JP2017192166A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施の形態では、電力変換装置を単独で使用する場合について説明する。
図1は、本実施の形態に係る電力変換装置を用いたシステムの一例を示す図である。電力変換装置200は、直流側に直流電源111が接続され、交流側に交流電力線120が接続されている。電力変換装置200は、直流電源111から入力される直流電力を交流電力に変換して交流電力線120に出力する。電力変換装置200として、例えば、電力変換装置の一種であるパワーコンディショニングシステム(PCS)や、直流電力を交流電力に変換する機能を備えた各種装置が用いられる。負荷130は、電力変換装置200により変換された交流電力の供給を受けて駆動する。
ここで、電力変換装置200を単独で使用する場合における周波数及び電圧の制御方法について説明する。
まず、定格出力工程S10について説明する。負荷130を投入する前は、電力変換装置200を自立運転させる。この場合、電力変換装置200の拠出有効電力及び拠出無効電力はいずれも「0」である。このとき、出力周波数及び出力電圧は、図6(a)、図7(a)に示すように、いずれも定格である。
交流電力が出力されると、垂下制御部230は、周波数及び電圧に対して垂下制御を実施する。垂下制御を実施した後、周波数及び電圧に対して修正制御を実施する。垂下制御及び修正制御においては、周波数及び電圧に対する制御が並行して実施されるが、ここでは、説明の便宜上、周波数に対する垂下制御及び修正制御について説明した後、電圧に対する垂下制御及び修正制御について説明する。
次に、周波数修正制御工程S25について説明する。垂下制御を実施した後、電力変換装置200は、図8の時刻T2から周波数を定格周波数まで漸次修正する修正制御を実施する。具体的には、修正制御部240は、周波数垂下量(−ω)を、出力周波数を定格周波数まで修正する周波数修正値(+ω)とし、周波数修正値(+ω)に基づいて出力周波数を定格周波数まで漸次修正する過程における出力周波数を規定する漸次修正値(+Δω)に基づいて周波数目標値を設定する。
次に、電圧垂下制御工程S30について説明する。上述したように、電圧垂下制御工程S30は、周波数垂下制御工程S20と並行して実施される。負荷130を投入し、交流電力を出力すると、図7(b)、図9に示すように、電力変換装置200は、出力電圧を定格電圧から低下させる垂下制御を実施する。
次に、電圧修正制御工程S35について説明する。上述したように、電圧修正制御工程S35は、周波数垂下制御工程S30と並行して実施される。垂下制御を実施した後、電力変換装置200は、図9の時刻T2から電圧を定格電圧まで漸次修正する修正制御を実施する。具体的には、修正制御部240は、電圧垂下量(−v)を、出力電圧を定格電圧まで修正する電圧修正値(+v)とし、電圧修正値(+v)に基づいて出力電圧を定格電圧まで漸次修正する過程における出力電圧を規定する漸次修正値(+Δv)に基づいて電圧目標値を設定する。
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2では、複数の電力変換装置200(PCS1、PCS2)により負荷130に対して交流電力を出力する場合について説明する。
ここで、本実施の形態における周波数及び電圧の制御方法について説明する。図11は、本実施の形態における周波数制御及び電圧制御に係るフローチャートを示す図である。図12は、本実施の形態における周波数制御に係る垂下特性を示す図である。図13は、本実施の形態における電圧制御に係る垂下特性を示す図である。図14は、本実施の形態における周波数制御に係るタイミングチャートを示す図である。図15は、本実施の形態における電圧制御に係るタイミングチャートを示す図である。
まず、定格出力工程S110について説明する。負荷130を投入する前は、電力変換装置200(PCS1、PCS2)の拠出有効電力及び拠出無効電力は、いずれも「0」である。このとき、出力周波数及び出力電圧は、定格でつり合った状態である。
交流電力が出力されると、それぞれの電力変換装置200(PCS1、PCS2)の垂下制御部230は、周波数及び電圧に対して垂下制御を実施する。垂下制御を実施した後、周波数及び電圧に対して修正制御を実施する。垂下制御及び修正制御においては、周波数及び電圧に対する制御が並行して実施されるが、ここでは、説明の便宜上、周波数に対する垂下制御及び修正制御について説明した後、電圧に対する垂下制御及び修正制御について説明する。
次に、周波数修正制御工程S125について説明する。垂下制御を実施した後、電力変換装置200(PCS1)は、図14の時刻T2から周波数を定格周波数まで漸次修正する修正制御を実施する。ただし、図14に示すように、電力変換装置200(PCS1)の方が電力変換装置200(PCS2)よりもインバータの制御タイミングが早いので、電力変換装置200(PCS1)が先に出力周波数の修正制御を開始する。
次に、電圧垂下制御工程S130について説明する。負荷130を投入し、交流電力が出力されると、図13(a)、図15に示すように、電力変換装置200(PCS1、PCS2)は、出力電圧を定格電圧から低下させる垂下制御を実施する。ただし、図15に示すように、電力変換装置200(PCS1)の方が電力変換装置200(PCS2)よりもインバータの制御タイミングが早いので、電力変換装置200(PCS1)が先に垂下制御を開始する。
次に、電圧修正制御工程S135について説明する。垂下制御を実施した後、電力変換装置200(PCS1)は、図15の時刻T2から電圧を定格電圧まで漸次修正する修正制御を実施する。ただし、図15に示すように、電力変換装置200(PCS1)の方が電力変換装置200(PCS2)よりもインバータの制御タイミングが早いので、電力変換装置200(PCS1)が先に出力電圧の修正制御を開始する。
本実施の形態では、複数の電力変換装置を並列運転する際、それぞれの電力変換装置に、並列運転に係る全ての電力変換装置の周波数修正値及び電圧修正値を共有することで協調しながら修正制御を実施する場合について説明する。
ここで、本実施の形態に係る電力変換装置300を用いた周波数及び電圧の制御方法について説明する。ここでは、2台の電力変換装置300(PCS1、PCS2)が並列運転に参加している場合について説明する。
周波数修正制御工程S225について説明する。電力変換装置300(PCS1)の周波数修正値比較部347ωは、協調制御部345の外部周波数修正値比較部363ωから出力された外部周波数修正値と、指令値修正部343で導出された内部周波数修正値とを比較し、いずれか大きい値を周波数修正値として導出する。周波数修正値比較部347ωは、導出した周波数修正値を周波数一次遅れ要素244ωに入力する。周波数一次遅れ要素244ωは、入力された周波数修正値に基づいて周波数漸次修正値を出力する。フィードバック制御部221は、周波数漸次修正値に基づいて周波数の修正制御を実施する。このように、並列運転に参加する全ての電力変換装置300(PCS1、PCS2)の内部周波数修正値のうち最大の値を周波数修正値として修正制御を実施する。
電圧修正制御工程S235について説明する。電力変換装置300(PCS1)の電圧修正値比較部347vは、協調制御部345の外部電圧修正値比較部363vから出力された外部電圧修正値と、指令値修正部343で導出された内部電圧修正値とを比較し、いずれか大きい値を電圧修正値として導出する。電圧修正値比較部347vは、導出した電圧修正値を電圧一次遅れ要素244vに入力する。電圧一次遅れ要素244vは、入力された電圧修正値に基づいて電圧漸次修正値を出力する。フィードバック制御部221は、電圧漸次修正値に基づいて電圧の修正制御を実施する。このように、並列運転に参加する全ての電力変換装置300(PCS1、PCS2)の内部電圧修正値のうち最大の値を電圧修正値として修正制御を実施する。
次に、周波数一次遅れ要素244ω及び電圧一次遅れ要素244vの時定数が小さい場合について説明する。図24は、時定数が小さい場合における周波数制御に係る垂下特性を示す図である。図25は、時定数が小さい場合における電圧制御に係る垂下特性を示す図である。図26は、時定数が小さい場合における周波数制御に係るタイミングチャートを示す図である。図27は、時定数が小さい場合における電圧制御に係るタイミングチャートを示す図である。
周波数修正制御を実施する前には、図24(a)に示すように、電力変換装置300(PCS1、PCS2)間で周波数垂下量(拠出有効電力)がつり合った状態となっている。
電圧修正制御を実施する前には、図25(a)に示すように、電力変換装置300(PCS1、PCS2)間で電圧垂下量(拠出無効電力)がつり合った状態となっている。
本実施の形態では、周波数修正値及び電圧修正値を並列運転に参加する電力変換装置で共有し、協調して修正制御を実施する動作を応用することで、すでに稼働している電力変換装置に対して新規の電力変換装置を並列運転に参加させる場合について説明する。
次に、本実施の形態に係る電力変換装置400を並列運転に参加させる方法について説明する。
初期状態では、電力変換装置300(PCS1)が定格周波数及び定格電圧で交流電力を出力し、負荷130に供給する。そして、時刻T1において、電力変換装置300(PCS2)を交流電力線120に接続する。このとき、電力変換装置300(PCS2)からの拠出有効電力及び拠出無効電力は、図31(a)、図32(a)、図33、図34に示すように、ともに「0」である。このとき、電力変換装置300(PCS2)の周波数修正スイッチング部444ω及び電圧修正スイッチング部444vは非アクティブである。
つぎに、次の電力変換装置300(PCS2)のインバータ制御タイミング(T2+Δt)では、電力変換装置300(PCS2)は、並列運転に参加する全ての電力変換装置300(PCS1、PCS2)の内部周波数修正値のうち最大の値を周波数修正値とする。電力変換装置300(PCS2)は、この周波数修正値に基づいて周波数修正制御を実施する。このとき、図31(b)、図33に示すように、電力変換装置300(PCS2)よりも電力変換装置300(PCS1)のほうが拠出有効電力が大きいため、周波数垂下率がほぼ同等であれば、電力変換装置300(PCS1)の内部周波数修正値のほうが大きい。この場合、電力変換装置300(PCS2)は、電力変換装置300(PCS1)の内部周波数修正値を周波数修正値として、周波数修正制御を実施する。
つぎに、次の電力変換装置300(PCS2)のインバータ制御タイミング(T2+Δt)では、電力変換装置300(PCS2)は、並列運転に参加する全ての電力変換装置300(PCS1、PCS2)の内部電圧修正値のうち最大の値を電圧修正値とする。電力変換装置300(PCS2)は、この電圧修正値に基づいて電圧修正制御を実施する。このとき、図32(b)、図34に示すように、電力変換装置300(PCS2)よりも電力変換装置300(PCS1)のほうが拠出無効電力が大きいため、電圧垂下率がほぼ同等であれば、電力変換装置300(PCS1)の内部電圧修正値のほうが大きい。この場合、電力変換装置300(PCS2)は、電力変換装置300(PCS1)の内部電圧修正値を電圧修正値として、電圧修正制御を実施する。
本実施の形態に係る制御方法を応用すれば、複数台の電力変換装置300により並列運転を実施している場合に、任意の1台の電力変換装置300を並列運転から解列させることができる。具体的には、解列する電力変換装置300に対する並列指令を無効にし、解列する電力変換装置300における修正制御が実施されないようにすることで、拠出有効電力及び拠出無効電力を徐々に低下させ「0」にする。
本実施の形態では、直流電源として太陽電池パネル(QVパネル)を使用した場合について説明する。図35は、本実施の形態に係るシステムの一例について示す図である。本実施の形態では、上述の実施形態1〜3に係る電力変換装置200、300を用いることにより、周波数及び電圧の垂下制御及び修正制御を実施する。
本実施の形態では、直流電源として蓄電池を使用した場合について説明する。図36は、本実施の形態に係るシステムの一例について示す図である。図36に示すように、本実施の形態では、上述の実施形態4に係る電力変換装置400を用いることにより、周波数及び電圧の垂下制御及び修正制御を実施する。
本実施の形態では、直流電源として太陽電池パネル及び蓄電池を組み合わせて使用する場合について説明する。図37は、本実施の形態に係るシステムの一例を示す図である。
明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。
る。例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明した
ものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
あり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。
また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可
能である。
Claims (14)
- 直流電源から入力される直流電力を交流電力に変換して交流電力線に出力する電力変換部と、
前記電力変換部から出力される前記交流電力の出力周波数及び出力電圧を制御する交流電力制御部と、
前記交流電力の前記出力電圧を検出する電圧検出部と、
前記交流電力の出力電流を検出する電流検出部と、
を備え、
前記交流電力制御部は、
前記交流電力線に負荷が投入され、前記負荷に対して前記交流電力を定格周波数及び定格電圧で出力させた後、前記電圧検出部が検出した前記出力電圧及び前記電流検出部が検出した前記出力電流に基づき、前記交流電力の前記出力周波数及び前記出力電圧を、前記定格周波数及び前記定格電圧からそれぞれ低下させる垂下制御を実施し、前記出力周波数及び前記出力電圧を前記定格周波数及び前記定格電圧まで漸次修正する修正制御を実施する、
電力変換装置。 - 請求項1に記載の電力変換装置であって、
前記交流電力制御部は、
前記交流電力線に負荷が投入され、前記負荷に対して前記交流電力を前記定格周波数及び前記定格電圧で出力させた後、前記出力電圧及び前記出力電流に基づいて前記交流電力の拠出有効電力及び拠出無効電力を導出し、有効電力当たりの周波数低下量で規定される周波数垂下率及び前記拠出有効電力に基づいて、前記出力周波数を前記定格周波数から低下させる周波数垂下量を導出し、無効電力当たりの電圧低下量で規定される電圧垂下率及び前記拠出無効電力に基づいて、前記出力電圧を前記定格電圧から低下させる電圧垂下量を導出する垂下制御部と、
前記出力周波数を前記定格周波数まで修正する周波数修正値を導出し、前記周波数修正値に基づいて前記出力周波数を前記定格周波数まで漸次修正する過程における前記出力周波数を規定する周波数目標値を設定し、前記出力電圧を前記定格電圧まで修正する電圧修正値を導出し、前記電圧修正値に基づいて前記出力電圧を前記定格電圧まで漸次修正する過程における前記出力電圧を規定する電圧目標値を設定する修正制御部と、
前記垂下制御部が算出した前記周波数垂下量及び前記電圧垂下量に基づいて前記垂下制御を実施し、前記垂下制御の後、前記修正制御部が設定した前記周波数目標値及び前記電圧目標値に基づいて、前記出力周波数及び前記出力電圧を前記定格周波数及び前記定格電圧まで漸次修正する前記修正制御を実施する周波数電圧制御部と、
を備えている、
電力変換装置。 - 請求項2に記載の電力変換装置であって、
前記垂下制御部は、
前記出力電圧及び前記出力電流に基づいて前記交流電力の前記拠出有効電力及び前記拠出無効電力を導出する電力演算部を備え、前記電力演算部により導出された前記拠出有効電力と前記周波数垂下率とを積算して前記周波数垂下量を導出し、前記電力演算部により導出された前記拠出無効電力と前記電圧垂下率とを積算して前記電圧垂下量を導出し、
前記修正制御部は、
前記電力演算部が導出した前記拠出有効電力及び前記拠出無効電力を監視する出力状況監視部と、予め設定された前記定格周波数、前記定格電圧、前記周波数垂下率及び前記電圧垂下率を格納するデータ格納部と、前記出力状況監視部が監視した前記拠出有効電力と、前記データ格納部に格納された前記周波数垂下率とを積算して前記周波数修正値を導出し、前記周波数修正値を周波数遅れ要素に入力し、前記周波数遅れ要素から出力される周波数漸次修正値に前記定格周波数を加算して得られた値を、前記出力周波数を前記定格周波数まで漸次修正する過程における前記出力周波数を規定する前記周波数目標値として設定し、前記出力状況監視部が監視した前記拠出無効電力と、前記データ格納部に格納された前記電圧垂下率とを積算して前記電圧修正値を導出し、前記電圧修正値を電圧遅れ要素に入力し、前記電圧遅れ要素から出力される電圧漸次修正値に前記定格電圧を加算して得られた値を、前記出力電圧を前記定格電圧まで漸次修正する過程における前記出力電圧を規定する前記電圧目標値として設定する指令値修正部と、を備え、
前記周波数電圧制御部は、
前記交流電力線に負荷が投入され、前記データ格納部に格納された前記定格周波数及び前記定格電圧を周波数指令値及び電圧指令値としてフィードバック制御部に入力し、前記フィードバック制御部が、入力された前記周波数指令値及び前記電圧指令値に基づいて、前記定格周波数及び前記定格電圧で前記交流電力を出力させた後、前記垂下制御部において導出された前記周波数垂下量に前記データ格納部に格納された前記定格周波数を加算して得られた値を前記周波数指令値として前記フィードバック制御部に入力し、前記垂下制御部において導出された前記電圧垂下量に前記データ格納部に格納された前記定格電圧を加算して得られた値を前記電圧指令値として前記フィードバック制御部に入力し、前記フィードバック制御部が、入力された前記周波数指令値及び前記電圧指令値に基づいて前記垂下制御を実施し、前記修正制御部の前記指令値修正部が設定した前記周波数目標値及び前記電圧目標値を前記周波数指令値及び前記電圧指令値として前記フィードバック制御部に入力し、前記フィードバック制御部が、入力された前記周波数指令値及び前記電圧指令値に基づいて、前記出力周波数及び前記出力電圧を前記定格周波数及び前記定格電圧まで漸次修正する前記修正制御を実施する、
電力変換装置。 - 請求項1に記載の電力変換装置であって、
複数の前記電力変換装置を並列運転させる場合に、
それぞれの前記電力変換装置において、前記垂下制御及び前記修正制御を実施する、
電力変換装置。 - 請求項2に記載の電力変換装置であって、
複数の前記電力変換装置を並列運転させる場合に、
それぞれの前記電力変換装置において、前記垂下制御及び前記修正制御を実施する、
電力変換装置。 - 請求項3に記載の電力変換装置であって、
複数の前記電力変換装置を並列運転させる場合に、
それぞれの前記電力変換装置において、前記垂下制御及び前記修正制御を実施する、
電力変換装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電力変換装置であって、
前記直流電源が太陽電池パネルである、
電力変換装置。 - 請求項2に記載の電力変換装置であって、
前記垂下制御部は、
前記出力電圧及び前記出力電流に基づいて前記交流電力の前記拠出有効電力及び前記拠出無効電力を導出する電力演算部を備え、前記電力演算部により導出された前記拠出有効電力と前記周波数垂下率とを積算して前記周波数垂下量を導出し、前記電力演算部により導出された前記拠出無効電力と前記電圧垂下率とを積算して前記電圧垂下量を導出し、
前記修正制御部は、
前記電力演算部が導出した前記拠出有効電力及び前記拠出無効電力を監視する出力状況監視部と、予め設定された前記定格周波数、前記定格電圧、前記周波数垂下率及び前記電圧垂下率を格納するデータ格納部と、前記修正制御における前記出力周波数及び前記出力電圧を規定する指令値修正部と、並列運転に係る他の前記電力変換装置とのデータの送受信を実施するネットワークインタフェイス部と、並列運転に係る他の前記電力変換装置と協調して前記修正制御を実施させる協調制御部と、を備え、前記指令値修正部が、前記出力状況監視部が監視した前記拠出有効電力と、前記データ格納部に格納された前記周波数垂下率とを積算して内部周波数修正値を導出し、前記ネットワークインタフェイス部が、他の前記電力変換装置が出力した他の前記電力変換装置の前記内部周波数修正値を受信し、前記協調制御部が、前記ネットワークインタフェイスが受信した他の前記電力変換装置の前記内部周波数修正値を外部周波数修正値として外部周波数修正値格納部に格納し、前記外部周波数修正値格納部に格納された全ての前記外部周波数修正値を比較して最大の前記外部周波数修正値を最大外部周波数修正値として前記指令値修正部に出力し、前記指令値修正部が、前記内部周波数修正値及び前記最大外部周波数修正値のいずれか大きい値を前記周波数修正値として導出し、前記周波数修正値を周波数遅れ要素に入力し、前記周波数遅れ要素から出力される周波数漸次修正値に前記定格周波数を加算して得られた値を、前記出力周波数を前記定格周波数まで漸次修正する過程における前記出力周波数を規定する前記周波数目標値として設定し、前記指令値修正部が、前記出力状況監視部が監視した前記拠出無効電力と、前記データ格納部に格納された前記電圧垂下率とを積算して内部電圧修正値を導出し、前記ネットワークインタフェイス部が、他の前記電力変換装置が出力した他の前記電力変換装置の前記内部電圧修正値を受信し、前記協調制御部が、前記ネットワークインタフェイスが受信した他の前記電力変換装置の前記内部電圧修正値を外部電圧修正値として外部電圧修正値格納部に格納し、前記外部電圧修正値格納部に格納された全ての前記外部電圧修正値を比較して最大の前記外部電圧修正値を最大外部電圧修正値として前記指令値修正部に出力し、前記指令値修正部が、前記内部電圧修正値及び前記最大外部電圧修正値のいずれか大きい値を前記電圧修正値として導出し、前記電圧修正値を電圧遅れ要素に入力し、前記電圧遅れ要素から出力される電圧漸次修正値に前記定格電圧を加算して得られた値を、前記出力電圧を前記定格電圧まで漸次修正する過程における前記出力電圧を規定する前記電圧目標値として設定し、
前記周波数電圧制御部は、
前記交流電力線に負荷が投入され、前記データ格納部に格納された前記定格周波数及び前記定格電圧を周波数指令値及び電圧指令値としてフィードバック制御部に入力し、前記フィードバック制御部が、入力された前記周波数指令値及び前記電圧指令値に基づいて、前記定格周波数及び前記定格電圧で前記交流電力を出力させた後、前記垂下制御部において導出された前記周波数垂下量に前記データ格納部に格納された前記定格周波数を加算して得られた値を前記周波数指令値として前記フィードバック制御部に入力し、前記垂下制御部において導出された前記電圧垂下量に前記データ格納部に格納された前記定格電圧を加算して得られた値を前記電圧指令値として前記フィードバック制御部に入力し、前記フィードバック制御部が、入力された前記周波数指令値及び前記電圧指令値に基づいて前記垂下制御を実施し、前記修正制御部の前記指令値修正部が設定した前記周波数目標値及び前記電圧目標値を前記周波数指令値及び前記電圧指令値として前記フィードバック制御部に入力し、前記フィードバック制御部が、入力された前記周波数指令値及び前記電圧指令値に基づいて、前記出力周波数及び前記出力電圧を前記定格周波数及び前記定格電圧まで漸次修正する前記修正制御を実施する、
電力変換装置。 - 請求項8に記載の電力変換装置であって、
前記指令値修正部は、前記周波数修正値を前記周波数遅れ要素に入力するか否かを選択する周波数修正スイッチング部と、
前記電圧修正値を前記電圧遅れ要素に入力するか否かを選択する電圧修正スイッチング部と、を備えている
電力変換装置。 - 請求項9に記載の電力変換装置であって、
前記負荷に交流電力を供給する前記電力変換装置に対して別個の前記電力変換装置を並列運転させる際に、
前記別個の電力変換装置は、前記周波数修正スイッチング部及び前記電圧修正スイッチング部が非アクティブの状態で並列運転が開始され、
並列運転が開始されてから、前記周波数修正スイッチング部及び前記電圧修正スイッチング部がアクティブの状態にされる、
電力変換装置。 - 請求項8に記載の電力変換装置であって、
複数の前記電力変換装置を並列運転させる場合に、それぞれの前記電力変換装置において、前記垂下制御及び前記修正制御を実施する、
電力変換装置。 - 請求項9に記載の電力変換装置であって、
複数の前記電力変換装置を並列運転させる場合に、それぞれの前記電力変換装置において、前記垂下制御及び前記修正制御を実施する、
電力変換装置。 - 請求項10に記載の電力変換装置であって、
複数の前記電力変換装置を並列運転させる場合に、それぞれの前記電力変換装置において、前記垂下制御及び前記修正制御を実施する、
電力変換装置。 - 請求項8〜13のいずれか1項に記載の電力変換装置であって、
前記直流電源が蓄電池である、
電力変換装置。
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