JP2017190215A - 吊下位置検出器と吊下位置検出装置 - Google Patents

吊下位置検出器と吊下位置検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの錘や2つの検知スイッチを必要としない吊下位置検出器と吊下位置検出装置を提供する。【解決手段】ブームの先端部のシーブからワイヤロープによって吊り下げられたフックの吊り下げ位置を検出する吊下位置検出器40であって、前記ワイヤロープに沿って上下方向に相対移動可能に設けられ、且つ、前記ワイヤロープの巻上げにより上昇する前記フックが当接することにより該フックの上昇とともに持ち上げられていく錘41と、錘41を前記ブームの先端部から吊るすロープ42と、前記フックの上昇とともに錘41が持ち上げられていくときのロープ42の緩みの分だけを巻き上げてくことによって、前記フックの吊下げ位置に対応した長さだけ巻き取る巻取ドラム45と、巻取ドラム45が巻き取ったロープ42の巻取り長さを検出する回転角センサ46とを備えている。【選択図】図6

Description

この発明は、フックの吊下げ位置を検出する吊下位置検出器と、この吊下位置検出器を備えた吊下位置検出装置とに関する。
従来から、ブームの先端部からフックまでの距離を確認するフック距離確認手段が知られている(特許文献1参照)。
係るフック距離確認手段は、過巻検出器と離間位置検出器とを備えている。過巻検出器は、ワイヤロープにガイドされた第1錘と、この第1錘を吊下げた第1ロープと、第1錘の上下によってオン・オフする第1検知スイッチとを有している。同様に、離間位置検出器は、第1錘の下方の位置であってワイヤロープにガイドされた第2錘と、この第2錘を吊下げた第2ロープと、第2錘の上下によってオン・オフする第2検知スイッチとを有している。
そして、フックが上昇して第2錘を持ち上げると第2検知スイッチがオンして、フックの上昇速度が減速され、さらにフックが上昇することにより第1錘が持ち上げられると第1検知スイッチがオンして、ワイヤロープの巻上げが停止され、これによりフックの上昇が停止されて過巻が防止される。
特開平8−259182号公報
しかしながら、このようなフック距離確認手段にあっては、フックの2つの位置を検出するために、2つの錘と2つの検知スイッチとが必要となる。
この発明の目的は、2つの錘や2つの検知スイッチを必要としない吊下位置検出器と、この吊下位置検出器を備えた吊下位置検出装置を提供することにある。
請求項1の発明は、ブームの先端部のシーブからワイヤロープによって吊り下げられたフックの吊り下げ位置を検出する吊下位置検出器であって、前記ワイヤロープに沿って上下方向に相対移動可能に設けられ、且つ、前記ワイヤロープの巻上げにより上昇する前記フックが当接することにより該フックの上昇とともに持ち上げられていく錘と、該錘を前記ブームの先端部から吊るすロープと、前記フックの上昇とともに前記錘が持ち上げられていくときの前記ロープの緩みの分だけを巻き上げていくことによって、前記フックの吊下げ位置に対応した長さだけ巻き取る巻取手段と、前記巻取手段が巻き取った前記ロープの巻取り長さを検出する巻取長検出手段とを備えていることを特徴とする。
この発明によれば、2つの錘と2つの検知スイッチが不要となる。
この発明に係る吊下位置検出器及び吊下位置検出装置を搭載した移動式クレーンを示した側面図である。 図1に示す移動式クレーンの平面図である。 ジブの張出動作及び格納動作を説明するための説明図である。 図3に示すジブを示した平面図である。 メインフックと吊下位置検出器の錘とロープと吊下位置検出器本体の配置関係を示した説明図である。 図5に示す吊下位置検出器本体の構成を示す説明図である。 吊下位置検出装置の構成を示すブロック図である。 図7に示す表示部の表示画面を示した説明図である。 吊下位置検出装置の動作を示すフロー図である。 メインフックと吊下位置検出器の錘と過巻位置と上限位置との位置関係を示した説明図である。
以下、この発明に係る吊下位置検出器及び吊下位置検出装置の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例]
図1及び図2は、この発明に係る吊下位置検出器及び吊下位置検出装置を搭載した移動式クレーン10(以下クレーンとして記載する)を示す。
このクレーン10は、走行機能を有する車両の本体部分となるキャリア11と、このキャリア11の前側に設けられた左右一対の前側アウトリガ12と、キャリア11の後側に設けられた左右一対の後側アウトリガ13と、キャリア11の上部に水平旋回可能に取り付けられた旋回台14と、旋回台14に設けたキャビン20と、旋回台14に固定されたブラケット15に取り付けられたブームである伸縮ブーム16と、伸縮ブーム16の側方に格納されたジブ30等とを備えている。
ジブ30は、張出しを行う場合、先ず図3に示すように伸縮ブーム16の先端部に設けたブームヘッド17に垂下させる。この垂下は、特許第3101026号公報に詳細に説明されているので、ここでは省略する。
ジブ30の垂下の際や、垂下したジブ30の張出動作(矢印Q1方向への回動動作)や格納動作(矢印Q2方向への回動動作)の場合に、ブームヘッド17のシーブ23,230(ブーム先端部のシーブ)から吊り下げられたフックであるメインフック19がジブ30に干渉しないように、図4に示すように、ジブ30の基部30Aに穴31が形成されている。ジブ30は多段式であり、内側に収納される先端ジブなどの長さを長くとるために、その穴31の長さは短く設定されている。
ブームヘッド17には、図5に示すように、メインフック19の吊下げ位置を検出する吊下位置検出器40が設けられている。メインフック19は、フック部19Aとこのフック部19Aを取り付けたフックブロック部19Bとから構成されている。
吊下位置検出器40は、メインフック19を吊り下げたワイヤロープW1を通した錘41と、この錘41を吊るしたロープ42と、このロープ42を巻き取る吊下位置検出器本体43とを備えている。
ブームヘッド17の上部には、図5に示すようにシーブ23が設けられており、ブームヘッド17の下部には複数のシーブ230が設けられている。他方、フックブロック部19Bには複数のシーブ19Bcが設けられており、この複数のシーブ19Bcとブームヘッド17のメインフック19に対向する複数のシーブ230とにワイヤロープW1が巻回されている。このシーブ19Bcを巻回したワイヤロープW1の一端W1aがブームヘッド17の係止部17Kに固定されており、ワイヤロープW1の他端はウインチ22(図1及び図2参照)に接続されている。このウインチ22によってワイヤロープW1が巻き上げられたり、巻き下げられたりするようになっている。このワイヤロープW1の巻き上げや巻き下げにより、メインフック19が上下移動する。
そして、ワイヤロープW1の一端W1aとフックブロック部19Bのシーブ(図示せず)との間のワイヤロープW1に錘41が取り付けられている。この錘41には穴(図示せず)が設けられており、この穴にワイヤロープW1が通されていて、錘41がワイヤロープW1に沿って上下方向に相対移動可能となっている。SFはサブフックである。
吊下位置検出器本体43は、図6に示すように、ロープ42を巻き取る巻取ドラム45と、この巻取ドラム45を巻き取り方向へ付勢する付勢部材である渦巻きバネ48と、巻取ドラム45が巻き取ったロープの長さを検出する巻取長検出手段である回転角センサ46とを備えている。回転角センサ46はポテンションメータなどから構成される。そして、巻取ドラム45と渦巻きバネ48とで、ロープ42の緩みの分だけを巻き取る巻取手段が構成される。
巻取ドラム45の軸部45Aにはギア部45Agが形成され、このギア部45Agには回転角センサ46のギア46Gが噛合されている。これにより、巻取ドラム45が回転すると、軸部45Aのギア部45Ag及びギア46Gを介して回転角センサ46の検出素子(図示せず)が回転され、巻取ドラム45の回転角に応じた角度だけ回転角センサ46の検出素子が回転するようになっている。そして、回転角センサ46は、検出素子の回転角すなわち巻取ドラム45の回転角に応じた回転角検出信号を出力する。
この実施例では、説明の便宜上、回転角センサ46の検出素子の回転角と巻取ドラム45の回転角とが同一として説明する。
図7は、吊下位置検出器40を備えた吊下位置検出装置100の構成を示すブロック図である。
吊下位置検出装置100は、吊下位置検出器40と、吊下位置検出器40が検出したロープ42の巻取り長さに基づいてメインフック19の吊下げ位置を求めたりする演算制御部101と、ジブ30の着脱モードを設定するジブ着脱モード設定スイッチ102と、過巻位置回転角設定部103と、上限位置回転角設定部104と、メインフック19の高さ位置を表示する表示部110とを有している。演算制御部101とジブ着脱モード設定スイッチ102と過巻位置回転角設定部103と上限位置回転角設定部104と表示部110は、キャビン20内に設けられている。
演算制御部101は、吊下位置検出器40の回転角センサ46の回転角検出信号すなわち回転角センサ46が検出する巻取ドラム45の回転角φに基づいてウインチ22の巻上げを停止させる停止信号を出力する。
また、演算制御部101は、ジブの着脱モードが設定されていないとき、回転角センサ46が検出する巻取ドラム45の回転角φが回転角A1になった際、ウインチ22によるワイヤロープW1の巻き上げを停止させる停止信号を出力する。ジブの着脱モードが設定されているときには、回転角センサ46が検出する回転角φが回転角A2に達したときのみ停止信号を出力する。
すなわち、演算制御部101は、ジブ着脱モードが設定されていないとき、ワイヤロープW1の巻上げによるメインフック19の上昇中に、吊下位置検出器40が検出したロープ42の巻取り長さに基づいて求めたメインフック19の吊下げ位置が、予め設定された第1位置である過巻位置P1に達したとき、ワイヤロープW1の巻上げを停止させる停止信号を出力する。また、ジブ着脱モードが設定されているとき、吊下位置検出器40が検出したロープ42の巻取長さに基づいて求めたメインフック19の吊下げ位置が、第1位置より高い第2位置に達したときのみ、停止信号を出力する。
過巻位置回転角設定部103は、予め設定された第1位置である過巻位置P1(図5及び図9参照)までメインフック19が上昇した際に、巻取ドラム45が巻き取るロープ42の巻取長さに対応した巻取ドラム45の回転角A1を設定する。
上限位置回転角設定部104は、メインフック19の設定された第2位置である上限位置P2までメインフック19が上昇した際に、巻取ドラム45が巻き取るロープ42の巻取長さに対応した巻取ドラム45の回転角A2を設定する。
過巻位置P1は、ロープ42の長さより少し短い位置、すなわち、ブームヘッド17の下部17aから過巻位置P1までの距離が、図5に示すように錘41を吊下げているロープ42の長さより短く設定されている。つまり、過巻位置P1より少し低い位置に錘41が位置する。
表示部110は、例えば図7Aに示すように、メインフック19の高さ位置を示す目盛111と、この目盛111に対応して過巻位置P1及び上限位置P2の高さ位置を示す矢印M1,M2と、メインフック19の高さ位置を示すマークM3とを表示する。メインフック19の高さ位置は、回転角センサ46が検出する回転角φに基づいて演算制御部101が求め、この求めた高さ位置を目盛111に対応させて表示部110に表示させるものである。
[動 作]
次に、上記のように構成される吊下位置検出装置100の動作を図8に示すフロー図に基づいて説明する。
最初に、ジブ着脱モードが設定されていない場合について説明する。
いま、図9に示すように伸縮ブーム16を起伏させて吊荷作業を行っている場合、ウインチ22の巻上げ動作によってメインフック19が上昇移動しているとき、ステップ1では、吊下位置検出器40の回転角センサ46が検出する巻取ドラム45の回転角φを読み込む。
ウインチ22によるワイヤロープW1の巻き上げによりメインフック19が上昇されても、このメインフック19が錘41の位置まで上昇されない場合には、錘41を吊るしたロープ42は錘41の自重により張った状態となっているので、吊下位置検出器40の巻取ドラム45はロープ42を巻き取ることはない。このため、回転角センサ46が検出する巻取ドラム45の回転角φはゼロである。すなわち、ステップ1で読み込む巻取ドラム45の回転角φはゼロである。
ステップ2では、ジブ着脱モードは設定されていないことにより、ノーと判断されてステップ6へ進む。
ステップ6では、過巻位置回転角設定部103によって設定された回転角A1を読み込む。
ステップ4では、巻取ドラム45の回転角φが回転角A1以上であるか否かが判断される。ここでは、回転角φがゼロであることにより、ノーと判断されてステップ7へ進む。
ステップ7では、ウインチ22によるワイヤロープW1の巻き上げは続行される。
すなわち、ジブ着脱モードが設定されていない場合、ワイヤロープW1が巻き上げられているとき、メインフック19が錘41を持ち上げるまで、ステップ1,2、ステップ6、ステップ4、ステップ7の処理動作が繰り返し行われ、ウインチ22によるワイヤロープW1の巻き上げは続行され、メインフック19は上昇し続けることになる。
そして、ウインチ22によるワイヤロープW1の巻き上げにより、図9の鎖線で示すように、メインフック19が錘41に当接してこの錘41を持ち上げていくと、錘41を吊るしたロープ42が緩み、吊下位置検出器40の巻取ドラム45が緩んだ分だけロープ42を巻き取っていく。さらに、ワイヤロープW1の巻き上げにより、メインフック19が過巻位置P1まで上昇すると、吊下位置検出器40の巻取ドラム45が回転してロープ42をさらに巻き取っていき、回転角センサ46が検出する巻取ドラム45の回転角φがA1となる。
巻取ドラム45の回転角φがA1になると、図8に示すステップ4ではイエスと判断されてステップ5へ進む。
ステップ5では、演算制御部101から停止信号が出力されて巻上停止が行われる。すなわち、ウインチ22によるワイヤロープW1の巻き上げが停止され、メインフック19は過巻位置P1に停止されることになり、過巻が防止されることになる。
[ジブ着脱モード]
次に、ジブ着脱モード設定スイッチ102によりジブ着脱モードが設定されている場合について説明する。なお、ジブ着脱モードのときには、過巻位置より高い位置にメインフック19を移動させておく必要がある。
ジブ着脱モードにより、メインフック19を上限位置P2へ移動させるために、ウインチ22によるワイヤロープW1の巻き上げが行われ、メインフック19が上昇されていく。
ステップ1では、吊下位置検出器40の回転角センサ46が検出する巻取ドラム45の回転角φを読み込む。
ステップ2では、ジブ着脱モードが設定されていることにより、イエスと判断されてステップ3へ進む。
ステップ3では、上限位置回転角設定部104によって設定された回転角A2を読み込む。
ステップ4では、巻取ドラム45の回転角φが回転角A2以上であるか否かが判断される。ここでは、メインフック19が過巻位置P1より上昇しても上限位置P2に達していなければ、ノーと判断されてステップ7へ進む。
ステップ7では、ウインチ22によるワイヤロープW1の巻き上げは続行される。すなわち、ジブ着脱モードが設定されている場合、メインフック19が過巻位置P1に達しても上限位置P2に達していないときには、ステップ1〜ステップ4、ステップ7の処理動作が繰り返し行われ、ウインチ22によるワイヤロープW1の巻き上げは続行され、メインフック19は上昇し続けることになる。
そして、メインフック19が錘41を持ち上げて上限位置P2に達すると、ステップ4ではイエスと判断されてステップ5へ進む。
ステップ5では、演算制御部101から停止信号が出力されてウインチ22によるワイヤロープW1の巻き上げが停止され、メインフック19は上限位置P2に停止される。すなわち、メインフック19は図4に示す鎖線位置に停止される。
メインフック19は、図4に示す鎖線位置に停止されることにより、ジブ30の張出動作や格納動作の際に、ジブ30の基部30Aの穴31内を通過することができ、ジブ30の張出動作や格納動作に支障を来すことはない。
一方、演算制御部101は回転角センサ46が検出する回転角φに基づいてメインフック19の高さ位置を求め、この求めたメインフック19の高さ位置を表示部110の目盛111が示す高さ位置にマークM3として表示する。例えば、メインフック19が上限位置P2から上方や下方にずれて停止された場合には、その上限位置P2からずれた目盛111の高さ位置にマークM3が表示される。このため、メインフック19の上限位置P2からのずれ方向やずれ量が分かるので、表示部110の目盛111及びマークM3を見ながらウインチ22を駆動させることによりメインフック19を上限位置P2に正確に停止させることができる。
このため、ジブ30の基部30Aの穴31の長さが短く設定されていても、ジブ30の張出動作や格納動作の際にそのメインフック19がその穴31を通過する位置に確実に停止させることができ、ジブ30の張出動作や格納動作の際にメインフック19がその穴31の上縁部や下縁部に衝突してしまうことを未然に防止することができる。
また、上述のように1つの吊下位置検出器40が過巻位置P1と上限位置P2とを検出するので、従来のように2つの錘や2つの検知スイッチは不要となる。
この発明は、上記実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
16 伸縮ブーム(ブーム)
19 メインフック(フック)
23 シーブ
40 吊下位置検出器
41 錘
42 ロープ
45 巻取ドラム
46 回転角センサ(巻取長検出手段)
48 渦巻きバネ(弾性部材)
100,200 吊下位置検出装置
101 演算制御部
102 ジブ着脱モード設定スイッチ
W1 ワイヤロープ

Claims (3)

  1. ブームの先端部のシーブからワイヤロープによって吊り下げられたフックの吊り下げ位置を検出する吊下位置検出器であって、
    前記ワイヤロープに沿って上下方向に相対移動可能に設けられ、且つ、前記ワイヤロープの巻上げにより上昇する前記フックが当接することにより該フックの上昇とともに持ち上げられていく錘と、
    該錘を前記ブームの先端部から吊るすロープと、
    前記フックの上昇とともに前記錘が持ち上げられていくときの前記ロープの緩みの分だけを巻き上げてくことによって、前記フックの吊下げ位置に対応した長さだけ巻き取る巻取手段と、
    前記巻取手段が巻き取った前記ロープの巻取り長さを検出する巻取長検出手段とを備えていることを特徴とする吊下位置検出器。
  2. 前記巻取手段は、前記ロープを巻き取る巻取ドラムと、この巻取ドラムを巻き取り方向に付勢する付勢部材とを有し、
    前記巻取長検出手段は、前記ロープの巻取り長さに対応した前記巻取ドラムの回転角を検出する回転角センサであることを特徴とする請求項1に記載の吊下位置検出器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の吊下位置検出器と、
    該吊下位置検出器の前記巻取長検出手段が検出した前記ロープの巻き取り長さに基づいて前記フックの吊下げ位置を求める演算制御部と、
    前記ブームの先端部へのジブの装着または装着したジブの取り外しを行うジブ着脱モードを設定するジブ着脱モード設定スイッチ、または、前記フックを格納する格納モードを設定する格納モードスイッチとを備えた吊下位置検出装置であって、
    前記演算制御部は、前記ジブ着脱モードまたは格納モードが設定されていないとき、前記ワイヤロープの巻上げによる前記フックの上昇中に、前記吊下位置検出器が検出した前記ロープの巻取り長さに基づいて求めたフックの吊下げ位置が、予め設定された第1位置である過巻位置に達したとき、前記ワイヤロープの巻上げを停止させる停止信号を出力し、
    前記ジブ着脱モードまたは格納モードが設定されているとき、前記吊下位置検出器が検出した前記ロープの巻取長さに基づいて求めたフックの吊下げ位置が、前記第1位置より高い第2位置に達したときのみ、前記停止信号を出力することを特徴とする吊下位置検出装置。
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