な形式のものに比べパイプ同士を引き寄せるコイルスプリングの力を強くでき、使用時に接続箇所でパイプが分離してしまうおそれが極めて小さい杖ができた。しかし、杖先がぬかるみにはまったりして石突と把手の間で軸方向に極めて大きな引張力が働くと、パイプが接続箇所で分離する可能性が皆無であるとは言えないことがわかった。
本発明の作用効果
そこで、本件発明者は上記の課題を鑑み、更なる検討・考察、試行錯誤を重ねた結果、パイプ同士の少なくとも軸方向への動きが規制されるロック機構を備え、石突と把手の間で軸方向に大きな引張力が働いてもパイプが接続箇所で分離することがなく使用に支障をきたすことがない本発明を着想した。
本発明の折り畳み式杖は、パイプ同士を接続することにより杖のシャフトが構成される折り畳み式杖であって、一方のパイプの接続部にパイプ側面より突出した係合突部を有し、他方のパイプの接続部に係合突部と係合する係合部を有し、パイプ同士の軸を中心とする相対的な回転により係合突部と係合部を係合させ、係合位置で少なくとも軸方向への動きを規制するロック機構を備える。
パイプ同士を相対的に回転させることにより係合突部が係合部と係合し、パイプの軸方向への動きが規制されるため、杖先がぬかるみにはまったりして石突と把手の間で軸方向に極めて大きな引張力が働いても、パイプが接続箇所で分離することがない。
また、本発明の折り畳み式杖において好ましくは、接続するパイプ同士を引き合うように付勢する付勢手段が備えられている。
このようにすれば、係合突部が係合部の係合溝と係合することと相まって安定した接続状態を保持できる。
また、本発明の折り畳み式杖において好ましくは、ロック機構の係合突部は断面が角形または円形であり、係合部は、パイプ同士を回転させた際に係合突部が係合部にスライド挿入可能なように一端に開口部が形成されたスライド挿入部と、スライド挿入部に続けて設けられ係合突部と係合する係合溝と、軸方向で係合溝と対向する位置に設けられ係合突部が当接して軸方向の移動が規制される軸方向移動規制部とを有している。
このようにすれば、パイプ同士を相対的に回転させるだけで係合突部と係合部の係合ができ、且つ、軸方向移動規制部の働きにより係合突部の軸方向の移動が規制され係合突部の係合溝に対する係合が不用意に解かれることがない。
また、本発明の折り畳み式杖において好ましくは、スライド挿入部は、開口部側から係合溝側に向かって傾斜している。
このようにすれば、係合突部を係合位置まで途中で引っかかることなくスライドさせ易くなる。
さらに、開口部側から係合溝側に向かって把手側から石突側方向に傾斜している場合は、パイプ同士を相互に反対方向に回転させる際に、両者のパイプは一端間隔が開く方向に移動した後に係合溝に係合突部が係合することとなるため、係合状態の確認が容易である。
一方、開口部側から係合溝側に向かって石突側から把手側方向に傾斜している場合は、接続するパイプ同士を引き合うように付勢する付勢手段が備えられていると両者のパイプの接続部が近づくように差し込めば、係合突部がスライド挿入部に沿って自然と回転しながらパイプ同士が近づき、最終的には自動的に係合溝に対し係合突部が係合することとなる。
また、本発明の折り畳み式杖において好ましくは、接続するパイプ同士を軸上に位置合わせした状態において、一方のパイプの係合突部が他方のパイプのスライド挿入部に当接するように、他方のパイプに係合部が複数設けられている。
このようにすれば、スライド挿入部が開口部側から係合溝側に向かって石突側から把手側方向に傾斜している場合は、単にパイプを接続するように差し込むだけで、接続する際に係合突部とスライド挿入部の位置合わせをせずとも係合突部は必ずスライド挿入部に当接するため、接続時に格別の配慮をしなくても係合突部がスライド挿入部に沿って自然と回転し係合が完了する。
また、本発明の折り畳み式杖において好ましくは、ロック機構の係合突部はパイプの軸方向に対して垂直の方向に所望の突出量の第1の突出部と第1の突出部よりも突出量が大きな第2の突出部が円周方向に続けて形成され、係合部はパイプ同士を回転させた際に第1の突出部と第2の突出部が挿入可能な断面がコの字形の溝部と溝部の内部に接続完了位置で第2の突出部が当接する回転規制部を有している。
このようにすれば、係合突部が係合部に挿入されて係合することによりパイプ相互の接続位置が軸方向及び回転方向の双方で固定される。
また、本発明の折り畳み式杖において好ましくは、ロック機構の係合突部はパイプの軸方向に対して垂直の方向に所望の突出量の第1の突出部と第1の突出部よりも突出量が大きな第2の突出部が円周方向に続けて形成され、係合部はパイプ同士を回転させた際に第1の突出部の片側の面と摺動する面を有する断面がL字形の鉤部を有し、接続完了位置で第2の突出部が係合部の端部に当接する。
このようにすれば、第1の突出部が係合部の鉤部で係止されることによりパイプ相互の接続位置が軸方向及び回転方向の双方で固定される。
また、本発明の折り畳み式杖において好ましくは、係合突部はパイプの外周側面より外側へ突出している。
このようにすれば、ロック機構がパイプの外側にあるため係合状態の確認を簡単に行うことができるとともに、製造も容易であり、また既存の折り畳み式杖に後加工によりロック機構を組み込むこともできる。
また、本発明の折り畳み式杖において好ましくは、前記係合突部は前記パイプの内周側面より内側へ突出している。
このようにすれば、パイプの外周面にロック機構のための突起物がなくなるため杖としての使用勝手が良くなる。
次に、本発明の実施例に係る折り畳み式杖を、図面を参照して説明する。なお、本発明の折り畳み式杖は例えば図11(a)に示すような外観をしているが、折り畳み式杖の折り畳み構造としては従来から用いられている各種形式のものが使用可能であるため、以下の実施例では主に係合突部と係合部とから構成されるロック機構について説明する。また、パイプ内には例えば図11(b)に示すように接続するパイプ同士が引き合うようにコイルスプリングEなどの公知の付勢手段が設けられているが、図示は省略する。なお、付勢手段は必ずしも備えていなくてもよいが、以下の説明では付勢手段を備えているものとして説明する。
[実施例1]
本実施例を図1〜図3に基づいて説明する。
図1は本実施例の折り畳み式杖のロック機構を構成する係合部が設けられた係合部用リングを示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図、(d)は斜視図である。図2は本実施例の折り畳み式杖のロック機構を構成する係合突部が設けられた係合突部用リングを示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は斜視図である。図3は本実施例の折り畳み式杖のロック機構の係合過程を示す説明図である。
なお、以下の説明において説明の便宜上図3において上側のパイプP1が杖の把手側、下側のパイプP2が杖の石突側であるとするが、パイプP1とパイプP2はこの逆の配置であってもよい。
まず、本発明の折り畳み式杖において杖のシャフト用パイプの接続部に備えられるロック機構を構成する係合突部11と係合部21を図1と図2を参照して説明する。
図2に示すように杖のシャフト用のパイプに嵌装可能な径を有する係合突部用リング1の一部にリング外周面から外側へ突出した断面角形の係合突部11が形成されている。図示した例では、係合突部用リング1をプレス加工により形成した例を示したため係合突部11は断面角形であるが、棒状に加工したピンを係合突部に使用する場合は断面円形であってもよい。
一方、図1に示すように杖のシャフト用パイプに嵌装可能な径を有する係合部用リング2には係合部21が形成されている。係合部21はパイプP1とパイプP2を回転させた際に係合突部11が係合部21にスライド挿入可能なように一端に開口部22が形成されたスライド挿入部23と、スライド挿入部23に続けて設けられ係合突部21が係合する係合溝24と、軸方向で係合溝24と対向する位置に設けられ係合突部11が当接して係合突部11の軸方向の移動を規制する軸方向移動規制部25とを有している。
スライド挿入部23は図3(a)に示すように開口部22から係合溝24方向に向かって、石突側から把手方向に傾斜している。また、係合溝24は係合突部11の形状に合わせ断面角形に形成されている。なお、軸方向移動規制部25はパイプP1とパイプP2が引き離される方向に力が作用した際にパイプP1とパイプP2が分離してしまうことを防止できれば図示した形状に限定されるものではない。
なお、係合突部用リング1と係合部用リング2は共に金属製であってもよいが、係合突部用リング1を金属製とし係合部用リング2を合成樹脂製としてもよい。係合突部用リング1を金属製とすると、プレス加工により簡単に係合突部用リング1の製造ができる。また、係合部用リング2を合成樹脂製とすると複雑な形状を有する係合部用リング2の成形を簡単に行うことができる。また、係合部用リング2を合成樹脂製とすることにより、係合突部用リング1に形成された係合突部11の摩耗を防止できる。金属の摩耗粉がパイプ内に入ると、折り畳み用の内部機構のスムーズな動きを妨げるおそれがあるため、摩耗粉が発生しない構造にしておくことは有用である。
そして、図3(a)に示すように係合突部用リング1がパイプP1の接続部に嵌装して取り付けられ、係合部用リング2がパイプP2の接続部に嵌装して取り付けられ本発明の折り畳み式杖で用いられるロック機構を構成している。なお、係合突部11や係合部21は、係合突部用リング1や係合部用リング2を用いず、パイプP1やパイプP2の接続部に直接形成されていてもよく、またその他の方法によりパイプP1やパイプP2に設けられていてもよい。
次に、図3を参照してロック機構の係合過程を説明する。説明の便宜上パイプP2は動かさないものとする。なお、図3(b)〜(g)において、上の図は係合部21に対して係合突部11を時計方向に回転させた過程を示す平面図であり、下の図はその時のパイプP1とパイプP2の位置関係を示す正面図である。
まず、パイプP1を図3(a)の位置から図3(b)の位置に差し込む。なお、付勢力によりパイプP1はパイプP2に引き寄せられるため、パイプP1を図3(b)の位置にするために格別の力は要さない。
この位置において、パイプP1を時計方向に回転させると、図3(c)〜(e)に示すように、パイプP1の係合突部11はパイプP2の係合部21の開口部22からスライド挿入部23に沿ってスライドすることとなる。この過程においては、スライド挿入部23は石突側から把手方向に傾斜しているため付勢力に抗してパイプP1はパイプP2と引き離される方向に移動する。
さらにパイプP1を回転させると、図3(f)に示す位置で係合突部11はスライド挿入部23の上死点を超え、最終的に図3(g)に示すように付勢力によりパイプP1はパイプP2に引き寄せられ係合突部11は係合溝24と係合し、パイプP1はパイプP2とロックされることとなる。
なお、杖使用時に石突がぬかるみなどにはまり、杖を引き抜こうとすることで石突と把手とを引き離すような力が働いても、パイプP1の係合突部11がパイプP2の軸方向移動規制部25に当接し、それ以上のパイプP1の移動は妨げられるため、パイプP1とパイプP2が分離することがない。
本ロック機構はこのような基本的な効果の他、パイプの接続が常に同じ位置でロックされることとなるため、パイプに模様がある場合にパイプP1とパイプP2の柄合わせを常に確実に行うことができ、またノルディック用のステッキの場合には把手に対する石突の向きが常に一定であるためパイプ接続の度に石突ゴムの向きを調整する必要がなくなるという効果もある。
また、本ロック機構を構成する係合突部11を設けた係合突部用リング1や、係合部21を設けたリング2は、既存の折り畳み式杖に後加工により取り付けることも可能であり、両リングをそれぞれのパイプ接続部に取り付けることにより、本発明の折り畳み式杖にできる。
[実施例2]
本実施例を図4〜図7に基づいて説明する。
図4は本実施例の折り畳み式杖のロック機構を構成する係合部が設けられた係合部用リングを示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は斜視図である。図5は本実施例の折り畳み式杖のロック機構を構成する係合突部が設けられた係合突部用リングを示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。図6は本実施例の折り畳み式杖のロック機構の係合過程を示す説明図である。図7は本施例の変形例を示す図であり、(a)は係合突部用リングの斜視図、(b)は係合部用リングの斜視図、(c)は係合部用リングと係合突部用リングをパイプに取り付けた状態の正面図である。
なお、以下の説明において説明の便宜上図6と図7(c)において上側のパイプP1が杖の把手側、下側のパイプP2が杖の石突側であるとするが、パイプP1とパイプP2はこの逆の配置であってもよい。
まず、本発明の折り畳み式杖において杖のシャフト用パイプの接続部に備えられるロック機構を構成する係合突部11と係合部21を図4と図5を参照して説明する。
図5に示すように杖のシャフト用のパイプに嵌装可能な径を有する係合突部用リング1の一部に、係合突部用リング1をパイプに嵌装したときパイプの軸方向に対して垂直の方向に係合突部11となる所望の突出量の第1の突出部111と、第1の突出部よりも突出量が大きな第2の突出部112が円周方向に続けて形成されている。
一方、図4に示すように杖のシャフト用パイプに嵌装可能な径を有する係合部用リング2には係合部21が形成されている。係合部21はパイプP1とパイプP2を回転させた際に第1の突出部111の片側の面と摺動する面を有する断面がL字形の鉤部26を有している。図4(b)において鉤部26の下側の内面が摺動面27となっていて、図5(a)において第1の突出部111の片側の面となる摺動部12と回転時に摺動し、係合部21の鉤部26の摺動面27と第1の突出部111の摺動部12が当接するようになっている。また接続完了位置では第2の突出部112が係合部21の端部28に当接するようになっている。
そして、図6(a)に示すように係合突部用リング1がパイプP1の接続部に嵌装して取り付けられ、係合部用リング2がパイプP2の接続部に嵌装して取り付けられ本発明の折り畳み式杖で用いられるロック機構を構成している。なお、係合突部11や係合部21は、係合突部用リング1や係合部用リング2を用いず、パイプP1やパイプP2の接続部に直接形成されていてもよく、またその他の方法によりパイプP1やパイプP2に設けられていてもよい。
次に、図6を参照してロック機構の係合過程を説明する。説明の便宜上パイプP2は動かさないものとする。なお、図6(b)〜(d)において、上の図は係合部21に対して第1の突出部111と第2の突出部112を時計方向に回転させた過程を示す平面図であり、下の図はその時のパイプP1とパイプP2の位置関係を示す正面図である。
まず、パイプP1を図6(a)の位置から図6(b)の位置に差し込む。なお、付勢力によりパイプP1はパイプP2に引き寄せられるため、パイプP1を図6(b)の位置にするために格別の力は要さない。
この位置において、パイプP1を回転させると、図6(c)に示すようにパイプP1の係合突部11の摺動部12はパイプP2の係合部21の鉤部26の摺動面27と摺動しながら回転することとなる。
さらにパイプP1を回転させると、図6(d)に示すようにパイプP1の第2の突出部112がパイプP2の係合部21の端部28に当接し、パイプP1とパイプP2の接続が完了する。パイプP1とパイプP2は、パイプP1とパイプP2を引き寄せる方向については付勢力によりパイプ同士が接続面で接するように引き寄せられ、また、第1の突出部111の摺動部12と係合部21の鉤部26の摺動面27が当接するためパイプP1とパイプP2が引き離されることはなく、最終的にパイプP1はパイプP2とロックされることとなる。
次に、図7を参照して本実施例の変形例について説明する。
図7(a)に示すように杖のシャフト用のパイプに嵌装可能な径を有する係合突部用リング1の一部に、係合突部用リング1をパイプに嵌装したときパイプの軸方向に対して垂直の方向に係合突部11となる所望の突出量の第1の突出部111と、第1の突出部よりも突出量が大きな第2の突出部112が円周方向に続けて形成されている。
一方、図7(b)に示すように杖のシャフト用パイプに嵌装可能な径を有する係合部用リング2には係合部21が形成されている。係合部21はパイプP1とパイプP2を回転させた際に第1の突出部111と第2の突出部112が挿入可能な断面がコの字形の溝部29を有している。また、溝部29の内部に接続完了位置で第2の突出部112が当接する回転規制部291が設けられている。
本例の場合は、図7(c)に示すように第1の突出部111と第2の突出部112双方の上面と下面が係合部2の溝部29の上面と下面と摺動するようにして保持され、接合完了時には第1の突出部111と第2の突出部112は係合部2の溝部29により、パイプ同士を引き寄せる方向と引き離す方向の双方について動きが規制されるようにロックされる。また、第2の突出部112は係合部2の溝部29の内部に設けられた回転規制部291に当接するため、接続完了時に第2の突出部112は溝部29内に位置するため、第2の突出部112の出っ張りが杖使用時の支障となるようなことを防止できる。
[実施例3]
本実施例を図8〜図10を参照して説明する。
図8は本実施例の折り畳み式杖のロック機構を構成する係合突部が設けられたパイプ接続部となる凸状継手の正面図である。図9は本実施例の折り畳み式杖のロック機構を構成する係合部が設けられたパイプ接続部となる凹状継手を示す図であり、(a)は正面図、(b)は係合部の展開図である。図10は本実施例の折り畳み式杖のロック機構の係合過程を示す説明図である。
なお、以下の説明において説明の便宜上、図10においてパイプP1が連結される凸状継手3が杖の把手側、パイプP2が連結される凹状継手4が杖の石突側であるとするが、凸状継手3と凹状継手4はこの逆の配置であってもよい。
まず、本発明の折り畳み式杖において杖のシャフト用パイプの接続部に備えられるロック機構を構成する係合突部11と係合部21について、杖のシャフト用パイプの接続部となる凸状継手に設ける係合突部11を図8を参照して、また凹状継手に設ける係合部21を図9を参照して説明する。
図8に示すように凸状継手3には、丸棒状に加工したピンが継手に左右対称に埋め込まれ端部が係合突部11となっている。なお、係合突部11は一箇所でもよく、あるいは等間隔で係合部21に数に応じて複数設けてもよい。
一方、図9に示すように凹状継手4には係合部21が等間隔で4か所形成されている。係合部21はパイプP1とパイプP2を回転させた際に係合突部11が係合部21にスライド挿入可能なように一端に開口部22が形成されたスライド挿入部23と、スライド挿入部23に続けて設けられ係合突部11と係合する係合溝24と、軸方向で係合溝24と対向する位置に設けられ係合突部11が当接して係合突部11の軸方向の移動が規制される軸方向移動規制部25とを有している。
スライド挿入部23は図10(a)に示すように開口部22から係合溝24方向に向かって、把手側から石突側方向に傾斜している。また、係合溝24は係合突部11の丸棒形状に合わせ断面円形に形成されている。なお、軸方向移動規制部25はパイプP1とパイプP2が引き離される方向に力が作用した際にパイプP1とパイプP2が分離してしまうことを防止できれば図示した形状に限定されるものではない。
また、係合部21は凹状継手4に直接加工して形成してもよいが、例えば図9(b)に示すように係合部21を等間隔で4か所形成した平板上の係合部展開部材211を製作し、これを筒状に丸めて凹状継手4に接合するようにしてもよい。このような方法で係合部21を形成した方が製造上は容易である。
そして、パイプP1に連結された凸状継手3に設けられた係合突部11と、パイプP2に連結された凹状継手4に設けられた係合部21により本発明の折り畳み式杖で用いられるロック機構が構成される。
次に、図10を参照してロック機構の係合過程を説明する。説明の便宜上パイプP2は動かさないものとする。なお、図10(b)〜(f)において、上の図は係合部21に対して係合突部11を時計方向に回転させた過程を示す平面図であり、下の図はその時の凸状継手3と凹状継手4の位置関係を示す正面図である。
まず、パイプP1を図10(a)の位置から例えば図10(b)の位置に差し込まれるように位置合わせする。なお、付勢力によりパイプP1はパイプP2に引き寄せられるため、パイプP1を図10(b)の位置にするために格別の力は要さない。また、係合部21は等間隔で4か所設けられているため、係合突部11は必ず係合部21の開口部22を経ていずれかのスライド挿入部23に臨むこととなる。
この位置に達した後、スライド挿入部23は開口部22から係合溝23方向に向かって把手側から石突側方向に傾斜しているため、パイプP1は付勢力によりパイプP2側へ引き寄せられ下方へ移動するように自動的に回転する。すなわち、図3(c)〜(f)に示すように、パイプP1の係合突部11はパイプP2の係合部21の開口部22からスライド挿入部23に沿って自動的にスライドし、最終的に係合突部11は係合溝24と係合し、パイプP1はパイプP2とロックされることとなる。したがって、本実施例の場合はパイプP1を意図的に回転させなくても、付勢力によりパイプP1はスライド挿入部23に沿って自動的に回転しながら係合溝24に向かって移動することとなる。
なお、杖使用時に石突がぬかるみなどにはまり、杖を引き抜こうとすることで石突と把手とを引き離すような力が働いても、パイプP1の係合突部11がパイプP2の軸方向移動規制部25と当接し、それ以上のパイプP1の移動は妨げられるため、パイプP1とパイプP2が分離することはない。
なお、上記した各実施例では係合突部11がパイプ外周面より外側に突出している例について説明したが、係合突部11はパイプ内周面から内側に突出していてもよい。このようにすると、パイプの外周面にロック機構のための突起物がなくなるため杖としての使用勝手が良くなる。
1 係合突部用リング
11 係合突部
111 第1の突出部
112 第2の突出部
12 摺動部
2 係合部用リング
21 係合部
211 係合部展開部材
22 開口部
23 スライド挿入部
24 係合溝
25 軸方向移動規制部
26 鉤部
27 摺動面
28 端部
29 溝部
291 回転規制部
3 凸状継手
4 凹状継手
P1 把手側パイプ
P2 石突側パイプ

Claims (9)

  1. パイプ同士を接続することにより杖のシャフトが構成される折り畳み式杖であって、
    一方のパイプの接続部に該パイプ側面より突出した係合突部を有し、他方のパイプの接続部に前記係合突部と係合する係合部を有し、前記パイプ同士の軸を中心とする相対的な回転により前記係合突部と前記係合部を係合させ、係合位置で少なくとも軸方向への動きを規制するロック機構を備えたことを特徴とする折り畳み式杖。
  2. 接続する前記パイプ同士を引き合うように付勢する付勢手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式杖。
  3. 前記ロック機構の前記係合突部は断面が角形または円形であり、前記係合部は、前記パイプ同士を回転させた際に前記係合突部が前記係合部にスライド挿入可能なように一端に開口部が形成されたスライド挿入部と、該スライド挿入部に続けて設けられ前記係合突部と係合する係合溝と、軸方向で前記係合溝と対向する位置に設けられ前記係合突部が当接して軸方向の移動が規制される軸方向移動規制部とを有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の折り畳み式杖。
  4. 前記スライド挿入部は、前記開口部側から前記係合溝側に向かって傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の折り畳み式杖。
  5. 接続する前記パイプ同士を軸上に位置合わせした状態において、一方のパイプの前記係合突部が他方のパイプの前記スライド挿入部に当接するように、他方のパイプに前記係合部が複数設けられていることを特徴とする請求項4に記載の折り畳み式杖。
  6. 前記ロック機構の前記係合突部はパイプの軸方向に対して垂直の方向に所望の突出量の第1の突出部と該第1の突出部よりも突出量が大きな第2の突出部が円周方向に続けて形成され、前記係合部は前記パイプ同士を回転させた際に前記第1の突出部と第2の突出部が挿入可能な断面がコの字形の溝部と該溝部の内部に接続完了位置で前記第2の突出部が当接する回転規制部を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の折り畳み式杖。
  7. 前記ロック機構の前記係合突部はパイプの軸方向に対して垂直の方向に所望の突出量の第1の突出部と該第1の突出部よりも突出量が大きな第2の突出部が円周方向に続けて形成され、前記係合部は前記パイプ同士を回転させた際に前記第1の突出部の片側の面と摺動する面を有する断面がL字形の鉤部を有し、接続完了位置で前記第2の突出部が前記係合部の端部に当接することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の折り畳み式杖。
  8. 前記係合突部は前記パイプの外周側面より外側へ突出していることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の折り畳み式杖。
  9. 前記係合突部は前記パイプの内周側面より内側へ突出していることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の折り畳み式杖。
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