JP2017192159A - ユーザ装置、及び基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の基地局と第2の基地局との間でサブフレーム境界にずれがある場合でも適切に測定ギャップを設定することを可能とする。【解決手段】基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置において、前記第1の基地局又は前記第2の基地局から測定ギャップの設定情報を受信する受信手段と、前記設定情報に基づいて前記第1の基地局に対する測定ギャップを設定するとともに、前記第1の基地局に対する測定ギャップとなるサブフレームと重なるサブフレームを前記第2の基地局に対する測定ギャップとして設定する測定制御手段とを備える。【選択図】図15

Description

本発明は、LTE等の移動通信システムにおいて使用されるMeasurement gap(測定ギャップ)に関連するものである。
LTE等の移動通信システムにおいては、ユーザ装置UEをより品質の良いセルへ接続させるために、或いはロードバランシング等の目的のために、ユーザ装置UEに対してRRC信号による測定指示を行うことで無線品質の測定をさせている(非特許文献1)。
ユーザ装置UEは、通信している周波数とは異なる周波数の無線品質を測定する際に、受信周波数を該当周波数に合わせるためにRF tuning(無線チューニング)をする必要があり、その際に、現状の通信を一旦中断する必要がある。通信を中断する当該期間はMeasurement gap(以下、測定ギャップ)と呼ばれる。図1に示すように、測定ギャップにおいてユーザ装置UEはDL信号の受信及びUL信号の送信を行わない。測定ギャップは、基地局eNBから受信する測定設定情報(Measurement configuration)により、周期的に訪れるように設定がなされる。
また、基地局eNBにおいては、ユーザ装置UEがどのタイミングでMeasurementを実施するかを把握しているため、該当する期間はDL/ULスケジューリングを停止することとしている。
Rel−10において、複数のCC(コンポーネントキャリア)を束ねてスループットを向上させるCA(Carrier aggregation)が導入されたが、3GPP上、CA時にもユーザ装置UEは単一の測定ギャップ設定を全てのCCに適用することとされている。すなわち、測定ギャップ期間においてユーザ装置UEは全てのCCでDL受信/UL送信を中断する。これは、CC毎に測定ギャップを規定すると、ユーザ装置UEの実装が複雑になるためである。
CAに関し、Rel−11までは、図2に示すように同一基地局eNB配下の複数のCCを用いているが、Rel−12ではこれを拡張し、異なる基地局eNB配下のCCを用いて同時通信を行い、高スループットを実現するDual connectivity(二重接続)が提案されている(非特許文献2)。つまり、Dual connectivityでは、ユーザ装置UEは、2つの物理的に異なる基地局eNBの無線リソースを同時に使用して通信を行う。
Dual connectivity(以下ではDCと記述する)は、CAの一種であり、Inter−eNB CA(基地局間キャリアアグリゲーション)とも呼ばれ、Master−eNB(MeNB)と、Secondary−eNB(SeNB)が導入される。図3に、DCの例を示す。図3の例では、MeNBがCC#1でユーザ装置UEと通信を行い、SeNBがCC#2でユーザ装置UEと通信を行うことでDCを実現している。
DCにおいて、MeNB配下のセル(1つ又は複数)をMCG(Master Cell Group、マスターセルグループ)、SeNB配下のセル(1つ又は複数)をSCG(Secondary Cell Group、セカンダリセルグループ)と呼ぶ。最初に追加するSCGのセルをPSCell(primary SCell)と呼ぶ。
3GPP TS 36.300 V12.1.0 (2014−03) 3GPP TR 36.842 V12.0.0 (2013−12)
CA(DCでないCA)の場合と同様に、DCにおいても、UE実装簡易化の観点から、MCGとSCGの測定ギャップを区別せずに、ユーザ装置UE単位の測定ギャップが適用されることが想定される。
LTEにおける測定ギャップ(測定ギャップとなるSFN/サブフレーム番号)は、設定情報(ギャップパターン(周期情報含む)、ギャップオフセット)に基づいて算出されるが、ある時刻において、MCG(MeNB)におけるサブフレーム(SFN/サブフレーム番号)とSCG(SeNB)におけるサブフレーム(SFN/サブフレーム番号)にはずれがあることが想定される。
また、図4Aに示すように、CA(DCでないCA)においてアグリゲートするCCは、同一基地局eNBに属するため、サブフレーム境界(Subframe boundary)は同期(アライン)している。一方、DCにおいては、上記のようなSFN/サブフレーム番号のずれがMCGとSCG間で存在するのみならず、図4Bに示すように、MCG(CC#1含む)とSCG(CC#2含む)間でサブフレーム境界にずれがある可能性がある。
DCにおいてユーザ装置UE単位の測定ギャップを適用するために、MCGとSCG間で測定ギャップを揃える必要がある。そのためにはMCGとSCG間の時間のずれを基地局eNB側で把握しておく必要があるが、そのための具体的な従来技術はなく、基地局eNBはずれを適切に把握することができない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、一実施形態に関連して、本発明は、基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて、第1の基地局におけるサブフレームと第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差の情報を基地局側で把握することを可能とする技術を提供することを主要な目的とする。
また、他の実施形態に関連して、本発明は、第1の基地局と第2の基地局との間でサブフレーム境界にずれがある場合でも適切に測定ギャップを設定することを可能とする技術を提供することを目的としている。
本発明の実施の形態によれば、基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置であって、
前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差を測定する測定手段と、
所定の通知トリガを検出した場合に、前記測定手段により測定された前記時間差に関する時間差情報を前記第1の基地局又は前記第2の基地局に通知する通知手段とを備えるユーザ装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置であって、
前記第1の基地局又は前記第2の基地局から測定ギャップの設定情報を受信する受信手段と、
前記設定情報に基づいて前記第1の基地局に対する測定ギャップを設定するとともに、前記第1の基地局に対する測定ギャップとなるサブフレームと重なるサブフレームを前記第2の基地局に対する測定ギャップとして設定する測定制御手段とを備えるユーザ装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて前記第2の基地局として使用される基地局であって、
前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差に関する時間差情報を受信する受信手段と、
前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、測定ギャップの設定情報を受信し、当該設定情報と前記時間差情報に基づいて、前記ユーザ装置における前記基地局に対する測定ギャップを算出し、当該測定ギャップの前後所定期間も測定ギャップと見なす測定制御手段とを備える基地局が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて前記第2の基地局として使用される基地局であって、
前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差に関する時間差情報を受信する受信手段と、
前記ユーザ装置における前記第1の基地局に対する測定ギャップの絶対時間を、当該測定ギャップの設定情報と前記受信手段により受信した前記時間差情報とに基づき算出し、当該絶対時間に基づいて、前記ユーザ装置における前記基地局に対する測定ギャップを算出する測定制御手段とを備える基地局が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置が実行する時間差情報通知方法であって、
前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差を測定する測定ステップと、
所定の通知トリガを検出した場合に、前記測定ステップにより測定された前記時間差に関する時間差情報を前記第1の基地局又は前記第2の基地局に通知する通知ステップとを備える時間差情報通知方法が提供される。
本発明の実施の形態によれば、基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて、第1の基地局におけるサブフレームと第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差の情報を基地局側で把握することを可能とする技術が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、第1の基地局と第2の基地局との間でサブフレーム境界にずれがある場合でも適切に測定ギャップを設定することが可能となる。
Measurement gapを説明するための図である。 Rel−11までのCAを示す図である。 Dual Connectivityの例を示す図である。 Dual Connectivityにおける課題を説明するための図である。 Dual Connectivityにおける課題を説明するための図である。 本発明の実施の形態における通信システムの構成例を示す図である。 本実施の形態における通信システムの基本的な動作例を示す図である。 ずれ通知方法例1を説明するための図である。 ずれ通知方法例2を説明するための図である。 ずれ通知方法例3を説明するための図である。 ずれ情報例1を説明するための図である。 ずれ情報例1を説明するための図である。 ずれ情報例2を説明するための図である。 MCGとSCG間のサブフレーム境界にずれがある場合の状況を説明するための図である。 サブフレーム境界にずれがある場合の対処方法例1を説明するための図である。 サブフレーム境界にずれがある場合の対処方法例1を説明するための図である。 サブフレーム境界にずれがある場合の対処方法例2を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ装置UEの構成例を示す図である。 ユーザ装置UEの動作例を示すフローチャートである。 ユーザ装置UEの動作例を示すフローチャートである。 ユーザ装置UEの動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における基地局eNB(MeNB、SeNB)の構成例を示す図である。 基地局eNB(MeNB、SeNB)の動作例を示すフローチャートである。 基地局SeNBの動作例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態の通信システムは、LTEに対応していることを想定しているが、本発明はLTEに限らず、他の方式にも適用可能である。また、本明細書及び特許請求の範囲では、特に断らない限り、「LTE」の用語は3GPPのRel−12、もしくは、Rel−12以降の方式の意味で使用する。
(通信システム全体構成、基本動作)
図5に本発明の実施の形態に係る移動通信システムの構成例を示す。図5に示すように、本実施の形態に係る移動通信システムは、それぞれコアネットワーク10に接続される基地局MeNBと基地局SeNBを備え、ユーザ装置UEとの間でDual connectivity(DC)を可能としている。また、基地局MeNBと基地局SeNBとの間は、例えばX2インターフェースにより通信可能である。
本実施の形態における基本的な動作を図6を参照して説明する。本実施の形態において、基地局MeNB(基地局SeNBでもよい)がユーザ装置UEに対して測定ギャップ設定を行う(ステップ101)。より具体的には、当該設定は、RRCConnectionReconfigurationメッセージにおけるMeasurment Configurationの情報要素(measGapConfig)によりなされる。本実施の形態において、測定ギャップの時間長は6ms(6サブフレーム)であり、measGapConfigにより、周期(ギャップパターン:40msもしくは80ms)とオフセット(gapOffset)が指定される。
測定ギャップ設定がされたユーザ装置UEは、設定に従って測定ギャップを適用する(ステップ102)。すなわち、ユーザ装置UEは、上記の周期(MGRP)とオフセットから算出されるSFN/サブフレーム番号から開始する測定ギャップにおいてDL及びUL送受信を中断する動作を行う。ユーザ装置UEは測定を行い(ステップ103)、測定報告(Measurement report)を送信する(ステップ104)。
(ずれ通知方法について)
前述したように、MCG、SCG間でサブフレームレベルで測定ギャップを揃えるためには、MCGとSCG間のSFN/サブフレーム番号のずれを基地局側で把握しておく必要がある。本実施の形態では、ユーザ装置UEが当該ずれの情報を基地局側に通知することとしており、以下、その方法として、ずれの通知方法例1〜3について説明する。
<ずれ通知方法例1>
まず、ずれ通知方法例1を説明する。ずれ通知方法例1は、基地局SeNB(PSCell)を設定(追加)した際に、MCGとSCG間のサブフレームの時間のずれを通知するものである。つまり、基地局間キャリアアグリゲーションを行うための設定を行ったことをトリガとして通知する。
図7を参照してずれ通知方法例1における動作シーケンスの例を説明する。なお、PSCell(SeNB)を設定(追加)する際のシーケンスは図7に示すものに限られるわけではなく、図7に示すものは一例に過ぎない。また、図7は主要な信号の流れを示すものである。これらの点は他のシーケンス図についても同様である。更に、本実施の形態では、RRC接続をMeNBとユーザ装置UE間で行うことを想定しているが、SeNBとの間でRRC接続を行うこととしてもよい。
図7に示すように、基地局MeNBが、SeNB追加要求をSeNBとなる基地局である基地局SeNBに送信する(ステップ201)。基地局SeNBはSeNB追加要求確認応答を基地局MeNBに返す(ステップ202)。そして、基地局MeNBは、ユーザ装置UEに対してRRC信号(例:RRCConnectionReconfiguration)を送信することによりSeNB追加設定の指示を行う(ステップ203)。
上記指示を受信したユーザ装置UEは、SeNB(PSCell)を追加し、基地局SeNBとの通信を開始する。また、ユーザ装置UEは、基地局MeNBから受信する信号(同期信号、報知情報等)と基地局SeNBから受信する信号(同期信号、報知情報等)に基づいて、MCGとSCG間のサブフレームのずれを測定し、ずれ情報(時間差情報)を取得する。ずれ情報(時間差情報)の例については後述する。
SeNB追加設定の後、ユーザ装置UEは、SeNB追加設定完了(例:RRCConnectionReconfigurationComplete)のメッセージを基地局MeNBに送信するが、図7の例では、ユーザ装置UEは、当該メッセージに上記のずれ情報を含めて送信する(ステップ204)。当該ずれ情報を含むメッセージは、基地局MeNBから基地局SeNBに送信される(ステップ205)。
上記の例ではSeNB追加設定完了のメッセージにずれ情報を含めることとしたが、これは一例にすぎず、例えば、ステップ206に示すように、SeNB追加設定完了送信の前にずれ情報を送信してもよい。また、ステップ207に示すように、SeNB追加設定完了送信の後にずれ情報を送信してもよい。いずれの場合も、ずれ情報は基地局MeNBから基地局SeNBに送信される。
なお、トリガ検出に基づくずれ情報の通知は、ユーザ装置UEから基地局SeNBに対して行ってもよいし、基地局MeNBと基地局SeNBの両方に行ってもよい。以下で説明するずれ通知方法例2、3でも同様である。
<ずれ通知方法例2>
次に、ずれ通知方法例2を説明する。ずれ通知方法例2は、Event A2の測定報告を送信するタイミング(Event A2がトリガされたタイミング)で、ずれ情報を通知するものである。
Event A2は、サービングセル(その周波数は測定設定で指定される)の受信強度/受信品質が所定閾値より劣化した場合に、当該セルについての測定報告をユーザ装置UEから基地局eNBに通知するものである。
Event A2がトリガされ測定報告が送信される場合、基地局MeNBはユーザ装置UEに別周波数の無線品質を測定させるために、測定ギャップを設定することが想定されることから、ずれ通知方法例2では、Event A2がトリガされたタイミングでずれ情報を通知するのである。なお、Event A2は一例であり、測定ギャップを設定することが想定される他のEvent発生をトリガにしてずれ情報を通知してもよい。
図8を参照してずれ通知方法例2における動作シーケンスの例を説明する。基地局MeNBはユーザ装置UEに測定設定のメッセージを送信する(ステップ301)。当該測定設定には報告トリガとしてEvent A2を指示する情報が含まれる。ユーザ装置UEは所定の周波数の測定を行って、Event A2のトリガが発生(受信品質等が閾値より劣化)したことを検出する(ステップ302)。
ユーザ装置UEは、上記の検出をトリガとして、あるいは、上記の検出にかかわらずに、基地局MeNBから受信する信号(同期信号、報知情報等)と基地局SeNBから受信する信号(同期信号、報知情報等)に基づいて、MCGとSCG間のサブフレームのずれを測定し、ずれ情報を取得する。そして、ユーザ装置UEは、Event A2の測定報告にずれ情報を含めて送信する(ステップ303)。このずれ情報は、基地局MeNBから基地局SeNBに通知される(ステップ304)。
また、測定報告にずれ情報を含めて送信することに代えて、もしくはこれに加えて、図8のステップ305に示すように、測定報告を送信した後にずれ情報を別信号で送信することとしてもよい。この場合もずれ情報は、基地局MeNBから基地局SeNBに通知される。別信号で報告する際、当該データに対してULデータ量報告がトリガされなくてもよい。即ち、RegularBSRがトリガされなくてもよい。或いはScheduling request送信がトリガされなくてもよい。この場合、他のULデータ発生にともなって基地局MeNB又はSeNBから割り当てられるUL grantで送信が行われる。
ずれ通知方法例2では、ユーザ装置UEは測定ギャップが設定される可能性がある場合にのみずれ情報を通知するので、不要なUL制御信号を低減することが可能である。
<ずれ通知方法例3>
次に、ずれ通知方法例3を説明する。ずれ通知方法例3は、ユーザ装置UEが基地局MeNBから測定ギャップを設定するRRC信号(例:RRCConnectionReconfiguration)を受信した時点でずれ情報を通知するものである。なお、RRC信号に測定ギャップを設定する情報要素(例:measGapConfig)が含まれている場合にのみずれ情報の通知を行うこととしてもよく、以下で説明するシーケンス例では、測定ギャップを設定する情報要素が含まれることを想定している。
また、基地局MeNB(MCG)と基地局SeNB(SCG)のSFN/サブフレーム番号が同期している場合(ずれが所定閾値以下である場合(=ずれがないと見なせる場合))にはずれを報告する必要はない。従って、ユーザ装置UEは非同期であること(ずれがあること)を検出した場合にのみずれ情報を通知してもよい。このような動作ではNW側(具体的には基地局MeNB)は報告がないことを以てずれがないことを暗に把握することが可能である。
ずれ通知方法例3では、実際に測定ギャップが設定される際にずれ情報を通知することができるので、ずれ通知方法例2と比較して、より不要なUL制御信号を低減することが可能である。
図9を参照してずれ通知方法例3における動作シーケンスの例を説明する。基地局MeNBはユーザ装置UEに対して測定ギャップ設定を行うRRC信号を送信する(ステップ401)。
ユーザ装置UEは、これまでに説明したようにしてMCGとSCG間のサブフレームのずれを測定しており、ずれ情報を取得している。
測定ギャップ設定の指示を受信したユーザ装置UEは、ずれがある場合にずれ情報を送信することを決定し、まず、ずれの量が所定の閾値以上であるかどうかを判定する(ステップ402)。ステップ402の判定結果がNoである場合は、すれ情報の通知を行わない(ステップ406)。
ステップ402の判定結果がYesである場合、ユーザ装置UEはずれ情報を基地局MeNBに通知する(ステップ403)。当該ずれ情報は基地局MeNBから基地局SeNBに送信される(ステップ404)。
なお、ステップ403におけるずれ情報は、測定ギャップを設定するRRC信号に対するcompleteメッセージ(例:RRCConnectionReconfigurationComplete)に含めて通知してもよい。
(ずれ情報の例)
ユーザ装置UEが基地局MeNBに通知するずれ情報は、基地局MeNBもしくはSeNB側でずれの量を把握できる情報であればどのような情報でもよいが、例えば図10A、10B、図11を参照して説明する情報とすることができる。
図10A、Bは、ずれ情報例1を説明するための図である。ずれ情報例1は、MCGとSCG間でサブフレームがどのくらいずれているかを示す時間情報である。つまり、MCG(MCG内の複数CC間が同期していることが前提、SCGも同様)におけるある時間位置のSFN/サブフレーム(例:SFN=3、サブフレーム0)の時刻、SCGにおける当該SFN/サブフレーム(SFN=3、サブフレーム0)の時刻との差分を示す時間差情報をずれ情報とする。時間差情報は、時間であってもよいし、サブフレーム数であってもよいし、その他の情報であってもよい。なお、各基地局のSFN、サブフレーム番号は例えば当該基地局から報知される報知情報から把握することが可能である。
図10Aの例は、基地局MeNB(MCG)のあるサブフレームの開始端より後にある基地局SeNB(SCG)の対応するサブフレームとの時間差を測定し、ずれ情報として通知するものである。図10Aの例では、時間差の情報のみで、MCGのほうが、時間差の分だけSCGよりも進んでいることがわかる。
図10Bの例は、基地局MeNB(MCG)のサブフレーム端(図10Bの例ではSFN=3/サブフレーム0の開始端)に最も近い基地局SeNBの対応するサブフレーム端との時間差を測定し、当該時間差と、どちらのサブフレームが相対的に先かの情報とともに報告するものである。
本実施の形態では、基地局MeNBがユーザ装置UEに対する測定ギャップの設定を行う場合において、基地局SeNBは、基地局MeNBからユーザ装置UEに設定する測定ギャップ設定情報(ギャップパターン、ギャップオフセット等)を受信し、当該測定ギャップ設定情報を保持している。
そして、当該ギャップパターンとギャップオフセットに基づいて、ずれを考慮しないとした場合に測定ギャップ(DL/ULスケジューリングを行わない期間)の開始点とするSFNとサブフレーム番号を所定の計算式から算出し、さらに、上記のずれ情報(時間差)を、算出した測定ギャップに適用することで、ずれを考慮した測定ギャップ(DL/ULスケジューリングを行わない期間)を算出する。ずれ情報(時間差)を測定ギャップに適用するとは、MCGの測定ギャップとSCGの測定ギャップができるだけ揃うようにすることである。
図10Aの例において、SFN=3、サブフレーム=0〜5がMCGの測定ギャップ(周期的に訪れる1つのギャップ)であるとした場合に、SCGでは、SFN=2のサブフレーム8から、SFN=3のサブフレーム3までを測定ギャップとするものである。ただし、図4Bで説明したように、サブフレーム境界のずれは残る。サブフレーム境界のずれについての対処方法については後述する。
上記のようなSCG側でのずれの調整は、ユーザ装置UEにおいても同様に行われる。つまり、図10Aの例において、例えばユーザ装置UEがSFN=3、サブフレーム=0〜5をMCGの測定ギャップであると算出した場合に、SCG側では、SFN=2のサブフレーム8から、SFN=3のサブフレーム3までを測定ギャップとする。
図11は、ずれ情報例2を説明するための図である。ずれ情報例2は、ユーザ装置UEにおいてMCGとSCGとのサブフレームのずれを考慮して、MCGとSCG間が揃うようにSCGにおけるギャップパターンとギャップオフセットを算出し通知するものである。
基地局MeNB経由で当該ずれ情報(ギャップパターンとギャップオフセット)を受信した基地局SeNBにおいて、当該ギャップパターンとギャップオフセットを用いて測定ギャップを算出することで、MCGとSCGが揃うように測定ギャップが算出される。例えば、上述した図10Aの例において、SFN=3、サブフレーム=0〜5が測定ギャップ(周期的に訪れる1つのギャップ)であるとした場合に、SCGでは、上記ずれ情報(ギャップパターンとギャップオフセット)を用いて測定ギャップを算出することで、SFN=2のサブフレーム8から、SFN=3のサブフレーム3までを測定ギャップとして算出できる。ただし、上記と同様に、サブフレーム境界のずれは残る。
ユーザ装置UEも同様にして、SCGにおけるギャップパターンとギャップオフセットからSCGの測定ギャップを算出する。
ずれ情報例2のようなずれ情報を算出し、基地局SeNBに通知することにより、MeNBとSeNB間で測定ギャップ設定情報(MG config)の情報交換を行う必要がなく、NW実装簡易化やX2信号低減が可能となる。なお、ユーザ装置UEは、基地局MeNBから受信する設定情報(ギャップパターンとギャップオフセット)を、補正することなくSeNBに通知することとしてもよい。この場合、基地局SeNBは別途取得するずれ情報に基づきMCG側と揃えられた測定ギャップを算出できる。
(サブフレーム境界のずれの対処方法)
図4Bに示したように、MCGとSCG間でサブフレーム境界にずれがある場合、上記のようにSFN/サブフレームを揃えるような調整を行ったとしても、サブフレーム境界のずれている分だけMeNBとSeNB間で互いの測定ギャップが重ならない部分が発生する。そのため、DL受信/UL送信等を不要にトライする可能性があり、リソース利用効率低下やUL干渉によるシステムスループットが低下する可能性がある。
MCGとSCG間でサブフレーム境界のずれがある場合の状況を図12に示す。図12に示すように、MCGにおけるA〜Bの期間、及びSCGにおけるC〜Dの期間がそれぞれ、設定情報(及びずれ情報)に基づき測定ギャップとして算出された期間である。図12に示す例では、MCGにおける測定ギャップとSCGにおける測定ギャップとの間に1サブフレームの半分程度のずれがある。
このとき、MeNB(MCG)側のEで示すサブフレームは、MCGからすると測定ギャップではないが、SCGからすると測定ギャップのタイミングなので、Eで示すサブフレームにおいて、ユーザ装置UEはMCGに対しても送受信不可である。また、基地局MeNBは当該EのサブフレームにおいてUL/DLスケジューリング不可である。
同様に、SeNB(SCG)側のFで示すサブフレームは、SCGからすると測定ギャップではないが、MCGからすると測定ギャップのタイミングなので、Fで示すサブフレームにおいて、ユーザ装置UEはSCGに対しても送受信不可である。また、基地局SeNBは当該FのサブフレームにおいてUL/DLスケジューリング不可である。なお、本実施の形態では、スケジューリング単位及び送受信不可単位をサブフレーム単位としている。
すなわち、サブフレーム境界にずれがある場合、算出された測定ギャップのタイミングでなくとも、送受信不可/スケジューリング不可となる期間が発生する。
なお、MeNBとSeNBとで測定ギャップを独立に設定することが容易にできるのであれば、図12に示す状況は課題にならないが、実際には、MeNBとSeNBとで測定ギャップを独立に設定することはUE実装上難しい。そこで、本実施の形態では、MeNBとSeNB間で共通の測定ギャップを設定することを前提としている。
本実施の形態では、以下で説明するように、サブフレーム境界にずれがある場合の対処を行っている。以下、対処方法例1と対処方法例2を説明する。このような対処を行うことで、MeNBとSeNB間で共通の測定ギャップを適切に設定でき、UE実装を簡易化できる。
<サブフレーム境界にずれがある場合の対処方法例1>
サブフレーム境界にずれがある場合の対処方法例1では、ユーザ装置UEはMCGとSCGの両方において測定ギャップ前後の所定期間(例:1サブフレーム分、1ms)で送受信を行わないこととする。また、基地局MeNB/SeNBは配下のCC(CG)において、測定ギャップの前後はDL/ULスケジューリングを行わないこととする。
すなわち、ユーザ装置UEはMCGとSCGの測定ギャップのそれぞれで、算出された測定ギャップの前後を送受信不可タイミング(測定ギャップの追加分)であると見なす。また、基地局MeNB及びSeNBはそれぞれ、自身の算出した測定ギャップの前後をDL/ULスケジューリング不可タイミング(測定ギャップの追加分)であると見なす。
図13には、図12と同じ状況における対処方法1が示される。図13に示すように、MeNB(MCG)側では、測定ギャップ前後のGとEのサブフレームにおいて、ユーザ装置UEでは送受信不可とし、基地局MeNBではDL/ULスケジューリング不可とする。つまり、G〜Eが測定ギャップと見なされる。また、SeNB(SCG)側では、測定ギャップ前後のFとHのサブフレームにおいて、ユーザ装置UEでは送受信不可とし、基地局SeNBではDL/ULスケジューリング不可とする。つまり、F〜Hが測定ギャップと見なされる。
ただし、MCGとSCG間のサブフレーム境界のずれが十分に小さい場合(例:所定閾値以下である場合)においては、上記の所定期間においても送受信可能と判断する機能を有してもよい。すなわち、上記の所定期間を設けなくてもよい。
サブフレーム境界のずれの大小の判断について、ユーザ装置UEは自分で測定したずれ情報を使用でき、基地局MeNB/SeNBは、ユーザ装置UEから通知されるずれ情報を使用することができる。また、ユーザ装置UEからずれ情報の通知を受けることなく、基地局MeNBと基地局SeNB間で情報交換することで、基地局MeNB/SeNBは、SFN/サブフレームのずれ及びサブフレーム境界のずれを把握し、ずれを考慮した測定ギャップの算出や、ずれの大小判断を行ってもよい。
図14を参照して、対処方法例1の動作シーケンスの例を説明する。この例では、基地局(MeNB又はSeNB)はユーザ装置UEに対して、測定ギャップの前後を送受信不可タイミングであると見なす旨の指示を送信する(ステップ501)。この指示は、基地局(MeNB又はSeNB)において、境界ずれが所定閾値以上である場合にのみ行うこととしてもよい。この指示がない場合は、以下の処理を行う必要はない。当該指示は、新規のキャップ設定情報として定義してもよいし、新規のRRC信号、MAC信号、PHY信号であってもよい。
ユーザ装置UEは、MCGとSCGとの間のサブフレーム境界のずれ量が閾値以上であるか否かを判断する(ステップ502)。ステップ502の判定結果がYes(ずれが閾値以上)である場合は、MCGとSCGのそれぞれで測定ギャップ(MG)の前後を送受信不可タイミングとする(測定ギャップと見なす)(ステップ503)。ステップ502の判定結果がNo(ずれが閾値未満)である場合は、測定ギャップ(MG)の前後を送受信不可タイミングとはせず(ステップ504)、設定情報等から算出された測定ギャップを使用する。
<サブフレーム境界にずれがある場合の対処方法例2>
対処方法例2では、SCG側について、ユーザ装置UE及び基地局SeNBはそれぞれ、ギャップパターンとギャップオフセットを用いた測定ギャップのタイミング算出を行うのでなく、TimeStamp(絶対時間)に基づく測定ギャップのタイミング算出を行うこととする。
図15に示す例を参照してユーザ装置UEの動作例を説明する。まず、ユーザ装置UEは、基地局MeNB(又は基地局SeNB)からの測定ギャップ設定(ギャップパターンとギャップオフセット)を用いて測定ギャップを算出し、図15に示すMCG側の測定ギャップが得られる。
ユーザ装置UEは、MCG側の測定ギャップの先頭の時刻Tを取得し、例えば、当該時刻TがSCG側のSFN=3のサブフレーム2であることを把握し、当該サブフレーム2を先頭とする7個分(7ms)のサブフレームを測定ギャップとする。7個分のうち、先頭のサブフレームはMCG側の先頭のサブフレームの先頭端を含み、最後のサブフレームはMCG側の最後のサブフレームの最後端を含む。すなわち、MCGに対する測定ギャップとなるMCG側のサブフレームと重なるSCG側のサブフレームをSCGに対する測定ギャップとして設定する。図15の例では、MCGに対する測定ギャップとなるMCG側の6サブフレームは、SCGに対する測定ギャップとなるサブフレームと時間領域で重なっている。より詳細には、図15の例では、MCGに対する測定ギャップとなるMCG側の6サブフレームは、SCGに対する測定ギャップとなる7サブフレームに時間領域で含まれている。
基地局SeNBは、図7〜図10等で説明したように、MCGとSCGとの間のずれ情報(時間差)を取得しており、当該ずれ情報を用いて、上記のユーザ装置UEと同様の処理を行う。すなわち、図15の例において、基地局SeNBは、測定ギャップ設定情報を有しており、測定ギャップとなるSFN/サブフレーム番号を算出する(図15のMCGの測定ギャップに相当)。そして、基地局SeNBは、ずれ情報を用いて、MCG側の測定ギャップの先頭の時刻Tを取得し、例えば、当該時刻TがSCG側のSFN=3のサブフレーム2であることを把握し、当該サブフレーム2を先頭とする7個分(7ms)のサブフレームを測定ギャップ(UL/DLスケジューリングを行わない期間)とする。
対処方法例2により、図15に示すとおり、MCGは、SCGの測定ギャップの影響を受けないため、スケジューリング出来ない期間は6msのみであり、追加の送受信不可期間/スケジューリング不可期間はない。すなわち、MCG側はSCG側からの測定ギャップの影響を受けないため、既存LTE(6ms)と比較してスケジューリング不可期間を増加させずにすみ、スループット低下を回避することができる。一方、SCGにおいては、測定ギャップの期間がMCG側より1サブフレーム多くなるが、対処方法例1よりは送受信不可期間/スケジューリング不可期間は少ない。
なお、MCGとSCG間のサブフレーム境界のずれが十分小さい場合(例えば、所定閾値以下)においては、上記SCGにおける送受信不可期間/スケジューリング不可期間を設けないこととしてもよい。この場合でも、MCGに対する測定ギャップとなるサブフレームと重なるサブフレームがSCGに対する測定ギャップとして設定される。
サブフレーム境界のずれの大小の判断について、ユーザ装置UEは自分で測定したずれ情報を使用でき、基地局MeNB/SeNBは、ユーザ装置UEから通知されるずれ情報を使用することができる。また、ユーザ装置UEからずれ情報の通知を受けることなく、基地局MeNBと基地局SeNB間で情報交換することで、基地局MeNB/SeNBは、SFN/サブフレームのずれ及びサブフレーム境界のずれを把握し、ずれを考慮した測定ギャップの算出や、ずれの大小判断を行ってもよい。
以上、説明したように、対処方法例1、2により、MCGとSCGとの間でサブフレーム境界にずれがある場合でも適切に測定ギャップを設定することができる。
(装置構成、動作フロー)
<ユーザ装置UE>
図16に、これまでに説明した動作を実行するユーザ装置UEの構成例を示す。なお、図16は、ユーザ装置UEにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE方式に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。
図16に示すように、本実施の形態のユーザ装置UEは、DL信号受信部101、UL信号送信部102、DC/CA管理部103、測定制御部104、ずれ測定部105、ずれ情報通知部106を有する。
DL信号受信部101は、基地局(MeNB、SeNB)から無線信号を受信し、無線信号から情報を抽出する。UL信号送信部102は、送信情報から無線信号を生成し、基地局(MeNB、SeNB)に送信する。DC/CA管理部103は、DCを構成する各セル(CC)の管理(設定されているCCの識別情報及び状態の保持等)、追加、削除、アクティベート、ディアクティベート等を行う。
測定制御部104は、基地局MeNB(SeNBでもよい)から受信する測定設定情報(例:Event A2の指示)に基づき、所定の周波数の品質測定、閾値との比較、測定報告トリガ検出等を行う。また、測定制御部104は、測定ギャップ(MG)の設定情報(ギャップパターン、ギャップオフセット等)に基づき測定ギャップ(測定ギャップとなるSFN/サブフレーム)を算出し、MCGについては当該測定ギャップの期間、送受信不可とする制御を行う。また、測定制御部104は、SCGに関しては、ずれ測定部105により測定されるずれ情報等に基づいて、上記の算出された測定ギャップを補正し、補正された測定ギャップについて送受信不可とする制御を行う。また、測定制御部104は、前述したサブフレーム境界のずれの対処等も行う。例えば、測定制御部104は、設定情報に基づいてMCGに対する測定ギャップを設定するとともに、MCGに対する測定ギャップとなるMCG側のサブフレームと重なるSCG側のサブフレームをSCGに対する測定ギャップとして設定する。例えば、測定制御部104は、設定情報に基づいてMCGに対する測定ギャップを設定するとともに、SCGに対する測定ギャップとして、MCGに対する測定ギャップよりも1サブフレーム分だけ長い測定ギャップを設定する。
ずれ測定部105は、基地局MeNBから受信する信号と基地局SeNBから受信する信号とに基づいて、MCGとSCG間のタイミングのずれを測定し、例えば図10、図11で説明したようなずれ情報を算出(取得)する。ずれ情報通知部106は、図7〜図9等を参照して説明したように、所定のトリガに基づいてずれ情報を基地局(MeNB、SeNB)に通知する。
ユーザ装置UEはこれまでに説明したユーザ装置UEの全ての動作を実行可能であるが、いくつかの動作例について以下で説明する。
図17に、ユーザ装置UEにおけるずれ情報通知に関する動作例のフローチャートを示す。図17において、ユーザ装置UEのずれ測定部105は、MCGとSCG間のサブフレームのずれを例えば定期的に測定しており、トリガの発生に応じてずれ情報通知が可能であるとする。あるいは、トリガ発生により、測定を行って、ずれ情報を取得してもよい。
図17のステップ601において、ずれ情報通知部106は、ずれ情報通知のトリガを検出したかどうかを判定する。トリガを検出(例:MG設定の信号受信)すると、ずれ情報通知部106は、UL信号送信部102を介してずれ情報を例えば基地局MeNBに通知する(ステップ602)。
図18に、サブフレーム境界にずれがある場合の対処方法例1に関する動作例のフローチャートを示す。
ステップ701において、ユーザ装置UEの測定制御部104は、基地局MeNBから測定ギャップ(MG)の設定情報を受信し、測定ギャップの設定を受ける。
測定制御部104は、DC/CA管理部103に問い合わせることで、DCが設定されているかどうか、つまり、MCGとSCGが設定されているかどうかを確認する(ステップ702)。
DCが設定されている場合(ステップ702のYes)、ステップ703に進み、測定制御部104は、MCGの測定ギャップ(測定ギャップが開始するSFN/サブフレーム番号)を算出し、更に、ずれ情報を用いてSCGの測定ギャップ(測定ギャップが開始するSFN/サブフレーム番号)を算出し、更に、MCGとSCGのそれぞれについて、算出された測定ギャップの前後所定期間(例:1ms)も測定ギャップと見なし、測定ギャップにおいて送受信不可とする制御を行う。
一方、DCが設定されていない場合(ステップ702のNo)、ステップ704に進み、測定制御部104は、サービングセルの測定ギャップ(測定ギャップが開始するSFN/サブフレーム番号)を算出し、算出された測定ギャップにおいて送受信不可とする制御を行う。
図19に、サブフレーム境界にずれがある場合の対処方法例2に関する動作例のフローチャートを示す。
ステッ801において、ユーザ装置UEの測定制御部104は、基地局MeNBから測定ギャップ(MG)の設定情報を受信し、測定ギャップの設定を受ける。
測定制御部104は、DC/CA管理部103に問い合わせることで、DCが設定されているかどうか、つまり、MCGとSCGが設定されているかどうかを確認する(ステップ802)。
DCが設定されている場合(ステップ802のYes)、ステップ803に進み、測定制御部104は、MCGの測定ギャップ(測定ギャップが開始するSFN/サブフレーム番号)を算出する。測定制御部104は、MCGの測定ギャップの絶対時間(例:図15の時刻T)を取得し、当該絶対時間に基づいてSCGに対する測定ギャップを算出する。測定制御部104は、MCGとSCGのそれぞれで、測定ギャップにおいて送受信不可とする制御を行う。つまり、MCGとSCGのそれぞれで測定ギャップを設定する。
一方、DCが設定されていない場合(ステップ802のNo)、ステップ804に進み、測定制御部104は、サービングセルの測定ギャップ(測定ギャップが開始するSFN/サブフレーム番号)を算出し、算出された測定ギャップにおいて送受信不可とする制御を行う。
なお、図16に示す装置の構成(機能区分)は一例に過ぎない。本実施の形態で説明する処理を実現できるのであれば、その実装方法(具体的な機能部の配置等)は、特定の実装方法に限定されない。例えば、本実施の形態のユーザ装置は、下記のような機能手段からなる装置として構成することもできる。
すなわち、本実施の形態におけるユーザ装置は、基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置であって、前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差を測定する測定手段と、所定の通知トリガを検出した場合に、前記測定手段により測定された前記時間差に関する時間差情報を前記第1の基地局又は前記第2の基地局に通知する通知手段とを備えるユーザ装置として構成される。この構成により、第1の基地局におけるサブフレームと第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差の情報を基地局側で把握することが可能となる。
前記所定の通知トリガは、例えば、前記ユーザ装置が、前記基地局間キャリアアグリゲーションを行うための設定信号を前記第1の基地局又は前記第2の基地局から受信したことである。この構成により、ユーザ装置は、時間差が発生する可能性がある場合にのみ時間差情報を通知できる。
前記所定の通知トリガは、前記ユーザ装置において、在圏セルの受信品質が所定閾値よりも劣化した場合に測定報告を送信するイベントがトリガされたことであってもよい。この構成により、ユーザ装置は、測定ギャップが設定される可能性がある場合に時間差情報を通知できる。
前記所定の通知トリガは、前記第1の基地局又は前記第2の基地局から、測定ギャップの設定情報を受信したことであってもよい。この構成では、測定ギャップが設定される場合にのみ時間差情報を通知できる。
また、本実施の形態におけるユーザ装置は、基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置であって、前記第1の基地局又は前記第2の基地局から測定ギャップの設定情報を受信する受信手段と、前記設定情報に基づいて前記第1の基地局に対する測定ギャップを設定するとともに、前記第2の基地局に対する測定ギャップとして、前記第1の基地局に対する測定ギャップよりも1サブフレーム分だけ長い測定ギャップを設定する測定制御手段とを備えるユーザ装置として構成してもよい。この構成により、サブフレーム境界のずれに起因した不要なDL受信/UL送信を回避でき、リソース利用効率の低下等を防止できる。
また、本実施の形態におけるユーザ装置は、基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置であって、前記第1の基地局又は前記第2の基地局から測定ギャップの設定情報を受信する受信手段と、前記設定情報に基づいて前記第1の基地局に対する測定ギャップを設定するとともに、前記第1の基地局に対する測定ギャップとなるサブフレームと重なるサブフレームを前記第2の基地局に対する測定ギャップとして設定する測定制御手段とを備えるユーザ装置として構成してもよい。この構成により、サブフレーム境界のずれに起因した不要なDL受信/UL送信を回避でき、リソース利用効率の低下等を防止できる。
前記測定制御手段は、前記設定情報に基づいて前記第1の基地局に対する測定ギャップを算出し、当該測定ギャップの絶対時間を取得し、当該絶対時間に基づいて、前記第2の基地局に対する測定ギャップを算出することとしてもよい。この構成により、サブフレーム境界のずれに起因した通信不可期間の増加を削減できる。
<基地局eNB>
図20に、これまでに説明した動作を実行する基地局eNBの構成例を示す。基地局MeNBとSeNBは基本的に同様の構成であるため、図20は、MeNBとSeNBのいずれにも適用できる構成を示している。なお、ユーザ装置UEとのRRC接続を基地局MeNBのみが行う場合には、RRC信号で測定設定を行う機能を基地局MeNBの測定制御部204のみが備えることとしてもよい。
図20は、基地局eNBにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE方式に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。
図20に示すように、本実施の形態の基地局eNBは、DL信号送信部201、UL信号受信部202、DC/CA管理部203、測定制御部204、スケジューリング部205、ずれ情報取得部206、基地局間通信部207を有する。
DL信号送信部201は、送信情報から無線信号を生成し、ユーザ装置UEに送信する。UL信号受信部202は、ユーザ装置UEから無線信号を受信し、無線信号から情報を抽出する。DC/CA管理部203は、DCを構成する各セル(CC)の管理(設定されているCCの識別情報及び状態の保持等)、追加、削除、アクティベート、ディアクティベート等を行う。
測定制御部204は、ユーザ装置UEに対して測定設定情報(Eventの指示、測定ギャップの設定等)を送信する。また、測定制御部204は、他の基地局(例:MeNBに対するSeNB、SeNBに対するMeNB等)との間で、基地局間通信部207を介して、測定設定情報の送受信(共有)を行う。また、測定制御部204は、ユーザ装置UEに対する測定ギャップの設定に基づいて、測定ギャップ(測定ギャップが開始するSFN/サブフレーム番号)を算出し、当該測定ギャップの期間をスケジューリング部205に通知する。上記測定ギャップの算出は、SeNBにおけるずれ情報による補正や、測定ギャップと見なす期間の加算等も含む。
スケジューリング部205は、測定制御部204から通知された測定ギャップ(測定ギャップと見なす期間がある場合、それを含む)の期間について、UL/DLスケジューリングを行わない制御を行う。
ずれ情報取得部206は、ユーザ装置UE又は他の基地局(例:SeNBに対するMeNB)からずれ情報を取得し、当該ずれ情報を測定制御部204に渡す。基地局間通信部207は他の基地局との間で情報の送受信を行う。
基地局eNBはこれまでに説明した基地局(MeNB、SeNB)の全ての動作を実行可能であるが、いくつかの動作例について以下で説明する。
図21に、サブフレーム境界にずれがある場合の対処方法例1に関する動作例のフローチャートを示す。
ステップ901において、基地局eNBの測定制御部204は、測定ギャップ(MG)の設定情報をユーザ装置UEに送信することで、ユーザ装置UEに対して測定ギャップの設定を行う。
測定制御部204は、DC/CA管理部203に問い合わせることで、DCが設定されているかどうか、つまり、基地局eNBがMeNB又はSeNBであるかどうか(自身と他基地局とでMCGとSCGが設定されているかどうか)を確認する(ステップ902)。
DCが設定されている場合(ステップ902のYes)、ステップ903に進み、測定制御部204は、MCG(自身がMeNBである場合)の測定ギャップ(測定ギャップが開始するSFN/サブフレーム番号)を算出する。自身がSeNBである場合、測定制御部204は、MCGの測定ギャップを算出するとともに、例えばMeNBから受信したずれ情報を用いてSCGの測定ギャップ(測定ギャップが開始するSFN/サブフレーム番号)を算出する。更に、いずれの場合も算出された測定ギャップの前後所定期間(例:1ms)も測定ギャップと見なし、スケジューリング部205は、当該測定ギャップにおいてUL/DLスケジューリングを行わない制御を行う。
一方、DCが設定されていない場合(ステップ902のNo)、ステップ904に進み、測定制御部204は、サービングセルの測定ギャップ(測定ギャップが開始するSFN/サブフレーム番号)を算出し、算出された測定ギャップにおいてUL/DLスケジューリングを行わない制御を行う。
図22に、サブフレーム境界にずれがある場合の対処方法例2に関する動作例のフローチャートを示す。図22における動作は、基地局eNBがSeNBである場合の動作例である。
ステップ1001において、測定制御部204は、基地局MeNB(又はユーザ装置UE)から測定ギャップ(MG)の設定情報を受信する。測定制御部204は、当該設定情報に基づき、MCGの測定ギャップ(測定ギャップが開始するSFN/サブフレーム番号)を算出するとともに、MCGの測定ギャップの絶対時間(例:図15の時刻T)を取得し、当該絶対時間に基づいてSCGに対する測定ギャップ(測定ギャップと見なす期間)を算出し、スケジューリング部205は、当該期間においてスケジューリングを行わない制御を行う。
なお、図20に示す装置の構成(機能区分)は一例に過ぎない。本実施の形態で説明する処理を実現できるのであれば、その実装方法(具体的な機能部の配置等)は、特定の実装方法に限定されない。例えば、本実施の形態の基地局は、下記のような機能部からなる装置として構成することもできる。
すなわち、本実施の形態における基地局は、基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて前記第2の基地局として使用される基地局であって、前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差に関する時間差情報を受信する受信手段と、前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、測定ギャップの設定情報を受信し、当該設定情報と前記時間差情報に基づいて、前記ユーザ装置における前記基地局に対する測定ギャップを算出し、当該測定ギャップの前後所定期間も測定ギャップと見なす測定制御手段とを備える基地局として構成される。この構成により、第1の基地局におけるサブフレームと第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差の情報を基地局で把握できるとともに、サブフレーム境界のずれに起因した不要なスケジューリングを回避でき、リソース利用効率の低下等を防止できる。
また、本実施の形態の基地局は、基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて前記第2の基地局として使用される基地局であって、前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差に関する時間差情報を受信する受信手段と、前記ユーザ装置における前記第1の基地局に対する測定ギャップの絶対時間を、当該測定ギャップの設定情報と前記受信手段により受信した前記時間差情報とに基づき算出し、当該絶対時間に基づいて、前記ユーザ装置における前記基地局に対する測定ギャップを算出する測定制御手段とを備える基地局として構成してもよい。この構成により、第1の基地局におけるサブフレームと第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差の情報を基地局で把握できるとともに、サブフレーム境界のずれに起因した通信不可期間の増加を削減できる。
以下、本明細書に開示される構成を例示的に列挙する。
(第1項)
基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置であって、
前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差を測定する測定手段と、
所定の通知トリガを検出した場合に、前記測定手段により測定された前記時間差に関する時間差情報を前記第1の基地局又は前記第2の基地局に通知する通知手段と
を備えることを特徴とするユーザ装置。
(第2項)
前記所定の通知トリガは、前記ユーザ装置が、前記基地局間キャリアアグリゲーションを行うための設定信号を前記第1の基地局又は前記第2の基地局から受信したことである
ことを特徴とする第1項に記載のユーザ装置。
(第3項)
前記所定の通知トリガは、前記ユーザ装置において、在圏セルの受信品質が所定閾値よりも劣化した場合に測定報告を送信するイベントがトリガされたことである
ことを特徴とする第1項に記載のユーザ装置。
(第4項)
前記所定の通知トリガは、前記第1の基地局又は前記第2の基地局から、測定ギャップの設定情報を受信したことである
ことを特徴とする第1項に記載のユーザ装置。
(第5項)
前記第1の基地局又は前記第2の基地局から測定ギャップの設定情報を受信し、当該設定情報に基づいて前記第1の基地局に対する測定ギャップを算出し、当該設定情報と前記時間差情報に基づいて前記第2の基地局に対する測定ギャップを算出し、算出された各測定ギャップについて、当該測定ギャップの前後所定期間も測定ギャップと見なす測定制御手段
を備えることを特徴とする第1項ないし第4項のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
(第6項)
前記第1の基地局又は前記第2の基地局から測定ギャップの設定情報を受信し、当該設定情報に基づいて前記第1の基地局に対する測定ギャップを算出し、当該測定ギャップの絶対時間を取得し、当該絶対時間に基づいて、前記第2の基地局に対する測定ギャップを算出する測定制御手段
を備えることを特徴とする第1項ないし第4項のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
(第7項)
前記時間差情報は、前記第1の基地局に対する測定ギャップから前記時間差を補正して得られる測定ギャップを前記第2の基地局において算出するために使用される設定情報である
ことを特徴とする第1項ないし第4項のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
(第8項)
基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて前記第2の基地局として使用される基地局であって、
前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差に関する時間差情報を受信する受信手段と、
前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、測定ギャップの設定情報を受信し、当該設定情報と前記時間差情報に基づいて、前記ユーザ装置における前記基地局に対する測定ギャップを算出し、当該測定ギャップの前後所定期間も測定ギャップと見なす測定制御手段と
を備えることを特徴とする基地局。
(第9項)
基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて前記第2の基地局として使用される基地局であって、
前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差に関する時間差情報を受信する受信手段と、
前記ユーザ装置における前記第1の基地局に対する測定ギャップの絶対時間を、当該測定ギャップの設定情報と前記受信手段により受信した前記時間差情報とに基づき算出し、当該絶対時間に基づいて、前記ユーザ装置における前記基地局に対する測定ギャップを算出する測定制御手段と
を備えることを特徴とする基地局。
(第10項)
基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置が実行する時間差情報通知方法であって、
前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差を測定する測定ステップと、
所定の通知トリガを検出した場合に、前記測定ステップにより測定された前記時間差に関する時間差情報を前記第1の基地局又は前記第2の基地局に通知する通知ステップと
を備えることを特徴とする時間差情報通知方法。
本実施の形態で説明するユーザ装置の機能構成は、CPUとメモリを備えるユーザ装置において、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、本実施の形態で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
本実施の形態で説明する基地局の機能構成は、CPUとメモリを備える基地局において、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、本実施の形態で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
また、本明細書には、以下の事項が開示されている。
(第1項)
基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置であって、
前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差を測定する測定手段と、
所定の通知トリガを検出した場合に、前記測定手段により測定された前記時間差に関する時間差情報を前記第1の基地局又は前記第2の基地局に通知する通知手段と
を備えることを特徴とするユーザ装置。
(第2項)
前記所定の通知トリガは、前記ユーザ装置が、前記基地局間キャリアアグリゲーションを行うための設定信号を前記第1の基地局又は前記第2の基地局から受信したことである
ことを特徴とする第1項に記載のユーザ装置。
(第3項)
前記所定の通知トリガは、前記ユーザ装置において、在圏セルの受信品質が所定閾値よりも劣化した場合に測定報告を送信するイベントがトリガされたことである
ことを特徴とする第1項に記載のユーザ装置。
(第4項)
前記所定の通知トリガは、前記第1の基地局又は前記第2の基地局から、測定ギャップの設定情報を受信したことである
ことを特徴とする第1項に記載のユーザ装置。
(第5項)
基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置であって、
前記第1の基地局又は前記第2の基地局から測定ギャップの設定情報を受信する受信手段と、
前記設定情報に基づいて前記第1の基地局に対する測定ギャップを設定するとともに、前記第1の基地局に対する測定ギャップとなるサブフレームと重なるサブフレームを前記第2の基地局に対する測定ギャップとして設定する測定制御手段と
を備えることを特徴とするユーザ装置。
(第6項)
前記測定制御手段は、前記設定情報に基づいて前記第1の基地局に対する測定ギャップを算出し、当該測定ギャップの絶対時間を取得し、当該絶対時間に基づいて、前記第2の基地局に対する測定ギャップを算出する
ことを特徴とする第5項に記載のユーザ装置。
(第7項)
基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて前記第2の基地局として使用される基地局であって、
前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差に関する時間差情報を受信する受信手段と、
前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、測定ギャップの設定情報を受信し、当該設定情報と前記時間差情報に基づいて、前記ユーザ装置における前記基地局に対する測定ギャップを算出し、当該測定ギャップの前後所定期間も測定ギャップと見なす測定制御手段と
を備えることを特徴とする基地局。
(第8項)
基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて前記第2の基地局として使用される基地局であって、
前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差に関する時間差情報を受信する受信手段と、
前記ユーザ装置における前記第1の基地局に対する測定ギャップの絶対時間を、当該測定ギャップの設定情報と前記受信手段により受信した前記時間差情報とに基づき算出し、当該絶対時間に基づいて、前記ユーザ装置における前記基地局に対する測定ギャップを算出する測定制御手段と
を備えることを特徴とする基地局。
(第9項)
基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置が実行する時間差情報通知方法であって、
前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差を測定する測定ステップと、
所定の通知トリガを検出した場合に、前記測定ステップにより測定された前記時間差に関する時間差情報を前記第1の基地局又は前記第2の基地局に通知する通知ステップと
を備えることを特徴とする時間差情報通知方法。
以上、本発明の各実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。説明の便宜上、ユーザ装置及び基地局は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような各装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明に従って動作するソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
本国際特許出願は2014年6月17日に出願した日本国特許出願第2014−124835号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2014−124835号の全内容を本願に援用する。
UE ユーザ装置
MeNB、SeNB 基地局
101 DL信号受信部
102 UL信号送信部
103 DC/CA管理部
104 測定制御部
105 ずれ測定部
106 ずれ情報通知部
201 DL信号送信部
202 UL信号受信部
203 DC/CA管理部
204 測定制御部
205 スケジューリング部
206 ずれ情報取得部
207 基地局間通信部

Claims (4)

  1. 基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて使用される前記ユーザ装置であって、
    前記第1の基地局又は前記第2の基地局から測定ギャップの設定情報を受信する受信手段と、
    前記設定情報に基づいて前記第1の基地局に対する測定ギャップを設定するとともに、前記第1の基地局に対する測定ギャップとなるサブフレームと重なるサブフレームを前記第2の基地局に対する測定ギャップとして設定する測定制御手段と
    を備えることを特徴とするユーザ装置。
  2. 前記測定制御手段は、前記設定情報に基づいて前記第1の基地局に対する測定ギャップを算出し、当該測定ギャップの絶対時間を取得し、当該絶対時間に基づいて、前記第2の基地局に対する測定ギャップを算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて前記第2の基地局として使用される基地局であって、
    前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差に関する時間差情報を受信する受信手段と、
    前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、測定ギャップの設定情報を受信し、当該設定情報と前記時間差情報に基づいて、前記ユーザ装置における前記第1の基地局に対する測定ギャップを算出し、当該測定ギャップの前後所定期間も測定ギャップと見なす測定制御手段と
    を備えることを特徴とする基地局。
  4. 基地局間キャリアアグリゲーションによりユーザ装置と通信を行う第1の基地局及び第2の基地局を含む移動通信システムにおいて前記第2の基地局として使用される基地局であって、
    前記ユーザ装置、又は、前記第1の基地局から、前記第1の基地局におけるサブフレームと前記第2の基地局におけるサブフレームとの間の時間差に関する時間差情報を受信する受信手段と、
    前記ユーザ装置における前記第1の基地局に対する測定ギャップの絶対時間を、当該測定ギャップの設定情報と前記受信手段により受信した前記時間差情報とに基づき算出し、当該絶対時間に基づいて、前記ユーザ装置における前記基地局に対する測定ギャップを算出する測定制御手段と
    を備えることを特徴とする基地局。
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