JP2017191473A - 情報処理装置を用いたスマートテレビおよび若しくはセットトップボックスにおける記号入力操作方法およびプログラム - Google Patents
情報処理装置を用いたスマートテレビおよび若しくはセットトップボックスにおける記号入力操作方法およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】本発明は従来のスマートテレビやセットトップボックスといったテレビ類に接続して使う情報処理装置を中心にした文字入力ユーザ・インターフェースにおける煩雑な文字入力操作を改善する。【解決手段】フリック操作により格子状に配置された文字一覧のフォーカスを移動させ、タップ操作クリック操作により前述の選択された文字群の中から利用者の選択したい文字を選択させる。【選択図】図4
Description
情報処理装置を用いた記号入力インターフェース操作方法およびプログラムに関する
旧来の情報処理装置はタイピング入力によるものを始めとし、スマートホンなどにおいては格子状に配置された表示ボタンをタップおよびフリック操作によって特定の文字における特定の類型文字や記号を入力する方法が実施されていた。
Webサイト記事:スマホでの文字入力を使いこなそうhttp://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1403/10/news021.html
Webサイト記事:スマホでの文字入力を使いこなそうhttp://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1403/10/news021.html
より具体的には日本語文字に限れば50音の中の特定の文字とその系列に関する文字をタップなら「あいうえお」行の最初の文字「あ」を入力し、フリック操作であれば上下左右において「い」「う」「え」「お」を入力するように設計されているものがよく知られている。同様に、アルファベット記号に限ればABCにおいてもタップでA、フリックでB、Cそれぞれの入力というような構成が容易に考えられる。
また、従来のスマートテレビやセットトップボックスではリモコンのチャンネル選択のためのテンキーを用いて携帯電話などと類似した方法で文字入力を行ったり、ゲームコンソールであればカーソルキーでカーソルを文字の一覧表示内で移動させ、選択キーで文字を選択したりすることで入力対象文字を入力する方法が一般的であった。
また、スマートフォンであればフリックとタップのくみ合わせにより文字一覧メニューを表示してその中から対象文字を選択する方法が一般的であった。
また、スマートフォンであればフリックとタップのくみ合わせにより文字一覧メニューを表示してその中から対象文字を選択する方法が一般的であった。
しかしながら、スマートフォンなどとは異なり、入力部と表示部が独立した現在のセットトップボックスやスマートテレビにおいては古典的なキーボードなどによる入力かフリック操作ですべての文字一覧メニューから文字を選択するような記号入力ユーザ・インターフェースが一般的であり、必ずしもタッチセンサを備えた制御装置と制御装置とは離れたところに置かれた表示装置の内容とを関連付けて利便性の高い記号入力ユーザ・インターフェースが提供されてはいない状況にある。
さらに、最近のユーザ・インターフェースではタッチ(接触)センサーによるフリック検出などにより帯状に構成された文字の一覧から文字を特定しクリック操作やタップ操作により文字を入力する方法があるが利用者にとってはアルファベットの「A」を選択したのちに「Z」を選択しようとした場合において頻繁な26文字分のフリック操作を繰り返すことになり非常に手間のかかるユーザ・インターフェースとなっている。
なお、図2はスマートテレビやセットトップボックスの構成例である。これらは情報処理装置を含むテレビやテレビに接続するセットトップボックスと一般的に呼ばれる比較的簡易な情報処理装置であって、これらの装置はパーソナルコンピュータなどのように演算部や記憶部、表示出力部、図示されてはいないがさらに通信部などに基づいて構成されていることが一般的によく知られている。
図2の装置はさらに記憶媒体により構成された記憶部を備えていたもよく、記憶媒体とは光学式であったり、半導体式であったり、磁気式であったりしてもよく、ストレージなどと称させるデバイスであってもよい。
本発明によれば、セットトップボックス102は一般的な情報処理装置としてのCPUなどを中心とする演算部、GPUなどを中心として構成される描画部、必要に応じで外部記憶や内部記憶としてのストレージやメインメモリーによって構成される記憶部を操作装置としての103と103に操作部品として構成されるタッチパネル部104によって構成される。102と103は任意の通信手段で接続されていると判断いただきたい。また、102はインターネットなどの外部への通信接続手段を持っていてもよい。
この構成におけるタッチパネル部の操作を処理し、どのような処理であるかを判断し描画部から出力される映像に反映する。これらの操作の処理の認識は任意の情報処理部で行ってもよく、操作装置内の情報処理部であったり、セットトップボックスの情報処理部であったり、セットトップボックスとして動作するパーソナルコンピュータ内での情報処理部であったりしてもよい。
そして、利用者からの入力を制御装置で受け付けたのちにセットトップボックスでそれぞれの入力を処理し、フリック操作に応じてフォーカスを移動し代表文字群を選択するとともにタップ操作やクリック操作で代表文字群から選択可能な文字を選択し、さらなるタップ操作やクリック操作、スワイプ操作で代表文字群から選択可能な記号としての文字から選択された記号としての文字を確定しユーザーからの入力として、セットトップボックス内での記号入力処理を行うといった方法をプログラムとして実現する。なお、これらのプログラムは任意の方法で任意の記憶媒体等に配布・記録されてもよい。
なにより、表示部と操作部が分離しているため一連のタップ操作やフリック操作では主たるグループを変更するためにフォーカスを移動させたい時などに従来のの操作では対応しきれなかった。
なにより、表示部と操作部が分離しているため一連のタップ操作やフリック操作では主たるグループを変更するためにフォーカスを移動させたい時などに従来のの操作では対応しきれなかった。
今回提唱する発明によって、従来にない利便性の高い記号入力がスマートテレビやセットトップボックスのリモコンにより実現され、より便利な記号入力・ユーザ・インターフェースが実現できる。
タッチセンサを用いた入力操作部としてのコントローラとコントローラ操作部とは別の個所に表示される記号入力ユーザ・インターフェース表示部との組み合わせによって実現されるユーザ・インターフェース全般に適応可能である。
101 表示装置、102 セットトップボックス(情報処理装置) 103 制御装置(リモコンなどをはじめとする制御・操作を行う装置)、104 制御装置に具備されたタッチパネル部(任意の方法により人の指などが触れることを検出し、検出結果に基づいて操作情報を情報処理装置に提供可能とする装置であり、優先無線を問わない)、301 タッチパネル操作による分岐処理、302 フリック操作の倍の方向判定処理、303 302に応じた選択する文字群のフォーカス移動処理、304 文字群の中から選択対象文字を変更する処理、305 304の変更処理に基づいて選択文字を確定する処理、306 選択されている文字群の中から選択されている文字を確定する処理、307 306により確定された文字を利用者の入力として確定する処理
今回提唱する発明は前述のような従来の操作とは異なるタッチパネル・ユーザ・インターフェースに関するものであり、従来に比べてより高いタッチパネルへの親和性と利便性を提供する文字入力ユーザ・インターフェースに関するものである。特にタッチパネル操作を行うタッチパネル操作面と操作結果が反映され表示内容が変化する表示面とは物理的に独立して構成されることを特徴とする。なお本稿では記号の代表例として文字に基づいた説明を行うが他の記号類にも応用できるため文字に限られるわけではない。
さらに本発明の大きな特徴は操作部と表示部が別のデバイスとして関連付けられて構成されている場合を中心に、フリック操作でフォーカスを移動しタップやクリック、スワイプ操作で記号群から所定の記号を選択するように構成される。
より具体的には、格子状(図1−B)や亀甲状(図1−A,C)にレイアウトされた入力文字表示部に関連付けられたフリック操作で入力のフォーカス位置を移動させ、フォーカスのあったところでのタップ操作やクリック操作により文字入力を行うものである。これらの操作方法によって容易に片手での文字入力が可能とする本発明についてフローチャートを用いて説明する。
続けて文字群を例とした記号群からの代表記号の選択と記号群の中からの具体的な記号の選択及び決定の処理に関して説明する。
まず、簡単な例として画面に横3x縦4の格子状の升目に従って仮想キーボードが表示される。仮想キーボードとは一般的に物理的なスイッチ類を伴わない、情報処理装置を用いた表示によるキーボード全般を指す。
本発明のプログラムは仮想キーボードの表示に続けてリモコン装置に具備されたタッチパネルからの情報としてタッチパネル上のフリック操作やクリック操作、タップ操作などを受信するように構成されている。
フリック操作とはタッチパネル上をこするような操作を指し、タップ操作とはタッチパネル上をたたく操作を指し、クリック操作とはタッチパネル下にあらかじめ具備された物理スイッチが動作するようにタップ操作よりも強く押し込む操作を指す。
仮想キーボードの表示後、フリック操作によって仮想キーボード内のフォーカスされた選択対象が移動する。例えば50音の並びであれば比較的中心部にある「な」行の代表文字の「な」の文字に対し、中心に行われた4行3桁の50音対応配置において上フリックで「か」にフォーカスが移動し、下フリックで「や」にフォーカスが図5のように移動する。
ここでいう「な」行や「か」行、「や」行が文字群(例えば、「な」行であれば文字群としての「な、に、ぬ、ね、の」)の表示の上での代表文字としての「な」、そして「か」行の「か」、「や」行の「や」が記号群を代表する代表文字となる。さらに、アルファベットなどのように意味的相関性がない順で並ぶ記号列表記においては「A」でA,B,Cを代表するように構成したり、「¥」で¥、!、?といった三つの記号を下に小さく表示することで記号群と代表記号として構成したりしてもよい。
そして、フリック操作によるフォーカス移動後にクリック操作やタップ操作を繰り返して「か」行や「や」行の文字を選択する。ちなみに、英文字であれば「A」を選択すると「A,B,C」の中からタップ操作やクリック操作で選択するように構成することもできる。同様に数字であれば「5」を中心に上フリックで「2」下フリックで「8」とフォーカスを移動することもできる。
また、フリック操作とはタッチセンサ部を特定の方向に擦るような操作を指し、フォーカスの移動とは現在選択されている箇所を表示状態の変化で表し、前記フリック操作などによって選択による表示状態の変化している箇所を表示画面内で変化させることをいう。
なお、ここでいうフォーカスとは利用者の注視点として利用者の操作がどこを対象としているかを明示的に表示するための強調表示であり、本明細書であれば実施例に太線での囲みにより表現しているが、ゲームなどの演出において任意の表示効果で利用者の選択個所を強調するように構成してもよい。
より具体的な流れは仮想キーボードの表示後、操作を受け付けるステップにおいてフリック操作やタップ操作、クリック操作が行われるのを情報処理装置は待ちステップ301、上フリックや下フリックをステップ301とステップ302で検出したのであれば前述のように対象となるフォーカスを移動する処理ステップ303を行い描画状態を変化させる処理が実施される。
これは上下に限らず、升目状のレイアウトであれば8方向に移動したり、行ごとに半分だけずれた升目状や亀甲状であれば6方向に移動したりできるように実施できる。
そして、フォーカスが移動されたのち、物理的な押し込みを伴うクリック操作や単純な押し込みを伴わないタッチ検出によるタップ操作によって入力文字を選択するステップとしてステップ304とステップ305が実施され描画状態を変化させる処理が実施される。
これらは前述のフォーカス操作によって選択された特定の文字群の中からさらに特定の文字が選択されるように構成し所定時間間隔で1回のタップやクリック操作なら「あ」や「A」、2回タップやクリックがなされた場合は「い」や「B」というように「あ」行の文字からの選択やアルファベットを数文字に区切って構成された文字群、例えば「ABC」の中からの選択という形で複数の文字群によって構成された対象文字からからタップやクリックの回数によって選択される文字が変化するステップ305の処理として描画状態を変化させる処理が実施される。これらの描画状態の変化例が図4、図5、図6、図7である。
これらの文字選択はタップやクリック操作の回数に上限を設け、英文字であれば3回とし「A」「B」「C」3つから日本語のひらがなであれば「あ」「い」「う」「え」「お」の5つから選択するようにし、上限を超えたら最初から循環するように描画状態を変化させる処理を実施してもよい。
また、さらにはスワイプ操作を用いるのであれば、致傷の文字群の代表文字をタップ後に入力候補一覧が図7のように表示され、その中から中央をタップしたら中央のもじ中央から上向きのスワイプ操作をしたら画面内の候補一覧内のフォーカスが上方向に移動しスワイプの終了方向に表示されている文字を入力するように構成することも可能である。
そして、例えばクリック操作の検出をステップ301で行った場合それまでの処理で選択されていた文字をステップ306やステップ307によって確定させ入力文字の確定として実施してもよい。
なお、本発明における記憶媒体は電子的・磁気的・光学的など任意の方法で所定のプログラム情報を記録可能な記憶媒体であれば、それらの記憶媒体を構成する方法は何ら特定されるものではなくストレージなどと呼称されていてもよい。
図4によれば、フリック操作により表示内容が左から右に変化する例として「な」から「か」に選択文字が移動している様子を図示している。これは図3のフローチャートにおけるステップ301でフリックが選択された際のステップ302からステップ303までのステップに相当するとともに描画状態を変化させる処理が実施される。
図5によれば、タップ操作により表示内容が左から右に変化する例として「な」から「に」に選択文字が遷移している様子が図示されている。これは図3のフローチャートにおけるステップ301でタップが選択された際のステップ304からステップ305までのステップに相当するとともに描画状態を変化させる処理が実施される。
図6によれば、クリック操作により表示内容が左から右に変化する例として入力文字として「に」が確定されたところを図示している。これは図3のフローチャートにおけるステップ301でクリックが選択された際のステップ306からステップ307までのステップに相当するとともに描画状態を変化させる処理が実施される。
このようにして本発明はフリック操作による記号群間のフォーカスの移動と、フォーカスされた文字群からのタップおよび若しくはクリックによる記号の選択と、選択された記号の確定とを順序立てて実施することにより利便性の高いユーザ・インターフェースを実現する。
なお、本発明における記号に関して補足すると文字や数字およびその他のカッコ記号や疑問符といった文字類や記号として情報処理装置上で扱われる情報のすべてを対象としていることを付記する。
Claims (2)
- 表示部と独立した操作部を持つ情報処理装置に於いて、
表示エリアに設けられた記号群に対する代表記号を
フリック操作に基づいた相対的移動によって記号群の代表記号を選択するためのフォーカスを移動するステップと
フリック操作に基づいた選択状態として表示された代表記号に関連付けられる記号群に対して、タップおよび若しくはクリックの繰返し操作、もしくはスワイプ操作を行うことにより記号群に従属する記号の中から一つの記号を選択するステップと
前記タップおよび若しくはクリックの繰返し操作、もしくはスワイプ操作によって選択された記号を利用者の入力とみなして記号入力エリアに表示することを特徴とするステップとを実施する記号入力ユーザ・インターフェースを構成するために
前記情報処理装置内で行われる各ステップに従って描画状態を変化させることを特徴とするプログラム
- 請求項1に記載のプログラムを実施するためのプログラム情報が記録された記憶媒体
Priority Applications (1)
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JP2016080689A JP2017191473A (ja) | 2016-04-14 | 2016-04-14 | 情報処理装置を用いたスマートテレビおよび若しくはセットトップボックスにおける記号入力操作方法およびプログラム |
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