JP2017189107A - エネルギー管理装置、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】エネルギー消費機器を使用することによる快適性の維持と、エネルギー消費機器で消費されるエネルギー使用量の低減との両立を実現しやすくしたエネルギー管理装置を提供する。【解決手段】エネルギー管理装置1は、エネルギー使用量を取得する取得部112と、エネルギー使用量を表示装置に表示させる演算部123とを備える。演算部は、エネルギー使用量の推移と、所定時間間隔ごとの天候の情報とを表示装置の同じ画面上に表示させる。【選択図】図1
Description
本発明は、エネルギー消費機器の使用状況を利用者に認識させるエネルギー管理装置、およびコンピュータをエネルギー管理装置として機能させるためのプログラムに関するものである。
従来から、エネルギー消費機器の利用者にエネルギー使用量を低減させる行動(以下、「省エネ行動」という)を促すことを目的として、単位時間ごとのエネルギー使用量の推移を可視化する装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された技術は、所定期間単位のエネルギー使用量の実績値(特許文献1では「エネルギ使用実績量」)と、「省エネルギ施策」を実施した履歴情報とを関連付けて表示手段に表示する構成を採用している。「省エネルギ施策」は、場所やエネルギー消費機器ごとに省エネルギーになる操作を対応付けた情報であって、省エネ施策登録手段にあらかじめ登録されている。
ところで、特許文献1に記載された技術は、省エネ施策登録手段に「省エネルギ施策」があらかじめ登録されている必要がある。そのため、場所やエネルギー消費機器の種類ごとに「省エネルギ施策」を定める作業、および定めた「省エネルギ施策」を省エネ施策登録手段に登録する作業が必要になる。
一方、エネルギー消費機器を利用する建物には、通常は複数のエネルギー消費機器が存在し、またエネルギー消費機器の種類や台数は建物に応じて異なっている。また、利用者がエネルギー消費機器を利用することによる効用は、利用者に応じて異なっている。したがって、省エネ施策登録手段に、一律に同じ「省エネルギ施策」を登録することは好ましくない。つまり、エネルギー消費機器の構成は建物に応じて異なり、エネルギー消費機器の動作に対する効用は利用者に応じて異なるから、「省エネルギ施策」をあらかじめ適切に定めることは困難である。
本発明は、電力使用量と天候とを関連付けて確認することを目的とする。
本発明に係るエネルギー管理装置は、エネルギー使用量を取得する取得部と、前記エネルギー使用量を表示装置に表示させる演算部とを備え、前記演算部は、前記エネルギー使用量の推移と、所定時間間隔ごとの天候の情報とを前記表示装置の同じ画面上に表示させることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、エネルギー管理装置として機能させるためのものである。
本発明の構成によれば、電力使用量と天候とを関連付けて確認することができる。
以下に説明する実施形態は、エネルギー消費機器が電気負荷であり、エネルギー使用量が電力使用量である場合について説明する。ただし、エネルギー消費機器は、燃料ガスを利用するガス消費機器や水道水を利用する機器であってもよい。水道水は、一般にはエネルギーを利用することはないが、供給された媒体の使用量に応じて需要家が対価を支払うという特性に着眼すれば電力使用量あるいはガス流量と等価に扱うことが可能である。また、電気系の構成によっては、電力使用量について、太陽光発電装置や燃料電池などによる発電量や、蓄電池への蓄電量を考慮する場合があるが、以下では説明を簡単にするために、発電量や蓄電量を考慮しない構成で説明する。
また、以下では、建物が戸建て住宅である場合を想定して説明するが、建物は、集合住宅、オフィスビル、商業ビルなどから選択されてもよい。
(実施形態1)
本実施形態は、図1に示すように、分電盤2で分岐された分岐回路Lbごとに電力使用量を計測する。分電盤2は、商用電源のような交流電源に接続される主幹ブレーカ21と、主幹ブレーカ21の二次側(負荷側)に接続される複数個の分岐ブレーカ22とを備える。主幹ブレーカ21の一次側(電源側)は単相3線の主幹回路Lmに接続される。
本実施形態は、図1に示すように、分電盤2で分岐された分岐回路Lbごとに電力使用量を計測する。分電盤2は、商用電源のような交流電源に接続される主幹ブレーカ21と、主幹ブレーカ21の二次側(負荷側)に接続される複数個の分岐ブレーカ22とを備える。主幹ブレーカ21の一次側(電源側)は単相3線の主幹回路Lmに接続される。
分岐ブレーカ22の二次側である分岐回路Lbには電気負荷3が接続される。1つの分岐回路Lbには1台の電気負荷3が接続されることが好ましいが、1つの分岐回路Lbに複数台の電気負荷3が接続されていてもよい。電気負荷3は、分岐回路Lbに常時接続されていることが好ましいが、分岐回路Lbに設けたコンセントに着脱可能に接続されてもよい。ただし、電気負荷3が着脱される場合は、建物の部屋ごとに分岐回路Lbを区分できるように配線設計がなされる。
分岐回路Lbには、分岐回路Lbごとの電力使用量を計測するために、電流センサ111が設けられる。電気負荷3がエアコンやIH調理器である場合、1つの分岐回路Lbを1台の電気負荷3が占有することが多い。したがって、これらの電気負荷3については、1個の電流センサ111で検出される電流を用いて1台の電気負荷3の電力使用量が求められる。また、複数の電気負荷3が接続される分岐回路Lbに設けた電流センサ111で検出される電流は、部屋単位の電力使用量を求めるために用いられる。電流センサ111は、全部の分岐回路Lbに設けられることが望ましいが、一部の分岐回路Lbにのみ設けられていてもよい。
電流センサ111で計測された電流量は計測装置11に入力される。計測装置11は、電流センサ111の出力を取得してデジタル値に変換する取得部112と、取得部112が取り込んだ電流値を用いて所定の単位時間ごとの電力の積算値(電力使用量)を求める積算部113とを備える。
積算部113は、電圧を一定とみなして電力使用量の概算値を求めているが、電力使用量をより正確に求める必要があれば、取得部112において分岐回路Lbの線間電圧を電流センサ111の出力と合わせて取り込むようにしてもよい。また、積算部113において電力使用量を求める単位時間は、1分、5分、10分、15分、30分などから選択すればよい。後述するように、電力使用量は、電気負荷3の動作と関連付ける必要があるから、電気負荷3の動作の変更の前後における電力使用量の変化を検出するために、単位時間は1分に設定することが好ましい。
計測装置11は、取得部112および積算部113に加えて、日時を計時する時計部114と、積算部113が求めた電力使用量を日時と対応付けて記憶する記憶部115と、記憶部115が記憶している電力使用量および日時を送信するインターフェイス部116とを備える。インターフェイス部116は、無線通信を行う構成であることが望ましいが、有線通信を行う構成でもよい。計測装置11は宅内の近距離通信が行えればよいから、無線通信を行う場合、インターフェイス部116は、Wi−Fi(登録商標)、ZigBee(登録商標)などの電波を用いる仕様が採用される。また、有線通信を行う場合、インターフェイス部116は、通信用の配線施工を不要にするために電力線を通信線として流用する電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)を採用することが望ましい。
ところで、電気負荷3は、計測装置11と同様に、無線通信を行う機能を備え、無線通信により電気負荷3の動作状態を送信する。電気負荷3の動作状態は、動作状態が変化したときに電気負荷3から送出され、また、無線信号を用いて動作状態の通知が要求された場合にも応答として送出される。
電気負荷3の動作状態は、オン/オフの状態、調節可能な要素を備える場合は当該要素に関する設定値、複数の動作モードを備える場合は設定された動作モードを含む。調節可能な要素は、電気負荷3がエアコンであれば設定温度や設定風量、電気負荷3がIH調理器であれば設定温度、電気負荷3が調光可能な照明器具であれば調光レベルなどを意味する。また、動作モードは、電気負荷3の通常の動作モードのほか、節電のために動的に設定を変化させる動作モード、就寝時に時間経過に伴って設定を変化させる動作モードなどを意味する。
エネルギー管理装置1は、計測装置11に加えて、電気負荷3および計測装置11との間で通信する評価装置12と、評価装置12から出力される情報を表示する表示装置13とを備える。評価装置12と表示装置13とは、筐体を共用する場合と、異なる筐体を備える場合とがある。また、表示装置13は、ドットマトリクス方式の表示器を備えた他の装置を流用することが可能である。すなわち、評価装置12に適宜のインターフェイス部を設けることによって、テレビジョン受像機やコンピュータの表示器を表示装置13として流用することが可能である。
また、コンピュータで適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータを評価装置12として機能させることも可能である。コンピュータは、デスクトップ型やノート型のパーソナルコンピュータだけではなく、タブレット端末やスマートフォンであってもよい。
評価装置12は、電気負荷3および計測装置11との間で無線通信を行うインターフェイス部121を備える。計測装置11が有線通信を行う場合は、インターフェイス部121も計測装置11との間では有線通信を行う。また、計測装置11と評価装置12とが筐体を共用する場合、計測装置11と評価装置12との間でデータ伝送を直接行うから、インターフェイス部116,121を省略してもよい。
評価装置12は、電気負荷3から取得した動作状態のデータおよび計測装置11から取得した電力使用量(時刻を含む)のデータを記憶する記憶部122と、記憶部122に記憶されたデータを用いて後述する表示のための演算を行う演算部123とを備える。さらに、評価装置12は、電気負荷3の動作状態を変更した場合の電力使用量を推算する予測演算部124と、利用者が評価装置12に指示を与えるための操作部125とを備える。操作部125は、たとえば、演算部123と予測演算部124とのどちらの演算結果を表示装置13に表示させるかの指示を与える。
操作部125はタッチパネルで構成することが望ましい。操作部125にタッチパネルを用いる場合、タッチパネルは表示装置13と兼用され、表示装置13の表示内容に合わせて操作部125を直観的に操作することが可能になる。ただし、操作部125は、表示装置13とは別体でもよく、たとえば、トラックパッド、マウス、カーソルキーなどを用いることも可能である。また、操作部125は、押釦スイッチやキーボードを備えていてもよい。
記憶部122は、電気負荷3から取得した動作状態のデータに日時を対応付けて記憶する第1記憶部と、計測装置11から取得した電力使用量および日時のデータを記憶する第2記憶部とを備える。第1記憶部は電気負荷3の識別情報を併せて記憶し、第2記憶部は分岐回路Lbの識別情報を併せて記憶する。電気負荷3から取得した動作状態のデータに対応付ける日時は、評価装置12において電気負荷3から動作状態のデータを取得した日時を用いる。したがって、評価装置12は日時を計時する時計部127を備えることが望ましい。ただし、電気負荷3が日時を計時する機能を備えている場合、電気負荷3が動作状態とともに日時を送信するようにしてもよい。
なお、計測装置11が電力使用量を計測する分岐回路Lbと、該当する分岐回路Lbから給電される電気負荷3(または、部屋)とはあらかじめ対応付けられている。また、電気負荷3は識別情報(アドレスなど)を用いて評価装置12と通信し、計測装置11は分岐回路Lbごとの識別情報(分岐回路Lbに付した回路番号など)を電力使用量とともに評価装置12に通知する。評価装置12は、電気負荷3の識別情報と分岐回路Lbの識別情報との対応関係を用いて、電力使用量を電気負荷3に対応付ける。
上述したように、電気負荷3の識別情報と分岐回路Lbの識別情報とを照合すれば、評価装置12が計測装置11から取得した電力使用量が、どの電気負荷3に対応しているかが分かる。また、電気負荷3の動作状態に対応する日時と、電力使用量に対応する日時とを照合すれば、電気負荷3の動作状態に対応した電力使用量が分かる。評価装置12の演算部123は、記憶部122に記憶されたデータを用い、データの照合を行うことによって、電気負荷3ごとの動作状態に応じた電力使用量を求める。演算部123が求めた電気負荷3ごとの動作状態と電力使用量とは記憶部122に設けられた第3の記憶部に格納される。
記憶部122に設けられる第1〜第3の記憶部は、1つの記憶装置の記憶領域を分割して形成するか、個別に独立した記憶装置を用いて形成する。記憶装置は、書換可能な不揮発性の半導体メモリを用いることが望ましいが、オフィスビルのような建物であって電気負荷3の台数が住宅に比べて非常に多い場合には、記憶装置としてハードディスクを用いてもよい。
演算部123は、第1記憶部と第2記憶部とに格納されたデータを照合して第3記憶部に格納するデータを生成するだけではなく、記憶部122に格納されたデータを用いて表示装置13に表示する情報を生成する機能も備える。表示装置13は、電気負荷3ごとの電力使用量の推移と、電力使用量に応じた電気負荷3のランキングと、電気負荷3ごとの動作状態の推移との少なくとも3種類の情報を選択して表示する。
表示装置13に表示される電力使用量に対応付けられる「電気負荷3」は実際には「分岐回路Lb」を意味している。上述したように、分岐回路Lbに電気負荷3が一対一に対応している場合は、電気負荷3と分岐回路Lbとは等価になるから、表示装置13に表示する名称は、原則として電気負荷3の名称を用いる。一方、分岐回路Lbに複数の電気負荷3が接続されている場合や分岐回路Lbにコンセントが接続されている場合、分岐回路Lbに対応する部屋(ないし場所)の名称を用いる。また、住宅内に同種類の電気負荷3が存在する場合、電気負荷3を使用する部屋(ないし場所)の名称と電気負荷3の名称とを組み合わせて用いる。図2に示す例では、「子供部屋」という部屋(ないし場所)の名称と「エアコン」という電気負荷3の名称とが組み合されることにより、電気負荷3が特定されている。
以下、表示装置13に関して上述した3種類の表示内容について具体的に説明する。また、表示装置13は、タッチパネルで構成され、操作部125と兼用されているものとする。図2に示す例は、単位期間における電力使用量の推移を示している。単位期間は、4個の期間選択釦131のいずれかを操作することによって、日、週、月、年の4種類から選択される。図示例は、「日」が選択されている状態を示している。
表示装置13の画面には、特定の期間を指定するために、2個の変更釦132および選択された期間を表示する期間表示領域133とが設けられる。変更釦132は、電力使用量の推移を表示する期間を、前後の期間に変更するために設けられている。また、期間表示領域133は2個の変更釦132の間に設けられている。2個の変更釦132のいずれかを押下すれば、期間表示領域133に表示されている期間が変更される。期間表示領域133は、デフォルトでは、当日を含む期間を表示する。図示例は期間選択釦131で選択された期間が「日」であるから、期間表示領域133に表示される日のデフォルトは当日になっている。期間選択釦131で選択された期間が「月」であれば、変更釦132は月単位で期間表示領域133の表示内容を変化させる。なお、タッチパネルを用いているから釦に対して実際に行う操作は、釦を示すシンボルの位置に指などを触れるだけであるが、押釦との類比により「釦」に対応する部位に指を触れる操作を「押下」という。
電力の推移はグラフ表示領域134に表示される。図示例では、期間選択釦131により「日」が選択され、期間表示領域133に当日が示されているから、グラフ表示領域134に、当日の1時間毎の電力使用量が棒グラフで表される。また、グラフ表示領域134には、比較のために前日の1時間ずつの電力使用量が折れ線グラフで表されている。図示例では、比較選択釦135が設けられ、比較する日が「一日前」と「一週間前」とのいずれかから選択可能になっている。すなわち、前日と前週の同曜日とのいずれかについて電力使用量の推移を比較することが可能になっている。
ところで、表示装置13の表示内容は階層化されており、図2に示す表示画面の左上部に、「トップ>グラフ 電力使用量>回路別電力使用量>グラフ 回路別電力使用量」と表しているように、図2に示す画面はトップ画面から4階層下の下位階層になっている。電気負荷3(あるいは分岐回路Lb)は、トップ画面から3階層下の「回路別電力使用量」を選択する際に選択される。したがって、「グラフ 回路別電力使用量」のグラフ表示領域134には、上位階層である「回路別電力使用量」で選択された電気負荷3について電力使用量の推移を表すグラフが示されることになる。
「回路別電力使用量」の画面で選択された電気負荷3は、表示画面の左下部に設けた負荷表示領域136に表示される。つまり、上述の例のように、電気負荷3が「子供部屋」の「エアコン」であれば、負荷表示領域136には、「子供部屋 エアコン」と表示される。また、負荷表示領域136の右隣には、選択されている電気負荷3で当日に使用した電力使用量の積算値(単位期間の開始時点からの積算値)と当該積算値の対価に相当する電気料金の目安とを表示する積算値表示領域137が設けられる。したがって、積算値表示領域137には、「**kWh ***円」のように表示される。
なお、表示装置13の画面に表示される内容の階層を変更するには、表示画面の左上部に示された階層関係を表す文字を選択するか、表示画面の左下部に示された「戻る」釦138を押下する。「戻る」釦138の押下によって、1階層上の画面が表示されることになる。
上述したように、電気負荷3は、動作モードの選択が可能な場合があり、動作モードが変更されると電力使用量にも変化が生じるから、グラフ表示領域134には電力使用量を示すだけではなく、動作モードの変更時点を示すマーク139も表示することが好ましい。ただし、電力使用量は1時間を単位として示されているから、マーク139も1時間を単位として付与される。
設定した動作モードの内容や動作モードの変更時刻を具体的に知る必要がある場合、マーク139が押下されたときに、当該マーク139に対応した動作モードおよび変更時刻を表示させるようにすればよい。
ところで、図2に示すグラフによって、指定された電気負荷3に関して電力使用量の推移を知ることは可能であるが、電気負荷3の動作状態を知ることはできない。電気負荷3の動作状態は別画面で示される。すなわち、図2に示す画面の右下部に設けられた「機器動作履歴」釦140を押下すると、図2に示した画面上に重ねて図3に示す動作履歴画面が表示される。動作履歴画面は、前画面で選択されていた電気負荷3に関して、動作状態を変更した時刻と当該時刻における動作状態との一覧表が履歴表示領域141に表示される。履歴表示領域141の右側にはスクロール釦142が設けられ、動作状態の変更履歴が履歴表示領域141の範囲内に収まらない場合に、スクロール釦142を操作することにより、履歴表示領域141のスクロールを行うことが可能になっている。
動作履歴画面には閉じる釦143が設けられ、閉じる釦143の押下により動作履歴画面が閉じられ、図2に示す画面に復帰する。図示例の動作履歴画面には、「戻る」釦144が示されているが、図2に示す画面から図3に示す画面に移行した場合には、「戻る」釦144は表示されない。「戻る」釦144については後述する。
上述したように、単位期間における電力使用量の推移をグラフで表した画面に設けられている「機器動作履歴」釦140を押下することにより、電気負荷3の動作履歴が示されるから、利用者は電力使用量の変化に対応した電気負荷3の動作状態を確認することができる。たとえば、図2に示す画面に示されたグラフを利用者が見ることによって、利用者は電力使用量が増加している時間帯を確認できるから、「機器動作履歴」釦140を押下して動作履歴を表示装置13に表示させると、該当する時間帯の動作状態を見ることができる。すなわち、該当する時間帯の動作状態を見れば電力使用量が増加した理由を知ることができる。
以上説明したように、1日、1週間、1ヶ月、1年などの単位期間における電力使用量の推移がグラフで表されることにより、利用者は電力使用量が増加している期間を直観的に知ることができる。また、利用者が電力使用量の増加の原因を知りたい場合は、表示装置13に動作履歴を表示させれば、電力使用量の増加の原因を知ることが可能である。そのため、省エネルギーに関心がある利用者にとっては、次に電気負荷3を動作させる際に電気負荷3の動作状態を調節するための目安が得られる。電力使用量の推移を表すグラフには、過去の電力使用量の推移が比較対象として示されるから、利用者は、電力使用量について過去に対する増減を比較することにより、無駄の発生あるいは節約の結果を知ることができる。
上述の例では、「グラフ 回路別電力使用量」の階層における表示例を説明したが、上位階層である「グラフ 電力使用量」においても同様の表示がなされる。ただし、この階層では個別の分岐回路Lbごとの電力使用量の推移ではなく、建物全体あるいは分電盤単位での電力使用量の推移がグラフで示される。また、「グラフ 電力使用量」の画面には、「グラフ 回路別電力使用量」の画面に示された「機器動作履歴」釦140に代えて「機器利用内訳」釦が設けられる。この点を除けば、基本的な表示内容は図2に示した表示例とほぼ同様である。
「機器利用内訳」釦を押下した場合は、図4に示す画面が表示装置13の画面にポップアップして表示される。図4に示す画面は、電力使用量が上位である複数台の電気負荷3(あるいは分岐回路Lb)が一覧表示領域151に表示される。図示例では、電力使用量が上位である3台の電気負荷3が一覧できるように表の形式で表示されている。言い換えると、一覧表示領域151は、電力使用量のランキングが表示される。
電気負荷3は、部屋(ないし場所)の名称と電気負荷3の名称との組合せによって特定され、各電気負荷3の電力使用量(積算値)が各電気負荷3に関係付けて示されている。さらに、各電気負荷3には、それぞれ「動作履歴」釦152〜154が対応付けられる。また、図4に示す画面には、特定の期間を指定するために、2個の変更釦155および選択された期間を表示する期間表示領域156とが設けられる。変更釦155は、期間表示領域156に示される期間を、前後の期間に変更するために設けられている。
一覧表示領域151には、期間表示領域156に表示されている期間におけるランキングが示される。すなわち、期間表示領域156に表示される期間に応じて、一覧表示領域151に表示される電気負荷3の種類は変化する。また、一覧表示領域151に示される電力使用量は、期間表示領域156に示されている期間に対応する。
上述したように、建物あるいは分電盤を単位として電力使用量の推移が利用者に提示されるから、利用者は電力使用量の増減に関心があれば、「機器利用内訳」釦を押下して図4に示す画面を表示装置13の画面に表示させることになる。図4に示す画面には、電力使用量の多いほうから複数台の電気負荷3が提示され、これらは動作状態を変更したときに、電力使用量を削減する効果が高い電気負荷3であると言える。つまり、利用者は、一覧表示領域151に表示されたランキングを参照すれば、電力使用量を低減させるためにどの電気負荷3の動作を変更すればよいかが容易にわかることになる。
ここに、図4に示す画面において、「動作履歴」釦152〜154を押下した場合は、押下された「動作履歴」釦152〜154に対応する電気負荷3の動作履歴画面が表示される。すなわち、図3に示す動作履歴画面へは、図4に示す画面から「動作履歴」釦152〜154を押下することによっても移行させることができる。
以上説明したように、本実施形態では、電力使用量の実績と電気負荷3の動作状態とが関連付けられて可視化されるから、利用者は、電力使用量の推移に応じて電気負荷3の動作状態を確認することが可能になっている。そのため、利用者に省エネルギーへの関心があれば、利用者は電力消費量を低減させる行動が促されることになる。また、利用者にとって電力使用量を低減させるにはどの電気負荷3をどのように動作させるべきかを考えるための情報が得られるから、このような利用者を省エネ行動に誘導し、また利用者に省エネルギーに対する継続的な関心を持たせることが可能になる。しかも、電力消費量の大きい電気負荷3が利用者に示されることにより、利用者は、電力消費量を低減させる効果の大きい電気負荷3を選択しやすくなり、結果的に、省エネ行動に誘導されやすくなる。
(実施形態2)
実施形態1では、エネルギー管理装置1を構成する計測装置11と評価装置12との間で通信を行うとともに、電気負荷3と評価装置12との間で通信を行う構成を例示した。本実施形態は、エネルギー管理装置1との間で通信するネットワークサーバを設け、以下に説明する各種のサービスを提供可能にする構成を例示する。
実施形態1では、エネルギー管理装置1を構成する計測装置11と評価装置12との間で通信を行うとともに、電気負荷3と評価装置12との間で通信を行う構成を例示した。本実施形態は、エネルギー管理装置1との間で通信するネットワークサーバを設け、以下に説明する各種のサービスを提供可能にする構成を例示する。
すなわち、図5に示すように、エネルギー管理装置1は、通信網NT1を介してサーバ4と通信するために、通信用インターフェイス部14を備える。エネルギー管理装置1がサーバ4と通信する機能を備えることにより、サーバ4からエネルギー管理装置1に対して以下のようなサービスの提供が可能になる。
たとえば、電気負荷3がエアコンであって冷房を行う場合には、晴天であれば曇天や雨天の場合よりも電気負荷3の電力使用量が増加すると考えられる。また、電気負荷3が照明器具である場合、晴天であれば曇天や雨天の場合よりも電気負荷3の電力使用量が減少すると考えられる。この例のように、電気負荷3の種類によっては、天候と電力使用量との間に相関関係が認められる場合がある。
したがって、エネルギー管理装置1は、天候に関する情報を提供するサーバ4との間で通信可能であることが好ましい。エネルギー管理装置1は、動作状態のデータと電力使用量のデータとを記憶部122に記憶させる際に、サーバ4から天候に関する情報を取得し、動作状態および電力使用量とともに記憶部122に記憶させるのである。エネルギー管理装置1がサーバ4から取得する天候の情報は、電気負荷3の動作状態を記憶部122に記憶させる際の天候の情報であって、主として晴雨の情報になる。なお、天候の情報として気温の情報を付加することも可能である。
記憶部122に天候に関する情報を記憶させている場合、表示装置13には、図6に示すように、建物あるいは分電盤を単位とした電力使用量(たとえば、1分ごと)の推移に天候の変化が併せて表示される。すなわち、時間経過に伴う電力使用量および天候の変化が表示装置13の画面上に並べて表示される。図6において、特性(1)は建物あるいは分電盤を単位とする電力使用量の推移を示し、特性(2)は外気温の推移を示している。晴雨の別は画面下部のマーク161で示している。また、特性(3)は、参考となるモデルの電力使用量の推移であって、たとえば、同規模の建物の電力使用量の推移の平均値、あるいは電力使用量の目標を達成するための理想値などを採用する。特性(3)は、季節によって変化し、また当日の天気予報(最低気温と最高気温、晴雨の別、日出時刻と日入時刻など)の情報によっても変化する。
天候の情報は、30分あるいは1時間程度の短い時間間隔で得られるほうが好ましいが、たとえば3時間あるいは6時間の間隔でもよい。気温に関しては、外気温を検出する温度センサを別に設け、温度センサで計測された外気温をエネルギー管理装置1で取得する構成を採用してもよい。
上述したように、電力使用量と天候との推移が並べて表示されることにより、利用者は、電気負荷3の動作状態を、電力使用量だけではなく天候にも関連付けて確認することができる。すなわち、利用者は、電力使用量を低減させるために電気負荷3の動作を変更する際に、電力使用量だけを用いる場合よりも多くの情報を参考にして意思決定を行うことが可能になる。その結果、電気負荷3を使用することによる快適性の維持と電気負荷3で消費される電力使用量の低減との両立を実現しやすくなる。
なお、エネルギー管理装置1がサーバ4と通信する機能を利用し、サーバ4に電気負荷3の管理を行わせる機能を付加しておいてもよい。たとえば、エネルギー管理装置1から電気負荷3の種類、製品名、使用開始年月などをサーバ4に登録しておけば、サーバ4では、電気負荷3の消耗品の交換時期や電気負荷3の買替時期などの通知を行うことが可能になる。電気負荷3の消耗品は、電気負荷3がエアコンであれば、脱臭フィルタや空気清浄フィルタなどであり、照明器具であればランプなどを含む。また、同様にして、電気負荷3と併せて利用するオプションをサーバ3からエネルギー管理装置1に通知することも可能になる。
消耗品の交換時期は、単純には、使用開始年月からの経過月数で判断することが可能であるが、電力使用量の変化の履歴も併せて用いることにより、より的確に判断することが可能になる。電気負荷3の買替時期についても、消耗品の交換時期と同様に、使用開始年月からの経過月数や電力使用量の変化の履歴により判断される。また、電気負荷3の買替時期については、使用開始年月や電力使用量の変化の履歴に加えて、使用中の電気負荷3よりも電力使用量が少ない新製品の発売時期も併せて用いると、利用者に新製品の導入による省エネ行動を促すことも期待できる。さらに、利用者が、消耗品、オプション、新製品などの通知を、交換時期や買替時期ではない適宜のタイミング(たとえば、半年毎、1年毎など)で希望する場合には、通知のタイミングをあらかじめ設定しておくことも可能である。
図7は消耗品(オプション)を通知する画面の例である。この画面には、消耗品(オプション)が適用される電気負荷3の種類および製品名を表示する製品表示領域162と、該当する消耗品(オプション)を表示する消耗品表示領域163とが設けられる。また、この画面において、「設定」釦164を押下すれば通知のタイミングや通知の内容を設定する画面に移行する。また、「メッセージ消去」釦165を押下すれば、図7に示す画面を終了して元の画面に復帰する。また、通知された消耗品(オプション)の購入を容易にするために、購入サイトにリンクしている「購入」釦166も設けられている。
図8は電気負荷3の製品を紹介する画面の例であり、図7に示した画面と同様に、「設定」釦164、「メッセージ消去」釦165、「購入」釦166が設けられている。この画面には、推奨する電気負荷3の製品が説明付きで提示される製品表示領域167と、該当する製品を推奨する理由を示す理由表示領域168とが設けられる。理由表示領域168には、使用中の製品に対する利点(電気料金の低減幅、節水量など)が示される。
上述したように、電気負荷3の消耗品(オプション)の交換時期や電気負荷3の買替時期を利用者に通知することにより、これらの導入を利用者に促すことが可能になり、結果的に建物での電力使用量の低減につながることになる。言い換えると、消耗品を交換することや電力使用量が低減される製品に交換することは、省エネ行動の一種と言うことができる。他の構成および動作は実施形態1と同様であるから説明を省略する。
(実施形態3)
本実施形態で説明するエネルギー管理装置1は、どのような省エネ行動を行うと、電力使用量がどれだけ低減されるかをシミュレーションによって予測した結果を表示装置13の画面に表示させる機能を備える。シミュレーションは予測演算部124で行うことが可能であり、この場合、エネルギー管理装置1がシミュレーションを行う。一方、エネルギー管理装置1がサーバ4(図5参照)と通信可能である場合にはサーバ4がシミュレーションを行うようにしてもよい。
本実施形態で説明するエネルギー管理装置1は、どのような省エネ行動を行うと、電力使用量がどれだけ低減されるかをシミュレーションによって予測した結果を表示装置13の画面に表示させる機能を備える。シミュレーションは予測演算部124で行うことが可能であり、この場合、エネルギー管理装置1がシミュレーションを行う。一方、エネルギー管理装置1がサーバ4(図5参照)と通信可能である場合にはサーバ4がシミュレーションを行うようにしてもよい。
シミュレーションは、電気負荷3の種類ごとに、単位期間における動作状態ごとの電力使用量を推算し、実績から得られた建物あるいは分電盤を単位とした電力使用量を100%としたときの推算結果の削減率を求める。たとえば、建物全体での1ヶ月の電力使用量が400kWhである場合に、電気負荷3が冷蔵庫であって、冷蔵を「弱」に設定することにより1ヶ月の電力使用量が、現状の150kWhから142kWhに低減されると推算されたとする。この場合、8kWhの減少であるから、400kWhに対して削減率は2%になる。
図9は、電気負荷3の種類として、エアコン、冷蔵庫、照明器具、テレビジョン受像機の4種類を例示している。電気負荷3ごとにシミュレーションを行った結果は、表示装置13の画面に設けられた個別表示領域171に表示される。また、画面の左端部には、建物(あるいは分電盤)全体の電力使用量を表示する全体表示領域172が設けられる。
個別表示領域171は、電気負荷3ごとに、操作部として上下に移動可能なスライダ173が設けられ、スライダ173を移動させることにより電力使用量の削減率を変化させることが可能になっている。スライダ173の位置が上であるほど、電力使用量の削減率が大きいことを表す。また、スライダ173の上方には、スライダ173で選択した電力使用量の削減率を数値で表示する削減率表示領域174が設けられ、削減率表示領域174の上方には該当する削減率が選択された場合の電気負荷3の動作状態を表示する動作表示領域175が設けられる。
電気負荷3がエアコンであって冷房運転を行う場合を想定すれば、スライダ173を上に移動させることは、電力使用量の削減率が増加する一方で、設定温度が高くなることを意味する。したがって、スライダ173を上に移動させると削減率表示領域174に表示される数値が増加し、動作表示領域175に表示される設定温度が上昇することになる。たとえば、現状の設定温度が25℃であるとすれば、スライダ173を上に移動させて電力使用量の削減率を増加させるのに伴って設定温度が25℃よりも高い温度に変化する。図示例では、電力使用量の削減率を8%に設定した場合であって、設定温度が28℃になった状態を示している。
同様にして、図9では、冷蔵庫での削減率を2%にするには「弱」に設定し、照明器具での削減率を3%にするには2灯消灯し、テレビジョン受像機での削減率を2%にするには1日に2.5時間だけ視聴することが必要であることを示している。さらに、図9に示す例では、建物全体での電力使用量の削減率を設定するために、全体表示領域172にもスライダ176および削減率表示領域177が設けられている。全体表示領域172のスライダ176は、個別表示領域171のスライダ173と連動しており、個別表示領域171のスライダ173で設定した削減率の合計が、全体表示領域172のスライダ176で設定される削減率に一致する。すなわち、スライダ173を移動させるとスライダ176が連動して移動する。
また、スライダ176を移動させることによって、個別表示領域171の4個のスライダ173が所定の比率で連動して移動するようにしてもよい。なお、スライダ173とスライダ176とは相互に連動してもよいが、少なくとも、スライダ176がスライダ173に連動するか、スライダ173がスライダ176に連動すればよい。個別表示領域171のスライダ173の比率はあらかじめ適宜に設定される。この動作を採用すれば、スライダ176で建物(あるいは分電盤)全体の削減率を目標値として定め、その後、スライダ173で個々の電気負荷3での削減率を微調整することが可能である。
全体表示領域172の上部には、料金表示領域178が設けられる。料金表示領域178には、単位期間の実績に基づく現状の電気料金と、スライダ173,176で設定した削減量が得られるように電気負荷3の動作状態を変更した場合の電気料金の推算値とが並べて表示される。ここに、電気料金の計算の単位期間は、通常は1ヶ月あるいは1年であるが、1日を単位期間としてもよい。また、電気料金を計算する単位期間を1ヶ月とする場合、現状の電気料金は、前月の電気料金、1年前の同月の電気料金、年間の電気料金の平均値などから選択して用いられる。
上述した動作例では、建物あるいは分電盤を単位とした電力使用量の削減率を利用者が定めているが、電気負荷3に関する知識がない利用者には、削減率を設定することが困難な場合も考えられる。そこで、図10に示すように、あらかじめ標準となる複数種類のプランを用意しておき、利用者にプランを選択させるようにしてもよい。図示例は、「バランスプラン」「いますぐプラン」「マイプラン」の3種類のプランが選択可能になるように3個の選択釦181〜183を備える。各プランは、電気負荷3ごとの動作状態の組み合わせを内容としている。「バランスプラン」「いますぐプラン」はあらかじめ定められた組合せであるが、「マイプラン」は利用者が自由に設定するために設けられている。
図示例では「バランスプラン」が選択されており、電気負荷3の動作状態は、エアコンの設定温度が28℃であり、テレビジョン受像機の視聴時間が1日2.5時間であり、冷蔵庫の冷蔵設定が「弱」であり、照明器具は3灯の消灯という組合せになっている。
図10に示す例では、建物(あるいは分電盤)全体での電力使用量の削減率は設定可能であるが、個々の電気負荷3の削減率は表示のみであって、設定は行えないようにしてある。個々のプランには、建物(あるいは分電盤)全体での電力使用量の削減率についてデフォルト値が定められていることが望ましい。たとえば、「バランスプラン」には、電力使用量の削減率のデフォルト値として15%が設定される。ただし、建物(あるいは分電盤)全体での電力使用量の削減率は調節可能であり、この値を調節すると、電気負荷3の間での削減率の比率を変えずに、全体としての削減率が調節されることになる。
エネルギー管理装置1は、電気負荷3との間で無線通信が可能であるインターフェイス部121を備えるから、表示装置13に表示された動作状態を電気負荷3で実施する場合に、エネルギー管理装置1から電気負荷3に指示してもよい。この場合、エネルギー管理装置1は電気負荷3の動作状態を指示するコントローラとしても機能することになる。
本実施形態の構成を採用すれば、利用者は、電力使用量の削減率あるいは電気料金を考慮して電気負荷3の動作状態を調節するように動機付けられるから、電力使用量を削減するための省エネ行動が誘発されやすくなる。他の構成および動作は実施形態1、あるいは実施形態2と同様である。
1 エネルギー管理装置
13 表示装置
112 取得部
123 演算部
161 (晴雨の別を表す)マーク
13 表示装置
112 取得部
123 演算部
161 (晴雨の別を表す)マーク
Claims (4)
- エネルギー使用量を取得する取得部と、
前記エネルギー使用量を表示装置に表示させる演算部とを備え、
前記演算部は、前記エネルギー使用量の推移と、所定時間間隔ごとの天候の情報とを前記表示装置の同じ画面上に表示させる
ことを特徴とするエネルギー管理装置。 - 前記演算部は、外気温の推移を前記表示装置の前記画面上に表示させる
ことを特徴とする請求項1記載のエネルギー管理装置。 - 前記演算部は、前記エネルギー使用量の目標を達成するための理想値の推移を前記表示装置の前記画面上に表示させる
ことを特徴とする請求項1又は2記載のエネルギー管理装置。 - コンピュータを請求項1〜3のいずれか1項に記載のエネルギー管理装置として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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A521 | Written amendment |
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