JP2017192001A - 音声品質推定装置、音声品質推定方法、及びプログラム - Google Patents

音声品質推定装置、音声品質推定方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークを介して複数端末間で音声通信による会話を行うシステムにおいて、パケットキャプチャを用いて、遅延ゆらぎを考慮した音声品質推定を行う。【解決手段】ネットワークを介し、複数端末間で音声通信による会話を行うシステムにおける音声品質の推定を行う音声品質推定装置において、ネットワーク、又は端末において取得した音声通信のパケットキャプチャデータに基づいて算出したパケット損失率、及び第1の遅延ゆらぎを用いて第1のマッピング関数により受聴品質推定値を算出する受聴品質推定部と、前記受聴品質推定部により推定した前記受聴品質推定値と、音声遅延推定値とを用いて、第2のマッピング関数により会話品質推定値を算出する会話品質推定部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワークを介して提供される音声通信サービスの音声品質推定技術に関連するものである。
通信キャリアは、音声通信サービスを維持・改善していくために、サービスの品質を把握する必要がある。サービスの品質を評価する指標の一つが会話品質である。会話品質は、サービスの利用ユーザが会話をした時に体感する品質を表す。運用の場面において、会話品質を主観評価で評価すると費用と時間がかかることから、会話品質の主要因である受聴品質と音声遅延から会話品質を推定する。受聴品質は、ユーザが音声を受聴した時に感じる品質を表す。音声遅延は、ユーザが音声を発してから、相手方の耳に届くまでの時間を表す。
受聴品質の評価指標に受聴MOS(Mean Opinion Score)がある。受聴MOSの評価は、実際に評価者が音声サンプルを聴いて判定することになるが、その評価者を必要とせずに推定するアルゴリズム手法がある。例えば、VoLTE(Voice over Long Term Evolution)のような広帯域音声サービスの受聴MOSを推定する手法として、POLQA(Perceptual Objective Listening Quality Analysis)に基づく手法が知られている(非特許文献1参照)。POLQAは、発話側から入力される参照音声信号と、受話側で出力される収録音声信号とを比較し、POLQA評価値を算出することで、受聴品質を評価する客観評価手法である。POLQA評価値は、ITU-T(Telecommunication standardization sector of International Telecommunication Union)勧告P.863のImplementer's guide(P. Imp 863)で規定するマッピング関数を適用することにより、推定受聴MOS(MOS-LQO : Mean Opinion Score - Listening Quality Objective)に変換可能である。
POLQAは、音声信号を入力して処理する必要がある。しかしながら、端末に録音機能が必ずしも搭載されておらず、また法律上の制約もあり、音声通話サービスの品質把握を目的とした音声信号の取得は困難である。このように音声信号を直接扱えずネットワーク内のパケットをキャプチャして品質を推定する際には適用できないという不都合がある。
ITU-T勧告G.107で勧告しているE-modelは、パケット損失や音声遅延などを入力として総合品質を推定する手段として用いられる(非特許文献2参照)。また、ITU-T勧告G.107 Annex Bでは総合品質と会話品質をマッピングする関係式を提供している。しかし、この方法は、パケット損失以外のパケット転送に起因する品質変動要因が十分に考慮されていない。したがって、パケット遅延ゆらぎにより端末バッファでの許容時間を超えて遅延したパケットの廃棄やパケット到着待ちによる音途切れ、パケットのバースト到着時による再生処理時の間引き処理等の品質変動が発生しうるが、それらを考慮した推定ができない、という不都合がある。
E-modelの入力として用いる音声遅延は、参照音声信号と収録音声信号の信号時間差を計算することで算出可能だが、音声信号を直接扱えない場合にはこの方法は適用できない。また、音声信号の代わりにパケットキャプチャを用いた一般的な音声遅延算出方法として、送信側と受信側の2点でパケットの転送遅延を測定して推測する方法があるが、網の制約により1点測定となる場合には適用できないという不都合がある。
ITU-T P.863 Perceptual Objective Listening Quality Assessment., 09/2014. ITU-T G.107 The E-model: a computational model for use in transmission planning
上述したように、従来技術では、ネットワークを介して複数端末間で音声通信による会話を行うシステムにおいて、音声信号を用いず、パケットキャプチャを用いた音声品質推定を行う場合、遅延ゆらぎによるパケット廃棄、バースト到着等が発生する状況において推定精度が低いという課題があった。また、パケットキャプチャを用いた音声品質推定を行う際、網の制約により1点測定となる場合に、入力値となる音声遅延が使用できないという課題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ネットワークを介して複数端末間で音声通信による会話を行うシステムにおいて、パケットキャプチャを用いて、遅延ゆらぎを考慮した音声品質推定を行うことを可能とする技術を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記の音声品質推定のために音声遅延推定値を算出する場合において、1点測定でのパケットキャプチャに基づいて音声遅延推定値を算出することを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の実施形態によれば、ネットワークを介し、複数端末間で音声通信による会話を行うシステムにおける音声品質の推定を行う音声品質推定装置であって、
ネットワーク、又は端末において取得した音声通信のパケットキャプチャデータに基づいて算出したパケット損失率、及び第1の遅延ゆらぎを用いて第1のマッピング関数により受聴品質推定値を算出する受聴品質推定部と、
前記受聴品質推定部により推定した前記受聴品質推定値と、音声遅延推定値とを用いて、第2のマッピング関数により会話品質推定値を算出する会話品質推定部と
を備えたことを特徴とする音声品質推定装置が提供される。
本発明の実施形態によれば、ネットワークを介して複数端末間で音声通信による会話を行うシステムにおいて、パケットキャプチャを用いて、遅延ゆらぎを考慮した音声品質推定を行うことを可能とする技術が提供される。
また、本発明の実施形態によれば、上記の音声品質推定のために音声遅延推定値を算出する場合において、1点測定でのパケットキャプチャに基づいて音声遅延推定値を算出することを可能とする技術が提供される。
本発明の実施形態において対象とされる音声通信システムの構成例を示す図である。 第1の実施形態におけるシステムの全体構成を示す図である。 第1の実施形態における音声品質推定装置100の構成例を示す図である。 第1の実施形態における処理手順例を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるシステムの全体構成を示す図である。 第2の実施形態における音声品質推定装置100の構成例を示す図である。 第2の実施形態における処理手順例を示すフローチャートである。 第3の実施形態におけるシステムの全体構成を示す図である。 第3の実施形態における音声品質推定装置100の構成例を示す図である。 第3の実施形態における処理手順例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
図1は、本発明の実施形態(第1〜第3の実施形態に共通)が対象とする音声通信システムの構成例を示す図である。図1に示すように、当該音声通信システムにおいて、キャリアのネットワーク30を介して端末10と端末20が接続される。端末10と端末20はそれぞれ音声通話端末である。ネットワーク30は、例えば、IP網やモバイルネットワークである。当該ネットワーク30により、例えば、VoLTE等の音声通信サービス、VoIPサービス、ライブ配信サービス、テレビ電話等の遅延に敏感な音声映像サービスが提供される。
図1に示すように、端末10と端末20との間にパケットフローが生じる。パケットフローのプロトコルは、特定のプロトコルに限定されるわけではないが、本発明の実施形態では、シーケンス番号やタイムスタンプからパケット損失率や遅延ゆらぎを計算できるRTP(Real-time Transport Protocol)を用いる。
本発明の実施形態では、音声通信システムにおいて、端末間で通信される音声が含まれるパケットを受信端末もしくはネットワーク内でキャプチャして、当該パケットキャプチャに基づき、以下で説明する音声品質推定装置100が、音声品質を推定し、出力する。音声品質の例として、受聴品質、会話品質等があるが、以下で説明する実施形態では、会話品質を推定することを目的とする。ただし、会話品質を推定する過程で得られる受聴品質を、目的の音声品質として出力してもよい。
以下、本発明の実施形態として、第1、第2、及び第3の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
<全体構成>
まず、第1の実施形態を説明する。図2は、第1の実施形態におけるシステムの全体構成を示す図である。
図2に示すように、第1の実施形態におけるシステムは、端末10、20、ネットワーク30、パケットキャプチャ装置40、音声品質推定装置100を有する。端末10、20、ネットワーク30により、前述した音声通信システムが構成される。
パケットキャプチャ装置40は、端末間で通信される音声データが含まれるパケット(RTPパケット)を取得(キャプチャ)し、保持する。パケットの取得方法は特定の方法に限定されないが、例えば、ネットワーク30内のネットワーク機器から取得する方法、端末10又は端末20から取得する方法等がある。音声品質推定装置100は、キャプチャされたパケットから得られる情報等に基づいて、音声品質を推定する装置である。なお、キャプチャされたパケットを「パケットキャプチャデータ」と呼んでもよい。
<第1の実施形態における音声品質推定装置100の構成>
図3に、第1の実施形態における音声品質推定装置100の構成例を示す。図3に示すように、第1の実施形態における音声品質推定装置100は、受聴品質推定部101と会話品質推定部102を有する。各部の概要は以下のとおりである。
受聴品質推定部101は、キャプチャされた一連のパケットからなるパケットフローから得られたパケット損失率と遅延ゆらぎ1とから受聴品質を推定する。なお、遅延ゆらぎ1に関し、第2、第3の実施形態において更に用いられる遅延ゆらぎ(遅延ゆらぎ2)と区別するために、「遅延ゆらぎ1」と記述している。
会話品質推定部102は、受聴品質推定部101により得られた受聴品質推定値と、音声遅延推定値とから会話品質を推定する。
第1の実施形態に係る音声品質推定装置100は、例えば、コンピュータに、本明細書で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。すなわち、音声品質推定装置100が有する機能は、当該コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ、ハードディスクなどのハードウェア資源を用いて、音声品質推定装置100で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
上記のように音声品質推定装置100がコンピュータとプログラムにより実現できる点については、第2、第3の実施形態でも同様である。
<第1の実施形態における処理手順>
図4は、第1の実施形態における音声品質推定装置100により実行される処理手順の例を示すフローチャートである。図4を参照して処理手順例を説明する。
第1の実施形態では、まず、事前準備として、音声通信システムにおいて受信側のパケットフローを取得し、取得したパケットフローからパケット損失率と遅延ゆらぎ1を予め算出する。このパケットフローの取得については、図1に示すパケットキャプチャ装置40が行うことを想定するが、他の装置が行ってもよい。また、パケット損失率と遅延ゆらぎ1の算出については、パケットキャプチャ装置40が行ってもよいし、他の装置が行ってもよい。
パケット損失率は、パケットの全体個数のうちの損失個数の割合であり、一例として、パケットのシーケンス番号飛びをカウントして算出するが、その他の方法で算出してもよい。遅延ゆらぎ1は、例えばバッファ処理に影響する遅延ゆらぎを定量化するために、遅延分布の幅を算出した値である。遅延ゆらぎ1は、一例としてパケット転送遅延の99.9%値から最小値を引いた値とするが、キャプチャされたパケットの統計処理により得られる、パケット転送の遅延分布を特徴付けるその他の値を用いてもよい。
以上の事前準備で得られたパケット損失率と遅延ゆらぎ1等を用いることで、音声品質推定装置100は、図4に示す手順で会話品質の推定を行う。
ステップS101において、受聴品質推定部101は、パケット損失率と遅延ゆらぎ1を取得する。
ステップS102において、受聴品質推定部101は、以下に示す式1(これをマッピング関数1と呼ぶ)を用いて、パケット損失率と遅延ゆらぎ1から受聴品質推定値を算出する。
Figure 2017192001
上記のマッピング関数1における各変数の意味は以下のとおりである。
L=パケット損失率(%)
DV=遅延ゆらぎ1(ms) =遅延99.9%値-遅延最小値
T=端末調整値1(%)
p1〜p4:基準とする端末やコーデックにより実験的に定まる値
マッピング関数1(上記の式1)は、事前の実験により様々な端末にてパケット損失率・遅延ゆらぎ1を与えた状況で、POLQAに基づく測定を行って、受聴品質推定値MOS_LQOを取得し、パケット損失率・遅延ゆらぎ1と、得られた受聴品質推定値MOS_LQOとの対応関係を関係式にしたものである。
マッピング関数1は、ネットワーク品質の指標となる要素(L:パケット損失率、DV:遅延ゆらぎ1)と、ユーザの体感品質の指標となる要素(受聴品質推定値MOS_LQO)の関係式において、パケット損失率(L)に、重み付けした遅延ゆらぎ(p3×DV)を加算することを特徴とする。
また、マッピング関数1(式1)における端末調整値1(T)は、事前の実験により求める値であり、品質劣化環境(エミュレータ設置の検証環境等)で、対象端末を用いて網内/端末パケット取得とPOLQAによる受聴品質測定を実施し、パケット損失率と受聴品質推定値MOS_LQO(POLQA)の組み合わせ(複数のバリエーションがあると好ましい)による関数式(上記の式1)のカーブフィッティングにより決定する。端末調整値1は、受聴品質推定部101に予め保持してもよいし、入力値としてもよい。
また、係数p1〜p4は、カーブフィッティングの精度が良い関数形状となる値を選択する。それぞれ、基準とする端末及びコーデックにより実験的に定める値である。係数p1〜p4についても、受聴品質推定部101に予め保持してもよいし、入力値としてもよい。
なお、ステップS102において、受聴品質推定部101は、受聴品質推定値を、音声品質推定装置100の外部へ出力してもよい。これにより、パケットキャプチャに基づき、遅延ゆらぎを考慮した音声品質として、受聴品質を得ることができる。
ステップS103において、会話品質推定部102は、受聴品質推定部101から受聴品質推定値を取得するとともに、音声遅延推定値を取得する。第1の実施形態では、音声遅延推定値は、既知として与えられるものである。なお、「音声遅延」とは、送信側端末に入力した音声信号が受信側端末から出力されるまでの音声伝送遅延時間である。
ステップS104において、会話品質推定部102は、受聴品質推定値及び音声遅延推定値と会話品質との対応関係を示すマッピング関数2を用いて、ステップS103で取得した受聴品質推定値と音声遅延推定値とから、通話の会話品質である会話品質推定値(MOS_CQO)を算出し、出力する。すなわち、マッピング関数2をf、受聴品質推定値をMOS_LQO、音声遅延推定値をDelayとした場合、会話品質推定部102は、MOS_CQO=f(MOS_LQO,Delay)により、会話品質推定値(MOS_CQO)を算出する。
マッピング関数2は、事前の実験により様々な受聴品質環境下で音声遅延を与えた状況での受聴品質推定値及び音声遅延推定値と会話品質との対応関係を関係式にしたものである。マッピング関数2として、例えば、「JJ201.11 IP携帯電話の通信品質評価法」(http://www.ttc.or.jp/jp/document_list/pdf/j/STD/JJ-201.11v1.pdf)における数式を用いることができる。マッピング関数2として、その他の数式を用いてもよい。
[第2の実施形態]
<全体構成>
次に、第2の実施形態を説明する。図5は、第2の実施形態におけるシステムの全体構成を示す図である。図5に示すように、第2の実施形態におけるシステムは、第1の実施形態のシステムと同様の構成を有するが、第2の実施形態では、音声品質推定装置100に対し、パケット損失率、遅延ゆらぎ1、及び遅延ゆらぎ2が入力される。この点は第1の実施形態と異なる。
第2の実施形態のパケットキャプチャ装置40は、第1の実施形態と同様に、端末間で通信される音声が含まれるパケット(RTPパケット)を取得(キャプチャ)し、保持する。
<第2の実施形態における音声品質推定装置100の構成>
図6に、第2の実施形態における音声品質推定装置100の構成例を示す。図6に示すように、第2の実施形態における音声品質推定装置100は、受聴品質推定部101、会話品質推定部102、及び音声遅延推定部103を有する。
第2の実施形態の受聴品質推定部101及び会話品質推定部102は、第1の実施形態の受聴品質推定部101及び会話品質推定部102と同様の機能を有する。音声遅延推定部103は、遅延ゆらぎ2から音声遅延を推定する。音声遅延の推定方法の詳細は後述する。
<第2の実施形態における処理手順>
図7は、第2の実施形態における音声品質推定装置100により実行される処理手順の例を示すフローチャートである。図7を参照して処理手順例を説明する。
第2の実施形態では、まず、事前準備として、第1の実施形態と同様に予めパケット損失率と遅延ゆらぎ1を算出しておく。また、第2の実施形態ではさらに遅延ゆらぎ2も予め算出する。遅延ゆらぎ2は、パケットキャプチャ装置40が算出してもよいし、その他の装置が算出してもよい。
遅延ゆらぎ2は、例えば音声遅延を推定するために、受信端末の平均バッファ時間相当の時間を算出した値である。遅延ゆらぎ2は、一例としてパケット転送遅延の平均値から最小値を引いた値とするが、キャプチャされたパケットの統計処理により得られる、パケット転送の遅延分布を特徴づけるその他の値を用いてもよい。その他の遅延ゆらぎ2の例としては、パケット転送遅延の中央値から最小値を引いた値、パケット転送遅延の標準偏差等が考えられる。
以上の事前準備で得られたパケット損失率、遅延ゆらぎ1、及び遅延ゆらぎ2を用いることで、音声品質推定装置100は、図7に示す手順で会話品質の推定を行う。
ステップS201、S202において、受聴品質推定部101は、第1の実施形態におけるステップS101、S102において説明した方法で、パケット損失率と遅延ゆらぎ1から受聴品質推定値を算出する。
ステップS211において、音声遅延推定部103は、遅延ゆらぎ2を取得する。
ステップS212において、音声遅延推定部103は、以下の式2で示されるマッピング関数3を用いて、遅延ゆらぎ2から音声遅延推定値を算出する。
音声遅延推定値=p5×DV2+p6+T2+D 式2
上記のマッピング関数3における各変数の意味は以下のとおりである。
DV2=遅延ゆらぎ2(ms)=遅延平均値-遅延最小値(ms)
T2=端末調整値2(ms)
D=伝送遅延調整値(ms)
p5:端末のバッファ処理実装により実験的に定まる値
p6:音声通信システム全体の構造により実験的に定まる値
マッピング関数3は、事前の実験により特定のパケット転送遅延環境において様々な端末にて遅延ゆらぎ2を与えた状況で音声遅延を測定し、遅延ゆらぎ2と音声遅延との対応関係を関係式にしたものである。
マッピング関数3における端末調整値2は、安定した環境で、式2を作成した際に用いたリファレンス端末と、会話品質推定の対象端末を用いて音声遅延測定を実施し、リファレンス端末を用いた場合の音声遅延と、対象端末を用いた場合の音声遅延との間の差分(複数回の平均)とする。
マッピング関数3における伝送遅延調整値(D)は、安定した環境で、特定の端末を用いて、最短系と対象系で音声遅延測定を実施し、最短系での音声遅延と対象系での音声遅延との間の差分(複数回の平均)とする。最短系とは、例えば、端末10と端末20間の通信が同じ基地局の折り返しになるような最短経路の系である。端末調整値2、伝送遅延調整値は、音声遅延推定部103に予め保持してもよいし、入力値としてもよい。
係数p5、p6は、カーブフィッティングの精度がよい関数形状となる値を選択する。係数P5は端末のバッファ処理実装により、係数P6は音声通話システム全体の構造により、それぞれ実験的に定める値である。係数p5、p6は、音声遅延推定部103に予め保持してもよいし、入力値としてもよい。
ステップS221、S222において、会話品質推定部103は、第1の実施形態におけるステップ103、S104において説明した方法で、受聴品質推定値と音声遅延推定値とから、通話の会話品質である会話品質推定値を算出し、出力する。
[第3の実施形態]
<全体構成>
次に、第3の実施形態を説明する。図8は、第3の実施形態におけるシステムの全体構成を示す図である。図8に示すように、第3の実施形態におけるシステムは、第1、第2の実施形態のシステムと同様の構成を有するが、第3の実施形態では、音声品質推定装置100に対し、パケットキャプチャ装置40により取得されたパケット(パケットキャプチャデータ)が入力される。この点が第1、第2の実施形態と異なる。
第3の実施形態のパケットキャプチャ装置40は、端末間で通信される音声が含まれるパケット(RTPパケット)を取得(キャプチャ)し、音声品質推定装置10に提供する。なお、音声品質推定装置10が、パケットキャプチャ機能を備え、音声品質推定装置10がネットワークあるいは端末からパケットを取得することとしてもよい。
<第3の実施形態における音声品質推定装置100の構成>
図9に、第3の実施形態における音声品質推定装置100の構成例を示す。図9に示すように、第3の実施形態における音声品質推定装置100は、受聴品質推定部101、会話品質推定部102、音声遅延推定部103、及びパケット解析部104を有する。
第3の実施形態の受聴品質推定部101、会話品質推定部102、及び音声遅延推定部103は、第1、第2の実施形態で説明した受聴品質推定部101、会話品質推定部102、及び音声遅延推定部103と同様の機能を有する。パケット解析部104は、キャプチャしたパケットのデータを解析して、パケット損失率、遅延ゆらぎ1、遅延ゆらぎ2を算出する。詳細は後述する。
<第3の実施形態における処理手順>
図10は、第3の実施形態における音声品質推定装置100により実行される処理手順の例を示すフローチャートである。図10を参照して処理手順例を説明する。
第3の実施形態では、まず、事前準備として、パケットキャプチャ装置40により、音声通話システムにおいて受信側のパケットフローを取得する。
ステップS301において、パケット解析部104は、パケットキャプチャデータを取得する。
ステップS302において、パケット解析部104は、パケットキャプチャデータに基づき、パケットフローの統計処理を行い、パケット損失率、遅延ゆらぎ1、遅延ゆらぎ2を算出する。パケット損失率、遅延ゆらぎ1、遅延ゆらぎ2のそれぞれの算出方法は既に説明したとおりである。
すなわち、パケット損失率は、一例として、パケットのシーケンス番号飛びをカウントして算出するが、その他の方法で算出してもよい。遅延ゆらぎ1は、一例としてパケット転送遅延の99.9%値から最小値を引いた値とするが、キャプチャしたパケットの統計処理により得られる、パケット転送の遅延分布を特徴付けるその他の値を用いてもよい。遅延ゆらぎ2は、一例としてパケット転送遅延の平均値から最小値を引いた値とするが、キャプチャしたパケットの統計処理により得られる、パケット転送の遅延分布を特徴付けるその他の値を用いてもよい。その他の遅延ゆらぎ2の例としては、パケット転送遅延の中央値から最小値を引いた値、標準偏差等が考えられる。
ステップS311、S312において、受聴品質推定部101は、第1の実施形態におけるステップS101、S102において説明した方法で、パケット損失率と遅延ゆらぎ1から受聴品質推定値を算出する。この際、パケット損失率、遅延ゆらぎ1は、パケット解析部104で算出した値を用いる。
ステップS321、S322において、音声遅延推定部103は、第2の実施形態におけるステップS211、S212において説明した方法で、遅延ゆらぎ2から音声遅延推定値を算出する。この際、遅延ゆらぎ2は、パケット解析部104で算出した値を用いる。
ステップS331、S332において、会話品質推定部103は、第1の実施形態におけるステップ103、S104において説明した方法で、受聴品質推定値と音声遅延推定値とから、通話の会話品質である会話品質推定値を算出し、出力する。
以上、3つの実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定したものでない。例えば、第1の実施形態における音声品質推定装置100にパケット解析部104を具備する形態でも実施可能である。この場合には、受聴品質推定部102に入力する音声遅延推定値は既知の値を用いるようにし、パケット解析部104で算出した遅延ゆらぎ2を用いた音声遅延推定は行わない。
(実施の形態の効果)
以上、説明したように、本発明の実施形態により、音声信号を扱わず、パケットキャプチャに基づいて算出したパケット損失率、遅延ゆらぎと、何らかの方法で取得した音声遅延推定値を用いて、遅延ゆらぎを考慮した会話品質の推定を行うことが可能となる。また、本発明の実施形態により、1点測定にて取得したパケットキャプチャに基づいて音声遅延推定値を算出し、上述した遅延ゆらぎを考慮した会話品質の推定を行うことが可能となる。
(実施の形態のまとめ)
本発明の実施形態により、ネットワークを介し、複数端末間で音声通信による会話を行うシステムにおける音声品質の推定を行う音声品質推定装置であって、ネットワーク、又は端末において取得した音声通信のパケットキャプチャデータに基づいて算出したパケット損失率、及び第1の遅延ゆらぎを用いて第1のマッピング関数により受聴品質推定値を算出する受聴品質推定部と、前記受聴品質推定部により推定した前記受聴品質推定値と、音声遅延推定値とを用いて、第2のマッピング関数により会話品質推定値を算出する会話品質推定部とを備える音声品質推定装置が提供される。
前記音声品質推定装置は更に、前記パケットキャプチャデータに基づいて算出した第2の遅延ゆらぎを用いて、第3のマッピング関数により前記音声遅延推定値を算出する音声遅延推定部を備えてもよい。
前記音声品質推定装置は更に、前記パケットキャプチャデータに対して統計処理を行い、パケット損失率、第1の遅延ゆらぎ、及び第2の遅延ゆらぎを算出するパケット解析部を備えてもよい。
また、本発明の実施形態により、ネットワークを介し、複数端末間で音声通信による会話を行うシステムにおける音声品質の推定を行う音声品質推定装置が実行する音声品質推定方法であって、ネットワーク、又は端末において取得した音声通信のパケットキャプチャデータに基づいて算出したパケット損失率、及び第1の遅延ゆらぎを用いて第1のマッピング関数により受聴品質推定値を算出する受聴品質推定ステップと、前記受聴品質推定ステップにより推定した前記受聴品質推定値と、音声遅延推定値とを用いて、第2のマッピング関数により会話品質推定値を算出する会話品質推定ステップとを備える音声品質推定方法が提供される。
また、本発明の実施形態により、ネットワークを介し、複数端末間で音声通信による会話を行うシステムにおける音声品質の推定を行う音声品質推定装置が実行する音声品質推定方法であって、ネットワーク、又は端末において取得した音声通信のパケットキャプチャデータに基づいて算出したパケット損失率、及び遅延ゆらぎを用いて、パケット損失率及び遅延ゆらぎと受聴品質推定値との対応関係を示すマッピング関数により、受聴品質推定値を算出する音声品質推定方法が提供される。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
10、20 端末
30 ネットワーク
40 パケットキャプチャ装置
100 音声品質推定装置
101 受聴品質推定部
102 会話品質推定部
103 音声遅延推定部
104 パケット解析部

Claims (8)

  1. ネットワークを介し、複数端末間で音声通信による会話を行うシステムにおける音声品質の推定を行う音声品質推定装置であって、
    ネットワーク、又は端末において取得した音声通信のパケットキャプチャデータに基づいて算出したパケット損失率、及び第1の遅延ゆらぎを用いて第1のマッピング関数により受聴品質推定値を算出する受聴品質推定部と、
    前記受聴品質推定部により推定した前記受聴品質推定値と、音声遅延推定値とを用いて、第2のマッピング関数により会話品質推定値を算出する会話品質推定部と
    を備えたことを特徴とする音声品質推定装置。
  2. 前記パケットキャプチャデータに基づいて算出した第2の遅延ゆらぎを用いて、第3のマッピング関数により前記音声遅延推定値を算出する音声遅延推定部
    を備えたことを特徴とする請求項1の音声品質推定装置。
  3. 前記パケットキャプチャデータに対して統計処理を行い、パケット損失率、第1の遅延ゆらぎ、及び第2の遅延ゆらぎを算出するパケット解析部
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2の音声品質推定装置。
  4. ネットワークを介し、複数端末間で音声通信による会話を行うシステムにおける音声品質の推定を行う音声品質推定装置が実行する音声品質推定方法であって、
    ネットワーク、又は端末において取得した音声通信のパケットキャプチャデータに基づいて算出したパケット損失率、及び第1の遅延ゆらぎを用いて第1のマッピング関数により受聴品質推定値を算出する受聴品質推定ステップと、
    前記受聴品質推定ステップにより推定した前記受聴品質推定値と、音声遅延推定値とを用いて、第2のマッピング関数により会話品質推定値を算出する会話品質推定ステップと
    を備えたことを特徴とする音声品質推定方法。
  5. 前記パケットキャプチャデータに基づいて算出した第2の遅延ゆらぎを用いて、第3のマッピング関数により前記音声遅延推定値を算出する音声遅延推定ステップ
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の音声品質推定方法。
  6. 前記パケットキャプチャデータに対して統計処理を行い、パケット損失率、第1の遅延ゆらぎ、及び第2の遅延ゆらぎを算出するパケット解析ステップ
    を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の音声品質推定方法。
  7. コンピュータを、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の音声品質推定装置における各部として機能させるためのプログラム。
  8. ネットワークを介し、複数端末間で音声通信による会話を行うシステムにおける音声品質の推定を行う音声品質推定装置が実行する音声品質推定方法であって、
    ネットワーク、又は端末において取得した音声通信のパケットキャプチャデータに基づいて算出したパケット損失率、及び遅延ゆらぎを用いて、パケット損失率及び遅延ゆらぎと受聴品質推定値との対応関係を示すマッピング関数により、受聴品質推定値を算出する
    ことを特徴とする音声品質推定方法。
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