JP2017191134A - 眼鏡フレーム - Google Patents

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三田村 稔
Minoru Mitamura
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Abstract

【課題】テンプルなどに斬新な特徴を備える眼鏡フレームであって、ソフトな使用感が得られるとともに、豊富なデザインを施すことができる眼鏡フレームを提供する。【解決手段】眼鏡フレームは複数の線材30により形成された板状部材50を備え、板状部材50は、その表面側と裏面側とを線材30が連続して往復することにより、線材30が整列した表面配列50f及び裏面配列50rを備える。各線材30は、表面配列50fに位置している1区間内において、裏面配列50rに位置する他の全ての線材と、1回ずつ交差している。各線材30が、隙間を備えて隣り合い、表面配列50f及び裏面配列50rによって網目模様が形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、眼鏡フレームに関し、特に、テンプルなどに用いる新しい板状部材を提案することにより、十分な強度とバランスの良い柔軟性を備えてソフトな使用感を得ることができるとともに、豊富なデザインを施すことができる眼鏡フレームに関する。
眼鏡フレームは、そのテンプルやブリッジなどに板状の部材が用いられている。これらは、外力に対する十分な強度が必要であるとともに、剛性と柔軟性をバランスよく備えてソフトな使用感が得られなければならない。同時に、様々な変形が可能であり、幅広いデザインを施すことが可能なものが好ましい。
特許文献1には、図5に示すように3本の線材130で形成された板状部材150が紹介され、眼鏡フレームのテンプルやブリッジに使用することが記載されている。
3本の線材131、132、133は、3つ網状に編まれ、相互間の移動が自由に交差しているので、加工においても板状部材150の変形を少なくできることが記載されている。
このような板状部材150は、十分な強度を得ることが可能であり、剛性と柔軟性とのバランスを適当に設定することが可能である。
しかしながら、板状部材150は、その外観が単調な形状の繰り返しであり、変化を付けることが難しく、斬新なデザインとすることが困難である。
なお、特許文献2には、レンズを備える内側フロント枠と、ブリッジを備える外側フロント枠とを連結した眼鏡フレームが紹介されている。
特開2000−310754号公報 特開2013−61397号公報
そこで、本発明は、眼鏡フレームのテンプルなどに使用する板状部材であって、複数の線材により形成された新しい板状部材を提案することを目的としている。そして、十分な強度とバランスの良い柔軟性を備え、ソフトな使用感を得ることが可能であるとともに、豊富なデザインを施すことができる眼鏡フレームを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の眼鏡フレームは、複数の線材により形成された板状部材を備える眼鏡フレームであって、前記板状部材は、その表面側と裏面側とに前記線材が連続して位置することにより、前記線材が整列した表面配列及び裏面配列を備え、各線材は、前記表面配列に位置している1区間内において、前記裏面配列に位置する他の全ての線材と、1回ずつ交差していることを特徴としている。
そして、前記各線材が隙間を備えて隣り合い、前記表面配列及び前記裏面配列によって網目模様が形成されている構成とすることができる。
また、前記表面配列及び前記裏面配列が、交差している箇所において接合されている構成とすることができる。
そして、テンプルの一部が、前記板状部材により形成されている構成とすることができる。
そして、前記複数の線材は、異なる種類の素材又は異なる断面形状の素材で構成することができる。
このように構成された本発明の眼鏡フレームは、使用する複数の線材について、その材質や断面形状などによって強度及び柔軟性を調整することができる。
また、使用する線材の材質、太さ、断面形状及び本数を変えることにより、また、隣り合う線材間の隙間を変えることにより、外観を大きく変えることが可能であり、幅広いデザインを展開することができる。
本発明の眼鏡フレームの一例を示す概略図である。 本発明の板状部材の一例を示す概略図である。 線材の本数を変えた場合の、線材の配置例を示す概略図である。 線材の好ましい配置例を示す説明図である。 従来の板状部材の一例を示す概略図である。
図1は、本発明の一例である眼鏡フレーム10を示している。
眼鏡フレーム10は、一対のテンプル20、20を備えるハーフリムタイプであって、テンプル20、20の一部が、複数の線材30により形成された板状部材50、50を備えている。
ここでは、板状部材50が、テンプル20の一部として使用されているが、テンプル20の全体に亘って使用することもできる。また、ブリッジなど、テンプル20以外の部分に使用することもできる。
板状部材50について、眼鏡フレーム10を着用したときに外部から見える側を表面側と呼び、顔に密着する側を裏面側と呼ぶことにする。
板状部材50は、平面図で見ると、線材30が密接して斜めに配列されている。また、側面図で見ると、各線材30が隙間を備えて隣り合い、一定の形状で整列している。
線材30の素材としては、金、銀、ステンレス鋼、βチタンなどの金属や、樹脂類を使用することができる。
以下の説明においては、複数の線材30の全てが、同一の材質であり、同一直径の円形断面を備えているとし、また、隣り合う線材30、30が、同一形状で等間隔に配置されているが、これらは適宜変えることができる。
すなわち、異なる素材の線材30を用いて板状部材50を作ることができる。また、異なる直径の線材30を用いて板状部材50を作ることができる。また、線材30の断面形状を楕円や多角形とすることができる。また、隣り合う線材30、30の形状とピッチは、逐次的に、または周期的に変化させることができる。
板状部材50の製造方法は特に限定されないが、捩じり工程と圧縮工程とを組み合わせることにより製造することができる。捩じり工程では、使用する複数の線材30を束ねた全体を均一に捩じることにより索状体とする。圧縮工程では、この索状体を潰すように圧縮して扁平化することにより、板状部材50とすることができる。
図2は、3本の線材30により形成された板状部材50を示している。
3本の線材30は、相互の関係を明確にするために線材31、32、33と区別し、また、その位置によっても、表面側に位置するときに線材30f、31f、32f、33fと記載し、裏面側に位置するときに線材30r、31r、32r、33rと記載している。
板状部材50は、線材31、32、33が、一定のピッチで表面側と裏面側とに連続して位置しながら、長さ方向(横方向)に進行することによって形成されている。「連続して」とは、途切れることなく続いているという意味である。
そして、表面側に現れた線材31f、32f、33fによって表面配列50fが形成され、裏面側に現れた線材31r、32r、33rによって裏面配列50rが形成されている。
1本の線材31に着目すると、線材31fは、表面配列50fに位置している1区間内(すなわち2分の1ピッチの区間)において、裏面配列50rに位置している線材32r、33rと1回ずつ交差している。同様に、線材31rは、裏面配列50rに位置している1区間内において、表面配列50fに位置している線材32f、33fと1回ずつ交差している。
表面配列50fにおいて、各線材30fは、一定の隙間を備えて隣り合っている。同様に、裏面配列50rにおいて、各線材30rは、一定の隙間を備えて隣り合っている。そして、表面配列50fに位置する各線材30fは、裏面配列50rに位置する各線材30rと交差している。
この結果、表面配列50fと裏面配列50rによって、網目模様が形成されている。
板状部材50は、表面配列50fに位置する線材30fと裏面配列50rに位置する線材30rとが、交差している全ての点において、線材30fと線材30rとが圧接されている。すなわち、表裏から圧縮力を受けて、少し変形した状態で接合されている。接合させることによって、一定の形状を保持することができる。
板状部材50は、使用する複数の線材30について、その材質及び断面形状などによって、強度及び柔軟性を調整することができる。
また、使用する線材30の材質、太さ、断面形状及び本数を変えることにより、また、隣り合う線材間の隙間を変えることにより、外観を大きく変えることが可能であり、幅広いデザインを展開することができる。
図3により、線材30の本数を変えることによって板状部材50の外観が大きく変化すること、及び一定の条件が保持されることを示す。
板状部材52は、2本の線材30(31、32)を使用している。
この場合も、各線材30が、表面側と裏面側とに連続して位置することにより、線材30が整列した表面配列及び裏面配列が形成されている。
また、線材31は、表面配列に位置している1区間内において、裏面配列に位置する他の1本の線材32と、1回交差している。さらに、各線材31、32が隙間を備えて隣り合うことで、表面配列及び裏面配列によって網目模様が形成されている。
板状部材53は、3本の線材30(31、32、33)を使用している。
この場合も、各線材30が、表面側と裏面側とに連続して位置することにより、線材30が整列した表面配列及び裏面配列が形成されている。
また、線材31は、表面配列に位置している1区間内において、裏面配列に位置する他の全てとなる線材32、33と、1回ずつ交差している。さらに、各線材31、32、33が隙間を備えて隣り合うことで、表面配列及び裏面配列によって網目模様が形成されている。
板状部材54は、4本の線材30(31、32、33、34)を使用している。
この場合も、各線材30が、表面側と裏面側とに連続して位置することにより、線材30が整列した表面配列及び裏面配列が形成されている。
また、線材31は、表面配列に位置している1区間内において、裏面配列に位置する他の全ての線材32、33、34と、1回ずつ交差している。さらに、各線材31、32、33、34が隙間を備えて隣り合うことで、表面配列及び裏面配列によって網目模様が形成されている。
板状部材55は、5本の線材30(31、32、33、34、35)を使用している。
この場合も、各線材30が、表面側と裏面側とに連続して位置することにより、線材30が整列した表面配列及び裏面配列が形成されている。
また、線材31が、表面配列に位置している1区間内において、裏面配列に位置する他の全ての線材32、33、34、35と、1回ずつ交差している。各線材31、32、33、34、35が隙間を備えて隣り合うことで、表面配列及び裏面配列によって網目模様が形成されている。
図4により、板状部材50の好ましい形態について説明する。
すなわち、線径がdの線材30をn本使用する場合に、デザイン的に好ましいピッチP及び幅Wを、次の式1及び式2で定めることができる。ここで、a及びbは定数である。
P = a・d・n ……式1
W = b・d・n ……式2
線材30の断面形状が円形でない場合には、線径dの代わりに「相当直径De」を使用することができる(式3)。
De = 4・Af/Wb ……式3
ここで、Afは断面積であり、Wbは周囲の長さである。例えば、1辺がLの正方形の断面である場合には、相当直径はLとなる。
aの値は、3.0 〜 4.0の値であることが好ましく、3.3 〜 3.7の値であることがより好ましい。
また、bの値は、1.18 〜 1.38の値であることが好ましく、1.25 〜 1.31の値であることがより好ましい。
例えば、線径が1.2mmの線材を3本使用する場合には、d=1.2、n=3を代入すると、ピッチPの値は、10.8 〜 14.4mmが好ましく、11.9 〜 13.3mmがより好ましいことになる。また、幅Wの値は、4.25 〜 5.0mmが好ましく、4.5 〜4.7mmがより好ましいことになる。
以上、図面を参照して、本発明の眼鏡フレームについて詳述したが、具体的な構成は、この実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、通常の眼鏡フレームにおいて、フロント枠に板状部材50を使用することは難しいが、特許文献2に記載された外側フロント枠には、使用することが可能である。
また、ブリッジなどに使用する場合には、表面配列50fと裏面配列50rを、上下に配置して用いることもできる。
また、表面配列50f及び裏面配列50rにおいて、各線材30が曲線状をなして整列するとしたが、各線材30が直線状で整列することもできる。
10……眼鏡フレーム
30……線材
50……板状部材
50f……表面配列
50r……裏面配列

Claims (5)

  1. 複数の線材により形成された板状部材を備える眼鏡フレームであって、
    前記板状部材は、その表面側と裏面側とに前記線材が連続して位置することにより、前記線材が整列した表面配列及び裏面配列を備え、
    各線材は、前記表面配列に位置している1区間内において、前記裏面配列に位置する他の全ての線材と、1回ずつ交差していることを特徴とする眼鏡フレーム。
  2. 前記各線材が隙間を備えて隣り合い、前記表面配列及び前記裏面配列によって網目模様が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡フレーム。
  3. 前記表面配列及び前記裏面配列が、交差している箇所において接合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡フレーム。
  4. テンプルの一部が、前記板状部材により形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の眼鏡フレーム。
  5. 前記複数の線材が、異なる種類の素材又は異なる断面形状の素材で構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の眼鏡フレーム。
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